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紅莉栖
紅莉栖「何度タイムリープしたって岡部を寝取られる……」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/08(土) 14:38:33.64 ID:mhg79avU0
前編 『変態少女のメランコリィ』
8月13日 夕方
タイムリープマシン完成祝の宴会のための買い出しから帰った私は、ラボの開発室にいた。
椅子に座り眺める──世界を揺るがすかもしれない、このタイムリープマシンを。
しかし宴会まで時間が空いたのと、連日の徹夜続きもありついウトウトしてしまい──。
紅莉栖「んん……ん……」
紅莉栖「おか……べぇ……あんた……」
紅莉栖「……急に仲間がどうとか……支離滅裂……むにゃ」
紅莉栖「……ふへへ、おかべぇ……」
紅莉栖「ふぇ……」
紅莉栖「あ、あれ、私……」
紅莉栖(寝てたのかな。やだ、私ったら……こんなところでだらしない……)
8月13日 夕方
タイムリープマシン完成祝の宴会のための買い出しから帰った私は、ラボの開発室にいた。
椅子に座り眺める──世界を揺るがすかもしれない、このタイムリープマシンを。
しかし宴会まで時間が空いたのと、連日の徹夜続きもありついウトウトしてしまい──。
紅莉栖「んん……ん……」
紅莉栖「おか……べぇ……あんた……」
紅莉栖「……急に仲間がどうとか……支離滅裂……むにゃ」
紅莉栖「……ふへへ、おかべぇ……」
紅莉栖「ふぇ……」
紅莉栖「あ、あれ、私……」
紅莉栖(寝てたのかな。やだ、私ったら……こんなところでだらしない……)
るか「岡部さんからまゆりちゃんを寝どる」
岡部「ねぇねぇまゆしぃ」 まゆり「どうしてこうなった」
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/05(土) 19:56:54.80 ID:JJGWJymA0
岡部「トゥットゥルー♪ オカリンです♪」
まゆり「クリスティィイイインッナ!! 一体何なのだこれは!!」
紅莉栖「し、知らないわよ! まだ試作段階だったのに勝手に使う方が悪い!」
まゆり「馬鹿を言うな! そもそも中身が入れ替わるガジェットなど何故作ろうとした!」
紅莉栖「岡部が作れって言ったんだろうが!」
まゆり「なんだって!?(この世界線の俺は何をしていたのだ……!)」
岡部「紅莉栖ちゃん、勝手に使ったりしてごめんね?」
紅莉栖「うっ……岡部の声でまゆりのトーンはきついわね……」
まゆり「クリスティィイイインッナ!! 一体何なのだこれは!!」
紅莉栖「し、知らないわよ! まだ試作段階だったのに勝手に使う方が悪い!」
まゆり「馬鹿を言うな! そもそも中身が入れ替わるガジェットなど何故作ろうとした!」
紅莉栖「岡部が作れって言ったんだろうが!」
まゆり「なんだって!?(この世界線の俺は何をしていたのだ……!)」
岡部「紅莉栖ちゃん、勝手に使ったりしてごめんね?」
紅莉栖「うっ……岡部の声でまゆりのトーンはきついわね……」
岡部「助手が化けて出てきた」紅莉栖「助手じゃないと言っとろーが」
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/05(日) 13:21:30.40 ID:EHfLxawd0
──てやる。
岡部「ん?」
──呪ってやる。
岡部「うわああっ!?」
誰も居ないはずのラボから声が。
まさか幽霊!?
岡部「こ、ここは……」
岡部「びっくりするほどユートピア! びっくりするほどユートピアァ!!」
ツルッ ドテン
岡部「ぬわ! 滑った!」
──「ぶふっ! バカじゃないの?」
岡部「へ……?」
岡部「く、紅莉栖!? 生きてたのか!」
紅莉栖「いや、死んでますが」
岡部「なんだとぅ!?」
紅莉栖「あなたを探していました」
岡部「ん?」
──呪ってやる。
岡部「うわああっ!?」
誰も居ないはずのラボから声が。
まさか幽霊!?
岡部「こ、ここは……」
岡部「びっくりするほどユートピア! びっくりするほどユートピアァ!!」
ツルッ ドテン
岡部「ぬわ! 滑った!」
──「ぶふっ! バカじゃないの?」
岡部「へ……?」
岡部「く、紅莉栖!? 生きてたのか!」
紅莉栖「いや、死んでますが」
岡部「なんだとぅ!?」
紅莉栖「あなたを探していました」
岡部「紅莉栖を全力で口説けば何日で攻略できるか」
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/15(水) 23:18:17.09 ID:wZ5qXC5p0
岡部「おい助手」
紅莉栖「助手じゃないって言っとろーが。なに?」
岡部「少し、こっちに来てくれ」
紅莉栖「はあ? いまはガジェットの制作に忙しいの。後にして」
岡部「頼む……紅莉栖」
紅莉栖「!? し、仕方ないわね……」トテトテ
紅莉栖「そ、それで? 何の用なの?」
ぎゅ
紅莉栖「へ……?」
岡部「好きだ」
紅莉栖「お、おまっ! な、なにをして……ふぇ? いま、なんて……」
岡部「もう一度言う。俺は、お前が好きだ。お前はどうだ?」
紅莉栖「~!! わ、わたしも……わたしも、岡部の事が大好き!」
岡部(……まさか、30秒程度で攻略できるとは)
紅莉栖「助手じゃないって言っとろーが。なに?」
岡部「少し、こっちに来てくれ」
紅莉栖「はあ? いまはガジェットの制作に忙しいの。後にして」
岡部「頼む……紅莉栖」
紅莉栖「!? し、仕方ないわね……」トテトテ
紅莉栖「そ、それで? 何の用なの?」
ぎゅ
紅莉栖「へ……?」
岡部「好きだ」
紅莉栖「お、おまっ! な、なにをして……ふぇ? いま、なんて……」
岡部「もう一度言う。俺は、お前が好きだ。お前はどうだ?」
紅莉栖「~!! わ、わたしも……わたしも、岡部の事が大好き!」
岡部(……まさか、30秒程度で攻略できるとは)
岡部「綯……綯……」シコシコシコシコ
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/25(土) 10:06:01.44 ID:brHQuE280
岡部「……うっ」ドビュ
岡部「……ふぅ」
岡部「………」
岡部「いかんな……」
岡部(最近、性欲が止まらなくなっている……)
岡部(紅莉ニー、まゆニーは普段からしてたが、留未ニー、萌ニー、鈴ニーときて、遂に綯ニーまでしてしまうとは)
岡部「……」ムクムク
岡部「もう、回復したか」
岡部「……ふぅ」
岡部「………」
岡部「いかんな……」
岡部(最近、性欲が止まらなくなっている……)
岡部(紅莉ニー、まゆニーは普段からしてたが、留未ニー、萌ニー、鈴ニーときて、遂に綯ニーまでしてしまうとは)
岡部「……」ムクムク
岡部「もう、回復したか」
岡部「何度タイムリープしても紅莉栖たちに逆レイプされる……」
紅莉栖(91)「助手ってゆーな」
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/06(日) 18:34:11.48 ID:2UVZ2E+p0
岡部「…なあ、ばあさんや」
紅莉栖「何ですか、あなた」
岡部「飯はまだか?」
紅莉栖「さっき食べたでしょ」
岡部「そうか」
紅莉栖「はい」
岡部「話し変わるが昼飯は何だ」
紅莉栖「話変わってねーよ」
――2079 10/7 13:02――
紅莉栖「何ですか、あなた」
岡部「飯はまだか?」
紅莉栖「さっき食べたでしょ」
岡部「そうか」
紅莉栖「はい」
岡部「話し変わるが昼飯は何だ」
紅莉栖「話変わってねーよ」
――2079 10/7 13:02――
「岡部倫太郎の消失」
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/25(水) 01:37:52.49 ID:g7RGzUbr0
8月17日 朝 秋葉原駅
「岡部、頑張って」
「……元気で」
その弱々しい岡部の声を聞いて、私は耐えきれずに泣き出しそうになってしまった。
それを必死に堪え、無理矢理に笑顔を作り岡部に見せたあと改札へと歩き出す。
岡部はその場から動かず、ただ見送るだけだった。
本当は、今すぐ駆け寄ってきて「行くな」と引き止めて欲しい。
抱きしめて「そばにいてくれ」と言って欲しい。
でもそれは許されないことだから。私たち二人が決めたこと。
まゆりを助けるために。岡部を救うために。
ありがとう、岡部。私は、もうあんたには会えない。
私は、消える。この世界線に、取り残される。
岡部との距離が少しずつ離れていく。そのとき、声が聞こえた。
「俺は……」
「牧瀬紅莉栖のことを。牧瀬紅莉栖の温もりを」
「絶対に、忘れない……!」
「岡部、頑張って」
「……元気で」
その弱々しい岡部の声を聞いて、私は耐えきれずに泣き出しそうになってしまった。
それを必死に堪え、無理矢理に笑顔を作り岡部に見せたあと改札へと歩き出す。
岡部はその場から動かず、ただ見送るだけだった。
本当は、今すぐ駆け寄ってきて「行くな」と引き止めて欲しい。
抱きしめて「そばにいてくれ」と言って欲しい。
でもそれは許されないことだから。私たち二人が決めたこと。
まゆりを助けるために。岡部を救うために。
ありがとう、岡部。私は、もうあんたには会えない。
私は、消える。この世界線に、取り残される。
岡部との距離が少しずつ離れていく。そのとき、声が聞こえた。
「俺は……」
「牧瀬紅莉栖のことを。牧瀬紅莉栖の温もりを」
「絶対に、忘れない……!」
紅莉栖「ちょっと岡部!返事くらいしろ!!」
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/30(日) 22:23:47.94 ID:ykDq28ga0
紅莉栖「人がこれだけ呼んでるのに無視とか何様?」
紅莉栖「おい、せめてこっち向け!」グイッ
岡部「」ドサッ
紅莉栖「死んでる……」
紅莉栖「おい、せめてこっち向け!」グイッ
岡部「」ドサッ
紅莉栖「死んでる……」
クリス「私とまゆりのどっちかが死ぬはずだった?」 岡部「そうだ」
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/30(月) 19:31:26.57 ID:cnWC87SD0
岡部「そうして俺は、最終的に自分自身を騙してお前を助けた」
クリス「信じられない……」
岡部「無理もない…………だが事実だ……」
クリス「……ちょ、ちょっと待って……整理させて……」
岡部「あぁ」
クリス「……つまり、岡部は過去にタイムリープマシンを完成させて、まゆりと私を助けたって……そういうこと?」
岡部「限りなく簡潔に言えばそういうことになる。」
クリス「うん…………。……で、そのアトラクターフィールド……?」
岡部「あぁ、世界線収束範囲だ。……その世界線で起きる事柄は、大小の差はあるが確実に起こる。」
クリス「……で、その世界線で起きる事は、未来から観測された事柄……」
紅莉栖「デレデレ助手化飲料……アシスタント・ペッパーよ!」
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 19:14:30.00 ID:+zQaLGWb0
岡部「気でもふれたか貴様」
紅莉栖「ふれてない! いたって正常!」
岡部「ガジェットの開発も放り出して……一体なんだそれは?」
紅莉栖「これを飲んでから最初に聞いた声……その主の命令に従うようになる薬よ」
紅莉栖「まるでどこかのかわいそ~な『助手』さんみたいに」
岡部「フハハ(笑)。心当たりがない」
紅莉栖「くっ! ようやくこの鬱憤を晴らすときが来たわ」
紅莉栖「こほんっ」
紅莉栖「ひざまずきなさいっ」キリッ
ガクンッ!!
岡部「」
紅莉栖「ふれてない! いたって正常!」
岡部「ガジェットの開発も放り出して……一体なんだそれは?」
紅莉栖「これを飲んでから最初に聞いた声……その主の命令に従うようになる薬よ」
紅莉栖「まるでどこかのかわいそ~な『助手』さんみたいに」
岡部「フハハ(笑)。心当たりがない」
紅莉栖「くっ! ようやくこの鬱憤を晴らすときが来たわ」
紅莉栖「こほんっ」
紅莉栖「ひざまずきなさいっ」キリッ
ガクンッ!!
岡部「」
岡部「かなり身も蓋もない話なのだがな?」 紅莉栖『なによ』
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 19:08:56.82 ID:DA/lrfWLO
俺は激怒した。
かの暴虐非道なブラウン管工房の店長が、新年早々文句を言ってきた挙げ句、
あろう事か、家賃の値上までをもちらつかせて脅してきたからだ。
せっかくの正月気分を、よくもよくも、台無しにしてくれたな!
ラボの前まで来ていた俺は、そのまま回れ右をしてスーパーマーケットへと走った。
ダル 「うは、なんぞそれ?」
やっとの事でラボに運び入れた、このやたらと重たい物体を目ざとく見つけたダルが聞いてくる。
かの暴虐非道なブラウン管工房の店長が、新年早々文句を言ってきた挙げ句、
あろう事か、家賃の値上までをもちらつかせて脅してきたからだ。
せっかくの正月気分を、よくもよくも、台無しにしてくれたな!
ラボの前まで来ていた俺は、そのまま回れ右をしてスーパーマーケットへと走った。
ダル 「うは、なんぞそれ?」
やっとの事でラボに運び入れた、このやたらと重たい物体を目ざとく見つけたダルが聞いてくる。