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ドラッグ オン ドラグーン3 討鬼伝

オダギリジョー「クウガのベルト……?」

  
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 20:29:40.05 ID:kK6clML90

監督「はいカーット!」

スタッフA「オダギリさん、お疲れさまーっす!」
オダギリ「ああ……」
スタッフB「お疲れさまっす、オダギリさん。これどーぞ」
オダギリ「……あ?」

オダギリ「おい、俺はコーヒー飲まねえつっただろうが」
スタッフB「っ!?」
スタッフC「き、君っ、オダギリさんはミルクだミルク!」
スタッフB「す、すいませんっ!」

オダギリ「ったく……」


3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 20:32:12.90 ID:kK6clML90

レポーター「オダギリさん、今度の映画の出来栄えは?」
オダギリ「俺が出てんだから最高でしょ」
レポーター「は、はいっ! そうですよね!」

オダギリ(ふぅ……)

オダギリ(大スターなんて、なっちまえば呆気ないもんだな……)





???「見ツケタゾ……奴ガ……コノ世界ノ“クウガ”」


5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 20:35:33.44 ID:kK6clML90

ガヤガヤ……

スタッフA「まったく、大スター様の横暴ぶりにも困ったもんだなあ」
スタッフB「あの、さっきはすいませんでしたっ」
スタッフC「次から気を付けろよ。俺らの仕事は大スター様のご機嫌取りなんだからよ」

ゴオマ「リント……」バサバサッ

スタッフA「あ? なんか聞こえなかったか?」

ゴオマ「リント、ボソグ」バサバサ!

スタッフB「う、うわあ! 何だあれ!」


6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 20:38:23.15 ID:kK6clML90

オダギリ「あんだよマネージャー、もう休憩終わりかよ」
マネージャー「あはは、そんなこと言ってないでオダギリさん、みんなオダギリさんを待ってるんですから」
オダギリ「ツライねえ、大スターは……」


オダギリ「おーい、スター様の御帰りだ……ぞ……」


マネージャー「ひ、ひいっ!」
オダギリ「おい……何だよ、これ……」


ゴオマ「ゴゾバッタバ、クウガ」


7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 20:42:05.10 ID:kK6clML90

マネージャー「こ、こここ殺されてる、皆っ……!」

ゴオマ「ズギザゴラエザ。ザジャグ、ヘンギンギソ」

オダギリ「な……なな何だお前、ふ、ふざけてんのかっ!?」

ゴオマ「……?」

オダギリ「く、くだらねえ着ぐるみなんか着やがって! 何なんだお前っ!」
マネージャー「お、おおおオダギリさん、けけけ警察を呼んだ方がっ」
オダギリ「呼べよさっさと!」


9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 20:45:06.59 ID:kK6clML90

ゴオマ「ボバギバラ。ギグゾ、ボッチバラ」
バサバサッ!

オダギリ「!?」

ギュオオォッ!
ゴオマ「ギベ!」
オダギリ「う、うわっ!?」

オダギリ「あ、危なかった……何なんだこいつ、ど、どうやって空を……!」


マネージャー「も、もしもし警察ですかっ!?」


10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 20:46:35.36 ID:kK6clML90

マネージャー「オ、オダギリさんっ、警察呼びましたっ!」
オダギリ「あ、ああ、ってか早く逃げるぞ!」
マネージャー「は、はいっ、オダg


オダギリ「……おい、マネージャー」


マネージャー「か、は……」ズル……
ゴオマ「モソギバ。バラザンリント」

オダギリ「ひ、ひいぃぃっ!?」


11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 20:49:18.97 ID:kK6clML90

オダギリ(に、逃げなきゃ殺される……!)

ゴオマ「カハハッ!」バサバサ!

オダギリ「う、うわあっ!?」


オダギリ(駄目だ、追いつかれ――)


【アタックライド――ブラァストッ!】
ダギュウン!!

ゴオマ「グアッ!」


オダギリ「……?」


13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 20:50:41.94 ID:kK6clML90

ディケイド「オダギリさん、こっちだ!」
オダギリ「は? は……!?」
ディケイド「早く!」

【アタックライド――イリュージョォン!】


ゴオマ「ビゲスンバ、クウガ!」


14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 20:53:07.96 ID:kK6clML90

オダギリ「ハァ、ハァ……。に、逃げられたのか?」

ディケイド「……間に合ってよかった。オダギリさん」
オダギリ「何なんだ、お前……何だよそのダッサイ着ぐるみ」
ディケイド「……」

ジャキーン!

井上正大「仮面ライダーディケイド……みたいです」
オダギリ「仮面ライダー……?」


19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 20:56:27.70 ID:kK6clML90

オダギリ「お前……どこのガキか知らねえが、おちょくってんじゃねえぞ」
井上「おちょくってなんかいませんよ。僕にも、何が何だか分からないんです」
オダギリ「……誰の悪戯だ? 知ってんだろ、俺にとってアレが黒歴史なのは」

オダギリ「さっきのふざけたコウモリ野郎といい、何なんだ、ったく。どこのドッキリカメラだ!?」


鳴滝「ああ、嘆かわしいな、仮面ライダークウガ!」
オダギリ「あ?」
鳴滝「一年間……生死を賭して戦った者どもの事すら、忘れてしまうとは」
オダギリ「何だお前」


22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:01:05.99 ID:kK6clML90

井上「奥田さん、ですか? それとも……」
鳴滝「奥田? そんなものは知らんな。私は鳴滝。ディケイド、貴様を恨む者だぁっ!」
井上「ああ、やっぱり……」

オダギリ「おい、お前ら、揃いも揃って人をおちょくってんじゃねえだろうな!」
鳴滝「貴様の格好こそ人をおちょくっているようだな、クウガ。それではどっちがグロンギの人間体か分からん」
オダギリ「あんだと!?」

オダギリ「……待てよ。グロ、ンギ……?」


オダギリ「ひょっとして、さっきの奴、クウガの敵の着ぐるみか……?」


23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:03:24.02 ID:kK6clML90

井上「オダギリさん。信じられないかもしれませんが……着ぐるみじゃなく、本物なんですよ」
オダギリ「はあ?」
井上「オダギリさんもご覧になったじゃないですか。奴に人が殺されるところを」
オダギリ「……ば、ばか言うなよ、あんなのドッキリカメラか何かに……」


ファンファンファン……
パァン! パァン!

オダギリ「……何だ?」
井上「また犠牲者が出ようとしているみたいです。止めないと!」


24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:05:23.85 ID:kK6clML90

警官「と、止まれ! 止まらないと撃つぞ!」
ゴオマ「カハハ……ゴソババリント」
警官「う、撃てえ!」

パン! パン!

ゴオマ「……ゾンデギゾバ、ブキザンリント」

警官「う、うわぁぁっ!?」


オダギリ「オイ……どうなってんだよ、あれ」
井上「ですから……本物なんですよ、あの怪人。グロンギは」


27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:09:01.57 ID:kK6clML90

オダギリ「俺は……夢でも見てんのか」
鳴滝「夢ではないぞクウガ。お前は戦わねばならない。このベルトで」
オダギリ「あ……?」

オダギリ「クウガのベルト……?」

オダギリ「だから、やめろってそういうの! あんなジャリ番に出たのは黒歴史だっつってんだろが!」

井上「オダギリさん。僕も、自分がこんな事になるなんて思っていませんでした……」

井上「でも、どうやら僕は、ディケイドになって戦わなきゃいけないようなんです。そして、あなたも」
オダギリ「……!」

井上「変身っ!」
【カメンライド――ディケーイッ!】


31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:11:24.10 ID:QQ8g8aS+0

ライダー俳優は黒歴史にしてるわけではないと何回言えば(ry


32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:12:03.88 ID:wKGYlzgrO

オダギリは未だにクウガスタッフと交流あるだろ

特撮世界の破壊者・井上敏樹にライダーキック食らわせる展開はよ


34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:13:25.04 ID:kK6clML90

ディケイド「はぁぁっ!」
ゴオマ「グッ!」
バシィン!

鳴滝「どうしたクウガ……早く、このアークルで変身を」
オダギリ「……るっせぇ! それより、あいつ……あのコウモリ野郎は、確か……」


ゴオマ「ボレザゾグザ、ディケイド」
バサバサッ!
ディケイド「っ! ま、また空に!」

【アタックライド――ブラァストッ!】

ダギュン! ダギュン!

ディケイド「くっ、当たらない……!」


37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:16:38.33 ID:kK6clML90

ディケイド(さっきは不意打ちだから当てれたけど……そもそも僕に、暗闇の中で射撃なんて出来るわけが……!)
ゴオマ「カカカッ! ゴパシザ、ディケイド!」
バサバサバサッ!
ディケイド「ぐわぁっ!」


オダギリ「――光だっ!」
ディケイド「!?」
オダギリ「そいつは光に弱いんだ、確かっ!」
ディケイド「……!」

【カメンライド――ブラァック!】
【アタックライド――キングストーン・フラッシュ!】

ピカァァァァッ!!

ゴオマ「グ、ギ!?」


40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:18:41.87 ID:kK6clML90

ディケイド「奴の動きが……! 今だ!」

【ファイナルアタックライド――ブブブブラァック!】

ディケイド(ええと、昭和ライダーだから技名を叫ぶんだったか……?)


ディケイド「ライダァーッ、キィーック!!」

ゴオマ「グガァァァッ!!」


ドオオオオン!!


45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:22:28.39 ID:kK6clML90

井上「ふ、ふう……!」
オダギリ「……」
井上「オダギリさん! あ、ありがとうございました!」
オダギリ「い、いや……」

オダギリ(ちっ……つい思い出しちまったから……これじゃ俺がヒーローごっこに加わってるみてえだ)

鳴滝「おのれディケイド! 貴様が出しゃばるせいでクウガが変身しなかった!」
井上「鳴滝さんちょっと黙ってて下さいよ」


48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:25:08.30 ID:8hpwtO+e0

てつをさんマダー?


49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:26:31.67 ID:bKC60hTD0

>>48
話が終わっちゃうから待ちなさい


53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:29:21.96 ID:kK6clML90

オダギリ「で……結局何がどうなってるんだ?」
井上「詳しくはわかりませんが、ライダーを演じた人間がライダーの力を得てしまった……そういうことだと思います」
オダギリ「ん? お前もライダーやってたの」
井上「あ、はい。仮面ライダーディケイドって、あの、三年くらい前にやらせて頂いてたんですけど」
オダギリ「ふうん……」
井上(知らなかったのか……ちょっとショックだな……)

鳴滝「ディケイドの存在こそが全ての元凶……すべては貴様のせいだ、ディケイド!」

オダギリ「どういうことだ?」
井上「ああ、この人は放っておきましょう、そういうキャラなので」


56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:32:37.29 ID:kK6clML90

――同日、都内・某イベント会場

佐藤健「皆さん、ご声援ありがとうございまーす! 剣心役の佐藤健です!」
キャーキャー!ワーワー!

佐藤「ええと、原作のコミックはですね、僕も昔から読ませて頂いていて……」


バァン!

モモタロス「おい、良太郎、こんなとこで何してやがる!?」

ざわっ……


59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:34:20.59 ID:kK6clML90

警備員「な、何だね君、出て行きなさい」
モモタロス「うるせえ! オイ、早く来いよ良太郎、外でイマジンが暴れてやがる」

ザワザワ……ガヤガヤ……

佐藤「は、はい……?」

佐藤(えっ何これ? 急に電王の仕事とか聞いてないんですけど? 何、リアクションした方がいいの?)


ファン「キャー! 健クン変身してー!」


62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:37:55.48 ID:kK6clML90

警備員「ま、待てっ、勝手にステージに――」

モモタロス「ほら、行くぞ良太郎っ」ぐいっ!
佐藤「え、え……?!」

佐藤(き、聞いてないけどファンが喜んでるし、とりあえず――)

佐藤「み、皆さーん! 僕は仮面ライダーなので、正義のために行ってきまーす!」
ファン「キャーッ! 健クンかっこいいーっ!!」
ファン「逆刃刀で俺の必殺技決めるんですかー!?」

佐藤(うるせえよオタクども……)


63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:38:47.69 ID:8hpwtO+e0

佐藤健ひどすぎワロタ


65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:39:54.96 ID:yo24Da92P

>>ファン「逆刃刀で俺の必殺技決めるんですかー!?」
ワロタ
この流れだとKAGE・・・・がくるな


68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:41:46.33 ID:kK6clML90

バタン!

佐藤「で?」ツカツカ
モモタロス「ん? 何が“で”なんだよ」
佐藤「モモタロスの声真似とかいいですから。聞いてないですよ、何のマネです」
モモタロス「俺もわかんねーけどよ。突然またイマジンが暴れ出したって、オーナーのおっさんがよ」
佐藤「電王の仕事はもう受けない取り決めの筈でしたよ。誰の差し金ですかこれ」
モモタロス「? 良太郎、お前なんか、おかしくなったんじゃないのか?」

モモタロス「ほら、見てみろよ外」
佐藤「!」

モールイマジン「ケケケケ! 殺しちゃうよ殺しちゃうよー!」
キャー!ワー!

佐藤「何……これ……?」


96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:51:38.19 ID:kK6clML90

モモタロス「ホラ、早くベルト出せよ良太郎、変身すっぞ!」
佐藤「……僕は良太郎じゃない! いい加減にしてくれ!」
モモタロス「??」
佐藤「もうウンザリなんだよ、電王のイメージばかりで語られるのは!」


モールイマジン「ヒャヒャヒャ!!」
キャーワー! タスケテー!


佐藤「いつだって……どんなに自分の演技で頑張ったって、僕はいつも“電王の人”扱いだった」

佐藤「もう、そんな人生は嫌なんだよ!」


水嶋ヒロ「……そのクチか。お前も」
佐藤「! 水嶋さん!」


107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:54:15.24 ID:kK6clML90

水嶋「だが、役者とはそういうもの……。一度演じた役に、いつでも自分を同化させられる位でなければ、真の役者とはいえない」
佐藤「み、水嶋さん……何を言って……?」


水嶋「その役を卒業し、どんな道に羽ばたいても……」

水嶋「再び時代が求め、人が求めるなら――」

カブトゼクター「ブゥゥゥゥン」
佐藤「!」

水嶋「役者は再び、その役に舞い戻る」バシッ!


水嶋「――おばあちゃんが、そう言っていた」


佐藤(な、何なんだこの人……キメキメだ……!)


108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:54:45.64 ID:VwMQGgOr0

ノリノリじゃないですか


119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:57:44.28 ID:kK6clML90

水嶋「変身ッ!」
【HEN-SHIN!】

水嶋(……あ、そうかマスクドフォームからなのか。めんどいなこれ)

水嶋「キャストオフ!」
【CAST-OFF!】

じゃきーん
【CHANGE BEETLE!】


モールイマジン「ヒャ? なーんだおまえ! なーんだおまえ!」
カブト「天の道を往き、総てを司る男……仮面ライダーカブトが相手だ」


佐藤(何なんだよもう……イギリスの道でも司ってろよ……)


120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:59:15.55 ID:ilcXKwNt0

あれだけ偉そうに語って設定忘れてんじゃねーよww


122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:00:29.92 ID:GyUH75+zO

どうでもいいけどこのクウガじゃ頑張っても白にしかなれないよね


123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:00:50.68 ID:kK6clML90

モモタロス「で、お前はどうすんだよ、良太郎」
佐藤「はい?」
モモタロス「変身するよな? 変身っ」
佐藤「……」

ザワザワ……ガヤガヤ……

レポーター「こちら都内○○区よりお伝えします! し、市街地に突然、怪人とヒーローの着ぐるみらしきものが現れ乱闘を――」

佐藤(いつの間にか報道のカメラまで回ってるし……どうすんだよこれ)


129: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:03:25.01 ID:kK6clML90

幼児「あ、りょーたろーだ」
佐藤「え?」
幼児「ほんとだ! りょーたろーとモモタロスだ!」
幼児「モモタロスー!」
モモタロス「おうっ」

佐藤「き、君たちの年で僕の電王なんか知ってるの……?」
幼児「しってるよー! でぃーぶいでぃーでみたもん!」
幼児「ハナさんもおおきかったんだよね!」
佐藤「あ、ああ、そうだね……」

幼児「へんしんしてよー! へんしん! へんしん!」
幼児「でんおー! でんおー!」


131: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:03:50.94 ID:nV251ohF0

これはいい

ただオダギリはクウガ好きだからなー!
ここの設定は違うっぽいが


134: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:05:11.16 ID:kK6clML90

佐藤「……ああもう! こうなりゃヤケクソだ!」
モモタロス「お、やっとやる気になったか?」
佐藤「一度だけだからな! ほら、やるならさっさと――」

佐藤「……」


水嶋『役者とはそういうもの。一度演じた役に、いつでも自分を同化させられる位でなければ、真の役者とはいえない』


佐藤「……すぅっ」


佐藤「行くよ、モモタロス」ニコッ!
モモタロス「おうっ!」

佐藤「変身!」

【SWORD-FORM!】


159: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:15:11.62 ID:kK6clML90

オダギリ「……で、どうするんだ。これから」

鳴滝「私にはまだやるべき事が残っている……この世界の眠れるライダー達に、力を手渡すのだ」

井上「やっぱり、他の人達もライダーになる運命にある、ってことか……」
オダギリ「他の人達?」
井上「僕達がこうなってるんです。今までにライダーを演じた他の皆さんの身にも、同じことが起きてもおかしくありません」
オダギリ「……まあ、そういうことになる、のか……」

鳴滝「次は、響鬼……だな」
井上「響鬼。それは確か、細川茂樹さん」
鳴滝「この世界ではそう呼ばれているようだな」
井上「ぼ、僕達も付いていきますよ。いいでしょうね、鳴滝さん!」
オダギリ「僕“達”なのかよ……」


177: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:21:08.24 ID:kK6clML90

スタッフ「細川さん、収録お疲れ様でした」
細川「皆さんこそお疲れさまー。あ、これで皆でジュースでも飲んでよ」
スタッフ「! ありがとうございます!」

細川「ふうー。さーて……一休み一休み、っと……」

鳴滝「ここにいたか。響鬼」
細川「? はい?」

鳴滝「この世界の仮面ライダー響鬼、だな?」
細川「ああ、どうも。ヒビキです。シュッ」
鳴滝「……」

鳴滝「こ、この世界に危機が迫っている……お前は再び、響鬼の力を得て戦うんだ」
細川「あ、音角。え、これ、くれるんですか? やー、ありがとありがとっ!」
鳴滝「……」


187: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:24:05.02 ID:kK6clML90

細川「いやー、嬉しいねえ。何年経ってもさ、こうしてファンの方が覚えててくれるっていうのはっ」
鳴滝「……ひ、響鬼、お前はこの世界のライダーの一人として……」
細川「その帽子よくお似合いですね。ははっ」



井上「……鳴滝が自然体で押されている……」
オダギリ「大人だな細川さん……」



スーパー童子「オニ……カ」
スーパー姫「オニヲミツケタ……」


197: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:28:45.39 ID:kK6clML90

鳴滝「! 見ろ響鬼、お前のライダーの力が魔化魍を誘き寄せたのだ!」

スーパー童子「オニメ……」
スーパー姫「コンドコソ、コロス」

細川「あっれー、充と星ちゃんじゃない! ひっさしぶりー、なになに、二人とも童子と姫の衣装なんか着ちゃって」

スーパー姫「ユケ、ワガコ、“カシャ”よ!」
カシャ「ケーン!」

細川「魔化魍までお出ましですか。あれ、これ、ドッキリカメラか何か? 随分手が込んでるなあー」
鳴滝「い、いいから早く、その音角で変身するんだ!」
細川「あはは、やっぱそうですよね。じゃあ……やりますか」

チィーン……

ボォッ! アアァァァ……タァッ!


響鬼「……え?」

響鬼「……なんか、本当に変身できちゃったんだけど……」


200: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:29:32.59 ID:pgMkc3iG0

響鬼さんかっこよすぎwwwww


217: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:35:20.20 ID:kK6clML90

カシャ「ケーン!ケーン!」ゴォォッ!
響鬼「ええっ!? ほんとに炎飛ばすとかナシでしょ!」

ゴォォォッ!!
響鬼「うわぁっ! あ、あちちっ……あれ」
響鬼「熱く……ない?」

カシャ「ケーン!」
響鬼「そうか、そうか……」

響鬼「確か、俺も吹けるんだよな……?」

カシャ「ケーン!」バッ!
響鬼「はぁっ!」ゴオォォォォォッ!!
カシャ「ギャアァァァ!!」


227: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:37:37.38 ID:GyUH75+zO

ストロンガーの人が死んでるとか初耳だ
ライダーマンの人は知ってたけど、思いがけず衝撃的な…


229: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:38:33.47 ID:kK6clML90

響鬼「よぉし、太鼓だ!」
バシッ!シュィィィィ!
カシャ「ッ!」


井上「さすが細川さん……初めてでよくあんなに戦えるなあ」
オダギリ「……」

オダギリ(チッ……悔しいが細川さん、あんたが本物だよ……!)

オダギリ(同じ高寺さんにお世話になりながら……俺はクウガのことなんて何一つ忘れちまってた!)

オダギリ(くそぉ……!)



響鬼「爆裂強打の型ァ!!」
ドドォンッ!!
カシャ「アアア!」

ドォォォォン!!


253: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:46:20.61 ID:kK6clML90

【FULL-CHARGE】
電王「俺の必殺技ッ! 飛天御剣バージョンッ!!」
ザ゙シィィィッ!!

イマジン「ギャアァァァッ!!」

ドォォォォオン!!


モモタロス「へー。お疲れさんっと」
佐藤「モモタロス、遊びすぎでしょ……技名」

水嶋「これで全ての敵は片付けた、か……」


265: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:51:29.72 ID:kK6clML90

ザワザワ……ガヤガヤ……

水嶋「警察やマスコミが集まってきている。とりあえず身を隠そう」
佐藤「は、はいっ」
モモタロス「おいおい何でだ? ハデにTVに映ってアピールすりゃいいじゃねえか」
佐藤「モモタロスはちょっと黙ってて」


賀集利樹「お二人さん。俺も入れてもらっていいかな」
佐藤「! あなたは」
水嶋「賀集さん……」

賀集「さっきの戦い。君達もライダーの力を与えられたんだろ?」


278: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:55:12.03 ID:kK6clML90

賀集「……いや、最初はさ。またライダー集合系の企画か何かだと思ったんだよ」
賀集「俺、プレステのゲームやディケイドの映画にも出てたし、また声がかかっても何も不自然じゃないなって」

賀集「でも……既にライダーの仕事を経歴から消してる君達にも同じことが起こったってことは。単なるドッキリ企画じゃないんだよな」
水嶋「ええ。俺のもとには、鳴滝と名乗る男が現れ、ベルトを渡していきました」
佐藤「ぼ、僕なんてこのモモタロスにいきなり」
モモタロス「俺はお前らが役者だなんて知らねーぞ? ただ、イマジンが現れたから良太郎と一緒に戦え、って言われただけだ」

賀集「……」

賀集「何か、現実を超えた力が動いている……」
水嶋「そうみたいですね」


289: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:58:36.51 ID:kK6clML90

【キック】【サンダー】【マッハ】

ブレイド「アアアア……ウェイッ!」

【ライトニングブラスト】

ブレイド「ウェイィィィィーーーッ!!」

アンデッド「ギャアアァアァッ!」

ドォォォォン!!



椿隆之「ふぅ……これでいいのか……?」


299: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:01:33.05 ID:kK6clML90

森本亮治「ちょちょちょ、何やねん、何で椿君だけ変身できんねん」
北条隆博「そうですよ、僕にも変身させてくださいよー」

椿「だーかーらー、主役ライダーだけなんでしょ! そうに決まってる!」

天野浩成「なぜ俺には声が掛からない……」
森本「ずるいやんけ! 俺らも一緒に変身して戦った方が強いに決まっとるやろ!?」
北条「ちなみに最強のライダーは俺ですから」
椿「俺に言われても知らないよ! 鳴滝さん探して君らもベルト貰ってくれば!?」


天野「なぜ俺には声が掛からない……現役でフォーゼにも出てるのに何故……」


301: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:02:04.54 ID:kK6clML90

>>292
ごめん、最初はブラストを使わせる予定だったからミスった
ソニックですね


304: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:02:21.88 ID:HgHpaX860

やっぱりノリノリだなこの四人はwww


317: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:07:17.52 ID:kK6clML90

椿「でも……だとしたら他の人達も変身できてるかもしれないな」
天野「他の人?」
椿「他作品の主演の人達だよ。オダギリさんとか」
北条「いやー、オダギリさんが今更ライダーに出るわけないでしょw」
椿「細川さんとか水嶋ヒロ君とか」
森本「あ、あとあの子や、何やったかな、佐藤……」
天野「佐藤健」
北条「あと誰がいましたっけねー。ああ、そうだ、賀集利樹さんとか!」
椿「あとは――」

須賀貴匡「須賀貴匡とか」
椿「ああ、そうそう。須賀貴匡……ッ!?」


324: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:10:48.12 ID:kK6clML90

須賀「ひどいでしょ椿君、これでもカードライダーの先輩なのに」
椿「あはは、すいませんすいません、だって須賀さん影が薄っ」
須賀「なにを! お前もどっちもどっちのくせに!」
椿「でも俺ディケイドには出ましたから」

須賀「オレハケンジャキカズマ。マタノナヲ、カメンライダーブレード」モタモタ……

天野・森本・北条「wwwww」


椿「……で、須賀さんもライダーに?」
須賀「うん、なんかそれっぽい」


337: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:18:06.11 ID:kK6clML90

半田健人「それで、こないだ凄い面白いことがあってさ」
芳賀優里亜「なになに?」

半田「ファイズってさ、ベルトが色んな人の手を次々渡る話だったじゃん」
優里亜「うん」
半田「多分、そのへんを意識したんだと思うんだけどさ」
優里亜「?」

半田「なんか、浮浪者みたいなおっさんが、俺のとこに本当にベルト持ってきたのwww」
優里亜「ぷっ」
半田「『次にこれを使うのはお前だ……変身しろ……』とか言って」
優里亜「あははー、いるんだね、そういう面白いこと考える人ー」
半田「で、優里亜にも見せたげようと思って、今日持ってきてるんだけど」

半田「な? よく出来てるだろ?」
優里亜「ほんとだー」

優里亜「それにしても懐かしいね、ファイズかあ……」


346: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:24:43.37 ID:kK6clML90

キャーッ! ワーッ!

半田「……? 何だ?」
優里亜「! は、半田君、あれ!」


オルフェノク「フゥゥゥ……」


半田「……ドッキリカメラ、かな……?」
優里亜「あ、そうだよ多分、そのベルトもきっとその企画のために!」
半田「で、何、変身すればいいの? カメラどこ?」

オルフェノク「ガアァァ!」
人々「ぐわあぁぁ!」

半田「い、いや、どう見ても本当に人殺されてるんですけど!?」


349: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:26:38.70 ID:kK6clML90

ざあぁぁぁっ……

オルフェノク「フフフ……」

ファンファンファン!
警官「止まれ! 止まらないと撃つぞ!」

オルフェノク『馬鹿な人間め……』
ザシッ!
警官「ぐああぁぁ」


半田「ちょっとまって、無理無理無理、無理っ!!」
優里亜「に、逃げましょ!」



瀬戸康史「――待てっ!」


365: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:30:34.86 ID:kK6clML90

オルフェノク『ん? 何だお前は』

瀬戸「僕は、仮面ライダーキバっ! ……なんだと思う、今、多分……」
キバット「おいおい渡ぅ、決めるんならもっと格好良くビシっと決めようぜ!」
瀬戸「え……でも僕渡じゃないし……」


優里亜「瀬戸君っ!?」
瀬戸「深央さんっ! あ……いや、芳賀さんっ」
半田「何? キバのほう?」

優里亜「どうしたの瀬戸君、今日ってやっぱライダー関係のイベントか何か?」
瀬戸「いや、それが僕にも……」

オルフェノク『おい……来ないならこっちから行くぞ』

瀬戸「!」

瀬戸「と、とりあえず――行くよキバット!」
キバット「おっしゃぁ! キバって行くぜっ!」

瀬戸「変身ッ!!」


368: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:34:05.69 ID:kK6clML90

キバ「――はあぁぁっ!!」


半田「え……いま本当に変身したように見えなかった? すごいなー、今のCG」
優里亜「CGじゃない、と思うけど……」


キバ「はあぁ!」
オルフェノク『どうした、その程度か!』
キバ(や、やっぱ無理でしょ、僕がライダーに入って戦うなんて……!)


半田「よくわかんないけど。後輩だけにカッコつけられてたまるかって」
優里亜「半田君っ」
半田「たーくーみ」
優里亜「巧っ……」

ピ、ピ、ピ……【STANDING BY】

半田「変身っ!!」
【COMPLETE!】


382: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:41:34.30 ID:kK6clML90

オルフェノク『ふははは!』
バキィッ!
キバ「うわあぁっ!」

キバ「くっ……!」

ファイズ「ヤアァッ!」
オルフェノク「グゥ!?」

キバ「あ、あなたは……!」
ファイズ「見てろよ後輩。こいつは――こうやって倒すんだ!」

【READY】 【EXCEED CHARGE!】
バッ!
ギュオオォォッ!

キバ「! 僕も……負けてられない!」
キバット「ウェイク・アァップ!」

キバ「ハッ!」
ファイズ「ヤアァァァッ!!」
オルフェノク「グアアアァァ!!」

ドォォォンッ!!


387: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:44:14.66 ID:kK6clML90

瀬戸「ふう……! あ、ありがとうございました!」
半田「いやいや。これでよかったのかな? 企画……」

謎の声『フハハハハハ!!』

半田「……?」


謎の声『遂に全員が目覚めたようだな……この世界の仮面ライダーども……』

優里亜「な、なに? 空から声が……」


394: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:47:01.85 ID:kK6clML90

賀集「! この声は一体……!」
水嶋「黒幕のお出まし……というやつか」
佐藤「何が起きてるんだ……」


謎の声『我が偉大なる大ショッカーの次元侵攻計画……その火蓋が切って落とされたのだ』


井上「! 大ショッカーだと!」
オダギリ「何だよそのチープな名前」
細川「まあまあ、黙って聞いてようぜ」


408: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:52:52.10 ID:kK6clML90

謎の声『この世界は……数多に創造されるライダー世界、その全ての基盤となっている』


椿「ライダー世界の基盤、だって……?」
須賀「何なんだ、大ショッカーって……!」


謎の声『この世界に存在する、いわばライダーの“オリジナル”達を消し去り――』


謎の声『二度と、ライダーの物語が紡がれぬようにしてやるのだ……!』


井上「ライダーの物語……そうか、そういうことか!」
オダギリ「? どういうことだって?」


416: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:55:57.06 ID:kK6clML90

井上「現実の世界でライダーのテレビ番組が作られるたびに、ライダーの世界が発生するなら……」
井上「確かに、この世界こそが、全てのライダー世界の根源!」


謎の声『今更止めようとしても無駄だ。全ての世界は我が大ショッカーの手に落ちる』


謎の声『決戦の場で待っているぞ、ライダーの諸君……ふははははは!!』


オダギリ「現実のテレビ番組からライダーの世界が生まれた……? 本気で言ってるのか……?」


418: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:56:03.32 ID:+8ljz69u0

アキバレンジャーも制作側に気付いてたな


433: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 00:06:29.50 ID:kK6clML90

椿「何だかよくわからないけど……とにかく、決戦の場とやらへ行きましょう!」
須賀「ああ。俺達が戦えば、この世界を守れるんだよな!?」


佐藤「あんなとんでもないのが出て来るなんて。ただの役者の僕達に何ができる?」
モモタロス「おいおい良太郎。ここで弱気になってどうすんだよ」
賀集「そうだ。弱音なんて吐いてられない。俺達は、世界を守る『ライダー』の役者に選ばれたんだから!」
水嶋「俺達が望む限り、運命は俺達に味方するはず――そう、選ばれし者なのだから」


半田「優里亜、心配すんなって。知ってるだろ?」
瀬戸「君が見てきた『ライダー』が、どんなに強いのか」
優里亜「……うん」

優里亜「頑張って、巧、渡さん!」


440: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 00:09:29.59 ID:U8HIv/is0

オダギリ「……これさ」
井上「はい?」
オダギリ「流れ的に、俺も変身しなきゃいけない感じ?」
井上「そうしてくれると、ありがたいですが……」

オダギリ「……」


街頭テレビ『緊急ニュースです。突如現れた怪人と、テレビさながらの“仮面ライダー”――』

街頭テレビ『この世界はどうなってしまうのでしょうか!?』


オダギリ「……俺に、あるのかな……今またクウガになる資格なんか」
細川「オダギリ君」

細川「高寺さんはいつも君を誇りにしてたんだぜ。クウガはヒーロー番組じゃない、だけど」

細川「あいつほど、ヒーローらしい奴は居ない、って」

オダギリ「……!」


449: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 00:12:50.91 ID:U8HIv/is0

街の人々「あ、あの!」
街の人々「オダギリさんですよね? あなたも変身するんですか!?」

オダギリ「……いや、俺は……」

街の人々「戦ってくれますよね!」
街の人々「俺、ずっとクウガのファンだったんです!」

オダギリ「……」

街の人々「ライアルなんかより五代雄介のクウガに期待してます!」
街の人々「仮面ライダークウガ、復活だあー!」

オダギリ「……はい。五代雄介、行ってきます!」

ワーッ!!



オダギリ「で……ライアルって何?」
井上「知らない方がいいと思います」


463: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 00:20:40.50 ID:U8HIv/is0

~決戦の地~


アポロガイスト「来たな、この世界のライダーども! 今日を貴様らの命日にしてやるのだ!」

ン・ガミオ・ゼダ「終わりだ……」
ビートルファンガイア「クックック……」
アビス「死刑の時だ」
パラドキサアンデッド「私が二人いることに突っ込んではならない……」
タイガーオルフェノク「愚かな人間どもめ」
バッファローロード「貴様らに居場所はない……」
アリゲーターイマジン「全て潰す!」
フィロキセラワーム「フフフ……」
牛鬼「えっ俺ただの魔化魍だけど力に飲まれた鬼が変化する設定って何それ美味しいの?」


井上「お出ましだな。……ディケイド最終回でも全員出せばよかったのに」


474: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 00:25:15.65 ID:U8HIv/is0

戦闘員「イーッ! イーッ!」

アポロガイスト「我が大ショッカーの前に、ひれ伏すがいい!」


椿「させるか! これ以上、誰も傷付けさせはしない!」
賀集「誰も人の未来を奪うことはできない!」
須賀「あんただけは……戦わなきゃいけないと思う!」
半田「今度はこっちの番だ!」
細川「ああ。一暴れするぜ?」
瀬戸「大切なものを守るために!」
M佐藤「こいつは俺達最後のクライマックスだ!」
水嶋「俺達の力を合わせれば、誰にも負けない!」

オダギリ「だから、見ていろ――俺の。俺達の」


「「「「「変身!!」」」」」


482: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 00:30:45.45 ID:U8HIv/is0

戦闘員「イーッ!」
龍騎「行くぞ、ブレイドっ!」
ブレイド「ああ!」

【ソードベント】
龍騎「はあぁぁぁっ!!」
ザシュッ!
戦闘員「イーッ!!」

【スラッシュ】
ブレイド「ウェェエイッ!」
ガキーン!
戦闘員「イ~ッ!」


【ファイナルベント】
【キック】【サンダー】【マッハ】
龍騎「はっ! はあぁぁぁっ……!!」
ブレイド「ほんとはこっちで初めてソニックを使う予定だったんだよ……! ウェイッ!」ガキィンッ!【ライトニングソニック】

龍騎「だあぁぁぁっ!!」
ブレイド「ウェイイイイイッ!!」

ドゴォォォォン!!


489: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 00:37:00.76 ID:U8HIv/is0

アギト「よし、フレイムフォームだ!」
シャキィン!
戦闘員「イーッ! イーッ!」
ザシュッ!!

キバット「ガルル・セイバーッ!」
キバ「グルルルゥゥゥッ!!」
戦闘員「イーッ!」
バキィィィッ!!


アギト「次は――トリニティ!」
キバット「おい渡、こっちもアレやるぜ! バッシャーマグナム! ドッガハンマー!」

戦闘員「!?!?」

キバット「ウェイク・アップ!」

アギト「ライダーッ……シュートッ!!」
キバ「ハアァァァッ!」

ドカアァァァン!!


アギト「やるじゃない。ちなみにそのフォームは何て言うの」
キバ「ドガバk……えっとえっと、カ、カルテットフォームです! カルテットフォーム!」


494: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 00:42:06.73 ID:U8HIv/is0

カブト「……ふっ。はっ!」
戦闘員「イーッ! イーッ!」
カブト「ふん。ちょこまかと」

ファイズ「なら、これだ!」
ピピッ……【COMPLETE!】

【START UP!】
ファイズ「ハッ! ヤアァァァッ!!」

カブト「……ほう。面白いものを持ってるな。なら俺も」
【CLOCK UP!】


戦闘員「!?」
カブト「ハッ! タァッ!」
ファイズ「ヤアッ!」

【THREE...TWO...ONE】
【ONE】【TWO】【THREE】

ファイズ「やああぁぁぁっ!!」
カブト「ハッ!!」


ドォォォォンッ!!


【TIME OUT!】【CLOCK OVER!】


503: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 00:47:20.67 ID:U8HIv/is0

響鬼「鬼ヅメでも食らえ!」ザクッ!
戦闘員「イーッ!?」

電王「オラアァァッ!!」
ザシュッ! ガシィン!
戦闘員「イーッ!」

電王「おかしな気分だなァ。桃太郎と鬼が一緒に戦うなんてよ」
響鬼「ま、こんなのもいいんじゃないの」

戦闘員「イーッ! イーッ!」
響鬼「よし。アアァァァァ……ハアッ! 響鬼・紅っ!!」
電王「うおっ、真っ赤っか!」
響鬼「夏だからなっ!」

戦闘員「イーッ! イーッ!」
響鬼「行くぜ、灼熱真紅の型ぁ!!」
電王「俺の必殺技……幻のパート4っ!!」
ズバババババババッ!!

ドガアァァァン!!


509: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 00:51:22.34 ID:U8HIv/is0

【アタックライド――スラァッシュ!】
ディケイド「ハアァァァッ!」シュバァッ!
戦闘員「イーーッ!!」

クウガ「はあぁっ!!」
バキッ! ドガッ!
戦闘員「イーッ!」

ディケイド「オダギリさん!」
クウガ「ん?」
ディケイド「今から、ちょっとくすぐった――」

ディケイド「……いや」

ディケイド(この人のクウガに、それはしまい……)

クウガ「? 何だよ」
ディケイド「何でもないです。戦って下さい、2000の技で!」
クウガ「ふっ。よおし……!」


513: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 00:53:28.31 ID:U8HIv/is0

クウガ「ふっ! はっ……!」

戦闘員「イーッ! イーッ!」

クウガ(走って跳んで宙返り。出来る出来る、俺なら出来る……)
ダッ!

クウガ「ハッ!」ビシッ!

クウガ「おりゃあぁぁぁーっ!!」

戦闘員「イ~ッ!!」

ドカアァァン!!


クウガ「……よっし! サムズアップ!」


520: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 00:56:43.49 ID:U8HIv/is0

アポロガイスト「くっ……! 行け、悪の戦士達よ! ライダーどもを潰すのだっ!」
ガミオ他「オオォォォッ!!」


ディケイド「! 皆さん、最強フォームを!」

【クウガ・アギト・リュウキ・ファイズ・ブレーイ・ヒビキ・カブト・デンオー・キバ!】

【ファイナルカメンライド――ディケーイッ!!】

シャキィィィィンl!!


アギト「俺達も最強の姿に……!」
カブト「使えるな……」


541: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 01:06:04.39 ID:U8HIv/is0

ビートル「何故だ! 素人に過ぎぬ貴様らが、何故そこまで戦える!」
キバ「繋がっているからさ……僕らは」
ビートル「何っ!?」
キバ「僕は紅渡じゃない。だけど今、僕の力は――心は――渡と、彼の仲間と繋がっている!」

キバ「心の絆で繋がっている――僕が演じてきたのは、そういう物語だ!」バキィッ!
ビートル「ぐあぁっ!」

タツロット「ウェイクアップ・フィーバーッ!」
キバ「ハッ!」
ビートル「!」

キバ「はあああぁぁぁぁぁっ!!」
ビートル「ギャアアァァッ!!」

ドォォォォン!!


553: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 01:11:23.54 ID:U8HIv/is0

モモタロス『行くぜえ! てんこ盛りだああっ!!』
ウラタロス『やっと僕の出番だね。声だけだけど』
リュウタロス『わーい! また良太郎と変身できて嬉しいなー!』
キンタロス『シャドームーンの登場予定なんて無かったんや』
佐藤=電王「みんな……行くよ!」

アリゲーター「電王っ! 貴様は二度と……表舞台には出てこない筈だったが……!」

佐藤「どんなに時が経とうと……関係ない。この力が望まれる限り、僕は……僕達は、何度でも」

【CHARGE AND UP!】

佐藤「何度でも――電王は、ここに有る!」
モモタロス「俺達の必殺技っ! クライマックスバージョンッ!!」
ザシィィィィッ!!

アリゲーター「ぐわぁぁああ!」


ドカアァァァン!


568: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 01:19:07.41 ID:U8HIv/is0

フィロキセラ「おのれ、貴様は一体……!」
カブト「天道総司……いや、水嶋ヒロ、だったか」

【ALL ZECTER CONBINE...】

カブト「どっちでもいい。名前が何であろうと、俺が最強……俺が、正義だ」
フィロキセラ「!?」
【MAXIMUM HYPER CYCLONE!】
カブト「消えろっ!!」
フィロキセラ「グアアァァア!!」


牛鬼「この世の全てを、邪気の闇で覆い尽くしてくれる!」
響鬼「あんまり舐めるんじゃないよ。この世界には、俺達がいるんだぜ?」
牛鬼「何……?」
響鬼「変身して戦ったりしなくてもさ。明日を夢見る子供達の前には、いつだって俺達がいる」

バキィッ!
牛鬼「グワア!」
響鬼「鬼神覚声! アアアァァア……」

  シュイィィシュイィィシュイイィィ……  『 鬼 』

響鬼「でやあぁぁあ!」
牛鬼「グギャアアアアアッ!」

ドォォォォン!!

響鬼(そうだ……この世界には。君達には、ヒーローがいる)


583: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 01:27:12.83 ID:U8HIv/is0

パラドキサ「死ねえっ!」
ブレイド「ハッ!」ガキィンッ!

ブレイド「お前らなんかに負けやしない! この役を受けた時から、そうだ、今でも俺は――」
【SPADE 10, JACK, QUEEN, KING, ACE!】

ブレイド「皆を守るヒーロー――仮面ライダー、なんだっ!!」
パラドキサ「!?」
【ROYAL STRAIGHT FLUSH!】
シュバアァァァァッ!!
パラドキサ「グワアアァァァッ!!」


タイガー「この世界は、我ら大ショッカーが支配するのだ……!」
ファイズ「そんなデケえ話はどうでもいいけどよ。ライダーの夢だけは、奪わせられねえな」
タイガー「ライダーの夢、だと……?」
ファイズ「ああ。夢を持たない役柄の俺でも、あの一年間、子供に夢を与えることはできたっ!」

【FAIZ BLASTER TAKE-OFF!】【EXCEED CHARGE!】

ファイズ「ライダーは、ヒーローは、世界の子供達の夢――」
タイガー「ッ!」
ファイズ「それを、お前らなんかに消させてたまるかぁっ!!」

ファイズ「ハアァァァアッ!!」
タイガー「ぐわあああぁぁっ!!」


596: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 01:42:09.44 ID:U8HIv/is0

アビス「この世は所詮、強き者が弱き者を蹴落とす定め――」
龍騎「いいや、違うな! その弱き者を助けるために、ライダーはいるんだ!」
アビス「殺し合いの物語を宿命づけられた貴様が何を言う!」
龍騎「……龍騎の物語は……どんなにバカでも不器用でも、自分の信念を貫き通した男の物語だ!」
バキィッ!
アビス「ぐ……!」

【ファイナルベント】
ドラグランザー「グオオォォ!!」

龍騎「お前程度に否定されるほど、安っぽい思いじゃないんだよ!!」
ドン!ドン!ドン!ドン!バキィィィィイッ!!
アビス「ぐああぁぁあっ!!」


バッファロー「行き場をなくした者どもよ。裁きの時だ!」
アギト「行き場をなくした……か。確かに、最初は居場所なんて無かったのかもしれないな」
バッファロー「何……?」
アギト「異端でも何でも。一年かけて思いを伝えていけば、必ず世界の意識は変わる。新しい居場所ができる」

アギト「それが二年、三年と……少しずつ居場所を作り、皆に受け入れられていったのが今のライダーだ」
バッファロー「き、きさま一体――」
アギト「だから俺達が! 今度は皆の居場所を守る!」

バッ!!
バッファロー「!」
アギト「ハアアァァァァッ!! シャイニング・ライダーキィィィック!!」
バッファロー「があああぁぁっ!!」


598: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 01:48:05.31 ID:U8HIv/is0

クウガ「――ハッ!」ボオォォッ!!
ガミオ「ぐっ!? な、何だこの炎は!」

クウガ(雄介が……高寺さんが、最後の最後まで使わなかった力……)

クウガ「ハアッ! タアッ」ガシッ! バシッ!
ガミオ「がはっ! き、きさま……!」

クウガ「見たよな……今、俺の後輩達が……それぞれの想いをぶつけて、戦っている」
ガミオ「!」
クウガ「俺が、クウガが残してきたものは無じゃなかった! クウガは立派に、次の時代のヒーローを作っていたんだ!」


   高寺『子供番組のイメージを無視した新しい番組を作りたい。一緒に壊そう』


クウガ(ああ……望むところだ!)

クウガ「はああぁ……っ!」
ガミオ「!」
クウガ「おりゃああぁぁぁっ!!」
ガミオ「グアアアアアッ!!」

ドカアァァァァァン!!


604: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 01:53:31.26 ID:U8HIv/is0

ディケイド「残るはお前一人だ、アポロガイストっ!!」
アポロガイスト「な……馬鹿な、馬鹿な! ライダーどものこの力は一体……!?」


ディケイド「……空っぽの星、ゼロから始まった歴史が……」

ディケイド「今では、見上げた空にそれぞれ、星座のように輝いている!」

ディケイド「ライダーの物語は終わらない。俺達はこれからも、世界を超えて物語を紡ぎ続ける!」


アポロガイスト「ディケイド……貴様、一体……一体何者だ!?」

ディケイド「知ってるはずだ。俺は――」


ディケイド「――通りすがりの仮面ライダーだ。これからも、覚えておけっ!!」


606: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 01:55:55.58 ID:U8HIv/is0

【ファイナルアタックライド――】

ディケイド「はっ!!」

アポロガイスト「くっ、大ショッカーに……」

ディケイド「終わりだ、アポロガイストッ!!」

アポロガイスト「大ショッカーに、栄光あれーっ!!」

【――ディディディディケーイッ!!】


ディケイド「ハアアァァァァッ!!」
アポロガイスト「があああぁぁぁぁっ!!!」


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610: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 01:59:44.46 ID:U8HIv/is0

……。


………。


水嶋「……終わったのか。全て」
賀集「そうみたいだな……」

オダギリ「……」


鳴滝「おのれ、ディケイドおっ!」

井上「!?」

鳴滝「貴様は……またしても……」

井上「いや、あの、無事に敵倒したんだからいいじゃないですか」
鳴滝「!」

鳴滝「まあ、それはそうなんだが……とにかく、おのれディケイドっ! 私はこれからも貴様を憎み続けるぞっ!」
しゅいぃん……

井上「……言うだけ言って消えた……」


615: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 02:06:15.68 ID:U8HIv/is0

~数か月後~

椿「あーあ。やっぱり夢だったのかなあ」
天野「何だ、またその話か」
椿「だって、あの後すぐにベルトも消えちゃったし……」
森本「俺らまで同じ夢を見とった言うんか?」
椿「うーん……」

須賀「俺は、夢じゃなかったと思うけどな。夢とはちょっと違う、不思議な体験、みたいな」
椿「ですよねえ、やっぱり……」
須賀「ライダーを演じた俺達だけが体験した、不思議な出来事、ってところかなあ」

松田悟志「何やねんお前。なら何で俺は体験できんかったんや」
椿「うわ、出た、関西弁その2」
須賀「ああ、だから、“主役ライダーを”って意味でね」
松田「龍騎の主役は実質ナイトみたいなもんやろ!」
天野「そうだそうだ。ブレイドの主役はギャレンだよな」
一同「それはない」


616: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 02:10:41.47 ID:U8HIv/is0

佐藤「マネージャー」
マネージャー「はい?」
佐藤「電王の映画ってさ。もうやらないのかな」
マネージャー「? さあ…・・・」

佐藤「もしまたやるなら……ちょっとくらい、出てみてもいいかな、って」
マネージャー「駄目ですよそんなの。ただでさえ、こないだの事件で大騒ぎになったんですから」
佐藤「……そっか」


佐藤(他の皆さんはどう思ってるのかな……)

佐藤(ライダーの経歴を前面に出してる人、出せない人……)


佐藤(それでも、たぶん……変身して戦えてよかった、って思いは、皆一緒なんじゃないかな……)


620: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 02:12:51.42 ID:U8HIv/is0

監督「はいカーット!」

スタッフ「オダギリさん、お疲れさまーっす!」
スタッフ「お疲れさまっす、オダギリさん。これどーぞ」
オダギリ「……コーヒー」

オダギリ「あのさ、俺はコーヒー飲まな……」
スタッフ「ああっ! どうもすみません、こいつ新人なもんで――」
オダギリ「……いや。まあいいよ」

オダギリ「せっかく買ってくれたものだからさ。ありがたくいただくよ」

スタッフ「へ……?」


622: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 02:16:29.90 ID:U8HIv/is0

レポーター「ところでオダギリさん、少し前に世間で噂になった、あの事件のことですが――」
オダギリ「……それってさ、ノーコメントじゃ駄目なの?」
レポーター「あ、ああっ、やっぱりそうですよね!」
オダギリ「……いや」

オダギリ「まあ、さ」

オダギリ「俺がその……なに? 仮面ライダーを演じることって、多分もう、ないと思うんだけど――」

オダギリ「それでもね。そういうものを演じた、っていうのは、俺のどこかで宝物としてあるんですよ」
レポーター「えっ?」

オダギリ「俺の演じたクウガが、テレビの前の子供達を笑顔にして……それに、今でも子供達を笑顔にし続けている」

オダギリ「そういう仕事に携われたことは、役者として誇りかなって」

レポーター「……!」


623: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 02:17:20.44 ID:U8HIv/is0

オダギリ「……」

オダギリ「これで……いいんだよな? 五代雄介……。」





    *


 *


         *


625: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 02:18:32.62 ID:U8HIv/is0


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                *


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627: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 02:19:17.03 ID:U8HIv/is0




         *

    *



桐山漣「ダブルの」
菅田将暉「ベルト……?」





 (おしまい)


629: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 02:19:52.29 ID:+uInQwu20

すごく良かった


651: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 02:33:24.04 ID:U8HIv/is0

http://www.geocities.jp/hibikigaiden/
ちなみに、昔書いてた響鬼の小説などがこちらにありますので、もし興味があればどうぞー。

それでは!


666: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 04:21:27.45 ID:5M+6LsnF0

すげークウガ見たくなってきた


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