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ドラッグ オン ドラグーン3 討鬼伝

カーン「神裂…火織ちゃん…?」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/27(火) 19:38:33.46 ID:/u2aROa10

カーン「少し休暇を取るのに向いているな、この学園都市は」

カーン「私の生まれた時代のように平和すぎるが…活気はある。さすがに技術では大きく劣るがそれでもワカンダと同程度に進んでいる」

カーン「前にこの時代をマーカスと攻めた時の残骸などをここの研究者に回収されていると厄介だったが、ハッキングして確かめた範囲では何も掴んでおらん。気にする必要はないな」

男A「おいオッサン」

カーン「それよりウォーロックとメイガス…この私が奴らの脅威から宇宙を救う役割の一端を担うとは。しかし征服だけでなく王は統治や秩序の維持もできなければ王ではないからな」





3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/27(火) 19:41:14.23 ID:/u2aROa10


カーン「メイガスも、いいやユニバーサル・チャーチ・オブ・トゥルース自体しばらくは目立った活動を控えるはずだ。つまり」



カーン「私が休暇を取る暇は充分にあるという事だな」



男A「聞いてんのかよ外人のオッサン」



カーン「ん?」



男A「さっきから人が呼んでも無視しやがってよぉ…いい度胸じゃねぇか」



カーン「それは悪かったな。少し考え事をしていたのだ」



男B「それよりオッサン、裕福そうだよな。金持ってるだろ?」



カーン「(ゴミが湧いたか)これでジュースでも買うといい」ピーン



男C「100円!?オッサン舐めてんのかぁ?んだこれはよ!」



カーン「何か不満か?」






5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/27(火) 19:43:32.97 ID:/u2aROa10


神裂「おや…あれは」



男D「財布ごと置いてくのが礼儀だろうがコラァ!」



男E「痛い目に合わすぞ?」



カーン「時間の無駄だな」クルッ カツッカツッカツッ…



男A「この野郎、やっちまえ!」



男B「オラァ!」ブンッ



カーン「素人が」スカッ ボキッ



男B「ぎゃああああああ!腕がぁ!」ジタバタ



男D「こんの中年が!」スッ



カーン「(銃かナイフ…だが使われる前に無力化すればよかろう)」スッ ドゴッ



男D「ごっ…」バタッ






6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/27(火) 19:49:31.35 ID:/u2aROa10


男C「お、おいやべぇぞ!」



男E「しゃあねぇ、あれやるぞ!」バチバチッ



男C「この野郎覚悟しやがれ!」ゴォォォォォォ



男A「食らいやがれぇ!」バシューン



カーン「下らんな」



ドゴーン モクモク



男A「お、おい。やったよな?」



男E「ハ、ハハ!調子乗るからこうなんだよ!」



男C「おい見ろ!」



カーン「驕ったな」






7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/27(火) 19:57:38.06 ID:/u2aROa10


男A「なんで効かねぇ!こ、こいつまさかレベル5の1位!」



男C「それかこいつが噂のイマジンブレイカーなんじゃ…」ガクガク



男E「そ、そんなの勝ち目ねぇ…こ、殺される…」ジョボボボボ…



カーン「私はレベル0だが。それより口を閉じろ」バチバチバチ



ぎゃああああああああ! バタッ



カーン「不遜な連中だな。しかし少し騒ぎすぎたか?この都市の自警機構…ジャッジメントに通報されたかも知れん」カツッカツッカツッ…



黒子「そこのあなた、お待ち下さい」



カーン「(早速か)」






16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/27(火) 20:08:12.56 ID:/u2aROa10


普通思いつくのはシルバーゴーレムかハマーンだよな



黒子「わたくし、ジャッジメントの白井黒子と申しますの。この辺りで乱闘が起きているとの通報を受けましたが、何かご存じありませんの?」



カーン「そこの男達を恐ろしく強力な能力者がなぎ倒してから向こうに行ったのを見た。あれはレベル5かも知れん。私は仕事で急いでるのでもう行ってもいいか?」ソワソワ



黒子「レベル5…えーと急いでるのでしたらもう構いませんの。お気をつけて」



カーン「ああ」



神裂「(助けようと思いましたが…これは予想外ですね)」






19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/27(火) 20:15:28.57 ID:/u2aROa10


カーン「(私がまだ子供だった頃もああしてガラの悪い連中に絡まれた。そして喉を切りつけられて長い入院生活を送る事に。あの歴史を変えた事で、よもや私が私に背くとは)」



カーン「(少し気分転換にそこの公園で休むか。ベンチぐらいはあるだろう)」



神裂「(ここのベンチで休みましょうか)」ポスッ



神裂「(インデックスは最近元気にやっているのでしょうか…また訪ねる必要がありそうです)」



カーン「どこかにベンチは…」



カーン「」






20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/27(火) 20:21:53.55 ID:/u2aROa10


カーン「(ベンチに座っている少女…これは)」



神裂「(今日はよく晴れてますね)」



カーン「(長く美しい髪、日本人女性にしては高い身長、豊満だがスリムな体、少し変わったファッションのおかげで見える美脚、不釣り合いに大きな刀…)」



カーン「(そして可愛らしく整った顔…)」



神裂「(誰かに見られているのでしょうか?)」



カーン「(可愛すぎる…)」



神裂「(あれは…さっきの男!?まさか私が見ていた事に気づいて…?ですが100m以上離れていたのに…)」



カーン「(久しく忘れていた…恋か?)」






21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/27(火) 20:26:52.59 ID:/u2aROa10


神裂「(声をかけてみましょうか)」



神裂「あの…」



カーン「!」



神裂「私に何か用ですか?」



カーン「…いや、知り合いに似ていたが人違いだったようだ。失礼した」クルッ



神裂「(行ってしまいましたか。何か引っかかりますが、敵意や悪意の類は感じられませんでしたし…)」






23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/27(火) 20:35:04.85 ID:/u2aROa10


カーン「抜かった…名前を効いておくべきだったな」



カーン「まさかこの時代にあれほど可愛い少女が存在したとは。シーアーの女にも彼女に匹敵する者は1人としていなかっただろう」



カーン「評議会のメンバーやクロスタイムのメンバーにもあんな可愛い子はいなかった…無論ガーディアンズにもな」



カーン「なおさら名前すら聞かなかった事が悔やまれる。リードの娘よりも可愛く見えたのだぞ。なぜ私は何も聞かなかったのだ」



カーン「…」



カーン「ホテルを探すか…」






27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/27(火) 20:47:26.01 ID:/u2aROa10


美琴「アンタ!無視しないでよ!」



上条「またお前かよ…」



美琴「いいじゃないのよ!ちょ、ちょっと…買い物にでも」



上条「え?まあ別にいいけど。でも珍しいなぁ、ビリビリが誘ってくるなんて」



美琴「(や、やった!って)ビリビリって言うな!」バリバリバリ



上条「ちょ、こんな街中でやめろって!周りに無差別に電撃飛ばすんじゃねぇ!」



カーン「不幸だな…む?いかん、展開しろ!」バリバリバリ ドーン



上条「ったく!」サッ



美琴「(電撃が止まった?そっか、こいつの手で)あ、えとその、ごめん…なさい」






30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/27(火) 20:55:09.28 ID:/u2aROa10


カーン「あの女…私が嘆いてるところへ追い打ちするとは」



カーン「少し痛い目を見てもらう必要があるな。情けとして出力は下げてやる」シュン ジャキッ バシュン



上条「お前のその癖直さないと不味いぞ?」



美琴「う、うん…(こいつに頭撫でられて…幸せかも)」



美琴「(…あれ?周囲に反応が)」



バシュン



美琴「きゃあ!」ドサッ



上条「え?俺にもたれかかって…っておい!しっかりしろ!」



カーン「おい貴様」



上条「!」






32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/27(火) 21:03:54.16 ID:/u2aROa10


カーン「その女が目を覚ましたらよく説教しておけよ。恐らく私の方にも電撃が飛んでくるだろうと身構えていたが、案の上だ」



上条「てめぇ…」



カーン「いい加減にしてもらいたいものだな。殺されなかった事に感謝しろ」



上条「てめぇ…何しやがった?」



カーン「む?銃で撃っただけだが?しばらく目を覚まさない程度に手加減はし」



上条「てんめぇ!」タッタッタッ



カーン「落ち着け。聞いてないか」



上条「いいぜ能力者、てめぇが女の子を傷つけてもいいと思ってるなら、まずはそのふざけた幻想をぶち殺す!」ブンッ






34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/27(火) 21:16:03.08 ID:/u2aROa10


カーン「(素人の動きだな。最近はあのスタークも指導を受けて相当な武術の腕を持つようになったと聞き及ぶ。何度も私の邪魔をしてきたあの星条旗の番人は私よりもテクニックが上だった)」スカッ



上条「ちっ!この!」ブン



カーン「(こいつはさっきの不良よりはマシな動きだが…所詮は素人だな。恐らくあの背の高くて可愛い子は相当できるだろうが、こいつはただの学生か)」スカッ



カーン「落ち着け」バチバチバチッ



上条「くっ!だがこの右手で!」



バチバチバチッ






35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/27(火) 21:23:50.18 ID:/u2aROa10


上条「ぐっは…!」



上条「(バカな?俺の右手で打ち消せない能力なんて…)クソッ!」



カーン「近づかないでもらえるか?展開しろ」ブーン



上条「(バリアか?こいつ何の能力なんだ!?だが右手で消せば!)」ジュッ バチッ



上条「つぅ!どうなってるんだ!?何で異能なのに打ち消せない!」



カーン「ああ、なるほど。お前はそういう能力なのか」






36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/27(火) 21:30:17.33 ID:/u2aROa10


カーン「そしてお前はなぜか私の能力を打ち消せずに戸惑ってる…違うか?」



上条「こいつ…!」



カーン「サービスにフィールドを停止してやる。これで接近できるぞ」シュウン



上条「…!散々バカにしやがって!」タッタッタッ



カーン「だが」スゥ バキッ



上条「ごほっ!」






38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/27(火) 21:35:11.37 ID:/u2aROa10


カーン「…」ドゴッ ベキッ



上条「がふっ!」バタッ



カーン「もう立てないだろう。最後に教えておいてやるが」



カーン「私は無能力者だ」



上条「!」



カーン「ではこれで失礼する」カツッカツッカツッ…



上条「ち…くしょ…う…!」






39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/27(火) 21:43:56.95 ID:/u2aROa10


カーン「(不幸だ)」



カーン「(変な学生に絡まれた。最悪な気分だな)」



カーン「さて、このホテルに泊まるか。ビジネスホテルは安くて都合がいい(モーテルが無いのは不便だがこれがその代わりか)」



カーン「チェックインしたらレストランでも探そう」



神裂「お待ち下さい」






40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/27(火) 21:50:13.57 ID:/u2aROa10


カーン「!」



神裂「さきほどの上条当麻…学生との戦いも、その前の不良との戦いも見させて頂きましたが」



神裂「あなたは普通の人ではありませんね?」



カーン「(なんという幸運だ。まさかこの子から話しかけてきてくれるとは思ってもみなかった)」



神裂「それで1つお聞きします」



カーン「(この都市に来た甲斐があったな)」



神裂(カーン)「「あなたは何者ですか?(君の名前を教えてもらえるか?)」」



神裂「…」



神裂「…え?」






42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/27(火) 21:59:41.42 ID:/u2aROa10


カーン「失礼した、まずは私から名乗るべきだったな。私は」



カーン「(そういえば何をやっている子だろうな。刀を提げているところからして普通の仕事ではないな。ならばカーンという名を知っている可能性もある)」



カーン「(だが別人と思うのが普通だ。名乗っても問題はなかろう。だがこの子には私の本名を知って欲しいな)」



神裂「(予想外ですね…)」



カーン「カーンと名乗っているが、本名は」



カーン「ナサニエル・リチャーズという」






43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/27(火) 22:06:45.60 ID:/u2aROa10


神裂「(ナサニエル・リチャーズ…どこかで聞いたような)」



カーン「それでだ」



神裂「は、はい!」



カーン「もしよければ君の名前も聞きたいのだが。構わないか?」



神裂「(ですが結局ただの一般人で絡まれていただけ…でしょうか)」



神裂「私は…神裂火織、教会で働いております」



カーン「神裂…火織ちゃん…?」






44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/27(火) 22:19:25.37 ID:/u2aROa10


神裂「ちゃ、ちゃん!?///」



カーン「そうか。いい名だ」



カーン「(火織ちゃんというのか。なんと可愛い名前だ。彼女はまさに天使と言っても構わんだろう)」



カーン「(よく見れば少し恥じらっているようだな。素晴らしい)」



神裂「(ちゃちゃちゃちゃちゃん付け…何を考えているのですかこの男は!?///)」



カーン「それで火織ちゃん」



神裂「(よく見たら歳は私よりかなり上のようですが…まるで中年層の映画俳優のように整った顔と紳士っぽさが…って私は何を考えているのですか!///)」



カーン「火織ちゃん?」






45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/27(火) 22:29:50.93 ID:/u2aROa10


神裂「(ビクッ)」



カーン「どうかしたかね?」



神裂「い、いえ!別に何もありません///」



カーン「そうか。君は今時間があるか?」



神裂「時間ですか?特に用事はありませんが…」



カーン「それはいい。近くにレストランがある。そこで少し君と話してみたいのだが。無理に、とは言わんよ」



神裂「(さ、誘われた!?ですがこれはこの男から事情を聞くチャンスです!ええそうです!)」



神裂「わかりました。では行きましょう」



カーン「(上々だな)」






46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/27(火) 22:43:35.32 ID:/u2aROa10


美琴「うぅ…あれ?なんでベンチの上に?」



上条「御坂!大丈夫か!?」



美琴「ふぇ!?///」



美琴「(なんでこいつがいるのよ///)」



上条「お前…ずっと気を失ってたから心配だったんだ。でもよかった…」



美琴「そ、そうだわ!そういえばどうして私が気絶したの!」



上条「すまん…中年の男がお前を変な銃で撃って…カッとなったからそいつに殴りかかったけど、俺ボコボコにされたよ」



上条「情けねぇよな。しかもそいつは無能力者だって自分で言ってたし」






48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/27(火) 22:48:29.50 ID:/u2aROa10


上条「そいつの攻撃に俺の右手が全然通用しないし…情けないぜ」



美琴「そんな事ないわ!ア、アンタ私のために戦ってくれたみたいだし!」



美琴「(ここでまた買い物に誘わないと!)」



美琴「それで改めて買い物に付き合ってもらえる?」



上条「中学生とショッピング、か…いいぜ、行こう」



美琴「(よしっ!)」






49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/27(火) 22:58:09.84 ID:/u2aROa10


神裂「昼食ですか?まだですが」



カーン「ではせっかく来たついでにここで食べていこう。失礼、注文をしたい」



ウエイター「はい、何にいたしましょう?」



カーン「焼き肉定食を1つ。君は?」



神裂「ではそばを。熱い方で」



ウエイター「かしこまりました。ご時間少々かかりますのでごゆっくりお待ち下さい」






50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/27(火) 23:05:37.69 ID:/u2aROa10


神裂「…」



神裂「そういえばあなたは何のお仕事を?」



カーン「仕事か(何と答えるべきだ?)」



カーン「(この時代の定義では犯罪者か?征服活動が仕事とは言えんしな。未来の帝国の支配者、これは論外だ…では)」



カーン「研究員をしている(これは嘘ではないしな)」



神裂「そ、そうですか」



神裂「(私の専門外ですね…正直携帯の使い方もままなりませんし…)」




51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/27(火) 23:06:53.72 ID:5o5oUJXx0

カンチ・・・とある世界で何やってんだ・・・






52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/27(火) 23:12:34.39 ID:/u2aROa10


>>51

ん?もしかして誰かわかった?



神裂「では…不良をあしらったのはいいとしましょう。ですがあの学生と戦ったのは何故ですか?」



カーン「(そういえば火織ちゃんは奴を知っているそぶりだったな)」



カーン「あの学生の連れが能力で周囲に被害を出していたので気絶させたら、今度は学生が殴りかかってきてな」



カーン「この時代風に言えば逆ギレだ。なので少し反撃させてもらった」



神裂「そうだったのですか。この時代、とは?」



カーン「私流のジョークだが、つまらなければ謝ろう」



神裂「いえ…」






53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/27(火) 23:18:10.29 ID:/u2aROa10


カーン「そうそう」



神裂「何でしょうか?」



カーン「連絡先を聞きたいのだが、いいか?私としては君ともっと話をしてみたい」



神裂「れ、連絡先ですか?それなら…」スッ



カーン「」



カーン「(なんだこのローテク端末は)」






55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/27(火) 23:29:02.87 ID:/u2aROa10


カーン「少し貸してもらえるかな?」



神裂「はい、どうぞ」



カーン「プライバシーに関わる情報は閲覧しない。ただ、少し機能を確かめてみたい」カパッ ピッピッ



神裂「は、はぁ(私より詳しいのでしょうか。当たり前ですね)」



カーン「(この時代の人間はこんなものを使っているのか…仕方がない)」



カーン「もう結構だ、ありがとう。それと」スッ



カーン「これを君に」






57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/27(火) 23:40:57.63 ID:/u2aROa10


神裂「」



神裂「えーと、これは何の機械でしょう?」



カーン「私の奴と」スッ



カーン「セットになっている。私の作った多機能の端末でな。通信、天候や宇宙風に関する情報や地殻の活動情報、インターネットにテレビにラジオ、健康診断にレーダー…それから生体センサーに」



神裂「え?え?」



カーン「何かわからない事でも?」



神裂「え?その…(お揃い///)」



ブゥン



神裂「きゃっ!」シャキン ズバッ



神裂「ハァ…ハァ…」



神裂「あ…」



カーン「ほう、素晴らしい技だ。誰も気づいていない」






59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/27(火) 23:49:39.78 ID:/u2aROa10


カーン「失礼した。遠隔操作で起動してあげたのだが、お気に召さなかったようだな」



神裂「す、すみません!こんな高そうな物を!必ず弁償しますから!」



カーン「いや、結構だとも。こんなゴミなどいくらでも作れる」



カーン「(凄いな…ここまで可愛い反応が見れるとは)」



カーン「だが君はもしかして…あまり機械の扱いが得意ではないのかな?」



神裂「(どうしましょう…引かれてしまったかも知れません)」シュン…






61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/27(火) 23:56:31.66 ID:/u2aROa10


カーン「(これは可愛い)」



カーン「火織ちゃん?」



神裂「は、はい!すみませんでした!」



カーン「むしろ驚かせたこちらが謝らねばならん。もう1度聞こう、火織ちゃんはあまり機械の扱いが得意ではない、かね?」



神裂「…はい。お恥ずかしながら」






63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 00:08:58.32 ID:NUCAQ4nu0


神裂「携帯だって満足に使えませんし…通話以外の機能がさっぱりで」



神裂「メールは辛うじて使えますが、他の事は何が何やら…///」モジモジ



カーン「(恥ずかしそうに自分の短所を告白する火織ちゃん…素晴らしいものだな)」



カーン「気にする事はない。私はただ学生の頃からそういう方面を勉強していただけだ。詳しいのは当然と言える」



カーン「ガリ勉だったおかげでモーガンといういじめっ子に当時作っていたプロトタイプのロボットを取り上げられてな」



カーン「そして足用の反重力パッドで蹴られて喉を切り裂かれたりもした(既にこの歴史は変えたがな)」



神裂「…!」






66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 00:18:08.90 ID:NUCAQ4nu0


神裂「何と酷い…!」



カーン「よくある話だ。だから私は色々な事を学び力をつけたのだ。そして先祖の遺産の解析に成功しかなりの利益を得た」



神裂「(周りに不幸を押し付ける幸運な自分が憎いと思っていましたが)」



神裂「(この人はなんと不幸な目に…)」



ウエイター「お待たせしました、焼き肉定食とおそばのお客様~どうぞ」



カーン「ありがとう」



神裂「どうも」



カーン「私のつまらん昔話はやめて、冷めない内に食べよう」



神裂「(強い人ですね)」



神裂「はい!」






67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 00:24:20.16 ID:NUCAQ4nu0


カーン「…」モグモグ



神裂「…」モグモグ



カーン「(食べる姿も実に可愛い。録画したいほどだな)」



カーン「(あとで付き合ってる者がいるか聞かねば)」



神裂「(さっきから視線を感じる…)」



神裂「(どういうつもりなのですか…そんなに見ないで下さい)」



神裂「あの、何か?」



カーン「ああ、あまりにも君が可愛らしく食べるので見とれていたのだ」



神裂「なっ!///」




68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 00:27:17.70 ID:79MC2ntu0

勝手にねーちんを変なおっさんとくっつけんなよ






69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 00:30:29.16 ID:NUCAQ4nu0


神裂「バカな事を言わないで下さい!///」



カーン「失礼したな、どうにも君を見ていたくなったのだ。例えばそうやって恥ずかしそうにする姿が実に愛くるしい」



神裂「も、もう!///」アタフタ



神裂「冗談はやめて下さい///」



カーン「冗談ならよかったがこれは冗談ではない」



神裂「(からかわないで下さい!///)」






71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 00:38:28.50 ID:NUCAQ4nu0


>>68

>変なおっさん

屋上



美琴「(これって…デートよね)」



美琴「(こいつと私が…デート///)」



上条「御坂?何買うんだ?」



美琴「そ、そうね。まだ決まってないわ」



上条「はぁ…じゃあゆっくりと楽しみますか」



美琴「(こいつって私の事、どう思ってるのかな?)」



美琴「(ただの鬱陶しい後輩、としか思われてないのかな…)」






72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 00:45:18.28 ID:NUCAQ4nu0


上条「(これって…デートだよな)」



上条「(性格に難あるけど、やっぱ可愛いし)」



上条「(それに本当はいい子だしな)」



上条「俺の事、どう思ってるんだろう…」



美琴「え?///」



上条「あー何でもないです!」



上条「(危ねぇ///)」



上条「(ん?)」






73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 00:51:42.64 ID:NUCAQ4nu0


上条「(今レストランから出てきたのは…)」



上条「(神裂と…もう1人は)」



上条「!」



上条「あの野郎…!」



美琴「どうしたの?」



上条「あの男…お前を撃って俺を叩きのめした奴だ!」



美琴「あれが!?」



美琴「(なんか隣に綺麗な女の人いるけど…)」



上条「見てられねぇ!」ダッ



美琴「あ!ちょっと!」






75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 01:03:51.93 ID:NUCAQ4nu0


上条「おい、てめぇ!」



神裂「(この声は)」



カーン「(この声はさっきの)」



上条「やっぱりな…神裂、そいつに何かされてないか!?」



美琴「(ちょっと!なんで知り合いなのよ!)」



神裂「いきなりどうしたのですか?」



カーン「またお前か。私の言う通りにしたか?」






76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 01:11:51.40 ID:NUCAQ4nu0


上条「ああ?」



カーン「その女に無闇に電撃を撒き散らすなと注意したのかと聞いている」



上条「てめぇに言われる事じゃねぇよ…!」



カーン「(空気を読んで退散してくれる事を祈る)」



神裂「上条当麻…あなたは彼について誤解していませんか?」






78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 01:24:48.90 ID:NUCAQ4nu0


上条「すみません、何か俺が早とちりしてたみたいで…」



カーン「若い時はよく過ちを犯すものだ。仕方のない事と言えばそれまで」



神裂「あなたは少し自制心を持つべきですね。私と始めて会った時もロクに話を聞いてくれませんでしたし」



上条「言い返せません…」






79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 01:31:41.99 ID:NUCAQ4nu0


カーン「(正義感…どれだけ私の邪魔をしてきたのだ。いいや、あれは正当防衛の面もあったか。侵略に対してのな)」



カーン「(どの道いずれはこの私を脅かす脅威となるかも知れん。復讐者達のように。ならば今芽を摘み取るべきか?)」



カーン「(力だけが脅威ではない。見返りのない正義感がどれほど厄介か。何度この時代の征服を邪魔され撤退を余儀なくされてきたのだ?即刻に排除しなければ)」



カーン「(ふん…下らん。火織ちゃんの前でそんな無粋な真似ができるものか)」



神裂「では我々はこれで…」



上条「ああ、邪魔して悪かった」



カーン「少年よ」



上条「はい、何ですか?」



カーン「名前は上条当麻でよかったかな?」



上条「ええ」



カーン「私はナサニエル・リチャーズ、覚えておくといい。また会う事になるかも知れん」



上条「…はい」



美琴「(ナサニエル・リチャーズですって!?)」






82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 01:46:09.89 ID:NUCAQ4nu0


カーン「まだ何か?名前は」



美琴「御坂美琴です!それであなたって…あのナサニエル・リチャーズさんなんですか!?」



カーン「うん?(これはつまり…そっちのナサニエル・リチャーズの事か)」



カーン「ナサニエル・リチャーズ博士の事かね?残念だが人違いだ、すまない」



神裂「(どこかで聞いたと思えばこういう事でしたか)」



美琴「い、いえ!いいんです」



カーン「ではまた会う日まで、レベル5の御坂美琴君。背中から撃った事についてはすまない」



美琴「お気になさらず!さ、さようなら!」






83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 01:52:22.97 ID:NUCAQ4nu0


上条「えーと、そのナサニエル・リチャーズ博士ってのは誰なんだ?」



美琴「アンタニュースすら見てないの?あの有名なリード・リチャーズ博士のお父さんよバカ!」



上条「リード・リチャーズって…って超有名人じゃねぇか!」



美琴「そしてそのお父さんも優秀な科学者だったって事よ!全く…」



上条「やべぇ、最近の世相に疎いんだ俺って…でも人違いだったんだろ?」



美琴「うん…よく見たら顔も違うし」



美琴「(でも何か引っかかるわね…)」






85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 02:01:52.89 ID:NUCAQ4nu0


カーン「今日は楽しかった。また会えればよいが」



神裂「では携帯の番号やアドレスをお教えしましょうか?」スッ



カーン「では」スッ ピッ



カーン「これで完了だ」



神裂「ス、スムーズですね…(何をしてるのか全然わかりません…)」



カーン「私はさっきのホテルに泊まる。またあとで連絡するかも知れないが、もしよければ応答してくれ」



神裂「はい。それでは」



カーン「ああ」



カーン「…」



カーン「(この時代を征服をするのはやめてしまおうか?段々どうでもよくなってきたな)」






88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 02:12:55.56 ID:NUCAQ4nu0


土御門「ようねーちん」



神裂「土御門ですか。何か?」



土御門「昨日はダンディな外人と2人で楽しそうだったにゃー?上やんとの二股かにゃー?」



神裂「み、見ていたのですか!?でも大体上条当麻とはそういう関係ではないのですが!」



土御門「ところであのおじ様は何をやってる人かにゃー?」



神裂「研究者だそうです。何やら私にはよくわからないような代物を作っているみたいで」



土御門「そのよくわからない代物をぶった斬ってしまうとは恐ろしいにゃー」



神裂「あ、あれはいきなり変な音がしたので驚いて…そもそも何でそんな事まあで知ってるんですか全く!」



土御門「まあまあ、それで名前は何て言うのかにゃー?」



神裂「ナサニエル・リチャーズだそうです。有名人と同じ名前ですね」



土御門「そりゃ凄い偶然だにゃー」






91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 02:25:25.46 ID:NUCAQ4nu0


どんどん新しいコピペが増えてるなー



土御門「ナサニエル・リチャーズ、公式記録では失踪した事になっているな…未来へと旅立った、か」



土御門「確かにあの男よりは老齢だったしさすがに別人か。ん?」



土御門「こっちにもナサニエル・リチャーズのデータが…何?最重要機密扱い?」



土御門「どうなってる…」






95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 02:38:04.87 ID:NUCAQ4nu0


土御門「くそっ、これ以上は見れないのか」



土御門「ん?まだ何かあるな」



土御門「「災厄の遺産」?こんな話は聞いた事がないぞ」



一方通行「ンだてめェ暇そうだな」



土御門「ちょっと気になる事があってな…」



一方通行「なになに?「災厄の遺産」だァ?ちょっと聞いた事もねェわ」



一方通行「ナサニエル・リチャーズ…未来世界へと旅立ちその後の消息は不明、か。知らなかったぜェ」



土御門「「災厄の遺産」…概要は…度々来る「旅人」の征服活動中に残される残骸を解析する計画である、か」



一方通行「異星人の技術の事じゃねェか?」



土御門「わからん…これ以上の閲覧にはパスワードとIDが必要です、か」






97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 02:53:45.88 ID:NUCAQ4nu0


>>89先生の次回作にご期待下さい!



アレイスター「呼んだ覚えはないがね」



土御門「ナサニエル・リチャーズについて教えろ」



アレイスター「彼は別の時代に行ったそうじゃないか。面識もないし何も教える事はない」



土御門「そっちはいい。俺が知りたいのは最重要機密の方のナサニエル・リチャーズの事だ」



アレイスター「ふむ、随分規則に違反したようだな。アクセス制限されたデータだが」



土御門「そのナサニエル・リチャーズと思わしき奴が学園都市に滞在しているぞ。どういう事だ」






99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 03:07:38.82 ID:NUCAQ4nu0


アレイスター「どういう事と言われても困るのだがね。その人物も観光ぐらいはする、という事ではないかな?」



土御門「「災厄の遺産」…旅人の征服活動…なんだこれは?」



アレイスター「残念ながらどれも学園都市最大級のタブーだ。教える事はできないな」



土御門「チッ…!」タッタッタッ



アレイスター「…」



アレイスター「学園都市の繁栄には理由があるのだよ。機嫌を損ねてしまっては不味い。ましてや技術を解析している事がバレると面倒な事になるのは明白だ」






100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 03:19:28.19 ID:NUCAQ4nu0


カーン「情勢が結構複雑化しているようだな。壊滅に改変、侵略になり替わり。この体制の恐ろしさに大衆は気づいてない」



カーン「ヨーロッパでも色々と小競り合いが起きているな。宇宙の情勢ばかり気にしていたが地球はこんな事になっていたか」



カーン「多元宇宙規模で見ても「フォルト」を無視するべきではないのは確かだが、もう少し地球についても調査しておかねばならん。全くブラックボルトとヴァルカンめ、面倒な物を押しつけてくれたわ」



カーン「メイガスもしばらくは鳴りを潜めるだろうが、また確実に活動を再開するだろうからな…問題が山積みだ」



ブゥン



カーン「ん?火織ちゃんか?」






102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 03:28:03.80 ID:NUCAQ4nu0


カーン「誤字が多い…頑張ってなれない操作で文字を入力したのだろう…」



カーン「想像するだけで萌えた」



カーン「パソコンの使い方を教えて欲しいのか」



カーン「断る理由はないな。さ、コンビニで食事を買ってくるか」






104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 03:41:22.86 ID:NUCAQ4nu0


カーン「最寄りのコンビニはこっちか」



土御門「おい」



カーン「何だ?私に用か?」



土御門「ナサニエル・リチャーズだな?」



カーン「そうだが、私はあれか?有名なのか?」



土御門「お前に聞きたい事がある」






105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 03:47:26.12 ID:NUCAQ4nu0


カーン「言ってみろ」



土御門「学園都市に何をしに来た?」



カーン「お前はここの要職か何かか?まあよかろう、教えてやる。私はここに休暇に来ただけだ。問題はあるか?」



カーン「(早くホテルに帰りたい。それに今日は火織ちゃんにパソコンを教える日だぞ)」



土御門「質問を変えるぞ。お前は何者だ?」



カーン「ただの研究者、ここで言うところのレベル0だな。さして生活の役に立つ能力ではない」



土御門「そうか。手間をかけたな」



カーン「気にするな。では失礼するぞ」






106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 03:55:24.24 ID:NUCAQ4nu0


土御門「ああ(結局何もわからず仕舞いか…だが正体も強さもわからない相手を尋問しようとするのも危険だ)」



カーン「(やっと解放された)」



店員「いらっしゃいませー」



カーン「(食品を買ってさっさと戻るか。ん?)」



カーン「(ブラックアダムの新シリーズとブラッケスト・ナイトの単行本か。マーシャン・マンハンターの1/8完成品フィギュア(オレオとミルク付属の限定仕様)もある)」



カーン「買おう」






107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 04:07:12.60 ID:NUCAQ4nu0


カーン「食べ終わったな…漫画を読もう」



カーン「…なんでじょんじょん殺されてしまったのかと」



カーン「かわいそうなじょんじょん…ゾンビになって。追悼記念にオレオを一枚」



カーン「…ブラックアダムを読むか」



カーン「ブラックアダム容赦ないな。グロテスクで残虐な描写が多い」



カーン「なるほど…」



カーン「そろそろじょんじょんのフィギュアを眺める作業に入るとするか」






108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 04:32:15.24 ID:NUCAQ4nu0


カーン「ブルースがじょんじょんの棺にオレオを置くシーンがなんとも悲愴だったな。戦友の追悼、か」



カーン「じょんじょん…火星にある故郷を失って以来酷い人生だったな」



カーン「生き残りの同族が政府から酷い仕打ちを受けていたり」



カーン「再生力があるとはいえ、特に必然性もなく首チョンパされて慌てふためいたり…」



カーン「アニメでは能力が万能すぎて下手したらスーパーマンより便利なので活躍させてもらえなかったり…」



カーン「そして最後は乳首から火を出すだけの敵、しかも今まで一回ぐらいしか対決してない非ライバルなキャラに雇われた連中に殺害される…」



カーン「涙なしに読めようか」



カーン「復活したら編集部にオレオ送ろう…」






109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 04:42:04.56 ID:NUCAQ4nu0


カーン「じょんじょん…安らかに」



ブゥン



カーン「火織ちゃんからのメールか…」



カーン「今からそちらに行きます、か。気持ちを切り替えなければ」



カーン「どうせならもっと広い部屋にしておけばよかったな…人2人が入るにはこの部屋は少し狭い」



カーン「見栄を張った方が得をする時もあるという事か」






113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 05:13:07.92 ID:NUCAQ4nu0


コンッコンッ



カーン「今開けよう」ガチャッ



神裂「押しかけてすみません」



カーン「いや、退屈な空間に華が添えられた事でむしろ喜んでいる」



神裂「またそんな事を///」



カーン「まあ入って話そう。狭い部屋だが」



神裂「ええ」






114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 05:23:22.24 ID:NUCAQ4nu0


カーン「ベッドに座ってくれ。私はこの安物の椅子で結構だ」



神裂「どうも。ところであなたの事を何とお呼びすれば…」



カーン「カーンでもナサニエルでもリチャーズでも構わんよ。ネイトでも構わん、いやむしろお近づきの印にネイトと呼んでもらいたいな」



神裂「(ナサニエルだからネイト…という事ですね)」



神裂「では、ネイト」



カーン「ありがとう」



カーン「(なんというご褒美か。あえて欠点をあげるならばネイトだとX-MANとかいう異世界生まれのミュータントと被る事だ)」






115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 05:32:12.83 ID:NUCAQ4nu0


カーン「それでここをクリックすれば詳細設定を行う事が可能だ」



神裂「こ、ここですね」カチッ



神裂「あら、何か画面が変な事になっていまいました…」アセアセ



カーン「どれ…これは」カタカタカタ



カーン「(頑張って操作したが失敗してしまう火織ちゃんがとても可愛い)」



神裂「」オロオロ



カーン「よし、これで大丈夫だな」



神裂「すみません…飲み込みが悪くて」



カーン「得手不得手があるだろう。仕方のない話だ」






116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 05:43:46.41 ID:NUCAQ4nu0


カーン「少し休憩しよう」



神裂「わかりました」



神裂「…」



神裂「1つお聞きしたいのですが」



カーン「できるだけの事は答える」



神裂「失礼ですが、ご年齢はおいくつでしょうか?」



カーン「(不味い事になった)」






117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 05:56:15.50 ID:NUCAQ4nu0


カーン「(何歳と答えるべきだ)」



カーン「(見た目は40代半ばだが…)」



カーン「(実年齢は70歳以上だ)」



神裂「(も、もしかしたら怒らせてしまったのでしょうか…)」オロオロ



カーン「(これは引かれるかも知れん。しかし既に色々彼女に黙っている事があるしな)」



カーン「(嘘を付きすぎるのも考え物だ。当たって砕けろ、か)」






118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 06:07:27.42 ID:NUCAQ4nu0


カーン「実は70を越えたところでな。肉体的には全く衰えを感じていない」



神裂「そ、そんな!40代にしか見えませんが!」



カーン「最近の科学は進んでいてね。特にこの学園都市の科学は他以上に進んでいる」



カーン「アンチエイジングという奴だよ。もしや、何かガッカリしたかな?」



神裂「そ、そんな事はありません!」



カーン「(今の可愛い)」



神裂「最近の科学は進んでいるものなのですね」



カーン「ああ(私の科学は1000年進んでいるがな)」






119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 06:15:41.32 ID:NUCAQ4nu0


神裂「そ、それと!」



カーン「何か?」



神裂「わ、私は!何歳に見えますか!?」



カーン「ふむ」



神裂「(上条当麻には適齢期を過ぎていると評されましたし…)」



神裂「(私は…やはり年齢より歳を食ってるように見えるのでしょうか…)」シュン…



神裂「(何が自称18歳ですか…私だって女の子なんです)」



神裂「(そんな事言われたくありません…!)」ウルウル



カーン「(さっきから何だこの可愛い生き物)」






120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 06:27:55.64 ID:NUCAQ4nu0


カーン「(16にしては大人びているな)」



カーン「(17か?)」



カーン「(…)」



カーン「(17だな)」



カーン「間違っていたら失礼する、もしや」



カーン「17歳か?」



神裂「(私だって…私だって…え?)今なんと?」ドキッ



カーン「17歳に見えたのだが、どうだろうか」



神裂「え!?いえ、じゅ、18です!」



カーン「そうか。17だと思ったが」



神裂「(じゅじゅじゅじゅじゅじゅじゅじゅじゅうななさいですか!?)」



神裂「(嘘を言ってる風ではありませんし…)」



神裂「よかった…ありがとうございます」ポロポロ



カーン「」






121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 06:36:11.85 ID:NUCAQ4nu0


カーン「(これは萌える)」



カーン「(いやだが事情を聞かねば)」



神裂「(ようやく若く見えると言ってくれる人が現われました…)」ポロポロ



カーン「どうして泣いているのかな?何かあれば相談に乗ろう」



神裂「いま゛ま゛でわだじばわ゛がぐみ゛ら゛れ゛だごどがな゛ぐで…!」グスッ



神裂「それで嬉しくて私…」グスッ



カーン「」



カーン「(現代人爆発しろ)」






122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 06:45:48.14 ID:NUCAQ4nu0


カーン「(どうやったら17歳に見えないのか三行で)」



カーン「(現代の日本人は頭がおかしい。あるいは知覚障害だな)」



カーン「(死ねばいいと思うぞ)」



神裂「あの上条当麻だって…私の事を適齢期を越えてると言いましたし…」ポロポロ



カーン「(やはり日本を征服して再教育した方が…何?)今何と?」



神裂「ですから、上条当麻が…私の事を適齢期越えだと…」ポロポロ



カーン「」



カーン「喉が渇いただろう?少しジュースを買って来よう。大きめのサイズの奴をな」



神裂「はい…」グスッ ヒック



ガチャッ バタン



カーン「(殺す)」






123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 07:06:37.39 ID:NUCAQ4nu0


カーン「このKang the conqerorが戦略性も無く計画に関係の無いところで対象を殺害するのはめったにある事ではない」



カーン「」パチン



カーン「(アーマー起動。脳波リンクは正常に行われている)」



カーン「(武装はレーザーライフルを選択)」



カーン「(センサー起動、上条当麻の捜索を開始)」



カーン「(発見。位置、第7学区の学生寮。部屋も特定完了。今日は授業が無いものと思われる)」



カーン「(転移開始)」




124: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 07:18:40.64 ID:8AsAKl51O

絶対に、負けなあぁぁぁい!






125: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 07:27:12.03 ID:NUCAQ4nu0


インデックス「とうまーお腹すいたんだよー」



上条「今作ってるから待ってなさい!」



インデックス「もー早くしてくれないと餓死しちゃうんだよー!」



上条「ったくスフィンクスと遊んでろ!」



インデックス「全くとうまったら気が利かないかも!スフィンクス?とうまはいじわるだよねー」



ミシッ 



インデックス「あれ?何かな?」



ミシッミシッ



インデックス「」






127: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 07:35:11.06 ID:NUCAQ4nu0


上条「インデックスの奴やっと静かになったか…世話が焼けるぜ」



インデックス「と、とうま!」



上条「なんだ?まだできないぞー?」



インデックス「うし、うし…」



上条「はぁ?」



インデックス「うし、うしろに…」



上条「んー?うしろに何かあるのか?」クルッ



カーン「…」ジャキッ



上条「」






128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 07:54:49.51 ID:NUCAQ4nu0


上条「え、えーと上条さんには仮面つけた奇抜なファッションのお友達はおりませんが…ど、どちら様でせうか?」



インデックス「」ガクガク



カーン「また会う事になるかも知れん、とは言ったがまさかここまで早く再会するとは予想していなかった」



上条「そ、その声はナサニエルさん…!」



カーン「君は神裂火織ちゃんにこう言ったそうじゃないか、結婚適齢期を過ぎている、と」



上条「(ちゃん付け…だと…?)」



上条「な、なんであいつがそれを!」



カーン「人づてに聞いたという事か。かわいそうに、彼女は泣いていたぞ」



上条「」






129: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 08:01:43.56 ID:NUCAQ4nu0


カーン「そもそも何故彼女が17歳に見えないのかが疑問でならないがな」



上条「(い、いやそれはないと思うけど言ったら殺されるな…)」



カーン「君の事はよく知っているぞ、上条当麻。いかなる幻想も打ち消すその右手の事もな」



カーン「そしてその右手が消せるのは幻想だけという事もな」



上条「」



カーン「初めに断っておくが私はレベル0であり、私の攻撃には一切の異能が含まれない」



カーン「君が打ち消せる物は何もない」






130: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 08:09:32.79 ID:NUCAQ4nu0


カーン「異能のように見える物もあるだろうが、それはただ異能に見えるほど高度なテクノロジーが使われているだけだ」



上条「」



カーン「高度な科学は魔法に見える、まさにその通りだな」



カーン「覚悟ができたなら、始めよう」



上条「だぁーもう!不幸だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」






132: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 08:26:35.43 ID:NUCAQ4nu0


インデックス「と、とうま!大丈夫とうま!しっかりして!」



上条「もうしばらく学校行きたくない…」



インデックス「とうまー!現実から逃げちゃだめなんだよ!」アタフタ



上条「不幸だ…」



上条「病院行きたいけど、体が痛くて動きたくない…」



上条「不幸だ…」






133: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 08:48:20.10 ID:NUCAQ4nu0


カーン「あれで懲りただろうな。ジュースも買ったし部屋に戻ろう」



カーン「私だ」コンッコンッ



神裂「はい」



ガチャッ



カーン「気分はよくなったかね?」



バタン



神裂「ええ、少しは…」



カーン「そうか」



カーン「(見よ、彼女の悲しき定めを。今までどれほど傷ついてきたのだ?)」



カーン「(愛した女に命を狙われ、未来の自分の支配へ抗うハメになり、敵に恋心を抱いていた息子を許せずに殺した…私の半生など年増扱いされる彼女の半生に比べればどうという事もないな)」




134: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 08:49:51.52 ID:Ib2pDvyb0

( ゚∀゚)






136: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 09:10:18.85 ID:NUCAQ4nu0


カーン「(時間をさかのぼり歴史を変えるべきか?)」



カーン「(だが歴史を変えるという事は新たな宇宙を作り出しているに過ぎん)」



カーン「(私の力では世界を増やさずに歴史だけ消去する事はできん)」



カーン「(下手に動いてもイモータスの関心をひいてしまうかも知れん。今あれに目をつけられたくないからな)」



カーン「(まともにやりあえば私に勝ち目はない。私も奴も同一人物だが、時間の管理者達から手ほどきを受けた奴と私とでは力の差が激しい)」






138: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 09:34:37.42 ID:NUCAQ4nu0


カーン「(自然治癒を待つ他ないな)」



神裂「ネイト、何から何まで手間をかけてすみません…」



カーン「何も案ずる事はない。君のためなら協力は惜しまんよ」



神裂「ですがこのままでは…私が納得いきません。何とかして恩を返したいのです」



カーン「ではもう今日は帰るといい。何か私にしてくれるというのならゆっくり案を考えてくれ」



神裂「わかりました…それでは」ガチャ バタン



カーン「健気な火織ちゃんはもっと評価されるべきだな」






141: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 10:13:36.68 ID:NUCAQ4nu0


神裂「(恩返し、となるとやはりこれを使うしかないのでしょうか)」



神裂「(私にできる事となるとこれぐらいしか…)」



ロキ「(不可解な…あの女は何故あのような意匠のわからぬ服を手に取って悩んでいるのだ?)」



ロキ「(聖人とも呼ばれる身でありながら…人間の価値観は神たる我には理解できぬ)」



メフィスト「(いや、なら覗くなよ…)」



ロキ「(貴様と我はキャラが被る、しかも貴様前に我をいきなり裏切りおったな)」



メフィスト「(何か問題があるのか?最近まで女体化していたキモ神め)」



ロキ「(実力行使に訴えるのは不本意だが、一度貴様を叩きのめさねばならぬようだな)」



メフィスト「(この魔王メフィストフェレスと戦う気か?欺瞞の神よ、貴様の魔術の腕などたかが知れる)」



ロキ「(よかろう、貴様を血祭りにあげてくれるわ)」






142: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 10:24:31.16 ID:NUCAQ4nu0


ロキ「(ぬぅ、しぶとい奴よ)」



メフィスト「(貴様こそさっさ帰ってヤク中の緑中年を弄ってろ)」



ロキ「(スパイダーマンの事で全人類の記憶を魔術で書き換えて以来特に出番もないくせに)」



メフィスト「(このできそこないの養子が)」



ロキ「(ヘタレ詐欺師め)」



ガチャ



神裂「」



ロキ「(見られたぞ)」



メフィスト「(貴様こそ見られたぞ)」



ロキ「(戦闘に白熱して不可視の術を解いてしまったのか…)」シュンッ



メフィスト「(通報される前に逃げるか)」シュンッ



神裂「…今のはなんでしょうか」






143: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 10:36:23.15 ID:NUCAQ4nu0


カーン「夕食を買いに行こうか」



メフィスト「何故貴様がここにいる?」



ロキ「貴様こそ何故こっちに来た?」



カーン「」



カーン「(あいつら面倒だからな…さっさと立ち去るか)」



ロキ「あまり我を怒らせるな」



メフィスト「怒らせたところで何もないわ」



インデックス「とうまのためにお薬買いに行かないと…」






144: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 10:48:43.82 ID:NUCAQ4nu0


メフィスト「そろそろお別れだ」



ロキ「別れの準備はできたのか?」



メフィスト「ほざくな」



ロキ「物質を組み替えて攻撃してきたか」



インデックス「あれ?何か強力な魔術を感じるかも」タッタッタッ



インデックス「」






145: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 11:00:29.42 ID:NUCAQ4nu0


インデックス「策を張り巡らす北欧神話の大魔術師ロキ・ローフェイサン…!」



インデックス「同じく策と強大な魔術を扱う悪魔の王メフィストフェレス…!」



インデックス「で、伝説の存在同士が戦ってるんだよ…!」ガタガタ



ロキ「貴様、まだ倒れないのか」



メフィスト「貴様こそな」



ロキ「ん?」



メフィスト「ん?」



インデックス「あわわ…!」



ロキ「興が削がれた」シュンッ



メフィスト「その点においては同感だな」シュンッ



インデックス「た、助かったんだよ…」



インデックス「あれ?な、なんか太股が生暖かいかも…」






148: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 12:55:40.52 ID:NUCAQ4nu0


眠ってしまった



カーン「火織ちゃんからメールがきているな」



カーン「明日の昼にまたそちらへ行きます、か」ズルズル モグモグ



カーン「時間もあるし少しハッキングをやっておくか」パタン カチカチ



カーン「」



カーン「やはり私の技術を微妙にパクってたのか…見落としていたな。パスワードなど知るか素通り。どれ、解析は進んでないが」



カーン「これからは気をつけるべきだな…」






151: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 13:28:54.41 ID:NUCAQ4nu0


カーン「そろそろ来る時間か」



コンッコンッ



カーン「」ガチャッ



神裂「こんにちは、ネイト」



カーン「こんにちは。何か私にしてくれるのかね?その箱の中身がプレゼントかな」



神裂「その…」モジモジ



神裂「少し席を外して欲しいのですが…///」



カーン「よろしい。時間が来たら呼んでくれ」ガチャッ



神裂「…」



神裂「では…」






152: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 13:34:45.92 ID:NUCAQ4nu0


カーン「とはいえ廊下で待つのも怪しいものだな。トイレで待てばよかった」



カーン「案の定誰か来たか…」



アマツミカボシ「…」カツッカツッカツッ



カーン「」



カーン「(こいつスクラルの戦神と入れ替わったはずだろうが。何で安いビジネスホテルなんかに宿泊してるのだ…)」



カーン「(神が考える事は理解できん…)」



神裂「も、もういいですよ」



カーン「わかった」ガチャッ






154: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 13:47:08.49 ID:NUCAQ4nu0


カーン「どれ…」



カーン「」



カーン「天使が降臨したのかこれは」



神裂「そ、その…この服なら喜んでもらえるかと///」



カーン「素晴らしい。とても可愛く、文句のつけようがない」



カーン「そしてこの私のためにその服を着てくれた火織ちゃんを称えたい」ナデナデ



神裂「///」



カーン「(可愛いな。この時代の征服はやめようか)」



カーン「(イモータスのように疲弊し切る前にな)」



カーン「(そういえば火織ちゃんに本当の事を話していなかったが…)」



カーン「(私が大勢の犠牲を生んできた征服者だと知れば軽蔑するかも知れん。評議会の事、そしてイモータスの事も)」



カーン「(愛用のアーマーを見せても警戒されかねん)」






155: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 13:52:14.59 ID:NUCAQ4nu0


神裂「ど、どうかしましたか///」



カーン「君に言っておきたい事がある。君に嫌われる事を危惧して隠し事をしていた」



カーン「私はナサニエル・リチャーズ、またの名を」



カーン「征服者カーンという」



神裂「そんな!あなたが…征服者カーン!?」



カーン「騙して申し訳ないと思っている」






156: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 14:01:00.27 ID:NUCAQ4nu0


カーン「私は人生の大半を征服とタイムトラベルと研究に費やしてきた。大勢の命を奪ってきた殺人犯でもある」



カーン「私の行動が多くの世界を作り出し、結果として私という存在がこの多元宇宙で増殖する結果となった」



カーン「あらゆるカーンが集まり評議会を開いた事もある。そして忌むべき者」



カーン「イモータス。いずれかの私がなる未来の姿。私の宿敵だ」



カーン「私は何もいい事をしていない。せいぜい兵器開発で技術革新をした事ぐらいだ」



カーン「そして」パチン



カーン「このアーマーに身を包んだ姿こそ私の真の姿と言ってもいいだろう」



カーン「私は無慈悲な征服者である」






157: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 14:08:42.36 ID:NUCAQ4nu0


カーン「君に恋をした事は本当だ」



神裂「!」



カーン「君のために征服活動の中断も考えた」



カーン「だが私と君では住む世界が違う」



カーン「君は私のような輩と戦う教会の魔術師」



神裂「(知っていたのですか!?)」



カーン「私はスーパーヴィラン」



カーン「もう戻らねば。そろそろ私は自分の時代へ帰ろう」



カーン「最後に…騙してすまなかった」



カーン「母艦へ」



神裂「待って下さい!」






158: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 14:23:05.16 ID:NUCAQ4nu0


カーン「何かな?この手で息子を殺した非道な私に」



神裂「あなたは確かに征服者です。しかし私と話している時のあなたはナサニエル・リチャーズという名の1人の男性でした!」



神裂「冷静で気配りができて…そして強い意志を持つ」



神裂「それにあなたは征服をやめてもいいと言いました!」



カーン「もう遅い。明日から私は征服者に戻るだろう」



神裂「それでもあなたは!征服以外にも時には世界を救った事もある!」



カーン「知っていてくれて光栄だ。ではさようなら」






159: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 14:39:52.41 ID:NUCAQ4nu0


神裂「…!」ガシッ ギュッ



カーン「何のつもりかな?」



神裂「行かせません!」



カーン「やれやれ。君の行動力には驚くよ。ほら、感触が伝わるだろう?この冷たいアーマーの感触が。それこそが私なのだ」



神裂「なんと言おうと離しません!」



カーン「君は卑怯だな。私が君に手荒な真似ができるわけないだろう」



神裂「そうです!本当はあなたは優しい!現にアイアン・ラッドだって…!」



カーン「そんな事まで知っているのかね」



神裂「人に聞いただけです!」



カーン「これは本当に困ったな。少し私という悪魔を買いかぶりすぎている」



カーン「だがこのままでは帰る事ができん。困ったものだ」



カーン「帰る方法を探すとしようか」



神裂「!」






160: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 14:57:31.74 ID:NUCAQ4nu0


神裂「それって…!」



カーン「そう、帰る方法が見つかるまではこの時代に留まる必要があるという事だ」パチン



カーン「今アーマーを着る理由もない」



神裂「あなたは…」



神裂「あなたは私が責任をもって更生させてみせます」



カーン「君の手にかかれば簡単かも知れんな」



神裂「あなたは必ずまた優しい人間に戻れます」



カーン「期待しているとも」



神裂「ですから…」



162 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:Ib2pDvyb0 [20/21回(PC)]
終わり




163 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:NUCAQ4nu0 [67/69回(PC)]
アイアンマン「また随分唐突だったな」



キャプテン・アメリカ「ああ、アーマーを破壊されて倒れていたらしい。調査によれば戦闘は一方的で未知の兵器によるものだとか」



ルーク・ケイジ「しかも救助された時にアーマーの下の顔がグリーンゴブリン化していたらしいぜ」



ウルヴァリン「って事は奴さん、精神病棟行きかい?」



キャプテン・アメリカ「そうなるな。これでアイアンパトリオットの、いや奴の体制の脅威も終わりだ」



アイアンマン「これがオズボーンの最後か。随分我々を苦しめてくれた割にはあっけない」



ウルヴァリン「何にせよ、これでH.A.M.M.E.Rも解体だな。野郎、アスガード攻撃も考えてたんだってな」



ルーク・ケイジ「モラルの欠片もねぇな」



アイアンマン「セントリーは…彼はどうなるんだろう」



キャプテン・アメリカ「ゆっくり治療していくしかないっだろう。またいつか精神が安定すれば、普通の生活も送れるようになる」




164 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:NUCAQ4nu0 [68/69回(PC)]
神裂「ノーマン・オズボーンが失脚したそうですね」



カーン「らしいな。今も次々にスキャンダルが発覚しているらしい」



神裂「やったのはあなたですね?」



カーン「よくわかったな」



神裂「これで大分状況はよくなるでしょう。あなたはまたも英雄的働きを見せたのですよ」



カーン「ヴィランの売名行為の一種だ」



神裂「では次は何をするつもりですか?」



カーン「君とショッピングでも」



神裂「もう…物で釣る気ですか///」







デッドプール「上条ちゃーん!フラグだけ立てて放置して女の子達泣かす君にはいたーいお仕置きが待ってるからねー」シャキン バンバン



上条「不幸だぁぁぁぁぁぁ!」



美琴「ちょっとアンタ達待ちなさいよ!」




165 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:NUCAQ4nu0 [69/69回(PC)] 終わり
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