イリヤ「最近、お兄ちゃんの周りに女の人がたくさんいる気がする」
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 01:53:17.97 ID:VDRDccV00
美遊「いきなりどうしたのイリヤ。お兄ちゃんって士郎さんのことだよね」
イリヤ「いやね、凛さんやルヴィアさんのことはもちろんだけど他にもお兄ちゃんのことを好きっぽい人が増えたなって」
クロ「ようはジェラシーってやつ? それともお兄ちゃんにあんまり構ってもらえないから寂しいとか?」
イリヤ「アンタはそのうちの一人でしょうが!!」
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 01:58:13.88 ID:VDRDccV00
──ケース1・居間にて──
セイバー「シロウ、おかわりをください」
士郎「はは、セイバーは相変わらずよく食べるんだな」
セイバー「む、シロウ。私がまるで大飯食らいのように言うのは止めていただきたい」
士郎「そういう訳じゃないよ。セイバーはいつも美味しそうにたくさん食べてくれるから調理人冥利に尽きるよ。はい、おかわり」
セイバー「ありがとうございます。そういうことなら遠慮なく食べさせていただきます」
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 02:03:26.08 ID:VDRDccV00
イリヤ「人は胃袋を握られたら弱いらしいからね」
クロ「セイバーは完全に餌付けられてるわね」
美遊「(恋愛どうこうというよりペットと飼い主っぽい気がする)たしかセイバーさんは二人のお父さんである切嗣さんの仕事の仲間だよね」
イリヤ「うん。仕事の都合で今はうちに居候してるんだけどね」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 02:10:08.91 ID:VDRDccV00
──ケース2・台所にて──
士郎「桜、そっちのボウルを取ってくれるか」
桜「はい、先輩」
士郎「ありがとう桜」
桜「でも先輩いいんですか? 私まで夕飯を御馳走になって」
士郎「桜にはいつもお世話になってるし、今だって夕飯の支度を手伝ってもらってるんだから遠慮することないよ」
セラ「シロウとサクラさんが居ると私の仕事が無くなって困りますね」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 02:16:50.06 ID:VDRDccV00
イリヤ「まるで新婚ホヤホヤの若夫婦みたいだったし」
クロ「かつ互いの呼吸を分かり合った老夫婦のようでもあったわ」
美遊「(そういえば、あの桜って人、胸が凄かったな)」ペターン
イリヤ「」ペターン
クロ「」ペターン
美遊「(やっぱり士郎さんも胸が大きい女性の方が好きなのかな)」
ルビー「いやいや。そのくらいでも需要はありますよ」
美遊「心の中を読まないで」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 02:22:58.70 ID:VDRDccV00
──ケース3・下校時──
美綴「衛宮、じゃあな。私はこっちの道だから」
士郎「いや、もう暗いしさ。家まで送ってくよ」
美綴「平気平気。私の強さくらいしってるだろ?」
士郎「それでも駄目だ。最近、物騒だからな可愛い女の子を一人で帰らせる訳にはいかないよ」
美綴「///(可愛い……女の子)」
美綴「そ、そこまで言うなら頼もうかな」
ライダー「(チッ! シロウ余計なことを)」コソコソ
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 02:30:10.90 ID:MjSZbIR8O
魔法少女のほうか
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 02:37:35.05 ID:VDRDccV00
イリヤ「──てな感じだったのよ」
美遊「(ライダーさん、なにしてるんだろ)」
クロ「また色んなところでフラグを立ててるのね」
イリヤ「変なとこばっかりキリツグに似てっ!」
ルビー「そういえば切嗣さんは正妻であるアイリさん以外にも舞弥さんという二号さんがいるんですよね。親子揃ってなかなかのスケコマシっぷりですね~」
イリヤ「むう。否定できないのが悔しい」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 02:45:41.77 ID:VDRDccV00
──ケース4・柳洞寺にて──
キャスター「こんにちは、坊や」
士郎「こんにちは、キャスター」
キャスター「今日はどんな料理を教えてくれるのかしら?」
士郎「今日はロールキャベツを作ってみようか。やることは全部基礎の応用だけど、だからこそ奥が深い料理だ」
キャスター「それじゃあよろしく頼むわよ」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 02:59:45.17 ID:VDRDccV00
イリヤ「てな感じに学校が早く終わる日や休みの日に、たまにキャスターさんのところに料理を教えに行ってるのよ」
美遊「でもキャスターさんってもう結婚してるよね?」
ルビー「もう美遊さんったら分かってないですね。主人の居ない間に若妻と二人きり……エロい!!」
サファイア「姉さん、美遊様に余計なことを吹き込まないでください」
ルビー「もうサファイアちゃんったら頭が固いんだから」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 03:16:52.76 ID:VDRDccV00
イリヤ「他にも凛さんにルヴィアさんにナナキのお姉さんに……」
クロ「後は一成とかいうお兄ちゃんのクラスメイトね」
美遊「いや、一成さんは男の人じゃ」
クロ「甘いわミユ。今の時代性別なんてなんの障害にもならないわよ」
ウムソノトオリダ
セイベツナンテササイナコトデスヨ☆
イリヤ「今誰か居なかった!?」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 03:30:17.67 ID:4Ek5N9GE0
タイガー、プリヤじゃ衛宮家に入り浸れないからって・・・
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 03:38:01.94 ID:VDRDccV00
ルビー「とにかく皆さんは士郎さんに振り向いてほしいということですね」
ルビー「そんな魔法少女たちの思春期の恋愛バックアップもルビーちゃんの仕事の一つですよー」
イリヤ・クロ・美遊「「「果てしなく胡散臭い」」」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 03:40:31.94 ID:VDRDccV00
ルビー「皆さんの現在のポジションは双子の妹とその妹の友達ですが、これはまずいです」
イリヤ「何でよ!?」
ルビー「妹キャラ、しかも双子。妹の友達。どちらも攻略キャラにはなれても正ヒロインにはなれないポジションですよ」
イリヤ・クロ「「なんと!」」
美遊「(二人とも流されやすいな)」
ルビー「妹属性をいかすには、まず士郎さんが帰ってきたときに『お兄ちゃんお帰りなさ~い』と言って抱きついたり」
ルビー「士郎さんが入浴中に乱入するとかそういった妹イベントが最適ですね。ただし美遊さんはやり過ぎてキャラ崩壊に注意してくださいね」
クロ「イリヤ、ミユ、ひとまずの間は協力関係を結ばない?」
イリヤ「当然。お兄ちゃんを取り戻すまで私たちで『神聖妹同盟』を結ぶのよ」
美遊「(全体的によく分からない流れなんだけどイリヤがそれでいいなら)」
34: 眠いから終わる 2011/11/27(日) 04:07:15.25 ID:VDRDccV00
──士郎帰宅──
ガチャ
士郎「ただいま」
イリヤ・クロ「「お兄ちゃんお帰りなさ~ってバセット!?」」
バセット「むっ。イリヤスフィールにクロエですか。あなた方はここの家の子だったのですね」
士郎「なんだ、お前たちバセットさんの知り合いだったのか。なんか困ってるみたいだったから今日はうちに泊まってもらおうかと思ってたんだ」
バセット「士郎くん、本当に助かります」
イリヤ・クロ「「ま……ま……」」
イリヤ・「「また増えたーーー!!!」」
美遊「」トコトコ
士郎「ん、美遊ちゃん来てたのか」
美遊「……お帰りなさいお兄さん」ギュッ
END
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 04:41:00.39 ID:lfWIc6nZ0
おつ
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