芳佳「くそっ!リーネがやられた!首から上がなくなっちまった!」
5: 田中 2012/01/10(火) 10:02:52.87 ID:hO56QG1TO
エーリカ「うぅ……痛い……痛いよぉトゥルーデぇ……うっ……おえっ」ガハッ
エーリカ「ヒュー……ヒュー……死にたくない……死にたくないよぉ……」ポロポロ
バルクホルン「あ……あ……フラウ……いや………もういやだ………」グスッ
バシッ
芳佳「おい気をしっかり持て!!ここは戦場だぞ!!!」
エーリカ「ヒュー……ヒュー……死にたくない……死にたくないよぉ……」ポロポロ
バルクホルン「あ……あ……フラウ……いや………もういやだ………」グスッ
バシッ
芳佳「おい気をしっかり持て!!ここは戦場だぞ!!!」
5: 田中 2012/01/10(火) 10:02:52.87 ID:hO56QG1TO
エーリカ「うぅ……痛い……痛いよぉトゥルーデぇ……うっ……おえっ」ガハッ
エーリカ「ヒュー……ヒュー……死にたくない……死にたくないよぉ……」ポロポロ
バルクホルン「あ……あ……フラウ……いや………もういやだ………」グスッ
バシッ
芳佳「おい気をしっかり持て!!ここは戦場だぞ!!!」
エーリカ「ヒュー……ヒュー……死にたくない……死にたくないよぉ……」ポロポロ
バルクホルン「あ……あ……フラウ……いや………もういやだ………」グスッ
バシッ
芳佳「おい気をしっかり持て!!ここは戦場だぞ!!!」
7: 田中 2012/01/10(火) 10:18:20.95 ID:hO56QG1TO
バルクホルン「あ……み、宮藤……」
芳佳「立て」
バルクホルン「いやだ……もう戦いたくない……」グスッ
芳佳「ッ!!」
バキッ
バルクホルン「あ……うぅ……」グスッ
芳佳「貴様、カールスラントの誇りはどうした?」
バルクホルン「……もうそんなのどうでもいい」ボソッ
芳佳「あ?」
バルクホルン「もう嫌だぁ……うえぇ……ミーナも……フラウも……みんな死んでいく……」
バルクホルン「もうやだよぉ……帰りたいよぉ……クリスぅ……」
芳佳「立て」
バルクホルン「いやだ……もう戦いたくない……」グスッ
芳佳「ッ!!」
バキッ
バルクホルン「あ……うぅ……」グスッ
芳佳「貴様、カールスラントの誇りはどうした?」
バルクホルン「……もうそんなのどうでもいい」ボソッ
芳佳「あ?」
バルクホルン「もう嫌だぁ……うえぇ……ミーナも……フラウも……みんな死んでいく……」
バルクホルン「もうやだよぉ……帰りたいよぉ……クリスぅ……」
8: 田中 2012/01/10(火) 10:19:01.18 ID:qHcQcG2w0
美緒「ミー…ナ……まない…私は…ここま…」ヒューヒュー
ミーナ「……とどめが、欲しい?」
美緒「…すまない…ありが…ガハッ」ヒューヒュー
ミーナ「…」
カチャ
ミーナ「うああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」ポロポロ
パンッ
ミーナ「……とどめが、欲しい?」
美緒「…すまない…ありが…ガハッ」ヒューヒュー
ミーナ「…」
カチャ
ミーナ「うああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」ポロポロ
パンッ
11: 田中 2012/01/10(火) 10:26:05.30 ID:hO56QG1TO
芳佳「貴様ァッ!!」
バキッ ドカッ
バルクホルン「……う……う……」ポロポロ
バルクホルン「うえええぇぇぇぇん!!」ビエー
バルクホルン「嫌だよぁ、おうち帰りたい帰りたい帰りたいよぉ!!」ドタバタ
バルクホルン「ミーナフラウクリスうわああああぁぁぁん!!」ドタバタ
芳佳「…………チッ」
芳佳「こいつはもうだめだ……」
芳佳「一生そこでそうしてろ」ペッ
バキッ ドカッ
バルクホルン「……う……う……」ポロポロ
バルクホルン「うえええぇぇぇぇん!!」ビエー
バルクホルン「嫌だよぁ、おうち帰りたい帰りたい帰りたいよぉ!!」ドタバタ
バルクホルン「ミーナフラウクリスうわああああぁぁぁん!!」ドタバタ
芳佳「…………チッ」
芳佳「こいつはもうだめだ……」
芳佳「一生そこでそうしてろ」ペッ
16: 田中 2012/01/10(火) 10:35:16.53 ID:hO56QG1TO
ピッ
芳佳「坂本か?……ああ私だ」
芳佳「ああ、リーネ……そしてミーナとハルトマンが死んだ」
芳佳「バルクホルン?……ああ、あいつも死んだよ……“心”がな」
芳佳「……ああ、分かった今からそっちに向かう」
ピッ
芳佳「残りの奴らは生き残ってると良いんだがな」
芳佳「坂本か?……ああ私だ」
芳佳「ああ、リーネ……そしてミーナとハルトマンが死んだ」
芳佳「バルクホルン?……ああ、あいつも死んだよ……“心”がな」
芳佳「……ああ、分かった今からそっちに向かう」
ピッ
芳佳「残りの奴らは生き残ってると良いんだがな」
18: 田中 2012/01/10(火) 10:42:02.57 ID:lt9LL/zd0
モルヒネ打ったげて(´;ω;`)
19: 田中 2012/01/10(火) 10:44:57.26 ID:hO56QG1TO
ペリーヌ「あ……い、いや……」
軍人A「へっへっへ……」
ペリーヌ「こ……来ないで……」ジュワー
軍人B「おいおい、見ろよこいつ漏らしてやがるぜ!!」
ペリーヌ「いやぁ……お願いします……痛いことはしないで……」ガタガタ
軍人A「それは無理な相談だぜ嬢ちゃんよぉ」
ペリーヌ「あ……あ……そ、そう……く……靴を……」ガタガタ
軍人B「あぁ?」
ペリーヌ「靴を舐めますから……それで許してくださいませ……」ガタガタ
軍人A「……プッ」
軍人B「クッ……ブワッハッハッハwwwwwwwwwwww」
軍人A「へっへっへ……」
ペリーヌ「こ……来ないで……」ジュワー
軍人B「おいおい、見ろよこいつ漏らしてやがるぜ!!」
ペリーヌ「いやぁ……お願いします……痛いことはしないで……」ガタガタ
軍人A「それは無理な相談だぜ嬢ちゃんよぉ」
ペリーヌ「あ……あ……そ、そう……く……靴を……」ガタガタ
軍人B「あぁ?」
ペリーヌ「靴を舐めますから……それで許してくださいませ……」ガタガタ
軍人A「……プッ」
軍人B「クッ……ブワッハッハッハwwwwwwwwwwww」
21: 田中 2012/01/10(火) 10:46:05.96 ID:xRT/HO+b0
この軍人ゆるさない
24: 田中 2012/01/10(火) 10:52:00.17 ID:hO56QG1TO
軍人B「靴を舐めますからだってよwwwwwwwwww」
軍人A「お嬢ちゃん、見るからに良いとこの貴族ってところだよな」
軍人B「貴族のプライドってもんはないのかいwwwwwwwwwwww」
ペリーヌ「お、お願いします……舐めさせてください……」ガタガタ
軍人A「まぁ、そこまで言うなら仕方ねぇな」
軍人「ほら、舐めてみろよヒッヒ」
ペリーヌ「は、はい……」ガタガタ
ペリーヌ「で……では……」ガタガタ
パァン パァン
軍人A「うぐぁっ!!」
軍人B「おぇっ!!」
軍人A「お嬢ちゃん、見るからに良いとこの貴族ってところだよな」
軍人B「貴族のプライドってもんはないのかいwwwwwwwwwwww」
ペリーヌ「お、お願いします……舐めさせてください……」ガタガタ
軍人A「まぁ、そこまで言うなら仕方ねぇな」
軍人「ほら、舐めてみろよヒッヒ」
ペリーヌ「は、はい……」ガタガタ
ペリーヌ「で……では……」ガタガタ
パァン パァン
軍人A「うぐぁっ!!」
軍人B「おぇっ!!」
29: 田中 2012/01/10(火) 10:57:39.39 ID:hO56QG1TO
バタ バタッ
ペリーヌ「!!」
芳佳「貴様……」
ペリーヌ「あ、あ……み、宮藤さん?」
芳佳「貴様……今何をしようとしていた?」
ペリーヌ「あ……い、今のは……その……」
芳佳「…………」
ペリーヌ「ぐ、軍人さんの靴が汚れていらしたので……」
芳佳「…………」
ペリーヌ「舐めて綺麗にしてさしあげようかと……」
芳佳「…………」ブチッ
芳佳「ペリイヌウゥゥ!!!!!」ガッ
ペリーヌ「っ!!」
ペリーヌ「!!」
芳佳「貴様……」
ペリーヌ「あ、あ……み、宮藤さん?」
芳佳「貴様……今何をしようとしていた?」
ペリーヌ「あ……い、今のは……その……」
芳佳「…………」
ペリーヌ「ぐ、軍人さんの靴が汚れていらしたので……」
芳佳「…………」
ペリーヌ「舐めて綺麗にしてさしあげようかと……」
芳佳「…………」ブチッ
芳佳「ペリイヌウゥゥ!!!!!」ガッ
ペリーヌ「っ!!」
34: 田中 2012/01/10(火) 11:03:33.71 ID:hO56QG1TO
芳佳「貴様まで……貴様まで便器に吐かれたタンカスのようなマネを……!!」ギリギリ
ペリーヌ「……あ……あ……」ガタガタ
芳佳「………くっ」バッ
ドサッ
ペリーヌ「……きゃっ!」
芳佳「ふん……女子供のような声を出しやがって……」
芳佳「……いくぞ」
ペリーヌ「…………」
ペリーヌ「…………ないですの」ボソッ
芳佳「…………なんか言ったか?」
ペリーヌ「……あ……あ……」ガタガタ
芳佳「………くっ」バッ
ドサッ
ペリーヌ「……きゃっ!」
芳佳「ふん……女子供のような声を出しやがって……」
芳佳「……いくぞ」
ペリーヌ「…………」
ペリーヌ「…………ないですの」ボソッ
芳佳「…………なんか言ったか?」
38: 田中 2012/01/10(火) 11:10:47.09 ID:hO56QG1TO
ペリーヌ「仕方ないじゃないですの!!」
ペリーヌ「今まで虐げられて鬱憤が溜まってた男の方たちが反乱を起こし始めて早3ヶ月……」
ペリーヌ「わたくしたちはストライカーユニットを奪われ……魔法力もとっくに底を尽きて……」
ペリーヌ「この状態で女のわたくしたちが勝てる見込みなんてあるわけないんですのよ!!」
芳佳「…………」
ペリーヌ「もうわたくしたち女に出来ることなんて……っ!?」
ペリーヌ「はっ……そうですわ……」
ペリーヌ「今まで虐げられて鬱憤が溜まってた男の方たちが反乱を起こし始めて早3ヶ月……」
ペリーヌ「わたくしたちはストライカーユニットを奪われ……魔法力もとっくに底を尽きて……」
ペリーヌ「この状態で女のわたくしたちが勝てる見込みなんてあるわけないんですのよ!!」
芳佳「…………」
ペリーヌ「もうわたくしたち女に出来ることなんて……っ!?」
ペリーヌ「はっ……そうですわ……」
42: 田中 2012/01/10(火) 11:20:09.10 ID:hO56QG1TO
ペリーヌ「そうですわ……まだわたくしにはこの“身体”がありましたわ!!」
芳佳「……っ!!」
ペリーヌ「そう……この“身体”を使って……男の方たちを喜ばせてあげれば……」
芳佳「…………」ギリギリ
ペリーヌ「そうすれば一生安全に……なに不自由なく……」ヘラヘラ
ペリーヌ「おいしい食べ物をいただいて……また……きれいなベッドで優雅に眠れて……」ヘラヘラ
ペリーヌ「……うふふ、そうすれば……そうすれば……」
パァン!
芳佳「……っ!!」
ペリーヌ「そう……この“身体”を使って……男の方たちを喜ばせてあげれば……」
芳佳「…………」ギリギリ
ペリーヌ「そうすれば一生安全に……なに不自由なく……」ヘラヘラ
ペリーヌ「おいしい食べ物をいただいて……また……きれいなベッドで優雅に眠れて……」ヘラヘラ
ペリーヌ「……うふふ、そうすれば……そうすれば……」
パァン!
46: 田中 2012/01/10(火) 11:26:16.40 ID:hO56QG1TO
ペリーヌ「………あ……あ……」
ペリーヌ「あ……み、みやふ……なにを……?」
バタッ
芳佳「…………」カチャ
芳佳「……落ちたなペリーヌ」
芳佳「昔のお前は誇り高いガリアの貴族だった…………」
芳佳「コーヒーひとつとってもまったく音を立てないで飲む優雅さも持ち合わせていた………」
芳佳「…………」
芳佳「…………行くか、坂本が待ってる」
ペリーヌ「あ……み、みやふ……なにを……?」
バタッ
芳佳「…………」カチャ
芳佳「……落ちたなペリーヌ」
芳佳「昔のお前は誇り高いガリアの貴族だった…………」
芳佳「コーヒーひとつとってもまったく音を立てないで飲む優雅さも持ち合わせていた………」
芳佳「…………」
芳佳「…………行くか、坂本が待ってる」
47: 田中 2012/01/10(火) 11:31:10.58 ID:hO56QG1TO
サーニャ「……ハァハァ」
エイラ「サーニャ、こっちだ」ハァハァ
サーニャ「うん」ハァハァ
軍人C「おい、いたか?」
軍人D「そっちに行ったはずだぞ」
軍人E「探せ!!」
タッタッタ
サーニャ「…………」ハァハァ
エイラ「……行ったカ?」
サーニャ「………うん、多分」
エイラ「サーニャ、こっちだ」ハァハァ
サーニャ「うん」ハァハァ
軍人C「おい、いたか?」
軍人D「そっちに行ったはずだぞ」
軍人E「探せ!!」
タッタッタ
サーニャ「…………」ハァハァ
エイラ「……行ったカ?」
サーニャ「………うん、多分」
49: 田中 2012/01/10(火) 11:32:10.05 ID:xRT/HO+b0
どきどきする
52: 田中 2012/01/10(火) 11:35:59.60 ID:hO56QG1TO
エイラ「………ふぅ」
サーニャ「……エイラ」
エイラ「……何ダ?」ハァハァ
サーニャ「エイラ、疲れてる」
エイラ「……大丈夫だって、心配スンナ」ハァハァ
サーニャ「私が足をケガして足を引っ張っ
エイラ「あ~、そろそろこっちにくるかもしれない」
エイラ「サーニャ、行こう」
サーニャ「…………うん」
サーニャ「……エイラ」
エイラ「……何ダ?」ハァハァ
サーニャ「エイラ、疲れてる」
エイラ「……大丈夫だって、心配スンナ」ハァハァ
サーニャ「私が足をケガして足を引っ張っ
エイラ「あ~、そろそろこっちにくるかもしれない」
エイラ「サーニャ、行こう」
サーニャ「…………うん」
55: 田中 2012/01/10(火) 11:40:40.52 ID:hO56QG1TO
芳佳「……この街も荒れてるな」
イタゾー、ツカマエロ
芳佳「ん?」
サーニャ「……ハァハァ」
エイラ「サーニャ、ガンバレ」ハァハァ
サーニャ「……うん」ハァハァ
芳佳「サーニャとエイラか?」
軍人D「おい貴様、女だな?」
芳佳「…………」
軍人「ゆっくりとこっちをむゴェッ!!」
バタッ
芳佳「あいつらも危ないかもしれんな」
ダッ
イタゾー、ツカマエロ
芳佳「ん?」
サーニャ「……ハァハァ」
エイラ「サーニャ、ガンバレ」ハァハァ
サーニャ「……うん」ハァハァ
芳佳「サーニャとエイラか?」
軍人D「おい貴様、女だな?」
芳佳「…………」
軍人「ゆっくりとこっちをむゴェッ!!」
バタッ
芳佳「あいつらも危ないかもしれんな」
ダッ
60: 田中 2012/01/10(火) 11:45:43.24 ID:hO56QG1TO
ダッ
芳佳「…………」
芳佳「いない?」
芳佳「確かにこっちに向か……ん?」
ゴンゴン
芳佳「壁に……隠し扉?」
芳佳「フッ……そうか……やつらもやつらなりに頑張ってるんだな」
芳佳「やつらも元とは言え軍人」
芳佳「いちいち私がついてなくても平気だろう」
芳佳「頑張れよ、サーニャ、エイラ」
芳佳「さて先を急ごう!」
ダッ
芳佳「…………」
芳佳「いない?」
芳佳「確かにこっちに向か……ん?」
ゴンゴン
芳佳「壁に……隠し扉?」
芳佳「フッ……そうか……やつらもやつらなりに頑張ってるんだな」
芳佳「やつらも元とは言え軍人」
芳佳「いちいち私がついてなくても平気だろう」
芳佳「頑張れよ、サーニャ、エイラ」
芳佳「さて先を急ごう!」
ダッ
65: 田中 2012/01/10(火) 11:50:48.78 ID:hO56QG1TO
サーニャ「ハァハァ……もう大丈夫?」
エイラ「……さすがにここなら見つからないサ」ハァハァ
サーニャ「良かった……あ、痛っ!」
エイラ「サーニャ!?」ハァハァ
エイラ「サーニャ、大丈夫カ?」
サーニャ「だ……大丈夫」ンッ
エイラ「!!」
エイラ「腫れてる……」
サーニャ「だ、大丈夫よエイラ……大丈夫だから……」
エイラ「サーニャ…………」
エイラ「……さすがにここなら見つからないサ」ハァハァ
サーニャ「良かった……あ、痛っ!」
エイラ「サーニャ!?」ハァハァ
エイラ「サーニャ、大丈夫カ?」
サーニャ「だ……大丈夫」ンッ
エイラ「!!」
エイラ「腫れてる……」
サーニャ「だ、大丈夫よエイラ……大丈夫だから……」
エイラ「サーニャ…………」
71: 田中 2012/01/10(火) 11:56:45.72 ID:hO56QG1TO
軍人E「……クソッ、どこ行きやがった?」
軍人C「……隊長、ダメです見つかりません」
隊長「…………奴らめ」
軍人C「どうしますか隊長?」
隊長「クックック慌てるな、そろそろ“あれ”が来るころだ」
軍人C「あれ……ですか?」
隊長「ああ、総員退避だ!!」
軍人C「……まさか?」
軍人C「総員退避、総員退避命令だ!!」
軍人C「……隊長、ダメです見つかりません」
隊長「…………奴らめ」
軍人C「どうしますか隊長?」
隊長「クックック慌てるな、そろそろ“あれ”が来るころだ」
軍人C「あれ……ですか?」
隊長「ああ、総員退避だ!!」
軍人C「……まさか?」
軍人C「総員退避、総員退避命令だ!!」
76: 田中 2012/01/10(火) 12:04:59.90 ID:hO56QG1TO
エイラ「ん……外が騒がしいナ?」
サーニャ「……大丈夫よエイラ、ここは見つからないわ」
エイラ「でも……」
サーニャ「きっと諦めて次の街に行くのよ」
エイラ「そうだと良いケド……」
サーニャ「あと少し……あと少しで私たち助かるのよ……」
~~~~~~
芳佳「早く坂本のところへ」ダッ
芳佳「ん……?なんだあれは?」
ブゥーン
芳佳「さっきの街に………戦闘機?」
芳佳「…………まさか!?」
芳佳「サーニャ!!エイラ!!!」
サーニャ「……大丈夫よエイラ、ここは見つからないわ」
エイラ「でも……」
サーニャ「きっと諦めて次の街に行くのよ」
エイラ「そうだと良いケド……」
サーニャ「あと少し……あと少しで私たち助かるのよ……」
~~~~~~
芳佳「早く坂本のところへ」ダッ
芳佳「ん……?なんだあれは?」
ブゥーン
芳佳「さっきの街に………戦闘機?」
芳佳「…………まさか!?」
芳佳「サーニャ!!エイラ!!!」
79: 田中 2012/01/10(火) 12:11:35.64 ID:hO56QG1TO
エイラ(私にはまだ少し魔法力がある……)
サーニャ「どうしたのエイラ?」
エイラ「い、いやなんでもない……サーニャはそこで安静にしてて」
サーニャ「??」
~~~~~~~
隊長「クックック、女どもが魔法にかまけていた間に男が何もしてなかったとでも思ったか」
ブゥーン
ピッ
隊長「もう少し先だ、ああ構わん存分にやれ」
サーニャ「どうしたのエイラ?」
エイラ「い、いやなんでもない……サーニャはそこで安静にしてて」
サーニャ「??」
~~~~~~~
隊長「クックック、女どもが魔法にかまけていた間に男が何もしてなかったとでも思ったか」
ブゥーン
ピッ
隊長「もう少し先だ、ああ構わん存分にやれ」
83: 田中 2012/01/10(火) 12:16:27.85 ID:hO56QG1TO
エイラ(外で何かが起こってる……)
エイラ(私の“未来予知”で……!!)
スウウウゥゥ!!!!
エイラ「!!!!」
エイラ「あ………あ……!!」
サーニャ「エイラ?」
エイラ「さ、サーニャ……?」
サーニャ「エイラ……顔真っ青……!!」
サーニャ「具合が悪いの!?」
エイラ「い……いや……だ……大丈夫だって!!」
エイラ(私の“未来予知”で……!!)
スウウウゥゥ!!!!
エイラ「!!!!」
エイラ「あ………あ……!!」
サーニャ「エイラ?」
エイラ「さ、サーニャ……?」
サーニャ「エイラ……顔真っ青……!!」
サーニャ「具合が悪いの!?」
エイラ「い……いや……だ……大丈夫だって!!」
85: 田中 2012/01/10(火) 12:20:43.75 ID:hO56QG1TO
エイラ(サーニャは……足を……ダメだ……間に合わない……)
エイラ(どうしても間に合わない!!!)
サーニャ「やっぱりエイラ顔色が……」
サーニャ「エイラ……」
エイラ(無理だ……絶対にもう…………)
サーニャ「………………」
サーニャ「エイラ、大丈夫よ」
エイラ「……サーニャ?」
サーニャ「今までだってなんとかなってきたじゃない」
サーニャ「私……エイラとなら大丈夫、信じてるから」
エイラ「サーニャ…………」
エイラ(どうしても間に合わない!!!)
サーニャ「やっぱりエイラ顔色が……」
サーニャ「エイラ……」
エイラ(無理だ……絶対にもう…………)
サーニャ「………………」
サーニャ「エイラ、大丈夫よ」
エイラ「……サーニャ?」
サーニャ「今までだってなんとかなってきたじゃない」
サーニャ「私……エイラとなら大丈夫、信じてるから」
エイラ「サーニャ…………」
87: 田中 2012/01/10(火) 12:26:47.01 ID:hO56QG1TO
芳佳「くそっ……ハァハァ……間に合わない……サーニャ、エイラ!!!」
~~~~~~~
エイラ「そうダナ……」
サーニャ「うん、きっと大丈夫」
エイラ(サーニャを……サーニャを最後まで………)
エイラ「サーニャ、このまま逃げ切れたらさ……」
エイラ「サーニャの故郷に行きたいナ」
サーニャ「私の故郷……?」
エイラ「ああ、サーニャの故郷で……楽しく……二人で……あ、いやサーニャのお父さんもいっしょに……」
サーニャ「うん……お父さんもきっと喜ぶと思う!」
エイラ「あっ、それでさぁ……」
~~~~~~~~
隊長「よし、落とせ!!」
~~~~~~~
エイラ「そうダナ……」
サーニャ「うん、きっと大丈夫」
エイラ(サーニャを……サーニャを最後まで………)
エイラ「サーニャ、このまま逃げ切れたらさ……」
エイラ「サーニャの故郷に行きたいナ」
サーニャ「私の故郷……?」
エイラ「ああ、サーニャの故郷で……楽しく……二人で……あ、いやサーニャのお父さんもいっしょに……」
サーニャ「うん……お父さんもきっと喜ぶと思う!」
エイラ「あっ、それでさぁ……」
~~~~~~~~
隊長「よし、落とせ!!」
89: 田中 2012/01/10(火) 12:36:47.63 ID:hO56QG1TO
芳佳「っ!?……落としやがった!?」
芳佳「ちくしょおおお、サーニャァァ!!エイラァァ!!!」
~~~~~~~~~~
エイラ「それで……いつまでも幸せに……」
サーニャ「……エイラ」
エイラ(サヨナラ……サーニャ……)
ドッカアアアアアァァン!!!!!
芳佳「ちくしょおおお、サーニャァァ!!エイラァァ!!!」
~~~~~~~~~~
エイラ「それで……いつまでも幸せに……」
サーニャ「……エイラ」
エイラ(サヨナラ……サーニャ……)
ドッカアアアアアァァン!!!!!
90: 田中 2012/01/10(火) 12:45:18.56 ID:hO56QG1TO
隊長「ハッハッハッハ!!」
隊長「見たか!!これが原子力爆弾のいりょジュッ!
ブウゥウワアッ!!!
~~~~~
芳佳「ぐうっ!!!」
芳佳「な……なんてばkジュッ!!
~~~~~
坂本「っ!!!」
坂本「な……なんだあの光は……あんな光見たこtジュッ!!
ブワアアアアアアアアアアン!!!!!
こうして世界は原子力爆弾によって終わったのである
終わり
隊長「見たか!!これが原子力爆弾のいりょジュッ!
ブウゥウワアッ!!!
~~~~~
芳佳「ぐうっ!!!」
芳佳「な……なんてばkジュッ!!
~~~~~
坂本「っ!!!」
坂本「な……なんだあの光は……あんな光見たこtジュッ!!
ブワアアアアアアアアアアン!!!!!
こうして世界は原子力爆弾によって終わったのである
終わり
91: 田中 2012/01/10(火) 12:46:25.78 ID:xRT/HO+b0
乙乙!
最後ワロタwwww
最後ワロタwwww
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