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ドラッグ オン ドラグーン3 討鬼伝

竜児「卒業からもう5年か」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 20:55:12.60 ID:tqfCk19r0

しみじみと呟きながらペットのインコに餌を変えているのは高須竜児。

朝から獣のようにギラギラと輝きを放つしている三白眼は、

目の前にいるのは見たこともないようなグロテスクな鳥に向けられている。



2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 20:55:55.61 ID:tqfCk19r0

その口からはわずかな笑みがこぼれているんのだが、

世の滅亡を願う魔王がおぞましい使い魔に命令をくだしている・・・というわけではないではない。

本人は家族のように可愛がっているペットに小松菜を与えているのであった。


4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 20:56:40.75 ID:tqfCk19r0

そんなちょっと上機嫌な竜児に

大河「そうね、あんたの犬としての生活も晴れて7年目ね」

と嫌味たっぷりに話しかけたのは同居人である逢坂大河。


5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 20:57:22.42 ID:tqfCk19r0

竜「晴れてじゃねぇよ!っていうか、なんで人の独り言に首突っ込んでんだよ」

大「うっさいわね、あんたが気持ち悪い顔してブツブツ感慨になんか浸ってるから、

  この私がわざわざ声をかけてやったんじゃないの、言い返す暇があるなら早く朝御飯出しなさいよね、この駄犬が」


6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 20:58:14.17 ID:tqfCk19r0

竜「お前ってやつは・・・でもな朝飯の前にインコちゃんのご飯が先だとうちでは昔から決まってるんだ」

大「ふん、そこまでブッサイクな2代目ブサ子に入れ込めるあんたの性癖も大したもんね」

竜「せ・・性癖ってお前な・・・大体インコちゃんはうちの大事な家族なんだぞ」


8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 21:00:24.38 ID:tqfCk19r0

インコちゃん「ジ、ジ、ジ、」

竜「お、いいぞインコちゃん大河に言ってやれ」

インコちゃん「ジ・・・ジュウカン!」

竜「い・・インコちゃん・・なんて言葉を使うんだ・・」


9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 21:01:30.42 ID:tqfCk19r0

大「あーあー馬鹿らしい」

竜「なぁ大河、インコちゃんはどこでこんな言葉を・・・」

大「グチグチグチグチ、うるさいわね。クズ犬!私はそんなブサ鳥に興味はないのよ」
  私、やっちゃん呼んで来るから早く用意しとくのよ」

大河は落ち込む竜児を完璧に無視して立ち上がると玄関のほうに向かった


10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 21:03:06.43 ID:tqfCk19r0

ガチャン

ボロアパートのドアが閉まる音に続いて階段を駆け上がる音。

1年前までは2階部分を竜児と母親である泰子が借りていたのだが、

1階に住んでいた大家は歳でだったこともあり都会の息子の家に引っ越すことになり、

高須親子が譲り受け1階に竜児と大河、2階に泰子が暮らすようになっていた。


11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 21:03:48.37 ID:tqfCk19r0

といっても竜児と大河は5年前と変わらず付き合ってはいるが、結婚という文字は見えていなかった。

大河に罵られた竜児は長年で培われたリカバリー力で、いつものように味噌汁の味を確認し、我ながら完璧と口元を緩めていると、

ガチャ

またドアが開く音がした。


13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 21:04:29.43 ID:tqfCk19r0

泰子「竜ちゃん、おはよ~」

ぽわんぽわんしたモエモエキューンなお姉さん

ぱっと見20代後半にしか見えないのだが、

四捨五入すると実は40歳の竜児の母親、泰子である。


14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 21:05:11.59 ID:tqfCk19r0

竜「おぅ、おはよう」

泰「あれ~竜ちゃん、まだ準備してないの~?今日は大事なお友達の結婚式なんでしょ~?」

実は今日は竜児と大河の高校時代のクラスメイトだった春田浩次の結婚式があるのだ。


15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 21:06:40.86 ID:tqfCk19r0

竜「あぁそうなんだけど、まだ俺も実感なくてなー、2次会の打ち合わせとかは能登と2人でしたんだけどな」

能登とは能登久光、竜児と大河の高校時代のクラスメイトの一人である。

大「あのアホが1番初めに結婚だなんて・・・世も末ね」

竜「まぁ・・分からんでもないが、めでたい日ぐらい祝ってやれよ」


16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 21:07:59.12 ID:tqfCk19r0

大「分かってるわよ、さっさと食べて準備しましょ、私着替えないと」

だらしない寝巻き姿でポリポリ腹を掻き、2膳目の御飯をよそいながら大河は言う。

竜「そうだな、俺も着替えないとな」

そういうと二人は御飯を食べ(もちろん大河はいつものように3膳を平らげ)準備を始めた。


17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 21:09:19.53 ID:IEtmZgGsO

亜美ちゃんは出すんだろうな?


20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 21:13:50.56 ID:tqfCk19r0

※※※

竜「綺麗なとこだなぁ」

大「あのアホにはもったいない会場ね」

竜「そうだな・・」

思わず竜児も同意するほど立派な会場は、小さな町では誰もが知っている『かのうホテル』という場所で行われていた。


21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 21:15:47.53 ID:tqfCk19r0

北村「おーい、高須~逢坂~」

ちょっと離れたところから大手を振って近づいてくるのは北村裕作、竜児の高校からの親友である。

竜「おぅ、北村久しぶりだな、どうだメキシコのほうは」

北「調査はお陰様で順調だぞ、高須こそ仕事はどうなんだ?」


22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 21:16:29.45 ID:tqfCk19r0

竜「順調だぞ、今日の2次会と3次会もうちの店でやるんだ楽しみにしといてくれ」

北「高須の店だもんなぁ期待しているぞ!」

北「逢坂はどうだ?」

大「わ・・私は竜児の家で家事を」

竜「お前が家事してるのみたことねぇぞ・・・」


23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 21:16:42.04 ID:i5Z1phhg0

北村はなにをしているんだ


24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 21:17:47.06 ID:tqfCk19r0

北「お前ら相変わら仲が良いな、それも逢坂らしくていいじゃないか
  そうだな、家事はプロフェッショナルの高須がいるもんな」

大「私だって・・そのうち料理ぐらいはするわよ」

竜「やめとけ、火事になってからじゃ遅いんだぞ」

大「うっさいわねー、料理ぐらいできるっていってるでしょ」

北「そうだな、いつか作ってくれた目玉焼きは最高だったぞ」


25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 21:19:44.20 ID:tqfCk19r0

>>23 考古学者 ポータブルの設定パクってみた
大「そ・・それは」

そんなモジモジする大河をよそに北村は、

北「すまん俺うんこいってくる、実はずっと我慢しててな」

大「き・・北村君・・・」


26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 21:21:30.48 ID:tqfCk19r0

竜「北村ーお前って奴は相変わらず・・」

北「先に席に行っといておいてくれ、また後でな」

そう言い残して北村はトイレに向かっていった。

      ※※※


29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 21:23:43.91 ID:tqfCk19r0

二人が席に着くとそこには先客が二人、元気ハツラツという言葉が似合いそうな女の子と

メガネをしたビーバーみたいな男(可愛くない)がいた。

大「み~のり~ん」

実乃梨「大河~おーうよし、べーべーべー」

大河と二人でまるで暴れ牛とそれを可愛がる主人のような光景を見せているのは櫛枝実乃梨、

大河の唯一無二の親友で、高校時代には竜児が片思いをしていた人である。


30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 21:24:39.29 ID:IEtmZgGsO

大河さん寄生ニートっすかw


31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 21:25:34.21 ID:diJF83VFP

インコちゃんって卵のころから育ててるらしいけど
何歳なんだろ


32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 21:26:16.13 ID:tqfCk19r0

能登「相変わらずだなータイガーと櫛枝は」

竜「おぅ、能登いたのか」

能「高須ひどくねー、俺が1番最初に着たのに」

竜「おぅ、すまんすまん」

>>31
>>6
2代目だw


33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 21:27:24.78 ID:tqfCk19r0

能「いいよ、櫛枝とは久しぶりだもんな
  あっ、話は変わっちゃうけど、店の方は準備どうよ?」

竜「おぅ、完璧だぞ料理もいい材料が手に入ってな」

能「ごめんねー、店の準備任せっきりで」


34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 21:28:06.16 ID:tqfCk19r0

竜「気にするな、企画とかはお前にほとんど任せてたし」

能「企画のことなら完璧だから任せてくれちゃってよ」

竜「おぅ、期待してるぞ」

実「高須君~」

竜「お・おぅ、なんだよいきなり」


35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 21:28:58.89 ID:tqfCk19r0

竜「いや、大河と楽しくやってたじゃねぇか」

実「ふっ、私を誰だと思っているのだ。大河とじゃれあいながら、
  他の人と会話するぐらい  朝飯前なのだよ、ワトソン君」

竜「日本代表になっても、相変わらずだなお前は・・・」

実「ただの日本代表じゃないぜぇ、これでもエース張ってるんだぜ」

実乃梨は大学卒業後あっというまに日本代表のエースとなり、

容姿もいい事からマスコミなどでもよく取り上げられる存在になっていた。


36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 21:29:51.66 ID:tqfCk19r0

能「まぁ、無名だったお前の取材記事を最初に載せたのは俺だけどな」

実「おう、能登君、感謝してるよー」

竜「そういえば能登はライターだったな」

能「そうそう、まぁ今は音楽だけやらせてもらってるけどね」

竜「なんだかんだで、5年たったんだなぁ・・」

能「なーにしみじみしちゃってるのよ、ほら大先生も来たぜ」

そういって能登が指差す向こうから北村がこちらに向かってきていた。


37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 21:30:32.72 ID:tqfCk19r0

北「遅くなったなー、便所が男子便所の癖に混んでてなー」

竜「だから・・北村・・」

北「お、そろそろ始まるんじゃないか?」

気がつけば照明が若干暗くなりまわりは少し静かになっていた。

  ※※※


38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 21:31:13.66 ID:tqfCk19r0

司会「それでは新郎新婦の入場です」

司会の言葉とともにタキシード姿の春田とドレス姿の花嫁が入場する。

ゆっくりと歩く新郎新婦は竜児達の席の横にきたところで立ち止まり

春田「みんなー、今日はありがとねー俺今ちょー幸せよーーー」

新郎は飛び跳ねながら笑顔で喋りかけてくる。

竜「春田・・・なんというか気が早くないか、っていうか、ドレス・・踏んでるぞ」


39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 21:32:29.03 ID:tqfCk19r0

春「お、いっけねーさすがたかっちゃん、でもねー俺今ちょー幸せなんだよ?」

竜「だから・・・」

しかし、その春田も新婦が浩次君ったらーといいながら手を引かれ行ってしまった。

竜「なんつーか、いい嫁さんだな・・春田とは釣り合わない」

大「あのアホに釣り合う女がいるかどうかも怪しいけどね」

北「いいのは性格と容姿だけじゃないんだぞ、なんといっても、彼女は立体絵画という
  美術の新しい道を切り開いたあの濱田瀬菜だからな」


40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 21:33:10.46 ID:tqfCk19r0

竜「濱田瀬菜ってあの絵を書いたあとに絵に飛び蹴りいれるっていうあの濱田瀬菜かよ・・」

北「高須は知っていたかー」

竜「知ってたも何もめちゃくちゃ有名じゃねぇか・・同じ名前なのはしってたが、まさかあの濱田瀬菜とは・・」 

能「マジかよー、何で春田だけ・・・」

竜「まぁあんだけのアホだと天の人に対するパラメーターを考えると、ありなのかもな」


41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 21:33:51.80 ID:tqfCk19r0

北「そうでもないぞー、春田の絵も評価が高くて、世界的な絵描きになるのも時間の問題だそうだ」

能「なんか俺テンション下がってきたわ・・」

実「おっ、司会が何か喋ってるよ」

司「いいですねー二人とも未来がある芸術家なんですねー
  それに比べて私は老後に向けて寂しくも順調に貯金は進んでますよ
  勿論仕事は順調です。寂しくなんかないですよ?
  理想の物件とも出会えて悠々自適なシングルライフを満喫してますから」


42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 21:34:35.99 ID:tqfCk19r0

竜「おい・・あれって」

大「無様な独身ね、見てるだけで寒気が走るわ」

竜「お前な・・なんだかんだで世話になっただろうが」

独身「でも、その理想の物件なんですけどね
  先日耐震偽装が見つかったんです
  管理してた会社も倒産しててねー」

全員「・・・」


44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 21:36:54.71 ID:tqfCk19r0

あまり空気が読めてなさそうな独身は、一応高校の時の恩師なのである。

そんな中も式は順調に進み1回目のお色直しの後にキャンドルサービスに

春田と新婦の瀬菜が竜児たちの席に回ってきた。

春田は飲まされまくって足元がおぼつかず瀬菜に引っ張られるようにキャンドルに火をかざす。

春「あっれー、火がつかないよぉー」

実「ふっふっふっ、トラップカード発動キャンドルの先濡らした発動だ
  この定番のトラップによって火はすごくつきにくくなってるぜ」


45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 21:37:41.69 ID:tqfCk19r0

竜「櫛枝・・楽しそうだな」

しばらしてやっとキャンドルに火がついたとき

春「あっれーそういえば亜美ちゃんはー?俺のかっこいいとこ亜美ちゃんに見せたかったのにー」

北「亜美なら仕事で来れないそうだ。2次会には間に合うと思うといっていたぞ」

竜「いまや夕月玲子の娘、夕月玲香だもんなぁ・・・」

大「ふん、あのバカチワワの顔がテレビに映るたび胸糞悪いわ」


46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 21:38:23.19 ID:tqfCk19r0

能「可愛くて演技も出来てトークまで出来る、この間のうちの雑誌の好感度ランキングでも1位だったよ」

春「さすが俺達の亜美ちゃん、2次会が楽しみだなぁ」

竜「っていうか春田、キャンドルサービス忘れてないか・・」

春「あ、やべ次行かないと」

1分近く話し込んで司会の独身の一人語りさえ始まっているムード・・・

そんな和やかなムードのなか披露宴は幕を閉じた。

  ※※※


48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 21:39:33.49 ID:tqfCk19r0

2次会につくと参加者全員がおーっという声をあげた。

凝ったインテリアに絶妙な照明100%竜児のイメージどおりに作られた空間だった。

大「その凶悪面からこの店の構想でてきたなんてこの世の奇跡ね」

竜「さらっと失礼なこと言うなよ・・」

大「ふん、事実を述べたまでよ」


49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 21:40:17.31 ID:tqfCk19r0

竜「まぁ見てろ今日の料理を見たら、そんなお前もそんなことはいえなくなるはずだ」

出てきた料理は見た目にも鮮やかなエビドーン、牛ドーンといったかんじの創作料理

竜「俺のイタリアでの修行の成果を惜しげもなくつぎ込んだ料理だ
  披露宴の豪華な割りにまずい料理には負けないぜ」

実「おーすげー見た目からしてすげーこの時点でミノランだと星100個だぜよ」

竜「星はいくつまであるんだよ・・」


50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 21:41:17.61 ID:tqfCk19r0

料理が出てきてみんなが席に付いた頃

亜美「ごめんね~、仕事長引いちゃって~」

完璧すぎる顔のつくりに完璧すぎるプロポーション

地味な黒と見せかけ背中がざっくり開いたドレスで

天使の笑顔を貼り付けた女神が店に入ってきた。

春「あっ、亜美ちゃ~ん来てくれたんだね~」


52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 21:44:59.90 ID:tqfCk19r0

>>51 CPってなんだろ・・?

亜「春田君久しぶり(はぁと)」

というと春田はハキューンといいながらフェイドアウト。

大「あらーばかちーったら相変わらず飽きもせず無駄なエロ振りまいてるわね」

亜「あらーあんたこそ相変わらず縮尺まちがってるんじゃない?くそチビタイガー」


53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 21:46:00.71 ID:tqfCk19r0

二人のいがみあいが始まるが、慣れっこなのか誰も突っ込まないず能登企画のイベントが始まった。

定番のビンゴに能登の伝手で呼んだ割と名の知れたミュージシャンのミニライブ

その機材をつかってのカラオケ大会と2次会は大いに盛り上がりを見せた。

  ※※※

そして、二次会もおわり3次会会場へ移動ということになったのだが、


54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 21:46:42.21 ID:tqfCk19r0

竜「すまん、ちょっとだけ片付けしてから追いかけるわー」

大「こんなときに変態掃除魔の属性出してんじゃないわよ」

竜「人が足りてねぇーんだよ、任せて3次会行きたいけど、責任者としてそういうわけにもいかねぇんだ」

そんな会話のさなか本日の主役登場

春「たくわぁっつやん、ぐおむえんえ、ふぅんときゃうはいゃりがとう」

たかっちゃん、ごめんね、ほんと今日はありがとう

常人なら聞き取れないが竜児にはそれを聞き取る特殊能力があった。


55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 21:47:24.15 ID:tqfCk19r0

竜「分かったから・・お前はもう飲むなよ」

実「片付けなら手伝ぜよ、うぉー久しぶりにキッチン大戦争、燃えるぜー」

竜「おぅ、助かる櫛枝がいればすぐだな」

大「私も手伝うー」

竜「どんな風の吹き回しかわからんが、頼むから先に行ってくれ・・」

大「なによ、せっかくこの私が手伝ってやろうって言うのに」

竜「分かってるだろ・・お前」

そういわれるとフンと鼻を鳴らし大河は行ってしまった。


56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 21:48:06.11 ID:tqfCk19r0

実「よっし、気を取り直してさくっとやっちまおうぜ兄弟」

竜「兄弟?」

実「ただの兄弟じゃないぜー兄弟と書いてブラザーって読むんだ
  さぁ兄弟さくっと片付けようぜ」

竜「おぅ、さっさとやっちまって3次会にいくか」

実「フフフ、櫛枝家に伝わる片付け術奥義」

竜「やっぱはええなぁ、お前より片付け上手いやつみたことないぞ」

実「高須君には負けるよー、おっいい感じに片付いてきたんじゃないの?」

竜「おぅ、これだけやれば後は任せて良いな」


57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 21:48:47.00 ID:tqfCk19r0

実「よし、3次会会場はどこだい」

竜「歩いて5分ぐらいだ、そんなに遅れてないしゆっくり行こうぜ」

実「そうだねー、私も実は慣れないヒールで辛かったりするのだ」

竜「おぅ、すまん気がつかなかったぞ」

実「まぁ鍛えてるから大丈夫さー、代表でしごかれてるからね」

竜「日本代表だもんなぁ・・もうすぐ大会もあるんだろ?」

実「知っててくれたんだー、嬉しいよ日本のエースとして投げきってみせますよ」


58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 21:51:04.43 ID:tqfCk19r0

竜「お前はすごいよなぁ、なんか雲の上の人になっちまった気がする」

実「高須君?」

竜「ん?」

実「私は私が決めた私の人生を生きてるよ、誰にも邪魔させない今度の大会で世界を取ってみせる
  高須君、君はどうなんだい?高須君の決めた高須君の人生送ってる?」

竜「おぅ、店も順調だし毎日が楽しいぞ」

実「そっちじゃない、5年前の約束覚えてないの?」

竜「5年前の約束?」


79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 22:36:29.70 ID:tqfCk19r0

もどってきました!

自分呼んで割とへこんでたので、すっげぇ嬉しいです。

需要なくても最後までやります。

書き溜めもうすぐなくなるけど・・w

実「大河のこと、みのりんは君達の結婚式が最初だと思っていたぞ」

竜「お・・おぅ、それはまぁそのうちな」

実「仕方ない・・最後に1回だけ聞こう」

竜「なんだ?」

実「小僧、お前にタイガを救えるか」

竜「え?」


82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 22:38:35.72 ID:tqfCk19r0

実「お前に大河を救えるのかと聞いているのだ」

竜「わ・・・わからぬ。だ・だがともに生きる事はできる」

実「ヘヘ、カマトトぶるのやめたのかい高須君も出来るようになったね
  高須君は高須君の道を行くんだぞ、私は君を好きなってよかったよ}

竜「え?今お前なんて?」


84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 22:40:45.82 ID:tqfCk19r0

実「なんでもない、今度こそジャイアントさらばだ」

実乃梨は今まで竜児が見た中で1番の笑顔でそう言って先に行ってしまった。

  ※※※


85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 22:42:05.57 ID:tqfCk19r0

二人が3次会の会場に着いたときには、かなりカオスな事になっていた。

北村が脱いでたり、春田がつぶれてたり、北村が脱いでたり、独身が泣いてたり、北村が脱いでたり・・・

まったりと飲むはずだった3次会は大荒れだったが、みんな高校時代に戻ったように騒いではしゃいで楽しんだ。


86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 22:44:04.96 ID:tqfCk19r0

そんな3次会も終わり片付けを済ませた後、竜児は帰路についた。

店を出たところでふと気がつくと誰かが立っていた。

竜「川嶋?」

亜「高須君」


87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 22:46:46.60 ID:tqfCk19r0

竜「何してるんだ?もう終電終わってるだろ」

亜「ほんっと最悪よタクシーも走ってないんだもん」

竜「帰れなくなったのか・・」

亜「べ・・別に歩いて帰れるわよ」

竜「一緒に帰るか?今日はあの親戚の家に泊まるんだろ?」


88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 22:47:44.46 ID:tqfCk19r0

人いるかなぁ。

亜「えっ・・でもタイガーは?」

竜「大河なら櫛枝と二人で先に帰っちまったよ、俺も歩いて帰るつもりだったし、一緒に帰ろうぜ」

亜「分かったわよ、でもこの可愛い売れっ子女優の亜美ちゃんと一緒に帰ろうだなんて、3万円ね。
  あっ、もちろん1分につきだから」

竜「どんだけぼったくりなんだよ・・」


90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 22:48:57.52 ID:tqfCk19r0

亜「冗談よ、それに話したいこともあったし」

竜「話したいこと?」

亜「いいのよ、まぁ行きましょそんなに近くもないしね」

竜「おい、まてよ川嶋ってかお前ヒールなのに大丈夫なのか?」

亜「あっれー女の子に気が使えない高須君なんでそんなことに気がつけるかなぁ
  でもー現役モデル舐めてもらっちゃ困るなー
  ヒールない靴の方が違和感あるぐらいだから大丈夫よ」


94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 22:54:16.93 ID:tqfCk19r0

竜「お・・俺だってそれぐらいは分かるんだよ・・・」

亜「高須君」

竜「な・・なんだよいきなり」

亜「タイガーのこと好きなの?」

竜「お・・おま・・いきなりなんだよ」

亜「答えて、タイガーのこと愛してるの?」


96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 22:55:02.55 ID:tqfCk19r0

竜「そ・・その大河のことは・・好きだよ・・・愛してる」

亜「やっぱそうだよねー異分子の入り込む隙間はなかったかー」

竜「異分子?」

亜「そう、私は異分子出来上がった関係の中に落っこちてきてかき乱すだけの存在よ」


97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 22:57:01.07 ID:tqfCk19r0

書き溜めはこれが最後です・・・w

竜「そんなこというなよ、俺はお前に会えてよかったと思ってるぞ
  それにお前はクラスでも芸能界でも人気者だし
  お前と会えたことは俺の誇りだ」

亜「ねぇ、私のどこがいいの?教えて」

竜「なんだよ・・なんかお前おかしくないか?」


98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 22:58:53.04 ID:tqfCk19r0

亜「いいから、早く」

竜「底意地が悪いのもきらいじゃないけど、なんだかんだで自分より人のことを
  1番に考えてるお前はすばらしい人間だ。お前のおかげで2-Cのみんなは
  いっぱい救われたし、お前とみんなと過ごしたあの1年は楽しかったぞ」

亜「わたしとみんなね・・私は別にみんなに認められなくて良かったのに」


99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 23:00:39.91 ID:xJOXtlDmO

あみちゃん好きならビッチntr展開にするなよいやしないでください


100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 23:02:56.16 ID:tqfCk19r0

竜「何言ってるんだよ、お前は相変わらず子供だな」

亜「5年前も同じ事いったよね・・高須君」

竜「あぁそうだったなぁ確か豚肉渡したときだよな、ちゃんと食ったかあれ?」

>>99
ビッチntr展開ってなんですか?


102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 23:07:02.63 ID:tqfCk19r0

ビッチntr展開が気になってタイプがすすみません・・w

亜「食べたわよ・・料理は叔母さんに頼んだけど」

竜「おぅ、やっぱり豚は良いよな」


103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 23:10:32.21 ID:tqfCk19r0

亜「高須君・・タイガーと幸せにね」

竜「な・・なんだよしんみりしちまって」

亜「なーんて、びっくりした?亜美ちゃんがあんたたちなんかに興味あるわけないじゃない」

竜「お前な・・・5年たってもお前のことは全然分からんな」

亜「当たり前じゃない、この神に選ばれた亜美ちゃんのことが分かるのは・・・」


104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 23:12:42.09 ID:tqfCk19r0

竜「誰だよ」

亜「・・・なんでもないわよ」

竜「何キレてんだよ」

亜「馬鹿、やっぱり高須君は嫌いよ」

竜「はいはい、もう聞き飽きたよそれは」

亜「・・・」

竜「川嶋?どうしたんだ」


105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 23:12:53.29 ID:GYWhFbKPO

ビッチねとり


106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 23:13:48.64 ID:tqfCk19r0

>>105なるほど、それはないですww

竜児が横を向くと亜美の横顔にはキラリと光るものが一筋流れていた。

竜「川嶋・・なんで泣いてんだよ」

亜「べ・・別に泣いてなんかないわよ、ご・・ごみがはいったのよ
  変なことだけ気がついて・・・だから高須君は嫌いなのよ」

竜「ほら、ハンカチ」

亜「いらない」

竜「もってるのか?」

亜「持ってないけどいらないわよ!」


110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 23:17:55.36 ID:tqfCk19r0

竜「何怒ってるんだよ、やっぱお前何かおかしいぞ」

亜「怒るのも当たり前じゃない!唯一出会えた私のことを分かってくれる人がこんなんなんだもん」


111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 23:19:25.54 ID:tqfCk19r0

竜「かわ・・しま?お前もしかして・・」

亜「あーあ、なんでこのタイミングで気がついちゃうかな・・ホント高須君大嫌い」


112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 23:21:54.58 ID:tqfCk19r0

竜「すま・・

亜「謝らないでよ、私が惨めになるじゃない」

竜「お・・おぅ」

亜「タイガーと幸せにね。式ぐらいは出てやるから」


113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 23:24:23.56 ID:tqfCk19r0

竜「おぅ・・」

亜「じゃ、私行くから」

竜「お・・おい、お前家はまだ先だろ」

亜「何?同情のつもり?いいじゃない、じゃーね高須君」

そういうと亜美は振り返らずに走り去っていった。

  ※※※
亜美ちゃんの出番・・おわりです。


115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 23:28:51.73 ID:tqfCk19r0

家に着くと2階は電気が消えていたが、1階はまだ電気がついていた。

竜「大河のやつ、まだ起きてたのかよ」

ガチャ

ぼろいドアを開ける。

竜「ただいまー今帰ったぞ」


120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 23:34:13.15 ID:tqfCk19r0

>>116、117
すみませんww山場なんてないですw
今度書くことがあれば頑張って見ます。


そういいながら居間に向かうが反応はなし

大河のやつ・・また電気つけたまま寝ちまったのか

そう思いながら居間にいくと、そこには着替えもしないままボーっとしている大河がいた。

竜「大河、お前はだらしねぇな・・着替えぐらいしろよ
  早くきがえねぇと晴れ着駄目にしちまうぞ」


121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 23:36:01.84 ID:tqfCk19r0

>>119
今度書くときは亜美メインか北村andすみれメインで書こうと思います。

竜児がそういっても大河は何も答えなかったが、しばらくして

大「みのりんと話したの」

大河のその一言で空気が変わった。

大「竜児・・私ね」

竜「ま・・待てよ、そういうのは男が言うもんだろ」

大「うっさいわね・・じゃ・・言いなさいよ」


122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 23:36:53.81 ID:tqfCk19r0

竜「大河・・・2回目だし・・遅くなっちまったけどよ」

大「な・・何よ・・」

竜「俺は店も軌道に乗ったし生活に困ることはない
  お前の住む場所だってどうせここだろ
  よ・・よ・・」

大「・・・」


125: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 23:39:10.58 ID:tqfCk19r0

竜「嫁に来いよ!」

二人「・・・・」


126: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 23:39:52.11 ID:tqfCk19r0

大「言ったわね?私は返品なんてきかないし、もし返品になったときには
  あんたの財産全部むしりとってやるわよ?」

竜「ば・・ばっか、返品なんてしねぇよ」

大「竜児・・」

名前を呼び大河は竜児の腰に手を回した。


127: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 23:41:54.72 ID:tqfCk19r0

抱きついたまま耳元で大河がつぶやく

大「竜児・・私・・見てるから・・・何があっても1番近くであんたのこと見てるから」

竜「お・・おぅ」


128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 23:41:56.03 ID:x03Nioob0

けいおんスレばっかりな中、とらドラスレが輝いてみえました


130: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 23:43:23.82 ID:tqfCk19r0

>>128 そういってもらえると嬉しいです。けいおんもアニメは見たんですけどラノベ大好きなので
初めて書くならこれかなと思いました。

二つの影は一つになったまましばらく離れることはなかった。


131: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 23:44:11.69 ID:tqfCk19r0

この世界の誰一人、見たことないものがある
それは優しくて、とても甘い
多分、見ることが出来たなら、誰もがそれをほしがるはずだ。
だからこそ、誰もそれを見たことがない。
そう簡単に手に入れられないように、世界はそれを隠したのだ。
だけどいつかは、誰かが見つける
手に入れるべきだたった一人が、ちゃんとそれを見つけられる。

そういうふうになっている

fin


135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 23:47:17.13 ID:WgABRZKz0

>>1 乙!!面白かった!
最終回見てくる


136: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/03(月) 23:48:57.24 ID:ngC4h+mm0

>>134
とにかく亜美ちゃんが幸せになるお話しが見たい



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