fc2ブログ

ドラッグ オン ドラグーン3 討鬼伝

インなんとか「ムサシノぎゅうにゅうなんだよ!!」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/25(月) 00:36:41.99 ID:EWerZo9k0

インなんとか「買うならやっぱりムサシノぎゅうにゅうがいいんだよ!!」

上条「なにいってるんですか、上条さんのお財布には低脂肪乳が精一杯なんですよ?」

インなんとか「ダメなんだよ!絶対ムサシノ牛乳がいいに決まってるんだよ!!」




2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/25(月) 00:37:53.28 ID:gC6TO7CeO

インデックスだ

二度と間違えるな


4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/25(月) 00:42:28.29 ID:EWerZo9k0

上条「はぁ…珍しく買い物に着いて来るなんて言うから何かあると思ったけど…そんなに美味いのか?コレ」
インなんとか「もっ、もちろんなんだよ!美味しいからとーまもきっと気に入ると思うんだよ!」
上条「そうなのか…でもなんでお前そんなの知ってるんだ?」
インなんとか「それは…、こっ子萌の家に行った時にのませてもらったんだよ!」
上条「そうか、まぁ今回だけ試しに買ってあげますよ。」
インなんとか「さすがとーまなんだよ!」
上条「はぁ…」


5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/25(月) 00:50:34.79 ID:EWerZo9k0

~帰宅~
上条「あぁ、なんだかんだでまた結構使っちゃったよ」

インなんとか「ところでとーま!私の呼び名がなにかおかしいと思うんだよ!?」

上条「ん?どうしたインなんとか」

インなんとか「とーま!いい加減にしないといくら温厚な私でも怒るってもんなんだよ?」

上条「わかった、わかりましたよインデックスさん」

インデックス「それでよろしいのだよ」


6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/25(月) 00:54:11.96 ID:EWerZo9k0

インデックス「さぁとーま!さっき買ってきたムサシノ牛乳を早く出すんだよ!」

上条「はいはい分かりましたよ。でも、まだあんま冷たくないぞ?」

インデックス「そんなのはどうでもいいってもんなんだよ!はやく!とーま!」

上条「ほれ、どうぞ。俺も少し飲んでみるか」

インデックス「くーっ!やっぱり買い物帰りはムサシノ牛乳だね!」

上条「んー、まぁ普通の牛乳よりは美味しいけどな。そんなに気に入ったのか?コレ」

インデックス「当たり前なんだよ!成長のたm…いや大のお気に入りなんだよ!!」

上条「そうか、まぁ上条さんも好きな味だし。余裕があったら買ってきてやるよ」


7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/25(月) 00:57:05.78 ID:EWerZo9k0

~翌日~
上条「ふわぁ~、昨日は結局夜までホットミルクなんだよ!とか言って牛乳飲んでやがったな。あいつ」

上条「とりあえず顔でも洗いますか……ん??」

上条「なんなんだ…この胸の膨らみは」


9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/25(月) 01:00:26.20 ID:EWerZo9k0

上条「ちょっと待てちょっと待て、なんで上条さんがAカップくらいになってるんですか!?」

上条「いつもの『不幸だー!』では片付けられないほど不幸だー!!!!」

上条「とりあえずインデックスが起きる前に、このタオルでもキツく巻いておくしか…」

上条「それにしても…これは小さいながらも立派なおっぱいで……ってなにやってるんだ俺は!早くタオルを!」

インデックス「どうしたのとーま?朝から騒がしいんだよ?」

上条「・・・・・・・・・・」

インデックス「・・・・・・・・・・」


10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/25(月) 01:04:43.27 ID:EWerZo9k0

インデックス「とーま…?とーまは女の子だったの?」

上条「いや、上条さんは立派な男性ですよ?」

インデックス「ならさっきチラッと見えた女性の象徴はなんなのかな?」

上条「いやその、これには深いワケがありましてね?」

インデックス「まずは私はその深いワケを聞いてあげるんだよ」

上条「いや言い訳もなにも…朝起きたらですねぇ」

上条「胸にふっくらと女性の象徴がね…?」


13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/25(月) 01:09:02.09 ID:EWerZo9k0

インデックス「それはきっと…」

上条「それはきっと…?」

インデックス「ムサシノ牛乳なんだよ!!」

上条「そうなのか!!  っては?なにをおっしゃってるんですかインデックスさん?」

インデックス「ムサシノ牛乳には、そういう秘められたパワーがあるという噂なんだよ!!」

上条「えーっと…はぁ。だいたい分かった。」

インデックス「なにが分かったのかな?とーま」

上条「その噂を知って、昨日俺にあの牛乳を買わせたと。それで、なぜか上条さんに効果抜群だったわけだ・・・」


16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/25(月) 01:14:34.26 ID:EWerZo9k0

インデックス「なにか怒ってるのかな…とーま」

上条「いいえ、紳士な上条さんは何も怒ってませんよ。そんな理由だろうと男には言いにくい。でも自分の胸がもう少しだけ大きかったら…」

上条「そんなささやか悩みは、誰にだってあるんです。」

上条「だから上条さんは、インデックスにこれっぽっちも怒ってないですよ」

インデックス「とーま・・・」


18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/25(月) 01:20:21.55 ID:EWerZo9k0

上条「問題は、これをどうするか・・・だ」

インデックス「もしかしたら魔術が関係してるかもしれないんだよ!私に見せてみるべきなんだよ!」

上条「見せるったって・・・」

インデックス「さぁ早くそのタオルをどけるんだよ!!」

上条「わかったよ、どけりゃいいんだろ!見ろよ!おっぱい付きの上条さんを!」

インデックス「これは…」


19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/25(月) 01:23:25.31 ID:EWerZo9k0

インデックス「・・・(すごく綺麗な胸なんだよ。形の整った、少し上向きの…しかも私より少し大きいんだよ…)」

インデックス「(これは許せないんだよ。男の人より胸が無いなんて、屈辱すぎるんだよ)」

インデックス「(だいたい、なんで私に効果が無くてとーまにこんなに・・・)」

上条「おいインデックス?どうした?上条さんもそんなに見られると流石に恥ずかしいぞ」

インデックス「(一刻も早く、もとどおりにしないと『男より胸のない女』の称号が私に与えられてしまうんだよ!!)」

インデックス「んっ?あぁ、魔術は関係ないみたいなんだよ。 そうだ、とーまの右腕ならきっと消せるんだよ!」

上条「あぁ、そうか!!  あまりにも驚いてそこに気がつかなかったなんて上条さんもまだまだだな」



21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/25(月) 01:29:18.23 ID:EWerZo9k0

上条「(すこし遊びたい気もするけど、容姿はそのままで胸だけなんて気持ち悪いだけだしな)」

上条「よし、じゃあさっそく。」

上条「そのふざけた脂肪をぶち壊す!!!」

モニュ

上条「そのふざけた脂肪をぶち壊す!!!」

モニュ

上条「おい・・・マジかよ・・・」

インデックス「普通に右手でも揉めちゃうんだよ・・・・」

上条「(待てよ…?俺の右腕が効かないって事はだな…)」

上条「(異能の力ではない。って事だ…という事は…単なる成長…だとでもいうのか…?)」



23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/25(月) 01:33:16.97 ID:EWerZo9k0


上条「うわああああああああああああああああああああ」

インデックス「とーま?どうしたの!?」

上条「終わった…上条さんの人生はここで終了だ…」

上条「普段は隠せるからいい。だがどうだ、隠せない局面が必ず出てくる」

上条「プールの授業、体育等の着替えなんて余裕でアウトだ」

上条「もし恋人が出来て、そういう場面になって、彼氏におっぱいがあったらどう思う…?」

上条「俺は終わりだ…」


24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/25(月) 01:36:41.06 ID:EWerZo9k0

インデックス「大丈夫、きっとまだ方法はあるはずなんだよ!」

上条「なんだ、その解決方法を探すために皆に見せてまわるのか…?」

上条「そんな事出来るか…」

上条「自分で『僕はおっぱい坊やでーす!』なんて言えるかってんだ!!」

上条「おっぱい坊や…?  そうか…ならもうおっぱい坊やになればいいんだな」

上条「いや違う、巨乳の美女になってやる!!」

インデックス「とーま!?少し落ち着くんだよ!!」

インデックス「今のとーまは混乱してるんだよ!一回落ち着いて私と話し合うんだよ!」

上条「黙りやがれこの貧乳が!!どけっ!!」

インデックス「ダメなんだよ!!冷蔵庫には行かせないんだよ!!」


25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/25(月) 01:40:58.18 ID:EWerZo9k0

上条「どけっていってるだろ!!」ズンズン

インデックス「(ダメなんだよ、とーまを止められないんだよ…)」

上条「よし、一気に飲み干してやる!」ガチャ

上条「ゴクッゴクッゴクッゴクッ  プハー!!」


上条「牛乳はやっぱり?」


上条&インデックス「「ムサシノ牛乳!!」」




~『牛乳はやっぱりムサシノ牛乳』~   第一話 -End-


28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/25(月) 02:11:22.69 ID:EWerZo9k0

黒子「ふぅーっ!!お姉様、お風呂先に上がりましたわよー。」

美琴「はいはーい、じゃあ私もこれ読み終わったら入ろうかしらね」

黒子「よいっしょっと、ゴクッゴクッ  プハーッ!」

美琴「あんた、あの一件以来その牛乳気に入ってるわねー」

黒子「えぇ、お姉様を包み込めるようなバストが欲しいんですの。まぁ普通に美味しいですし」

美琴「えっと…最初のはスルーしとくわね。確かに美味しいわよね、それ。私のも残しといてね」

黒子「もちろんですの。お姉様にはもっとナイスバディになって女性の魅力に気づいて欲しいですから」

美琴「なによそれ、別にいいじゃない…かわいいものはかわいいんだから…」


29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/25(月) 02:18:46.04 ID:EWerZo9k0

黒子「だからお姉様はもっと常盤台のACEとしての自覚を…」

美琴「はいはい、分かったわよ。それよりアンタ早く髪乾かさないと風邪ひくわよ?」

黒子「そうですわね、お気遣い嬉しいですわ」

美琴「じゃあ、私もそろそろお風呂入るかな」

黒子「黒子今日は疲れましたの、先にお休みさせて貰いますわ。申し訳ないですわお姉様」

美琴「最近ジャッジメントの仕事忙しそうだもんねぇ、お疲れ様、おやすみね。」

黒子「おやすみなさいませ。」

美琴「私もさっとお風呂入ってこよ」

美琴「ふぅー、やっぱお風呂は最高ね。」

美琴「えぇーっと、あった。これこれ。ムサシノ牛乳って言うのよね。」

美琴「ゴクッゴクッゴクッ プハーッ! やっぱ美味しいわね」

美琴「(これで私もあいつ好みの胸の大きい女性になるんだから…)」


30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/25(月) 02:22:36.05 ID:EWerZo9k0

美琴「ふわぁ~  おはよう。黒子」

黒子「あら、おはようございますわ。お姉様。」

美琴「あれアンタ、ちょっとというかだいぶ胸大きくなってない…?」

黒子「そうですかしら、私としてはそんな変わった感じはございませんけど」

美琴「私の見間違えかしらねぇ」

黒子「きっとそうですわよ、そんな短期間で胸が大きくなんて…いや、お姉様?お姉様こそ大きくなったのでは…」


31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/25(月) 02:27:53.41 ID:EWerZo9k0

美琴「いやいや、そんな事あるはず~  ってアレ、ちょっと大きくなったかも…」

黒子「おめでとうございますわお姉様!やはりお姉様はもっと魅力を身につけていくべきお方なんですのよ!」

美琴「いやぁ、嬉しいけどちょっとこれはびっくりねぇ」

黒子「まぁ確かに…効果が出るのが早すぎるというかなんというか」

美琴「別に怪しいもん入ってる訳でもないし、大丈夫だとは思うけど…」

黒子「えぇ、パッケージに書いてる分にはごく普通の牛乳ですわね」

黒子「でも心配ですので、初春に調べて貰っておきますの」

美琴「そう?でもありがとう、頼むわね。」


47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/25(月) 16:02:38.83 ID:EWerZo9k0

どういうことなの
なんでこんなクソスレ保守してくれてるの


51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/25(月) 16:27:03.38 ID:EWerZo9k0

~その日の夜~
美琴「あれ黒子、おかえりー」

黒子「ただいま帰りましたの、お姉様。」

美琴「今日もジャッジメントの仕事?お疲れさまね」

黒子「ありがとうございますわ。それで、例のムサシノ牛乳の件ですが…」

美琴「なにか分かったの!?」

黒子「お伝えしにくいんですが…」

美琴「なんなのよ?気になるじゃない」

黒子「あの…気になるニュースがございまして…」

黒子「これですの」

美琴「『学園都市内の男子高校生、発狂か!? 原因はムサシン牛乳?!』  なによこれ」

黒子「いえ、信用性は低めのニュースなので詳しい事は分かりませんの。」

黒子「でも調べた内容によると、その男性はムサシノ牛乳を飲んだら胸が大きくなってきてそれが原因で発狂に至り、現在入院中とか」


53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/25(月) 16:36:44.44 ID:EWerZo9k0

美琴「なによそれ・・・ というか本当に胸が大きくなるのね、あの牛乳」

黒子「それも殿方にまでも効果が出ると」

美琴「でも、その人はムサシノ牛乳というか、その胸の成長にビックリして発狂したのよね?」

黒子「えぇ、だからその明らかに体に害のある成分が入ってるとかではないと思うのですが…」

美琴「それと、あの牛乳の効能がハッキリと分かったわね」

黒子「そうですが…ただの牛乳にそこまで効果があるのも怪しいですわね」

美琴「そうねぇ・・・どうしようかしら あの牛乳」


54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/25(月) 16:39:10.86 ID:EWerZo9k0

黒子「大丈夫だろうとは思いますが」

美琴「なんでよ?」

黒子「いまのところ情報がそれだけですし、固法先輩達は健全にあの牛乳を昔から飲んでらしたみたいですしねぇ」

美琴「そうねぇ、でも心配だから固法先輩に少し聞いてみようか」

黒子「それがいいですわね、明日はお休みですし。連絡取っておきますわ」

美琴「えぇ。頼むわね」

黒子「今日のお風呂上りは…一応やめておきましょうか」

美琴「そうしましょう」


57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/25(月) 16:44:27.07 ID:EWerZo9k0

黒子「お姉様、明日お昼頃から固法先輩のおうちにお邪魔させて頂く事になりましたの。」

美琴「あら、仕事が早いわね。お昼ね、分かったわ。 もうこんな時間だし、先にお風呂入るわね~」

黒子「えぇ、明日あの牛乳の正体をはっきりとしてしまいましょう。」

黒子「はいお先にどうぞ、お姉様」

ガチャ   バタン

黒子「(お姉様には言えませんでしたが、固法先輩があの牛乳の話をする時、黒子はなぜか恐怖を感じるんですの…)」

黒子「(やはり、よくわからないモノは止めたほうがいいのでは…)」

黒子「(以前まで愛飲してた牛乳に戻せばいいだけの話なんですが、やっかいなのは)」

黒子「(あの【胸が大きくなる】という噂ですわね…あれに結構お姉様は食いついてらっしゃる)」

黒子「まぁ考えても仕方ありませんの。明日固法先輩に全てを教えて頂きましょう。」


58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/25(月) 16:50:48.52 ID:EWerZo9k0


美琴「黒子ーお風呂上がったわよー!  アンタもパっと入っちゃいなさいな」

黒子「えぇお姉様。 お姉様?お風呂あがりくらい下着一枚で部屋をうろちょろしても構いませんのよ?」

美琴「なにいってんのアンタは、風邪ひくでしょーが。もう、さっさと入る入る!!」

黒子「まぁまぁお姉様、なにもそんなに押さなくても入りますってば」

ガチャ        バタン



シャー   ふんふっふふん♪





美琴「よし…入ったわね…」


59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/25(月) 16:55:00.20 ID:EWerZo9k0

美琴「いまのうちに…」

美琴「(胸が大きくなるって聞いてるんだから、やめられるもんですか)」

ゴクッゴクッ

美琴「(これで魅力的な体になって)」

ゴクッゴクッ

美琴「(あいつを見返してやるんだから!)」

プハーッ

美琴「(さ、あとはこれを黒子にバレないように元通りに…)」

美琴「ふぅ、やっぱり美味しいわね。なんだろう…不思議とやみつきになる味だわ…」

美琴「(明日とは言わない、来週、来月になったら立派な胸になってるに違いないんだからっ!)」


61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/25(月) 17:06:52.74 ID:EWerZo9k0

黒子「お姉様ーいま上がりましたわー」

黒子「ってお姉様?」

黒子「あらあら、なんて可愛い寝顔なんでしょう…デュフフ…」

黒子「いけないいけない。もうこんな時間ですし黒子も早く寝ないといけませんわ」

黒子「おやすみなさいませ、お姉様。」


62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/25(月) 17:14:06.73 ID:EWerZo9k0

~翌日~

美琴「ん~、あぁもう朝か。 おはよう黒子」

黒子「あら、おはようございますわ。お姉様」

美琴「ふわぁ~!今日もいい天気ねー」

黒子「お姉様…?ちょっとその伸びの姿勢のままストップですの」

黒子「お姉様……昨日飲みましたわね?ムサシノ牛乳」

美琴「えっ!?のっ、のの飲んでないわよっ!」バッ

黒子「そんなにキョドりまくって胸を隠しても、あふれんばかりのその胸が証拠というもの…」

黒子「もはや佐天さんサイズ…いやそれをも上回るバストですわ」

美琴「のんでないもんっ、前まで飲んだ分の効果よ!」

黒子「まぁ…そういう事でいいんですの。さて、今日はお昼からお出かけですので支度のほうよろしくお願いしますわ」

美琴「なんなのよ、のんでないって言ってるでしょ。  分かったわよ」



63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/25(月) 17:18:50.68 ID:EWerZo9k0

~固法宅~

ピンポーン

固法「はいはーい、 あらいらっしゃい。どうぞ、ゆっくりしていって」

美琴「あ、お邪魔しますー」

黒子「お邪魔しますの」

固法「あら御坂さん、ずいぶん胸が大きくなってない?」

美琴「いやあの、これはっ…」

固法「ひょっとしてはじめちゃった?ム・サ・シ・ノ」

黒子「流石固法先輩、察しがいいですの。今日はその件に関して聞きたい事があって来ましたの。」

固法「あらそうなの、なんでも聞いてちょうだい。私はなんといっても初期会員なんだから」

黒子「(会員…?)」


65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/25(月) 17:21:36.69 ID:EWerZo9k0

黒子「とりあえず進めさせてもらいますの。まず、このニュースを見て欲しいんですの」

固法「『学園都市内の男子高校生、発狂か!? 原因はムサシン牛乳?!』 ふぅん。」

黒子「ふぅんって先輩、一人の男性が入院までしてる事件ですの。それでこの事件に『ムサシノ牛乳』がどうも関わってるようですわ」

固法「素人の男の子が、きっと無茶な飲み方でもしたんでしょ?」

固法「それで、ムサシノ様がお怒りになったのだわ。当然の報いよ」

黒子「(ムサシノ様…? これは怪しすぎますわ)」

美琴「あの…ムサシノ様っていうのは…?」


67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/25(月) 17:28:04.50 ID:EWerZo9k0

固法「はぁ?あなた、そんな事も知らずにムサシノ牛乳飲んでたの?」

美琴「あの…すいません」

固法「まぁそれはいいの。こうやって知ろうとうちにやってきてるだけでも褒められる事だわ。」

固法「ムサシノ様っていうのはね、あのムサシノ牛乳を作ってる会社を立ち上げた人物なの。」

固法「ムサシノ様が付き合った女性は、どんな女性だろうと胸や体が魅力的になり、そこからの自信もあってかとても魅力的な女性ばかりだったらしいの」

固法「そんなムサシノ様が作った牛乳を飲めば、あんな地味だった私もこんなに明るい魅力的な女性になれたのよ」

黒子「(確かにそうですが、自分で言うとは…)」

固法「だから御坂さん、あなたもムサシノ牛乳を飲みつづければ今以上に魅力のある女性になって。気になるあの人もゲットよ!」

美琴「気になるあの人もゲット…」

固法「そうよ、だからもっといっぱいムサシノ牛乳を買って、魅力をつけていかないとね!」

固法「そうだ、定期購入のパンフレットがあるから、これあげるわ。定期購入だと結構お得なのよ?」

固法「こんど、ムサシノで成功したの人達の講演会があるから、良かったら来なさいよ。いいお話が聞けるわよ?」

黒子「(これは・・・・・・・)」


68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/25(月) 17:35:26.55 ID:EWerZo9k0

黒子「(どうみてもカルト宗教…)」

黒子「(牛乳をきっかけに、新たな商品等を売っていくんでしょうか…)」

黒子「(とにかく、ここを出ないと)」

ツンツン
黒子「(お姉様、早くここを出ないと)」

美琴「(なんでよ黒子、これから美味しいムサシノ牛乳の飲み方を教えてもらうんじゃないの)」

黒子「(なにを言ってるんですの、とにかく出ますの!)」

美琴「(うーん、分かったわよ。あんたがそこまで言うんなら)」

黒子「あら、もうこんな時間ですの?私たち、予定がございますの。今日はお話ありがとうございましたわ」

美琴「えぇ、そうなのよねー。すいません、外せない用事で…」

固法「えぇ?そうなの?まだ全然話し足りないわよ」

黒子「話し足りない分は、また今度聞かせてもらいますのー」

固法「しょうがないわねぇ、講演会、絶対来てね?ね?」

黒子「考えておきますの!ではお邪魔しましたの!!」


69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/25(月) 17:39:11.87 ID:EWerZo9k0


美琴「はぁはぁ…なんなのよ黒子、まるで逃げるみたいに…」

黒子「はぁっ…はぁ…そりゃあ逃げるってもんですの!」

美琴「なんでよ、別に逃げる必要なんてどこにも」

黒子「まったくお姉様は、なんて危なっかしい方ですの」

黒子「あれを聞いて逃げる必要がないなんて…どうみてもカルトを使った商法ですの」

美琴「え?カルトって、カルト宗教ってやつ!?」

黒子「そうですの、ムサシノ牛乳でまずユーザーを獲得して、そこからどんどん高いモノでも買わせていくんでしょう」

黒子「固法先輩みたいな方は、実際にあの牛乳で成功してらっしゃるから抜け出せない。」

黒子「だから、本心から私たちに勧めるんですの。」


75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/25(月) 20:15:59.74 ID:EWerZo9k0

美琴「そうなの?私が気づかなかったけど…」

黒子「だからお姉様は危なっかしいと言ってるんですの!」

美琴「そんな怒る事ないじゃない…それに、気になるあのh…」

黒子「そんなのはまやかしですの!自分の力じゃなく牛乳なんかに頼ってどうしますの!」

黒子「とはいっても、お姉様の殿方への思いなんてものはこの黒子がぶっ壊しますの!」

黒子「とにかく!今後あの牛乳には関わらないほうがいいですの」

美琴「えー、せっかく成長してきたのに…」

黒子「ダメったらダメですの!それに女子中学生には十分すぎる胸ですの!」

美琴「ちぇっ、わかったよ。じゃあ牛乳は前のに戻すかぁ…」


76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/25(月) 20:18:26.80 ID:EWerZo9k0

黒子「そうですわね、アレに戻しましょう。」

美琴「まぁアレも、美味しいしね。よし、気持ち切り替えていこー!」

黒子「おー!ですわ!」

美琴「牛乳はやっぱり?」




美琴&黒子「「メグミルク!!」ですわ!!」



~『牛乳はやっぱりメグミルク』~   第二話 -End-


79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/25(月) 20:24:55.35 ID:9QD8cyJnO

見事なスレタイ詐欺


80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/25(月) 20:27:33.10 ID:4xqLpPt0O



毎日骨太こそ最強の牛乳


81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/25(月) 20:30:54.71 ID:cR2g6ANlP

タカナシの低脂肪こそ至高
下手なジャージー乳より美味い

逆に、ビタミン入りとかは高いだけで不味いのでオススメできない




関連記事
スポンサーサイト