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ドラッグ オン ドラグーン3 討鬼伝

せつなす

佐々木「神様への小さな挑戦さ」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/24(水) 17:09:48.20 ID:IQHt5EzB0


何かがおかしい気がする。

早朝ハイキングと言っても過言ではない坂道を登っている途中、俺はそんな違和感を覚えていた。
それと何か大事なことが抜けているような……そんな奇妙な感覚。何だろうかこれは。

「キョンくーん、起っきろー!」と楽しそうに騒ぎながら俺の布団に乗って飛び跳ねる妹に、もう五年になるんだからもう少し大人になれないのかと思いつつ、ハンガーにかかった新しい制服に袖を通し、なんとなくいつもより念入りに鏡をチェックして外に出る。
そしてこのクソ長い坂を歩いている自分になんだか既見感を覚えていた。もちろんこの道を歩くのだって初めてなはずだ。

まぁ人生の中ではよくあることだ。あれ? この光景どこかで……なんて事はな。
今回もそれに過ぎないだろう。変な夢でも見たのかもしれん。

目的地に着くと俺はもうそんな違和感のことも忘れていた。
県立北高校、今日から俺がお世話になるであろう高校だ。結構年期の入ってそうな校舎が桜の花と一緒に俺を迎え入れてくれた。


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さやか「まどか記念日」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/04(木) 00:42:39.74 ID:xg/pFMBN0

さやか「とうとうこの日が来た!」

さやか「一年で一度の現世での休日だー」


さやか「と言う事で現在地はほむらの家だね」

ほむら「ハッピバースデー トゥー ユー…」

さやか「…」

ほむら「ハッピバースデー ディア まどかー…」

ほむら「ハッピバースデー トゥ ユー」


千歳「あかりちゃん、またデートせぇへん?」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/09(日) 00:18:54.86 ID:L8bMww1jO

漬物は甘え


池田千歳「あせびの香る雪の春~卒業を迎えて~」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/21(日) 23:24:52.32 ID:h5OqAkz60

1/10
1月2日 曇り時々雪 神社境内


大晦日の晩から降り続ける雪は、境内の中にもうっすら積もっていた。
サク、サク、サク、サク。
足袋に包まれた2組の足が、しずしずと調子をあわせて歩みを進めていた。

「昨日は昼間も降っとったんよね。ええなぁ、ロマンティックな初詣」

片方は、藤色に金糸、たなびく雲、赤白黄色と色さまざまな花をちりばめた、
だがけばけばしさの無い振袖姿。

「そんないいものでもないわよ、もっと厳かな雰囲気がよかったんだけど」

もう片方は、黒地に薄桃色の川の流れ、赤にピンクの椿が舞い散る
落ち着き払った振袖姿。

いささか残念そうな息を漏らす綾乃の隣で、千歳はあいかわらずの穏やかな笑みを咲かせていた。


千歳「いつもありがとな」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/12(水) 12:59:49.69 ID:oNhZp5CG0

千歳「ほな、行って来ます」

千鶴「行ってらっしゃい、姉さん」

千歳「千鶴も一緒にこればええのに」

千鶴「ううん、姉さんは杉浦さんと楽しんできて」

千歳「綾乃ちゃんも千鶴と会いたがってたよ?」

千鶴「いい、ほら、早く行って。杉浦さん待たせるよ」

千歳「あ、うん……」


オカリン「今夜、星を見に行こう!」まゆしぃ「え?」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/11(月) 18:55:31.67 ID:LQ2u88KC0


     ―――2011年 8月13日 PM 15:23―――


オカリン「……あ、そうだ」

まゆしぃ「……んー?」


いつもどおりの、ある日の事。
君は突然立ち上がり言った。


オカリン「今夜、星を見に行こう!」

まゆしぃ「え?」


『Steins;Gate―シュタインズ・ゲート― 悲愴秘密のストーリー』


ほむら「その……ま、まどか、あなたが好き……大好きなの……」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/01(日) 20:02:56.29 ID:qBP7KCWX0

まどか「え!?」

ほむら(言っちゃった、断られるだけってわかってるのに)プルプル

ほむら(でも、これ以上気持ちを隠し続けるのは嫌だったから……これで……)

まどか「え、えっと……あ!もしかしてエイプリルフールの冗談?」

ほむら「え……」

まどか「も、もう!びっくりしちゃったよほむらちゃん」

ほむら「で、でしょ?じょ、冗談って言っても結構勇気がいるわね」

まどか「そ、そろそろ帰ろ?」

ほむら「えぇ、そうね」

ほむら(冗談ってことにしてくれたのかな……そうだよね、女の子どうしだし……)

まどか(や、やっぱり冗談だったんだ……」

まどか「よかったぁ、OKなんて言ってたらきっと冗談のつもりだったほむらちゃんが困っちゃうもん)


杏子「さやかが消滅してもうひと月か…」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 17:21:30.34 ID:CXuVAYqr0

杏子「早いもんだな」

マミ「そうね…未だに、魔獣との戦いの時になるとどこからか美樹さんが現れるんじゃないかって思うことがあるわ」

ほむら「……」

杏子「こうして、形だけの墓は作ってやったけど…虚しいもんだな」

マミ「美樹さん…どうかゆっくり休んでね……」シュボッ

杏子「………」

マミ「………」

杏子「さ、お参りも終わったし、帰ろっか」

マミ「ええ、そうしましょう」


夏奈「千秋? 春香?」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/06(土) 02:33:38.37 ID:nMsQ9q3d0

夏奈「私もう寝るよ」

千秋「私もそろそろ」

春香「そうね、私も」 
夏奈「んじゃ」スタスタ

春香「歯磨きしたの?」

夏奈「あー、今日はパス」

春香「もう歯磨き粉つけちゃった」

夏奈「えー」

夏奈「(ったく、相変わらず孔明だな)」 

春香「はいっ」

夏奈「もーめんどくさー」

春香「千秋はした?」

千秋「はい」

春香「いつ?」

千秋「5時間程前に」

春香「そう、じゃあ千秋もおいで」