QB「にっ人間の交尾は激しいにゃ―――――ッ!!!」
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 16:55:32.59 ID:2kOyCz+/0
昼休み
まどか「ねえ、あれマミさんだよね?」
さやか「ほんとだ、何やってんだあの人」
マミ「……」ホケー
まどか「マミさーん!」
マミ「へぁ!?か、鹿目さん!?」
さやか「何やってんすか、ぼーっと窓の外見つめたりして」
マミ「う、ううん、なんでもないの!あっ、私そろそろ教室行かなきゃ!」シュタッ
さやか「なんだなんだ?恋か?」
まどか「えぇ!?流石マミさん……」
まどか「ねえ、あれマミさんだよね?」
さやか「ほんとだ、何やってんだあの人」
マミ「……」ホケー
まどか「マミさーん!」
マミ「へぁ!?か、鹿目さん!?」
さやか「何やってんすか、ぼーっと窓の外見つめたりして」
マミ「う、ううん、なんでもないの!あっ、私そろそろ教室行かなきゃ!」シュタッ
さやか「なんだなんだ?恋か?」
まどか「えぇ!?流石マミさん……」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 17:00:56.38 ID:2kOyCz+/0
放課後
仁美「すみません、今日は塾があるのでお先に」
さやか「ばいばーい」
まどか「あっ、ほむらちゃん一緒に帰ろう!」
ほむら「ッ!」ギクッ
さやか「いいね、チッサでも寄ってく?」
まどか「その言い方おじさんっぽいよ?」
ほむら「おっとそろそろ舟の出る時間だわ……それではわたくしこれにて」
さやか「あいや待たれい」ガシッ
ほむら「……その手を離しなさい。私は船に乗って機械の体をくれるという星を目指すのよ」
さやか「イヤそれ列車だし」
仁美「すみません、今日は塾があるのでお先に」
さやか「ばいばーい」
まどか「あっ、ほむらちゃん一緒に帰ろう!」
ほむら「ッ!」ギクッ
さやか「いいね、チッサでも寄ってく?」
まどか「その言い方おじさんっぽいよ?」
ほむら「おっとそろそろ舟の出る時間だわ……それではわたくしこれにて」
さやか「あいや待たれい」ガシッ
ほむら「……その手を離しなさい。私は船に乗って機械の体をくれるという星を目指すのよ」
さやか「イヤそれ列車だし」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 17:06:46.14 ID:2kOyCz+/0
まどか「何か用事でもあるの?」
ほむら「えぇ……得も言われぬ大事な用なの」
さやか「ふーん……んじゃいいよ、また明日ね」
まどか「ばいばーい」
ほむら「えぇ、さようなら」
スタスタ
さやか「……イったか」
まどか「じゃあ今日は久しぶりに二人で帰ろっか」
さやか「何言ってんの!ほむらを尾行するに決まってるでしょ!!」
まどか「え!?なんで!?」
さやか「昼間のマミさんといい、なんか隠し事をしてるように思える……きっとあたしらに内緒でなんかやらかすに違いない」
まどか「魔法少女のお勤めが大変ってだけじゃ……」
さやか「それならそれでオールオッケー、安心してあたしらは帰れる」
さやか「BUTだがしかし!なんかこのモヤモヤしたまま家に帰ってあんたはスッキリ床につけるのかしら!?」
さやか「ナニを二ーしなくても眠れるというのッ!?」
ほむら「えぇ……得も言われぬ大事な用なの」
さやか「ふーん……んじゃいいよ、また明日ね」
まどか「ばいばーい」
ほむら「えぇ、さようなら」
スタスタ
さやか「……イったか」
まどか「じゃあ今日は久しぶりに二人で帰ろっか」
さやか「何言ってんの!ほむらを尾行するに決まってるでしょ!!」
まどか「え!?なんで!?」
さやか「昼間のマミさんといい、なんか隠し事をしてるように思える……きっとあたしらに内緒でなんかやらかすに違いない」
まどか「魔法少女のお勤めが大変ってだけじゃ……」
さやか「それならそれでオールオッケー、安心してあたしらは帰れる」
さやか「BUTだがしかし!なんかこのモヤモヤしたまま家に帰ってあんたはスッキリ床につけるのかしら!?」
さやか「ナニを二ーしなくても眠れるというのッ!?」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 17:10:30.04 ID:2kOyCz+/0
まどか「そう言われるとちょっと気になるけど……」
さやか「ほらほら追いかけるよ!奴はその気になればタンマウォッチ使っちゃうからね」
まどか「もう、どうなってもしらないからね!」
さやか「いざ行かん!」
ほむら「……」キョロキョロ
ほむら「……」スタスタ
さやか「余程都合が悪いとミタ!不自然に周りを気にしてるね」
まどか「確かにちょっと怪しいかも」
さやか「むっ、どっか入ってく」
まどか「ここって……何?」
さやか「ほらほら追いかけるよ!奴はその気になればタンマウォッチ使っちゃうからね」
まどか「もう、どうなってもしらないからね!」
さやか「いざ行かん!」
ほむら「……」キョロキョロ
ほむら「……」スタスタ
さやか「余程都合が悪いとミタ!不自然に周りを気にしてるね」
まどか「確かにちょっと怪しいかも」
さやか「むっ、どっか入ってく」
まどか「ここって……何?」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 17:15:00.07 ID:2kOyCz+/0
『追憶売ってます 思い出・・・風速3m』
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
さやか「追憶売ってます…?なんじゃそりゃ」
まどか「どうする?やめとく?」
さやか「ヌムゥ……仕方ない、突撃するよ!」
まどか「えッ!?ちょっ、待ってって!」
さやか「お邪魔しまーす!追憶売って下さい!!」バターーン
ほむら「なッ!?どうしてここがッ!?」
さやか「あらまあ偶然ですねほむらさんッ!ところでここは一体どこなのカシラッ!?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
さやか「追憶売ってます…?なんじゃそりゃ」
まどか「どうする?やめとく?」
さやか「ヌムゥ……仕方ない、突撃するよ!」
まどか「えッ!?ちょっ、待ってって!」
さやか「お邪魔しまーす!追憶売って下さい!!」バターーン
ほむら「なッ!?どうしてここがッ!?」
さやか「あらまあ偶然ですねほむらさんッ!ところでここは一体どこなのカシラッ!?」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 17:19:29.83 ID:2kOyCz+/0
杏子「あん?何やってんだあんたら」
まどか「はぁ、はぁ……あれ、杏子ちゃん?」
さやか「なんであんたがここにいるのよ」
杏子「なんでって、ここはあたしの店だかんな」
まどさや「店!?」
ほむら「ハァ……結局ばれてしまったのね」
杏子「そりゃいつまでも隠せるもんでもないだろ」
まどか「お店ってどういうお店なの?追憶売ってますってどういう意味?」
杏子「そうだな、話すと長くなるんだが……どんな夢がお望みだ?」
さやか「夢?」
杏子「そう、ここはあたしの魔法を使って好きなように夢を見させてやれる店、風速3m……!」
杏子「安価で刺激が得られるってんでようやく軌道に乗ってきたんだ」
まどか「はぁ、はぁ……あれ、杏子ちゃん?」
さやか「なんであんたがここにいるのよ」
杏子「なんでって、ここはあたしの店だかんな」
まどさや「店!?」
ほむら「ハァ……結局ばれてしまったのね」
杏子「そりゃいつまでも隠せるもんでもないだろ」
まどか「お店ってどういうお店なの?追憶売ってますってどういう意味?」
杏子「そうだな、話すと長くなるんだが……どんな夢がお望みだ?」
さやか「夢?」
杏子「そう、ここはあたしの魔法を使って好きなように夢を見させてやれる店、風速3m……!」
杏子「安価で刺激が得られるってんでようやく軌道に乗ってきたんだ」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 17:23:54.82 ID:2kOyCz+/0
杏子「どんな夢でもいいぞ。好きな世界の夢を体験させてやるさ……!」
さやか「ちょ、ちょい待って!あたしらあんたの魔法がなんなのかって聞いたことないんだけど!」
杏子「そうだっけ?」
まどか「全く」
杏子「ようするに暗示とか催眠とか幻術とか、まあその辺の類になるのかな」
さやか「はぁ……スッゲェー胡散臭いんだけど」
ほむら「そう思っていられるのも今のうちよ……実際に体験してみないとこの素晴らしさは分からないでしょうね」
杏子「ちなみに値段設定はこんな感じ」スッ
さやか「あらまあ、学生でもなんとか手が出せそうな良心的お値段」
まどか「これくらいならなんとか……」
さやか「ちょ、ちょい待って!あたしらあんたの魔法がなんなのかって聞いたことないんだけど!」
杏子「そうだっけ?」
まどか「全く」
杏子「ようするに暗示とか催眠とか幻術とか、まあその辺の類になるのかな」
さやか「はぁ……スッゲェー胡散臭いんだけど」
ほむら「そう思っていられるのも今のうちよ……実際に体験してみないとこの素晴らしさは分からないでしょうね」
杏子「ちなみに値段設定はこんな感じ」スッ
さやか「あらまあ、学生でもなんとか手が出せそうな良心的お値段」
まどか「これくらいならなんとか……」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 17:28:33.22 ID:2kOyCz+/0
ほむら「ちょっと杏子、私の分がまだなんだから早くして頂戴」
さやか「フム、じゃあほむらの様子を見て決めよう」
まどか「それイイネ、採用」
ほむら「だからあなた達にバラしたくなかったのよ!特にさやかっ!」
杏子「ちなみにマミもリピーターな」
さやか「やっぱり」
まどか「あんなにボーっとしちゃうほど凄いのかな……?」
杏子「えぇーっと、ほむらのリクエストは……『ブルースウィリス似の同級生と少女漫画の様な出会いから始まるラブロマンス』」
ほむら「やめてぇぇぇえぇぇえぇぇぇぇえぇ!!!!」
まどか「意外と女の子女の子してるね」
さやか「そんな濃ゆい幼馴染とかイヤだけどネ」
さやか「フム、じゃあほむらの様子を見て決めよう」
まどか「それイイネ、採用」
ほむら「だからあなた達にバラしたくなかったのよ!特にさやかっ!」
杏子「ちなみにマミもリピーターな」
さやか「やっぱり」
まどか「あんなにボーっとしちゃうほど凄いのかな……?」
杏子「えぇーっと、ほむらのリクエストは……『ブルースウィリス似の同級生と少女漫画の様な出会いから始まるラブロマンス』」
ほむら「やめてぇぇぇえぇぇえぇぇぇぇえぇ!!!!」
まどか「意外と女の子女の子してるね」
さやか「そんな濃ゆい幼馴染とかイヤだけどネ」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 17:31:45.23 ID:2kOyCz+/0
それは…実に素晴らしい夢だった
銃器を盗みに入った会社に突如現れたテロリスト集団
ほとんどの人間が人質に取られた中、一人残っていたウィリスと出会ったほむらは、
二人で協力してテロリスト集団をぶちのめしていく
そしてつり橋の神様の粋な計らいによって深まる二人の仲
あぁ、これぞラブロマンス……
――――
――
―
銃器を盗みに入った会社に突如現れたテロリスト集団
ほとんどの人間が人質に取られた中、一人残っていたウィリスと出会ったほむらは、
二人で協力してテロリスト集団をぶちのめしていく
そしてつり橋の神様の粋な計らいによって深まる二人の仲
あぁ、これぞラブロマンス……
――――
――
―
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 17:35:20.09 ID:2kOyCz+/0
ほむら「……」ムクリ
さやか「あっ、起きた」
まどか「ど、どうだった……?」
ほむら「ありがとう杏子!」ダキッ
杏子「当然だろ」
ほむら「特に最後に二人で爆発するビルから逃げるシーンは最高だったわ!」
さやか「ラブロマンスなんだよね!?少女マンガの様な出会いなんだよねぇ!?」
ほむら「また来るわ……はい、お代」チャリーン
杏子「毎度どうもー」
ほむら「フゥ……二人に何か言おうかと思ったけどなんかもうどうでもいいわ」
ほむら「実際に杏子にヤラレちゃうがいいわ」
ほむら「じゃ、また明日ね」スタスタ
バタム
さやか「あっ、起きた」
まどか「ど、どうだった……?」
ほむら「ありがとう杏子!」ダキッ
杏子「当然だろ」
ほむら「特に最後に二人で爆発するビルから逃げるシーンは最高だったわ!」
さやか「ラブロマンスなんだよね!?少女マンガの様な出会いなんだよねぇ!?」
ほむら「また来るわ……はい、お代」チャリーン
杏子「毎度どうもー」
ほむら「フゥ……二人に何か言おうかと思ったけどなんかもうどうでもいいわ」
ほむら「実際に杏子にヤラレちゃうがいいわ」
ほむら「じゃ、また明日ね」スタスタ
バタム
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 17:42:27.46 ID:2kOyCz+/0
まどか「……」
さやか「なんだアレ……あんな顔のほむら初めて見た」
杏子「で、あんたらどうすんの?別にあたしはどっちでもいいんだけどさ」
まどか「……私、やってみようかな」
さやか「ちょっ、本気なの!?」
まどか「一応無事に終わるみたいだし、ちょっとくらいいいかなって」
杏子「んで、リクエストはなんにする?」
まどか「この紙に書けばいいんだね?」
さやか「なんだアレ……あんな顔のほむら初めて見た」
杏子「で、あんたらどうすんの?別にあたしはどっちでもいいんだけどさ」
まどか「……私、やってみようかな」
さやか「ちょっ、本気なの!?」
まどか「一応無事に終わるみたいだし、ちょっとくらいいいかなって」
杏子「んで、リクエストはなんにする?」
まどか「この紙に書けばいいんだね?」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 17:45:18.34 ID:2kOyCz+/0
まどか「書けたよー」
杏子「はいよ」
杏子「んじゃ、ベッドに横になりな。それからこのコインを見つめてるんだ」
杏子「えー……リクエストは、『世界最強の美しい魔法少女となって世界を救う』……」
さやか「あんたねぇ……」
まどか「ゆ、夢の中だけだからっ!」
さやか「いや、別にいいけど、美しいってのは必要なの?」
まどか「何言ってるのさやかちゃんッ!魔法少女が可愛くなくてどうするのッ!!」
さやか「ア、ハイ、ソウデスネ……スミマセン」
杏子「まあいいや。ワンツーキョウコで段々段々眠くなーる……」
さやか「さっきも思ったんだけど、それいるの?」
杏子「う、うっせぇー!これが無いと嫌だって客もいるんだよッ!」
さやか「さいですか……」
杏子「ワン…ツー……キョウコ!」
杏子「はいよ」
杏子「んじゃ、ベッドに横になりな。それからこのコインを見つめてるんだ」
杏子「えー……リクエストは、『世界最強の美しい魔法少女となって世界を救う』……」
さやか「あんたねぇ……」
まどか「ゆ、夢の中だけだからっ!」
さやか「いや、別にいいけど、美しいってのは必要なの?」
まどか「何言ってるのさやかちゃんッ!魔法少女が可愛くなくてどうするのッ!!」
さやか「ア、ハイ、ソウデスネ……スミマセン」
杏子「まあいいや。ワンツーキョウコで段々段々眠くなーる……」
さやか「さっきも思ったんだけど、それいるの?」
杏子「う、うっせぇー!これが無いと嫌だって客もいるんだよッ!」
さやか「さいですか……」
杏子「ワン…ツー……キョウコ!」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 17:49:24.22 ID:2kOyCz+/0
それは…実に素晴らしい夢だった
ある時は先輩魔法少女のマミと共に敵を倒し、
ある時は親友のさやかのこ意地を応援する為に魔法を使い、
巨悪の魔女を三分で片し、インキュベーターに貫録をかましつつ、
世界の平和と同士の魔法少女の為に戦う魔法少女
そう、まどかこそ世界一の、いや宇宙一美しい魔法少女なのだ
――――
――
―
ある時は先輩魔法少女のマミと共に敵を倒し、
ある時は親友のさやかのこ意地を応援する為に魔法を使い、
巨悪の魔女を三分で片し、インキュベーターに貫録をかましつつ、
世界の平和と同士の魔法少女の為に戦う魔法少女
そう、まどかこそ世界一の、いや宇宙一美しい魔法少女なのだ
――――
――
―
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 17:55:32.21 ID:2kOyCz+/0
まどか「……」ムクリ
さやか「おっ、どうだった?」
まどか「杏子ちゃん!」ガバッ
まどか「私こんなに感動したの初めてだよ!目から落ちたよ、鱗がッ!」
杏子「フフン、当然さ。あの程度なんてことないね」
まどか「はいこれお金!」
杏子「んー……いや、今日は特別にタダにしてやるよ」
まどか「いいの!?杏子ちゃん……いや、杏ちゃん先生……!?」
杏子「その代わりさぁ、あんたの家族いるだろ?たまにでいいから連れてきてやりなよ」
杏子「たまにはいろんな疲れを癒したいだろうしな?」
まどか「うん!絶対連れてくるよ!こんないいお店紹介しないわけにはいかないもんね!」
杏子(ククク……これでまどかの家族から定期的に儲けが入るな……)ニパァ
さやか(……こんな杏子の顔初めて見た)
さやか「おっ、どうだった?」
まどか「杏子ちゃん!」ガバッ
まどか「私こんなに感動したの初めてだよ!目から落ちたよ、鱗がッ!」
杏子「フフン、当然さ。あの程度なんてことないね」
まどか「はいこれお金!」
杏子「んー……いや、今日は特別にタダにしてやるよ」
まどか「いいの!?杏子ちゃん……いや、杏ちゃん先生……!?」
杏子「その代わりさぁ、あんたの家族いるだろ?たまにでいいから連れてきてやりなよ」
杏子「たまにはいろんな疲れを癒したいだろうしな?」
まどか「うん!絶対連れてくるよ!こんないいお店紹介しないわけにはいかないもんね!」
杏子(ククク……これでまどかの家族から定期的に儲けが入るな……)ニパァ
さやか(……こんな杏子の顔初めて見た)
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 18:03:12.15 ID:2kOyCz+/0
杏子「んで、さやかはどうすんだ?」
さやか「ムムゥ……ここまで見せつけられてやらないわけにはいくまい!」
さやか「実はリクエストももう書いちゃってたのだ!」ピッ
杏子「よしきた!ちゃっちゃと横になれー」
杏子「えー、リクエストは……『昔みたいに上条恭介と遊びたい』」
さやか「えへへへへ」
杏子「普通すぎてつまんねー」
さやか「うっさいわぁっ!するんなら早くしてよっ!!!」
杏子「ワンツーキョウコで段々段々眠く――」
さやか「ムムゥ……ここまで見せつけられてやらないわけにはいくまい!」
さやか「実はリクエストももう書いちゃってたのだ!」ピッ
杏子「よしきた!ちゃっちゃと横になれー」
杏子「えー、リクエストは……『昔みたいに上条恭介と遊びたい』」
さやか「えへへへへ」
杏子「普通すぎてつまんねー」
さやか「うっさいわぁっ!するんなら早くしてよっ!!!」
杏子「ワンツーキョウコで段々段々眠く――」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 18:08:05.21 ID:2kOyCz+/0
さやか「……」ムクリ
まどか「どうだった?」
さやか「うっ、うぅぅ」ブワッ
まどか「わぁ!どうしたのさやかちゃん!?大丈夫!?」
さやか「いやね、なんか二人で仲良く遊んでたあの日はもう戻ってこないのかなって思うと……」
杏子「そうだな、人によっちゃそういう奴もいるよ」
さやか「でもいろんなこと思い出せた気がするよ……」
まどか「あっ、もうこんな時間だよ?そろそろ帰らないと」
さやか「そうだね。じゃあ、またね杏子」スクッ
杏子「家族にもよろしく言っといてくれよなー」
バタン
杏子「家族か……」
杏子「おーいマミ、まだ寝てんのか?」コンコン
<起きてるわよ~
まどか「どうだった?」
さやか「うっ、うぅぅ」ブワッ
まどか「わぁ!どうしたのさやかちゃん!?大丈夫!?」
さやか「いやね、なんか二人で仲良く遊んでたあの日はもう戻ってこないのかなって思うと……」
杏子「そうだな、人によっちゃそういう奴もいるよ」
さやか「でもいろんなこと思い出せた気がするよ……」
まどか「あっ、もうこんな時間だよ?そろそろ帰らないと」
さやか「そうだね。じゃあ、またね杏子」スクッ
杏子「家族にもよろしく言っといてくれよなー」
バタン
杏子「家族か……」
杏子「おーいマミ、まだ寝てんのか?」コンコン
<起きてるわよ~
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 18:15:32.93 ID:2kOyCz+/0
ガチャリ
杏子「なんだよ、起きてたんなら挨拶くらいしていきゃいいじゃねーか」
マミ「無理よ!こんな顔見せられるもんですか!」
杏子「一室占領して閉じこもるの止めてくんねーかな……」
マミ「だって、酷い顔してると思うから……」
杏子「毎回毎回『家族が生きてたら~』なんて夢ばっか見るからだろ。ほむらみたいに思いきったリクエストにしろよ」
マミ「あれは冒険しすぎよ」
杏子「それは同感だ」
マミ「確かにそうかもしれないけど……もうちょっとだけ」
杏子「……まあ、あたしとしてはそっちの方が値段設定高いから助かるんだけどな」
マミ「今月ちょっとピンチなのに」
杏子「なら毎日くんなよ!」
杏子「なんだよ、起きてたんなら挨拶くらいしていきゃいいじゃねーか」
マミ「無理よ!こんな顔見せられるもんですか!」
杏子「一室占領して閉じこもるの止めてくんねーかな……」
マミ「だって、酷い顔してると思うから……」
杏子「毎回毎回『家族が生きてたら~』なんて夢ばっか見るからだろ。ほむらみたいに思いきったリクエストにしろよ」
マミ「あれは冒険しすぎよ」
杏子「それは同感だ」
マミ「確かにそうかもしれないけど……もうちょっとだけ」
杏子「……まあ、あたしとしてはそっちの方が値段設定高いから助かるんだけどな」
マミ「今月ちょっとピンチなのに」
杏子「なら毎日くんなよ!」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 18:22:21.01 ID:2kOyCz+/0
翌日
まどか「……」ボー
さやか「……」ホケー
ほむら「……」ホワー
仁美「酷いですわ、あまりにも醜い光景ですわ」
さやか「ハッ!イカンイカン……ついボーっとしちゃって」
まどか「杏子ちゃんのアレ……凄かったよねー」
ほむら「確かに……しかしあれは麻薬よ!」
仁美「まっ麻薬!?」
ほむら「夢の世界で遊ぶのは確かに楽しいわ!でもそれは全て夢なのよ!夢でしかないのよ!」
ほむら「夢にハマリ、夢の世界のみで遊ぶというのもアリだと思うわ……でもそれは現実からの逃避でしかないのよ!」
ほむら「目が覚めた時全ては消え去り、夢とは違う自分を再認識するだけなのよッ!」
ほむら「夢に遊んでいても貴重な時間は着々と進んでしまうのよ……」
まどか「ほっほむらちゃん!」
さやか「まさかほむらから良識的な意見が出てくるなんて……でもその通りだよね、三次元に生きるものとして三次元に生きねば……!」
まどか「……」ボー
さやか「……」ホケー
ほむら「……」ホワー
仁美「酷いですわ、あまりにも醜い光景ですわ」
さやか「ハッ!イカンイカン……ついボーっとしちゃって」
まどか「杏子ちゃんのアレ……凄かったよねー」
ほむら「確かに……しかしあれは麻薬よ!」
仁美「まっ麻薬!?」
ほむら「夢の世界で遊ぶのは確かに楽しいわ!でもそれは全て夢なのよ!夢でしかないのよ!」
ほむら「夢にハマリ、夢の世界のみで遊ぶというのもアリだと思うわ……でもそれは現実からの逃避でしかないのよ!」
ほむら「目が覚めた時全ては消え去り、夢とは違う自分を再認識するだけなのよッ!」
ほむら「夢に遊んでいても貴重な時間は着々と進んでしまうのよ……」
まどか「ほっほむらちゃん!」
さやか「まさかほむらから良識的な意見が出てくるなんて……でもその通りだよね、三次元に生きるものとして三次元に生きねば……!」
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 18:26:33.56 ID:2kOyCz+/0
仁美「あの、先程から夢だ麻薬だ三次元だと不吉な言葉が聞こえてくるのですが……」
仁美「ひょっとして何か危ない遊びをなされているとか……?」
まどさやほむ「…………」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
まどさやほむ「全然」
仁美「その間はなんなのですか」
まどか「全然危なくなんかないよ?そうだ、今日は仁美ちゃんも行こうよ!」
さやか「あんたさっきのほむらの話聞いてたの!?」
まどか「大丈夫だよぉ、仁美ちゃんも連れていったらきっと杏子ちゃんも喜ぶし」ティヒヒ
仁美「あの、本当に大丈夫なのですか……?」
さやか「あ、うん……まどかはちょっと今までの反動で衝撃がでかすぎたんだと思う」
ほむら「わっ私のせいじゃないわよね……?」
仁美「ひょっとして何か危ない遊びをなされているとか……?」
まどさやほむ「…………」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
まどさやほむ「全然」
仁美「その間はなんなのですか」
まどか「全然危なくなんかないよ?そうだ、今日は仁美ちゃんも行こうよ!」
さやか「あんたさっきのほむらの話聞いてたの!?」
まどか「大丈夫だよぉ、仁美ちゃんも連れていったらきっと杏子ちゃんも喜ぶし」ティヒヒ
仁美「あの、本当に大丈夫なのですか……?」
さやか「あ、うん……まどかはちょっと今までの反動で衝撃がでかすぎたんだと思う」
ほむら「わっ私のせいじゃないわよね……?」
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 18:31:40.23 ID:2kOyCz+/0
放課後
まどか「杏子ちゃーん!今日も来ちゃった!」
杏子「おっ、友達か?」
仁美「初めまして……あの、なんだかよく分からないんですけど、何をするところなんですの?」
杏子「――ッ!」ピーン
杏子「オイ君達、ちょっと」
まどか「うん?」
杏子「ひょっとしてあいつはお嬢様的な何かか?」ヒソヒソ
ほむら「まあ、それなりの」
杏子「ふーん……へぇ」ニパァ
さやか(こっこれは獲物を見つけたライオンの目ッ……!喰われるぞ仁美……!!)
さやか「まあ言わないんだけどね」フゥ
まどか「何を?」
さやか「別に?」
まどか「杏子ちゃーん!今日も来ちゃった!」
杏子「おっ、友達か?」
仁美「初めまして……あの、なんだかよく分からないんですけど、何をするところなんですの?」
杏子「――ッ!」ピーン
杏子「オイ君達、ちょっと」
まどか「うん?」
杏子「ひょっとしてあいつはお嬢様的な何かか?」ヒソヒソ
ほむら「まあ、それなりの」
杏子「ふーん……へぇ」ニパァ
さやか(こっこれは獲物を見つけたライオンの目ッ……!喰われるぞ仁美……!!)
さやか「まあ言わないんだけどね」フゥ
まどか「何を?」
さやか「別に?」
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 18:35:29.15 ID:2kOyCz+/0
杏子「ワン…ツー……キョウコ」
仁美「……スゥ……」
杏子「んで、あんたらはどうすんの?」
さやか「いや、あたしは今日はいいや。今月は買いたいCDが出るの思い出した」
ほむら「同じくパス。週一って決めてるの」
まどか「じゃあ、私やろうかなぁ」
杏子「へへっ、そうこなくっちゃな。言っとくが今日は金貰うからな」
まどか「平気だよ!豚さんの貯金箱開けてきたからね!」
杏子「その意気やよしっ!」
仁美「……スゥ……」
杏子「んで、あんたらはどうすんの?」
さやか「いや、あたしは今日はいいや。今月は買いたいCDが出るの思い出した」
ほむら「同じくパス。週一って決めてるの」
まどか「じゃあ、私やろうかなぁ」
杏子「へへっ、そうこなくっちゃな。言っとくが今日は金貰うからな」
まどか「平気だよ!豚さんの貯金箱開けてきたからね!」
杏子「その意気やよしっ!」
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 18:41:06.69 ID:2kOyCz+/0
QB「ちょっといいかな?」
さやか「出たな余分三兄弟ッ!」
QB「……?」
ほむら「そのノリは通じないわよ」
QB「まあいいんだけど……中々面白い試みをやっているね」
杏子「そいつはどうも」
QB「どうだいまどか?やっぱり魔法少女はすごいだろう?」
まどか「うん、夢の中ならいくらでも魔法少女になれるんだもん!」
QB「だから現実でも魔法少女になるっていうのはどうかな?」
まどか「契約してほしいの?」
QB「その方がまどかにとっても経済的だと思うんだけ――」
ほむら「はいそこまでー」スパーン
さやか「出たな余分三兄弟ッ!」
QB「……?」
ほむら「そのノリは通じないわよ」
QB「まあいいんだけど……中々面白い試みをやっているね」
杏子「そいつはどうも」
QB「どうだいまどか?やっぱり魔法少女はすごいだろう?」
まどか「うん、夢の中ならいくらでも魔法少女になれるんだもん!」
QB「だから現実でも魔法少女になるっていうのはどうかな?」
まどか「契約してほしいの?」
QB「その方がまどかにとっても経済的だと思うんだけ――」
ほむら「はいそこまでー」スパーン
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 18:48:13.82 ID:2kOyCz+/0
QB「やれやれ、人の話は最後まで聞きなさいって学校で教わらなかったのかい?」
ほむら「ウザッ」
さやか「ちなみに最後まで聞くとどんな感じ?」
QB「僕と契約して魔法少女になってよ」
ほむら「結局それじゃないのっ!」
まどか「うん、ならないよ」
QB「そっ即決だね……」
まどか「だって現実だと私別に宇宙一美しくもないし巨悪ももういないしキュゥべえ達従えられないし、いいことあんまりないんだもん」
QB「ア、ハイ、ソウデスカ……スミマセン……」
まどか「私の言うこと全部聞いてくれるんなら考えてもいいかも」
QB「ア、ハイ、上司に相談します……」
さやか「弱っ!?こんな押し弱かったっけこいつ!?」
ほむら「ウザッ」
さやか「ちなみに最後まで聞くとどんな感じ?」
QB「僕と契約して魔法少女になってよ」
ほむら「結局それじゃないのっ!」
まどか「うん、ならないよ」
QB「そっ即決だね……」
まどか「だって現実だと私別に宇宙一美しくもないし巨悪ももういないしキュゥべえ達従えられないし、いいことあんまりないんだもん」
QB「ア、ハイ、ソウデスカ……スミマセン……」
まどか「私の言うこと全部聞いてくれるんなら考えてもいいかも」
QB「ア、ハイ、上司に相談します……」
さやか「弱っ!?こんな押し弱かったっけこいつ!?」
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 18:52:22.43 ID:2kOyCz+/0
杏子「……もういいか?」
まどか「うん!今日もお願いね!」
杏子「えー、リクエストは……」
杏子「『世界最強の魔法少女になったまどかは突然力が使えなくなって絶望しかけるんだけど友達の助けによってなんやかんや力を取り戻して巨悪を討つ』」
まどか「やっぱり強いだけじゃ盛り上がりに欠けるよねっ!」
さやか「ねえ、もうまどかさん駄目だと思うんだけど」
ほむら「やっぱりもっと注意を払っておくべきだったわ……」
杏子「ワンツーキョウコで段々段々――」
まどか「うん!今日もお願いね!」
杏子「えー、リクエストは……」
杏子「『世界最強の魔法少女になったまどかは突然力が使えなくなって絶望しかけるんだけど友達の助けによってなんやかんや力を取り戻して巨悪を討つ』」
まどか「やっぱり強いだけじゃ盛り上がりに欠けるよねっ!」
さやか「ねえ、もうまどかさん駄目だと思うんだけど」
ほむら「やっぱりもっと注意を払っておくべきだったわ……」
杏子「ワンツーキョウコで段々段々――」
76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 18:56:01.07 ID:2kOyCz+/0
QB「はぁ……魔法少女の良さを伝えられると思って放っておいたのに、逆に駄目なところを指摘されるとはね」
さやか「なんでもありなんだからそりゃそうなるよね」
ほむら「……」
QB「仕方ない、また出直そキュベァッ!?」
さやか「何してんの?」
ほむら「こいつには効くのかしら?」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
さやか「……」
杏子「……」
QB「なっ何がだい……?」
ほむら「だから、催眠術が」
杏子「なるほど、面白そうだな」
さやか「なんでもありなんだからそりゃそうなるよね」
ほむら「……」
QB「仕方ない、また出直そキュベァッ!?」
さやか「何してんの?」
ほむら「こいつには効くのかしら?」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
さやか「……」
杏子「……」
QB「なっ何がだい……?」
ほむら「だから、催眠術が」
杏子「なるほど、面白そうだな」
80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 19:01:35.82 ID:2kOyCz+/0
さやか「どんな夢にする?」
ほむら「中々体験できないようなものにするべきよね」
杏子「そうだなぁ、とりあえず気持ちを持たせたりはしたいよな」
アーデモナイコーデモナイ
・
・
・
ほむら「えー、まとめると……」
ほむら「こいつは猫耳少女なのよ」キリッ
ほむら「学年でもナンバーワンの猫耳美少女…ある日同じ5年生の男子達から一斉にコクられる……」
ほむら「『私はみんなのアイドルだにゃー!』そう言って誤魔化すも皆もうたかぶっちゃってもろびとこぞりてキュゥベェに襲いかかる――」
ほむら「無垢なおちんちんランドと猫耳美少女・キュゥベェ――」
ほむら「こんな感じで」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ほむら「中々体験できないようなものにするべきよね」
杏子「そうだなぁ、とりあえず気持ちを持たせたりはしたいよな」
アーデモナイコーデモナイ
・
・
・
ほむら「えー、まとめると……」
ほむら「こいつは猫耳少女なのよ」キリッ
ほむら「学年でもナンバーワンの猫耳美少女…ある日同じ5年生の男子達から一斉にコクられる……」
ほむら「『私はみんなのアイドルだにゃー!』そう言って誤魔化すも皆もうたかぶっちゃってもろびとこぞりてキュゥベェに襲いかかる――」
ほむら「無垢なおちんちんランドと猫耳美少女・キュゥベェ――」
ほむら「こんな感じで」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 19:05:24.81 ID:2kOyCz+/0
さやか「……イケる……の?」
杏子「まあ、その、なんだ……実はお前らが途中から何言ってんのか分かってなかったんだが……」
杏子「あたしにすべて任せなッ!」
さやか「せんせいさいこう!!」
ほむら「よく言ったわ!後で角砂糖を恵んであげる!」
QB「……イヤ、アノ、本気なのかい……?」
ほむら「ねえキュゥベェ」ニコッ
QB「ハッハイ!」
ほむら「世の中には知っておくべきことがたくさんあるのよ」
QB「それが猫耳美少女の気持ちだと……」
ほむら「えぇそうよ」
QB「嘘だぁああああああぁぁぁぁっぁぁああああああああ!!!!」
杏子「観念しろっ!ワンツーキョウコで段々段々眠くなる!!」
――――
――
―
杏子「まあ、その、なんだ……実はお前らが途中から何言ってんのか分かってなかったんだが……」
杏子「あたしにすべて任せなッ!」
さやか「せんせいさいこう!!」
ほむら「よく言ったわ!後で角砂糖を恵んであげる!」
QB「……イヤ、アノ、本気なのかい……?」
ほむら「ねえキュゥベェ」ニコッ
QB「ハッハイ!」
ほむら「世の中には知っておくべきことがたくさんあるのよ」
QB「それが猫耳美少女の気持ちだと……」
ほむら「えぇそうよ」
QB「嘘だぁああああああぁぁぁぁっぁぁああああああああ!!!!」
杏子「観念しろっ!ワンツーキョウコで段々段々眠くなる!!」
――――
――
―
85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 19:09:48.69 ID:2kOyCz+/0
マミ「用事があって遅くなっちゃったわ……鹿目さん達来てるかした……?」
ァァァァァ
マミ「……?何の音かしら?」
ガチャッ
QB「にっ人間の交尾は激しいにゃ――――ッ!!!」ゴバァァァァ
QB「そっそこはチガウ穴ニャ~~~~~~~ッ!!!」グリンッ
マミ「」蹴りャッ
QB「ニャ」
QB「ハッ……マッマミ……!」
マミ「何がニャーよ何が」
ァァァァァ
マミ「……?何の音かしら?」
ガチャッ
QB「にっ人間の交尾は激しいにゃ――――ッ!!!」ゴバァァァァ
QB「そっそこはチガウ穴ニャ~~~~~~~ッ!!!」グリンッ
マミ「」蹴りャッ
QB「ニャ」
QB「ハッ……マッマミ……!」
マミ「何がニャーよ何が」
88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 19:13:47.88 ID:2kOyCz+/0
さやか「いやあの、違うんですマミさん!これはなんというか必要悪というやつでして……」
マミ「あなた達がやったの!?」
ほむら「ハッハイ!主にさやか主導で」
さやか「オォイキミィ!?ほむらが諸悪の根源でしょうが!?」
マミ「黙らっしゃい!」バンッ
QB「……あの、マミ……?」
マミ「そこ、誰が発言してもいいと……?」
QB「ア、ハイ、スミマセン……」
マミ「佐倉さん、事情を説明して貰えるかしら?」
杏子「いいけどさ……」
カクカクシカジカ
マミ「あなた達がやったの!?」
ほむら「ハッハイ!主にさやか主導で」
さやか「オォイキミィ!?ほむらが諸悪の根源でしょうが!?」
マミ「黙らっしゃい!」バンッ
QB「……あの、マミ……?」
マミ「そこ、誰が発言してもいいと……?」
QB「ア、ハイ、スミマセン……」
マミ「佐倉さん、事情を説明して貰えるかしら?」
杏子「いいけどさ……」
カクカクシカジカ
91: ごめんなさいちょっと開ける 2012/09/19(水) 19:21:46.00 ID:2kOyCz+/0
マミ「なるほどね、大体の事情は分かったわ」
ほむら「決して悪いことをするつもりは……いえ、ちょっとやりすぎたかもしれないけど……」
マミ「ちょっと……?」ゴゴゴゴゴゴ
さやか「フム、しかし考えてみて下さいよマミさん。確かに私達のやったことはキュゥベェにとって酷いことかもしれません」
さやか「しかし本当にそうなのでしょうか!?キュゥべえに感情が無いというのなら感情を持ったキュゥベェを見たいというのは当然の理……!」
さやか「まして思春期の女の子の気持ちを知ることで新しい魔法少女について考えるきっかけを与えうるのではないでしょうか……!?」
さやか「そう考えるとあたしらのやったことは必要なことなのですヨ……!!!」
マミ「でもやり過ぎよね?」
さやか「あはははー」
マミ「はぁ……まあいいわ、次は私も参加するから」
QB「えっ」
ほむら「今なんと……?」
ほむら「決して悪いことをするつもりは……いえ、ちょっとやりすぎたかもしれないけど……」
マミ「ちょっと……?」ゴゴゴゴゴゴ
さやか「フム、しかし考えてみて下さいよマミさん。確かに私達のやったことはキュゥベェにとって酷いことかもしれません」
さやか「しかし本当にそうなのでしょうか!?キュゥべえに感情が無いというのなら感情を持ったキュゥベェを見たいというのは当然の理……!」
さやか「まして思春期の女の子の気持ちを知ることで新しい魔法少女について考えるきっかけを与えうるのではないでしょうか……!?」
さやか「そう考えるとあたしらのやったことは必要なことなのですヨ……!!!」
マミ「でもやり過ぎよね?」
さやか「あはははー」
マミ「はぁ……まあいいわ、次は私も参加するから」
QB「えっ」
ほむら「今なんと……?」
98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 19:42:06.34 ID:2kOyCz+/0
マミ「ちょっと面白そうだから私も夢の内容決めさせてね」
QB「えっちょっあの」
さやか「よっしゃー!そうと決まれば早速作戦会議だ!」
ほむら「今度は少年にしてみるというのはどうカシラ?」
マミ「それ、採用!」ビッ
杏子「だったらいっそ――」
アーデモナイコーデモナイ
・
・
・
ほむら「えー……要約すると」
ほむら「キュゥべえは、デカ軍団の一員なんですよ。タイツ、金髪……各々の特徴をとらえたニックネームを持つ刑事達の中に一人男性のキュゥべえが!」
さやか「ニックネームは耳毛!耳毛長いから!」
ほむら「で、ある時魔獣の様なギラついた眼光の犯人を追う中で――」
――――
――
―
QB「えっちょっあの」
さやか「よっしゃー!そうと決まれば早速作戦会議だ!」
ほむら「今度は少年にしてみるというのはどうカシラ?」
マミ「それ、採用!」ビッ
杏子「だったらいっそ――」
アーデモナイコーデモナイ
・
・
・
ほむら「えー……要約すると」
ほむら「キュゥべえは、デカ軍団の一員なんですよ。タイツ、金髪……各々の特徴をとらえたニックネームを持つ刑事達の中に一人男性のキュゥべえが!」
さやか「ニックネームは耳毛!耳毛長いから!」
ほむら「で、ある時魔獣の様なギラついた眼光の犯人を追う中で――」
――――
――
―
101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 19:46:39.99 ID:2kOyCz+/0
まどか「ふぁぁ~……」ムクリ
まどか「あれ?マミさんがいる」
マミ「あら鹿目さん、起きたのね」
まどか「みんな何してるの?」
さやか「いやちょっと、キュゥべえに実験をね……」
まどか「あっ、夢見せてるんだね!どんな夢なの!?」
ほむら「えっと、それは……」
まどか「言いにくいことなの?」
杏子「なんなら夢の中に入って確かめてくるかい?」
まどか「え!?そっそんなこと出来るのッ!?」
杏子「できらいでか!ほらちゃっちゃと横になりな!」
さやか「あぁ、キュゥべえの横に寝るんだ……」
杏子「ワンツーキョウコで段々段々眠くなる……!まどかはキュゥべえの夢の中へ――」
まどか「あれ?マミさんがいる」
マミ「あら鹿目さん、起きたのね」
まどか「みんな何してるの?」
さやか「いやちょっと、キュゥべえに実験をね……」
まどか「あっ、夢見せてるんだね!どんな夢なの!?」
ほむら「えっと、それは……」
まどか「言いにくいことなの?」
杏子「なんなら夢の中に入って確かめてくるかい?」
まどか「え!?そっそんなこと出来るのッ!?」
杏子「できらいでか!ほらちゃっちゃと横になりな!」
さやか「あぁ、キュゥべえの横に寝るんだ……」
杏子「ワンツーキョウコで段々段々眠くなる……!まどかはキュゥべえの夢の中へ――」
104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 19:52:29.42 ID:2kOyCz+/0
ズズズズズズズ
――――
――
―
まどか「ここがキュゥべえの夢の中……?廃工場みたい」
<キャーッ!耳毛さーん!!!
まどか「この声、私!?」
<イヤッ、やめて!
<フワーハッハッハッハ
まどか「この扉の向こうで……」ゴクリ
ガチャッ
魔獣「フワーッハッハッハッハ!自分を慕う部下の前でやおい穴を汚されるのはどうだ!?」スパァン スパァン
まどか(夢)「いや――っ耳毛さーん!!」
QB「ウオオオオオン!見るなッ見るなああああああッ!!!」スパァン ズパァァン
まどか「」
まどか(夢)「耳毛さーん!!」
QB「見ィるなあああああああああッ!!」ズパァン スパァン ドパァン
――――
――
―
まどか「ここがキュゥべえの夢の中……?廃工場みたい」
<キャーッ!耳毛さーん!!!
まどか「この声、私!?」
<イヤッ、やめて!
<フワーハッハッハッハ
まどか「この扉の向こうで……」ゴクリ
ガチャッ
魔獣「フワーッハッハッハッハ!自分を慕う部下の前でやおい穴を汚されるのはどうだ!?」スパァン スパァン
まどか(夢)「いや――っ耳毛さーん!!」
QB「ウオオオオオン!見るなッ見るなああああああッ!!!」スパァン ズパァァン
まどか「」
まどか(夢)「耳毛さーん!!」
QB「見ィるなあああああああああッ!!」ズパァン スパァン ドパァン
107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 19:54:30.18 ID:JAP+D33S0
きゅっぷい……
109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 19:55:00.88 ID:2kOyCz+/0
まどか「うわぁっ!!」ガバッ
さやか「ど、どうだった……?」
まどか「はぁ……はぁ……」
ほむら「まどか?」
マミ「大丈夫?」
まどか「杏子ちゃん」
杏子「ん?」
まどか「もうここに来るの止めるね」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
杏子「……」
言い返せませんでした
さやか「ど、どうだった……?」
まどか「はぁ……はぁ……」
ほむら「まどか?」
マミ「大丈夫?」
まどか「杏子ちゃん」
杏子「ん?」
まどか「もうここに来るの止めるね」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
杏子「……」
言い返せませんでした
112: 忍法帖【Lv=6,xxxP】(1+0:15) 2012/09/19(水) 19:56:52.14 ID:+bGBHpT10
つか、シュール過ぎて
ディモールトいい!!!
ディモールトいい!!!
113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 19:58:28.13 ID:2kOyCz+/0
数日後
仁美「素晴らしかったですわね!教えてくれてありがとうまどかさん!」
まどか「ア、ウン、ソウダネ……一体どこからどこまでが夢だったのかな……」
さやか「うん、全部」
ほむら「大体あの人のせいよね」
さやか「まあね」
・
・
・
杏子「えー、今日のリクエストは……」
杏子「『母と娘の自分が見ている前で父が会社の上司に逆らえずやおい穴を汚されて悔しくも感じてしまう哀れな父親』」
マミ「一々声に出さなくていいから!」
完
仁美「素晴らしかったですわね!教えてくれてありがとうまどかさん!」
まどか「ア、ウン、ソウダネ……一体どこからどこまでが夢だったのかな……」
さやか「うん、全部」
ほむら「大体あの人のせいよね」
さやか「まあね」
・
・
・
杏子「えー、今日のリクエストは……」
杏子「『母と娘の自分が見ている前で父が会社の上司に逆らえずやおい穴を汚されて悔しくも感じてしまう哀れな父親』」
マミ「一々声に出さなくていいから!」
完
115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 20:00:09.16 ID:vZcFKck80
おつおつ
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