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ドラッグ オン ドラグーン3 討鬼伝

ウルフルン「カマ野郎も、プリキュアも、ピエーロ様も関係ねぇ!!」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 05:33:22.56 ID:NPan/DPn0

バッドエンド王国(夜)

ウルフルン(そういや、あの妖精を捕まえてきたとき、あのジョーカーのやつが、妙なこと言ってやがったな)

ウルフルン(そう、たしか、ミラクルジュエルが、なんだとか、ありゃ一体何の話だ……?
ミラクルか、なんか惹かれる響だぜ。俺様が求めてる奇跡は……、アイツと一緒に……)

ウルフルン(ん……? 俺様は何を言ってるんだ? 俺様が求めてんのは、無敵の力……だろ?)
こういうときは、ジョーカー自身に聞きてぇところだが、どうせ、はぐらかされるに決まってるぜ。だが、気になっちまうもんは仕方ねえ)

アカオーニ「ボケっと突っ立って、なにしてるオニ?」

ウルフルン「ハッ、なんでもねえよ」

アカオーニ「変なやつオニ」

ウルフルン(いや、待てよ。アホでも、使い方しだいかもな)




2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 05:34:12.96 ID:NPan/DPn0

ウルフルン「ところでよ、ミラクルジュエルって聞いたことあるか?」

アカオーニ「ミルクルジェルオニ? それはなんだオニ?」

ウルフルン「なんでも、無敵の力を得られるパワーアップアイテムらしいぜ。
なんだが、ジョーカーのやつが俺様たちに隠れて独り占めしようとしてるみてぇだ」

アカオーニ「なんだとオニ!? 許せんオニ。最強は譲れないオニ」

ウルフルン(まあこいつに情報が漏れんのはちっとうぜえが、まあジョーカーの出方はわかんだろうぜ)


オープニング すまいすまいすまいすまいすまーいるぷりきゅーあ♪
タイトル xx話 ほんとのしあわせって、なぁに?


3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 05:35:28.84 ID:NPan/DPn0

バッドエンド王国(翌日の夜)

ウルフルン(赤い満月だ。オレの牙が冴え渡るぜ。
しかし一体、どういうつもりだ、あいつは。ハートのエースなんてよこしやがって。
どうせ、アカオーニのやつが吐いちまったんだろうが)

ジョーカー『満月の夜、道化師は踊る』

ウルフルン(一体、どうすりゃいいっつうんだよ。
とりあえず、バッドエンド王国で一番月がでっかく見えるこのバルコニーまで来たわけだが。
何の気配もねえ、あるのは、あの一人ぼっちの赤い月だけだぜ)

ウルフルン「はあ……、あいつも、同じ月、見上げてんのかな」

ウルフルン(は? あいつって誰だよ。何言ってんだ、俺様は。
そう、あいつんところにゃ、こんな赤い月はねぇ。青くて澄ましたお月様っしかねぇんだ。って誰だよ?)


5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 05:39:27.93 ID:NPan/DPn0

ウルフルン(あれ、なんで、キュアハッピーの顔が浮かぶんだ。あ……?
なんだ、そういうことか)

ウルフルン(俺様は、あいつが食っちまいたくて仕方ねえんだな。
あの柔らかそうな首筋にガブリとやってやる。考えるだけで興奮するぜ)

ジョーカー「なんだかニヤニヤしてご機嫌そうですねぇえ、ウルフルンさぁあん?」

ウルフルン「なっ」ビクッ

ジョーカー「ひょっとぉしてぇ、眠れないくらぁい、恋してちゃってるお方のことを考えてらっしゃぁるんでしょうかねぇえ?」

ウルフルン「ハッ、何言ってるんだか。戯れ言はいいから、とっとと用件を言え。
お前みたいなやつと喋ってるだけで俺様のハッピーが逃げちまうんだよ」

ジョーカー「ぅぅうん? ハッピーがなんとかですってぇえ?」

ウルフルン「うっ、ハッ、はんぺん、の間違いじゃねぇえのか?」


6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 05:40:38.04 ID:NPan/DPn0

ジョーカー「ウルフルンさんって、はんぺんがお好きだったんですかぁぁ?
もしかして、いいことがあると、ウルトラハンペン!とかおっしゃられたりしっちゃうんですかねぇえ?」

ウルフルン「はぁ? 意味分かんねえよ、お前。
用件があるなら、とっとと言え。無いなら消えやがれ」

ウルフルン(やべぇ、こいつに……気づかれてるわ。
いや、待てよ、俺様は何を焦ってるんだ)

ウルフルン(ただ俺様はキュアハッピーが食っちまいてえってだけじゃねぇか。
まさにバッドエンド王国幹部っつーところだ。何も恥ずかしくなんかねえだろうが)

ジョーカー「あぁあら? つれないですね。そんなんだと、ハッピーが逃げちゃいますよぉ。
それでですねぇ、わたしが今日およびしたのはぁ……」スッ、シュンッ トランプを高速で投げつける

ウルフルン「なっ、痛っぇえ、ハッ!!」ドカッ 無数のトランプで壁に叩き付けられ、?にされる


8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 05:44:46.73 ID:NPan/DPn0


ジョーカー(テレポートして)「あのですねぇ、あんまりうるさくされると、こまるんですよねぇえ。
ミラクルジュエルのこと、嗅ぎ回られるとねぇ」

ジョーカー「だからぁ、ちょっと痛い目に遭ってぇ、どっちが上で、どっちが下なのかぁってことを、わかってもらわないといけないみたいですねぇえ?」

ウルフルン「クッ、おいっ、止めろっ!!」

ジョーカー「まさか、仲間だろ、なんて寝ぼけたことをおっしゃたりしませんよねぇ?
この国にそんなものはないんですよぉ?」

ジョーカー「わたしたちがピエーロ様の下に集ったのは、他でもない世界をバッドエンドで包むためです。
別にぃ、あなたと仲良くするためなんかじゃないんですよぉ?」

ウルフルン「クソッ」暴れる


9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 05:45:14.86 ID:TdRUSmK40

ウルフマンかと思った・・・


10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 05:46:04.56 ID:NPan/DPn0

ジョーカー「じゃぁ、一思いに、フフッ」スッ、ブチュッ、ズルッ キスして舌挿入

ウルフルン「うっ、じゅるっ、らりをうるっ!? グッ」ガギッ

ジョーカー「おっとぉっ、怖いですねぇ、わたしの舌が噛みちぎられそうだった。
さすがケダモノさんですねぇえ?」

ウルフルン「おぇっ、うぉおお、何すんだ、このカマ野郎!!」ペッ

ジョーカー「ひどい言い草ですねぇ。
ピエロが仮面の下でどんな顔をしてるか、考えたことはおありですかぁ?」

ウルフルン「はっ、カマ野郎が何言ってんだか、だいたいなぁ、バッドエンドしかねぇんだよ、世界にはなぁ、ありもしねぇハッピーエンドを馬鹿どもが求めてるだけでよぉ。
だからてめぇがどんな顔してるかなんて知りたくもねぇが、どうせ憎悪と絶望しかねぇんだろ?」


12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 05:48:48.73 ID:NPan/DPn0

ジョーカー「それが、不満みたいな口ぶりですねぇ?」ウルフルンのジッパーに手をかける

ウルフルン「何言ってんだが、それが俺様の宿命だ。おいっ、マジでやめろ!!」下ろされていく。ウルフルンの腹筋が露になる

ジョーカー「バッドエンドの宿命ですかぁあ?
そんなこと言ってぇぇ、身体はハッピーを求めてるみたいですけどぉ?」獣の胸板を撫でる。ビクッ。

ジョーカー「わたしとハッピーになりませんかぁあ?
優しくしてあげますよぉぉ。この世がどうせ地獄なら、快楽地獄なんて素敵じゃぁあ、あぁぁりませんかぁあ?」

ウルフルン「なに寝ぼけたこと言ってやがる。気色悪りぃ。
お前の言ってることはピエーロ様への反逆だぜ」

ジョーカー「ピエーロ様ですかぁ……?
わたしも昔はぁ、世界征服なんてこと、考えていたんですけどねぇ……」

ウルフルン「なんだと!? おっ、お前っ!?」


13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 05:50:15.00 ID:NPan/DPn0

ジョーカー「ですけどぉ、いまはぁ、ミラクルジュエルなんて、もうどぉおでもいぃんですよねぇえ、ぅウルフルンさぁあん」胸板を舌でなめ回す

ウルフルン「おえぇぇえ、なら、ミラクルジュエルっつうんは、お前がピエーロ様を裏切って、世界を支配するために必要なアイテムだっつーことなんだな」なんとか暴れる

ジョーカー「ええ、まぁぁ、昔の話ですよぉ。
今は、あなたのことぉ以外ぃ、興味ないんですけどぉねぇえ、ウルフルンさぁぁあん」抱きついて首筋を舐める

ジョーカー「ねぇえ、ウルフルンさぁあん、わたしのか、ら、だ、、いい匂いがしますよねぇえ?
ウルフルンさんがいやらしくなっちゃう匂いなんですよぉ、これぇ?」

ウルフルン「なっ、なんだこの感じ!?」全身の神経が過敏すぎて風すら痛く感じる

ジョーカー「ほらほらぁ!? そろそろメインディッシュを頂きましょぅかぁあ。
普段のわたしならぁ、もっと、もっとぉ焦らしたいんですけどぉ。
もぉ、なんか我慢できなくなってきたんですよねぇえ」さらにジップを下ろす


14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 05:51:54.42 ID:NPan/DPn0

マジョリーナ「なっなにしてるだわさ!?」

ウルフルン「こいつが、ジョーカーが、ピエーロ様っ、うっ」ジョーカーが腹パンする

ジョーカー「いえぃえ、マジョリーナさぁあん、こうやってちょっとぉ、二人でなかむつまじぃいくぅしていたんですよぉ」

マジョリーナ「そっそ、そうかだわさ、ならいいだわさ」どこかに消える

ジョーカー「なんか興ざめですねぇ、まぁいいでしょう、今日はここまでで。
わたしから逃げられるなんて、思っちゃぁ、いけませんよぉ?」

ジョーカー「それにミラクルジュエルのことをペチャクチャ話されても迷惑なのでぇ、この約束デコルで、黙っていてもらいましょうかぁ?」

ジョーカー「わたしがミラクルジュエルを探してピエーロ様を裏切ろうとしていたってこと、黙っていてももらえますかぁ?
もしそうしてくれたら、わたしも今は離してあげますよぉ?」レッツゴー! 約束デコル!

ウルフルン「仕方ねぇ、約束するぜ」

ジョーカー/ウルフルン「ゆびきりげんまん、うそついたら、はりせんぼん、のーますっ、ゆびきった」


15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 05:54:39.74 ID:NPan/DPn0

バッドエンド王国 ウルフルン自室(その日の深夜)

ウルフルン「はぁっ、ふぅ、おぇえ」(あいつの気持ち悪い舌の感触や、いやらしい指の感触が消えねえぜ)

ウルフルン「クソッ、風呂なんて入りたくねぇが」一気に全裸に。シャワー、ジャー。

ウルフルン「クソッ、クソッ、クソッ、うがいしても消えねぇ」(誰かとキスするなんて、生まれて初めてだったのにな。って、ハッ、なにを言ってるんだ。俺様は)

ウルフルン(なんだ、この頭に浮かぶシーンは。
そうか、あの童話の挿絵だ。王子が、眠っている姫をキスで起こす挿絵だ。
馬鹿馬鹿しいぜ。俺様ならキスなんかしねえで、一思いに食っちまうぜ)

ウルフルン「俺様は、赤ずきんっつー話が好きだ。
それもくだらねえ人間どもが作り替えた偽物のやつじゃなくて、本物んのやつだ。

ウルフルン「ババアも赤ずきんも狼は食っちまうんだ。
そして救いも助けもありはしねぇ」

ウルフルン「ただ、生きたまま消化されて、世界を呪って死んで行くだけだ。
ウルッフフッ、ウルッフフフッフフフフフフ」


16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 06:02:34.05 ID:NPan/DPn0

ウルフルン「ジョーカーなんて関係ねぇよ。屑のカマ野郎は勝手にのたれ死んでいやがれ。
俺様は俺様の宿命からは逃げねえよ。この錠前に懸けてな」胸の錠前を握りしめる

ウルフルン「俺は人間の文化なんてくだらねぇえと思うが、パンクっつーのには正直惹かれるぜ。
結局俺様は俺様の宿命に殉じて死んでくだけだ」

売るフルン「俺様は鎖と錠でがんじがらめだぜ。だがなぁ、それが獣っつーもんなんだよ。
俺様はただ食らう。ただ、それだけだ。この命が縛られてるなら、暴れてやるだけだぜ」

ウルフルン「明日は、アイツを食ってやろう。もうカマ野郎もプリキュアもピエーロ様も関係ねぇ。
俺様は俺様の生き方を貫くだけだ。クソッタレが」ベッドに身を横たえる

ウルフルン「ああ、目が冴えちまってるぜ。寝れやしねぇ」


18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 06:05:03.67 ID:NPan/DPn0

七色ヶ丘 翌日(土曜日)

みゆき(今日は、図書館さんで新しいお話を借りられて、ウルトラハッピー。お日様も照ってるし、きれいな空だなあ。ちょっと暑いけど)

みゆき(こういう日はもっとハッピーなことが起こるかも!? あっ、公園だ。ちょっと本を読んじゃおうかな。ベンチは木陰だしぃ)

みゆき「よいしょっと」ベンチに座る

ウルフルン「よぉ、ご機嫌なようだなぁ、おい」テレポートして、みゆきの真横に座る

みゆき「えっ!? うっウルフルン!?」ウルフルンはみゆきの身体を横から抱きしめて拘束


19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 06:06:21.82 ID:NPan/DPn0

みゆき「やめてっ、離して!? そうだ、変身だ!」

ウルフルン「そうはさせねぇぞ」ガシッ 手を縛り付けるい

みゆき「なにが目的なの? やっぱりスマイルパクトを取りにきたの?」

ウルフルン「さぁ、なあ? 俺様には、そんなのどうでもいんだがなあ」(こいつを滅茶苦茶にしてえ。俺様の獣で突き刺してやりてえ)

みゆき「えっ!? だってウルフルンは、バッドエンド王国の幹部で、プリキュアを倒そうとしているんでしょ?
絶対に許さないんだから、こんな卑怯なことして!」じたばたするが、動けない

ウルフルン「許してもらおうなんて気は最初から1ミリもねぇんだよ。
なぁ、キュアハッピーよぉ、俺様の牙が何のために付いてるか、お前にわかるか?」


20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 06:07:25.56 ID:NPan/DPn0

みゆき「え? それは、獲物を噛みちぎるため?」

ウルフルン「そうだ、それ以外の目的はねぇんだよ。
そうだ、噛みちぎるだけ、だ。だから、俺がお前をどうするかなんて、わかるよな?」ジュルっ

みゆき「やっやめてっ、うぅ」涙目になる

ウルフルン「泣いたって、命乞いしたって、この運命は変わんねぇんだよ。
狼は、赤ずきんを犯して食らう、それだけなんだよ」

みゆき「でも、でも、赤ずきんちゃんを猟師さんが、助けてくれるんだもんっ」

ウルフルン「それは?だ。ほんとの赤ずきんは食い殺されただけだ。
狼の肉となったんだ。弱肉強食っつーやつだよ」

みゆき「弱肉強食……。でも、人間は、強さ弱さ、勝ち負けだけがすべてじゃないもん。お互いを思い合う心があるもん!」


21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 06:08:40.47 ID:NPan/DPn0

ウルフルン「ほう? どうだかなぁ、おい、そう思ってんのは能天気で馬鹿なお前だけじゃねぇの? 人間ほんとは、自分が大事で、相手のことなんかどうでもいいんだよ。
自分が満足するためなら、他のやつなんて食っちまうんだよ。」

ウルフルン「人間は獣っつても、俺様みたいなシンプルな獣じゃねえ。もっと、ずる賢い獣だ。
だから、自分が甘い蜜吸うために、他のヤツにはみんなで愛し合いましょうなんていいやがるんだ」

ウルフルン「だがなあ、裏じゃあ自分はそういう馬鹿どもを利用して搾取してやろうと思ってるんだぜ。
こんなの大人なら誰だってわかってるんだ。結局、食うか食われるかだ」

ウルフルン「まぁ、俺様がこうやってせっかく講釈してやったんも、お前にゃ無駄なんだがな。
っつーのも、今から俺様が食って殺してやるんだからな」

みゆき「でも、猟師さんが助けてくれるもん! 助けは来るもん!」

ウルフルン「赤ずきんで猟師が助けてくれる話は後付けの?なんだぜ?」

みゆき「そうだけど、でも、時代が変わったのはほんとだもん。
ほんとの赤ずきんちゃんの頃には、狼に人間は何も出来なかったのかもしれないけど、今はもう変わったんだよ」

みゆき「人間はみんなハッピーエンドを求めて、頑張ってきたの。
バッドエンドを乗り越えて、ハッピーになったんだよ。
そして未来はわたしたちがもっと明るくてハッピーにするんだもん!」

ウルフルン「白紙の未来か……。
まぁ確かにお前の言うことも正しいなぁ。あるいは、正しすぎるくらいだぜ。

ウルフルン「人間は、銃を作って、それで、狼をぶち殺して回ったんだ。
狼が怖えっつうてめえの勝手な都合のために、な」


22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 06:09:14.49 ID:NPan/DPn0

ウルフルン「なぁ、お前、ぞっとしねぇか?
俺様たちは、赤ずきんだのババアだのは食ってやったかもしんねえがな、人間全部を食らい尽くしてぶち殺してやろうなんて、考えたこともねぇんだよ。
だがなあ、お前ら人間っつーのは、びっくりだぜ」

ウルフルン「てめぇらがそこだけでも生きてられた里だけじゃ満足しねえで、俺様たちの世界だった山までてめぇのものにしねぇと満足しねえっつんだからよ。
なぁ、おい、大層なウルトラハッピーっつーやつじゃねえか」

みゆき(涙目)「うっ、ウルトラハッピーは、みんなの幸せだもん。
誰かを傷つけたり、ころっ、殺したりなんてしてなれるもんじゃないもん。そんなハッピーエンドはバッドエンドだもん」

ウルフルン「そうだよなぁ? でも、不思議だなぁ。
てめぇは、俺様のことを、鉄砲でぶち殺してほしいつうんだからよ」

ウルフルン「何で俺様たちが、お前らの世界をバッドエンドで染めてやりてぇって思うか、わかるか?
メスガキ? てめえのハッピーしか考えてねぇ、キュア、ハッピィィィィ、よぉ?」


23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 06:10:59.14 ID:NPan/DPn0

ウルフルン「俺様のこともハッピーにしてみろや、お前もケダモノだろうが!!
人間っつーのは、俺たちなんか比になんねーくれぇに、一年中発情してんだろうが!!」

みゆき「え? 何言ってるの? ウルフルンはわたしのこと食べちゃいたいんだよね?」

ウルフルン「カマトトぶってんじゃねえぞ、コラ!! 食欲も性欲も似たよーなもんだろうが!! とっとと食わせろや!!」

みゆき「いやっ、やめてっ!! だって、そんなの、ぜんぜんハッピーじゃないよ。
そういうことは、愛し合ってるひとがするから、ハッピーなんだよ!!」

ウルフルン「お前に何がわかんだよ。ほんとはしてほしいんだろ? 飢えてるんだろ?
きれいごとなんて捨てて、楽になれよ。お前はどっかの人間が作った?に騙されてんだよ」

ウルフルン「愛とか、友情とか、正義とか、そんなもんはねぇんだよ。目を覚ませよ、バカが。
あんのは、欲望と力だ。ぶちこんでやりてぇ。そして、俺はぶちこめる、これだけなんだよ」

ウルフルン「だいたいプリキュアっつーのはなんだ、コラ?
プリティっつーのは要するに、媚びてるっーつこったろ? 化粧なんてしてマセガキが!!
誘ってんだろ、おい」


24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 06:11:45.44 ID:NPan/DPn0

ウルフルン「キュアっつーのは、要するに、暴力で解決するっつーことだろ?
俺様がお前を食っちまうのと、お前らが俺様をぶん殴んのの、どこが違ぇっつんだよ?」

ウルフルン「もうさ、楽になれや。獣になれや。人間っつーのは、獣と同じだ。
そんなことよ、ほんとは誰だって知ってんだよ。知らねえのは、てめぇみたいなバカだけだ」

みゆき「うぅっ、でも、わたしは諦めないもん、悪には絶対屈しないんだから。
友情も正義も愛もほんとにあるもん!! わたしはみんなのこと信じてるし、大好きだもん!!
世界をバッドエンドにするなんて、絶対間違ってるもん!!」

ウルフルン「まぁ、たしかによぉ、てめぇが必死に生きようとあがくっつーのは、別に悪いと思わねぇ。
俺様のことが、憎いんだろ? ぶち殺してやりてぇんだろ?」

ウルフルン「赤ずきんだって俺様のことぶち殺してぇって思ったに違いねぇよ。
それは生物として当たり前のことだ」

ウルフルン「だがなぁ、きれいごとばっか言ってるお前はどうなんだ?
お前だって、わかってんだろ? ほんとは? お前は童話が好きらしいなぁ。

ウルフルン「俺様もテメェをさいってぇーのバッドエンドに落としてやるためにいろいろ読んでやったぜ。
ああ、笑っちまうよなぁ、おい。
白雪姫は、てめぇをぶち殺そうとした王妃に、どうやって仕返ししたか知ってるよなぁ?」

みゆき「……」うぅっ


25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 06:16:32.40 ID:NPan/DPn0

ウルフルン「真っ赤に焼けた鉄の靴を履かされて死ぬまで踊らされたんだぜ?
その苦しんでいる姿を見ながら、白雪姫はきっと笑い転げながら、王子様と結婚式を挙げたんだぜ。
最高すぎんだろ、おい。ウルトラハッピィイィィィイだぜ」

ウルフルン「魔女って誰のことだろうなぁ?
魔女って名前のヤツだけが、魔女だと思ってられるうちは、人生楽しいだろうなぁ、おい」

ウルフルン「それになぁ、シンデレラとかっつーのも、要するに、金持ちになりてーっつうだけだろ。
んで金持ちのイケメンと交尾してっつーんだろ、たいそうな淫乱だぜ。淫乱ピンクのハッピーよぉ。
ウルッフフフフフフフフフぅぅう、はぁ……、おい」

みゆき「だからって、黙ってみてろっていうの?
みんなが、世界がバッドエンドに染められるのを……?」

ウルフルン「俺様は正義なんて騙るつもりはねぇよ。
ただ俺様は、そして、ぶち殺された俺様の同族は、お前らがただ憎い、それだけだ」

ウルフルン「てめぇらが、俺様をぶちころしてぇなら、重火器でも何でも持って来いや。
だがなぁ、カマトト面して善人ぶってんじゃねぇぞ、俺様よりもはるかに残酷で邪悪なくせにな」


26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 06:17:39.37 ID:NPan/DPn0

みゆき「わたしだって、童話が楽しいだけじゃないことは知ってるもん。
グリム童話は、森の恐怖と、人々の貧困、憎悪の繰り返し……」

みゆき「アンデルセンの童話がただ楽しいものじゃないこともわかるし、
幸福な王子や、走れメロスを書いたひとを、どんなひとが書いたかも知ってるもん。
図書館にあるのは、ただのきれいごとや子供だましだけじゃないもん」

みゆき「だけど、童話の登場人物が、誰かを呪うことでしか自分をハッピーにできなったとしても、ハッピーを求める気持ちは悪いことじゃないって思う。
なんとか自分のハッピーに向かって、苦難を乗り越えて頑張ることは、すばらしいことだもん」

みゆき「それに、お金だって、お化粧することだって、その、セック…、好きな人と結婚することだって、
自分のことだけ考えるんじゃなくて、誰かを大切に思う気持ちがあるなら、素敵なものだもん
童話の世界は人生で大切なことを教えてくれるんだよ」

みゆき「そして童話のハッピーエンドよりも、もっとハッピーな、ウルトラハッピーエンドを、わたしが、わたしたちが作ってみせるんだもん」

ウルフルン(みゆき背中を抱きつつ)
(はぁ……こいつの、身体ってこんなに小さいんだな。なんか白けちまったぜ)
「そうかぁ。いいぜ、もうめんどくせえや。俺様を殺せ」


27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 06:20:52.60 ID:NPan/DPn0

みゆき「えっ!?」

ウルフルン「てめぇのハッピーのために、お前を食うしか能のねぇ俺をぶち殺せっーつんだよ。
お前の力でな」

みゆき「なんで……?」

ウルフルン「俺様も馬鹿じゃねえ、わかってんだよ、本当は。
結局、人間っつーのは、どこまでもしぶとく、強ぇんだよ。狼はこの国で全滅した」

ウルフルン「結局、ピエーロ様がどれほど強くても、ジョーカーの野郎がどれくらい変態でも、お前らにはきっと勝てねぇ」

ウルフルン「俺様たちは、お前らのハッピーを潰すっていう目的しか持っちゃいねえぇんだよ。
でも、なぁ、お前は、他人のハッピーを潰すことじゃない、お前自身のハッピーな未来を抱ける。

ウルフルン「結局壊すだけのヤツは、作ろうと思って壊すヤツには勝てねえんだよ。
ああ、もう疲れちまった」みゆきを解放する


アイキャッチ


28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 06:34:48.48 ID:NPan/DPn0

みゆき(どうなってるの? ウルフルンは、わたしのことを食べちゃうつもりじゃなかったの? あっ、でも、ウルフルンと、こんなにおしゃべりしたのって、はじめてだ。

みゆき(わたしたちは、ウルフルンが何を考えて、何のために戦ってるのかも知らなかったし、知ろうともしていなかった)

みゆき(ウルフルンの言う通り、わたしは、自分の、自分たちの、ハッピーしか考えてなかった。
それを邪魔するひとは、許さないって言ってきたけど、それは、殺された狼さんたちもそう思ったんだ。
そっか、なら、わたしも、同じだ……)

ウルフルン「どうした? さっさと殺せ。てめぇのハッピーシャワーでな。
俺様を殺せ、はやく。あいつらの手じゃなくて、他でもない、お前の手でな」

みゆき「できないよ……。わたしは、ウルフルンの気持ちなんて、全然考えてなかった。
自分は、正義で、みんなにハッピーを与えられるんだって、やっぱりいい子ぶってただけだった。
でも、もう、そんなの、いやなの」

みゆき「こうやって、わたしを殺すよりは、自分を殺せと言ってくれたウルフルンを殺せないよ。
そして、自分に害を与えるからってすぐに悪だって決めつけて倒しちゃうようなハッピーエンド。
そんなの全然ウルトラハッピーじゃないよ」


29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 06:36:10.28 ID:NPan/DPn0

ウルフルン「もう、いいんだよ。とっとと、やれ。じゃなきゃ、俺様がお前を食らう。
俺様にはどっちみち未来なんてねえんだよ。
ピエーロ様がすべてを支配した世界になったら、俺様は何をするんだろうな。

ウルフルン「今はお前たちの?で固めたハッピーをぶち壊してやればいい。
でも、それが全部終わったら? 俺様には先なんてねぇんだよ」

みゆき「ねえ、ウルフルン、あなたは、どんな未来を望んでいるの?
もし、ピエーロ様も、バッドエンド王国も、プリキュアも、そんなもの、全部なくて、どんな未来でも叶うっていうなら、あなたはどんな世界を願うの?」

ウルフルン「はぁ……、さぁな。そんな未来考えたこともねぇぜ。
俺様の未来は、ただのどす黒い闇だけだ。俺様もお前たちも全部が闇に飲まれる」

ウルフルン「世界は、永遠の闇と静寂に支配される。それが俺の唯一の救いだ。
俺の意志も心も、憎しみすらも、すべてが消える。
もう、この飢えも渇きも感じねえ、終わった世界だ」

みゆき「?だよっ! あなたはそんなこと望んでないよ!」


32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 06:37:42.46 ID:NPan/DPn0

ウルフルン「ハァ? メスガキ、お前に何がわかんだコラ、知ったような口聞いてると殺すぞ」

みゆき「わかるよ、だって、あなたが教えてくれたから。
呪い合い憎しみ合う中でハッピーが生まれて来る世界じゃない。

みゆき「みんなが、どんなひとも、ハッピーになれる、みんながともだちになれる、そんな世界を。
ウルフルンも、わたしも、みんながハッピーな世界を」

ウルフルン「舐めたこといってんじゃねぇよ。そんな世界存在しねぇんだよ。
俺様は、お前を食らって殺す。ただそれだけだ。それ以外の道なんてねぇんだよ。
それが、俺様の鎖だ」

みゆき「そんな鎖なら、わたしが壊してみせるよ!
それに、ウルフルンはもう、わたしを許してくれたから。
だから、きっと憎しみの鎖は断ち切れるんだよ」

ウルフルン「ただ、めんどくさなっただけだ。
それにもしそんな世界があっても、俺様の牙はお前を傷つけちまうかもしれねえぜ。
それでもいいのか?」

みゆき「わたしも、傷つけられたくなんてないよ。痛いのはいやだもん。笑顔で、いたいんだもん。
でも、誰かが笑顔じゃないなら、泣いているなら、それも、わたしがその誰かを傷つけているなら。
わたしは、傷つけられたっていい……」


33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 06:40:10.09 ID:NPan/DPn0

ウルフルン「甘いんだよ、てめぇは。でも、だからこそ、俺様は、お前のことを……」

みゆき「えっ? 聞こえないよ」

あかね(颯爽登場)「みゆきっ! もう大丈夫やで!」

れいか「キャンディがみゆきの帰りが遅すぎるっていうから探してみれば。下がりなさい、ウルフルン!」

キャンディ「そうクルっ!」

あかね「変身やっ!」

みゆき「ちょっと待って! 話を聞いて!」

れいか/あかね「プリキュア! スマイルチャージ!!」

ビューティ「しんしんと降り積もる清き心! キュアビューティ!!」

サニー「太陽サンサン熱血パワー! キュアサニー!!」


34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 06:41:12.64 ID:NPan/DPn0

サニー「ウルフルン、許さへんで、みゆきが一人で居るときに襲うなんてな」

ビューティ「さあ、みゆきさんを返してもらいましょうか。そうでないなら」

みゆき「待って! ウルフルンはもう敵じゃないの!」

サニー「何寝ぼけたこといっとるんや、みゆき!」

ビューティ「ウルフルンはみゆきさんを拘束してはいません。
そして、みゆきさんが悪に与するわけがない。

ビューティ「だとすると、みゆきさんは闇の力で洗脳されたか、何か強請られているかのどちらかです」

サニー「なんやと!? たしかにな。ピースたちもすぐ呼ぶさかい。キャンディ、頼むわ」

キャンディ「はいクル」シュン

サニー「みゆきぃ、辛いやろ、そんな悪党の味方やらされて、今楽にしてやるさかい、堪忍な」

ビューティ「行きましょう!」


35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 06:45:05.98 ID:NPan/DPn0

みゆき「やめて! 本当にわたしはほんものの、星空みゆきだもん!
ウルフルンは、倒しに来たけど、わたしと真剣に話して、わたしと戦うのをやめてくれたの。

みゆき「それに、わたしたちも自分たちだけが正義だって思い込んで、ウルフルンたちの言い分を聞こうともしなかった。
それはいけないことだと思う!」

サニー「なにいっとんのや、それが奴らの常套手段なんや。奴らは騙すのが仕事や。
みゆきも童話で知っとるやろ。こっそり近づいて、ガブリとやるのが狼なんや」

ビューティ「そうです! 目を覚ましてください!」

みゆき「目を覚ますのは、わたしたちの方だよ!
わたしたちは、山に住んでいた狼さんたちを全部殺しちゃった」

みゆき「狼さんは確かに人間を食べちゃうかもしれないけど、わたしたちは、人間の世界とは違う山にいた狼さんも全部殺しちゃった。そんなの全然ハッピーじゃないよ」

みゆき「なら、狼さんに食べらればいいのかって言われたら、わたしは食べられたくないよ。
でも、難しいけど、誰もがハッピーになれる未来を描きたいの!」

みゆき「もし、誰かが痛みを背負わなきゃいけないのなら、それを誰かに背負わせて自分だけ笑顔になるんじゃない。
みんなで痛みを背負ってそしてつらくても、みんなで笑っていたいの!!」

みゆき「ウルフルンが、教えてくれたの。わたしたちは誰かを犠牲にして幸せになろうとしてるって。
だから、わたしは、ウルトラハッピーエンドを、みんなが笑顔になれる結末をつくってみせるの!」


36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 06:46:11.17 ID:NPan/DPn0

サニー「なんだかようわからんわ。どうせ洗脳やし、ちゃちゃっと終わらせますわ」ウルフルンの方へと走り出す

ビューティ「みゆきさん……。たしかに、説得力があります。
わたしたちも、改めて考えないといけないことかもしれません」

サニー「なんやと!? ビューティも洗脳されたんか!?」

ビューティ「いいえ、もし、わたしの道が誰かの屍の上に築かれるのなら、
いいえ、残念ながら、これまでのわたしの道は、たくさんの動物とたくさんの人間の屍の上に築かれてきたのです。
それに目を背けたままで、わたしは、ほんとうの清い心を持ち続けていられるのでしょうか」

ビューティ「みゆきさんは、わたしが綺麗なふりをしていただけで、ほんとは綺麗なんかではなかったことを、気づかせてくれました。
わたしは、誰かの道を踏みにじっているのにそのことを考えることもなく、のうのうと生きていたのかもしれません」

ビューティ「だとしたら、わたしは、自分の道を問い直さなければいけません。
わたしは、誰の道も踏みにじりたくはないのです」


38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 06:49:09.94 ID:NPan/DPn0

サニー(そうやっ。なんでこんな大事なことに気づかなかったんや。
ウルフルンは、うちのお好み焼き、ぎょうさんうまそうに食べてくれたんやないか。
ただの憎むべき敵やなかったんや。ただ、飢えてただけだったんや、ほんまのぬくもりに!!)

ウルフルン「それが甘ちゃんなんだよ。俺様はいいかもしれん。
俺様は結局、こいつをぜってぇ殺せねえからな。だが、なぁ、他の奴らにはそんなこと関係ねぇんだよ」

ウルフルン「どっちみち、お前らは、バッドエンド王国との戦いを避けられねえんだ。
どっかで折り合い付けて、誰かはぶち殺すべきなんだよ」

みゆき(こいつをぜってぇ殺せねえって、どうして、わたしだけ?)
「それでも、わたしは、みんなの、いまはまだよくわかんないけど、ピエーロのスマイルのためにすらも戦うの!
それが簡単じゃなくて、心が折れちゃいそうになるかもしれないけど、でも、頑張るの!」

ビューティ「みゆきさん」

キャンディ(颯爽登場)「ついたクル。ウルフルンはみゆきを操ってるクル、ウルフルンを倒すクル!」

マーチ、ピース「わかった!」

みゆき「やめて!」


43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 07:17:35.11 ID:NPan/DPn0

ジョーカー(物陰から)「いい頃合いでしょう」ウルフルンにカードを1枚投げつける

ウルフルン「うっ、うぁ、うがぁああああああ、ああっ」

みゆき「ウルフルンっ!」

マーチ「よくわかんないけど暴走している今がチャンスだっ!」

ウルフルン「うぉおおおおおおおおおぐぁうあぁあああ」
(うっ、やめっろぉぉおおおおお、俺様は、そんなこと、したくない)

ジョーカー(わたしを拒絶した罰ですよねえ、ウルフルンさぁあああん?
あなたには地獄を味わってもらいましょう)

ジョーカー(それがわたしのウルトラハッピーですよぉぉおぉおおお。
クソッ、しぶといですねぇ、貴重品なんですが出し惜しみしても仕方ない)

カードを5枚一気に投げつける

ウルフルン「うぁあああああああああああああああああああああ」

ジョーカー(ふふふふっ。いいですねぇえ。
このカードのいいところは、身体を完全に支配できるけれども、心は全く支配しない)

(自分の意に反して、しかし自分の手で、最愛のひとを殺める気持ちは、どんなものなんでしょうねぇえええええええ。
ゾクゾクしちゃいますよぉおおおおおおおおおお)


44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 07:21:12.76 ID:NPan/DPn0

ジョーカー(物陰から)「いい頃合いでしょう」ウルフルンにカードを1枚投げつける

ウルフルン「うっ、うぁ、うがぁああああああ、ああっ」

みゆき「ウルフルンっ!」

マーチ「よくわかんないけど暴走している今がチャンスだっ!」

ウルフルン「うぉおおおおおおおおおぐぁうあぁあああ」
(うっ、やめっろぉぉおおおおお、俺様は、そんなこと、したくない)

ジョーカー(わたしを拒絶した罰ですよねえ、ウルフルンさぁあああん?
あなたには地獄を味わってもらいましょう)

ジョーカー(それがわたしのウルトラハッピーですよぉぉおぉおおお。
クソッ、しぶといですねぇ、貴重品なんですが出し惜しみしても仕方ない)

カードを5枚一気に投げつける

ウルフルン「うぁあああああああああああああああああああああ」

ジョーカー(ふふふふっ。いいですねぇえ。
このカードのいいところは、身体を完全に支配できるけれども、心は全く支配しない)

(自分の意に反して、しかし自分の手で、最愛のひとを殺める気持ちは、どんなものなんでしょうねぇえええええええ。
ゾクゾクしちゃいますよぉおおおおおおおおおお)


45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 07:30:08.26 ID:NPan/DPn0

ピース「ビューティを信じるね。それに、ウルフルンはもう戦えないみたいだし」

ウルフルン(ボロぞうきんのような)「……」

みゆき「ウルフルン!! ウルフルン!! お願い、目を開けてよ。こんなの、ぜんぜんハッピーじゃないよ、ねえ!」

マーチ「みゆきちゃん……? 何が起こってるの?」

ジョーカー(ウルフルンがぼろぼろにされたとはいえ、プリキュアの力はただの暴力ではないというでしょうかぁああ。
わたしの貴重なカードがすべてキャンセルされてしまいしたぁああ、クソっ)ダンっ、ガサっ

ビューティ「そちらに誰かいるみたいですね。どなたが、こんなひどいことを!?」

ジョーカー(テレポートして、みゆきに無数のカードを投げつけつつ)
「ええ、わたしですよ。このピエロですよ」

ビューティ「なっ!!」


46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 07:30:44.85 ID:NPan/DPn0

みゆき「えっ?」

ウルフルン「クッ……」みゆきを突き飛ばし、彼の身体に無数のナイフが刺さる

プリキュア「!!!!」

みゆき(倒れるウルフルンを抱きとめる)「ウルフルン!!!」

ウルフルン「お前、の、腕のなか、で、死ねる……なら」

ウルフルン「俺様は、ハッピー、だぜ、み、ゆき……」

ビューティ「ジョーカーァアアアアアア!!!!」

ジョーカー「おや怖い、怖いですねぇええええええ。ふふふふっっ。
どうですぅうう? わくわくしませんでしたかぁあああ?
わたしの感動的ぃぃいいいで、悲劇的ぃいいいいなショーはぁあああああ?」


48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 07:32:22.64 ID:NPan/DPn0

みゆき「ウルフルン!!!! キャンディ、早く、デコルを!!」

キャンディ「クル? ウルフルンは敵クル」

マーチ(デコルデコールをひったくる)「ちょっと貸して!!」

マーチ「もうわけわかんないけど、わたしはみんなを信じる!!」レッツゴー!! 医者デコル!!

ビューティ「ジョーカー!! ですが! 悲劇では終わらせません!
みんなでハッピーになる世界を作ろうとする、この、気持ちは、絶対に伝わるんですから!!」

ピース「何が起こってるかわかんなくても、でも、ウルフルンが敵じゃないことはわかるもん!!」

サニー「そや!! みんなでハッピーになるんや!!」


49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 07:33:25.04 ID:NPan/DPn0

マーチ「傷が深すぎてデコルの力じゃ足りないよ」

みゆき「絶対、生きていて!! みんなでスマイルになるんだから!!
死なないで!! ウルフルン!!」

サニー「この近くに、動物病院があるやろ!?
うちらがジョーカーを足止めするから、マーチはそこにこいつを運んでってほしいんや」

マーチ「わかった」

ビューティ「ジョーカー!! わたしたちが相手です!!」

ジョーカー「ほう? 一人抜けた状況でわたしを倒せますかねぇえ?」

ウルフルン「ま、て……、ジョーカー、も苦しん、でる」ゲホッ ドロォ

マーチ「今は自分の身体を優先してほしい」ウルフを担いで走り抜ける

みゆき「ジョーカーをも思いやるウルフルンの気持ち、確かに受け止めたよ!」


50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 07:34:34.71 ID:NPan/DPn0

ジョーカー「はぁあ? わたしが、なんですってぇえええ? わたしは、道化師!!
あなたたちとは違うんですよぉぉ。ほらぁああ、わたしが憎らしいでしょう?

ジョーカー「わたしを殺したいでしょう? どうぞ、掛かってきなさい。
わたしの手のひらの上で踊らせて絶望させてあげますから!」

みゆき「わたしは、あなたと戦う!! わたしのたいせつな仲間を守るため!!
でも、それは、あなたを傷つけて殺すためじゃない!!
ウルフルンの、わたしの、みんなの、この気持ち、あなたにも届けたいから」

みゆき「プリキュアスマイルチャージ!!」

ハッピー「キラキラ輝く未来の光! キュアハッピー!!」

ジョーカー「きれいごとですねぇええ。もし、わたしがウルフルンや他の誰かを殺してたらどうでしょう?
結局、あなたはほんとうの絶望なんて知らないからきれいごとが言えるんですよぉおおおお、何も知らない小娘が!!」


51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 07:35:35.55 ID:NPan/DPn0

ハッピー「わたしは、あなたの味わった絶望と苦しみを知らないから、わからないよ!!
でも苦しいなら、泣いているなら、仮面を取ってそれを教えてよ!」

ハッピー「わたしのみんながスマイルになってほしい気持ちは本当なの!!
誰にも泣いてほしくない、誰かの笑顔を奪ったひとも、憎しみと不安のなかにいるひとも、みんなに笑ってほしいの!!!!」ジョーカーを殴る

ジョーカー「こざかしい!!! 小娘がぁああああ!!!!!」
ハッピーを蹴りとばす、ハッピーはガードしつつ飛ばされる

サニー「うちらも、同じ気持ちなんやぁあああああ」ジョーカーを殴る

ピース「わたしも、正義をふりかざすヒーローじゃなくて、愛で包み込む、
そんなヒーローになりたいのっ!!!」ジョーカーを殴る

ハッピー「みんな、行くよ。レインボーバーストで浄化するよ!!!」

ビューティ「でも、マーチがいません!!」

ハッピー「ウルトラハッピーエンドを願うわたしたちの心は、ひとつだよ!!
だから、きっとこの思いは届くよ!」

ビューティ「わかりました!!」

サニー「せやな!!」

ピース「うん!!」


52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 07:37:16.34 ID:NPan/DPn0

4人「ペガサスよ、私たちに力を!」

キャンディ「4人だけで変身できてる!? クル!!」

4人「プリキュアプリンセスフォーム!!」

ハッピー「届け!! 希望の光ぃい!!」

3人「はばたけ!! 未来へ!!」

4人「輝け!! ハッピィィスマイル!!!」

ジョーカー「ううううううおおおおおおおおおおお。
受け止められない、だと!? クソッ!!!」テレポート


53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 07:38:41.83 ID:NPan/DPn0

ハッピー「ふっ、っはっはっー」

ビューティ「ジョーカーは浄化できませんでしたね」(これは洒落ですね)

ハッピー「そんな、簡単には、いかないよ。きっと、絶望の闇は深すぎるから」

ピース「でも、わたしたちは、絶対にあきらめない!」

サニー「うちらの希望の光は、お日様よりも明るいんや!!」

ビューティ「そしてそれが、わたしたちの道を照らすんですから!!」


55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 07:41:27.15 ID:NPan/DPn0

七色ヶ丘 動物病院(翌日午後)

みゆき(ウルフルンの意識も戻って、なんとか、身体も回復してきて、ほんとによかった。
狼さんは生命力がやっぱり強いみたい)

みゆき(ウルフルンの無事を確認して、みんなで何のために戦うのかちゃんと話し合ったあと、みんなは帰って行った。
いまはわたしと、ベッドの上のウルフルンの二人きり)

みゆき「ねぇ、ウルフルン」

ウルフルン「なんだ?」

みゆき「ねぇ、どうして、わたしだったの?」

ウルフルン「何の話だ?」

みゆき「はっぷっぷー、はぐらかさないでよ。
ねぇ、ウルフルンはどうして、わたしを、選んでくれたの?」

ウルフルン「クソっ。さあな、わかんねーよ。
ただな、俺は、お前に会ったそのときから、お前に惹かれてたのかもな」

みゆき「昔のわたしは、ウルフルンのこと、ただの敵って思ってたのに?」


56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 07:42:39.40 ID:NPan/DPn0

ウルフルン「でもな、お前のスマイルは、ほんとにまぶしかったんだぜ、そして今も、な」

みゆき「ウルフルンのスマイルも、やさしくて、カッコいいよ」

ウルフルン「ふん、知らねえよ!! クソっ!」

みゆき「もう、照れちゃってぇ。
あっ、そっか。狼さんがベッドに寝ていて、わたしが、こうして寄り添ってる」

みゆき「これって、赤ずきんちゃんみたいだよね。
でも、わたしたちの赤ずきんちゃんは、もう憎しみ合わないで、お互いを想い合うんだよね」

ウルフルン(深呼吸して)「ああ、みゆき! お前に会えて、俺様はほんとに幸せもんだぜ!!」
(結局ミラクルジュエルのことなんてわかんねえが、これが俺様にとっての最高のミラクルだぜ)

みゆき「わたしもだよ!」

みゆき/ウルフルン「ウルトラハッピー(!/ってやつだな)」(スマイル)

エンディング
次回予告 スーパーヒーロー!? やよいの桃太郎伝説!
エンドカード(赤ずきんコスのみゆきとウルフルンのツーショット)


57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 07:51:22.26 ID:LQ1RGok90

おつ


58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 08:00:24.26 ID:CTUWjoQb0

イェイイェイイェイ!



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