槍兵「竜騎士になりたいんです」 役所「無理です」
1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]:2012/09/16(日) 01:43:04.10 ID:I3+cbe760-
槍兵「・・・・・・え?」
役所「申請期限が過ぎています」
槍兵「し、申請期限? そんなの・・・・・・あ、ありましたっけ?」
役所「竜騎士をご希望とのことでしたので、ご存じかとは思いますが・・・・・・」
槍兵「は、はい・・・・・・あ、いえ」
役所「竜騎士となるには、竜の加護を得るために特定の場所に行き、対象となる竜と契約しなければなりません」
槍兵「それは知ってます。 使役する竜もそこで手に入れることも・・・・・・」
役所「さようでございますか」
役所「しかし、近年では竜の個体数が減少傾向にあり、竜騎士への転向希望者をこちらで厳選させていただいているのです」
槍兵「え、ええ?」
役所「竜は元々、番いを作りにくく、繁殖は数十年に一度、または、数百年に一度など珍しくありません。 ですので、竜騎士となれるものは、その希少性に値 するだけの実力者であること、そして、竜の個体数が契約出来るだけ増えた場合に限り、竜騎士への転向を許されるのです」
槍兵「は、初耳なんですけど・・・・・・いつ決まったんですか?」
役所「今月の王国会議で可決されました。 議題自体は二年前より出ていました」
槍兵「それも初めて知ったな・・・・・・」
役所「さようでございますか」
役所「城下の中央広場に設置されている掲示板に、告知として明記してあったはずですが・・・・・・」
槍兵「えっと、その、次の竜騎士転向期間っていうのは・・・・・・」
役所「決まっておりません。 コレばかりは、竜の個体数に依存するので」
槍兵「で、ですよね・・・・・・」
元スレ:ttp://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1347/13477/1347727383.html
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