ミーナ「そろそろ、彼女たちにもウィッチなりの性教育が必要かしら」
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 20:32:10.93 ID:od4hjND3O
『!!』
バルクホルン「ほ…本気で言ってるのか……?」
ミーナ「当然でしょ。赤ちゃんの作り方を薄々知っていても、何故私たちはそれが禁じられているのかとか、どこまでなら大丈夫なのか、とか」
シャーリー「それで私たちを呼びつけたって訳か」
坂本「ああ。私たちのうち2人が、宮藤、リーネ、ルッキーニの3人を相手にする」
シャーリー「ペリーヌやエイラたちは?」
坂本「流石にあいつらは既に知っているだろう。一応、それとなく聞いておくが……」
バルクホルン「ほ…本気で言ってるのか……?」
ミーナ「当然でしょ。赤ちゃんの作り方を薄々知っていても、何故私たちはそれが禁じられているのかとか、どこまでなら大丈夫なのか、とか」
シャーリー「それで私たちを呼びつけたって訳か」
坂本「ああ。私たちのうち2人が、宮藤、リーネ、ルッキーニの3人を相手にする」
シャーリー「ペリーヌやエイラたちは?」
坂本「流石にあいつらは既に知っているだろう。一応、それとなく聞いておくが……」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 20:36:02.99 ID:od4hjND3O
バルクホルン「万が一があっては問題だからな。ところで、どうやって2人選ぶんだ?」
ミーナ「話し合っても仕方ないし、手っ取り早くじゃんけんで決めましょう。いいわね?」
バルクホルン「構わん」
シャーリー「ああ」
坂本「よし、いくぞ。じゃんけん!」
バッ
『!!』
坂本「これは……負けた方がやるのか?」
シャーリー「そのつもりだったけどな」
バルクホルン「ふむ……いいだろう」
ミーナ「じゃあ、美緒とトゥルーデの2人が先生ね」
ミーナ「話し合っても仕方ないし、手っ取り早くじゃんけんで決めましょう。いいわね?」
バルクホルン「構わん」
シャーリー「ああ」
坂本「よし、いくぞ。じゃんけん!」
バッ
『!!』
坂本「これは……負けた方がやるのか?」
シャーリー「そのつもりだったけどな」
バルクホルン「ふむ……いいだろう」
ミーナ「じゃあ、美緒とトゥルーデの2人が先生ね」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 20:38:26.20 ID:od4hjND3O
ミーナ「二人とも、よろしくね」ニッコリ
坂本「任せろ」
バルクホルン(まさか合法的な手段で宮藤に×××とか×××なんて言わせることの出来る日がくるとはな……)
バルクホルン「よしっ」ガッツポ
シャーリー「まあ、なにもしないのも悪いからな。少佐の代わりに、私たちがペリーヌの方に行くよ」
ミーナ「!?」
坂本「それは助かる。よしバルクホルン、早速資料庫で教材を探すぞ」
バルクホルン「ああ!」
シャーリー「さ、私たちも行こうぜ」
ミーナ「え、ええ」
坂本「任せろ」
バルクホルン(まさか合法的な手段で宮藤に×××とか×××なんて言わせることの出来る日がくるとはな……)
バルクホルン「よしっ」ガッツポ
シャーリー「まあ、なにもしないのも悪いからな。少佐の代わりに、私たちがペリーヌの方に行くよ」
ミーナ「!?」
坂本「それは助かる。よしバルクホルン、早速資料庫で教材を探すぞ」
バルクホルン「ああ!」
シャーリー「さ、私たちも行こうぜ」
ミーナ「え、ええ」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 20:45:29.54 ID:od4hjND3O
―資料室―
坂本「よし、教科書になりそうなものがあったぞ」
バルクホルン「一冊だけか? しかもかなり古いな」
坂本「相手は3人だけだ、回して読めば足りるだろう。それに、どうせウィッチのことについては私たちが補完しなければならないんだ」
坂本「多少古くても問題はない」
バルクホルン「それもそうか……うん?」
坂本「なんだ?」
バルクホルン「…このフィルムは……まさか……」
坂本「……」
坂本「よし、教科書になりそうなものがあったぞ」
バルクホルン「一冊だけか? しかもかなり古いな」
坂本「相手は3人だけだ、回して読めば足りるだろう。それに、どうせウィッチのことについては私たちが補完しなければならないんだ」
坂本「多少古くても問題はない」
バルクホルン「それもそうか……うん?」
坂本「なんだ?」
バルクホルン「…このフィルムは……まさか……」
坂本「……」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 20:52:53.66 ID:od4hjND3O
コンコン
バルクホルン「宮藤、いるか? バルクホルンだ」
「はーい」
ガチャッ
芳佳「何かご用ですか?」
バルクホルン「ちょっと私に着いてこい。リーネもだ」
リーネ「? 分かりました」
芳佳「何だろう……なにかしちゃったかな、ええと」
リーネ「大丈夫だよ。大尉、怒ってる雰囲気じゃないもの」
バルクホルン「宮藤、いるか? バルクホルンだ」
「はーい」
ガチャッ
芳佳「何かご用ですか?」
バルクホルン「ちょっと私に着いてこい。リーネもだ」
リーネ「? 分かりました」
芳佳「何だろう……なにかしちゃったかな、ええと」
リーネ「大丈夫だよ。大尉、怒ってる雰囲気じゃないもの」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 20:59:11.33 ID:od4hjND3O
坂本「……」キイィン
坂本「そこだな。すぅ……」
坂本「……ルッキィィィィィニィッ!!」
「ヒウアッ、ニャウジュジュー」ドサッ
ルッキーニ「いたた…」
坂本「おはよう、ルッキーニ」
ルッキーニ「あうう、しょ、少佐」
坂本「私といっしょに来い。勉強の時間だ」
ルッキーニ「べんきょ……ウジュアー!」
坂本「逃がすか!」ガシッ
ルッキーニ「ヴェーシャーリータスケテェー」ズルズル
坂本「そこだな。すぅ……」
坂本「……ルッキィィィィィニィッ!!」
「ヒウアッ、ニャウジュジュー」ドサッ
ルッキーニ「いたた…」
坂本「おはよう、ルッキーニ」
ルッキーニ「あうう、しょ、少佐」
坂本「私といっしょに来い。勉強の時間だ」
ルッキーニ「べんきょ……ウジュアー!」
坂本「逃がすか!」ガシッ
ルッキーニ「ヴェーシャーリータスケテェー」ズルズル
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 21:10:39.74 ID:od4hjND3O
坂本「全員集まったな。さて、今日はお前たちにある勉強をしてもらう」
芳佳「勉強かあ。こうやって席について先生の話聞くの、久しぶりだな」
リーネ「うん。なんだか学校みたいだよね」
ルッキーニ「ねむいー……」
坂本「お前たちに学んでもらうのは、『ウィッチの性について』。つまるところ『性教育』だな」
芳佳「え……」
芳リーネ「ええ~っ!?」
ルッキーニ「セーキョーイク?」
芳佳「勉強かあ。こうやって席について先生の話聞くの、久しぶりだな」
リーネ「うん。なんだか学校みたいだよね」
ルッキーニ「ねむいー……」
坂本「お前たちに学んでもらうのは、『ウィッチの性について』。つまるところ『性教育』だな」
芳佳「え……」
芳リーネ「ええ~っ!?」
ルッキーニ「セーキョーイク?」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 21:22:42.97 ID:od4hjND3O
バルクホルン「じゃあ今から教科書を配るから、3人で仲良く見るように」
芳佳「せ、性教育ってさ、その……」
リーネ「う、うん。そういうこと、だよね?」
バルクホルン「はーいそれじゃ87ページ開けー」
バルクホルン「タイトルは『男女の性差と思春期』……いい題だな!」
坂本「んん゛っ」
バルクホルン「……じゃあリーネ、このページの頭から読んでくれ」
リーネ「は、はい……」
芳佳「せ、性教育ってさ、その……」
リーネ「う、うん。そういうこと、だよね?」
バルクホルン「はーいそれじゃ87ページ開けー」
バルクホルン「タイトルは『男女の性差と思春期』……いい題だな!」
坂本「んん゛っ」
バルクホルン「……じゃあリーネ、このページの頭から読んでくれ」
リーネ「は、はい……」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 21:31:29.21 ID:od4hjND3O
リーネ「人間は一般的に、10歳から18歳ころにかけて第二次性徴を向かえます。男性の場合」
バルクホルン「そこから4行飛ばして『女性の場合は』からいこう」
リーネ「えと……女性の場合は、全体的にふっくらと丸みを帯びたシルエットになり、む、胸が膨らみます。また、い、陰も……」
バルクホルン「どうした? ん? アルファベットが読めないわけじゃあないだろう?」
リーネ「えっと……また、いん、い……」
坂本「どうした。ここは『陰毛が濃くなる人もいます』だぞ」
リーネ「あ、ありがとうございます!」
坂本「? ああ」
バルクホルン(チッ)
バルクホルン「そこから4行飛ばして『女性の場合は』からいこう」
リーネ「えと……女性の場合は、全体的にふっくらと丸みを帯びたシルエットになり、む、胸が膨らみます。また、い、陰も……」
バルクホルン「どうした? ん? アルファベットが読めないわけじゃあないだろう?」
リーネ「えっと……また、いん、い……」
坂本「どうした。ここは『陰毛が濃くなる人もいます』だぞ」
リーネ「あ、ありがとうございます!」
坂本「? ああ」
バルクホルン(チッ)
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 21:40:21.68 ID:od4hjND3O
バルクホルン「じゃあ1枚めくって89ページ、『精通と月経』……全く、あられもないタイトルだな!」ニッコリ
バルクホルン「例のごとく男性パートは飛ばして89ページの一番下を、ルッキーニ! 起きろ!」
ルッキーニ「ファッ!?」
バルクホルン「やれやれ、授業中に居眠りをするような生徒にはお仕置きが必要だな」
バルクホルン「罰として今私が言ったページを音読するように」
芳佳(これ罰なの?)
ルッキーニ「ど、どこ?」
リーネ「ここだよ、ルッキーニちゃん」
ルッキーニ「んー……」
バルクホルン「例のごとく男性パートは飛ばして89ページの一番下を、ルッキーニ! 起きろ!」
ルッキーニ「ファッ!?」
バルクホルン「やれやれ、授業中に居眠りをするような生徒にはお仕置きが必要だな」
バルクホルン「罰として今私が言ったページを音読するように」
芳佳(これ罰なの?)
ルッキーニ「ど、どこ?」
リーネ「ここだよ、ルッキーニちゃん」
ルッキーニ「んー……」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 21:52:01.93 ID:od4hjND3O
ルッキーニ「思春期を向かえた女性は、女性ホルモンの働きによって、子供を産めるように体が変化していきます。そのひとつが『月経』です」
ルッキーニ「月経は生理ともいい、初めての月経を初潮と呼びます……ねー、つまんないよー」
バルクホルン「いいから! はやく!」
ルッキーニ「ウウン……初潮を向かえるタイミングは、平均的には12~14歳ころですが、人によって大きく異なります」
ルッキーニ「はいはい。ねえ、しつもーん」
ルッキーニ「月経は生理ともいい、初めての月経を初潮と呼びます……ねー、つまんないよー」
バルクホルン「いいから! はやく!」
ルッキーニ「ウウン……初潮を向かえるタイミングは、平均的には12~14歳ころですが、人によって大きく異なります」
ルッキーニ「はいはい。ねえ、しつもーん」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 21:57:33.39 ID:od4hjND3O
バルクホルン「なにかね」
ルッキーニ「あたし、まだこの月経ってきてないんだけど、赤ちゃん産めないの?」
バルクホルン「だから個人差があってな」
ルッキーニ「じゃあ芳佳は? リーネは? バルクホルンは? もうきたの?」
芳佳「え」
バルクホルン「う……それはだな……」
バルクホルン「>>36」
1.ウィッチはあがりを迎えるまで月経が無いんだ
2.もし月経がきたらウィッチでも出産できるぞ
3.そうだ。ウィッチは一生子供を産めない
ルッキーニ「あたし、まだこの月経ってきてないんだけど、赤ちゃん産めないの?」
バルクホルン「だから個人差があってな」
ルッキーニ「じゃあ芳佳は? リーネは? バルクホルンは? もうきたの?」
芳佳「え」
バルクホルン「う……それはだな……」
バルクホルン「>>36」
1.ウィッチはあがりを迎えるまで月経が無いんだ
2.もし月経がきたらウィッチでも出産できるぞ
3.そうだ。ウィッチは一生子供を産めない
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 22:10:31.38 ID:od4hjND3O
バルクホルン「ウィッチはあがりを迎えるまで月経が無いんだ」
ルッキーニ「へー、じゃああたしもおっきくなったら赤ちゃんつくれるんだ!」
バルクホルン「そうだ」
ルッキーニ「へへ、少佐ももうすぐマンマになれるんだね!」
坂本「ん、ああ、まあな。それが喜ばしいかどうかはともかく……」
ルッキーニ「あたし、もっと赤ちゃん作るための勉強したいな。次はどのページ?」
バルクホルン「ぐはぁ…!」
芳佳「ど、どうしましたかバルクホルンさん!?」
バルクホルン(『赤ちゃん作るための勉強』 『赤ちゃん作るための勉強』 『赤ちゃん作るための勉強』だとぉ!?)
バルクホルン(分かったぞルッキーニ! この私があとで手取り足取りやさしく教えてやるからな!)
バルクホルン「いや、ちょっとむせただけだ」
ルッキーニ「へー、じゃああたしもおっきくなったら赤ちゃんつくれるんだ!」
バルクホルン「そうだ」
ルッキーニ「へへ、少佐ももうすぐマンマになれるんだね!」
坂本「ん、ああ、まあな。それが喜ばしいかどうかはともかく……」
ルッキーニ「あたし、もっと赤ちゃん作るための勉強したいな。次はどのページ?」
バルクホルン「ぐはぁ…!」
芳佳「ど、どうしましたかバルクホルンさん!?」
バルクホルン(『赤ちゃん作るための勉強』 『赤ちゃん作るための勉強』 『赤ちゃん作るための勉強』だとぉ!?)
バルクホルン(分かったぞルッキーニ! この私があとで手取り足取りやさしく教えてやるからな!)
バルクホルン「いや、ちょっとむせただけだ」
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 22:32:55.32 ID:od4hjND3O
バルクホルン「次は93ページ、『性交と出産』今回のメインディッシュだな」
芳佳「は?」
バルクホルン「あ、いや、お前たちに一番知ってほしい部分だということだ!」
バルクホルン「じゃあ宮藤、このページの1行目からはっきりと声を出して読んでくれ」
芳佳「……はい」
芳佳「性交とは、男性と女性が子供をつくる行為のことを指し、性的接触やセックスといった呼び方をすることもあります」
芳佳「男性は性的興奮を覚えると、性器が勃起し、女性器の中に男性器が入りやすくなるよう分泌液が出てきます」
芳佳「女性の場合は、男性器を受け入れやすくするための液が分泌されます」
バルクホルン(流石は宮藤。医者の卵だけあって、本来敏感なはずのワードをものともしない)
バルクホルン(だが、その可愛らしい頬の赤みだけは隠せなかったようだな! 本当は恥ずかしいんだろう宮藤! うん、仕方ない、仕方ないことだ!)
芳佳「は?」
バルクホルン「あ、いや、お前たちに一番知ってほしい部分だということだ!」
バルクホルン「じゃあ宮藤、このページの1行目からはっきりと声を出して読んでくれ」
芳佳「……はい」
芳佳「性交とは、男性と女性が子供をつくる行為のことを指し、性的接触やセックスといった呼び方をすることもあります」
芳佳「男性は性的興奮を覚えると、性器が勃起し、女性器の中に男性器が入りやすくなるよう分泌液が出てきます」
芳佳「女性の場合は、男性器を受け入れやすくするための液が分泌されます」
バルクホルン(流石は宮藤。医者の卵だけあって、本来敏感なはずのワードをものともしない)
バルクホルン(だが、その可愛らしい頬の赤みだけは隠せなかったようだな! 本当は恥ずかしいんだろう宮藤! うん、仕方ない、仕方ないことだ!)
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 22:48:35.65 ID:od4hjND3O
芳佳「バルクホルンさん」
バルクホルン「なんだ? 質問か?」
芳佳「……あのですね、なんていうか、バルクホルンさんは真面目に私たちに授業しようとしてますか?」
バルクホルン「えっ」
芳佳「なんかやたらニヤニヤしてるし、教科書読むのは私たちだけだし……もしバルクホルンさんにやましい気持ちがあるなら、これは生命への冒涜です!」バンッ
バルクホルン「いや、私はそんな……」
リーネ「そうだったんですか? 大尉……」
>>60
1.バルクホルン「すまない。教鞭を取れるということで、少し調子に乗ってしまった」
2.坂本「まあ待て。バルクホルンはこういうことに慣れてなさそうだからな、少しばかり教師としての態度を誤っただけだ」
3.ルッキーニ「待って芳佳! バルクホルンは悪くないよ。だって、あたしもマンマになれるって教えてくれたんだよ!」
4.バルクホルン「お前たちが恥じらう姿が見たかったんだよ! 悪いか!」
バルクホルン「なんだ? 質問か?」
芳佳「……あのですね、なんていうか、バルクホルンさんは真面目に私たちに授業しようとしてますか?」
バルクホルン「えっ」
芳佳「なんかやたらニヤニヤしてるし、教科書読むのは私たちだけだし……もしバルクホルンさんにやましい気持ちがあるなら、これは生命への冒涜です!」バンッ
バルクホルン「いや、私はそんな……」
リーネ「そうだったんですか? 大尉……」
>>60
1.バルクホルン「すまない。教鞭を取れるということで、少し調子に乗ってしまった」
2.坂本「まあ待て。バルクホルンはこういうことに慣れてなさそうだからな、少しばかり教師としての態度を誤っただけだ」
3.ルッキーニ「待って芳佳! バルクホルンは悪くないよ。だって、あたしもマンマになれるって教えてくれたんだよ!」
4.バルクホルン「お前たちが恥じらう姿が見たかったんだよ! 悪いか!」
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 22:59:42.35 ID:od4hjND3O
ルッキーニ「待って芳佳! バルクホルンは悪くないよ。だって、あたしもマンマになれるって教えてくれたんだよ!」
芳佳「ルッキーニちゃん……」
ルッキーニ「ね、バルクホルン。嘘じゃないでしょ? いつかきっと、あたしも……」
バルクホルン「……ああ。私は、そんな寂しい嘘はつかないよ。お前なら、きっと良い母親になれる」
ルッキーニ「ほら! ね、芳佳!」
バルクホルン「しかし……お前たちがそこまで言うなら、坂本少佐に代わるとしよう。やはり私には教師役は似合わないようだ」スッ
坂本「バルクホルン? おい、どこへ……」
ルッキーニ「待ってよ、バルクホルン!」
芳佳「……バルクホルンさん、私…」
芳佳「ルッキーニちゃん……」
ルッキーニ「ね、バルクホルン。嘘じゃないでしょ? いつかきっと、あたしも……」
バルクホルン「……ああ。私は、そんな寂しい嘘はつかないよ。お前なら、きっと良い母親になれる」
ルッキーニ「ほら! ね、芳佳!」
バルクホルン「しかし……お前たちがそこまで言うなら、坂本少佐に代わるとしよう。やはり私には教師役は似合わないようだ」スッ
坂本「バルクホルン? おい、どこへ……」
ルッキーニ「待ってよ、バルクホルン!」
芳佳「……バルクホルンさん、私…」
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 23:07:58.21 ID:od4hjND3O
しばらく後
バルクホルン「はあ……」
バルクホルン(いかに好機だったとはいえ、調子に乗りすぎたな。あいつらの初々しい反応が可愛らしくて、つい……)
バルクホルン(生命への冒涜、か。あんなふざけた授業をしていては、そう言われても仕方ないだろう)
バルクホルン(ルッキーニには悪いことをしたな。間違ったことは教えていないが、これが原因で成長を恐れてほしくない)
バルクホルン(……こんな後悔も今更か。せめて坂本少佐があいつらに正しい知識を――)
「バルクホルンさーん!」
バルクホルン「?」
バルクホルン「はあ……」
バルクホルン(いかに好機だったとはいえ、調子に乗りすぎたな。あいつらの初々しい反応が可愛らしくて、つい……)
バルクホルン(生命への冒涜、か。あんなふざけた授業をしていては、そう言われても仕方ないだろう)
バルクホルン(ルッキーニには悪いことをしたな。間違ったことは教えていないが、これが原因で成長を恐れてほしくない)
バルクホルン(……こんな後悔も今更か。せめて坂本少佐があいつらに正しい知識を――)
「バルクホルンさーん!」
バルクホルン「?」
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 23:21:04.73 ID:od4hjND3O
芳佳「あの、ごめんなさい! 私、バルクホルンさんにひどいこと言ってしまって……」
バルクホルン「な、なんだいきなり?」
リーネ「あの後ずっと坂本少佐に授業してもらったんですけど、やっぱり大尉の方が和気あいあいと勉強出来たっていうか……」
ルッキーニ「そうだよ、バルクホルン! あたしたちの先生なんだから、元気出して!」
バルクホルン「……ぐす、くっ、お前たちに励まされるとはな。いや、私も悪かった。このとおりだ」
芳佳「や、やめて下さいよバルクホルンさん!」
バルクホルン「な、なんだいきなり?」
リーネ「あの後ずっと坂本少佐に授業してもらったんですけど、やっぱり大尉の方が和気あいあいと勉強出来たっていうか……」
ルッキーニ「そうだよ、バルクホルン! あたしたちの先生なんだから、元気出して!」
バルクホルン「……ぐす、くっ、お前たちに励まされるとはな。いや、私も悪かった。このとおりだ」
芳佳「や、やめて下さいよバルクホルンさん!」
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 23:33:07.70 ID:od4hjND3O
バルクホルン「……ふっ。あんなもので良かったら、またいつでも授業してやる。次は数学か、それとも地理か? なあルッキーニ」
ルッキーニ「ウジュ、ソンナノヤダー!」
バルクホルン「はっはっは!」
坂本「……やれやれ、手間のかかる部下だ。うん?」
「オゥ……なんだこのフィルム……」
「は、ハレンチすぎますわ!」
「誰がこんなもの見たのかしら……」
「サーニャ見るナ!」
「……」
「ねー、ミーナの性教育ってこれー?」
ルッキーニ「ウジュ、ソンナノヤダー!」
バルクホルン「はっはっは!」
坂本「……やれやれ、手間のかかる部下だ。うん?」
「オゥ……なんだこのフィルム……」
「は、ハレンチすぎますわ!」
「誰がこんなもの見たのかしら……」
「サーニャ見るナ!」
「……」
「ねー、ミーナの性教育ってこれー?」
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/04(土) 23:38:34.06 ID:od4hjND3O
坂本「……そういえば、先ほど見つけたフィルム……」
坂本「いや、忘れよう。私はそんなものは見ていないし、知らない。ポルノ映画のフィルムなど、聞いたこともないな」
坂本「ミーナとシャーリーならどうにかするだろう。私の見込んだ二人だからな! わっはっは!」
ルッキーニ「……ねえ、バルクホルン」
バルクホルン「どうした?」
ルッキーニ「さっきさ、途中でバルクホルンが出てっちゃったから、あんまり授業の中身覚えてないんだ」
ルッキーニ「だからさ……」
ルッキーニ「二人きりで、あたしだけに、もっとたくさん、教えてくれるよね?」
Happy end
坂本「いや、忘れよう。私はそんなものは見ていないし、知らない。ポルノ映画のフィルムなど、聞いたこともないな」
坂本「ミーナとシャーリーならどうにかするだろう。私の見込んだ二人だからな! わっはっは!」
ルッキーニ「……ねえ、バルクホルン」
バルクホルン「どうした?」
ルッキーニ「さっきさ、途中でバルクホルンが出てっちゃったから、あんまり授業の中身覚えてないんだ」
ルッキーニ「だからさ……」
ルッキーニ「二人きりで、あたしだけに、もっとたくさん、教えてくれるよね?」
Happy end
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