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ドラッグ オン ドラグーン3 討鬼伝

ディアボロ「ストライクウィッチーズ?」芳佳「はい!」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/09(木) 21:22:31.11 ID:lpfsZ3ho0

―????年―

ディアボロ「はッ!」

キョロキョロ

ディアボロ「どうやらまた『イタリア』に帰ってきたようだが」

ディアボロ「……まだ続くのか…! 『死』にすらたどり着かない私の『宿命』はッ!」

ディアボロ「……? なにか様子が」

ブロロロォー

「うわあッ! 道路の真ん中に突っ立ってんじゃあねェーッ!」

ディアボロ「!!」

ドグチァ

「な…何の音だ!?」

「芳佳、あれ!」

「分かってる、ルッキーニちゃん!」









2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/09(木) 21:30:49.23 ID:lpfsZ3ho0

age


7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/09(木) 21:51:18.25 ID:pu77FJyvO

代行サンクス


8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/09(木) 21:58:37.42 ID:pu77FJyvO

ディアボロ「…う………」

ディアボロ(つ…次は……どこに…誰に殺されるんだ……?)

「大丈夫ですか! しっかりして下さい!」

ディアボロ(……なんだ…?)

「すぐに治療します……きっと治りますから……!」ピョコン

ディアボロ(こ……この感覚は……まさか…)

「芳佳! すぐに救急車が来るから」

「私が飛んだ方が速いッ! 行けるか、宮藤!?」

「……はいッ! 病院まで持たせてみせます!」


10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/09(木) 22:06:00.54 ID:pu77FJyvO

――

ディアボロ「はッ!」

キョロキョロ

ディアボロ「そうだ、私は自動車にはねられて……誰かが私に近づいてきたところまでは覚えている」

ディアボロ「……ここは病院か? 手術台ではなくベッドの上か、とすると次は」

コンコン

ディアボロ「!!」ビクッ

ガチャ

看護婦「あ、まだ動いちゃ」

ディアボロ「女ッ! そこを動くんじゃあないッ!」

看護婦「え?」


11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/09(木) 22:14:33.92 ID:pu77FJyvO

ディアボロ「動くなと言ったはずだッ!」

ディアボロ(この病院にも『パッショーネ』の息がかかっている可能性がある……この看護婦を殺して足がつくのはマズイ)


看護婦「なに言ってるんですか、あんなにボロボロだったんですよ? ウィッチさんが助けてくれたから良かったようなものの」

ディアボロ「いい加減その口を……なに? 『助け』た? 私を? 誰が!」

看護婦「だからウィッチ、それもブリタニアの『ストライクウィッチーズ』の方々ですよぉ。たまたま『ロマーニャ』に買い出しに来ていたみたいです」

ディアボロ(この女、何を言っているんだ? ストライクウィッチーズ? 新しいギャングチームか?)


16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/09(木) 22:26:35.04 ID:pu77FJyvO

看護婦「さあ、そろそろおふざけはおしまいにして下さい。一応、点滴を投与しますからね」

ディアボロ「う…うおォォッ! 俺の側に近寄るなァァァーッ!」

ディアボロ「『キング・クリムゾン』ッ!」

ドバァァ--z__ン

ディアボロ「ハア…ハア……」

ディアボロ「に…逃げなければッ! どういうわけか今回は『事故』が起きない! ジョルノを叩くなら今だッ!」

ディアボロ「私が再び『絶頂』へと登り詰めるために!」

バァ--z__ン

看護婦「さ……あら? 今ベッドに寝ていたのに……」


19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/09(木) 22:35:07.99 ID:pu77FJyvO

―ロマーニャ市街―

ディアボロ「……」

ディアボロ「異常だ……」

ディアボロ「なぜ女たちは下着一枚なんだ? そういえば先ほどの看護婦も制服とパンツだけだったな。何者かのスタンド能力か?」

ディアボロ「パッショーネが私を攻撃してこないのもおかしい。もう片がついたものだと思っているだけなのか……」

ディアボロ「いずれにしろ、なるべく目立たないようにしなければ」

「あッ! さっきの人だ!」

ディアボロ「!」ビクッ

「おーい、まだ動いちゃダメですよー!」

ディアボロ「くッ! あんなに大きな声を出して……!」ササッ

「行っちまったぜ?」

「どうすんの?」

「私、ちょっと様子を見てきます」


22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/09(木) 22:44:25.56 ID:pu77FJyvO

―ロマーニャ 裏道―

「おかしいなぁ、確かこっちに……」

バッ!

「むぐうッ!?」

ディアボロ「貴様、日本人だな。何故私を追ってきた? 一緒にいたのは仲間の追手か?」

「んんっ、むぐー!」

ディアボロ「……今、話せるようにしてやる。だが、余計なことを喋れば殺す。いいな」

「はっ、はあ、はあ……あの……」

ディアボロ「質問しているのは私だ。貴様、名前と国籍は?」

「な、名前は『宮藤 芳佳』です……ふ、扶桑のウィッチで……」

ディアボロ「ウィッチ?」


25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/09(木) 22:56:01.66 ID:pu77FJyvO

ディアボロ「では、私を助けたのは貴様か?」

芳佳「そ、そうです。あんまり動いてるから」

ディアボロ「黙れ」

芳佳「ひっ」

ディアボロ(コイツが私の怪我を治療したのか? 瀕死の人間をあの短時間でほぼ完治させられるのは、スタンド能力以外にありえないが……)

ディアボロ(コイツからはスタンド使い特有の『凄み』が感じられない。どこにでもいる小娘のようでもある)

ディアボロ(しかし、その一方でジョルノの同じような『希望』を目に秘めている……どうする? 始末しておくべきか?)

ジャンキー「ひへっへっへ、真っ昼間から見せつけてくれるねェー? お二人さんよォー」

ディアボロ「!!」

芳佳「な……なんですか、この人たち」

チンピラ「おうオッサン、悪いこた言わねえよ。ちょーっとだけその嬢ちゃん、かっ、貸してくんねーかなァァーッ!?」


31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/09(木) 23:05:58.44 ID:pu77FJyvO

ディアボロ(来たか……だが……)

芳佳「しゃ、シャーリーさんたちに……!」

ディアボロ「動くなッ!」
チンピラ「動くなッ!」

芳佳「ッ!」

ディアボロ「貴様にはまだ聞かねばならんことがある。私の考えが正しければ……」

┣″┣″┣″┣″┣″┣″┣″┣″

ディアボロ「ジョルノッ! 私は私自身の『運命』を乗り越えたぞッ!」

ジャンキー「イヒヒ、なにごちゃごぐぶへァァァーッ」ドゴォ

ディアボロ「……」

チンピラ「ヤロォォーッ!」チャッ

芳佳「銃を……! あの、逃げて」

ディアボロ「キング・クリムゾン!」

ドバァァ---z___ン


35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/09(木) 23:22:50.80 ID:pu77FJyvO

ディアボロ「見えるぞ……弾丸の軌跡が。弾丸は何物にも命中することなく飛び去って行き……」

バッ

ディアボロ「悪くない銃だな。借りるぞ」

ディアボロ「私が放った弾丸はッ!」

ドンドンドン

ディアボロ「『命中した』という結果だけが残る」

バァ--z__ン

チンピラ「げ……ぐあァァーッ」

ディアボロ「……フフ…やはり間違いないッ! 私の『レクイエム』から受けた攻撃は『解除』されたッ! 宮藤! お前の力に……」

ディアボロ「?」

チンピラ「ヒィィ…痛てェーよォォ……」ズルズル

芳佳「う、動かないで下さい。すぐに治りますから……」

ディアボロ「……おい、何をしているんだ? その男は…」

芳佳「分かってますッ! でも、私はウィッチです! 目の前の怪我人を見逃すなんて、出来ませんッ! 」


36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/09(木) 23:24:14.91 ID:mWkltxuT0

よしかマジぱねぇ


39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/09(木) 23:34:50.21 ID:pu77FJyvO

芳佳「……もう大丈夫です。歩けますよ」

チンピラ「ひ…ウワァァーッ」

ディアボロ「……」

ディアボロ(男の傷を治したとき、宮藤のスタンドは現れなかった。しかも、ジョルノの『G・E』のように部品を作って傷を塞いでいるわけでもない)

ディアボロ(魔法でもなければ、こんなことは不可能だろう……それに…)

芳佳「それで……私に話があるとかって、言ってました?」

ディアボロ(何よりこの女ッ! 先ほどのオドオドとしていた小娘とは別人のようだ! この女にも『黄金の精神』が宿っているというのかッ!)

ディアボロ「……ああ、そうだな。だがここでは」

「宮藤ィーッ!」

「向こうだよシャーリー!」


42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/09(木) 23:45:21.20 ID:pu77FJyvO

芳佳「シャーリーさん! ルッキーニちゃん!」

シャーリー「あんまり遅いから、迎えに来ちまったぜ」

ルッキーニ「……この人、さっきの…」

芳佳「……すみません。何も用がないなら、私たち――」

ディアボロ「待て。お前、時計は持っているか?」

芳佳「時計ですか? ええと……」

シャーリー「13時27分だ。それがどうかしたのか?」

ディアボロ「……昼食の時間を過ぎてしまったな。だが、久しぶりに落ち着いてマルゲリータが食べれそうだ」

シャーリー「はぁ?」

ディアボロ「少し遅いが、そこのレストランで食事にしよう。宮藤、来てくれ」

芳佳「は、はい」

ルッキーニ「ねえ、ちょっと! 行くの、芳佳?」

芳佳「だって、あの人、私を守ってくれたんだよ。悪い人じゃあないよ……多分」

ディアボロ(……悪い人じゃあない、か…)


46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/09(木) 23:59:19.67 ID:pu77FJyvO

――

ディアボロ「……つまり、その『ネウロイ』という敵を倒すために集められたウィッチの精鋭部隊、それが『ストライクウィッチーズ』なんだな?」

芳佳「はい」

ディアボロ「……」

ディアボロ(ハッキリ言って私も状況を飲み込めていないが……簡潔に説明すると、私は『レクイエム』の攻撃を何度も受けているうちに、いわゆるパラレルワールドに飛ばされたようだ)

ディアボロ(こちらの世界は西暦1945年。第二次世界大戦が起きなかった代わりに、『ネウロイ』という異形が人類を攻撃しているらしい)

シャーリー「おい、なんだっけ、ディアボロ! 今度はこっちが質問する番だ!」

ディアボロ(1945年……パッショーネどころか、古株のペリーコロすら生まれていたか怪しい年代だ。そもそも存在すらしないかもしれない)

ディアボロ(宮藤の治癒魔法とやらで『レクイエム』が解除されたのは喜ばしいが……これから、私はどうしたらいいんだ?)

シャーリー「コラァ! 人の話聞いてんのかテメーはァーッ!」


49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/10(金) 00:10:01.69 ID:YfkqFRhEO

ディアボロ「騒がしい女だ。なんだ?」

シャーリー「お前、ウィッチなのか? よく分からない力で宮藤を助けたって聞いたぞ」

ディアボロ「スタ……」

ディアボロ(いや……やはりスタンドのことは軽率に話すべきではない。ジョルノがいないとはいえ、私が帝王であるために、私の秘密を知られてはならない)

ディアボロ「確かに宮藤を助けはしたが、私は男だ、ウィッチではない」

シャーリー「じゃあどうやったんだ。弾丸を避けたとか、いつの間にか銃を奪ってたとか……」

ディアボロ「悪いが、話すことは出来ない」

シャーリー「舐めてんのかテメェーッ」

ルッキーニ「うじゅうー……」チラチラ

芳佳「……そうだ、シャーリーさん! ゴニョゴニョ……」


56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/10(金) 00:22:58.33 ID:YfkqFRhEO

シャーリー「……いやいや、それはダメだ。隊長にも少佐にも怒られる」

ルッキーニ「バルクホルンにもね」

芳佳「でも」

シャーリー「宮藤、お前もう忘れたのか? 赤城の艦長ですらまともに話させてくれないんだぞ。ましてやこんなピンク色の男なんて絶対無理だって!」

芳佳「……」

ディアボロ「……私をお前たちの基地へ連れて行こうというなら、それは出来ない。宮藤の頼みでもな」

シャーリー「ほらな」

芳佳「えっと、じゃあ……」

ディアボロ「宮藤」

芳佳「は、はい」


60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/10(金) 00:40:24.52 ID:YfkqFRhEO

ディアボロ「私は……これだけは伝えておく。私は生まれてから今まで、こんなに安らいだ気分になったことはない」

ディアボロ「他人を追うことも、追われることもない。かつて私がいた世界では、考えられないことだ」

ディアボロ「詳しくは話せないが……とにかく、私は君に救われたんだ。それだけは素直に礼を言いたい」

ディアボロ「ありがとう、宮藤」

芳佳「そ、そんな、救われたなんて……」

ルッキーニ「……ねえ、シャーリー。そろそろ時間じゃない?」

シャーリー「ん……そうだな。いい加減帰らないとマズイ」

芳佳「……」


63: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 2012/08/10(金) 00:47:38.91 ID:cfU17qt80

カールスラントの科学力はァァァァ


65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/10(金) 00:47:43.76 ID:YfkqFRhEO

芳佳「ディアボロさん」

ディアボロ「何だ」

芳佳「……その…ありがとう、ございました」

ディアボロ「ああ」

芳佳「……なにか困ったことがあったら、連絡して下さいね。なにかメモは……」

ルッキーニ「よしかー! 行っちゃうよー!」

ディアボロ「宮藤」

芳佳「?」

ディアボロ「恐らくだが、そう遠くないうちにまた会える。『エピタフ』がそう告げている」

芳佳「え?」

ディアボロ「……アリーヴェデルチ、宮藤」

芳佳「あ……ディアボロさんッ!」

ディアボロ「……」


70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/10(金) 00:52:35.98 ID:YfkqFRhEO

「……閣下から拿捕の命令が下ったのは、あの男か?」

「あんな髪の色と服装、間違えるかよ」

「だけど、ウィッチかもしれない男を、どうやって俺たちが捕まえるっていうんだ?」

「あいつらを使うさ。501のやつらをな」

「?」

「まあ見てろよ」


74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/10(金) 01:02:27.69 ID:YfkqFRhEO

―ロマーニャ市街 深夜―

ディアボロ「……」

ブロロロ…

兵士「あいつだ。車を――」

ドバァァ--z__ン

バァ--z__ン

兵士1「あ……あれッ!? なんで車が止まってんだ! いつの間に降りたんだ、俺達!?」

兵士2「うろたえるなッ! ブリタニア軍人はうろたえないッ!」

ディアボロ「……」

兵士1「おい貴様、止まれ! マロニー閣下が貴様との面会をご希望だ! 貴様の身柄を拘束させてもらうッ!」

ディアボロ「…キング」

兵士2「ヘイッ! おかしなことをしてみな、朝までには501の奴らの首が跳ぶぜ!」

ディアボロ「……なに?」


80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/10(金) 01:15:20.32 ID:YfkqFRhEO

兵士2「貴様が今日の昼頃話し込んでいたウィッチたち……何を話していたのかは知らねーけどよォー」

兵士2「もしかしたら……うっかり『軍の秘密』なんか教えちゃってるかもなァー? どっかの桃色変態ヤローとかに」

兵士2「そんなことが知れたら、少なくともあの3人は間違いなく銃殺刑だろうなァー。可哀想だけどよォー?」ニヤニヤ

ディアボロ「……ッ!」

兵士2「勿論お前があんな女ども知らねーっていうなら、このまま逃げたっていいんだぜェー」

ディアボロ「……」

兵士2「さあ……どうするね?」

ディアボロ「……つれて行け…どこへでも……」


93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/10(金) 01:30:18.56 ID:YfkqFRhEO

マロニーじゃなくてマロリーだった



―ブリタニア空軍本部―

兵士1「閣下! 例の男を連れて参りました!」

マロリー「ああ、ご苦労」

ディアボロ「……」

マロリー「ふん。君は我が第501統合航空戦闘団のクルーから、軍の機密情報を聞き出したと報告を受けているが? 事実かね?」

ディアボロ「……」

マロリー「……首を縦に振らなければ、残念だが彼女たちは――」

ディアボロ「……ああ、そうだ。俺が全て仕組んだことだ」

マロリー「そうか。参ったな、本来なら軍法会議に掛けるまでもなく死罪だが……幸いなことに、君は我が軍が欲する人材のようだ」


104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/10(金) 01:39:47.55 ID:YfkqFRhEO

マロリーは元ネタか



マロニー「君の……なんと言ったらいいかな? 『未来予知』だけではないようだが、とにかくその類の魔法だ」

マロニー「その力を、我が軍のために役立てて欲しいのだよ。そう……この『ウォーロック』のためにッ!」

ドッギャァ---z___ン

ディアボロ「!」

マロニー「フフ……驚いたか? ブリタニアでは、もはやウィッチを必要としていないんだよ」

マロニー「ウォーロックが量産されれば、ヨーロッパどころか世界中のネウロイが大人しくなる。冬のナマズのようになァーッ!」

ディアボロ「……俺に…何をしろと言うんだ…?」

マロニー「ほう、だんだんと利口になってきたな。感心だぞ」


109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/10(金) 01:51:15.65 ID:YfkqFRhEO

マロニー「簡単なことだ。この『ウォーロック』の操縦に、君の力を貸すだけでいい」

マロニー「スオムスの小娘とは比べ物にならないほど高性能な君の未来予知があれば、ウォーロックは攻守ともに完璧な存在として世界にアピールできる」

マロニー「あの不完全なウィッチどもと違ってな!」

ディアボロ「……」

マロニー「奴らと話して、何も感じなかったかね? 個人の感情や気分で戦闘力が変わるのは、人間ならある程度は仕方ない」

マロニー「だがあのウィッチという連中は、特にそれが顕著だ! 人型ネウロイは撃てないだと、馬鹿馬鹿しいッ!」

マロニー「その点このウォーロックは、その行動のほとんどを自律して行うことができる、実に合理的な兵器だ」

マロニー「基本的な部分は人間頼りなところも一部あるが……いずれ改善されてゆくだろう」


112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/10(金) 02:00:24.60 ID:YfkqFRhEO

マロニー「さあッ! 君の力を未来のために使うと誓うんだッ!」

ディアボロ「……」

ディアボロ「…お…俺がお前に従えば……」

ディアボロ「ほ……本当に…宮藤たちには……手を出さないんだな…?」

マロニー「ああ約束するとも。君の能力と引き換えだッ! さあ、誓えッ!」ニヤァ


117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/10(金) 02:02:31.77 ID:YfkqFRhEO





ディアボロ「だが断る」






118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/10(金) 02:02:56.42 ID:Yc30Dm+R0

「だが断る」入りましたー!


119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/10(金) 02:03:32.43 ID:BzMgYghn0

ですよねー


120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/10(金) 02:03:47.54 ID:aJL0fq1c0

やはりかwwwwwwww


122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/10(金) 02:06:17.28 ID:alL/Q/W10

出たwwww


127: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/10(金) 02:15:42.53 ID:YfkqFRhEO

マロニー「ナニッ!」

ディアボロ「どうして俺があんな女どもの為にお前なんかに力を貸さなきゃあならないんだ?」

マロニー「フ……フフ……いいのか? 本当にいいんだな!?」

ディアボロ「ああ」

マロニー「よかろうッ! おいッ! 今すぐ奴らを」

ディアボロ「『キング・クリムゾン』ッ!」ドゴドゴォ

マロニー「ぶぎゃぁァーッ」

兵士「!! 動くなァッ!」


130: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/10(金) 02:21:25.21 ID:YfkqFRhEO

ディアボロ「……マロリー、だったか? お前らの作ったというウォーロック……確かに『合理的』で『攻守ともに完璧』かもしれないな」

ディアボロ「なら一つ聞くぞ。ウォーロックは、交通事故で死にかけた見ず知らずの人間を助けるようなマネをするのか?」

ディアボロ「自分を狙って銃をぶっぱなしたチンピラの傷を、走って逃げられるまで回復してくれるのか?」

ディアボロ「『仲間を助けた』それだけの理由で、ピンク色をした変態ヤローと同じテーブルに着いてくれるのか?」

マロニー「な、何を言っているんだコイツは? おいッ! 貴様らはチェスの駒か? 奴を撃ち殺せッ!」

ディアボロ「どれもこれも『非合理的』で『脆すぎる』……だがッ!」

ディアボロ「彼女たちには『黄金の精神』が宿っているッ! 私や貴様の『ドス黒い執念』とは違う、輝く意思を彼女らは秘めているッ!」


133: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/10(金) 02:30:47.48 ID:/BbNi5i+0

ボス・・・


134: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/10(金) 02:34:48.84 ID:YfkqFRhEO

マロニー「ええい、貸せッ!」

ディアボロ「キング・クリムゾン『エピタフ』」

ドンドンドンドンドン

ディアボロ「……」

マロニー「な……」

ディアボロ「これが欲しかったんだろう? だが『運命』は俺を選んだ」

ディアボロ「俺は『悪』だ。もとの世界でもそうだったし、空軍大将を半殺しにした人間が『正義』のはずがない」

ディアボロ「だがジョルノ・ジョバァーナの言うとおり『真実は滅びない』のだとすれば……」

ディアボロ「俺は滅びない! 今、こうして貴様を追い詰めているのがその証拠だッ! 俺は『悪』だが、その行動は『欺瞞』では無かった!」

ディアボロ「……マロニー。貴様の『正義』の行動は……滅びずにいられるのか?」

マロニー「や……奴を殺せェェェェーッ!!」


136: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/10(金) 02:41:16.88 ID:YfkqFRhEO

ディアボロ「『キング・クリムゾン』ッ!」

ドバァァ----z____ン





バァ---z___ン

マロニー「う…ぐぁ……」ドサァッ

ディアボロ「帝王は……このディアボロだ。依然かわりなく」

マロニー「…ハァー…ハァー……」

ディアボロ「……」


138: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/10(金) 02:42:30.56 ID:xrU/UYtE0

>ディアボロ「帝王は……このディアボロだ。依然かわりなく」

このセリフは何時見ても聞いても痺れる


147: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/10(金) 02:48:39.10 ID:YfkqFRhEO

ディアボロ「お前、501の基地へ電話をかけろ」

兵士「ひ、ひィィ」

ディアボロ「早くしろッ! 死にたいかッ!」

兵士「ハイィィィィィ」ジーコジーコ

ディアボロ「……こちらはブリタニア空軍本部。宮藤芳佳に繋いでくれ…ああ、頼む」

ディアボロ「宮藤か? 私だ。いや、無駄話をしている暇はない」

ディアボロ「現在この空軍本部で、大規模なテロが発生した。被害者の中には『トレヴァー・マロニー空軍大将』も含まれている」

ディアボロ「……そうだ。お前の力で治してやってくれ。恩を売ってやるんだ。急げ、危篤状態のものもいる」

ディアボロ「……じゃあ、また…」

ディアボロ「……宮藤! 私は、お前に出会えて――」

ブツッ ツー ツー

ディアボロ「……」


153: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/10(金) 03:00:58.38 ID:q3O7BM6l0

DIOとはまた違う魅力があるお人


154: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/10(金) 03:06:30.75 ID:IQ6DT2o10

ある意味一番人間らしいラスボスだよな
DIOの息子が主人公だからこそのと言うか


155: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/10(金) 03:07:09.86 ID:YfkqFRhEO

その後――

この度の『空軍本部襲撃テロ』をうけて、ブリタニアでは事件当事者の証言や、電話に残された会話内容から『ディアボロ』を国際指名手配。
しかし依然足取りは掴めず、捜査は遅々として進んでいない。
なお、第501統合航空戦闘団の活躍により、この事件による死者は0人に抑えられている。


『ウォーロック計画』は、主導者であった『トレヴァー・マロニー』及びその幹部らの逮捕によって半永久的に凍結されることとなった。

第501統合航空戦闘団『ストライクウィッチーズ』は、ガリアを解放後、ロマーニャの開放に向けて作戦を続行している。


157: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/10(金) 03:13:32.16 ID:YfkqFRhEO

―しばらく後―

芳佳「……」ボー

ルッキーニ「よーしかっ!」ムニュッ

芳佳「ひゃうぁぁ!? びっくりしたぁ、ルッキーニちゃんか」

ルッキーニ「ボーッとしちゃって、どしたの?」

芳佳「……」

ルッキーニ「もしかして、ディアボロ……?」

芳佳「……うん。電話をくれたあの後、また会うどころか指名手配されて、行方不明になっちゃうし……大丈夫かな…」

ルッキーニ「……隊長も『目の上のタンコブを取ってくれて助かった、一言お礼を言いたいのに』ってさ」

芳佳「……」


159: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/10(金) 03:22:41.71 ID:YfkqFRhEO

シャーリー「よう、どうした二人して?」

ルッキーニ「シャーリー」

芳佳「……」

シャーリー「そんなしょぼくれた顔するなよ。っと、そうだ。宮藤宛に手紙が届いてたんだ」

芳佳「私にですか? 誰だろう、みっちゃんかな?」

ガサガサ

ルッキーニ「んー?」



162: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/10(金) 03:31:19.77 ID:YfkqFRhEO

芳佳「……こ…」

芳佳「この手紙はッ! まさか!」

―親愛なる宮藤芳佳へ―

我がキング・クリムゾン“エピタフ”は、君の栄光の未来を示している。
また会える。我々は『運命に選ばれた兵士』だからな。


―『今は』ソリッド・ナーゾより―


164: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/10(金) 03:36:01.68 ID:YfkqFRhEO

ルッキーニ「ソリッド・ナーゾ……?」

シャーリー「宮藤の知り合いか? ロマーニャに友達が」

芳佳「……やったァーッ! ディアボロさんは生きてるんだ! 『エピタフ』が見えてるんだって!」

ルッキーニ「え?」

芳佳「また会えるって、ルッキーニちゃん! ブリタニアに来てくれるのかな、でも逮捕されないかな?」

シャーリー「おい、宮藤?」

芳佳「そうですよねシャーリーさん! ディアボロさんなら捕まったりしないですよねッ! 良かった……あっ、お返事書かなきゃ! でも住所は? 調べなきゃ!」

ルッキーニ「……なんかよく分かんないけど、これでいいのかな?」

シャーリー「……ああ、これで良かったんだろう。これで……」



ディアボロ「ストライクウィッチーズ?」芳佳「はい!」
おわり


166: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/10(金) 03:37:12.84 ID:q3O7BM6l0



174: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/10(金) 04:14:40.22 ID:d/I9dTK60

素晴らしい
クロスオーバーらしい内容だった

おつ



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