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ドラッグ オン ドラグーン3 討鬼伝

みゆき「ウルトラハッピーハロウィーン!」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 15:46:48.87 ID:86CofHSX0

不思議図書館

あかね「……暇なん?」

みゆき「もーあっかねちゃーん!ノリが悪いよぉー!」

あかね「ノリはえぇわノリは。あんたな、出会い頭になんやねんて」

やよい「あ、あかねちゃん冷静すぎー。あれだよね、みゆきちゃん。今日が十月三十一日だから」

みゆき「そーそー!ハロウィーンだよハロウィーン!折角みんなで集まったんだもん、お祝いしようよー!」

キャンディ「お祝いクルー!」

なお「あれ?ハロウィーンってそういうこと、するんだっけ?あたし、お菓子もらえることしか頭にないや」

れいか「さぁ、私もあまり詳しくは……」

あかね「っちゅうことで星空くん、ハロウィーンがどういうものなんか、うちらに説明してくれへん?したら話のったったるさかい」

みゆき「えっ……あー、えっと……驚かす……その、マッチョを驚かす……?」

あかね「マッチョどこから来たねん!?」


3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 15:53:01.53 ID:86CofHSX0

みゆき「細かいことはどうでもいいじゃん!とにかく仮装してー、悪戯するぞー!って脅してー、お菓子貰えばいいんだよね!」

あかね「ざっくりしとんなー」

なお「いや、でも、うん。素晴らしい行事だと思う!」

あかね「ゆうとくけど、キャンディ一つとかそうゆうんやで」

キャンディ「クル?」

あかね「呼んでへん」

れいか「起源はヨーロッパのペイガニズムにもとづく死者の祭り、および収穫祭、とりわけケルト人の行うサウィン祭が元になっているそうですね」

あかね「どっから出したんその分厚い本。便利やなー不思議図書館」


4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 15:57:11.19 ID:86CofHSX0

れいか「ケルト人の1年の終りは10月31日で、この夜は死者の霊が家族を訪ねたり、精霊や魔女が出てくると信じられていました。そのため仮面を被り、魔よけの焚き火をしたのが始まりだ、と」

なお「お、お化け……そんな怖いのがもとだったなんて!ちゅ、中止!中止だよ!!」

やよい「仮面!?仮装!!」

あかね「期待通りの反応やな二人とも」

れいか「ふふっ、なお。昔はそうだったかもしれないけれど、今はあくまで仮装よ?」

れいか「そして、魔女やお化けに仮装した子供達が近くの家を1軒ずつ訪ねては「トリック・オア・トリート(Trick or treat. ご馳走をくれないと悪戯するよ)」と唱える、と」

なお「そ、それならいいけどさぁ……お菓子をくれなきゃ脳天マーチシュートしてもいいってこと?」

あかね「それはどんな場合でもしたらあかん」

みゆき「ねー?みんなも興味湧いてきたでしょ!?ってことで、じゃーん!」

キャンディ「クル!今日の新聞折込チラシクルー!」

みゆき「みんなで、これ出ようよ!『七色ヶ丘町、ハロウィーン仮装大会!!』」


6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 16:03:09.81 ID:86CofHSX0

あかね「ほー。うちらの街、そないなことやっとんの」

みゆき「うん!今年からなんだって!」

やよい「へー、今日は街をあげて各家庭お菓子の準備……そういえばママが、そんなこと言ってたかも」

なお「え、うそ!?聞いてないよ……お父ちゃん、また寄り会いの話し合いで酒飲んで忘れてたな、もう……」

れいか「ふふっ、今から準備すれば間に合うわよ、なお」

みゆき「うんうん!それに仮装もね!」

あかね「あー、でもなーみゆき?こうゆうんはほら、ちびっこが参加するもんやないの?」

みゆき「そんなことないよー!『中学二年生以下対象!』って書いてあるよ、ほらばっちりー!」

あかね「企画誰や、どこのどいつやこんな微妙な年齢指定したん誰や!」


8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 16:07:23.20 ID:86CofHSX0

やよい「あ、あっはは。でも、うーん。ちょびっと恥ずかしいかも……仮装はとってもしてみたいけど」

なお「そ、そうだね。それにあたしは、うちの弟と妹たちの分とか色々……」

れいか「私の家は、あまりこういった西洋に被れた催しをおじいさまが嫌いますから……」

みゆき「え、そ、そんなぁ……あっかねちゃん?あかねちゃんさん?ノリが良い心の友なあかねちゃん!?」

あかね「や、なんぼうちがノリ良くてもみゆきと二人さらしもんはきっついで」

みゆき「そ、そんなぁ。はっぷっぷー……あれ?あ!この大会……」


みゆき「優勝商品!『絵本一年分』だって!すっごい!こんなにあったらウルトラハッピーだよー!」


10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 16:13:55.45 ID:86CofHSX0

あかね「なんやそれ、ほんま企画したの誰やねん……」

みゆき「えー、すごいじゃーん……あ、その他副賞もたくさんあるよ?えっとぉ……」

キャンディ「クルー?『2013年度七色ヶ丘町お笑いトーナメント特別シード券』クル?」

あかね「」ピクッ

みゆき「『全戦隊・全ライダー集結!七色ヶ丘町で、ぼくたちと握手!ショー特別招待券』?」

やよい「」ピクッ

キャンディ「『お米券 ナナイロヒカリ一年分』クルー」

なお「」ピクッ

みゆき「七色ヶ丘町出身の名匠作の弓・韘・袴・『伝説の戦士でもよく分かる弓道の『道』』四点セット?」

れいか「!」

みゆき「うーん?なんだかほんとに、すっごく豪華だね!あ、でもみんな、出たくないか、そっかぁ……はっぷっぷー」


13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 16:21:01.86 ID:86CofHSX0

ポンッ

あかね「諦めるんは早いで、みゆき」

みゆき「!あかねちゃん!」

やよい「私、みゆきちゃんのために頑張ってみる!」

みゆき「やよいちゃん!」

なお「たまにはこういうのも、いいよね。弟達もそろそろ自立させなきゃ」

みゆき「なおちゃん!」

れいか「共に参りましょう、みゆきさん。6人でかかれば越えられない壁など、ないはずです」

みゆき「れいかちゃん!えへへ、ありがとう、みんな!!!」

あかね「(やったるでー、暖めたネタでてっぺんとったるねん!)」

やよい「(てつを……!)」

なお「(お米……!家計……!あとお菓子……!)」

れいか「(道……!)」

キャンディ「クルぅ、みんなすっごく燃えてるクル。フレーフレークルぅ!」


16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 16:27:31.47 ID:86CofHSX0

みゆき「そういうわけで、衣装をきめよー!」

あかね「うちは、これでえぇよ。ほら、前に映画の撮影して、監督に気に入られてもろうた、これ」ゴソッ

やよい「あぁ、蜘蛛女の!」

なお「ひっ!い、いきなり出さないでよもう!」

れいか「なおは蜘蛛も苦手だものね。私たちは、どうしましょうか」

みゆき「うーん、作る時間もちょっとないもんね。どうしよっかな……衣装、着替え……あ!そうだ!」

あかね「うん、なんや。なんかあてがあんの?」

みゆき「ニコちゃん、呼ぼう!絵本の世界のニコちゃん!ほら、私たちにすぐに物語の衣装用意してくれたし!」

あかね「……みゆきにしては名案やけど、それ置いてけぼりやない?大丈夫なん?」

みゆき「? なにが?」

あかね「なんでもあれへん」


20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 16:37:06.12 ID:86CofHSX0

ニコ「みゆき、これでいい?」

みゆき「わぁー!うん、ニコちゃんありがとー!えへへ、大好き!」

ニコ「ふわっ!?え、えっと、わた、わたしもあの……!」

あかね「なーんや微笑ましいなはいはい。みゆきピッタリのドレスが出てきよったで」

牛魔王「灰かぶりがみすぼらしい格好で『早く返してくださいね』だとよ」

あかね「「1セットしかないかい」

なお「私のは、まおーみたいなドラキュラ羽だね。ありがと、まおー」

まおー「おれいなんていうとのっとるぞー!まおーはわるいやつなんだぞー!」

やよい「ふふっ、すっかり可愛いい姿だね、まおーさん?味方になると弱体化のお約束だね、うんうん!」

まおー「うるさいっ!ニコ、はやくいくぞー!」

ニコ「あ、うん、まおー!みゆき、ごめんね。私もこっちに参加したいけど、絵本の世界でもハロウィーンのお祝いするから、忙しくって」

れいか「絵本の世界でとなれば、本格的そうですね。私にもかぐや姫の衣装をありがとうございます。大変助かりました」

牛魔王「ジャックの野郎が年に一回のおおはしゃぎだしな、いいさ。あのアマは腐るほどもってるから」

みゆき「本当にありがとう!……あ、それじゃぁニコちゃんも、仮装するの?」


22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 16:44:00.36 ID:86CofHSX0

ニコ「うん!もちろん!結構自信作なんだよ!」

みゆき「へー!どんなの!?見せて見せて!」

ニコ「えっ、そ、それはちょっと……恥ずかしいな」

みゆき「えぇー……」

ニコ「! か、悲しい顔はやめて……そ、それじゃ髪!髪だけね!……こ、こんな感じに、するの」///

あかね「……」

やよい「……」

なお「……」

れいか「……」

みゆき「わー!可愛いね、クロワッサンとかコロネみたい……あれ?それって……」

ニコ「う、うん。あの、み、みゆきの……仮装」///

みゆき「……ニコちゃーーーん!!!」


あかね「なぁ、あの子ぉ大丈夫なん?」

牛魔王「……しかたねーだろ、十年近くあの小娘のことばっか考えてたんだから」

まおー「まおー、あいつの顔みるだけでおなかいっぱいだー」


24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 16:49:08.46 ID:86CofHSX0

みゆき「そういうわけで!」

あかね「衣装は都合ついたったな。やよいは、ほんまによかったん?」

やよい「うん!どうしてもしたい仮装があるから、今から帰って作ってくるね!大丈夫、慣れっこだから!ダンボールは万能素材だよ!」

あかね「それは知らんけど。したら、一回解散して、夕方また集まろかー」

なお「そうだね。弟達にお菓子と、ついでで用意してもらった小人の服渡さないと。れいか、買い物手伝ってくれない?」

れいか「えぇ、もちろんよ。それでは、夕方……学校前に集まりましょうか」

みゆき「うん!よーし、キャンディもハロウィン使用にばっちりお洒落しなきゃね!」

キャンディ「クル!お洒落してクルー!」

みゆき「うん!えっへへ、ハロウィーンでウルトラハッピー!」


26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 16:56:13.37 ID:86CofHSX0

バッドエンド王国

狼「ウ~ルルル~、俺様ウルフ……あぁん?」

TV『今日は十月三十一日!街はハロウィーン一色です』

鬼「オニー、なんだか目がチカチカする色オニー」ボリボリ

魔女「いぃーっひひひ。あたしの同類がたくさんいるみたいだねぇー」ボリボリ

狼「おいおいなんだぁ?悪の三幹部ともあろうもんが、人間のテレビなんて観てこんなにぐーたらとよぉ」

鬼「しかたないオニ、今月のノルマは達成したししばらくお休みオニー」

魔女「たまには息抜きさせな!あたしゃ発明しまくりで疲れてんだわさー!」

狼「まぁノルマ切ってなきゃ確かにいんだけどよぉ。おれにも煎餅よこせよ」

鬼「オニ、この地獄の石ころより固い煎餅は格別……オニ!?もうないオニー!?」

狼「あぁ!?おいふっざけんな!俺様が昨日開けたばっかりなのになんでそんなに減ってやがんだよぉー!?」

ジョーカー「うっふふふぅん バリバリバリ そぉんな三幹部の ボリボリみなひゃんに モグモグゴクン 朗報でぇーーーっすっふふふぅん!」

狼「キメェぞ糞ジョーカーがそしてテメェ今何を飲み込んだ糞が、糞ジョーカーが」


27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 17:01:46.50 ID:86CofHSX0

魔女「朗報ってなんのことだい!あたしらは今お菓子がなくなったことで気が立ってんだわさー!」

ジョーカー「それでっすよぉ、そ、れ!んっふふぅん、後ろの羽鳥アナをご覧くだっさぁーい!」

鬼「俺様はどちらかというと赤江アナ目的で観てるオニ」

狼「あと視聴率の都合でスタジオからバッドエナジー供給されてるしな」

ジョーカー「それはどうでもいいんでっすぅ。ほぉ~ら、今も特集を、んっふふぅ~ん?しているみたいでっすよぉ~?」

TV『今日は街で魔女や鬼、はては狼など、仮装をした人たちが練り歩き、お菓子を求めて……」

三幹部「「「!!!」」」


29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 17:07:31.23 ID:86CofHSX0

魔女「どういうことだい!?」

狼「あったまわりぃなババァ!つまり、今日は俺様たちみたいなのが人間界に行けば!」

鬼「お菓子もらい放題食べ放題万々歳ってことオニー!?」

ジョーカー「そういうことでっすぅ~っふふぅん!そ・れ・に!こぉの大会に出てみてはいかがでっしょぉーぅ!」

狼「あぁん?またテメェ、あの小娘どもの資料とか言うんじゃ……優勝商品、『子豚と子ヤギと猟師の丸焼き』だとぉおお!?」

鬼「『猿と犬と雉と桃の丸焼き』もあるオニーーー!!」

魔女「納豆ぎょうざ飴だわさぁーーーーー!」

ジョーカー「みなさんにとって、とぉーっても耳寄りな情報かと思いまっしてぇー!んっふふぅん、僭越ながらこのジョーカーめが調べ上げ……おんやぁ?」

ガラーン

ジョーカー「……行きました、か。まったく、使えない駒を動かすのは大変ですねぇ、ふふぅ」


31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 17:13:22.67 ID:86CofHSX0

夕方

やよい「みんなー、おっまたせー!」

みゆき「あっ、やっよいちゃーん!……わぁ、すごーい!」

あかね「すごいけど……なんやそれ?」

なお「身体が、ダンボールで丸っこい感じになってて、髪、それ耳?ウサギみたいになってるね、可愛い」

れいか「あと、まん丸で大きな黒縁眼鏡、ですか?」

やよい「ノンノンノーン!ウサダだよ!みんな知らないの!?」

あかね「ちーっともピンとこんわすまんけど。なんや、ニンジンやればえぇの?」

やよい「もー、ウサダはニンジンじゃレ~タ~ス~!  あかねちゃん、やっぱり知ってるんだね!信じてた!」

あかね「ごめん、やよいのテンションたまについてけへん」


35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 17:20:19.97 ID:86CofHSX0

キャンディ「キャンディ、よくわかんないクル」

みゆき「みてみて、キャンディにはこれ!カボチャの、えーっと、お顔のついたリボンだよー!」

なお「わー、似合ってるね!キャンディよかったね、可愛いよ」

キャンディ「クルぅ!」

やよい「わー、こんなに小さいのに顔のパーツまでしっかり作られてる。道具屋さんいい仕事してるねって褒められるね放送終了後」

あかね「やよい、帰ってきて」

れいか「ご自分でお作りになられたんですか?みゆきさん」

みゆき「……まぁね!」

あかね「すぐバレる嘘つきなや。みゆきのオカン器用やなー」

みゆき「はっぷっぷー」


36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 17:24:06.62 ID:86CofHSX0

みゆき「あのね、お母さんがキャンディちゃんも仮装してあげなさーい、って」

あかね「そうなん……へ?みゆきのおかん、キャンディの名前知っとんの?」

みゆき「……あれ?そういえばそうだね」

あかね「……」

やよい「……」

なお「……」

れいか「……」

みゆき「……や、大丈夫、大丈夫…………たぶん」

あかね「多分までの溜めが長い」

やよい「さ、最近、キャンディを隠す努力をしなさすぎたもんね」

なお「反省だね」

れいか「キャンディ、約束しましょう?あまり人目の多いところで大きく動かないこと。いいわね?」

キャンディ「クルぅ、キャンディそれじゃつまんないクル……」

みゆき「だーいじょうぶ、キャンディ!私がいっぱいいーっぱい動いて、キャンディに面白いものたっくさーん観させてあげるから!んねっ!」

キャンディ「……クルぅ!」


38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 17:35:41.24 ID:86CofHSX0

イベント会場

ワイワイガヤガヤ ガヤガヤ

あかね「ふーん、中々人集まっとるやん!ちょーっとこれにも燃えてきたでー!」

みゆき「ねー、私たちだけじゃなかったよー。うん?これに、も?」

あかね「なーんでもあれへーん」

やよい「仮装してる人でたくさんだね!なんだかこんな雰囲気どこかで見覚え……オホン」

なお「やよいちゃん、風邪?大丈夫?」

れいか「見覚えのある、と言えば……あちらにいらっしゃる女性、なんだかどこかで……」

みゆき「うん?どれどれれいかちゃーん……あ、ほんとだねー。どこのか分からないけど、白くて可愛い……制服を……着た……」

あかね「…………あれ、って」


「しゃ、写真、いいですか?でき、できればこのぬいぐるみと……」

佐々木先生「ハーイ♪きゃ、きゃぁああ!そ、そそそその生き物をこっちに近づけないでぇー! こんな感じかしら?」


39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 17:44:25.57 ID:86CofHSX0

みゆき「……」

やよい「……」

あかね「……」

なお「……」

れいか「……」

「す、凄く出来がいいですね。し、資料集めるのとか、た、大変じゃなかったでふか」

佐々木先生「いえー、ちょっと前におしごtゲフン趣味でお世話になった人に手伝っていただいただけでー」

「さ、さいごにー、う、うりゅー、と」

佐々木先生「な、なんで私があいつの名前なんて……! なんてね♪」

やよい「……みんな、よく覚えておいてね。こういう一般イベントにあぁいう人が、要綱もよく確かめずに来てしまうと……大惨事なんだよ!!!」

あかね「せんせ……あんたそんなことやから……や、見なかったことにしたろ」

なお「……か、可愛い服だから、うん。いいんじゃないかな」

れいか「……そう、ね。でも、先生。楽しそうだけれど、なにか無理をして見えるわ」

キャンディ「クル。資格的にはプリキュアならぬ魔法使いの資格があるように思うクル」

みゆき「キャンディ、それ以上ダメ。絶対ダメ」


41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 17:50:48.32 ID:86CofHSX0

「はーい、団体名は『5プリキュア』さんね」

みゆき「はーい。えっと、何組くらいいるんですか?」

「うーん、5、6組ってとこかなー」

あかね「!そんだけなん!?ほんま、おっちゃん!」

「あぁ、うん。それに君たちくらい、えーっと、おねぇさんの参加者もあんまりいないし。出来からみても凄いね、頑張ってるねー」

やよい「ラビ!」

「あはは。はい、これ番号の名札」

なお「どうも!よっしみんな、直球勝負だ!」

れいか「えぇ、なんとしても勝ちましょう!」

オー!


「いやーこんなお菓子詰め合わせくらいでそんなに張り切ってもらえるとありがたいよー。正直人が集まるか不安だったし、君たちとあと一組くらいしか大かかりなのは……あれ、行っちゃったか」


42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 17:58:09.23 ID:86CofHSX0

「七色ヶ丘町ハロウィーン仮装大会にお集まりくださりありがとうございます!」

ワーワー!

狼「ケッ、ジョーカーの野郎に勧められた大会に来たはいいが、こりゃぁ結局何をすりゃいいんだ?」

鬼「!漫才オニ!?」

魔女「場を凍らせる大会ならあんたたちのぶっちぎり優勝だろうだわさ」

狼「うるっせぇババァ。うけつけ?だかなんだかじゃえらく褒められたが、いったいなんだっていう……」

「トリック・オア・トリート!お菓子をくれなきゃ悪戯しちゃうぞ!の掛け声とともに、工夫を凝らした仮装の数々をしたみなさんに登場してもらいます!」

狼「……ほほぉ?」

鬼「!かーんたん、オニ!」

魔女「だわさ!つまりは、ここにいる人間どもを!」

狼「おどしまくって、菓子をぶんどったもん勝ち、ッてぇことか!ウルーッフフフフフ!!!人間も中々にバッドなことを考えんじゃねぇか、気に入ったぜぇ!」


44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 18:04:55.04 ID:86CofHSX0

「なないろようちえんのみなさんでしたー!」

ワーワー!
 パチパチパチパチ!

「さぁさぁ続いては!ちょびっとおねぇさんたちのご登場!可愛くて綺麗で細部にこだわった仮装をご覧下さい!『5プリキュア』さんでーす!」

ワーーーワーーー!
 スゴーイ!カワイー!

みゆき「え、えっへへ。お姫様衣装褒められてウルトラハッピー!」

博司「みゆきーーーー!みゆきーーーーー!お父さん、参上!だよーーー!ちゃんと観てるよーーー!」

育代「あらあら、博司さん張り切っちゃって。赤い鬼みたいな仮面も似合ってるわ」

やよい「ラビ!?あ、あれは!」

あかね「やーよい、ちゃんと前向いて歩きー。糸絡めたるでーこらー」

ワーー
 スゴーイ!

元気「ねーちゃん中々やるやーーーん!ごっつおもろいでー!ほーれ!」

あかね「うっさいぞ元気ー!あたっ!審査用のミニカボチャボール投げんないたいわ!あたっ!なんでうちに投げる流れやねんちょっとお客さーん!勘弁して、アカーン!」

アハハハハハハハハ!


45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 18:12:51.24 ID:86CofHSX0

なお「こらっ!人に物をぶつけちゃいけないよ!そんなことをするわるーいひなは、血を吸っちゃおうかなー!?」

ひな「きゃー!なおねーちゃんこわーい!」

はる「ねー!きゃはははは!」

けいた「ほんとこえー!お化けの何百万倍もこえーよー!」

なお「けいた、ご飯抜きね」

けいた「あんまりだ!!!」

ゆうた「!ウサダだ!」

こうた「うさだ~!うさだ~!」

やよい「ラビ!」

あかね「語彙ないな」

れいか「みなさん、清き一票をお願いします」

ふつくしい……
 可憐だ……

「ゾクゾクとボールが投げられていきます!これは優勝は決まったでしょうか!なんとも大人げがありません!」


47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 18:19:55.78 ID:86CofHSX0

「5プリキュアのみなさんでしたー!素晴らしい仮装をありがとうございましたー!」

ワーーーワーーー!
 パチパチパチパチ!!

博司「みゆきぃー!みゆきぃ綺麗だよーーーー!でもお嫁に行っちゃやだよぉー!お父さん鳴いちゃうよーうわぁああああみゆきぃいいいい!」

アハハハハハハハハ!

育代「……博司さんっ!もう!」///

みゆき「も、もうお父さんったらぁ。でも、よかった!大成功だったね!」

あかね「せやな!お客さんどっかんどっかんやったわ!」

やよい「グスッ、ゴーバスが認知されてなかったらどうしようかと、グスッ、思ったよぉ」

なお「あはは、やよいちゃん緊張しちゃった?あたしは家族が一番前にいてくれたからあんまりだったなー」

れいか「楽しかったわ。キャンディ、あなたは?」

キャンディ「クールぅ!みんな笑顔だったクルー!」

みゆき「うんうん!えっへへ、みんな笑顔で、ウルトラ……」


「さて!最後はハロウィーンにふさわしい本格的なこわーい仮装の!『バッドエンドボンバートリオ』です!」

みゆき「……へ?」


48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 18:26:05.02 ID:86CofHSX0

狼「おう人間ども!!俺様たちを誰だと思ってやがる!?!?」

鬼「オニー!ぶっとばされたくなければお菓子よこせオニー!」

魔女「いーーっひひっひぃ!!!さもなきゃこの大発明で子供にしてやるだわさぁーーー!!」

キャーーーキャーーー!
 ウォー!スゲー!

みゆき「あ、あれ、狼さんたち?」

あかね「な、なんやあいつら普通のかっこのままで!?何で誰も……ってあぁ!仮装やー思われとんのか!?」

やよい「そ、そうだよね、今の状況じゃそう誤解されても仕方ないかも。凄い出来の仮装だー、って」

なお「こ、このままじゃ!」

れいか「道が、途絶えてしまいます!」

みゆき「狼さんたち、遊びにきたのかなぁ?」

キャンディ「クルー?」


51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 18:33:02.33 ID:86CofHSX0

狼「おらクソガキぃ!!菓子よこしやがれぇ!!」

キャー!

狼「おぉ!?んだこりゃ、カボチャかぁ?喰い甲斐が無さそうだがしっかたねーな、いっただっきまーす!……ブヘッ、ペーッペッペッペッペ!おいテメェクソガキぃいいい!何の真似だこらぁぁぁぁ!!!」

鬼「お、オニー!?ぺっぺ、これ、カボチャじゃないオニ!食べられないオニー!?」

魔女「このあたしを騙すなんてふてぇやつらだわさ!お前たち、暴れちまいな!」

狼「あったりめぇだ!オラァ!滅茶苦茶にされたくなきゃ、菓子をよこせぇーーー!」

ガシャーーーン!
キャーー!キャーーー!

「ちょ、ちょっと!何をしてるんですか!?熱演がすぎますよ、照明を壊すなんて!」

狼「うるっせぇ!テメェも喰ってやんぞ糞人間がよぉおおお!」

「ちょ、やめてくださいよ!というか、あなたたち良く考えたら本当に中学二年生ですか!?」

狼「あぁ!?心はいつでも反抗期だがそれがどうしたってんだ、文句あんのかこらぁああ!」

魔女「いっひっひ、そんな歳に見えるなんて褒めても何もだしてやらんだわさ!」

鬼「そうオニ!そうオニ!お菓子寄越すオニ!」

「な、なんなんですかあんたたちは!壊すは、そもそも資格がないなんて!失格!!失格です!!!」

狼「はぁああああああああああ!?!?!?!?」


53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 18:36:47.89 ID:86CofHSX0

みゆき「な、なんだか大変なことに……」

あかね「アカン、あいつらアホや、アホやった知っとったけど」

やよい「で、でも、失格だって」

なお「うん、一発退場だね。普通の奴ならここで帰るけど……」

れいか「そうは、ならなさそうね」

キャンディ「く、クルぅ……!」

狼「あー!あったまきた!!こんなもん、この会場ごとめっちゃくちゃにしてやらぁああ!」

鬼「そうオニ!そうオニ!」

魔女「やってやるだわさぁーーー!」

鬼「世界よ!最悪の結末!!!」

魔女「バッドエンドに染まるだわさ!!!!」

狼「白紙の未来を、黒く塗りつぶすのだ!!!!」


54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 18:42:08.52 ID:86CofHSX0

みゆき「あぁ!会場の人たちが!!」

 「お菓子なんてもういい」
「カボチャ嫌い」「みゆきがお嫁さんなんてそんなの認めないみゆきはお父さんのおよめさんになるって子供のときから言ってくれてたのにそれなのにみゆきみゆきみゆきぃ……」

狼「人間どもの発したバッドエナジーが、悪の皇帝ピエーロ様を!よみがえらせていくのだ!」

あかね「……今それを悩むとこか!?余計に発するなやバッドエナジー!」

みゆき「まちなさいっ!ウルフルン、アカオーニ、マジョリーナ!」

鬼「オニ?……ピースたnゲフンプリキュアぁ!?」

やよい「ラビ!」

魔女「あんたたち、なんでこんなバッドな催しにいやがるんだわさぁー!?」

なお「何を勘違いしてるのかしらないけど、こっちの台詞だよ!!」

れいか「あなたたちの狼藉、見過ごすわけにはいきません!」

みゆき「うん!いくよ、みんな!」

プリキュア!スマイルチャージ!


55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 18:44:16.54 ID:86CofHSX0

ハッピー「キラキラ輝く、未来の光!キュアハップィー!」

サニー「太陽サンサン、熱血パワゥァ!キュアサニェー!」

ピース「ぴかぴかぴかりん☆じゃん、けん、ぽん!キュアピース!」

マーチ「勇気凛々、直球勝負!キュアマーチッッ!」

ビューティ「深々と降り積もる、清き心。キュアビューティ!」

五つの光が導く未来!

輝け!スマイルプリキュア!


56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 18:50:44.39 ID:86CofHSX0

狼「ケッ、おいアカオーニ、マジョリーナ。こっちもいくぞ!いでよ!ハイパーアカンベェ!」

カボチャ「」ギュワンッ

蝙蝠の飾り×2「」ギュワンッ

ハイパーアカンベェ「「「ハイパァー!!!アカーン……ベェ!」」」バクッ!

サニー「まーたその黒いのか、ワンパターンにしょーもない!」

ハッピー「あれを使うと疲れちゃう、っていうのどこいったんだろうね」

ピース「は、ハッピー、それ言っちゃうと私たちの必殺技とかほら、ね」

マーチ「わ、私はあれから鍛えたから、うん。ほんとだよ」

ビューティ「みんな、気を抜いてはいけ……きゃぁっ!!」

ハイパーアカン狼「そのとーりだ!!今日の俺様たちは一味違うぜ!」

ハイバーアカン鬼「おなかすいててイライラするオニー!」

ハイパーアカン魔女「お前たちを料理してやるだわさー!」


57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 18:58:35.45 ID:86CofHSX0

キュワァァァァァァン!

ハッピー「はぷっ!?な、なに、この、音!耳、耳が!」

ビューティ「!アカオーニとマジョリーナがアカンベェにした、のは!コウモリです!コウモリは、超音波を……!」

サニー「っぐ、前にやられた手ぇで、やと!くっそ、うるっさ……うっさいわぁぼけぇーーー!」

ピース「う、動けない、よぉ……!」

ハイパーアカン狼「ウルーーッフフフ!そしてこのバッドエンドの斬り込み隊長こと俺様ウルフルンが!カボチャプレスしてやるって寸法よぉーーーー!」

キャンディ「みんなー!……あ、キャンディはお耳巻けば平気だったクル」クルクルッ


58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 19:01:59.53 ID:86CofHSX0

ハッピー「っ!わっ、きゃぁ!」

サニー「っぐ、こんの、ウルフルン!」

ピース「反撃したく、ても!動けない、よぉ!」

マーチ「っく、こんな奴らに、こんな悪い、やつらに!」

ビューティ「負ける、なんて……!」

キャンディ「ハッピー!サニー!ピース、マーチビューティ!みんなぁクルぅ!」

ハイパーアカン狼「ウルーーーッフフハハァ!俺様たちが束になりゃこーんなもんよ!それによぉ!」

ハイパーアカン狼「俺様たちが悪だぁ?褒め言葉だが、テメェら人間こそ……こーんな、悪戯をしようなんていうイベントを、楽しんでんじゃねぇか!」

ハッピー「……え?」


60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 19:07:25.02 ID:86CofHSX0

ハイパーアカン鬼「そうオニ!そうオニ!」

サニー「あ、あんた、そればっかかいなにが、なにがや!!うちらは、真っ当に生きとる!」

ハイパーアカン魔女「どうだかねぇ!あたしらも聞いたよ!あんたたちはこのかっこで、菓子をよこすか悪戯されるか脅しをかけるらしいじゃないかい!」

マーチ「あ、あぁ、それであんたたち……違う!これは……」

ハイパーアカン狼「違わねぇだろうがぁ!テメェらのやってることはよぉ、イベントごとにかこつけた立派な脅し!立派な悪ぃことだろ!あぁ!?」

ピース「そ、そんな!そんな、こと……そう、なの、かな」

ハッピー「ぴ、ピース!聞いちゃダメ!ウルフルンたちは……」

ハイパーアカン狼「そんだけ慌てるってこたぁよぉ!プリキュアぁ、テメェもちょーっと図星だと思っちまったんだろ、あぁ?」

ハッピー「っ、そんなこと、そんなこと、ないもん!」

ハイパーアカン狼「ウルーーーーッフフフフ!!!こいつぁ傑作だぜ!!!みんなのヒーロー、正義の味方のプリキュアがよぉ!!俺様たちとおーんなじ!悪いこと大好きな糞ったれだったなんざ……」




ビューティ「お黙りなさいっ!!!!!」

ハイパーアカン狼「!?」ビクッ

ビューティ「あなたたちに、ハロウィーンの何が分かるというのです!!!知った口をきかないで!!!」


61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 19:18:42.02 ID:86CofHSX0

ビューティ「ハロウィーンの起源は、西ヨーロッパ古代のペイガニズムにもとづく死者の祭りおよび収穫祭、とりわけケルト人の行うサウィン祭にあります!」

ハイパーアカン鬼「お、オニ?よーろっぱ?うまいオニ?」

ビューティ「ケルトの方々の1年の終りは10月31日で、この夜は死者の霊が家族を訪ねたり、精霊や魔女が出てくると信じられていました。これらから身を守るために仮面を被り、魔除けの焚き火を焚いていたんです!」

ハイパーアカン魔女「人間風情が魔よけたぁ何様だい!どうせあたしら魔女に頼ったくせに!」

ビューティ「それはまは別の問題です!そして!トリック・オア・トリートの文化は!起源であるケルト文化ではなく!後に暦の近かったキリスト教の死者の日(万霊祭)にあるといいます!」

ハイパーアカン狼「えぇいこ難しい言葉ばっかりで意味がわからねぇ!結論を言いやがれ小娘!!」

ビューティ「その日は、キリスト教徒の方々は「魂のケーキ (soul cake)」 を乞いながら、村から村へと歩きます!お願いするときには、亡くなった親類の霊魂の天国への『道』を助けるためのお祈りをすると約束したんです!」

ビューティ「あなたがたのような、ただの物乞い根性などではありません!れっきとした、心と心の通い合い!物だけで測れないもちつもたれつの関係があったんです!」

ハイパーアカンベェ「「「!?!?!?」」」

マーチ「……」

サニー「……反省せなな」

マーチ「うん」


63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 19:25:31.60 ID:86CofHSX0

ハイパーアカン狼「ちっ、わ、わけのわからねぇことばっかいいやがって!そ、そんじゃななんで悪戯なんてもんをする必要があんだよ!それこそ、強要する手段じゃねぇか!」

ビューティ「……確かに、昨今のこの祝い事では悪戯が度を越してる、といわれているようですが!」

ビューティ「それは一つに!霊魂・自然の妖精の類を蔑ろにすることはいけないと教えるため!そして!」

ビューティ「『物乞いする』という気持ちを、する方にも!される方にも恥ずかしさを薄れさせるファクターなんです!」

ハイパーアカンベェ「「「!?」」」

ハッピー「あ、そっか。ただおやつくださーい!っていうのは、ちょっと恥ずかしいけど……」

ピース「冗談みたいに、悪戯しちゃうぞー!っていうなら、言いやすいかも!」

サニー「個人差あるかもやけど、せやな。それに、あげよる方も……」

マーチ「上に立ってるようでなんだか申し訳ない気持ちを、『悪戯されたくないからしかたないかー』って逃がせるもんね」

ビューティ「理解が早くて助かります!まだあなたがたは、分からないようですが!」

ハイパーアカン狼「あったりめぇだ!そんなの屁理屈だ!じゃあ、じゃあ悪戯!悪戯自体はどうなんだよ!これこそ悪だろうが!」

ビューティ「そ、それは……」

ハッピー「……悪戯だって、意味があることがあるよ!」

ビューティ「!ハッピー……!」


65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 19:31:23.60 ID:86CofHSX0

ハッピー「傷つけちゃう悪戯、人を馬鹿にするような悪戯!」

ハッピー「狼さんたちが大好きなそういう悪戯は!確かに悪いことかもしれない!」

ハッピー「でも、でも!人は、そういう悪戯だけをするんじゃないの!」

ハッピー「少しの冗談、少しのドッキリすること!それで、励まされる人もいる!」

ハッピー「それだけで、それがきっかけで仲良くなれる人だっている!」

ハッピー「それで、笑顔になれるなら!悪戯するほうも、されるほうもスマイルになれるような、いたずらなら!」

ハッピー「みんながウルトラハッピーになれる!そんな悪戯なら、誰も不幸にならないもん!」

ハッピー「だから、私たちはあなたたちと一緒なんかじゃ、ない!」

ハッピー「人を傷つけてばかりのあなたたちと同じなんかじゃ、絶対、絶対に!!」


66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 19:37:11.54 ID:86CofHSX0

ハイパーアカン狼「は、はんっ!屁理屈もここまでいけばたいしたもんだぜ小娘がよぉ!」

マーチ「ビューティ、よくあんなに解説できたね」

ビューティ「えぇ、今朝読んだ本のおかげよ」

ピース「あの時読んだだけで覚えたの!?ビューティすごーい」

ハイパーアカン魔女「気ぃぬいてんじゃないだわさーー!」

ハイパーアカン鬼「そ、そうオニ!もういっかい、超音波でお前さんたちを……お、オニー!?」

ハイパーアカン狼「!?な、なんだ!?アカオーニの顔面にあのカボチャボールがめりこんで、ど、どっから!?」

キャンディ「ラケットデコルで、出した、ラケット、クーーーーーッルぁ!」スパーーンッ!

ハイパーアカン魔女「だわさっ!?」

ハイパーアカン狼「なにぃい!?うおっ、ば、ババァ落ちてくんじゃねぇぐっへーぇ!」

ハッピー「ナイッサー!キャンディ!これでみんな動けるね!いくよっ!」

ペガサスよ!私たちに力を!」


68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 19:39:10.80 ID:86CofHSX0

プリンセスハッピー「プリンセスハップィ!」シャキーン

プリンセスサニー「プリンセスサニィー!」バーン

プリンセスピース「プリンセスピース!」キリッ

プリンセスマーチ「プリンセス」ヒュルヒュルジャキッ「マーチッッ!」

プリンセスビューティ「プリンセスビューティ!」バシィーン

プリキュア!プリンセスフォーム!!

プリンセスハッピー「開け、ロイヤルクロック!」

キャンディ「ふぁあ!みんなの力をひとつにするクルぅ!ティン!」

プリンセスハッピー「とどけ!希望の光!」

はばたけ!光り輝く未来へ!!

プリキュア!ロイヤルレインボーバーストォオオオオオオオオ!!!


ハイパーアカンベェ「「「お菓子がほしかっただけなのによぉーーー!」オニー!」だわさーぁあああ!!」


プリンセスハッピー「フッ……輝け!」

ハッピースマイル!!!


69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 19:43:13.21 ID:86CofHSX0



「優勝は……『5プリキュア』です!!」

ワーーーワーーー!

みゆき「!やった、やったぁー!ウルトラハッピー!」

あかね「よっしゃぁああああ!!」

やよい「やったラビ!ラビ!」

なお「おかぁちゃあああん!やったよぉおお!!」

れいか「ふぅ。おじい様に無理を言って出させてもらっただけありました」

「見事な仮装とパフォーマンスでした!それでは、優勝商品の……」

みゆき「絵本!」
あかね「シード権!」
やよい「てつを!」
なお「お米ぇ!」
れいか「道、道を極められるのですね!」

「お菓子詰め合わせでーーす!!」

みゆき「……………へ?」

キャンディ「クルぅ!お菓子クルー!」


71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 19:47:51.63 ID:86CofHSX0

あかね「……」

やよい「……」

なお「……おいしそう、だけど、さ」

れいか「…………」

みゆき「あ、あっはは。あ、あれ?えーっと、うん?し、司会のお兄さん?えっと……絵本とか、色々、えっと、副賞は?」

「うん?商品はこのお菓子詰め合わせだけだよ?」

みゆき「……え?あ、え、えぇ!?ちょ、っとあの、わ、私、えっと!?」

「? 受付で団体の責任者に名前書いてもらった君には、概要も渡してあると思うけど……」

みゆき「あ……わ、ほんとだ。優勝は、七色ヶ丘産お菓子詰め合わせハロウィーン仕様……あ……」

あかやよなおれい ジトーーーッ

みゆき「あ、あっはは、あはははははっ!み、みんな、その……えっと……わ、私からの、あはは!す、スマイルになれる悪戯、なーんて!」

キャンディ「美味しいクルー♪」


72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 19:52:35.03 ID:86CofHSX0

あかね「キャンディだけやし!」

みゆき「ご、ごめんなさい!あの、これ何かの間違いで、その」

やよい「みゆきちゃん!」

みゆき「ひぃ!ご、ごめんなさい!えっと」

なお「これは、筋を通してもらわないと、ね!お菓子はもちろん貰うけども!!」

みゆき「ど、どうぞどうぞ!あの、みんな!私……」

れいか「みゆきさん?」


れいか「トリック・オア・トリック?お菓子をいただいても、悪戯させていただきますよ♪」ニコッ

みゆき「わ、わぁああああん!ウルトラハロウィンはっぷっぷーーーーー!!!」



ジョーカー「んっふふぅん、みなっすわぁん首尾どうでしたかぁ?」

狼「散々だ畜生!テメェのせいだぞ糞ジョーカー!」

ジョーカー「それは申し訳ありまっせぇーん、っふふふふぅ~ん!……い、た、ず、ら!しまっすかぁ~ん!?」

狼「キメェんだよ死ねぇええええ!ハロウィーンなんざ懲り懲りだああああああ!!」

今度こそ、完


73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 19:54:38.79 ID:86CofHSX0

悪戯の件はちょっと一杯一杯やったな!堪忍な!
とりあえずみんなちゃんなおにお菓子やらんと脳天マーチシュートされてまうで!
じゃあの!

 ABC朝日放送 日曜朝八時半

 スマイルプリキュア!

 大好評放送中!

 劇場版『スマイルプリキュア!絵本の中身はみんなチグハグ!』

 大ヒット上映中!!


74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 19:55:57.65 ID:BEQqJE/NO

おつ


77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 20:08:05.86 ID:DOe6oLDM0

おつでござる


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