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ドラッグ オン ドラグーン3 討鬼伝

あかね「あかりのパンツもこれが最後の一枚ね…」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/26(水) 14:21:07.17 ID:WCFVeBN2O

m> ♀♀ νУ

あかね「あかりが旅行に行っている間に作った、この屋根裏部屋の秘密基地…」

あかね「ここからはいつでも、あかりの部屋を覗く事が出来るわ…」

あかね「更に床を一部改造していて、あかりの部屋への侵入も可能よ…」

あかね「そして何より素晴らしいのが…このパンツコレクション!」

あかね「天井、壁、床…全てがあかりのパンツで埋められているわ…」

あかね「あと1パンツで完成…そして、あかりの持ってるパンツもあと一枚…」

あかね「どうやって、最後のパンツを手に入れようかしら…」





3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/26(水) 14:24:39.43 ID:WCFVeBN2O


部室



あかり「京子ちゃん…ちょっと、いい?」



京子「何だよ、あかり?私はちなつちゃんモフるのに忙しいんだから、手短にな!」



あかり「真面目な話なの…あかりと一緒にトイレに来てくれる…?」



京子「あかりが真面目な話~?面白そうだな…いいよ、トイレ行こ!」






5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/26(水) 14:30:49.96 ID:WCFVeBN2O


トイレ



京子「で、真面目な話って何?」ワクワク



あかり「あのね…最近あかりのパンツが無くなるの…」



京子「いや、それ前に聞いたし…そんだけ~?」



あかり「違うの!あれから盗まれないように、あかりの部屋に干してるんだけど…」



あかり「それでも盗まれちゃうんだよ~!」



京子「いやいや、あかりが居ない間に普通に入られてるんだろ?」



あかり「鍵はちゃんと閉めてるもん!」



京子「そ、そうなのか…?う~ん…」



京子(犯人は間違い無く、あかりの姉ちゃんだろうけど…)



京子(鍵を閉めてるのに侵入してるって、どういう事だ?)






7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/26(水) 14:36:52.35 ID:WCFVeBN2O


京子「ま、でも…そんくらいじゃ私は協力出来ないな」



あかり「えっ!?」



京子「たかがパンツ盗まれるくらい、どうって事ないだろ?」



京子「所詮、あかりのだし!」



あかり「京子ちゃん、酷いよ~!!」



京子「そういう事だから、私は部室に戻るよ」



あかり「ま、待って!あかりも最初はそう思ってたの!!」



京子「最初は?…じゃあ、今は何で大騒ぎしてんだよ?」



あかり「…後の一枚なの」



京子「は?」



あかり「今履いてるパンツが最後の一枚なの!!」






10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/26(水) 14:42:00.03 ID:WCFVeBN2O


京子「えぇぇぇぇぇ!?」



京子「じゃあ、パンツ履き替えられないのか?」



あかり「うん…今日でこのパンツは2日目なの…」



京子「そ…そうか…」



京子(あかりの姉さん、あかり好きを相当こじらせてるな…)



京子(話を聞いた以上、流石に見捨てる訳にはいかないか…)



京子「分かった!今日、あかりんちに行って一緒に調べてやるよ!!」



あかり「京子ちゃん…」ジーン



京子「名探偵京子ちゃんに任せておけ!あかりのパンツは必ず取り返してやるからな!!」






13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/26(水) 14:49:01.10 ID:WCFVeBN2O


ザー



京子「酷い雨だな…」



あかり「京子ちゃん…」



京子「何だよ、あかり?」



あかり「あかり…今日、傘を忘れちゃったの…」



あかり「今、パンツが濡れちゃったら…あかり…」



京子「はぁ…分かったよ、私の傘に入りな!」



あかり「えへへ、ありがとう!京子ちゃん!」ピト



京子「おいおい、そんなにくっ付くなよ!歩きにくいだろ…///」



京子『これが、生涯忘れられない思い出になるなんて…』



京子『この時の私に知る由は無かった…』






16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/26(水) 14:53:06.04 ID:WCFVeBN2O


あかり宅



あかり「どうぞ!」



京子「お邪魔しまーす!」



京子「」キョロキョロ



あかり「どうしたの?京子ちゃん…」



京子「えっ?あぁ、何でも無い!何でも無いよ~?」



あかり「?」



京子(あかりの姉ちゃんは居ないのか?)



京子(靴…は、誰が誰のだか分かんないし…)



京子(とにかく今はあかりの部屋を調べるのが先決だな!)






19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/26(水) 14:58:24.04 ID:WCFVeBN2O


あかり部屋



京子「お~綺麗な部屋だな~」



あかり「えへへ、そんなに褒めないでよ~」



京子(いや、個性が無いな~と続けようとしたんだけど…)



京子「ぶるる…雨で部屋まで寒いなぁ~」



あかり「!!」



あかり「えっと…あかりは飲み物持ってくるね!」ガチャ



京子「おう、温かいお汁粉を頼む!」



あかり「そんなの無いよ~」パタン





京子「…さて」






23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/26(水) 15:03:31.72 ID:WCFVeBN2O


京子「このタイプの鍵じゃ、壊さない限り開かないな…」



京子「だとすると、別の場所から侵入してる事になるんだけど…」



京子「壁とか?」ペタペタ



ペタペタペタペタ



京子「一周触って回ったけど、隠し扉なんて無いな…」



京子「後は天井か?」



京子「上から降りて来て、着地するならベッドの上…だよな?」



京子「よっと!」バフン



京子「…げっ!何か露骨に色の違う箇所がある!!」






24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/26(水) 15:09:10.86 ID:WCFVeBN2O


京子「ジャンプで届くかな?」



京子「おりゃ、おりゃ!」ピョンピョン



京子「って…届く訳無いか…」



京子「これは、天井から吊されたロープか何かで帰るパターンだな」



京子「う~ん、トリックを暴いたのに手を出せないのは辛いな…」



京子「とりあえず、あかりに報告だけでもしておくか…」



ガチャ



京子「えっ?……うわあぁぁぁぁぁ!?」グイ



バタン



あかり「京子ちゃ~ん!」ガチャ



あかり「…あれ?京子ちゃんが居ない」






27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/26(水) 15:15:16.57 ID:WCFVeBN2O


屋根裏部屋



あかね「こんにちは、京子ちゃん♪」



京子「その声は、やっぱりお姉さんでしたか…」



あかね「まさか、この部屋がバレるとは思って居なかったわ…」



京子「それで、いいんですか?私をここへ連れ込んだりして…」



あかね「えぇ、元々京子ちゃんを招待する気だったから」



京子「それはどういう意味ですか?」



あかね「まあ、焦らないで…これを見て頂戴!」パチ



ピカー



京子「!!………こ、これは!?」






29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/26(水) 15:22:18.20 ID:WCFVeBN2O


京子「パンツ、パンツ、パンツ!部屋全体がパンツだらけ!?」



あかね「そう、全部あかりのパンツよ…集めるのに苦労したわ~」



京子(取られたあかりの苦労も考えて欲しいよなぁ…)



あかね「京子ちゃん、ここに注目して頂戴!」



京子「…ただの壁じゃないですか?」



あかね「それが問題なのよ!!」



京子「はっ?」



あかね「ここは私のベストプレイス、あかりのパンツ100%で無ければならないのよ!!」



京子「…パンツが足りないと?」



あかね「そうなのよ、大きさにしてあと一枚!あと一枚で完成するのよ!!」



京子「…はぁ」






31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/26(水) 15:32:45.51 ID:WCFVeBN2O


京子「それで…私を元々招待する気だったと言うのは?」



あかね「京子ちゃんにあかりの最後のパンツを取ってきて欲しいのよ!」



京子「やっぱり…」



京子「お姉さんはいいんですか?あかり、ノーパンになりますよ?」



あかね「いい訳ないじゃない!あかりがノーパンなんていけないわ!!」



京子「…言ってる事、矛盾してませんか?」



あかね「だから、京子ちゃんに頼んでいるんじゃない!」



京子「えっ…それは、どういう意味ですか?」



あかね「京子ちゃんに、あかりとパンツ交換をして来て欲しいのよ!」



京子「はっ?はあぁぁぁぁぁ!?」






35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/26(水) 15:40:59.18 ID:WCFVeBN2O


京子「嫌ですよ!常識的にも、衛生的にも!」



あかね「京子ちゃんは、あかりのパンツが汚いって言うの?」



京子「今のパンツは2日間履いてると聞いています」



あかね「最高じゃない?」



京子(駄目だ、この人はズレてる!)



京子「とにかく!この事をあかりに報告して、私は帰ります!」



京子「後はあかりとお姉さんの姉妹の問題なので」



あかね「京子ちゃん…この部屋を見て、そのまま帰れると思っているの?」



京子「一体…何をしようって言うんですか?」



あかね「ふふふ…京子ちゃんって、女の子同士のエッチに興味あるわよねぇ?」



京子「!!」ゾワ






38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/26(水) 15:48:53.11 ID:WCFVeBN2O


京子「やめて下さい…」



京子「私に乱暴する気ですか?」



京子「エロ同人みたいに!」



あかね「京子ちゃん、私はね…京子ちゃん位の歳の子を悩殺する…」



あかね「妹拳が使えるのよ!」



京子「!?」



あかね「早い話が姉妹プレイよ…京子ちゃん、あなたは今から私の妹…」ガシ



京子「離して…離して下さいよ!」



あかね「ふふふ…嫌がる姿も可愛いわよ…」ズイ



京子「あっ…」





チュッ






47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/26(水) 15:57:13.56 ID:WCFVeBN2O


京子「…」ウットリ



あかね「京子ちゃん…行って来てくれるわね?」



京子「…はい」



あかね「そこに私の部屋に繋がってる穴があるから、そこから出なさい」



京子「…分かりました」タッタッタ



あかね「ふふふ…遂に完成するわ…私のベストプレイスが!」





ガチャ



あかり「あっ京子ちゃん!どこ行ってたの?」



京子「あかり…真面目な話があるんだけど…聞いてくれる?」キリ



あかり「!」ドキ



あかり「何…京子ちゃん…」ドキドキ



京子「私と…」



あかり「京子ちゃんと…?」ドキドキ



京子「パンツ交換…してくれない?」



あかり「えっ?」






53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/26(水) 16:04:47.09 ID:WCFVeBN2O


あかり「何言ってるの…京子ちゃん…?」



京子「あかり、今のパンツ…2日間履きっぱなしだろ?」



京子「私のパンツはまだ半日くらいしか履いて無いからさ…」



京子「そろそろ綺麗なパンツ履きたいと思わない?」



あかり「で…でも…汚いよ…///」モジモジ



京子「あかりのなら…いいよ…」



あかり「京子ちゃん…」



京子「脱がすよ…?」



あかり「うん…」





覗き穴



あかね「はぁ…はぁ…」






57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/26(水) 16:11:49.16 ID:WCFVeBN2O


屋根裏部屋



京子「…交換して来ました」



あかね「大丈夫、見てたから分かるわよ」



あかね「どう、あかりのパンツは?」



京子「…少し小さくて食い込みます」



あかね「そういう答えを期待したんじゃないのだけど…」



あかね「まあ、いいわ!今、脱がせるからじっとしてなさい」



京子「…はい」



あかね「はぁ…はぁ…これが最後の一枚なのね…」ガシ



京子「…」



あかね「じゃあ、行くわよ?3…2…1………」






63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/26(水) 16:18:51.21 ID:WCFVeBN2O


ガチャ



あかり「もう止めて!お姉ちゃん!!」



あかね「!!……あ、あかりぃ!?」



あかね「何でここが…まさか!!」



京子「ごめんなさい、お姉さん…」



京子「私、この歳でロリコンなんですよ!」ギュッ



あかり「京子ちゃん…」



あかね「ちょっと、京子ちゃん!あかりから離れなさい!!」



あかり「お姉ちゃん…これはどういう事なの…?」



あかり「このパンツ…全部、あかりの…だよねぇ?」



あかね「…」



あかり「あかり…薄々、お姉ちゃんかもしれないって思ってた…」



あかり「それでも…それでも、最後の最後まで信じてたんだよ!?」



あかり「それなのに…」



あかね「あかり…」






65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/26(水) 16:25:24.44 ID:WCFVeBN2O


あかね「ごめんなさい!あかりぃ!!」バッ



あかり「お、お姉ちゃん!?」



あかね「こんな事しちゃいけないって言うのは分かってるの…」



あかね「でも、あかりが旅行に行ってる間…」



あかね「もう、あかりの事しか考えられなくなって…」



あかね「最初にパンツを盗んだ時は少しでも、あかりを側に感じたかっただけなのよ!」



あかね「それがいつの間にかエスカレートして行って…」



あかね「あかりの全てが欲しくなって…」



あかね「あかりの気持ちすら考えられなくなって…」



あかね「本当、お姉ちゃん最低ね…」



あかり「お姉ちゃん…」






68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/26(水) 16:32:14.65 ID:WCFVeBN2O


あかり「お姉ちゃん、顔を上げて…」



京子「あかり!?」



あかね「あかり…」



京子「今まで苦しい思いをして来たのに、そんなアッサリ許しちゃうのかよ!?」



あかり「うん、だってお姉ちゃんはあかりの事が嫌いで盗んでたんじゃないし…」



あかり「あかりの事が好きで好きで仕方なくて盗んでたんだよ?」



あかり「だから、あかりはすっごく嬉しいよ~!!」



京子「そっか…へへ、あかりらしいや!」



あかね「ありがとう!ありがとうね、あかり!!」






72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/26(水) 16:41:32.23 ID:WCFVeBN2O


あかね「今、全部のパンツを返すわね!」バッ



京子「あっ私も手伝いますよ!」バッ



京子「でも、うひゃ~!こりゃ、大変だな~」



あかり「待って、2人共!パンツは返さなくていいよ」



2人「「えっ?」」



京子「どうしてだよ、あかり?もうパンツ無いだろ?」



あかね「お姉ちゃんが頭に被ったパンツじゃ嫌?」



あかり「違うの…そうじゃなくて…」



あかり「えへへ、これから3人で新しいパンツを買いに行こ♪」



京子「ぷぷっ…なんだよ、それ~?」



京子「いいよ、あかりの為に飛びきりエッチなパンツを選んでやるよ!!」



あかり「えっヤダよ~」



あかね「そうよね、あかりには魚介類のパンツよね~」



あかり「もう、お姉ちゃんまで~」プンプン



3人「「「あはははは!!」」」






77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/26(水) 16:49:11.73 ID:WCFVeBN2O


ザー



京子「まだ、雨止んでないのな…」



あかね「あかり、お姉ちゃんの傘に入りなさい」



あかり「うん♪」



京子「えっ?私の傘には入ってくれないのかよ?」



京子「学校帰りには私にくっ付いてくれたじゃん!」



あかり「え~…う~~~ん」



2人「「あかり~!」」



あかり「もう、2人共!あかりを子供扱いしないでよ~!!」タッタッタ



京子「あっ…おい、待てよ!」



あかね「濡れるわよ、戻って来なさい!」



あかり「大丈夫だよ!お店はもうすぐ…」



キキィー



あかり「…えっ?」



京子『その日、あかりは死んだ』






85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/26(水) 16:55:28.43 ID:WCFVeBN2O


京子『雨によるスリップ事故だ』



京子『あかりはちゃんと歩道を歩いていた』



京子『跳ねられた、あかりには殆ど外傷は無く』



京子『私達は不安混じりにも助かると思っていた』



京子『しかし、あかりは死んだ』



京子『事故のショックによる、ショック死で』



京子『一度は助かると思ったせいか、私もお姉さんも深く精神をえぐられた』



京子『それ以来、私は闇を抱えたまま』



京子『お姉さんは屋根裏部屋に引きこもったまま』



京子『一年の月日が流れた』






90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/26(水) 17:01:15.17 ID:WCFVeBN2O


屋根裏部屋



あかね「すーはー…あかりぃ…あかりぃ…」



ボロ



あかね「このパンツも、もう駄目ね…」



あかね「うっ!早くパンツを…あかりのパンツを嗅がないと…」バタバタ



あかね「…あったわ!これは、まだ原型を留めているわ!」



あかね「…」



あかね「あかりのパンツもこれが最後の一枚ね…」






93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/26(水) 17:07:19.58 ID:WCFVeBN2O


ガチャ



京子「お姉さん…」



あかね「…また、あなたなの?」



京子「やっぱり…まだ、私の事が分かりませんか…?」



あかね「帰って頂戴!今、私は忙しいのよ!!」



京子「そう言って…1年もそのままじゃないですか!!」



あかね「帰って!帰って頂戴よぉ!!」



京子「分かりました…帰ります…」



京子「でも…これだけは伝えたくて…」



あかね「何よぉ!?」



京子「明日は…明日はあかりが死んで、丁度1年です」



97 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:WCFVeBN2O [27/49回(携帯)]
京子「だから…2人でお墓参りに行かないかと…」



あかね「…帰っ」



京子「!!……分かりました、もう来ません!」



京子「さよなら、お姉さん!!」



バタン



あかね「…」



あかね「あかりぃ…」クンクン





京子「…」



京子「あかりの部屋、綺麗だな…」



あかり『えへへ、そんなに褒めないでよ~』



京子「褒めてねぇよ!!」ドン




98 : 忍法帖【Lv=31,xxxPT】 [] : 投稿日:ID:D4/6JjA+0 [1/3回(PC)]
フルボッコだドン!




99 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:WCFVeBN2O [28/49回(携帯)]
翌日



あかね「はぁ…はぁ…」クンクン



あかね「あかりぃ…あかりぃ…」クンクン



クンクンクンクンクンクン



ベリ



あかね「!!」



あかね「あぁ…最後の…最後のパンツが…」



あかね「もう終わりだわ!あかりのパンツが無かったら私!!」



あかね「…」



京子『だから…2人でお墓参りに行かないかと…』



あかね「お墓…お墓の下には、綺麗なあかりが居るわ…」



あかね「そうだわ!…待っててね、あかりぃ!!」














105 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:WCFVeBN2O [29/49回(携帯)]
ザー



京子「今日は…雨か…」ブルブル



京子(雨を見ると体の震えが止まらなくなる…)



京子(いつも雨の日は学校を休んでも、外へ出ないけど…)



京子「あかりの命日…だもんな…」



京子「ごめんな…あかり…」



京子「お姉さんは私の手に負えなくて連れて行けないけど…」



京子「私だけはあかりに会いに行ってやるから!」






110 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:WCFVeBN2O [30/49回(携帯)]
墓場



ザー



京子「はぁ…はぁ…何とか着いたな…」



ザッザッ



京子「んっ…何だよ…この音?」タッタッタ



ザッザッ



あかね「あかりぃ~あかりぃ~」



京子「!!……お、お姉さん!?」



京子(お姉さんが墓を起こしてる!一体何の為に!?)



あかね「あかりぃ~あかりぃ~」



あかね「あかりの履いてるパンツを私に頂戴~」



京子「パ、パンツ!?」




111 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:Blx1T9Sm0 [1/3回(PC)]
土葬かよ




112 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:WCFVeBN2O [31/49回(携帯)]
京子(何、馬鹿な事ん言ってるんだよ!あの人は!?)



京子(ズレてる…あの時より輪をかけてズレてるよ!!)



京子(止めないと…止めないと、いけないのに…!!)



京子「」ブルブル



京子(こんな震えが止まらない体で、あかねさんを止められる訳がない…)



京子(見守るしか無いのかよ!ちくしょー!!)



あかね「出て来たわねぇ…あかりぃ…」



京子「!!」



あかね「寝てるところを悪いわね…すぐすむから…」ギィ



京子(うっ…あかりぃ…)










116 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:WCFVeBN2O [32/49回(携帯)]
あかね「…」ピタ



京子「?」



あかね「誰よ…」



京子「はっ?」



あかね「誰なのよ…誰なのよ、あなたーーーッ!!」



京子「!?」



京子(私に気付いた!?違う、目線はあかりに向いたままだ!!)



あかね「あかりをどこへやったのよ!!あなた、知ってるんでしょ!?」ブンブン



京子(あの人、あかりを!!)ガサ



京子「やめろーーーッ!!」タッタッタ



あかね「!?」





ドン










122 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:WCFVeBN2O [33/49回(携帯)]
京子「はぁ…はぁ…あかり…だよなぁ…?」



あかり「」



京子(1年振りだな…あかり…)



あかね「…」



京子「お姉さん!あかりの事がわかんねーのかよー!?」



あかね「違うわ…その子はあかりじゃないわ…」



京子「あかりだよ!!」



あかね「私には分かるのよ…」



京子「何がぁ!?」



あかね「もういいわ…」トボトボ



京子「おい!!」





ザー



京子「訳がわからないよ…」










127 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:WCFVeBN2O [34/49回(携帯)]
ザッザッ



京子(どういう事だよ…あかりが分からないって…)



ザッザッ



京子(いや、違う…あかりが分からないんじゃない…)



京子(もう、誰の事も分からないんだ!)



ザッザッ



京子(分かるのは…あかりのパンツの事だけ…)



あかね『私には分かるのよ…』



京子「!!」



京子「まさかな…でも、もうそうとしか…」



京子「悪い、あかり!これからちょっとだけ、あかりを借りるな!」



あかり「」




128 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:pvRffHc80 [1/1回(PC)]
これ骨?腐ったあかり?



わけがわからないよ
















134 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:WCFVeBN2O [35/49回(携帯)]
屋根裏部屋



あかね「はぁ…はぁ…あかりぃ…あかりぃ…」バタバタ



あかね「駄目…止まらない…頭が…割れる…」バタバタ



ガチャ



あかり「お姉ちゃん!」



あかね「!?」ビク



あかね「あ、あかりぃ!?あかりなの!?」



あかり「うん、そうだよ!お姉ちゃん」



あかね「あなた…死んだんじゃ…」



あかり「あかり、お姉ちゃんの事が心配で帰ってきちゃった!」



あかね「あ…あかりぃ…」ポロポロ












142 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:WCFVeBN2O [36/49回(携帯)]
あかり「お姉ちゃんどうして、あかりのパンツをこんなに破っちゃったの?」



あかね「匂いを嗅ぎすぎて…破れちゃったのよ…」



あかり「お姉ちゃん変だよぉ~!」



あかね「もう…全部あかりのせいなんだからね?」



あかり「うん…勝手に死んじゃって…ごめんね、お姉ちゃん…」



あかね「いいのよ、こうして戻って来てくれたじゃない!」



あかり「お姉ちゃん…」



あかね「さっ、お姉ちゃんの膝の上に座りなさい」



あかり「うん、分かった~♪」テケテケ




143 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:WCFVeBN2O [37/49回(携帯)]
あかり「よいしょ」ストン



あかね「!!」ビク



あかり「どうしたの…お姉ちゃん?」



あかね「あかりって結構重いのね…」



あかり「!!……あかりも死んでる間に成長したんだよぉ!」



あかね「そ…そうよね…あかりが生き返ったんですもの!」



あかね「成長してても何もおかしくないわよね?」ゴク



京子「お姉ちゃん…?」



あかね「はぁ…はぁ…」



あかね「あかり…お姉ちゃんとエッチな事しましょう?」








145 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:WCFVeBN2O [38/49回(携帯)]
あかり「えっ!?」



あかね「あかりも14歳になるのなら、もう色々と分かるわよね?」



あかり「う…うん…」



あかね「お姉ちゃんね…もう、あかりを我慢するの…限界なの…」



あかり「で…でも!」



あかね「全部、あかりが死んだせいなのよ!!」



あかり「!!」ビク



あかね「!!……ご、ごめんなさい…忘れて頂戴…」



あかり「…」



あかり「…」



あかり「分かったよ…お姉ちゃん…」



あかね「あかり!?」



あかり「あかりとエッチな事…しよ?」




146 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:8xH5GCts0 [1/1回(PC)]
俺もあかりちゃんと・・・









149 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:WCFVeBN2O [39/49回(携帯)]
あかり「お姉ちゃん…あかりを好きにしていいよ…」



あかね「じゃあ…キス…するわね?」



あかり「う…うん…」ツムリ



あかね「行くわよ…」グイ



チュッ



あかり「…」



あかね「…どう?」



あかり「」ポロポロ



あかね「あかり!?」



あかり「えへへ…ごめんね…お姉ちゃん…」ポロポロ



あかり「あかり…お姉ちゃんとキスするの…懐かしくて…」フキフキ



あかね「そうね…キスなんて…何年振りかしらね?」



あかり「お姉ちゃん…」




150 : 忍法帖【Lv=4,xxxP】 [] : 投稿日:ID:6r1RkEE50 [3/4回(PC)]
テケテケ




151 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:WCFVeBN2O [40/49回(携帯)]
あかね「体…触るわね…」サワサワ



あかり「んっ///」ビク



あかね「あかり…おっぱい、少し大きくなった…?」サワサワ



あかり「あかり…よく…分からないよぉ…」



あかね「下も…触るわよ…」サワサワ



あかり「!!」ビクン



あかね「あぁ…あかりのお股を撫でられるなんて…」サワサワ



あかり「お姉ちゃん…もっと優しく///」



あかね「ごめんなさい、今の私には優しく触る余裕が無いの…」



あかね「それじゃあ、そろそろパンツを脱がせるわね…?」



あかり「!!」



あかり「…」



あかり「…」



あかり「いいよ…お姉ちゃん…脱がせて…」










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あかね「あぁ…もう二度と見れないと思っていた、あかりのパンツが…」



あかり「お姉ちゃん…あかりと…あかりのパンツ…どっちが大切なの?」



あかね「!!」



あかね「それは…勿論…勿論………」



あかね「あかりよ!!あかりに決まってるわ!!」



あかり「…」



あかり「あかり、その言葉が聞けて嬉しいよぉ~」スク



あかね「あかり…?」



あかり「お姉ちゃん…騙して、ごめんね?」スルスル



あかね「えっ……嘘っ……あかりじゃ……無い?」





京子「お姉さん…」



あかね「きょ、京子ちゃん!?」










161 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:WCFVeBN2O [42/49回(携帯)]
京子「!!」



京子「お姉さん…今…私の事…」



あかね「何で…何であかりが京子ちゃんになるのよ!?」



京子「私が、あかりになってたんですよ…」



あかね「えっ!?」



京子「ただ…あかりのパンツを履いてただけですけどね…」ピラ



あかね「それは…1年前に京子ちゃんがあかりと交換した…最後のパンツ?」



京子「そう…お姉さんは最早、あかりのパンツしか認識出来ていなかった…」



京子「おかしくなってから、あかりのパンツを履いてる人を見たのは初めてですよね?」



あかね「?…?………」



京子「お姉さんがお墓であかりの事を分からなかったのは…」



京子「あかりが事故当時のまま、私のパンツを履いてたからですよ」



あかね「何を言ってるのか…さっぱり分からないわ…」



京子「…もう一度、あかりに会いに行きましょう」










166 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:WCFVeBN2O [43/49回(携帯)]
ザー



あかり「」



京子「あかりが分かりますか?お姉さん…」



あかね「分からないわ…でも、あかり…なのよね…?」



京子「はい…間違いなく…あかりです…」



京子「これ」ピラ



あかね「あかりの…最後の…パンツ…?」



京子「あかりに返してもいいですか?」



あかね「…」



京子「これを大事に嗅げば、2日くらいは保ちますよ?」



あかね「いいわ…あかりに返してあげて…」



京子「お姉さん…」



あかね「姉の私に気付いて貰えないなんて…そんなの、あかりが可哀想だものね」










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京子「あかり…私のパンツ…返して貰うぞ…」



あかり『で…でも…汚いよぉ///』



京子「本当だよ…1年履きっぱなしなんて衛生的によくない…」



京子「でも…」



京子「あかりだから…いいよ…」



あかり『京子ちゃん…』



京子「脱がすよ…」



あかり『うん…』



スルスル



京子「後は…このパンツをあかりに履かせて…」



あかね「…」



京子「お姉さん、あかりが分かりますか?」



あかね「あかり…」



あかね「あかりぃーーーっ!!」ダキ










171 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:WCFVeBN2O [45/49回(携帯)]
あかり『お、お姉ちゃん!?』



あかね「あの事故以来、あかりの事しか考えられなくなって…」



あかね「パンツを嗅ぎ始めたのは少しでも、あかりを側に感じていたかっただけなのよ!」



あかね「それがいつの間にかエスカレートして行って…」



あかね「あかりのパンツの匂いを嗅ぐ事でしか生きられなくなって…」



あかね「あかりの事すら分からなくなって…」



あかね「本当、お姉ちゃん最低ね…」



あかり『お姉ちゃん…』










176 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:WCFVeBN2O [46/49回(携帯)]
京子「お姉さん、顔を上げて…」



あかね「京子ちゃん…」



京子「あかりはお姉さんの事をきっと許してくれますよ…」



あかね「そう…よね…あかりなら…許してくれるわよね…」



あかね「約束するわ、あかり!」



あかね「私、もう二度とあかりの事を間違えないわよ!!」



京子「…お姉さん」



あかね「京子ちゃん…?」



京子「私の事も…二度と忘れないで欲しいんですけど…」



あかね「そうね…京子ちゃん…」



あかね「あなたが居なければ…私、どうなっていたか分からないわ…」



あかね「私、京子ちゃんに…一生尽くすわよ!」



京子「!!……じゃあ、妹拳!」



あかね「へっ?」










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京子「今から私はお姉さんの妹になります…」



京子「だから…妹拳を私に施して下さい…」



あかね「…」



あかね「ごめんなさい…京子ちゃん…」



京子「えっ!?」



あかね「妹拳は14歳未満の女の子にしか効果が無いのよ…」



京子「そんな…じゃあ、私はもうお姉さんの妹になれないんですか…」



あかね「そうね…」



京子「…」



京子「結局、お姉さんの妹はあかりだけって事か…」



京子「全く…あかりにはかなわないよ…」










180 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:WCFVeBN2O [48/49回(携帯)]
あかね「妹には出来ないけど…」



あかね「京子ちゃん!」



京子「えっ」





チュッ



あかね「…」



京子「お、お姉さん!?」



あかね「もう、お姉さんは止めて…あかねって呼んで…」



京子「!!」



あかね「妹はあかりだけだけど…京子ちゃんは私の恋人よ!」



京子「おね………あかねさん!!」ダキ



あかね「京子ちゃん!!」ダキ










185 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:WCFVeBN2O [49/49回(携帯)]
ポカポカ



京子「!!………雨が!?」



あかね「きっと、あかりが私達を祝って晴らしてくれたのよ…」



京子「そっか、私達の為に…あかり…」



あかね「さぁ、帰りましょう京子ちゃん!」



あかね「私達はあかりの分まで幸せにならなければいけないのよ!」



京子「あかねさん……はい、帰りましょう!!」



タッタッタ





あかり『あかりです…あかりです…』



あかり『世界を照らす、あかりです!』



あかり『あかりです、あーかりん♪』



アーカリン





お わ り !




186 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:sBAMEmKh0 [1/1回(PC)]
どうしてこうなったw




187 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:ILCHHtOD0 [2/2回(PC)]
どうしてこうなったし




188 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:vBD/msYe0 [2/2回(PC)]
乙w




189 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:qU+gvwFM0 [3/3回(PC)] 京あかねもいいなぁ

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