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ドラッグ オン ドラグーン3 討鬼伝

竜児「おう、櫛枝」櫛枝「あれ?高須君…なんでここに?」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 22:05:15.08 ID:chMGu0o+0

竜児「クリスマスの準備委員だったから今まで残ってたんだ」

櫛枝「そ、そっか…」
 
竜児「櫛枝も部活はもう終わりだろ?その…い、一緒に帰らないか?」

櫛枝「え?」

竜児「い、嫌ならいいんだ。ただ最近すれ違いだったからさ…その…お前と」

櫛枝「そ、そうだね…う、うん…別にかまわないよ」

竜児「お、おう」

櫛枝「……」




2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 22:12:39.76 ID:chMGu0o+0

櫛枝「……」スタスタスタ

竜児「……」スタスタ

櫛枝「……」スタスタスタ

竜児「ちょ、ちょっと待てよ!歩くの早いって櫛枝!」タタッ

櫛枝「お?そ、そうかな?」スタスタスタスタ

竜児「だから速えって!」ガシッ

櫛枝「あひっ!?」ババッ

竜児「え?…」

櫛枝「…あ…」

竜児「……」

櫛枝「……」


6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 22:31:24.03 ID:hVPda3uk0

竜児「なあ、この間からずっと俺の事…避けてねえか?」

櫛枝「そ、そんな事ねえべ?高須君の勘違いだよ」

竜児「今だって…少し腕握っただけじゃねえか。なんでそんなに…」

櫛枝「ちょ、ちょっとビックリしただけだってば!もう平気だよ」

竜児「…そんなに急いで歩かなくてもいいじゃねえか…」

櫛枝「ば、バイトがあるんだよ!」

竜児「…嘘つくなよ、大河に聞いたんだがお前ここんとこバイトにも行ってないみたいじゃねえか。部活ばっかで休んでるんだろ?」

櫛枝「あ…」


7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 22:39:55.52 ID:hVPda3uk0

竜児「…なんでなんだよ…?」

櫛枝「…ただ部活に専念したいだけ、それだけだよ。他に意味なんかない」

竜児「…嘘の答えになってねえよ…どうしてなんだ?なんで嘘なんかつくんだよ」

櫛枝「…そんなの高須君には関係ない」

竜児「…そうかよ」

櫛枝「…ごめんね、少し言い過ぎかもしれないけど」

竜児「…理由は教えてくれないのか?」

櫛枝「うん」



9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 22:44:04.96 ID:hVPda3uk0

竜児「せめてパーティーには来てくれよ…みんな待ってる、大河だって」

櫛枝「行かないよ、そんな気分にはまだなれないから」

竜児「…俺だって待ってるから」

櫛枝「行かないから、待たなくて…いいよ」

竜児「…櫛枝」

櫛枝「…ごめんな高須君」


10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 22:50:17.91 ID:hVPda3uk0

竜児「パーティは部活の後から始まるんだぞ?…それでも来てくれないのか?」

櫛枝「時間なんて関係ないんだ、そんな気分になれないんだって。お願いだからわかってよ高須君…」

竜児「お前を元気づけたいんだよ」

櫛枝「……」

竜児「櫛枝…ずっと落ち込んでるみたいだからさ…少し顔をだすだけでもいいんだ、だから…」

櫛枝「…無理だって」

竜児「…頼む」


12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 22:56:56.20 ID:hVPda3uk0

櫛枝「……」

竜児「せっかくのクリスマスなんだ、みんな楽しんでる。そりゃあ櫛枝が部活の後輩達に自分が楽しむのは示しがつかないっていうのも俺にも少しはわかるよ…」

櫛枝「……」

竜児「それでも…お前に来てほしい。櫛枝には笑っていてほしいんだ」

櫛枝「……」グッ

竜児「少しだけでもいいんだ…頼む」

櫛枝「…高須君」

竜児「待ってるから」


15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 23:03:30.92 ID:hVPda3uk0

櫛枝「……うん、わかったよ」

竜児「え?」

櫛枝「でも約束はできない…もう少し考えさせてよ」

竜児「お、おう、わかった…期末テストもあるしな…俺は待ってるから」

櫛枝「うん…じゃあここでお別れだね」タタタ

竜児「おう、じゃあな」

竜児「……」

竜児「……待ってるから」


16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 23:08:11.54 ID:hVPda3uk0

パーティー当日

竜児「櫛枝!」タタタ

櫛枝「うおぁ!?な、なんだい?高須君」

竜児「きょ、今日は来てくれるのか?」

櫛枝「ごめん!とりあえず今から部活なんだよ!先に失礼するよ!」タタタ

竜児「あ、く、櫛枝…」

竜児「……」

竜児「…パーティーの用意しに行くか…」


17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 23:17:24.27 ID:hVPda3uk0

体育館

竜児「…ふう、大体準備もこれで終わったかな…北村!後は頼むな!」

北村「ん?どこか行くのか?高須」

竜児「ちょっとな、どうしても呼びたい奴がいるんだ。悪いけど後の事は任せていいか?まあ、すぐに戻ってくるけど」

北村「…ああ、わかった。ここは俺に任せておけ、行ってこい高須」

竜児「おう」タタタ

大河「ねえ、北村君。これ使ってくれる?」

北村「え?……

竜児(櫛枝の部活もそろそろ終わる頃だな…)タタタ


18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 23:22:30.79 ID:hVPda3uk0

グラウンド

竜児「……」キョロキョロ

竜児「お?…まだ部活中か」

櫛枝「あれ?高須君…なんで来るんだよ…」

後輩「先輩、次は先輩の打席っすよ?」

櫛枝「ふへ?あ、そ、そうだったね。すぐ行くよ」タタタ

竜児「……はあ、もう少し待つか」

櫛枝「……」


20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 23:29:01.28 ID:hVPda3uk0

櫛枝「……」

後輩「先輩?」

櫛枝「…ごめん、ちょっと私は抜けるから。後輩ちょっと代打しといて」タタタ

後輩「え?櫛枝先輩?」

櫛枝「すぐ戻るから!」タタタ

後輩「は、はあ…」

竜児「……」ボー

櫛枝「高須君」

竜児「え?く、櫛枝?なんで…部活まだ終わってなねえんじゃ…」

櫛枝「ちょっと抜けてきた」

竜児「お、おう…」



21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 23:34:06.72 ID:hVPda3uk0

竜児「良かったのか?悪い俺のせいだな」

櫛枝「いいんだよ、私もこのままじゃ集中できないから」

竜児「お、おう…今日は来てくれるのか?それだけ聞きたい」

櫛枝「……」

竜児「…櫛枝」

櫛枝「…高須君、パーティーの前に二人で話したいんだけどいいかな?」

竜児「え?」

櫛枝「あと20分くらいで終ると思うから待っててもらえるかい?」

竜児「…おう」


22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 23:46:11.46 ID:hVPda3uk0

竜児「…一度戻るか、北村に全部任せっきりも悪いしな」タタタ

体育館

北村「お?戻ってきたか高須。ほれ見てみろ、ツリーも無事完成したぞ?」

竜児「お、おう!悪いな…ん?なんだよあのクリスタルみたいな物は?」

大河「私の家にあった飾りなの。使わないのは勿体ないから持ってきた」

竜児「へえ…確かにMOTTAINAIな…めちゃくちゃ綺麗だ」

大河「ね!でしょ?…それより竜児、あんた明日のパーティーにみのりんを呼ぶことには成功したの?」

竜児「い、いやまだだ…」

大河「そう…じゃあ私がみのりんを呼んであげる」

竜児「大河…いや、いい。全部俺一人でやるよ」

大河「え?」


24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/01(日) 23:56:49.31 ID:hVPda3uk0

竜児「お前にはお前のクリスマスがあるじゃねえか、北村だっている。皆と過ごすクリスマスがあるだろ?」

大河「あ、あんたは…竜児は?」

竜児「俺だっているさ、それにもう一人」

大河「…みのりん」

竜児「おう。だから後は俺一人でなんとかする、お前はお前でしっかりクリスマスを楽しめって。今年は一人じゃねえんだから」

大河「…ん、わかった。がんばってね竜児」

竜児「おう」


25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 00:02:09.35 ID:eJVzDuB50

グラウンド

櫛枝「や、高須君。待たせたね」

竜児「い、いや。大丈夫だ」

櫛枝「もう、準備は終わったの?」

竜児「おう、終わった。櫛枝も見に行くか?でっかいツリーだってあるんだぞ」

櫛枝「……」

竜児「櫛枝?」

櫛枝「高須君、もうさ、中途半端にするのは嫌だからハッキリ聞くよ」

竜児「え?」

櫛枝「高須君は私の事が好き…だよね?」

竜児「…え!?え!?」


27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 00:09:47.44 ID:eJVzDuB50

櫛枝「…そう…なんだよね?」

竜児「……おう、そ、そ、そ、そうだ…」

櫛枝「……そっか」

竜児「く、く、く、く、櫛枝はど、ど、ど、ど、どうなんだ?お、おれれの事…その…」

櫛枝「……好き…だよ」

竜児「え?え?ま、ま、ま、マジで?マジなのか?本当か?本当なのか?」

櫛枝「うん」

竜児「そ、それじゃ…」

櫛枝「うん、明日少しだけいくよ」

竜児「そ、そ、そっか!あ、ありがとうな!」


30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 00:17:18.13 ID:eJVzDuB50

竜児「あ、明日い、い、一緒にい、行かないか?」

櫛枝「ごめん、明日も部活なんだ」

竜児「お、おう!そ、そうか!ならしょうがねえな!うん!」

櫛枝「…高須君」

竜児「お、おう!な、何だ?」

櫛枝「私は高須君の事は…好きだけどさ、今は部活の事しか考えてないよ?それでもいいのかな?」

竜児「…おう?ど、どういう意味だ?」

櫛枝「そのままだよ」

竜児「え?」

櫛枝「ハッキリ言うって言ったよね?高須君の事は好き。だけど今は部活が一番大事なんだ。だから高須君と付き合ったりはできない…って事だよ」

竜児「……え……」


31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 00:23:40.81 ID:eJVzDuB50

櫛枝「……」

竜児「…えーと…つまり櫛枝は俺なんかより部活のほうが大事って事か…」

櫛枝「…うん」

竜児「………」

櫛枝「ごめんね、そういう事だから…明日はちゃんと顔だすから、じゃあ!」タタタ

竜児「……」

竜児「……」


33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 00:35:34.85 ID:eJVzDuB50

高須の家

竜児「……」ボケー

大河「竜児?ご飯出来た~?ってあんたどうしたのよ…みのりんとうまくいかなかったの?」

竜児「…大河か、飯ならそこに出来てるから食べててくれ…俺はいいから…」

大河「ちょ、何よ!ちゃんと説明しなさいっての!……説明してよ。みのりんと何があったか」

竜児「……なんだろうな、遠まわしにふられたのか…な」

大河「え?」

竜児「…俺の事は好きだけど…部活のほうが大事だから付き合ったりはできないって…そう言われたんだ…」

大河「え?え?…み、みのりんがそう言ったの?」

竜児「…おう」


34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 00:42:03.59 ID:eJVzDuB50

大河「……」

竜児「やっぱふられたんだよなコレ…はは、笑ってもいいぞ大河…」

大河「バカ!笑ったりしない。する訳ない!」

竜児「……そうか」

大河「…竜児はどうするの?諦めちゃうの?…みのりんの事」

竜児「…今はわかんねえ、明日は来てくれるって言ってくれたけど…ダメだ、次に櫛枝にあった時何話したらいいか全然わかんねえ…」

大河「……」

竜児「…お前こそ北村の事はいいのか?…明日はクリスマスイブ、特別な日なんだぞ?」


35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 00:49:13.20 ID:eJVzDuB50

大河「…私もわかんないよ。今はあんたとみのりんの事のほうが大事だもん」

竜児「…大河」

大河「…でもね、竜児の場合は私とは違うと思う。アンタはみのりんにちゃんと好きって言われたんだから、それは絶対嘘じゃないと思う」

竜児「……」

大河「ねえ、竜児…私は思うんだけどアンタとみのりんは見てる幸せのカタチが違うんじゃないのかしら?」

竜児「…え?」

大河「みのりんはああ見えてとても賢い、単純な子じゃないもの。ただ好き同士だから付き合う。そんな風には考えてないんじゃない?」


36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 00:54:22.97 ID:eJVzDuB50

竜児「…そうかもな」

大河「私にもうまく言えないしよくわかんないけど…後はアンタの頑張り次第だと思う。それでも諦めちゃうの?」

竜児「…わかんねえ」ハア

大河「…そっか…」ハア

竜児「…大河、お前もかよ…」

大河「…私も北村君の事どうしたらいいかわからないもん…今はお互いさまよ…」ハア

竜児「…俺達…ほんと上手くいかねえなあ…」

大河「…そうね」


38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 01:17:22.19 ID:hZ6ZbsC+0

翌日

竜児「……」

大河「……」

櫛枝「おはよう、大河に高須君」

大河「あ、みのりん…」

竜児「お、おう!おはよう…」

櫛枝「おや?元気ないね、お二人さん」

竜児「……」

櫛枝「ま、まあ…そうだよね…」

大河「わ、私は先に行くね!竜児はみのりんと二人で登校する事!それじゃ!」タタタ

竜児「た、大河!?」(あ、あいつ逃げやがった…)

櫛枝「あらあら…」


39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 01:21:52.14 ID:hZ6ZbsC+0

櫛枝「…高須君昨日の事大河には言ったの?」

竜児「あ、ああ…」

櫛枝「…そっか、気をつかってくれたんだね大河の奴」

竜児「…いや、多分そんなんじゃねえよ…」

櫛枝「ううん、そうだって…ごめんね、高須君。昨日から謝ってばかりだけど」

竜児「…おう」

櫛枝「…今日のパーティー楽しみだね」

竜児「……」

櫛枝「高須君?」


41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 01:27:35.17 ID:hZ6ZbsC+0

竜児「…櫛枝」

櫛枝「ん?なんだね」

竜児「お前は…辛くなったりしないのか?その…俺の事が好き…だって昨日言ってくれたけど…」

櫛枝「う、うん…」

竜児「教えてくれよ…櫛枝」

櫛枝「…いいよ、聞かないで。それを言ったらさ…傲慢だけど高須君がもっと苦しくなるだけだから…′

竜児「…辛いんだな櫛枝も」

櫛枝「……」


42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 01:34:02.06 ID:hZ6ZbsC+0

竜児「辛いのに…なんでそんなにお前は頑張れるんだよ…俺にはそれがわからない」

櫛枝「私には…夢があるからね、そこが高須君とは違うんじゃないかな…」

竜児「…部活はその為か」

櫛枝「うん、実はバイトもね。今はまだ話せるレベルじゃないから言わないけどさ」

竜児「…おう」

櫛枝「うん」

竜児「……櫛枝は強いんだな」

櫛枝「…まあね」


44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 01:41:10.13 ID:hZ6ZbsC+0

竜児「…俺も強くなりてえな…」

櫛枝「え?」

竜児「昨日からお前の事しか考えてねえ、どうしたらいいか全然わかんねえんだ」

櫛枝「…そっか、だったらさ」

竜児「おう?」

櫛枝「どうしたらいいかじゃなくて何をしたいかを自分で決めたらいいと思う。人に言われてから決めるんじゃなくてちゃんと自分で考えて決めるんだ。私はそうやって決めた」

竜児「…櫛枝は考えてくれたのか?俺の事」

櫛枝「うん」


45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 01:48:04.84 ID:hZ6ZbsC+0

櫛枝「ちゃんと考えた上で昨日高須君に言ったんだよ…随分前に言ったよね?私は優しくなんかない、ズルイって傲慢なんだって」

竜児「……おう」

櫛枝「ほんとはずっと知らないふりしようとしてたんだ。だけど君が…高須君があんまりにもその…アピールしてくるからさ…」

竜児「……」

櫛枝「だから…こっちから全部言わせてもらったよ…私の考えを全部。私は高須君が好き。だけど今の関係を崩すつもりはない。それでもいいなら好きにしてって事だよ」

竜児「……ああ」


46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 01:56:25.00 ID:hZ6ZbsC+0

櫛枝「…だから…ごめんな高須君」

竜児「……わかったよ、本当に櫛枝が一人で決めたんだろ?だったら俺には何も言えねえって…」

櫛枝「…うん」

竜児「……」(決める事…か…俺は…どうしたいんだろうな…)

櫛枝「高須君?」

竜児「いや、なんでもない」(櫛枝が好きだ。だけど櫛枝は…)

櫛枝「…行こっか、今日で二学期も終わりだしね。遅刻しちゃうよ」

竜児「おう」(…わかんねえや…)


48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 02:13:56.33 ID:hZ6ZbsC+0

パーティー会場

竜児「……」

大河「~♪」亜美「~♪」

竜児「……」(なんだよ…大河の奴いつの間に川嶋の奴とあんな事練習してたんだ?…めちゃくちゃ楽しそうじゃねえか…)

竜児「……へへ」ニヤ(良かったな、お前はいいクリスマスになりそうで)

竜児「……」キョロキョロ

竜児「櫛枝は…まだ来てねえな…」

北村「高須、俺にもフルーツチンポ入れてくれ」

竜児「……」(早くこねえかな…)

北村「高須?おい、高須って!」

竜児「…お前は先に何か着てこい。それにこれはフルーツパンチだポンチじゃねえ」

北村「ああ、そうか!すまんすまん。素で間違えてしまったぞハッハッハっ!」

竜児「……」キョロキョロ


52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 02:22:22.54 ID:hZ6ZbsC+0

大河「ねえ、竜児。みのりんまだ来てないの?」

竜児「おう、大河。ああまだ来てねえな」

大河「そう…」

竜児「それよりさっきの歌良かったぞ!いつの間にあんなの練習してたんだよ?」

大河「今日の朝、私先に行ったでしょ?そしたらにばかちーに会ってね。その時決めた」

竜児「へえ…ところで川嶋は…」

大河「むこうで男共に囲まれて女王様気取りよ、後で乱入してやんないと!」

北村「逢坂、お疲れ様だな。ほら俺のフルーツチンポ食べるか?」

大河「え?ふ、ふ、フルーツポンチ?」


53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 02:23:33.15 ID:hZ6ZbsC+0

大河「ねえ、竜児。みのりんまだ来てないの?」

竜児「おう、大河。ああまだ来てねえな」

大河「そう…」

竜児「それよりさっきの歌良かったぞ!いつの間にあんなの練習してたんだよ?」

大河「今日の朝、私先に行ったでしょ?そしたらにばかちーに会ってね。その時決めた」

竜児「へえ…ところで川嶋は…」

大河「むこうで男共に囲まれて女王様気取りよ、後で乱入してやんないと!」

北村「逢坂、お疲れ様だな。ほら俺のフルーツポンチ食べるか?」

大河「え?ふ、ふ、フルーツチンポ?」


55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 02:32:46.47 ID:hZ6ZbsC+0

竜児「ば、馬鹿!フルーツパンチだって!」

北村「ハッハッハっ!逢坂、いくら逢坂が俺の恩人でも俺のフルーツチンポはあげれないなあ!」

大河「え?………あ…///」プシュー バタッ

竜児「あああ!北村!お前も黙ってろよ!あと早く服着ろって!」

北村「ふむ、これは失礼した。ここは俺が責任をとって逢坂の看病をしようじゃないか、それ」ガシッ

大河「…んん…え!?ききききき北村君!?///」(き、北村君にお姫様抱っこされてる!)

北村「お?目を覚ましたか逢坂。すぐにいいところに連れて行ってやるからな」タタタ

大河「え?え?///」(い、いいところって…まさか…きゃ~///)

竜児「…おう……行っちまった」

櫛枝「やあ、高須君。私にもそれもらえるかい?」



56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 02:43:54.26 ID:hZ6ZbsC+0

竜児「く、櫛枝!?び、ビックリした…」

櫛枝「ええ…やっぱ来ないほうがよかったのかい?傷つくじゃねえか」

竜児「い、いやそんな事ねえから!ほ、ほら食ってくれ」サッ

櫛枝「おう、食うぜ♪パクっ!甘え~超甘いぜ!これ!」パクパク

竜児「お、おう!そうか」

櫛枝「高須君もちょっと食べてみなよ、ほら」

竜児「い、いや俺はいいよ…」

櫛枝「んん?高須君、甘いの苦手?」

竜児「いや、そうじゃなくてまだ準備委員の仕事中だから」


57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 02:54:13.45 ID:hZ6ZbsC+0

モブ「高須先輩よかったら代わりますよ?ずっと一人で入れてたから全然楽しめてないですよね?」

竜児「お、おう?…いいのか?」

モブ「いやだってあの人って高須先輩の彼女さんでしょ?文化祭の時だってめちゃくちゃ目立ってたし」ゴニョゴニョ

竜児「え!?い、いや…」

モブ「いいんですよ、ほら早く行ってあげてくださいよ」ゴニョゴニョ

竜児「…わ、わかった。助かる……あ、そうだ」

モブ「え?なんですか?」

竜児「…絶対にシロップをこぼすなよ。シミになるからな!」ギロっ

モブ「は、はい!」ビクッ(…こ、殺される…怖え…)


58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 03:01:37.85 ID:hZ6ZbsC+0

櫛枝「高須君、そういえば大河は?」

竜児「おう、大河なら北村と一緒にどこかで休んでるぞ」

櫛枝「北村君と?そっか」

竜児「…櫛枝も大分元気になったみたいだな」

櫛枝「あひゃ?そうかな?…そうだね、今まで腹に抱えてたもの全部出したからかな…スッキリしたのかも」

竜児「…そうか」

櫛枝「それにやっぱりクリスマスだとみんな楽しそうだもんね。みんな笑ってるしさ」

竜児「…櫛枝も笑えよ。お前の笑顔が見たいから…お前を呼んだんだ」

櫛枝「ぶはっ!?く、く、…」

竜児「く、櫛枝?」


59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 03:09:29.27 ID:hZ6ZbsC+0

櫛枝「…っとと…あぶね、口の中のモノ全部鼻から出すトコだったぜ、あぶねあぶね…」

竜児「お、おう」

櫛枝「…ふふ、高須君は相変わらず真面目ですなあ。まあ、高須君のそう言う臭いセリフを恥ずかしげも無く言うトコロはとっても素敵だと思うよ♪」

竜児「え?……やべぇ…急に恥ずかしくなってきた…」

櫛枝「あはは♪やっぱ面白いね高須君は!」パクパク

竜児「お、おう…へへ」(やっぱ櫛枝は笑った顔が一番…)

櫛枝「あはは……ぶふっ!いけね、また同じ事やっちまった…けほっ、けほっ」

竜児「お、おう…」


60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 03:15:21.10 ID:hZ6ZbsC+0

竜児「だ、大丈夫か?背中さすってや…」

櫛枝「おっと!?」ササッ

竜児「おう?」

櫛枝「チッチっチッ♪いけませんよ高須君?そうやって油断させて俺っちの背中に立とうとしてもダメだぜ?」

竜児「え?なにが?」

櫛枝「ふはは!なんびとたりともこの櫛枝の背中には触れさせねえ!そういう事だ!わかったか?坊主」

竜児「お、おう…」

櫛枝「セクハラはダメだぜ?」


61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 03:21:52.04 ID:hZ6ZbsC+0

竜児「セクハラって…」

櫛枝「とにかく高須君は私に触っちゃダメだよ。そんなつもりできたんじゃないんだからさ」

竜児「……」

能登「お?櫛枝も来てたんだ。メリクリー!」ハイタッチ

櫛枝「お?能登君かい?メリクリー♪」パチーン

能登「おう♪」パチーン

春田「櫛枝~俺もいるよ~?」ハイタッチ

櫛枝「おーっす!メリクリー♪」パチーン

竜児「……理不尽じゃねえか?」


62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 03:35:48.94 ID:hZ6ZbsC+0

櫛枝「お?どったの?高須君」

竜児「…櫛枝、メリクリー♪」ハイタッチ

櫛枝「うっ!?……メリクリ」チョン

竜児「……」

櫛枝「…うへっうへっ…まあ、あれだよ、うん。いいから元気だしてね高須君」

能登「なんだよ、高須と櫛枝ケンカでもしてるのか?」

春田「ええ~?せっかくのクリスマスじゃん?そんなのやめた方がいいと思うよ?」

竜児「……」

春田「はいは~い!仲直りの握手~」ガシッ

竜児 櫛枝「え?」 ギュッ

櫛枝「あひゃ!?」ババッ

春田「あらあら、たかっちゃん櫛枝にえらい嫌われちゃってるじゃん、なにしたの?」

竜児「……」



64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 03:42:48.22 ID:hZ6ZbsC+0

能登「俺もうし~らない。春田、亜美ちゃんとこに行かね?」

春田「おひょっ!イクイク!あ~みちゃ~~ん♪」タタタ

能登「お、おい!待てよ春田!」タタタ

櫛枝「……///」

竜児「…もしかして恥ずかしいのか?」

櫛枝「うぇい!?な、なにが?」

竜児「…俺に触られるのが恥ずかしいのか?」

櫛枝「…そ、そんな事ねえから!」

竜児「……」スッ

櫛枝「おっと」ササッ

竜児「……」スッ

櫛枝「はっ!」ササッ

竜児「……」


65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 03:48:49.05 ID:hZ6ZbsC+0

竜児「……」スッ…

櫛枝「甘いぜ!」ササッ

竜児「と見せかけて!」グイッ

櫛枝「見切った!」ヒョイ

竜児「な!?んだと……?」バタッ

櫛枝「ふふふ…まだまだ修行が足りんようじゃの?高須君♪」

竜児「……くそ」

櫛枝「ほら、高須君。いつまでも寝てないで起きなよ」

竜児「……」

櫛枝「高須君?」

竜児「…いてて…手を貸してくれねえか?」

櫛枝「しょうがないなあ、ほら」ギュッ

竜児「……」ギュッ

櫛枝「……あ」


67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 04:01:31.87 ID:hZ6ZbsC+0

櫛枝「は、離してよ高須君…」

竜児「まだ、俺が立ってないからもうちょい…」ギュッ

櫛枝「うぅ…///」

竜児「……よっと」スクッ

櫛枝「も、もういいよね?」

竜児「…おう」パッ

櫛枝「……///」テレテレ

竜児「やっば恥ずかしいんだな」

櫛枝「く、くぅっ!…///」テレテレ

竜児「……」(俺もすっげえ恥ずかしいんだけどな、櫛枝にはバレてないみたいだけど…)


70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 04:10:55.87 ID:hZ6ZbsC+0

櫛枝「…ふう、わかったよ。素直に認める、どうせ昨日言ったしね」

竜児「おう?」

櫛枝「あ、あのさ~私今までその…覚えてるかな?幽霊の話したよね?」

竜児「あ、ああ…川嶋の別荘で」

櫛枝「うん…今まで見た事なかったから…見えるようになってからは変に意識しちゃってさ…普通に話す分にはそんなに変わんないんだけどね?その…触られるのは…///」

竜児「お、おう…」

櫛枝「だ、だからまだ高須君には触るのも触られるのもその…む、無理難題なんだい!///」

竜児「そ、そうか」

櫛枝「ご、ごめんね」

竜児「い、いやいいよ…付き合ってる訳でもねえしな」

櫛枝「え?…あ、そっか」


71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 04:17:55.84 ID:hZ6ZbsC+0

櫛枝「そっか…そうだよね…」

竜児「え?櫛枝?」

櫛枝「…ううん、何でもないよ」

竜児「お、おう」

櫛枝「…そういえば高須君、朝の話の続きなんだけど…」

竜児「え?」

櫛枝「どうしたいか決めた?」

竜児「…まだわかんねえ…でもな一つだけ決まってることはある」

櫛枝「一つだけ?」

竜児「おう、俺はこれからもお前の笑顔が見たい。お前が落ち込んでる時や辛いことがあったときは傍らにいてやりたい…それだけはもう決めた」

櫛枝「……高須君」



74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 04:27:21.78 ID:hZ6ZbsC+0

櫛枝「……高須君、それってもう決まりじゃんか…本当にいいのかい?」

竜児「おう、これだけはもう決めたんだ」

櫛枝「……そっか。わかった」

竜児「櫛枝、俺に気をつかって夢を諦めるなんて言わないでくれよ」

櫛枝「うん、それだけはない。言ったでよね?私は傲慢なんだから。それは絶対しない」

竜児「おう」

櫛枝「…待っててくれる?高須君」

竜児「……ああ、もう一年半以上待ってるんだ。櫛枝と気持ちが繋がっている…それだけわかってればいくらでも待つよ」

櫛枝「…高須君…」


76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 04:34:38.73 ID:hZ6ZbsC+0

竜児「…櫛枝、プレゼントがあるんだ。受け取ってくれるか?」

櫛枝「……うん」

竜児「よかった…渡す事ができて」スッ

櫛枝「…ありがとう高須君」

竜児「…開けてみてくれ」

櫛枝「…うん」ガサガサ

櫛枝「ヘアピン…ありがとう高須君。これでもうハゲヅラはいらなくなるよ」ジーン

竜児「え?あ、ああ。そうだな」

櫛枝「よいしょ…ふふっ///似合うかな?///」テレテレ

竜児「…おう」


78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 04:41:45.56 ID:hZ6ZbsC+0

竜児「予想以上に…似合ってる///」

櫛枝「う、うん…ありがとう///」

竜児「か、可愛いぞ櫛枝///」

櫛枝「こ、このヘアピンがな!///」

竜児「お、お前だって!」

櫛枝「ひゃあああぁぁぁ!は、ハズいって!高須君!///」カアア

春田「あれぇ?たかっちゃん櫛枝と仲直りしたんだね~よかったじゃん」

竜児「春田!?ま、まあな」

能登「何言ってんの?春田、櫛枝と高須は付き合ってんだろ?俺達声は聞こえなかったけど見てたんだし」

竜児「え?」


79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 04:48:03.16 ID:hZ6ZbsC+0

能登「え?違う?」

櫛枝「う、うん///」

春田「え~~?なんでなんで~?横からみてたけどさあ、櫛枝とたかっちゃん超お似合いだったよ?」

竜児「う、うるせえな!色々あるんだ、ほっとけ///」

能登「お?高須がキレた。やめとくか春田」

春田「え~~?俺っちは知りたいよ?」

竜児「く、櫛枝!向こう行こう!」ギュッ

櫛枝「あふぅ!う、うん!///」タタタ

春田「ありゃりゃ、行っちゃった」

能登「まあ、しょうがねえよ。春田がしつこく聞くからだろ?」


80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 04:52:34.73 ID:hZ6ZbsC+0

竜児「ここまで来たら誰もいねえな…」ハア ハア

櫛枝「そ、そうだね…あ、高須君、雪だよ」

竜児「おう、ホントだな」

櫛枝「…ホワイトクリスマスだね」

竜児「イブだけどな」

櫛枝「あっ、そっか」

竜児「…櫛枝は明日も部活か?」

櫛枝「…うん」

竜児「…そっか」


81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 04:58:44.55 ID:hZ6ZbsC+0

竜児「……」

櫛枝「…雪、綺麗だね」

竜児「おう」

櫛枝「…高須君の手…おっきいね」

竜児「え?…そういや繋ぎっぱなしだな…平気なのか?」

櫛枝「う、うん…何だかさっきの高須君のセリフで安心しちゃってさ。あ、でもまだドキドキはしてるよ?内緒な?」

竜児「いや、俺に言ってどうするんだ…」

櫛枝「あれ?…ホントだ、私何言ってんだろ」

竜児「はは」クスッ

櫛枝「うへへ♪」ニカッ


82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 05:06:27.74 ID:hZ6ZbsC+0

竜児「…なあ、俺に何か手伝える事ねえのか?」

櫛枝「え?」

竜児「ただ待ってるのもさ…櫛枝の夢の為に手伝える事があるなら…何かしたいんだ」

櫛枝「高須君…気持ちはありが太陽、でもこの夢は私一人の手で叶えたいんだ」

竜児「…そっか」

櫛枝「高須君には…私が頑張ってる事を信じて待っていて欲しい、それだけで私は頑張れるからさ」

竜児「…わかった、俺はお前の事を信じてる」

櫛枝「…うん♪ありがとう」


83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 05:19:44.88 ID:hZ6ZbsC+0

櫛枝「…高須君、ちょっと失礼するよ?」

竜児「え?」

チュッ

竜児「」

櫛枝「う、うへへへ…///」プシュー

竜児「く、櫛枝!?///」

櫛枝「さ、最後まで勝手でごめんね!後は私が夢を叶えたら…それまで高須君が待っててくれたら…その時はさ…」

竜児「……おう」

櫛枝「ずるくてごめん、勝手でごめん、傲慢でごめん、高須君の気持ちも考えないで…全部全部全部私の都合で進めてごめん!」

竜児「いいんだ、それでも待つから」

櫛枝「ごめんなさい高須君。いつか私が夢を叶える日までジャイアントさらば!」グッ

竜児「…おう」ガシッ

end


84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 05:21:39.98 ID:aKv0Sdpo0

ジャイアント乙!




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