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ドラッグ オン ドラグーン3 討鬼伝

エイラ「喫茶エイラーニャ!」サーニャ「開店です!」

  
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 12:30:00.79 ID:/M4IJxZs0

やあ、ワタシはエイラ・イルマタル・ユーティライネン
元ウィッチでこれでもスオムスのトップエースだったんダゾ!

ネウロイがいなくなって戦争が終わり、平和になった世界
当然501も解散になって、ワタシとサーニャはサーニャの両親を探す旅に出たんだ

なにしろオラーシャはとんでもなく広いからね、こりゃ長旅になると思うだろ?



3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 12:31:55.41 ID:/M4IJxZs0

違うんダナこれが
サーニャの両親はあっさり見つかったさ

流石のワタシもビックリしたよ
映画や小説のこの手の話は何年何十年とかかるのが相場だろ?
だけどワタシ達の旅は半年ばかりで終わってしまったわけさ


7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 12:34:14.69 ID:/M4IJxZs0

ん?じゃあ今は何をしているかって?

フフン!よくぞ聞いてくれたな!
ワタシは軍を辞めて小さな喫茶店を開いたんだ
元ウィッチが切り盛りする喫茶店なんて、なかなかシャレてるダロ?

もちろん隣には…ワタシの一番大切な…

おっと、もうこんな時間か…
それじゃあ、

エイラ「喫茶エイラーニャ、開店です!」


8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 12:38:52.16 ID:/M4IJxZs0

カランコロン
宮藤「こんにちはー!」
リーネ「こんにちは」

エイラ「いらっしゃいませ~って、おおっ!ミヤフジにリーネじゃないか~」

宮藤「えへへ、また来ちゃいました!サーニャちゃんも久しぶりだね!」
リーネ「…エイラさん、私はいつものをお願いします」

エイラ「ほいよ!ミヤフジもいつものでいいよな?」

…って、熱心にサーニャに話しかけてら
くそう、アイツのコーヒーはちょっぴり苦くしてやるぞ


9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 12:41:46.26 ID:/M4IJxZs0

ミヤフジはいつもコーヒー、リーネは紅茶を頼むんだ

エイラ「…よし!二人共お待ちどう様!このお菓子はサービスだよ」

宮藤「あ~あったまる~!でもなんか、いつもより苦くないですか?」

エイラ「き、気のせいじゃないか!?」

ちょっと濃い目にしただけなのにアイツ、実はいつもしっかり味わって飲んでくれてたんダナ…ありがたい

リーネ「うふふ、外は寒かったもんね」
宮藤「もうすっかり冬みたいだもん、ここまで来るのに冷えちゃったよ」

リーネの顔を見る限り紅茶の方は大丈夫みたいダナ


11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 12:45:10.68 ID:/M4IJxZs0

ん?二人のお菓子をつまむ指…左手の薬指にお揃いの指輪…?

エイラ「おい…二人共、その指輪ってもしかして…?」

宮藤「ああこれですか?婚約指輪ですよ!私たち結婚するんだ!ね、リーネちゃん?」
リーネ「う、うん。そうなの…もう芳佳ちゃん恥ずかしいよぉ」

エイラ「エーーーーー!!!!!」

マジで!!!!!
マジで?????

エイラ「お前らが仲良かったのは知ってたけど結婚!?うわっ!リーネ顔真っ赤ダゾ!」


14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 12:49:14.31 ID:/M4IJxZs0

宮藤「もーそんなに驚かなくてもいいじゃないですかー」
リーネ「この前結婚の報告を郵送したんですけど、届いてなかったですか?」

えっ、そういえばここ一ヶ月ほどポストの中見てないな
反省、反省…

エイラ「で、お前らどっちがプロポーズしたんだよ?」

まあこういうのは宮藤がするっぽいケド

リーネ「…私からです」

ウェッ!?リーネから!?
なんというーか、意外ダナ

…まあ、昔から芳佳ちゃん大好き!オーラがすごかったからな、ウン


18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 12:52:35.38 ID:/M4IJxZs0

エイラ「ニシシ、ちなみにプロポーズのお言葉は?」

リーネ「もう!恥ずかしいから言いません!」
宮藤「え~とっても素敵だったよ?私また聞きたいなあ」
リーネ「もう芳佳ちゃん!…また後でね」ボソッ

おいおい、聞こえてるって…
リーネなんかさっきに増して顔が赤くなってるゾ
まあなんにせよ、二人共オメデトな!

は~それにしても結婚かあ…
ワタシもいつかサーニャと…って、ワタシにプロポーズなんてムリダナ…
サーニャの事考えるだけで胸が張り裂けそうダゾ


20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 12:57:37.79 ID:/M4IJxZs0

リーネ「…あの、エイラさん」

なんだ?内緒話?

リーネ「私、芳佳ちゃんと結婚できて幸せです。最初は女同士だし、国籍も違うから…両親になんて言えばいいのか分からないし。何度も諦めようとしてました」

…。

リーネ「でも、やっぱり私にとっての一番の幸せは芳佳ちゃんと一緒にいることなんです。もし諦めてたら一生後悔していたと思います」

リーネ「私、エイラさんが本当に良かったと思っているのか心配で…」

リーネは一体なんの事を…?
ワタシの隣にはサーニャがいるじゃないか

リーネ「エイラさんも、今からでも後悔しないように…頑張ってください」


23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 13:01:45.30 ID:/M4IJxZs0

…。後悔しないように、か
ワタシにとっての一番の幸せってなんなんだろうな…
なあ…サーニャ?

フフ、サーニャはどうやら眠たいみたいダナ
大きなあくびをしてウトウトしてるよ

宮藤「二人で何話してたの?」
リーネ「ふふふ、芳佳ちゃんにも内緒だよ」
宮藤「え~そんなあ」

エイラ「スマンな宮藤、けど決してやましい内緒話じゃないぞ!」


25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 13:05:15.14 ID:/M4IJxZs0

リーネ「じゃあ芳佳ちゃん、そろそろ行こっか」
宮藤「うん、そうだね。じゃあエイラさんごちそうさま!」

エイラ「おっと、お代はいらないよ。二人の結婚祝いだ」
エイラ「うん、もちろん今度ちゃんとしたのを渡すって!」

宮藤「ありがとう!じゃあエイラさんまたね!サーニャちゃんも!」
リーネ「エイラさん、ごちそうさまでした。また来ますね」

エイラ「おう、じゃあな二人共!」

エイラ「あーっと、リーネ!えーっと、その…アリガトな!」

リーネ「ふふ、これからはちゃんと郵便受け確認してくださいね!」
カランコロン

ハイハイ、これからはちゃんとするよ

二人が出てった店内は途端に静かになったな
こりゃ今日も暇そうダナー


28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 13:09:23.89 ID:/M4IJxZs0

まあ未来予知というか予感は当たって今日の客入りはさっぱりだった

リーネに言われたこと…
「後悔しないように…頑張ってください」

なんだか胸の奥でモヤモヤして、ボーっとしちゃったりして…
数少ない常連さんにも、
「なんかいつもと味が違うねえ」
なんて言われちゃって…

あーもう!ワタシらしくないぞ!

サーニャは…もう寝てるな
…今日はもう寝よう
おやすみ、サーニャ


29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 13:12:48.18 ID:/M4IJxZs0

翌日
さて、今日も1日頑張るぞ!

カランコロン
おっ早速お客さんみたいダナ

エイラ「いらっしゃいませ~」

エーリカ「やっほーエイラ」
バルクホルン「久しぶりだなエイラ」

エイラ「あぁ~ハルトマンにバルクホルンじゃないか!随分と久しぶりダナ!」

おいおい昨日に続きまた元501の面子が来てくれたよ
まあ久しぶりの再開でワタシも素直にうれしいぞ


31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 13:16:38.15 ID:/M4IJxZs0

エイラ「で、二人共ご注文は?」

バルクホルン「私はコーヒーを頼む」
エーリカ「えっとねー、ココアとー、チーズケーキとークッキーとーチョコパルフェと…」
バルクホルン「おいハルトマン頼みすぎだ!移動中もチョコレートだの飴だの食べ散らかしてたではないか!」
エーリカ「もーケチだなあ…じゃあココアとチーズケーキをお願い」


エイラ「ほい、おまたせしました!」

エーリカ「おぉおいしそー!」
バルクホルン「ふむ、良い香りだ」

フフン、二人共喜んでくれてるみたいダナ


32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 13:20:19.67 ID:/M4IJxZs0

エイラ「で、二人共ご注文は?」

バルクホルン「私はコーヒーを頼む」
エーリカ「えっとねー、ココアとー、チーズケーキとークッキーとーチョコパルフェと…」
バルクホルン「おいハルトマン頼みすぎだ!移動中もチョコレートだの飴だの食べ散らかしてたではないか!」
エーリカ「もーケチだなあ…じゃあココアとチーズケーキをお願い」


エイラ「ほい、おまたせしました!」

エーリカ「おぉおいしそー!」
バルクホルン「ふむ、良い香りだ」

フフン、二人共喜んでくれてるみたいダナ


34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 13:22:57.58 ID:/M4IJxZs0

エイラ「そういえば、二人は今何をしているんだ?」

バルクホルン「私たちは二人共まだ軍にいるよ。またネウロイが現れる可能性も無いとはいえないからな」
エーリカ「またそんな事言って…カタブツなんだから」
バルクホルン「カタブツとはなんだ!だいたいお前はカールスラント軍人としての

エイラ「あーハイハイハイ、もうヤメヤメ!ワタシの店でお説教は辞めてくれよ」

しかしこの二人は相変わらずみたいダナ


36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 13:25:46.11 ID:/M4IJxZs0

バルクホルン「ところでエイラ、宮藤とリーネの件についてどう思う?」

結婚についてか?
なんなんだいきなり…

エイラ「結婚の事ダロ?驚いたけどまあ、良いんじゃないかな」

二人共本当に幸せそうだったしな
ワタシもいつかサーニャと…

エーリカ「実は私たちもさー結婚しようかなーって思っててさ」
バルクホルン「おいエーリカ!それはまだ内緒で…」
エーリカ「いーじゃんどうせバレるんだし」
バルクホルン「まあそうだが…」


38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 13:29:27.73 ID:/M4IJxZs0

おいおいおいマジかよ!
ミヤフジリーネに続いてこの二人もかよ!
501結婚ラッシュダナ!

エーリカ「祝福してくれる?」

エイラ「あぁ、驚いたけどもちろん祝福するよ。おめでとう」

エーリカ「良かったー!やっぱさー、同性婚っていうと世間の風当たりが強くてさ、偏見持ってる人も多いんだよねー」
エーリカ「まあエイラに限ってそんな事ないと思ってたけどね」ニシシ

おいおいどういう意味だ~?
まるでワタシが同性…サーニャが好きって知ってるみたいじゃないか


40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 13:33:04.50 ID:/M4IJxZs0

バルクホルン「それは仕方がないことだ。だが世間を気にして好きな人と別れ離れになるのはどうにも気が済まん」

…。

バルクホルン「だから私はエーリカに告白した。エーリカに振られたらどうしよう、女同士なんておかしい、諦めよう…そう考えた時もあったが…」

バルクホルン「結局、自分自身には嘘を付けなかった。私はエーリカとずっと一緒にいたいと思ったから告白したんだ。まずは相手がどう思うかは気にしないで、自分の為に告げてみたらどうだ?」

…。自分の為に、か
ワタシは…誰と?
一生一緒にいたい人…

サーニャ…


42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 13:36:41.55 ID:/M4IJxZs0

バルクホルン「もうこんな時間か、そろそろ行こうかエーリカ」
エーリカ「そうだね、エイラごちそうさま!」

ありがとうございました、ダナ

バルクホルン「お代はここに置いておくぞ。また休暇になったら訪ねるよ」
エーリカ「まったねー!さーにゃんにもよろしくね!」

エイラ「おう、またな!」

カランコロン

今日も暇そうダナ…


…もう今日はいいや、臨時休業ダナ


43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 13:40:09.84 ID:/M4IJxZs0

まさか身近な所で二組も結婚するなんてな
流石のワタシもビックリダゾ

それにしても、昨日に続き今日まで意味深なこと言われちゃってさー
なんなんだよもう
ワタシだって今のままで良いなんて思ってないさ…

こうなると嫌でも自分の事を考えちゃうよ
一生この茶店でコーヒーを注ぐか?
誰と…?一人で…?

「後悔しないように…頑張ってください」

いいや違う、一人でなんてそんなの勘弁だ
そんなのはワタシのやりたかった事じゃない
ワタシは隣にサーニャがいてくれないと嫌だ!


45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 13:46:17.43 ID:/M4IJxZs0

でもサーニャは…こんなワタシに付いてきてくれるのかな?
サーニャにはもっと別の夢があって、違う道の方を進んだ方が幸せなのかも…

  「まずは相手がどう思うかは気にしないで、自分の為に告げてみたらどうだ?」

いいや違う、まずは伝えてみなくちゃ分からないじゃないか!
あのリーネにだって伝えられたんだぞ!
ワタシにも出来るよ!

振られたら振られたで、それからまた考えればいい。
ワタシがサーニャと一緒にいたいから…自分の為に伝えてみるんだ!


よし、そうと決まれば…


47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 13:50:05.62 ID:/M4IJxZs0

隣のオバチャンはいるな?
おーいオバチャン!

オバチャン「なんだいエイラちゃん」

実は、一週間ほどでいいからうちの猫を預かって欲しいんだ。
少し出かけないといけなくて。

オバチャン「猫って…あの黒猫かい?」

うん、トイレはちゃんとできるしエサもちゃんと用意しとくからさ。

オバチャン「分かったよ。猫は預かるから安心して出かけておいで」

アリガトオバチャン!
ほら、少しの間だけどお世話になるんダゾ!

サーニャ「ニャー」ゴロゴロ

オバチャン「サーニャちゃんはいつもかわいいねえ」


49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 13:53:57.57 ID:/M4IJxZs0

二日後・オラーシャ

オラーシャに着いてからサーニャ宛に電報を打って待ち合わせ場所を伝えたんだ…
そろそろ待ち合わせ時刻だけど…

サーニャ「エイラ…?」

エイラ「サーニャ!?良かった、来てくれたんだ…」

サーニャ「エイラの頼みだもの。だけど突然だから驚いたわ」

エイラ「うう、面目ない…そんなことより、話があるんだ!どこか座れる所に行こう!」


50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 13:57:24.74 ID:/M4IJxZs0

洒落た店ダナ
ワタシの店とは大違いだよ…

サーニャ「ここはこの辺りで人気の喫茶店なの。それでエイラ、話って?」

エイラ「実はその…今日はサーニャに伝えたいことがあって…えーっと、その…言うよ、うん…」

エイラ「わっワタシと結婚してくれないか!!!!!」

…。

サーニャ「…」

あっあれ?ワタシ間違ったか?
そりゃいきなり結婚はないよな…ワタシ達まだ付き合ってすらないのに。
くそっ、引いちゃダメだ!ちゃんとワタシの思いを伝えないと!


52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 14:01:18.48 ID:/M4IJxZs0

エイラ「ワタシ、実はずっとサーニャの事が好きだったんだ。501で出会った頃からずっと…」

エイラ「何度も告白しようとしたけど勇気が出なくて、女同士だから引かれたらどうしようとか、もし振られたらなんて考えて臆病になってた」

エイラ「501の解散の後、サーニャの両親を探す旅に出た時も、まだサーニャと一緒にいられるって安心してた。ずっとサーニャと一緒にいられると思ってたんだ」

エイラ「でも予想に反してその旅はさっさと終わってしまって…、その時もサーニャは両親と暮らしたほうが幸せなんじゃないかとか、拒絶されたらって考えてしまって…」

ぐすっ…
くそっ、涙が…

サーニャ「エイラ、これ使って?」

これ、昔ワタシがサーニャにあげたハンカチ…
まだ持っててくれたんだ

サーニャ「エイラの事を拒絶したりなんかしないわ。だから、ちゃんと話してみて?」


53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 14:06:51.87 ID:/M4IJxZs0

エイラ「う、うん!…ワタシ、ずっと自分に嘘をついてた。飼い猫にサーニャって名前まで付けて、現実から逃げて、見えないふりをして、サーニャはここにいるって思い込ませて…」

エイラ「でも!もう自分には嘘をつかない!ワタシが後悔しないように!ワタシの為に言いうよ!」

エイラ「ワタシと一緒にいてください!ワタシと一緒に来て、喫茶店をやっていこう!」

だから…

エイラ「だからワタシと結婚してください!」


54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 14:10:20.45 ID:/M4IJxZs0

言った…
遂に言ったぞ!

サーニャ「…」

サーニャをチラッと見ると目にいっぱい涙を貯めて…
そ、そんなに嫌だったか…!?

サーニャ「うれしい…」

え?今なんて…

サーニャ「私もエイラと同じ気持よ。私もエイラと一緒に過ごしたい、一生一緒にいたいわ」

サーニャ「だから私からも言うね」

サーニャ「結婚してください。これからもよろしくお願いします」ニコッ


56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 14:14:05.43 ID:/M4IJxZs0

や、やったあああああ
夢じゃないよな?
聞き間違いじゃないよな?

頬をつねってみる…痛い
どうやら夢じゃないらしい

ぐす…ひっく…
おかしいな、うれしいはずなのに涙が…

エイラ「わた、ワタシ…絶対幸せにするから…!後悔なんてさせないから!」ダキッ

サーニャ「後悔なんてしないわ。エイラと一緒なら、どこへだって行けるもの」


59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 14:16:40.27 ID:/M4IJxZs0

その後、ワタシ達は日が暮れるまでプロポーズ会場となったカフェで抱きながら泣いていたらしい
正直泣きすぎてあんまり覚えていないけど、その場にいてワタシのプロポーズを聞いた人たちが大いに祝福してくれて、さながらパーティーみたいになったんだ
ワタシもカフェだって事すっかり忘れて大声で言っちゃったからな…

その後、サーニャの両親に挨拶に行って、これがまた緊張したんだ
でもワタシも真剣に話せたし、サーニャも一緒に説得してくれて最終的には
「娘をよろしく頼む」
って言ってくれた


62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 14:18:49.82 ID:/M4IJxZs0

そうそう、サーニャから聞いたんだけど、
サーニャもあのネコペンギンのぬいぐるみに「エイラ」って名前を付けてくれてたらしい
サーニャもワタシと同じで勇気が出せなかったって…
なんだかワタシ達似たもの同士ダナ

どうやら話をしてみると501で出会った当初から両想いだったみたいじゃないか!
くそ~ワタシがもっと早くに勇気を出しておけば!
ま、まあ結果オーライなんダナ!


63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 14:22:19.88 ID:/M4IJxZs0

一週間後

やあ、ワタシはエイラ・イルマタル・ユーティライネン
これでもダイヤのエースと呼ばれた凄腕の元ウィッチダゾ!

今は小さな街で喫茶店をやっているんだ

ワタシの店の元看板娘、黒猫のサーニャは「さーにゃん」に改名してもらった
これでもうあの「黒い悪魔」にサーニャのことをさーにゃんなんて呼ばせないぞって少し思ったのは内緒ダゾ


64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 14:26:18.93 ID:/M4IJxZs0

そうそう、宮藤とリーネ、ハルトマンとバルクホルンがワタシの店に来たのはミーナ隊長の計らいだったらしい
どうも黒猫をサーニャと名付けてるって事をどこかで聞きつけて心配してくれたみたいだ
もう、あの人には頭が上がらないよ

501のみんなに結婚報告の電話をした時は流石のワタシもビックリしたよ
みんな開口一番に、
「やっと結婚したか!」
だぜ?

それじゃあまるで、みんなワタシたちが両想いなのを知ってたみたいじゃないか!
ワタシたちそんなに分かりやすかったのかなあ?


68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 14:30:54.77 ID:/M4IJxZs0

まあなんにせよ、サーニャが弾くピアノの音色をバックにワタシがコーヒーを出す事は未来永劫変わらないってコトさ
元ウィッチが切り盛りする音楽喫茶なんて、なかなかシャレてるダロ?

もちろん隣にはワタシの一番大切な人…サーニャも一緒さ

サーニャ「エイラ、そろそろ時間よ」

おっと、もうこんな時間か
それじゃあ、

エイラ「喫茶エイラーニャ!」サーニャ「開店です!」


おわり


72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 14:34:06.90 ID:G2X3m1QiO

寒くなってきた時期にあたたかいお話をとんくす


75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 14:44:03.71 ID:Gf+rtkjxO

エイラとサーニャはなぜこんなにも喫茶店が似合うのか


77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 14:51:00.39 ID:cXVeX8tT0

店内を駆け回るルッキーニとエーリカ
それを怒るバルクホルンと宥めるシャーリー
笑って見てる隊長ともっさん
ちょうど入ってきたところ、ルッキーニとぶつかる宮藤を胸で受け止めるリーネちゃん
カウンターで紅茶飲んでるペリーヌと仕事しないで駄弁ってるエイラ
何だかんだで切り盛りしてるサーニャ



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