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ドラッグ オン ドラグーン3 討鬼伝

光太郎「ローゼンメイデン?」


1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 15:54:13.53 ID:1TGPLxVD0

光太郎「玲ちゃん、一体それは何だい?」

玲子「光太郎さんったら、そういうことにはほーんと疎いんだから」

光太郎「そりゃあ、僕にだって分からないこと位あるさ」

玲子「今度、世界規模な美術展が日本で開催されるの」

光太郎「へぇ、そうなのか」

玲子「それでね、そこで展示される人形の一つがローゼンメイデンっていうのよ」

光太郎「ローゼンメイデンって、人形のことだったのか」



4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 15:57:24.46 ID:1TGPLxVD0

光太郎「でもさ玲ちゃん、そのローゼンメイデンがどうしたんだい?」

玲子「話は最後まで聞いてよ。光太郎さんったらそそっかしんだから!」

光太郎「そりゃあ失礼しました」

玲子「なんでもね、ローゼンメイデンは生きた人形らしいの」

光太郎「生きた人形? ははっ、そんな訳あるはず無いじゃないか」

玲子「もうっ!……でもね、見たっていう人がいるのよ」

光太郎「?」

玲子「ローゼンメイデンの周りを……人魂が飛んでたっていうのを!」

光太郎「うわぁ! 脅かさないでくれよ! ビックリしたじゃないか」


10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 16:02:26.61 ID:1TGPLxVD0

玲子「だからね、光太郎さんも一緒に見に行きましょうよ」

光太郎「見に行こうって、何をだい?」

玲子「ローゼンメイデンよ!」

光太郎「う~ん……でも、僕が人形を見てもなぁ」

俊吉「良いじゃないか、たまには二人でゆっくりしてくれば」

唄子「貴方は人形だけじゃなく、若い子だったらすぐデレデレしますけどね」

俊吉「なっ!? ば、馬鹿言っちゃいけませんよ!
    私はね、光太郎と玲ちゃんのためを思って……!」

光太郎「わかりました! 行って来ますからケンカはよしてくださいよ、ねっ!」


12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 16:07:17.98 ID:1TGPLxVD0

ガチャッ

茂「ただいま~!」

ひとみ「ただいまー」

茂「あ~、お腹減った! オヤツオヤツ~」

唄子「こら、茂! 先に宿題をすませてからです!」

茂「良いじゃないか。学校から帰ったばかりで疲れてるんだよ~」

俊吉「は~……ひとみはともかく、
    茂は有名な人形よりも、有名な人形焼の方が好きみたいだなぁ」

光太郎「よっ、社長! 上手いこと言うじゃないですか!」


13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 16:11:21.36 ID:1TGPLxVD0

茂「へ~ん! 女の子じゃあるまいし、人形なんか興味ないやい」

玲子「あら、茂くん。お話したり、動いたりする人形でも興味が無い?」

茂「ええっ? そんな人形があるはずないよ玲子おねえちゃん」

ひとみ「お人形さんが、お話したりするの?」

玲子「そうよ、ひとみちゃん。
    ――あっ! 良かったら二人も一緒にその人形を見に行かない?」

ひとみ「えっ、良いのー?」

光太郎「ああ、勿論さ!」

ひとみ「やったー!」


15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 16:14:46.47 ID:1TGPLxVD0

茂「僕はやめておくよ」

光太郎「おいおい、茂くん」

茂「だって今度、野球の試合があるんだ。
   だからそのために練習を――」

唄子「す・る・ま・え・に! わかってるわね、茂?」

茂「……そりゃ無いよ~……!」

一同「アハハハハハッ!」


17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 16:20:12.59 ID:1TGPLxVD0

     ・    ・    ・

ジャーク「――今回の作戦、失敗は許されんぞ」

四大隊長「はっ!」

ボスガン「ジャーク将軍。今回の作戦は、
     是非この私めにお任せください」

マリバロン「いいえ、あたしに!」

ガテゾーン「ひっこんでなお二人さん。
      将軍、ここはこの私と怪魔ロボ軍団にお任せを!」

ゲドリアン「い~えいえいえ! その役目、この私めに!」

ジャーク「……うむ、各々自信があるようだな。結構なことだ」


18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 16:23:40.20 ID:1TGPLxVD0

ジャーク「――だが、今回の作戦は重要なもの!」

ジャーク「成功を確実なものとするためには……」

四大隊長「……」

ジャーク「マリバロン! ガテゾーン!」

マリバロン・ガテゾーン「はっ!」

ジャーク「二人で共同し事を進めるのだ!」

ガテゾーン「アイアイサー!」

マリバロン「お任せください、ジャーク将軍!」


19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 16:29:20.70 ID:1TGPLxVD0

ガテゾーン「ローゼンメイデンの奪取は、
      怪魔界のエネルギー問題を解決する重要な任務……」

マリバロン「必ずや、成功させてご覧にいれます!」

ジャーク「うむ」

ジャーク「ローゼンメイデンの体の中にあるという、
     ローザ・ミスティカ……」

ジャーク「それを解析し、エネルギーに変換出来れば、
     クライシス皇帝もお喜びになるというものだ」

ジャーク「ボスガン、ゲドリアン。サポートを怠るなよ」

ボスガン・ゲドリアン「……ははぁっ」


22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 16:33:56.29 ID:1TGPLxVD0

     ・    ・    ・

玲子「光太郎さん、早くしてよ~!」

ひとみ「光太郎おにいちゃ~ん!」

光太郎「すぐ行くってば~!」

光太郎「……ん? なんだこの紙は?」

光太郎「ははぁ、さては茂くんのイタズラだな」

光太郎「よくわからないけど、どっちかに○をつければ良いんだな」

光太郎「……よし、と」

玲子「光太郎さ~ん! 置いてっちゃうわよ~!」

光太郎「まっ、待ってくれよ玲ちゃ~ん!」


23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 16:36:30.63 ID:1TGPLxVD0

     ・    ・    ・
美術館前

ガヤガヤ…!

光太郎「うわぁ、凄い人だかりだなぁ……!」

玲子「光太郎さんがモタモタしてたからでしょ」

光太郎「ごめんごめん!」

光太郎「――ん? あそこに居るのは……」

ジョー「アニキ~! こっちだぜ、こっち~!」

光太郎「ジョー!? ジョーじゃないか」


24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 16:39:46.23 ID:1TGPLxVD0

光太郎「どうしてお前がここに?」

ジョー「へっ、水臭いぜアニキ! この霞のジョー、
     凄いもんが見られるとあればどこへなりとも駆けつけるさ!」

光太郎「成る程、そういう事か」

玲子「ねえ、話し込んでちゃ美術館に入れないわよ?」

光太郎「それもそうだ。よ~し、ひとみちゃん!
      迷子にならないように、しっかり手を握ってるんだぞ」

ひとみ「うんっ!」

玲子「あっ、待ってよ光太郎さん!……もうっ!」


25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 16:44:04.80 ID:1TGPLxVD0

     ・    ・    ・
佐原家

茂「ただいま~!……って、誰も居ないのか」

茂「あ~あ、ひとみは良いよな。
   一人だけ美術館に連れてって貰ってさ」

茂「……ん? なんだ、この鞄?」

茂「……そうか! さっすが光太郎兄ちゃん!」

茂「こうやって、鞄いっぱいのお菓子を置いてってくれるなんて!」


27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 16:46:27.93 ID:1TGPLxVD0

茂「どれどれ~、中には何が入ってるのかな~?」

カパッ

茂「……ん?」

翠星石「」

茂「な~んだ、お菓子じゃなくて人形じゃないか!」

茂「いくら人形を見に行けないからって、
   人形を置いていくことないよなぁ」

茂「……でも、この人形凄いな。
  まるで、生きてるみたいじゃないか」


29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 16:49:31.23 ID:1TGPLxVD0

茂「お、なんだかネジみたいなのも入ってるぞ」

茂「ははぁ、さてはこれを巻いたら仕掛けが動き出すんだな」

翠星石「」

茂「……まあ、ちょっとした暇つぶしさ」

…カチカチ…カチカチ…カチリッ!

翠星石「」

茂「……なーんだ、何も起こらないじゃないか」


30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 16:51:37.05 ID:1TGPLxVD0

茂「あ~あ、期待して損しちゃったよ!」

翠星石「……」ピクリッ!

茂「ん? 今、動いたような……」

翠星石「……」カタカタッ!

カシャッ…・カタンッ!

茂「たっ、立ち上がった!? こっ、こっちに来る……!?」

翠星石「……」

茂「うっ、うわああああっ!」


31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 16:55:14.96 ID:1TGPLxVD0

     ・    ・    ・
美術館内

男A「どういう事だよ、ローゼンメイデンが無いだなんて!」

女A「そうよ! これじゃ、来た意味が無いわ!」

警備員「皆さん落ち着いて! 落ち着いてください!」

ジョー「……アニキ、どうやらローゼンメイデンは無いみたいだぜ」

光太郎「そうらしいな。残念だけど……って、玲ちゃんは……?」

玲子「――ちょっと! これじゃあ取材にならないじゃないの!」

警備員「いたたた! 髪をひっぱらないでください!」


33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 16:58:43.30 ID:1TGPLxVD0

光太郎「玲ちゃんたら、しょうがないなぁ」

ひとみ「光太郎お兄ちゃん、ローゼンメイデンはいないの……?」

光太郎「そうみたいだね」

ひとみ「……」

光太郎「――それじゃあひとみちゃん、
      何か、美味しいものでも食べて帰ろうか!」

ひとみ「ホントにっ?」

光太郎「ああ! ホントのホントにっ!」

ひとみ・ジョー「やったー!」

光太郎「こ~ら! お前には言って無いぞジョー!」

ジョー「あちゃ、バレちまったか」


35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 17:03:03.26 ID:1TGPLxVD0

光太郎「それじゃ、早速玲ちゃんを呼んで――」

ドンッ!

光太郎「うわっ!?」

速水「おっと、これは失敬! 何分急いで――って、
    お前、南光太郎!」

光太郎「刑事さん? どうしてこんなところに?」

ジョー「? 誰だいアニキ、この偉そうなのは」

光太郎「こちら速水警部補。まあ……」

速水「うおっほん! 私がここに居るのは、
    消えたローゼンメイデンの捜索のためだ」

光太郎「……だ、そうだ」


36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 17:06:22.77 ID:1TGPLxVD0

速水「まさかとは思うが、ローゼンメイデンを盗み出したのは
    お前じゃあないだろうな~?」

光太郎「ちっ、違いますって!」

ジョー「やいやいやい! 何てこと言いやがる!」

ひとみ「光太郎お兄ちゃんはそんなことしないもん!」

速水「ふんっ! 私はまだ、
    お前が危険でないとは思ってないからな!」

光太郎「はははは……」

玲子「――きゃあああああっ!?」

光太郎「この悲鳴、玲ちゃんっ!?」


38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 17:11:45.03 ID:1TGPLxVD0

マリバロン「言え! ローゼンメイデンはどこにある!」

警備員「たっ、助けてくれえっ!」

ガテゾーン「隠すとためにならないぜ?」

警備員「わっ、私は何も知らないっ! 本当だっ!」

マリバロン「……ふん、どうやら嘘はついてないようね」

ガテゾーン「ならコイツにもう用はねえな」

ガテゾーン「やれい! ヴィビッパー!」

ヴィビッパー「GOOAAAAAAAAAA!!」

怪魔ロボ ヴィビッパー


39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 17:15:24.17 ID:1TGPLxVD0

ヴィビッパー「死ネエイッ!」

警備員「うっ、うわああああっ!」

玲子「危ないっ!」

光太郎「――とうっ!」

ドカッ!

ヴィビッパー「!?」

光太郎「さあ、今のうちに早く逃げて!」

玲子「光太郎さんっ!」

ガテゾーン・マリバロン「南光太郎!?」


40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 17:18:52.30 ID:1TGPLxVD0

ジョー「おっと! この霞のジョーも忘れて貰っちゃ困るぜ!」

チャキンッ!

マリバロン「おのれ……! またしても邪魔をする気かっ!」

光太郎「クライシス! この俺が居る限り、
      お前達の好きにはさせんっ!」

ジョー「さあ、玲ちゃんとひとみちゃんは安全なところに!」

玲子「ええ、わかったわ! さっ、ひとみちゃんこっちよ!」

ひとみ「うんっ!」


42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 17:24:18.83 ID:1TGPLxVD0

光太郎「クライシス、今度は一体何を企んでるんだ!」

ガテゾーン「へっ! 素直にそれを言うと思うのかい」

マリバロン「ガテゾーン。ローゼンメイデンが無い以上、
      これ以上ここに居る必要は無い」

ガテゾーン「そうだな。――ありがたく思いな、
      その命、預けておいてやるぜ」

光太郎「待てっ!」

ジョー「逃がさねえぜ!」

速水「私も加勢するぞ!」

光太郎・ジョー「!?」


43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 17:28:05.47 ID:1TGPLxVD0

速水「逮捕だ――ッ!」

ガテゾーン「ヴィビッパー!」

ヴィビッパー「GOAAAAAA!」

ブオンッ!

速水「な、なんとおおおっ!?」

光太郎「伏せてっ!」

ドカッ!

速水「!? な、何をする南光太郎!」

ジョー「何言ってんだ! アニキが助けに入ってなきゃ、
     あんたの首と胴がおさらばしてたところだったぜ!」


45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 17:31:25.24 ID:1TGPLxVD0

光太郎「……だが、奴らには逃げられてしまった」

ジョー「アニキ、奴らは何を企んでるんだろうな……」

光太郎「それはわからない」

光太郎「……だが、ローゼンメイデンには何かがある」

光太郎「奴らが狙うほどの、何か重要なものが……」

光太郎(ローゼンメイデンとは一体何なんだ?)

光太郎(動く仕掛けがあるだけの人形じゃないのか――?)


47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 17:35:07.82 ID:1TGPLxVD0

     ・    ・    ・
佐原家

俊吉「ただいま~!」

唄子「ちょっと! ねえちょっと!」

俊吉「おほっ、お出迎えとは気が利いてるじゃありませんか!
    ママ、やっぱり今でもラブラブで――」

唄子「馬鹿言ってんじゃないの!」

俊吉「ばっ、馬鹿ですって!?
    馬鹿ってあ~た、そりゃさすがにねぇ……!?」

唄子「茂が変なんですよ!」

俊吉「茂が……?」


48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 17:39:43.27 ID:1TGPLxVD0

俊吉「ただいま茂」

茂「あっ、パパ! ママに言ってやってよ!」

俊吉「一体何を。ちゃんと説明しなさい」

茂「人形が動いて喋ったんだよ!」

俊吉「……」

茂「なのに、ママは全然信じてくれなくて……」

俊吉「あぁ、こりゃあ大変だ。凄く混乱してるみたいだ」

唄子「でしょう!?」

茂「だ~か~ら~!」


49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 17:44:14.73 ID:1TGPLxVD0

茂「今にあった鞄に入ってた人形のネジを巻いたら、
   本当に人間みたいに動き出したんだよ!」

俊吉「ふむ、それじゃあ……その人形はどこに?」

茂「それは……」

唄子「そう聞いたら、“鏡の中に入っていった”って言うのよ?」

俊吉「鏡の中に?」

茂「そうなんだよ!」

俊吉「――はっはっはっはっは!
    ……茂、今日は勉強はもう良いから早く休みなさい」

茂「……」


50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 17:48:06.18 ID:1TGPLxVD0

茂「……あっそう。それじゃ、そうするよ!」

唄子「ちょっと待ちなさい。宿題は終わったの?」

茂「ベーッ、だ!」

唄子「まあっ! こら、茂!?」

俊吉「ママ、放っておきなさい」

唄子「でも……」

俊吉「茂だってね、疲れてるかもしれないんだから。
    そういう時はそっとしておいた方が良いんですよ」

唄子「あら、それじゃアナタの晩御飯は抜きで良いんですね」

俊吉「そうは言ってないでしょ! ねっ、お願いしますよ!」


51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 17:51:44.65 ID:1TGPLxVD0

ガチャッ

光太郎「ただいま~」

俊吉「おっ、光太郎。
    ローゼンメイデンはどうだった? ん?」

光太郎「それが……結局見ることが出来なかったんです」

ひとみ「見たかった」

俊吉「そうか……そりゃ残念だったなぁ。
    でもまぁ、あまり落ち込んでいても良いことはないぞ、うん!」


52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 17:56:01.13 ID:1TGPLxVD0

俊吉「――ところで光太郎、ちょっと話があるんだが」

光太郎「話? 一体なんですか?」

俊吉「どうも、茂の様子がちょっと変なんだ。
    だから、それとなく見てやってくれないか?」

光太郎「茂くんが?――おやすい御用です!」

俊吉「さすが光太郎は頼りになるな!」

光太郎「社長程じゃないですよ!」

俊吉「わはははっ! そうかぁ?」

唄子「社交辞令を本気にするんじゃありません。
    恥ずかしいったらありゃしない、もう」


53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 17:58:37.56 ID:1TGPLxVD0

     ・    ・    ・

茂「ちぇっ! ぜ~んぜん信じてくれないんだもんな」

茂「話て損しちゃったよ」

茂「……それにしても、あの生意気そうな人形はどこに――」

翠星石「ていっ!」

ゴスッ!

茂「あいたっ!?」

翠星石「誰が生意気そうな人形ですか! 全く、失礼な奴ですぅ!」


54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 18:00:48.22 ID:1TGPLxVD0

     ・    ・    ・

光太郎「茂く~ん」

コンコン

光太郎「光太郎だけど、入っても良いかな~」

コンコン

『うわあっ! 出っ、出たあ――ッ!』

光太郎「! 入るぞ、茂くんっ!」

ガチャッ!


55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 18:03:54.23 ID:1TGPLxVD0

     ・    ・    ・

ガチャッ!

光太郎「茂くん、一体何が――」

翠星石「きゅっ、急に大声を出すなです!
      ビックリするじゃねーですか!」

光太郎「この子は……」

茂「こ、光太郎兄ちゃん……!」

翠星石「ちゃんと翠星石を見るです!
      全く、話をすることもまともに出来な――」

翠星石「……だ、誰ですかお前は……!?」


56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 18:07:47.52 ID:1TGPLxVD0

光太郎「君は――」

翠星石「な、なんですか!? ジロジロ見るなですぅ……!」

光太郎「……」

南光太郎は改造人間である!
光太郎の目――マルチアイは、翠星石がドールである事を一瞬で見破ったのだ!

光太郎「――本当に人形なのか?」

翠星石「ど、どうしてそれが……」

光太郎「ああいや、ただ、なんとなくなんだけど……。
     でも、どうやら合ってるみたいだな」


57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 18:08:30.47 ID:1TGPLxVD0

一服


60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 18:14:49.41 ID:Ycw/7epI0

佐原夫妻が生きている・・・(´;ω;`)
支援


62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 18:26:02.11 ID:1TGPLxVD0

翠星石「……」コソコソッ

茂「な、なんだよ? どうして隠れるんだよ?」

翠星石「べ、別に怖い訳じゃねーです!
      ちょっ、ちょおっと信用ならないというか……なっ、なんとなくです!」

茂「光太郎兄ちゃんは信用出来るって!」

翠星石「……本当ですか?」

光太郎「ああ。安心して良いよ、翠星石ちゃん」

翠星石「!? どうして翠星石の名前を知ってるですか!?」

茂「さっき言ってたじゃないか……」

翠星石「うっ、うるせーですぅ! ちょっとウッカリしてただけです!」


63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 18:31:04.55 ID:1TGPLxVD0

光太郎「それにしても……君は一体何者なんだ?」

翠星石「お前こそ誰ですか、このサラサラ人間!」

茂「コイツ、居間にあった鞄の中に入ってたんだ」

翠星石「そうです。だって、お前は人工精霊の質問に、
      “まきます”って答えたですからね」

茂「? 何だそれ」

翠星石「……へっ?」

翠星石「チビ人間がスィドリームに選ばれたんじゃねーんですか……?」


64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 18:34:38.06 ID:1TGPLxVD0

光太郎「もしかしてそれは……“まきますか? まきませんか?”って
      書いてあった紙のことかい?」

翠星石「なんだ、知ってるんじゃないですか」

光太郎「それじゃあ、君の言う人工精霊に選ばれたってのは……」

茂「光太郎兄ちゃんだった、ってことになるね」

翠星石「そうですぅ。
      だから、選ばれて無いチビ人間がネジを――」

翠星石「……」

翠星石「ど……どういう事ですか……!?」


65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 18:38:37.62 ID:1TGPLxVD0

翠星石「選ばれたのがサラサラ人間で、
      ネジを巻いたのがチビ人間で……」

光太郎「翠星石ちゃん?」

茂「駄目だ、全然聞こえちゃいないよ」

翠星石「――ああもう! わっけわかんねーですぅ!」

光太郎「まあまあ、とにかく落ち着いて!」

光太郎「君が……何なのかを説明してくれ」


68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 18:43:03.95 ID:1TGPLxVD0

翠星石「……翠星石は、ローゼンメイデンの第三ドールです」

翠星石「普通なら、人工精霊が選んだ相手にネジを巻かれて、
      それで契約をするはずなんですけど……」

翠星石「今回みたいな場合は初めてなんで……よくわかりません」

翠星石「そもそも、鞄を開けてもネジを巻かれるなんて……」

光太郎「――茂くん。まさか、お菓子だと思って
     この子が入ってた鞄を開けたんじゃないだろうね?」

茂「ギクッ! い、嫌だなぁ、そんなはず無いじゃない!」


69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 18:47:49.60 ID:1TGPLxVD0

光太郎(それにしても――まさか、ローゼンメイデンが僕の所に来るとは)

光太郎(クライシスが狙っているローゼンメイデン……)

光太郎(翠星石ちゃんには、一体どんな秘密が隠されてるんだ)

光太郎「――翠星石ちゃん、ちょっと聞いてもいいかな」

翠星石「? 何ですか?」

光太郎「翠星石ちゃんみたいなローゼンメイデンには――」

翠星石「っ!」

光太郎「? どうかしたのかい?」


70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 18:51:19.86 ID:1TGPLxVD0

翠星石「誰かが……呼んでるです」フラフラッ…

茂「えっ? 何も聞こえないけど……」

光太郎「誰かって……一体誰が……?」

翠星石「わからないです!
      わからないけど、行かなきゃ駄目な気がするです!」

ガシャンッ! ヒューン!

茂「ああっ! 窓ガラスが!?」

光太郎「どこへ行くんだ、翠星石ちゃんっ!」


71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 18:54:56.78 ID:1TGPLxVD0

光太郎「くっ、とにかく追うしかないか!」

光太郎「茂くん! ジョーに連絡を頼む!」

茂「まかせてよ!」

光太郎(呼ばれていると翠星石ちゃんは言っていたが……)

光太郎「……」

光太郎「――まさか、クライシスが何かしているのか!?」


72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 18:55:50.16 ID:HW9p9/on0

翠星石ちゃんっ!


76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 19:28:42.98 ID:1TGPLxVD0

     ・    ・    ・

翠星石「誰ですか……翠星石を呼ぶのは……」フラフラ…

翠星石「あれは――鏡の柱?」

翠星石「っ! まさか、他のドールか……お父様が翠星石を!?」

翠星石「……とにかく、行ってみるしかないですぅ」

翠星石「……」フラフラ…

パアアアッ…!


77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 19:34:35.66 ID:1TGPLxVD0

nのフィールド

翠星石「どこに……どこに居るですか……?」フラフラ…

???「――誰かをお探しかな、お嬢ちゃん」

翠星石「っ!? 誰ですか!」

ガテゾーン「躾の方はなってねえみたいだな」

ガテゾーン「俺は、怪魔ロボット大隊の大隊長――ガテゾーン。
      そしてコイツが……」

ヴィビッパー「怪魔ロボ大隊最強のヴィビッパー!」

ガテゾーン「――という訳だ。わかったかい、お嬢ちゃん」


78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 19:39:26.63 ID:1TGPLxVD0

マリバロン「そして、あたしが怪魔妖族大隊を率いるマリバロンよ」

翠星石「どうしてnのフィールドに……!?」

マリバロン「ホホホホホ! そんなもの、あたしの鏡渡りの術と――」

ガテゾーン「ヴィビッパーの力を応用すればどうとでもなるぜ」

ヴィビッパー「GYOOOOOOO!!」

翠星石「それじゃあ、翠星石を呼んでたのは――!」

ガテゾーン「俺様達って事よ、ローゼンメイデン」

翠星石「っ……!」


79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 19:44:35.20 ID:1TGPLxVD0

マリバロン「抵抗をしなければ、苦痛を感じないようにしてやるわ」

翠星石「お前達、翠星石に何をする気ですか!?」

ガテゾーン「野暮なことを聞くじゃねえか」

マリバロン「ローゼンメイデンの命を繋いでいる物質……」

翠星石「まさか、ローザ・ミスティカを……!?」

ガテゾーン「ローザ・ミスティカをいただく」

ジャコッ

ガテゾーン「お前の体を鉛弾でぶち抜いてでもな」

翠星石「――!」


80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 19:48:31.68 ID:1TGPLxVD0

     ・    ・    ・

光太郎「どこだ……一体どこに行ったんだ……!」

???「――とあっ!」

光太郎「っ!? うあああっ!」

光太郎「くっ……! 誰だっ!?」

ボスガン「ローゼンメイデンの元へは行かせんぞ、南光太郎!」

ゲドリアン「きょ~ひひひ! ここがお前の墓場になるのだ!」

光太郎「クライシス! やはりお前達の仕業か!」


81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 19:50:18.64 ID:HW9p9/on0

     ・    ・    ・

「そこまでだ」

「!?何奴――」

ズドォォォォォン!!!!!

ガテゾーン&ヴィビッパー&マリバロン「…!?……!………」ドジュゥゥゥゥ

俺「ふう……悪は滅びる運命にあるのだよ。翠星石ちゃん、怪我はないかね?」

翠星石「は、はいです……貴方は何者ですか?どうして私の名前を……」

俺「細かい話は式の後だ。パカッ 指輪を受け取ってくれるかい?」

翠「ばか。断る道理はないってんです///」


こうして俺と翠星石ちゃんはずっとずぅっと幸せに暮らしました   fin


82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 19:51:03.55 ID:Ycw/7epI0

>>81
キングストーンフラッシュ!!


83: ? 2009/10/15(木) 19:52:10.51 ID:MCxly/Pt0

>>81許さん!


84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 19:53:04.55 ID:6dBb8syu0

>>81
お前を許すわけには行かんぞ!リボルケイン!トゥアッ!


86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 19:54:04.09 ID:1TGPLxVD0

光太郎「一体何を企んでいる!」

ボスガン「冥土の土産に教えてやろう……」

ゲドリアン「ローゼンメイデンは、
      良~いエネルギーのサンプルになる!」

ボスガン「故に、それを使い、
     クライシス帝国に更なる繁栄をもたらそうというのだ!」

光太郎「何だと!?」

ボスガン「その障害となる南光太郎……その命、ここでいただく!」

ゲドリアン「行けいっ!」

チャップ達「――!」


88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 20:00:14.78 ID:1TGPLxVD0

光太郎「ぐっ……数が多すぎる……!」

ジョー「――てやっ!」

チャップ「――!?」

光太郎「ジョー! 来てくれたのか!」

ジョー「へへっ! アニキのピンチには、
     いつだって駆けつけるぜ!」

光太郎「お前が来てくれたなら百人力だ!」

光太郎「さあ……勝負だ、クライシス!」

ボスガン・ゲドリアン「……!」


92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 20:06:03.03 ID:1TGPLxVD0

光太郎「少女を利用し、地球を狙うクライシス……許さん!」

シュピンッ!

光太郎「――変身ッ!」

シュピンッ!

シュピッ、シュピっ、シュパッ!

光太郎「……!」

パアアッ――!

RX「――とあっ!」


94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 20:09:43.13 ID:1TGPLxVD0

―スタッ!

RX「――!」

パアアッ!

ボスガン・ゲドリアン「っ――!」

RX「――俺は太陽の子!」

RX「仮面ライダーBLACK! RX!」

RX「創られた命とは言え、それを利用する悪魔の行いをするクライシス!」

RX「その企み、このRXが粉砕するぞ!」


96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 20:13:45.84 ID:1TGPLxVD0

ボスガン「おのれRX! ええい、かかれ! かかれいっ!」

チャップ「――!」

RX「ふっ! とあっ!」

ジョー「せりゃっ! っと、くらいな!」

チャップ「――!?」

RX「……観念しろ、ボスガン! ゲドリアン!」

ゲドリアン「ヒ~ッヒヒヒ!」

ジョー「やいやい! 何がおかしいってんだ!?」


97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 20:17:09.19 ID:1TGPLxVD0

ゲドリアン「ボスガン、そろそろだな」

ボスガン「……ふん。今回は、ここで退いてやろう」

RX「何だと!?」

ジョー「逃げるってのか!?」

ボスガン「勘違いするな。
      ここまで時間を稼げば、目的は果たしたも同然」

ゲドリアン「今頃、ガテゾーンとマリバロンが
      ローゼンメイデンからエネルギーを奪取しているだろうからな!」

RX「っ!? しまった――!?」


98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 20:20:28.26 ID:1TGPLxVD0

ボスガン「だが……念のためにもう少しだけ遊んでいてもらおう」

ゲドリアン「チャップ! 仮面ライダーと霞のジョーを足止めしておけ!」

チャップ「――!」

ボスガン「フハハハッ! さらばだRX!」

ゲドリアン「ヒ~ヒヒヒッ!」

RX「くっ……! 一体どうすれば良いんだ!?」

ジョー「――仮面ライダー! ここは俺に任せて行くんだ!」

RX「ジョー!?」


99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 20:22:57.63 ID:1TGPLxVD0

RX「だが、お前一人を残しては……」

ジョー「へっ! この俺様が雑魚相手にやられるもんかい!」

RX「……――ああ! ここは任せたぞ!」

ジョー「あいよっ!」

RX(翠星石ちゃんの下へすぐに行くには――)

RX「――これしかないっ!」

RX「ライドロン!」


100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 20:29:57.54 ID:1TGPLxVD0

     ・    ・    ・

ライドロン「――!」

     ・    ・    ・

RX「ふっ――!」

パアアッ!

RX「ライドロン! 翠星石ちゃんの座標はわかるか!?」

ライドロン「鏡ノ中ニ反応有リ。ソノぽいんとマデ急行スル」

RX「頼んだぞ!」

RX(無事で居てくれ……翠星石ちゃん……!)


102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 20:35:15.53 ID:1TGPLxVD0

     ・    ・    ・
nのフィールド

マリバロン「――ホホホ! ようやく観念したようね」

翠星石「離しやがれ……ですぅ……」

ガテゾーン「わかっちゃ居ると思うが、
      そのまま離すんじゃあないぜ、ヴィビッパー」

ヴィビッパー「ろりヨリモ、しょたガ好キダカラ」

ガテゾーン「さあ――チェックメイトだ」

翠星石「くっ……」


103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 20:38:49.26 ID:1TGPLxVD0

マリバロン「ローザ・ミスティカが逃げないように術を施したわ」

ヴィビッパー「GYOOOOO……!」

翠星石「う……あ……!」

ガテゾーン「それじゃあ、さよな――」

???「シャドーキック!」

ドガァンッ!

ガテゾーン「ぬぐあああっ!?」

マリバロン「ガテゾーン!?」


104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 20:42:51.77 ID:1TGPLxVD0

???「シャドーセイバー!」

ザシュウッ!

ヴィビッパー「GYOOOAAAAAA!?」

―トサリ

翠星石「……誰……ですか……?」

マリバロン「何故だ!? 何故貴様がここに居る!?」

???「……」


106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 20:49:02.58 ID:1TGPLxVD0

「――ありがとうございます、マスター」

翠星石「その声……蒼星石ですか……?」

蒼星石「そうだよ、翠星石」

蒼星石「ここで君のローザ・ミスティカが失われてしまったら、
      お父様が悲しむからね」

蒼星石「……それに、僕も」

???「――十分だ。行くぞ」

蒼星石「はい、マスター」

翠星石「待って……待つです、蒼星石……!」

――カシャン――カシャン――カシャン――……


110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 20:53:54.45 ID:1TGPLxVD0

ガテゾーン「くっ……まさか、奴が連れているのはローゼンメイデンか!?」

マリバロン「おのれ……! だが、まだローゼンメイデンはそこに居る!」

ガテゾーン「ヴィビッパー!」

ヴィビッパー「GYOOOOOAAAAAAA!」

ブオンッ――

翠星石「っ!?」

――ガキインッ!

ガテゾーン・マリバロン「何っ!?」

RXロボ「――!」


114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 20:59:09.30 ID:1TGPLxVD0

翠星石「こ、今度は一体何ですか……!?」

RXロボ「――間にあって良かった」

翠星石「その声は――サラサラ人間!?」

マリバロン「ええい、南光太郎! いや、仮面ライダー!
      どこまでも邪魔をしてくれる!」

翠星石「でも、その姿は……」

RXロボ「これは……この力と姿は、
     キングストーンによって得た力――」

RX「悲しみの王子――RX・ロボライダー!」


115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 21:03:13.84 ID:1TGPLxVD0

ヴィビッパー「GOAAAAAAAA!」

マリバロン「ガテゾーン! 攻撃を集中させるぞ!」

ガテゾーン「おおっ!」

ドンドンドンドォンッ!

RXロボ「そしてこれが――」

パアアッ!

ヒュヒュヒュンッ――

翠星石「相手の攻撃がすり抜けて――!?」

RXバイオ「――怒りの王子! RX――バイオ! ライダー!」


117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 21:07:51.32 ID:1TGPLxVD0

マリバロン「ちいっ! 小癪な真似を!」

ガテゾーン「……うぐっ!?」

マリバロン「!? まさか、先ほど奴にやられた場所が!?」

ガテゾーン「ああ……どうやら駆動系がやられちまったみたいだ……!」

マリバロン「仕方ないわね……ここは体勢を立て直す!」

ガテゾーン「余計な茶々が入らなければ……!」


118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 21:12:01.30 ID:1TGPLxVD0

ヴィビッパー「GOOOOAAAAAA!」

RXバイオ「――!」

パアアッ!

RX「ふっ! せああっ!」

ヴィビッパー「GYOOOAAAA!?」

RX「RXキイィック!」

ドガァンッ!

ヴィビッパー「GYUUUUU……!?」


121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 21:16:29.83 ID:1TGPLxVD0

RX「――リボルケイン!」

パアアッ!――フォンッ!

ヴィビッパー「GYUOOOOOO!」

ブオンッ!

RX「ていあっ!」

ガキィンッ!

RX「むんっ!」

ヴィビッパー「GYAAAAAAAAAAA!?」


123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 21:19:52.63 ID:1TGPLxVD0

RX「……!」

パアアアアアアッ……!

ヴィビッパー「GYUOO……AAA……!?」

RX「!」

ズシュッ!

ヴィビッパー「OOO……O……」

RX「――」

フォンッ……フォウンッ――

ドガアアンッ!!


124: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 21:24:08.88 ID:1TGPLxVD0

     ・    ・    ・

翠星石「――光太郎」

光太郎「ん? どうしたんだ、翠星石ちゃん」

翠星石「その……あ、りがとう……です」

光太郎「えっ? 何だって?」

翠星石「なっ、何でもねーですぅ!」

光太郎「おっ、おいおい! どうして怒るんだよ」

翠星石「ふーんだ!」


125: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 21:28:02.70 ID:1TGPLxVD0

茂「それにしても、これからどうするの?」

光太郎「そうだな。翠星石ちゃんは、
      これからもクライシスに狙われるだろう……」

翠星石「あのむっかつく奴らですよね!
      思い出しただけでもイライラしてくるですよ!」

光太郎「ははは」

翠星石「……でも、翠星石は大丈夫だと思ってるです」

光太郎「そりゃまたどうしてだい?」

翠星石「そんなの――」


翠星石「仮面ライダーBLACK・RXが居るからですぅ!」


127: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 21:33:00.26 ID:1TGPLxVD0

ローゼンメイデン第三ドール――翠星石のローザ・ミスティカを奪うという
クライシスの企みは、RXによって粉砕された!

だが、クライシスの魔の手はまたすぐそこまで迫ってきている!

そして、翠星石の前に現れた、蒼星石と、そのマスターとは何者なのか!?

――戦え、南光太郎! 負けるな、仮面ライダー!

少女の笑顔を守るために……!


つづく


131: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/15(木) 21:43:22.20 ID:R5+DgPru0

今考えたらライバルの名前がノブヒコってシブイよな



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