ジャギ「今日が何の日か言ってみろ」ケンシロウ「あ、俺の誕生日！」

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4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/06(火) 20:36:24.63 ID:z00EbV6VO

トキ「ちゃんとケーキも用意してあるぞ」

ラオウ「ケンシロウ、（誕生日会を）始めるか」

ケンシロウ「トキ、ラオウ……三人ともありがとう！」

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/06(火) 20:39:16.36 ID:z00EbV6VO

トキ「さ、早くロウソクに火を」

ラオウ「うむ」

ｶﾁｯ　ｶﾁｯ

ラオウ「ぬう？」ｶﾁｯ

ケンシロウ「ガス切れか？」

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/06(火) 20:40:59.92 ID:z00EbV6VO

トキ「ジャギ、マッチか何かはないか？」

ジャギ「安心しろ兄者」

ｼｭﾎﾞｯ

ジャギ「俺にはガソリンという切り札があったのだ!!」

ケンシロウ「やめて！」

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/06(火) 20:43:52.38 ID:z00EbV6VO

ジャギ「冗談だ」

トキ（冗談に聞こえなかった）

ラオウ（半分本気だったな）

ケンシロウ（というかケーキの上にマッチを投げるな）

ジャギ「さ、明かりを消そうぜ」

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/06(火) 20:44:18.22 ID:zLdPo/AH0

即興とは思えないクオリティ

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/06(火) 20:47:36.61 ID:z00EbV6VO

ハッピバースデーうーぬー

ハッピバースデーうーぬー

ハッピバースデーディアケンシロウ

ハッピバースデーうーぬー

トキ「おめでとー」

ジャギ「おめでとー」

ケンシロウ「ありがとう！」

ラオウ「さあ、火を消すがいい」

ケンシロウ「よーし」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/06(火) 20:49:08.67 ID:zLdPo/AH0

よーしで死んだ

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/06(火) 20:50:09.79 ID:z00EbV6VO

ケンシロウ「はぁー……ﾌｯ」

ドガァァァァアアア――――ンッ!!

20XX年

誕生日会は核の炎に包まれた!!

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/06(火) 20:53:16.93 ID:mYHjo8W20

>>13
おいやめろｗｗｗｗ

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/06(火) 20:59:57.77 ID:z00EbV6VO

モヒカン「ヒャッハー！　ケーキだ!!」

モヒカン「いけー！　踏み潰せ～!!」

ケンシロウ「おい馬鹿やめろ！」

ジャギ「ケーキを踏み潰す必要性を感じない」

ラオウ「うぬら、例の物は持ってきたか？」

モヒカン「はい！　拳王様！」

ケンシロウ「なんだ……お客さんだったのか」

トキ「危うく奥義で葬るとこだった」

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/06(火) 21:06:50.15 ID:z00EbV6VO

ケンシロウ「これは……」

ラオウ「うぬの欲しがっていたダークソウル？とかいうゲームだ」

ジャギ「兄者の奴、たまには兄らしい事がしたいって、密かにバイトしてたんだ」

ラオウ「ジ、ジャギ！」

ケンシロウ「兄さん……」

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/06(火) 21:11:14.22 ID:z00EbV6VO

ラオウ「うぬこそ、『ケンシロウの喜ぶ顔が目に見えるわ～!!』とか言って、プレゼントを吟味していたであろう！」

ジャギ「吟味してましたが、何か？」

ラオウ「ぬぅ!?」

モヒカン「別に恥ずかしがる事じゃないですもんね」

モヒカン「拳王様、そういうところ奥ゆかしいんだよね」

ラオウ「き、き～さ～ま～ら～!!」

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/06(火) 21:11:50.77 ID:zLdPo/AH0

かわいい

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/06(火) 21:11:57.51 ID:mA8N6q6K0

ラオウ可愛いよ、ラオウ

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/06(火) 21:21:08.73 ID:z00EbV6VO

ケンシロウ「ジャギ兄さんのは……ダウンだ！」

ジャギ「これから寒くなるからな。重宝すると思うぞ」

ケンシロウ「ありがとう！」

トキ「ダウンといえば、よく羽毛が解れた部分から漏れてくるな」

ジャギ「安いのは特に早いな。でも、誕生日プレゼントだし、結構お高いの買ったんだ」

ジャギ「破くなよ」

ケンシロウ「や、破かへんわ」

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/06(火) 21:24:39.70 ID:QT22h5GD0

ケンシロウにいちいち吹くwww

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/06(火) 21:29:30.14 ID:z00EbV6VO

ラオウ「うぬの事だ。自ら破かずとも、シン辺りとじゃれあってボロボロにするに違いない」

ケンシロウ「ぐ……」

ジャギ「お、おいやめろよ……」

ラオウ「挙げ句、『今日を生きる資格はねぇ！』とか言って、綺麗に羽毛塗れに……」

ジャギ「やめて！　哀しい事言わないで！」ﾌﾞﾜｯ

ケンシロウ「あ、なんかトラウマスイッチ入った」

ラオウ「ぬぅ……ケンシロウをからかうつもりだったのだが……」

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/06(火) 21:32:43.91 ID:z00EbV6VO

ケンシロウ「ト、トキは何か用意してくれたのか？」

トキ「」

ケンシロウ「トキ……？」

トキ「」☆

ケンシロウ「おっと、トキのやつ息してない」

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/06(火) 21:38:04.99 ID:z00EbV6VO

ラオウ「トキの奴、プレゼントを失念しておったのか」

トキ「すまない……誕生日にはプレゼントがつきものなのに……」

ケンシロウ「いいって。こうやって誕生日会を開いてくれただけで充分さ」

トキ「ケンシロウ……」

トキ「そうだ、私の魂はお前に残そう」

ケンシロウ「いや、そんな作りすぎたカレーみたいに言われても」

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/06(火) 21:48:07.83 ID:z00EbV6VO

トキ「私、ちょっとプレゼント買いに行ってくる」

ラオウ「む、今からか？」

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

ケンシロウ「客だ」

ジャギ「ユリア達だろう。ご馳走用意してくるって言ってた」

トキ「急いで買ってくるが、できるだけ引っ張ってくれ」ｽﾊﾟﾝ

ケンシロウ「プレゼント急いで買われるのもなんだかなぁ……」

ユリア「トキさんが救急車以外で移動なんて珍しいわね」ｽﾗｯ

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/06(火) 21:58:00.04 ID:z00EbV6VO

こうして、ケンシロウの誕生日は兄弟、強敵、

そして最愛の人に祝福され、つつがなく終わった

また来年も、こうしてみんなが集まってくれるといいな……

と、思うケンシロウであった

余談だが、結局トキは戻ってこず、公園のベンチで息を引き取ったという。

おわり

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/06(火) 21:58:59.78 ID:2kTVrnYj0

死んだｗｗｗ

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/06(火) 21:59:41.28 ID:gre/1QID0

後味悪いわｗｗｗｗｗｗｗｗ

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/06(火) 22:02:44.76 ID:zLdPo/AH0

乙ｗｗｗｗ

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