伊波「た、小鳥遊君ともっと仲良く……」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/21(日) 23:12:16.89 ID:aWDdge1/O
伊波「はあ、はあ……」
宗太「あの、伊波さん」
伊波「ひゃ、ひゃい!?な、何かな小鳥遊君……///」ドキドキ
宗太「いい加減離してくれませんかね……さすがにこれ以上殴られると意識を手放してしまいそうなんですが」
伊波「ご、ごめんなさいっ!」バキッ
宗太「へぶっ!?」
宗太「あの、伊波さん」
伊波「ひゃ、ひゃい!?な、何かな小鳥遊君……///」ドキドキ
宗太「いい加減離してくれませんかね……さすがにこれ以上殴られると意識を手放してしまいそうなんですが」
伊波「ご、ごめんなさいっ!」バキッ
宗太「へぶっ!?」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/21(日) 23:16:30.70 ID:aWDdge1/O
……
伊波「またやっちゃった……」ショボン
宗太「そろそろご病気も治っていい頃だと思うんですがねえ。治る兆しが見えませんね、伊波さんには」イライラ
伊波「そ、そんなことないもん……」
宗太「そういえば伊波さんって幼い頃に男は怖いもの、と刷り込まれたから男嫌いになったんですよね?」
伊波「う、うん。お父さんに……」
宗太「ふむ」
伊波「またやっちゃった……」ショボン
宗太「そろそろご病気も治っていい頃だと思うんですがねえ。治る兆しが見えませんね、伊波さんには」イライラ
伊波「そ、そんなことないもん……」
宗太「そういえば伊波さんって幼い頃に男は怖いもの、と刷り込まれたから男嫌いになったんですよね?」
伊波「う、うん。お父さんに……」
宗太「ふむ」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/21(日) 23:21:45.55 ID:aWDdge1/O
伊波「た、小鳥遊君?」
宗太「じゃあその刷り込みをなくすために、新しい暗示を自分にかけてみてはどうでしょう?」
伊波「新しい暗示……?」
宗太「そうです。こう、男は怖くないー、みたいな」
伊波「えっと、お、男はこわくないー……?」
宗太「伊波さんは男嫌いなんかじゃない、はい復唱」
伊波「わ、私は男が嫌いじゃない……」
宗太「じゃあその刷り込みをなくすために、新しい暗示を自分にかけてみてはどうでしょう?」
伊波「新しい暗示……?」
宗太「そうです。こう、男は怖くないー、みたいな」
伊波「えっと、お、男はこわくないー……?」
宗太「伊波さんは男嫌いなんかじゃない、はい復唱」
伊波「わ、私は男が嫌いじゃない……」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/21(日) 23:25:15.36 ID:aWDdge1/O
宗太「もっと大きな声で!」
伊波「わ、わわわ私は男嫌いなんかじゃないっ!」
宗太「むしろ伊波さんは男が大好き、伊波さんは男好き、はいっ」
伊波「私は男好き!男が大好きーっ!」
宗太「……うわあ」ヒキッ
伊波「ええっ!?た、小鳥遊君が言わせたんだよっ!?引かないでよ!」バキッ
宗太「いだっ!?」
伊波「わ、わわわ私は男嫌いなんかじゃないっ!」
宗太「むしろ伊波さんは男が大好き、伊波さんは男好き、はいっ」
伊波「私は男好き!男が大好きーっ!」
宗太「……うわあ」ヒキッ
伊波「ええっ!?た、小鳥遊君が言わせたんだよっ!?引かないでよ!」バキッ
宗太「いだっ!?」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/21(日) 23:30:46.58 ID:aWDdge1/O
……
宗太「伊波さーん、三番テーブルの……って」
伊波「ひああ……」ブルブル
宗太「……何やってるんですか」
伊波「あ、あああああそこに、ごごごご……」
宗太「え?」
カサカサ
宗太「伊波さーん、三番テーブルの……って」
伊波「ひああ……」ブルブル
宗太「……何やってるんですか」
伊波「あ、あああああそこに、ごごごご……」
宗太「え?」
カサカサ
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/21(日) 23:34:11.69 ID:aWDdge1/O
伊波「いやああああっ!ご、ごき……!」ガタガタ
宗太「ああ、ゴキブリですか。最近は北海道にもたまに出ますよねー」
伊波「れ、冷静に言ってないで早くどうにかしてえ……はっ!?」
宗太「わっ、どうしたんですか急に」
伊波(ま、まさか小鳥遊君、いつもの調子でちっちゃくて可愛いとか言い出すんじゃ……)
伊波(ど、どどどどうしよう!?さすがにアレを可愛いと言っちゃうのは色々と問題がっ)オロオロ
宗太「ああ、ゴキブリですか。最近は北海道にもたまに出ますよねー」
伊波「れ、冷静に言ってないで早くどうにかしてえ……はっ!?」
宗太「わっ、どうしたんですか急に」
伊波(ま、まさか小鳥遊君、いつもの調子でちっちゃくて可愛いとか言い出すんじゃ……)
伊波(ど、どどどどうしよう!?さすがにアレを可愛いと言っちゃうのは色々と問題がっ)オロオロ
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/21(日) 23:38:53.73 ID:aWDdge1/O
宗太「よっと、すばしっこいな……っと、よし入った」
ガサガサ
伊波(ま、前も私より虫が可愛いって言ってたし……ああでもっ)
宗太「じゃあ外に逃がして来ますね」
伊波「ふぇ?」
宗太「何ですかその不思議そうな顔は」
伊波「だ、だって小鳥遊君のことだから、小さくて可愛いから見逃しちゃったりとか……」
ガサガサ
伊波(ま、前も私より虫が可愛いって言ってたし……ああでもっ)
宗太「じゃあ外に逃がして来ますね」
伊波「ふぇ?」
宗太「何ですかその不思議そうな顔は」
伊波「だ、だって小鳥遊君のことだから、小さくて可愛いから見逃しちゃったりとか……」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/21(日) 23:42:07.77 ID:aWDdge1/O
宗太「いや、さすがに飲食店にゴキブリはまずいですからね」
伊波「そ、そうだよね!あははは……と、ところで」
宗太「はい?」
伊波(が、頑張れ私っ!)
伊波「そ、それと私……どっちが可愛いかな?///」カアッ
宗太「え?そりゃもちろんゴ……」
伊波「そ、そうだよね!あははは……と、ところで」
宗太「はい?」
伊波(が、頑張れ私っ!)
伊波「そ、それと私……どっちが可愛いかな?///」カアッ
宗太「え?そりゃもちろんゴ……」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/21(日) 23:45:52.44 ID:aWDdge1/O
宗太(いや待て俺!ここで正直に答えたら間違いなく殴られるぞ!)
宗太「……伊波さんですヨ」
伊波「……!///」
宗太(くうっ、我が身を守るためとはいえ年増を褒めるのはやっぱり辛い……)
伊波「や、」
宗太「そ、それじゃ俺はこいつを逃がしに……」
伊波「やだもう小鳥遊君ったら!」バキッ
宗太「……伊波さんですヨ」
伊波「……!///」
宗太(くうっ、我が身を守るためとはいえ年増を褒めるのはやっぱり辛い……)
伊波「や、」
宗太「そ、それじゃ俺はこいつを逃がしに……」
伊波「やだもう小鳥遊君ったら!」バキッ
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/21(日) 23:50:16.95 ID:aWDdge1/O
宗太「結局殴られんのかよ!」
カサカサ
宗太「しまった、逃げられた!?しかもキッチンのほうにっ」
伊波「……///」ユゲユゲ
宗太「ま、待てっ」タタッ
佐藤「……てめえ小鳥遊、いくら虫が好きでもあんなもんキッチンに放ってんじゃねえよ」
宗太「うわあ、誤解ですけどすいません佐藤さん!すぐに捕まえますから!」
ドタバタ
カサカサ
宗太「しまった、逃げられた!?しかもキッチンのほうにっ」
伊波「……///」ユゲユゲ
宗太「ま、待てっ」タタッ
佐藤「……てめえ小鳥遊、いくら虫が好きでもあんなもんキッチンに放ってんじゃねえよ」
宗太「うわあ、誤解ですけどすいません佐藤さん!すぐに捕まえますから!」
ドタバタ
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/21(日) 23:53:26.20 ID:aWDdge1/O
伊波「……」
伊波「……えへへ、小鳥遊君が可愛いって///」
伊波「アレより私のほうが……えへ、えへへへへ///」
伊波「えへ……」
伊波「……」
伊波(よく考えたら比較対象がアレだから特に嬉しくなかった!)ガーン
伊波「……えへへ、小鳥遊君が可愛いって///」
伊波「アレより私のほうが……えへ、えへへへへ///」
伊波「えへ……」
伊波「……」
伊波(よく考えたら比較対象がアレだから特に嬉しくなかった!)ガーン
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/21(日) 23:58:51.81 ID:aWDdge1/O
……
宗太「先輩はちっちゃくて可愛いなあ……」ナデナデ
ぽぷら「ち、ちっちゃくないよ!ほらっ」ピョンピョン
宗太「おお」
ぽぷら「こうやって頑張ればかたなし君の目線にも~……!」プルプル
宗太「ああもう先輩マジ可愛い!娘にしたい!」ナデナデナデナデ
宗太「先輩はちっちゃくて可愛いなあ……」ナデナデ
ぽぷら「ち、ちっちゃくないよ!ほらっ」ピョンピョン
宗太「おお」
ぽぷら「こうやって頑張ればかたなし君の目線にも~……!」プルプル
宗太「ああもう先輩マジ可愛い!娘にしたい!」ナデナデナデナデ
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/22(月) 00:02:01.80 ID:grBOsMxQO
ぽぷら「ひゃわわわわあ!?」
伊波「……」ジーッ
ぽぷら「もう、かたなし君ってば怒るよ!」プリプリ
宗太「あはは、怒った先輩も可愛いなあ」
ぽぷら「もーっ!」
伊波「種島さんいいなあ……私もなでなでされてみたい……」
伊波「……」ジーッ
ぽぷら「もう、かたなし君ってば怒るよ!」プリプリ
宗太「あはは、怒った先輩も可愛いなあ」
ぽぷら「もーっ!」
伊波「種島さんいいなあ……私もなでなでされてみたい……」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/22(月) 00:07:49.97 ID:grBOsMxQO
山田「うわ、山田手が滑った!」
パリーン
宗太「やーまだーっ!何枚割れば気が済むんだよお前は!」
山田「小鳥遊さん怖いです」
宗太「怒られるのが嫌なら、割らないようにもっと気をつけような、ん?」ベチベチ
山田「暴力はいけませんよ、パワハラです」
伊波「……」ジーッ
パリーン
宗太「やーまだーっ!何枚割れば気が済むんだよお前は!」
山田「小鳥遊さん怖いです」
宗太「怒られるのが嫌なら、割らないようにもっと気をつけような、ん?」ベチベチ
山田「暴力はいけませんよ、パワハラです」
伊波「……」ジーッ
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/22(月) 00:11:55.04 ID:grBOsMxQO
宗太「妙な言葉ばっかり覚えてこないで、さっさと仕事を覚えろ!」
山田「よく考えたら、山田が仕事を覚えられないのは小鳥遊さんの教え方が悪いからなのでは」
宗太「ははは、面白いことを言うじゃないか山田」ベチベチ
山田「痛い痛いっ」
伊波「……山田さんいいなあ」
伊波「私も小鳥遊君に叩かれて……はっ!」
伊波「た、叩かれたいわけじゃないよ!?」アワアワ
山田「よく考えたら、山田が仕事を覚えられないのは小鳥遊さんの教え方が悪いからなのでは」
宗太「ははは、面白いことを言うじゃないか山田」ベチベチ
山田「痛い痛いっ」
伊波「……山田さんいいなあ」
伊波「私も小鳥遊君に叩かれて……はっ!」
伊波「た、叩かれたいわけじゃないよ!?」アワアワ
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/22(月) 00:16:00.85 ID:grBOsMxQO
八千代「小鳥遊君、九番テーブルのお客様にデザートをお出しするわね?」
宗太「あ、はい」
八千代「それと二番テーブルのお客様が連れてる女の子がおねむみたいだから、この膝かけを……」
宗太「はい、持っていきます!」
八千代「うふふ」ポワポワ
伊波「……」ジーッ
宗太「あ、はい」
八千代「それと二番テーブルのお客様が連れてる女の子がおねむみたいだから、この膝かけを……」
宗太「はい、持っていきます!」
八千代「うふふ」ポワポワ
伊波「……」ジーッ
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/22(月) 00:25:46.26 ID:grBOsMxQO
宗太「ふう、チーフは本当によく気がつきますね」
八千代「えっ?そ、そんなことないわよ」
宗太「いえいえ、俺チーフの働きぶりは参考にさせてもらってますから」
八千代「あ、ありがとう……わ、私杏子さんにパフェを作ってくるわね!///」タタッ
宗太「……本当にチーフはよく働くなあ。尊敬できるよ」
宗太(刀と店長絡み以外では)
伊波「……八千代さんいいなあ、私も小鳥遊君に褒められてみたい」
八千代「えっ?そ、そんなことないわよ」
宗太「いえいえ、俺チーフの働きぶりは参考にさせてもらってますから」
八千代「あ、ありがとう……わ、私杏子さんにパフェを作ってくるわね!///」タタッ
宗太「……本当にチーフはよく働くなあ。尊敬できるよ」
宗太(刀と店長絡み以外では)
伊波「……八千代さんいいなあ、私も小鳥遊君に褒められてみたい」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/22(月) 00:28:39.43 ID:grBOsMxQO
伊波「というか今日は小鳥遊君とあんまり喋れてないような……うう」ショボン
宗太「……伊波さん」
伊波「ひゃいっ!?た、たた小鳥遊君!?」
宗太「……」ニコッ
伊波(た、小鳥遊君が私に微笑みかけてくれてる……!?)
宗太「俺の後をつけてないで、働け」
伊波「はうっ!?」
宗太「……伊波さん」
伊波「ひゃいっ!?た、たた小鳥遊君!?」
宗太「……」ニコッ
伊波(た、小鳥遊君が私に微笑みかけてくれてる……!?)
宗太「俺の後をつけてないで、働け」
伊波「はうっ!?」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/22(月) 00:30:30.18 ID:grBOsMxQO
伊波(ば、ばれてた……?)
宗太「何なんですかもう、さっきから」
伊波「ご、ごめんなさいぃ!」バキッ
宗太「なぜ殴る!?」
伊波「はあ、はあ……」
伊波「ま、また殴っちゃった……」
伊波「でも小鳥遊君に構ってもらえた……えへ」
宗太「何なんですかもう、さっきから」
伊波「ご、ごめんなさいぃ!」バキッ
宗太「なぜ殴る!?」
伊波「はあ、はあ……」
伊波「ま、また殴っちゃった……」
伊波「でも小鳥遊君に構ってもらえた……えへ」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/22(月) 00:35:04.61 ID:grBOsMxQO
……
伊波「はあ……」
ぽぷら「やっほー伊波ちゃん、なんだか元気ないね?」テチテチ
伊波「あ、種島さん……。実はさっき、また小鳥遊君を殴っちゃって……」
ぽぷら「あちゃー、最近かたなし君を殴る頻度増えてるもんねー」
伊波「だ、だって小鳥遊君が近くに来るとなんだか恥ずかしくて……つい手が」
伊波「はあ……」
ぽぷら「やっほー伊波ちゃん、なんだか元気ないね?」テチテチ
伊波「あ、種島さん……。実はさっき、また小鳥遊君を殴っちゃって……」
ぽぷら「あちゃー、最近かたなし君を殴る頻度増えてるもんねー」
伊波「だ、だって小鳥遊君が近くに来るとなんだか恥ずかしくて……つい手が」
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/22(月) 00:38:14.99 ID:grBOsMxQO
ぽぷら「ほっほっほ、伊波ちゃんは恋する乙女ですなあ」
伊波「うえっ!?そ、そんなんじゃ……」
ぽぷら「そんなんじゃ?」
伊波「うう……そうだけど……///」シュー
ぽぷら「顔真っ赤にしちゃって~♪」ニマニマ
伊波「……でも、こんないっつも殴ってたら嫌われちゃうよね」
伊波「うえっ!?そ、そんなんじゃ……」
ぽぷら「そんなんじゃ?」
伊波「うう……そうだけど……///」シュー
ぽぷら「顔真っ赤にしちゃって~♪」ニマニマ
伊波「……でも、こんないっつも殴ってたら嫌われちゃうよね」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/22(月) 00:42:47.07 ID:grBOsMxQO
ぽぷら「え?」
伊波「小鳥遊君は優しいから今は構ってくれてるけど、嫌われちゃったらもう……」ウルウル
ぽぷら「だ、大丈夫だよ伊波ちゃん!かたなし君は伊波ちゃんを嫌いになったりしないよ」オロオロ
伊波「そ、そうかな……」グスッ
ぽぷら「もちろん!かたなし君はほら、打たれ強い子だから!」
伊波「……」
伊波「小鳥遊君は優しいから今は構ってくれてるけど、嫌われちゃったらもう……」ウルウル
ぽぷら「だ、大丈夫だよ伊波ちゃん!かたなし君は伊波ちゃんを嫌いになったりしないよ」オロオロ
伊波「そ、そうかな……」グスッ
ぽぷら「もちろん!かたなし君はほら、打たれ強い子だから!」
伊波「……」
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/22(月) 00:46:52.86 ID:grBOsMxQO
ぽぷら「でもそろそろ伊波ちゃんもかたなし君に慣れないとねえ」
伊波「う、うん……」
ぽぷら「このままだと二人で手をつないでデートも出来ないよ!」
伊波「て、手をつないでデート……///」
ぽぷら「したいでしょ?」
伊波「うう、出来ることなら……」
伊波「う、うん……」
ぽぷら「このままだと二人で手をつないでデートも出来ないよ!」
伊波「て、手をつないでデート……///」
ぽぷら「したいでしょ?」
伊波「うう、出来ることなら……」
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/22(月) 00:52:40.75 ID:grBOsMxQO
ぽぷら「じゃあ早くかたなし君の前だと照れちゃうのを治さないと!さあ行こう」グイグイ
伊波「えっ、行くってどこへ……」
ぽぷら「かたなし君のとこ!習うより慣れろだよ!」
伊波「そ、それなんか違うよ」
ぽぷら「当たって砕けろだよ!」
伊波「このまま行くと小鳥遊君が砕けちゃうんだけど……」
伊波「えっ、行くってどこへ……」
ぽぷら「かたなし君のとこ!習うより慣れろだよ!」
伊波「そ、それなんか違うよ」
ぽぷら「当たって砕けろだよ!」
伊波「このまま行くと小鳥遊君が砕けちゃうんだけど……」
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/22(月) 00:57:31.73 ID:grBOsMxQO
……
宗太「はあ……」
佐藤「どうした小鳥遊、ため息などついて」
宗太「あ、佐藤さん。いえ、最近また伊波さんに殴られる頻度が増えてきてるなあと」ハハ…
佐藤「……そうか。悪いが伊波についてはアドバイスできん」
相馬「でも困ったねー、伊波さん係の小鳥遊君でも手綱を握れないとなると……」ヒョイッ
宗太「相馬さん、いたんですか」
宗太「はあ……」
佐藤「どうした小鳥遊、ため息などついて」
宗太「あ、佐藤さん。いえ、最近また伊波さんに殴られる頻度が増えてきてるなあと」ハハ…
佐藤「……そうか。悪いが伊波についてはアドバイスできん」
相馬「でも困ったねー、伊波さん係の小鳥遊君でも手綱を握れないとなると……」ヒョイッ
宗太「相馬さん、いたんですか」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/22(月) 01:02:16.15 ID:grBOsMxQO
相馬「うーん、伊波さんも大分落ち着いてきたかと思ってたんだけどね」
宗太「何故か俺を殴る回数は日に日に増えていってますよ」
佐藤「まあ俺からすれば、何度殴られても伊波に構う小鳥遊は尊敬に値するがな」
相馬「だよねえ、さすがは伊波さんの調教師」
宗太「はあ……まあ殴られるのは別にいいんですけど」
佐藤・相馬「え?」
宗太「え?」
宗太「何故か俺を殴る回数は日に日に増えていってますよ」
佐藤「まあ俺からすれば、何度殴られても伊波に構う小鳥遊は尊敬に値するがな」
相馬「だよねえ、さすがは伊波さんの調教師」
宗太「はあ……まあ殴られるのは別にいいんですけど」
佐藤・相馬「え?」
宗太「え?」
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/22(月) 01:05:07.12 ID:grBOsMxQO
佐藤「伊波に殴られるのは別にいいのか」
宗太「はあ」
佐藤「……お前それ、マ……」
宗太「マゾじゃありませんからね!?」
相馬「ちっ」
宗太「相馬さん、舌打ちしないで」
宗太「はあ」
佐藤「……お前それ、マ……」
宗太「マゾじゃありませんからね!?」
相馬「ちっ」
宗太「相馬さん、舌打ちしないで」
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/22(月) 01:09:44.11 ID:grBOsMxQO
相馬「でも最近の伊波さんは可愛いよねー、恋する乙女って感じで」
佐藤「まあ殴りかかって来なければな」
宗太「そうですね、かわ……」
相馬「え?」
宗太「……佐藤さん」
佐藤「どうした」
佐藤「まあ殴りかかって来なければな」
宗太「そうですね、かわ……」
相馬「え?」
宗太「……佐藤さん」
佐藤「どうした」
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/22(月) 01:13:56.87 ID:grBOsMxQO
宗太「……さっきの俺、何を口走ろうとしたんでしょうか」ガタガタ
佐藤「そりゃお前……普通に考えたら」
相馬「伊波さんを可愛い、って言おうとしたんだろうね!」キラキラ
佐藤(相馬がすげえときめいてる)
宗太「あ、ああああ……ち、違う!あんな年増は俺の好みなんかじゃない!」ガンガン
佐藤「そりゃお前……普通に考えたら」
相馬「伊波さんを可愛い、って言おうとしたんだろうね!」キラキラ
佐藤(相馬がすげえときめいてる)
宗太「あ、ああああ……ち、違う!あんな年増は俺の好みなんかじゃない!」ガンガン
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/22(月) 01:15:40.28 ID:grBOsMxQO
相馬「佐藤君」チョイチョイ
佐藤「ん?」
ぽぷら『かたなし君は休憩室かな?』
伊波『うう……』
佐藤「ああ……」ガタッ
宗太「違う、違うんだ……俺は小さくて可愛いものが好きなんだ……」ウロウロ
佐藤「ん?」
ぽぷら『かたなし君は休憩室かな?』
伊波『うう……』
佐藤「ああ……」ガタッ
宗太「違う、違うんだ……俺は小さくて可愛いものが好きなんだ……」ウロウロ
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/22(月) 01:18:17.64 ID:grBOsMxQO
伊波「あ、あの……小鳥遊君?」
宗太「当てはまらないじゃないか……って、い、伊波さん!?」ビクッ
宗太(な、何でこんなタイミングで……)
伊波「えっと、あの、その……」モジモジ
宗太(ああもう、何でそんなに小動物チックな仕草をするんだよ!かわ……いくはないぞ!断じて!)
伊波(種島さん、私何をすれば……)オロオロ
宗太「当てはまらないじゃないか……って、い、伊波さん!?」ビクッ
宗太(な、何でこんなタイミングで……)
伊波「えっと、あの、その……」モジモジ
宗太(ああもう、何でそんなに小動物チックな仕草をするんだよ!かわ……いくはないぞ!断じて!)
伊波(種島さん、私何をすれば……)オロオロ
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/22(月) 01:21:11.77 ID:grBOsMxQO
宗太(駄目だ、訳が分からなくなってきた……そもそも伊波さんが悪いんだ、今までの年増どもと妙に違う部分が多いから)
伊波「た、小鳥遊君?どうしたの?」
宗太(そうだ、伊波さんがちっちゃかったら何も問題はないんだ……伊波さんが縮めばいいんだ)
伊波「えっと……」
宗太「伊波さん!」キッ
伊波「ひゃいっ!?な、ななな何?///」
伊波「た、小鳥遊君?どうしたの?」
宗太(そうだ、伊波さんがちっちゃかったら何も問題はないんだ……伊波さんが縮めばいいんだ)
伊波「えっと……」
宗太「伊波さん!」キッ
伊波「ひゃいっ!?な、ななな何?///」
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/22(月) 01:24:02.98 ID:grBOsMxQO
宗太「お願いします!俺の心の平穏のためにちっちゃくなって下さいっ!」グイッ
伊波「あ……!」
伊波(小鳥遊君が、一歩踏み込んできた……!ち、近いっ///)
伊波(それにあの手の動き、もしかして私の肩をつか……!?)
伊波「き……キャーーーーーーーーッ!!!」
バキイッ
宗太「ふべらっ!?」
伊波「あ……!」
伊波(小鳥遊君が、一歩踏み込んできた……!ち、近いっ///)
伊波(それにあの手の動き、もしかして私の肩をつか……!?)
伊波「き……キャーーーーーーーーッ!!!」
バキイッ
宗太「ふべらっ!?」
77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/22(月) 01:25:56.48 ID:grBOsMxQO
……
杏子「あー、小鳥遊は全治一週間の怪我でバイトを休むそうだ」
伊波「……あ、あはは」
ぽぷら「伊波ちゃん……あの後いったい何があったの?」
伊波「え、えっと……」
伊波「こ、小足見てから昇竜余裕だったよ……えへ……」
ぽぷら「?」
尾張
杏子「あー、小鳥遊は全治一週間の怪我でバイトを休むそうだ」
伊波「……あ、あはは」
ぽぷら「伊波ちゃん……あの後いったい何があったの?」
伊波「え、えっと……」
伊波「こ、小足見てから昇竜余裕だったよ……えへ……」
ぽぷら「?」
尾張
82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/22(月) 01:30:06.65 ID:OiIITHIw0
乙
86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/22(月) 01:42:22.98 ID:edyuI781O
乙ー
原作っぽかった
原作っぽかった
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