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ドラッグ オン ドラグーン3 討鬼伝

スライム

勇者「うおりゃあ!!」ズバッ スライム「う、うわあああああ!!」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/24(金) 13:51:21.12 ID:oUZ/k/0m0

スライム「痛いいたいよおおおおおお!!!!」ブジュウウウ

勇者「えっ……」

スラりん「お、おい!スライム!!」

スライム「あがぁあああああ!!」

スラりん「しっかりしろ!!おい!!」

スライム「ぐはっ……お、俺はもうダメだ……」

スラりん「バカ言うな!!ここで死んでどうする!?」

スラりん「嫁さんや子供はどうなるんだよ!?」

スライム「ふっ……キツいこといいやがる……」

スラりん「上の子は来週から小学校じゃねえか!!」

スラりん「あんなに入学式楽しみにしてただろ……?」

スライム「ああ……見たかったな……」

スライム「息子の晴れ姿……」


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スライム「魔王さまが姫をさらってきた?」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/08(木) 19:14:15.33 ID:K+k8EWjE0


コウモリ「らしいぜ。オレの仲間たちの間じゃその話でもちきりだ」

スライム「本当なの?」

コウモリ「姫を見たやつもいるって。城のどこかに閉じ込めたとか」

スライム「すっごいなあ!」

コウモリ「だよな! さすがは魔王さまだ」

スライム「どうやってさらってきたんだろう」

コウモリ「そりゃあ正面から乗りこんで人間たちをけちらしけちらし、だろ」

スライム「かぁっこいい!」

コウモリ「まったくだぜ!」


スライム「俺より強い奴に会いに行く」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/10/17(土) 22:25:43.71 ID:k0kGca9S0

ドラキー「え? 何言ってんの?お前俺より弱いじゃん」

スライム「何を言っているんだお前は?頭でも打ったのか?」

ドラキー「いや・・・どう考えてもお前が最弱だろ・・・」


少年「スライムだ」スライム「にゃー」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/08(土) 01:35:56.87 ID:mzFN9jD9O

少年「逃げなきゃ」

スライム「にゃー」

少年「殺される」

スライム「にゃー」

少年「・・・」

スライム「にゃー」


スライム「勇者があらわれた」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/27(金) 23:35:17.56 ID:hisqjk1Q0

スライム(いきなり勇者と出会ってしまった……)

スライム(儚い人生だったな……)

女勇者「か……」

スライム「か?」

女勇者「可愛い!ぷにぷにしたい!!」


スライム「魔王に反逆する。勇気ある者は俺についてこい」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/19(月) 18:02:00.41 ID:0wEn9nLM0

――魔物のどうくつ――

壇上に上がったスライムはそう言うと、集まった魔物たちの顔を見回した。
目をそらす者もいれば、力強くうなずく者もいる。

ももんじゃ「でもよお、勝算はあるのか? 仮にここにいる奴がお前について行っても、相手があの魔王じゃ分が悪すぎるぜ」

この場で最古参の魔物、ももんじゃは訝しげに首を振った。

スライム「あるとも言えるし、ないとも言える。しかし、魔王に対する勢力は一つや二つではない。人間の勇者だって中々の強さだ」

魔物たちは悩む。現状維持か、それとも……。




――魔王の城――


魔王「うむ、いい酒じゃのう」

ドラゴン「魔王様。こちらの肉もお召し上がりになってください」

魔王「うむうむ。美味いのう、楽しいのう」

華美な衣服を着て、宝石をちりばめた椅子に座り、豪華な食事を楽しむ魔王。美女を侍らせ、酒を注がせる。
彼の贅沢は魔物と人間からの貢物によって賄われていた。