FC2ブログ

ドラッグ オン ドラグーン3 討鬼伝

竜児「あれは…櫛枝?…なんで大河の家の方に…」


1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 10:24:02.10 ID:eoV/z40nO

クリスマス

大河「ほら、行って!行って!みのりんが待ってるから!行って!…お願い」

竜児「大河…」

大河「私の事はいいから!おら!早く行けグズ犬ー!」

竜児「…ありがとうな大河!」ダダダ

大河「……」



竜児「はあ…はあ…」ダダダ

竜児「おう?」ピタ

竜児「あれは…櫛枝?…なんで大河の家の方に…」


4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 10:31:59.46 ID:eoV/z40nO

大河の家の前

櫛枝「………」ボーゼン

大河「…りゅうじぃ…」シクシク

櫛枝「………」

櫛枝「………大河」ボソ

櫛枝「あんた…やっぱり…」ボソ

竜児「櫛枝!!」

櫛枝「え!?高須君…なんで?…」

竜児「お前こそなんで大河の家に…」

櫛枝「わ、私は…」



大河「…え?…みのりんと竜児…なんで…」グス


5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 10:36:42.97 ID:eoV/z40nO

櫛枝「大河…」

大河「な、なんで!?何で二人ともここにいるの!?パーティーに行ったんじゃ!!」

櫛枝「………」

大河「いつから…みのりんいつから居たの?…全部見たの?…」

櫛枝「…うん。全部見てた」

竜児「お、おい…何なんだ?」


8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 10:42:47.18 ID:eoV/z40nO

櫛枝「高須君は本当にわからない?…最低だね」

竜児「え?…大河!?お前なんで泣いてんだよ!どうした!何があった!?」

大河「……」ゴシゴシ

大河「私の事はいいって言ったでしょ!あんたはみのりんに言いたい事があるんじゃなかったの?」

竜児「お前、何言ってんだよ!いいから!何があった!言えよ!」


9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 10:48:25.04 ID:eoV/z40nO

大河「うるさい!!…本当にいいって…私は帰るから」スッ

櫛枝「大河!!」ガシッ

大河「うっ!みのりん離してよ!!」バタバタ

櫛枝「逃げるの!?あんたも高須君に言いたい事があるくせに!!」

大河「や、やめて!みのりん!離して!離してよ!!」

櫛枝「絶対離さない!!あんたが泣いてる理由話すまで!!」


10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 10:52:57.96 ID:eoV/z40nO

大河「りゅ、竜児!!みのりんをなんとかしなさいよ!!」バタバタ

竜児「い、いや…それより何があったんだよ。さっぱりわかんねえんだ、大河話してくれよ」

大河「言えない!言えない!あんたには絶対言えない!!言える訳ない!!」バタバタ

櫛枝「大河!!」グッ


11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 10:58:59.00 ID:eoV/z40nO

櫛枝「なんで隠すの?あんたは何も悪くない、いいから言いなよ。たった一言、高須君に言ってやりなよ」

竜児「え?…俺?」

大河「言えない!!言ったら死んじゃう!!」バタバタ

櫛枝「大河!!逃げるんじゃない!!私に遠慮してるの!?そうやって本当の気持ちを隠して!!私が喜ぶと思ってんのか!!」グッ

大河「う、うるさい!うるさい!うるさい!!」


14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 11:03:29.29 ID:eoV/z40nO

櫛枝「あんたは私をなめてるよ!!さっきのあんたを見て私が高須君と付き合うと思ってんのか!!」

竜児「え?…」

櫛枝「いいから言えって!!私はあんたの親友だよ?今のあんたを放っておける訳ないじゃないか!!」

大河「うっ…うう…」


15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 11:10:06.79 ID:eoV/z40nO

大河「私はただ…みのりんと竜児が幸せになるように…」

櫛枝「なっんだそれは?まだ良いコでいたいのか!?まだエンジェル大河のままでいるのか!!」

大河「ち、違う!!クリスマスなんか関係ない!!二人の邪魔なんかしたくないだけだよ!!」

櫛枝「邪魔なんかじゃねえよ!!大河は邪魔なんかしてない!!」グッ


16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 11:16:57.68 ID:eoV/z40nO

櫛枝「あんたは逃げてるだけだよ!!最初から二人は出来てるのに!!いい加減認めなよ!!」

竜児「……」

大河「みのりんは何もわかってない!!勝手に決めつけないで!!」

櫛枝「決めつけてなんかない!!私には全部!全部!全部!わかってる!!」

竜児「……」

竜児「わかってねえよ」

櫛枝「は?そんな事ない!大河の事は全部わかってる!」

竜児「違う、俺の事だ」

櫛枝「え?」


18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 11:21:48.80 ID:eoV/z40nO

櫛枝「何がだ?高須君は…

竜児「俺が好きなのは櫛枝だ」

櫛枝「な!?…高須君は何言ってるかわかってんの!!何で今そんな事言っちゃうんだよ!!」

大河「……」

櫛枝「話をややこしくしないでよ!!大河の気持ちを考えてよ!!」

竜児「……」


21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 11:25:49.07 ID:eoV/z40nO

櫛枝「大河!!あんたが言えないなら私が言ってあげるよ!」

大河「や、やめて!!」

櫛枝「高須君!大河はね、高須君の事が好きなんだよ!」

竜児「な、なんだって!?」

大河「あ…あ…」ガクガク

櫛枝「高須君はどうなんだ!!大河の事好きだよね!!」


23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 11:28:24.32 ID:dfBS2s4o0

PSP版で亜美ちゃんは救われた


25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 11:32:06.26 ID:eoV/z40nO

大河「竜児!!違うから!!みのりんが勝手に言ってるだけだから!!私はあんたの事なんか!!」

櫛枝「大河!!ふざけんな!!さっきの事も全部私に言わせたいのか!!」

大河「いい加減にしてよみのりん!!何で、こんな事するの!?」

櫛枝「…高須君が本当の気持ちに気付いてないからだよ!」

竜児「俺が?」


27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 11:36:14.22 ID:eoV/z40nO

櫛枝「そうだ!高須君は本当は大河の事…そうだよね!?今の大河の気持ちを聞いてどう思った!?それが答えだ!!」

竜児「…正直、ビックリした。今までそんな事考えた事なかった」

大河「……」

櫛枝「続けてよ」

竜児「……」


31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 11:42:02.53 ID:eoV/z40nO

竜児「嬉しかったよ、すげえ嬉しかった。そりゃあ本当に嫌われてるとは思ってなかったけど」

大河「…竜児」グス

櫛枝「そう、それが答えだよ!!やっと二人とも素直になれたね」

大河「……まだだよ」

櫛枝「お?大河やっと自分の口で言う気になったのか?」

大河「違う!みのりんもまだ本当の事言ってない!!」


32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 11:47:55.20 ID:eoV/z40nO

大河「みのりんも竜児の事好きなくせに!!」

櫛枝「だから何?高須君はあんたの事が好きなんだから、それでいいじゃないか」

竜児「…違う…」

櫛枝「え?」

竜児「俺が好きなのは櫛枝だって言ったじゃねえか」

櫛枝「は?」


37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 11:52:58.00 ID:eoV/z40nO

櫛枝「まだ言うの?さっき大河の気持ちを聞いて…それでも?」

竜児「おう、大河の事も確かに…好きかもしれねえ」

櫛枝「好きなんだよ」

竜児「…最後まで聞けよ」

櫛枝「もういいから。帰るね」スッ

大河「逃げないでよ」ガシッ

櫛枝「え…大河」


40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 11:59:31.50 ID:eoV/z40nO

大河「みのりんも全部逃げてるよ!全部聞いて!竜児の話」

櫛枝「はあ…わかった。聞く、それでいいかい?」

大河「ダメ、ちゃんと考えてよ」

櫛枝「…考えてるよ。そんな事」

竜児「…いいか?続き話して」

大河「うん。みのりんは私に任せて、絶対逃がさないから」グッ

竜児「…悪いな大河」


43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 12:13:36.75 ID:eoV/z40nO

竜児「……」

櫛枝「…早く言ってくれないかな?」

竜児「俺は櫛枝が好きなんだよ。」

竜児「最初は大河の勘違いから二人で協力しあうようになって…その間に大河に惹かれたりもしたけどな」

大河「………」

竜児「櫛枝は俺と大河の関係を誤解してる。大河は北村の事が好きで俺はお前の事が好きなんだ」

櫛枝「それも勘違いじゃないのかな?」

大河「…違う」


44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 12:20:35.69 ID:eoV/z40nO

櫛枝「大河?」

大河「違うみのりん、勘違いなんかじゃないよ。竜児は最初からみのりんの事が好きだった」

櫛枝「……」

大河「私だって北村君の事は本当に好きだった。恋してた、ただ竜児の事を勘違いしてた」

櫛枝「高須君?」

大河「うん。竜児は私の父親の代わり…あのクソ親父のかわり…そう勘違いしてた」

櫛枝「……」


45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 12:27:51.29 ID:eoV/z40nO

大河「だけどね、ホントにさっき気付いたんだよ。私は竜児の事が…好きな事」

櫛枝「……」

大河「みのりんはわかってたみたいだけどね。」

櫛枝「うん」

大河「だけど竜児の事は私の方がわかってるよ。竜児は勘違いなんてしてない。ずっとみのりんの事を好きでいるから」

大河「最初からみのりんの事が好きなのに私が後から横入りしたの、邪魔したの」

竜児「…違うぞ…大河」


46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 12:33:41.43 ID:eoV/z40nO

竜児「お前がいたから櫛枝と仲良くなれたんだ、お前がいたから…告白しようと思えたんだ。…お前は邪魔なんかしてねえよ」

大河「…ありがとう竜児」

櫛枝「……」

竜児「櫛枝。俺達、最初から勘違いしてたんだよ。それがねじれて…

櫛枝「うるさい!!そんな事ない!!私は勘違いなんかしてない!!」


49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 12:40:14.49 ID:eoV/z40nO

櫛枝「高須君は大河が一番大事!!そうでしょ!?それのどこが勘違いなんだよ!!私は何も間違ってない!!」

竜児「……」

櫛枝「いい加減にしてよ!!高須君は大河を一人っきりにしたくないからここに戻ってきたんでしょ!?それのどこが勘違い!!」

竜児「…そうだな、確かにそうかもしれねえ」

大河「竜児!?」


50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 12:46:37.80 ID:eoV/z40nO

竜児「確かに俺は大河をほっとけねえよ…でもお前だってそうじゃねえのか?だからお前もここに来たんだろ?」

櫛枝「私と高須君とじゃ意味が違うよ」

竜児「どういう意味だ」

櫛枝「私はただの友情!親友だから!大河の親友だからほっとけない!だけど高須君は違う!!」

竜児「だからそれが勘違いって言ってんだ!!いい加減わかれよ!!決めつけんな!!」

櫛枝「だから!!そうなんだって!!高須君が勘違いしてるんだよ!!」

大河「……」


51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 12:54:32.22 ID:eoV/z40nO

竜児「本当に頑固な奴だな!!お前の気持ちを言ってみろよ!!」

櫛枝「うるさい!!高須君には言いたくない!!」

竜児「大河の気持ちを勝手に言ったくせに何言ってやがる!!逃げてんじゃねえよ!!櫛枝!!」

櫛枝「うるっせえ!!本当にしつこい奴だな!そんなに聞きたきゃ言ってやる!!お前ら皆嫌いだ!!大嫌いだ!!」

大河「みのりん!!嘘つかないでよ!!それが逃げてるんだよ!!」

櫛枝「だああああ!!本当にうるせえよ!てめえら!!私の事なんかほっとけよ!!高須君は私にふられた!それで終わりだ!!」

竜児「終わらねえよ!!」


55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 13:03:25.41 ID:eoV/z40nO

櫛枝「まだやんのか!?私は引かねえぞ!!」

竜児「お前の本心が聞きたいんだよ!!お前が大河に遠慮して俺を振ろうとしてるのはわかってんだ!!」

大河「みのりん!!私の事なんか気にしないでよ!!私は一人でも大丈夫だから!!もうそんなに弱くない!!」

櫛枝「大河!!何言ってんの!?あんたを一人っきりなんかさせない!!高須君がさせないよ!!そんな事!!」

竜児「俺だけじゃねえだろ!!櫛枝、お前もいるじゃねえか!!」

櫛枝「うるせえ!!高須君は私より大河を選べって!!もうやめてよ!!ストーカーにでもなるつもり!!」


57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 13:13:11.98 ID:eoV/z40nO

竜児「ストーカーでも何でも勝手に言え!!だけどなそれでも俺はお前を選ぶ!!」

櫛枝「な!?ふざけんじゃねー!!てめえ大河の何を見てきた!!大河は一人っきりにして平気なのかよ!!」

竜児「うるせえ!!お前も俺も大河を甘やかしすぎたんだ!!もういい加減に大河から離れる時なんだよ!!」

櫛枝「はあ!?てめえ!!何もわかってねえな!!」


58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 13:19:12.05 ID:eoV/z40nO

大河「何もわかってないのはみのりんだよ!!」

櫛枝「大河!!あんたまで!?」

大河「私はもう一人で生きていけるから!!今まで竜児やみのりんに甘えて!逃げてただけだから!!もう逃げない!!さっきそう決めたの!!」

櫛枝「無理だよ!!大河には無理だってそんなの!!」

竜児「お前が決めるんじゃねえ!!大河が決める事だろ!!」

櫛枝「だったら私の事も私が決める!!てめえに決められたくねえよ!!」


62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 13:25:56.86 ID:eoV/z40nO

竜児「お前は本当にそれでいいのかよ!!自分の気持ちを押さえて!隠して!」

櫛枝「もう決めたんだ!!てめえが何言ってももう私は変えない!!変えたりしない!!」

大河「なんで!?なんでそんなに竜児を拒絶するのみのりん!!」

櫛枝「うるせええ!!大河にも言わねえ!私は私のだ!!もう決めたんだ!!」

大河「理由になってない!答えてよ!!みのりん!!」


66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 13:32:48.78 ID:eoV/z40nO

櫛枝「言っても結果は変わらない!!言いたくないね!」

大河「いいから言え!…みのりん、このままじゃ私も竜児も絶対引かない!全部出してよ!みのりんが今抱えてるもの」

櫛枝「嫌だ!!」

竜児「お前!!」

櫛枝「もう…もうやめろって!!本当に言いたくないんだよ!言ったら止まらなくなる」

大河「止まらなくていいから!!全部出してよみのりん!!」


76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 13:42:11.39 ID:eoV/z40nO

櫛枝「大河に話してもしょうがないよ!これは私の問題だから!!」

竜児「なんだよそれは!?お前ら親友だろうが!!櫛枝、言えよ!何も変わらないかなんてわかんねえだろうが!」

櫛枝「嫌だって!…言ったら…大河と親友でいられない…」

大河「そんな事ないよ!!私はみのりんの全てが好きだもん!!」

櫛枝「大河は私がどんなに汚い事を考えてるかわかってない!!」


80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 13:47:11.24 ID:eoV/z40nO

大河「わからないよ。だから知りたい、話してよみのりん…」

櫛枝「大河…」

竜児「そうだよ櫛枝、お前が何を抱えてるか知らねえがお前らの友情はそんなもんで壊れたりしねえよ」

櫛枝「高須君…わかったよ…全部話す」

大河「みのりん!」


83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 14:00:46.74 ID:eoV/z40nO

櫛枝「私がね、なんでいつもバイトしてるか知ってる?」

大河「ううん」

櫛枝「私にはね夢があるんだ、ソフトボール日本代表。昔小さい頃にテレビで見てそれからずっと憧れてる」

竜児「おう」

櫛枝「その為にはもっともっと上手くなりたい、上手くならないととても届かないの。だから大学に行きたいと思ってる」

櫛枝「でもな、その為にはお金がかかるんだよ。ウチの親は正直私よりも弟のほうに期待してるから、全然協力してくれない」

大河「……」

櫛枝「大河にはわかんないよね?糞親父なんて言っても生活費と高級マンションなんかに住ましてくれる人がいるからさ」

大河「……」


85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 14:11:36.58 ID:eoV/z40nO

竜児「お前…その言い方はねえよ」

櫛枝「言ったよね、全部だすって、本心が聞きたいんでしょ?だったら黙って聞いてよ」

大河「…竜児いいから」

竜児「……」

櫛枝「…えっと、だから何が言いたいかっていうとな、私には高須君と付き合ってる暇なんてないし大河にかまってやれる暇もないんだよ」

櫛枝「だからさ、二人がくっついたら私の悩みは全部無くなる。だからもう私の事はほっといてよ!もうこんな事話したら大河とは付き合えないし」

大河「……」


86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 14:19:31.16 ID:eoV/z40nO

櫛枝「聞いたよね、大河。私はね、あんたをいつも見下してたんだ。いつものかまってちゃんがまたでたな~とか心の中では思ってたの」

櫛枝「あんた顔はいいからさ、可愛いし。でもそれだけ、中身は空っぽ。ただのクソガキだよ、あんた」
竜児「………」

櫛枝「今まであんたにかまってやったのはただの同情。あと皆の目もあるしね、なんだかんだ言ってもあんたと仲いいの私だけだったし」

大河「……」


88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 14:26:55.37 ID:eoV/z40nO

櫛枝「急に仲悪くなったりしたらさ、皆に色々言われるじゃんか?それが嫌なんだ。勝手に決めつけられるのが一番嫌なんだ私」

竜児「……」

櫛枝「だからさ、大河も私と高須君を勝手にくっ付けようとしないで、そんなの自分で決めるから」

大河「……」

櫛枝「なんだ?えらく大人しいな?もっと絡んでくると思ってた。はあ…こんなんなら最初に話とけば良かったな」

竜児「………」


90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 14:35:17.80 ID:eoV/z40nO

竜児「大河、大丈夫か?」

大河「うん…」

櫛枝「もう帰っていいかな?」

竜児「お前…本気で言ってんのか?あの文化祭の事とか…全部嘘だったのかよ」

櫛枝「高須君は学校の中の私しかしらないからね。言ったでしょ?本当の私は物凄く傲慢だって、これが本当の私。幻滅した?」

竜児「……」

櫛枝「大河もなんか言ってよ、聞きたかったんでしょ?私の本心」

大河「……」


91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 14:41:11.13 ID:eoV/z40nO

大河「………」

櫛枝「はあ…つれないな、親友じゃなかったのか?」

大河「………」ダダダ

櫛枝「え?」

大河「………」ブン

バチッ!

櫛枝「痛っ!…はは、もう帰っていい?」

大河「……」ダキッ

櫛枝「…離してよ」

大河「…嘘つき」ギュッ


94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 14:45:11.20 ID:eoV/z40nO

櫛枝「…嘘なんかついてない…」

大河「嘘だよ…」ギュッ

櫛枝「離してよ…大河」

大河「みのりんが謝るまで離れない…」ギュッ

櫛枝「…離れろって」

大河「嫌」ギュッ

櫛枝「…くそっ…」


96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 14:51:23.98 ID:eoV/z40nO

櫛枝「やめてったら…大河」

大河「嫌だ!私はみのりんの親友!絶対離れない!」ギュー

櫛枝「……まだ親友なんだ…」

大河「親友だよ!みのりんだけは!何があっても!」ギュー

櫛枝「……ぐっ…」グス

竜児「………」

櫛枝「ごめんね…大河…」ポロポロ

大河「………」ギュー


98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 14:57:14.88 ID:eoV/z40nO

櫛枝「…ごめんな…ごめんな…」ギュー

大河「…いい…みのりんの事…もっと知りたかったから…」ギュー

櫛枝「うぅ…うぅ…」ポロポロ

竜児「………」

大河「…えへへ…後は二人でね♪…」バッ

櫛枝「大河…」

大河「みのりん!素直になってね!…竜児もグズるんじゃないよ!男らしくしな!!」

竜児「…おう」

大河「うん…じゃあね」ダダダ


100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 15:04:07.64 ID:eoV/z40nO

櫛枝「………」フキフキ

竜児「落ち着いたか?」

櫛枝「うん、もう平気」

櫛枝「…高須君」

竜児「おう」

櫛枝「…大河の事とか聞いても…それでも私の本当の気持ち聞いてくれるかな?」

竜児「おう」

櫛枝「そっか…」

櫛枝「………」

櫛枝「うん、私は高須君が好き。高須竜児が好き」

竜児「俺もだ…」ギュッ


102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 15:10:29.04 ID:eoV/z40nO

櫛枝「高須君…」

竜児「さっきの話…本当なんだろ?…大河の事」

櫛枝「…うん…殆どその通りだと思う。嫌いになると思ってた…」

竜児「…びっくりはした」

櫛枝「私も…自分にびっくりした…なんて酷い事言えるんだって。…確かにそんな事考えた事はあったけど」

竜児「…おう」


105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 15:18:45.92 ID:eoV/z40nO

櫛枝「でも…大河は許してくれた…私、絶対に大河は泣きだすと思ってた」

竜児「大河は俺達が思ってるより子供じゃねえんだよ。舐めてたな俺達」

櫛枝「…そうだね」

竜児「だからさ、お前も大河の事を気遣って俺をふるなんて子供みたいな事やめてくれよ」

櫛枝「うん…でもね、今は高須君とは付き合えないよ」

竜児「おう」

竜児「…え!?」


107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 15:23:34.61 ID:eoV/z40nO

櫛枝「ごめんね、大河の事は本当に関係ないから」

竜児「夢、か?」

櫛枝「うん、これからどんどん忙しくなるんだ。バイトもあるし練習もある。推薦がとれるかもわかんないしね勉強だってしないと」

竜児「………」

櫛枝「そういう事だから、待っててなんて言えない。」

竜児「…待ってる」

櫛枝「待たなくていいから」

竜児「……」


108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 15:31:02.91 ID:eoV/z40nO

竜児「…お前、俺の事好きなんだよな?」

櫛枝「え?う、うん。まあ」

竜児「だったら待つよ。別に離ればなれになるわけじゃないし」

櫛枝「う、うん…わかった」

竜児「おう」

櫛枝「……高須君」

竜児「何だ?」

櫛枝「たまにでいいからさ、私にもお弁当作ってくれないかな?」

竜児「おう?」

櫛枝「言ったよね?全部喋る、本心を話すって」

竜児「…わかった、旨いの作るよ」

櫛枝「うん、ありがとう!」


109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 15:36:03.10 ID:eoV/z40nO

竜児「あ、しまった…」

櫛枝「なんだい?」

竜児「…プレゼント渡そうと思ってたんだが…やっちまった…」

櫛枝「え?いいよ、そんなの。私も何も用意してないしさ」

竜児「わ、悪い…」

櫛枝「…じゃあさ、かわりに欲しいものがあるんだけど…」

竜児「おう?何だ」


112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 15:45:42.85 ID:eoV/z40nO

櫛枝「その…なんだ…あれだよ」

竜児「アレって何だよ?」

櫛枝「アレだよ、アレ」

竜児「…さっぱりわかんねえ」

櫛枝「今日はクリスマスだぜよ?男女が二人、抱きあって…わかんねえか?」

竜児「まだ付き合ってねぇだろ…いいのか?」

櫛枝「…今日だけだよ」

竜児「お前…やっぱ傲慢だな」

櫛枝「うん」



チュッ

end


115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/30(水) 15:52:29.34 ID:7uZdRQO5O

乙www


関連記事
スポンサーサイト