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ドラッグ オン ドラグーン3 討鬼伝

怜・竜華「百合カップルイチャイチャ合宿や!」


怜・竜華「百合カップルイチャイチャ同盟や!」



1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 20:33:01.32 ID:6wlAu7+y0



怜・竜華「百合カップルイチャイチャ同盟や!」の続きになります。



2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 20:35:03.38 ID:6wlAu7+y0

千里山女子高校

麻雀部部室の隣の準備室

ガチャ

セーラ「お、2人とも来とったんか」バタン

浩子「ええまぁ」

泉「特に目的は無いんですけどね」

セーラ「まぁ、そやろな~」

浩子「いつになったら部活再開するんやろ?」

泉「部室があれだけメチャクチャやと、結構時間掛かるんちゃいます?自動卓を揃えるのにお金もいるでしょうし」

セーラ「いや、とりあえず自動卓と牌はすぐ揃えられるらしいで」

泉「え?ほんまですか?部費がそんなに余ってるんやろか・・・」

セーラ(龍門渕さんが全額出してくれるみたいやからな・・・)

浩子「なら再開は近いな。卓と牌さえあれば、他の教室で部活出来るし」

泉「もう来年に向けた戦いは始まってますからね。早いとこ打ちたいですわ」

4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 20:36:59.70 ID:6wlAu7+y0

ガチャ

怜「やっぱり」

竜華「みんな来とった」パタン

泉「結局、レギュラー全員集合ですね」

セーラ「ほんまや」

浩子「ここに来ても麻雀も打てんし、意味はないんやけど・・・」

泉「そのまま帰んのもなんか・・・て感じやし」

怜「そんなみんなに朗報や」

浩子「朗報?」

竜華「そや。今週末に、旅行に行かへんか?」

セーラ「旅行?急やな」

怜「うん、確かに急なんやけど、旅費はタダやで」

セーラ「え!ほんまか!?」

5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 20:38:39.13 ID:6wlAu7+y0

竜華「ほんまや。けど貧乏旅行ちゃうで?広くて最新設備の揃った別荘に1泊や!もちろん食事付き!」

泉「それは凄いですね」

怜「そういう訳や。みんなも一緒に行かへん?」

セーラ「そんな好条件なら行くに決まってるやんか!なぁ?」

浩子「行きたいんですけど・・・・今週は都合悪くて・・・」

泉「私もです・・・」

セーラ「あー・・・そうなん?」

怜「残念や・・・」

セーラ「ほなら俺もやめよかな。みんなで行く方が楽しいし」

怜・竜華「・・・」ショボン

泉「・・・園城寺先輩と清水谷先輩は行く予定なんですよね?」

怜「うん」

泉「なら・・・」

浩子「そやな。江口先輩、私らの事は気にせんと行ってきてください」

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 20:40:09.55 ID:6wlAu7+y0

セーラ「え?けど・・・怜と竜華と俺やろ?俺邪魔やん」

怜「そんな事ないで!」

竜華「ロンリーウルフ気取りはやめてぇや!」

セーラ「怜・・・・竜華・・・・」

浩子「たまには、3年生だけで旅行ってのもええんちゃいます?」

泉「ですね。タダで旅行行けるチャンスなんて滅多にないですって」

セーラ「浩子・・・・泉・・・」

泉「私らの分も、楽しんできてください」

浩子「お土産よろしくお願いしますね」

セーラ「あ、ああ!わかった!行ってくるわ!」

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 20:43:25.42 ID:6wlAu7+y0

土曜日

別荘前

透華「ようこそおいで下さいました!」モンブチーン!

一「歓迎します」ニコ

セーラ「・・・・・・・・」

怜「どないしたん?」

竜華「まだ序章やで?」

セーラ「これって・・・・・まさかやけど・・・」

怜・竜華「百合カップルイチャイチャ合宿や!」ババーン!

セーラ「やっぱりぃぃ!!」

透華「喜んでいただけて何よりですわ!ささ、お荷物はこちらへ」ドゾー

怜「ありがたい」テクテク

竜華「荷物がウチらを疲れさす」テクテク

セーラ「うう・・・」テクテク

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 20:45:23.57 ID:6wlAu7+y0

ガチャ

セーラ「わ・・・すっげー・・・リビングめっちゃ広いやん」

怜「凄いなぁ・・・スーモ100匹入るわ」

竜華「いや、107匹いけるで」

透華「ふふ・・・・・ありがとうございます」

一「荷物はこちらにどうぞ」

セーラ「あ、どうも」ガサゴソ

怜「これで身軽や」モニュ

竜華「ぁん!胸触ってくれて嬉しい!」

怜「ふふ・・・ええ触り心地・・・」モミモミ

竜華「ああ・・・到着したばかりやのに出発してまう!」アアー!

セーラ「もう・・・やめえて」

透華「うふふ・・・」

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 20:47:24.95 ID:6wlAu7+y0

セーラ「・・・この合宿て・・・目的はやっぱり・・・」

透華「百合カップルイチャイチャ合宿の目的とは、その名の通り百合カップルたちがイチャイチャする事ですわ!」ババーン

セーラ「あ、あの・・・合宿内容ってずっとイチャイチャしてるだけ?」

透華「メインではありますけど基本自由行動ですし、お互いの親睦を深めるという面もありますわ」

セーラ「おお、よかった・・・けど俺だけ独り身なんやけど、合宿の邪魔ちゃうん?」

一「全然邪魔じゃないですから大丈夫ですよ♪それに今回はいつもの合宿とちょっと違ってまして」

セーラ「?」

一「同盟に入りたいっていう百合カップルが1組いるんですが、片方の子がどうも乗り気じゃないみたいで」

セーラ「へえ、そんなんもあるんや(当然っちゃあ当然やけど)」

一「ですから、その子の話し相手になっていただけると嬉しいです。イチャイチャの素晴らしさを客観的に見てきたあなたの言葉なら、彼女の心も動くかも」

セーラ「無理やと思うけど・・・」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 20:50:47.87 ID:6wlAu7+y0

透華「それでは、わたくしたちはこれで」スタタノタ

セーラ「え?これからどうすればええの?」

透華「ひとまず昼食までは自由行動ですわ」

一「思う存分イチャイチャ出来るって事」サワ

透華「あっ///一・・・フライングですのぉ///」

セーラ「・・・・・他の人らは?」

透華「んっ、自由行動ですからっ、皆さんお外へ・・・イキ・・・行きましたっ・・・わ」

一「ふふ」モニュモニュ

透華「ああああ~~~っ///わたくしもいざゆかん~~~~!!」ガチャァ!

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 20:52:35.28 ID:6wlAu7+y0

パタン

セーラ「・・・・・」

怜「竜華・・・」チュ

竜華「怜・・・・」ンユー

セーラ「・・・ふう。そんで、これからどないする?ずっとここでイチャイチャするんか?」

怜「もままぁ、まふぁみぃら」

セーラ「わからへん!キスしながら喋んな!」

怜「そやなぁ、私らは同盟では新参者やし」

竜華「せやな。他の人に挨拶がてら、勉強させてもらおか」

セーラ「じゃあ出よか(ここで怜たちのイチャイチャを見てるよりずっとええわ)」

怜「えっと、地図が貼ってあるなぁ。・・・ふむ、近場に公園があるみたいや」

竜華「誰かおりそうやね」

セーラ「ほな、そこ行こか」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 20:54:19.02 ID:6wlAu7+y0

公園

セーラ「あ、おった!・・・・・・え!?あれは!」

照・菫「」

怜「インハイチャンプと」

竜華「髪の毛長美!」

セーラ「お前もな」

照「ん?」

菫「おお、君たちもやっぱり百合カップルだったか」

怜「えへへの」

竜華「へ」

照「・・・・あなたは?」

セーラ「えと・・見学者?」

照「了解」

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 20:55:59.72 ID:6wlAu7+y0

セーラ「あの・・・お2人さんは・・・」

照「ふふ・・・百合カップルだよ」

菫「ああ」

照「前回、千里山での会合には参加出来なくてすまない」ペコリ

菫「参加予定だったんだが、駅で照とイチャイチャしていたら、駅員に邪魔をされてしまったんだ」

セーラ「人、それを注意と言う」

菫「その駅員、よくわからない理屈を押し付けてくるばかりでな。言い合いしているうちに会合の時間が過ぎていて、参加出来なかった」

怜・竜華「あるある」

菫「今思えば、あの駅員は新手の詐欺師で、私たちを騙そうとしていたのかもしれない」

照「うん・・・衆目とか法律とかやたら連呼してたしね。怪しい」

セーラ「・・・・まぁ、それはもうええわ。・・・いつから付き合ってるん?」

照「ふふ・・・それはね・・・」

菫「ふっ・・・私が話すよ」

セーラ「・・・?」

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 20:59:20.74 ID:6wlAu7+y0

菫「あれは・・・・満月の夜だった・・・部活が終わって、黄昏ていた私の目に・・・儚げな照の姿が飛び込んできた」

照「///」イヤン

菫「私は思わず話しかけていた・・・・『ヘイガール!一緒に踊ろうよ!』」

菫「私の申し出に、きょとんとする照・・・・しかし2人に言葉は不要。手を取り合って踊った」

セーラ「・・・・・」

菫「ビーマイベイベー♪ビーマイベイベー♪」

セーラ「なんで吉川晃司やねん」

菫「その瞬間、私たちは初めて分かり合い、初めて愛し合ったのだ」

照「///」コクリ

セーラ「そうなんや」

菫「でも・・・・本当は違うのかもな」

セーラ「え?」

照「す、菫?」フアーン

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 21:03:47.42 ID:6wlAu7+y0

菫「初めてではなく・・・・前世で既に愛し合っていたのかもしれないな!」キラン

照「すみれ!」キュンキューン!

菫「ふっ・・・」キマッタ

照「シャープ!」ポーズ!

菫「シューター!」ポーズ!

チュッ

照・菫「////」ポー

怜「きゅんきゅんさせてくれるやないか・・・」

竜華「タキシード仮面や・・・」

セーラ「もう・・・・好きにしたらええ」

照「ありがとう」

セーラ「なんか・・・インハイチャンプ、思てたんとイメージちゃうなぁ」

照「そう?」

菫「照は表情に出ないからな。だが、私にはわかるよ」

照「菫・・」

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 21:05:42.44 ID:6wlAu7+y0

菫「照の顔を・・・ずっと見ているからさ!照を見る・・・照見・・・Tell me!」キラーン!

照「すみれ!」キュンキューン!

菫「ふっ」キマッタ

照「シャープ!」ポーズ

菫「シューター!」ポーズ

チュッ

照・菫「///」ポー

セーラ「いちいち照れんなって。あと、Tell meは全然かかってへんからな」

怜「セーラ・・・・英語圏やったんか・・・」

竜華「ホームパーティーやる時は呼んでな」

セーラ「はいはい。他行こか」スタスタ

照「あ、私たちも」

菫「一緒に行く」

セーラ「ええー・・・ま、ええか」

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 21:11:41.92 ID:6wlAu7+y0

セーラ「お、あれは・・・」

哩「・・・・・・」

姫子「・・・・・」

照「新道寺の・・・」

菫「緊縛コンビ・・・」

セーラ「・・・・こんにちは~」

哩「・・・こんにちは」

セーラ「えと・・・何してんの?」

哩「私たちは・・・普通に座っちょ・・座っているだけです」

姫子「その通りでござるです」

セーラ「?」

怜「なるほど」

竜華「そういう事か」

セーラ「え?どういう事?」

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 21:15:42.19 ID:6wlAu7+y0

怜「この子たちはな・・・・縛りプレイをしてるんや!」

セーラ「縛り・・・プレイ?」

竜華「そや!おそらく・・・九州弁を喋ってはいけない・・東京弁でしか話せない縛り!」

照「そんな・・・・」

菫「悪魔の所業・・・」

セーラ「特徴を潰してるやん」

姫子「その通り・・・よく見破ったでおじゃるな」

セーラ「いや、なんでそんな事するん?ていうかあんたの東京弁ひどいな」

怜「人は皆・・・・生まれた時点で縛られとる」

セーラ「え?」

竜華「羽が無い人間は・・空を飛ぶ事はでけんし・・・非力な人間は素手でワニには勝てん」

照「100円ではストⅡのベガを倒せない・・・」

菫「金持ちの親戚を妬まずにはいられない・・・」

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 21:19:39.19 ID:6wlAu7+y0

怜「そんなこんなで、縛りプレイは最高や」

セーラ「どういう意味や」

竜華「わかるやろ?あえて不自由にする事できゅんとする、あるいは被虐心に火をつけるんや!」

セーラ「きゅんとする・・かぁ?」

怜「ほな、セーラは今から関西弁禁止!東京弁のみ!はい!」

セーラ「え!?え!?」

怜「いやぁ~、最近涼しなってきたねぇ」

セーラ「え・・・あ・・・そうや、そうなんだよね、涼しくってたまらねえよなぁオイ」

怜「セーラは秋って好き?」

セーラ「えと・・・・めっちゃ・・・凄くすっきゃ・・・・・凄く好きだよ」

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 21:20:38.62 ID:hAAnSJ2Q0
方言禁止だけでキャラ崩壊とは

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 21:23:28.49 ID:6wlAu7+y0

照「おお・・・!」キュンキュン!

菫「照?」

照「シャープ!」ポーズ

菫「え?シュ、シューター!」ポーズ

チュッ

照・菫「////」ポー

菫「あの・・・照・・・私以外の子にときめいたのか?」オロオロ

照「・・・あ」ハッ

菫「て、照ぅ・・・」ナミダメ

照「ごめん!売店でお菓子買ってくる!」ダダッ!

怜「ついでに、おっとっと買うてきて!」

竜華「ウチはコメッコ!」

照「うん!」ダダダ!

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 21:28:20.38 ID:6wlAu7+y0

菫「うう・・・照が売店に行く時はときめいた時・・・うぅぅ・・・」

セーラ「?」

菫「インハイで、頑張る園城寺さんに萌えた時以来の売店・・・くそぉぉ!!」ガックリ

怜「まぁまぁ、落ち着き」

セーラ「・・・他にも気になんのが、あのおばちゃんら・・・誰?」

おばちゃんA・B「・・・」シバラレーン

セーラ「服の上から・・・亀甲縛り?されてんねんけど」

哩「これはプレイの一環」

セーラ「え?」

姫子「私たちは縛りプレイを信条とし、縛りプレイを突き詰めていったのでおじゃる」

怜「求道者!」

竜華「好感度アップ!ピロリロリン♪」

哩「行き着いた先にあったのが、『恋人の親族を縛る』という事だ!」

怜「逆転の発想!」

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 21:33:11.73 ID:6wlAu7+y0

竜華「盲点やった・・・イチャイチャは、恋人の親族まで及ぶ・・・」ゴクリ

セーラ「へ?ほなら・・・あのおばちゃんらは・・・」

哩「私の母と姫子のお母様だ」

哩母・姫子母「・・・・」シバラレーン

セーラ「マジかい・・・」

哩「これにより、縛られていない状態であるにも関わらず、親族の亀甲縛り姿を見る事で、自分まで縛られていると感じられる」

怜「面影バッチリやもんなぁ」

竜華「論文として発表すべきや」

哩「しかし実際は私たちは縛られていない、つまり肌のダメージも無い。あるのは、恋人の親族を縛る事の罪悪感だけ」

姫子「罪悪感はMの私たちにとって大好物なのでござりまする・・・べらんめえ」

哩「そう。そして縛っている時にふと思うんだ・・・・私は自分を好きになれるかもしれない・・・私はMのままでいいのかもしれない」

姫子「・・・」コクリ

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 21:38:08.01 ID:6wlAu7+y0

哩「そう・・・・私はMでしかない・・・私はMでいたい!・・・・・・・意地悪されて感じてもいいんだ!」グッ!

姫子「おめでとう」パチパチパチ

怜「おめでとう」パチパチパチ

竜華「おめでとう」パチパチパチ

哩母「おめでとう」フルフル

姫子母「おめでとう」フルフル

セーラ「・・・・・・おめでとう?」パチパチパチ

菫「ありがとう」ニコッ

セーラ「お前が言うんかい」

哩「あああ・・・最後のいいところを盗られたああぁ」ゾクゾクー!

姫子「これもまた良し・・・・でごじゃりまするですね」ゾクー!

怜「ふふふ・・・幸せそうやなぁ」

竜華「ほんまや」

セーラ「はぁ・・・もう行こか」

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 21:42:08.31 ID:6wlAu7+y0

怜「お」

竜華「あれは」

憧「そぉれーい!」ボール ヲ ポイ!

穏乃「わふっ!」ダダダッ!

穏乃「っ!」パクッ!

憧「ナイスキャッチ!」

穏乃「わふ!」タタタッ!

憧「ちゃんと持ってきたねー!偉いぞー!はい、これエサだよー♪」ナデナデー!ハーイ

穏乃「わふわふ!」ガツガツ

怜「犬の香りに導かれて来てみれば・・・」

竜華「興味深い事してるでぇ」

憧「ん?千里山と・・・白糸台の・・・」

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 21:45:55.23 ID:6wlAu7+y0

怜・竜華「いかにも」

セーラ「ういーす」

菫「シャープシューターだ。よろしく」

憧「よろしく」

穏乃「はぐはぐ」

セーラ「前回、千里山での集まりにはおらんかったけど・・・」

憧「ああ・・・うん、ちょっとね・・・」

セーラ「?」

憧「しずがね、裾がヘソ下10センチのジャージを履いて散歩してたら、警察に通報されちゃって・・・」

怜「無粋なやつやなぁ」

竜華「ほんまや」

セーラ「そらされるやろ」

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 21:47:42.57 ID:6wlAu7+y0

憧「それで親にまで連絡がいっちゃって」

怜「なんて野暮な」

菫「きっと電話を使ったんだろうな」

憧「高鴨家&新子家のドッキドキ家族会議が始まっちゃったから、参加出来なかったんだ」

セーラ「軽い言い方やなぁ・・結構な事件ちゃうの?」

憧「そう?そういえばみんな怖い顔してたけど・・・・ま、それは終わった事だからね。おしまーい」ハーイ

セーラ「・・・確かに終わったもんはしゃあないか。それで・・・今は何してたん?」

憧「何って・・・?イチャイチャしてただけだよ」?

セーラ「いや、それは多分そうなんやろうけど・・・」

怜「セーラ。甘えたらあかん」

セーラ「怜・・・・?」

竜華「見る物全てをありのままに捉えてどないすんねん」

菫「風を読む・・・・それが世の中を生き抜く術・・・」

セーラ「竜華・・・・シャープシューター・・・・」

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 21:51:48.54 ID:6wlAu7+y0

怜「これはな、高鴨さんを支配下に置いたように見せかけた、フィフティーフィフティーのプレイや」

憧「さっすが・・・気付くんだ」ヘェー

竜華「高鴨さんの心の奥底にある、褒められたがる感情に目を付けた、ペットとご主人様プレイや」

菫「投げたボールを持ってくれば、ご主人様が褒めてくれる・・・」

照「そして、売店でお菓子を買ってきた・・・」タダイマー

怜「褒めてくれる上に!・・・エサまでくれる!!最高や!」

セーラ「・・・そのエサは何?」

憧「ご飯と魚に味噌汁をぶっかけたやつだけど」

セーラ「昔の犬扱いやん」

菫「それでも、ご褒美とあれば嬉しいものさ」

照「はい、おっとっと、こっちがコメッコ」ハーイ

怜「ご苦労さん」ウケトリ

竜華「今度払うからつけといて」ウケトリ

照「菫はポテトチップス、略してポテチでいい?」

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 21:54:41.83 ID:6wlAu7+y0

菫「照が触れたならなんでもご馳走さ」

照「すみれ!」キュンキューン!

菫「ふっ」キマッタ

照「シャープ!」ポーズ

菫「シューター!」ポーズ

チュッ

照・菫「///」ポー

セーラ「・・・・・」フゥ

照「あの・・・江口さんは、スポーツ報知でよかったかな?」ハイ

セーラ「なんで俺だけ新聞?お菓子がよかったな・・・」ウケトリ

怜「けつろん!」

竜華「高鴨さんは犬扱いされる事で、愛されていると実感できるんや!」

穏乃「わおーん!」

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 21:57:56.49 ID:6wlAu7+y0

憧「そうなの!しずは、あたしにとって大切な存在!しずが犬扱いされたいなら、あたしは喜んで犬みたいに扱うよ!」

怜「これは・・・・愛や・・」

竜華「平成生まれバンザイやな・・・」

セーラ「あ」ピカーン!

照「人間も昔は四足歩行だったと言われている・・・」

菫「そう考えると、恋人は四足歩行の方がいいのかもしれないな・・・」

セーラ「わかった!高鴨 穏乃・・しず・・シーズー犬って事か!!」ドヤー!

怜・竜華・照・菫・憧「・・・・・・・・」シー-----ン..

セーラ「え?」

穏乃「・・・・くぅん」ゴローン

竜華・照・菫・憧「・・・・・・・・・・」シーーーーーーン..

セーラ「あ、あの・・・」エット..

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 21:59:50.13 ID:UbqbM4D40
(アカン)

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 22:01:25.95 ID:6wlAu7+y0

怜「・・・・江口 セーラ。名門校である千里山女子高校に特待生として入学。去年は2年生ながら、エースとしてインハイに出場」

セーラ「ちょ、なんなん?急に」

怜「・・・セーラのええところを挙げてマイナスを帳消しにしよう思て」

セーラ「べ、別にマイナスちゃうし!笑わそう思てへんかったしな!」

憧「・・・ま、いいけど。もういいかな?しずがまだ遊びたいみたいなんだよね」

穏乃「・・・・・」ジブン ノ オシリ オイカケ グルグル...

怜「む・・・これは失礼」

竜華「ダジャレ好きの中堅でごめんな」

セーラ「おい!」

照「こんなんじゃ・・・」

菫「ああ。シャープシューターにはなれっこないな」

セーラ「なりたない!次行こ!」テクテク

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 22:05:31.84 ID:6wlAu7+y0

セーラ「・・・・なんか・・・あからさまに危ない子がおるなぁ」

全裸初美「あはははは!股間がスースーするですよー」タタタタタ

巴「もう!あんまり走り回らないでよー!ハッちゃーん」タタタタ

セーラ「完全に裸やん・・・」

全裸初美「あれ?」ピタ

巴「あら?」ピタ

怜「おっ、永水女子の・・・」

竜華「ブラックリストっ子やん」

セーラ「何それ?」

怜「インハイで露出しすぎて、テレビ局に出入り禁止くらったんやって」

全裸初美「いい思い出ですよー」

巴「でも、私と付き合ってからは、ちゃんと対策しましたから!」

セーラ「対策?」

43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 22:09:07.64 ID:6wlAu7+y0

巴「ええ。ハッちゃんの裸を・・・他の子に見せたくないですからね///」

全裸初美「可愛いですよー!」ダキッ!

巴「わわ///」

セーラ「対策て何を・・・・」

照「なるほど・・・・・裸に見えたけど実際は・・・」

全裸初美「そうですよー。湯気Tシャツと、光パンツをつけてますよー」

セーラ「いやいや、Tシャツでもパンツでもないやん!ただ・・・謎の湯気と光が大事な部分を隠してるだけで・・・」

巴「龍門渕グループの技術で、乳首と局部が見えないように湯気と光で隠してくれるんです。仕組みは私もわからないんですけどねー」

怜「科学もここまで来たか」

竜華「でんじろう先生様様やな」

全裸初美「全裸であって全裸でない。これがベストですよー!結局、局部さえ見えなければみんな幸せなんですよー」

巴「・・・複雑は複雑なんですけどね。本来は、服を着て欲しいですから」

セーラ「ほんまや。いつか捕まるで?」

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 22:13:22.28 ID:6wlAu7+y0

全裸初美「と言いつつも、さっきからチラチラ見てるですよー?」イヤーン

セーラ「うっ!!ちゃ、ちゃうねん!たまたまや!」

怜「でも目の前でこんだけ肌を露出されると・・・・・はっ!?」

セーラ「どないしたん?」

竜華「怜も気付いた?」

怜「うん、セーラ・・・・ブラックリス子の太ももの裏、見てみ?」

セーラ「ん?太ももの・・・おお?」

怜「字が書いてあるやろ?」

セーラ「ああ・・・えと・・・『巴ちゃん、いつもありがとう』・・・これは・・・日焼けあとか・・・?」

竜華「そや!自分の体を使って恋人へのメッセージを刻む・・・これがどういう意味かわかる?」

セーラ「い、いや・・・」

竜華「文字の形に切り取った紙などを使って、太もも裏に置いて太陽を浴び、他の部分が焼けるのを待つ・・・やがて、文字部分のみが純白のメッセージに・・・・手間を惜しまないやり方は、まさしくラーメンと同じ!」

怜「そや!店長が素材にこだわり、時間と手間暇を掛ける事によって、至高のスープが完成するんや」

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 22:16:52.76 ID:6wlAu7+y0

セーラ「ごく・・・」

竜華「それを思えば、少しくらい行列に並んででも食べたいと思うのは不思議やない」

怜「その通り。今度ラーメン食べにいこな?難波からちょっと歩いたとこにある店がめっちゃ美味しいねん!スープも麺も最高なんや!」

セーラ「ええなぁ!!」

全裸初美「V字開脚ですよー!」ワーオ!

照「・・・・・」ゴクリ

全裸初美「やーん!宮永さんの目がエッチですー」イヤーン

照「そ、それはしょうがないじゃないか・・・・・・・菫も気になるでしょ?」

菫「いや、私は照の体だけが気になるからな」

照「すみれぇ///」キュンキューン!

菫「ふっ」キマッタ

セーラ「じゃあ今度食いに行こ!!・・・あ、それじゃ俺らは他行きますんで」シャープ!シューター! チュッ ///

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 22:20:30.19 ID:6wlAu7+y0

照「あ・・・」

セーラ「ん?あれは・・・」

咲・和「」

怜「インハイチャンプの・・・」

竜華「プラ妹ゼロっ子やな」

セーラ「お、おい、今の響き!マイは妹のマイやろ!?ダジャレやん!俺よりひどない!?」ナァ?

照「お見事・・・」

菫「音読みを使いこなしている・・・・脱帽」

セーラ「な、なんやねん・・・・俺の味方はおらんのか・・・?」

咲「あ・・・お姉ちゃん・・・」

和「!!あのっ、私、咲さんと清く正しいお付き合いをさせて頂いております!原村 和です!」ペコッ!

照「私は、菫と清く正しいお付き合いをしている宮永 照だ」

50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 22:24:20.02 ID:6wlAu7+y0

菫「2人も同盟に入るのか?」

和「は、はい!是非!」

咲「・・・・・」

照「咲?」

咲「・・和ちゃん。悪いんだけど、あそこにある柱をタッチしてきてくれる?」

和「え?」

咲「私、和ちゃんが柱にタッチするのが大好きなんだ」

和「さ、咲さん・・・わかりました!タッチしてきます!」ダダダ

セーラ「・・・・?」

咲「あの・・・実は・・・和ちゃんは同盟に入りたいみたいなんですけど・・・私は・・・あんまり」

セーラ「!(この子が、さっき言ってた、同盟に乗り気じゃない子か)」

咲「合宿を見学したらどうかって言われたから来てみただけで・・・」

怜「セーラ」

セーラ「・・・ん?」

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 22:28:30.75 ID:6wlAu7+y0

怜「出番や」

セーラ「・・・まぁ、ええけど・・・」

和「タッチしてきました!」キキーッ!

咲「ありがとう」

セーラ「あの・・・何か不満とかあるん?」

和「?」

咲「・・えと・・・私、和ちゃんは好きなんですけど、他の子にも目移りしちゃって」チラ

和「え・・・」

セーラ「お、おい」

咲「全国って、可愛い子がいっぱいいて・・・・あの・・・・」チラ

和「あの・・」

セーラ「ちょ、ちょっと・・・彼女さんおる前で・・・」

咲「江口さんも・・・結構・・・その・・・・タイプだったりして・・・」モジモジ

セーラ「うぇ!?」

53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 22:32:30.53 ID:6wlAu7+y0

和「!!!」

咲「///」モジモジ

セーラ「うっ・・(やばい・・ドキドキしてきた・・・)」アウアウ

和「あ、あの・・・・咲さん?」ナミダメ

咲「1番好きなのは和ちゃんだよ?でも江口さんも気になるんだよね」

和「私が1番・・・・嬉しいです」ポワァア

咲「・・・・・」

セーラ「・・・・///」

咲「・・・失礼します」

セーラ「え?お、おお」

和「あ、私も!」

セーラ(俺の事が気になる?な、なんやねんこの展開・・・)ドキドキ

怜「セーラ?」

セーラ「え?あ、ああ!じゃあ他行こ!」スタスタ

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 22:36:55.29 ID:6wlAu7+y0

セーラ「お?姫松の・・・・」

洋榎・絹恵「」

セーラ「おーい!」

洋榎「んぁ?」

絹恵「あれ?千里山の・・・」

セーラ「あんたらも同盟なんか?」

洋榎「当たり前やん。姉妹やで?」

セーラ「そ、そうか」

洋榎「それより、園城寺と清水谷、宮永と弘世はええわ。江口はなんなん?」

セーラ「え?」

洋榎「なんで1人なん?」

セーラ「いや、それは・・・・」

洋榎「・・・・・すまん。人それぞれ理由があるもんな。けど気にしなや!繊細なエッチがでけんでもええ、って子はおるから」

セーラ「おいおい!俺は見学や!変に勘ぐるなて!・・・・繊細やないて決めつけてんのも腹立つな・・・」

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 22:40:22.38 ID:6wlAu7+y0

洋榎「江口が繊細な訳ないやん」ケラケラ

セーラ「・・・もうええ!んで?2人は何をしてたん?」

洋榎「ふん・・・そんなん人に見せるもんちゃうわ」

セーラ「え?同盟の意味は・・・・」

怜「セーラ!ええから!」

竜華「こっちこっち」ホイホイ

照・菫「ふむ」スタスタ

セーラ「?」スタスタ

怜・竜華・セーラ・照・菫「・・・・・」キ ノ カゲ カラ ノゾク

洋榎「さて、邪魔もんがいなくなったところで・・・」

絹恵「うん」ニコ

洋榎・絹恵「・・・・」ボーッ

セーラ「?」

59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 22:43:53.87 ID:6wlAu7+y0

怜「あれは!」

竜華「間違いない!たこ焼き器の準備をボーっと待ってるんや!」

セーラ「え?そうなん?」

洋榎「・・・!」サッ

怜「生地を流し込んだ!」

絹恵「っ?」

竜華「あああ!たくさん入れ過ぎて、こぼれてしもた!!」

洋榎「!!」ササササ!

怜「慌てる姉!」

絹恵「・・・っ!」ナデナデ

竜華「これは・・・・こぼれた生地を無視して、愛しい姉の頭を撫でているぅぅ!!」

洋榎「///」ナデラレーン

照「普段は強気な姉も、妹には素直に甘えているッ!姉の甘える姿を見れる、これこそ身内の特権んんッ!!」

菫「姉をもっとよく見てみろ!!妹のいる方へ重心移動している!たこ焼き<妹!当然だぁぁ!!!!」イッケェエエ!

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 22:48:09.65 ID:6wlAu7+y0

洋榎「・・・・////」

絹恵「・・・・////」

怜「見つめ合う二人・・・」

竜華「言葉はいらない・・・」

セーラ「たこ焼きは?」

洋榎「っ」チュー

絹恵「んっ・・・」ムチュ..

怜「やったーーーー!」ワァア!

洋榎「れろ・・・」ンチュ

絹恵「ほねえひゃ・・・」ンム..レロ..

セーラ「の、濃厚や///」

怜「二人の世界では私らは招かれざる客や。行こか」

竜華「そやな」フフ

63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 22:54:25.61 ID:6wlAu7+y0

セーラ「お!松実姉妹や」

怜「シッ!」

セーラ「?」

竜華「今、ええところや」

照「まさに」

菫「イチャイチャ度、100%中の100%!」

宥「お姉ちゃー!寒いよー!」

玄「玄ちゃん、おいでー」

怜「こ、これは!」

竜華「姉妹逆転プレイ!!」

照「・・・妹としての遺伝子を無視し、姉になりきるとは・・・」

菫「恐ろしい子!!」

64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 22:57:54.68 ID:6wlAu7+y0

宥「ぎゅー!」ダキッ

玄「玄ちゃん、あったかーい!」

怜「はっ!よく見ると、格好まで交換しとる!」

竜華「それだけちゃうで!念の為に持ってきておいたサーモグラフィーで2人を見てみたんやけど、姉役の玄ちゃんの体温が、かなり低くなってるで!」

照「そ、それは・・・・身も心も姉になっているという事実に他ならない!」

菫「この事実!私たちのインハイ3連覇もかすむッ・・・・!」

玄「玄ちゃーん」クビスジ ハムハム

宥「あん、お姉ちゃー!」モゾモゾ

怜「この衝撃・・・・・羽のない扇風機以上や!」

65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 23:01:51.39 ID:6wlAu7+y0

プルルルル

怜「お?電話か。もしもし」

怜「・・・・はい、了解です。はーい」プツッ

竜華「誰から?」

怜「龍門渕さんからや。そろそろ昼食やから、喫茶店に集合やて」

照「もうそんな時間か」

菫「確かにお腹がすいたな。これ以上遅くなると、照を食べてしまいそうだ」キラン!

照「すみれ・・!」キュンキューン!

菫「ふっ」キマッタ

セーラ「ほないこか」シャープ!シューター!チュッ ///

66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 23:05:17.14 ID:6wlAu7+y0

喫茶店

怜「おおー、全員が女の子!ええ眺めやなぁ」ウホー

竜華「ほんまやね。上州屋ではこうはならんでー」

透華「それでは昼食にしましょう。いただきます!」

全員「いただきます!」

セーラ「・・別荘の近くにこんなええ感じの喫茶店があるんやなぁ・・・・・けど・・・」

哩母「・・・・・」

姫子母「・・・・・」

セーラ(なんでおばちゃん2人と同じテーブルやねん・・・4人掛けやからカップル2組で埋まるのはわかるけども・・・)

咲「あの・・・」

セーラ「え」

咲「私も座っていいですか?」

セーラ「でも・・・原村さんが」

68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 23:08:53.34 ID:6wlAu7+y0

咲「和ちゃんは7キロほど走りに行ってもらってます」

セーラ「そ、そうか・・・でも原村さんもお腹空いてるんちゃう?」

咲「あ、大丈夫です。鮭おにぎりを持って走ってますから」

セーラ「あ、そうなんや・・・」

哩母「すいません」

セーラ「へ?」

哩母「私たち、縛られているもので・・・・食べさせていただけませんか?」

セーラ「え、ああ・・・あの・・・縄、ほどきましょうか?」

哩母「いえ!私が娘の為に出来るのは、縛られ続ける事だけですから」

セーラ「そ、そうですか・・・じゃあ・・・はい、どうぞ」アーン

哩母「ぱく、もぐもぐ」

69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 23:13:18.97 ID:6wlAu7+y0

セーラ「あの・・・おばちゃ・・お母さんらは東京の人なんですか?」

哩母「いいえ?違いますけど」

セーラ「けど東京弁」

哩母「ああ。娘が東京弁縛りなら、私たちも従わないといけませんでしょう?」アハハ

セーラ「そ、そんなもんですか・・・」ハァ

セーラ(ここまで徹底するあの2人・・・凄いなぁ・・・)

姫子母「すみません・・・私もいいですか?」

咲「え?は、はい・・・・どうぞ」

姫子母「もぐもぐ」

71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 23:19:31.55 ID:6wlAu7+y0

セーラ「ふう、ごちそうさま」

咲「美味しかったですね」

セーラ「せやなー。大満足や!他のテーブルはもう食べ終わったんかな?」チラッ

憧「あーん」

穏乃「もぐ」

怜「あーん」

竜華「ぱくん」

セーラ「うわ・・・やっぱり甘々やなぁ・・・俺らのテーブル以外、全部あーんしとる」

咲「す、すごいですね・・・」

セーラ「ほんまや・・・・ん?」

72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 23:22:49.78 ID:6wlAu7+y0

哩「あーん」

怜「あーん」

玄「あーん」

洋榎「あーん」

セーラ「こ、これは・・・?」ハッ

咲「?」

セーラ「それぞれの『あーん』が音階になっとる!?」

咲「へ?」

穏乃「あーん」

セーラ「この『あーん』は・・・ミ!」

絹恵「あーん」

セーラ「この『あーん』は・・・・ファや!」

咲「え?」

73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 23:26:40.96 ID:6wlAu7+y0

照「あーん(ソ)」

透華「あーん(ファ)」

セーラ「はっ!な、なんて事や!ただあーんしてるだけやない!?曲を奏でとる!!」

咲「えと・・・?」

セーラ「・・・・・・・・このメロディは・・・」

咲「・・・・」

セーラ「・・・・・・・・・でください~♪」

セーラ「!!わかった!『千の風になって』や!この人たち・・・あーんで『千の風になって』を演奏しとる!!」ショーゲキ!

セーラ「この歌は、とても悲しい別れをした百合カップルの歌・・・・それを皆で演奏する事で、私たちはあなたたちの分まで幸せになる!という宣言をしているんだ!!!」

ピタ!

セーラ「あ・・止まった!?」

76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 23:30:59.45 ID:6wlAu7+y0

巴「あーん」

宥「あーん」

セーラ「!?違う曲になった!?でも、見極めたる!」

咲「・・・・」

全裸初美「あーん」

一「あーん」

セーラ「このメロディは・・・・・・・わかった!!」

咲「!」ビク

セーラ「『フニクリ・フニクラ』や!間違いない!」

透華「あーん」

セーラ「ふふ・・・わかってるで・・・この歌も、百合カップルを表してる言うんやろ?」

咲「え?それはどういう・・・」

セーラ「ふっ、女の子のおっぱいをフニっと触り、クリは・・・ぐふふ、そのままの意味や!そして、相手の女の子におっぱいをフニっと触られ、興奮してクラッとなる」

78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 23:34:23.39 ID:6wlAu7+y0

咲「・・・・・・」

セーラ「あははは!どや!当たりやろ!?舐めたらあかんでぇ!?あっははははははは!」ガハハ

咲「あの・・・・江口さん・・・・?」

セーラ「はは・・・は?」ハッ!

咲「・・・・・・」

セーラ「あ、あの・・・・・・」

セーラ(あかん・・・完全に百合カップルイチャイチャ同盟の雰囲気に飲み込まれとった・・)タラー

セーラ「・・・怜がそう言うてたんや」

咲「あ、なるほど・・・そうなんですか」

セーラ「そうそう」アハハ

憧「しず、また続きしよっか?」スクッ

穏乃「わおーん!」ガタン

玄「お姉ちゃー」スクッ

宥「うん。やめるのですボクたちごっこしようね」フルフル

80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 23:37:58.49 ID:6wlAu7+y0

セーラ「お、また自由行動か」

咲「そうみたいですね」

和「咲さんただいま!7キロ走り切りました!」アセダク

咲「あ・・・おかえり・・・」

和「はい!」ポタポタ

透華「あの・・・江口さん」

セーラ「ん?」

透華「夕食は、手作りカレーの予定なのですが、担当するはずの福路さんがまだいらしてませんの」

セーラ「へえ、なんかあったんやろか?」

セーラ(そもそもあの人はイチャイチャ同盟とは毛色が違う気がすんねんけども・・・)

透華「今はまだわかりません・・・それで、よろしかったら・・・夕食のお手伝いを・・・」

セーラ「ん。ええで!俺に任せ!」

透華「ありがとうございます!食材は」

美穂子「遅れてすみません」ガチャ

82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 23:42:01.39 ID:6wlAu7+y0

透華「あら?」

美穂子「上埜さんがなかなか離してくれなくて・・・」ポッ

未春(妄想上の竹井さんの事)カンペ

華菜(ツッコミ厳禁)カンペ

セーラ「・・・了解」

透華「これは・・・ちょうどいいタイミングで・・・・という事ですので、江口さん」

セーラ「いや、俺も手伝いますわ」

透華「・・よろしいんですの?」

セーラ「せっかくの合宿やし。福路さん、夕食作り俺も手伝わせてもらうわ」

美穂子「うふふ、ありがとうございます」

セーラ「おう!」

透華「食材はこちらにご用意しております」カチャ

美穂子「ありがとうございます。・・・・これだけあれば十分ですね」ニコッ

透華「では夕食の準備まで時間もありますから、それまで」

84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 23:45:56.95 ID:6wlAu7+y0

美穂子「あの、私遅れてしまいましたし、お詫びといってはなんですけど、皆さんの為に、カレー以外にも色々とお料理を作りたいのですが」

セーラ「ほおー」

透華「まあ・・・そこまで気を遣わなくてもよろしいんですのよ?」

美穂子「いえ・・・私が作りたいというだけですから」ニコッ

透華「・・・ありがとうございます。ではお願いしますわ。こちらの食材は自由に使って頂いて結構ですので」ウフフ

美穂子「ありがとうございます。という訳ですので江口さん。カレーに取り掛かる時にお呼びしますので、それまで休んでてください」

セーラ「いや、俺も手伝うで」

美穂子「え?でも・・・悪いですよ」

セーラ「気にすんなて!大して役には立てへんかもやけど、手伝いたいねん」

美穂子「・・・ありがとうございます」ニッコリ

86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 23:47:31.71 ID:6wlAu7+y0

美穂子「うん、出来ました。そちらの方に置いてもらっていいですか?」

セーラ「あいよ!よいしょっと!」コトン

美穂子「すいません、色々とお願いしてしまって・・・」

セーラ「全然?これぐらいお安い御用や!」

美穂子「ありがとうございます」ウフフ

セーラ(・・・前回のあれを見てたから、危ない人や思たけど、話してみたら普通やん)

美穂子「では、そろそろカレーに取り掛かりましょうか?」

セーラ「おうよ」

美穂子「うふふ、わかりました。ではジャガイモの皮むきを手伝ってください」

セーラ「任せぇ!」

美穂子「~♪」ムキムキー

セーラ「む、ほっ・・・」ム...キ..ム...キ

美穂子「包丁だと難しいですか?」

88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 23:49:12.43 ID:6wlAu7+y0

セーラ「うん、せやな・・・ピーラー使お。確か龍門渕さんが上の棚にある言うてたな」オッ アッタ! トリダス..

美穂子「上の・・・?上埜さん?」ピク

セーラ「へ」

美穂子「上埜さん・・・ウエノサン・・・?ウェノサ!?」ガタガタガタ

セーラ「ちょ、ちょっと!落ち着いてぇや!」ユサユサ!

美穂子「え?あ・・・私は・・・?」

セーラ「あ、戻った・・・いや、なんでもないねん」ホッ

美穂子「?では作業に戻りましょう」

セーラ(危ない危ない・・・・うえのってキーワードは使わんとこ)フゥ

セーラ「よいしょ、よいしょ」ピラー

美穂子「~♪」ムキー

セーラ「わっ、危なっ!」

美穂子「だ、大丈夫ですか?」

セーラ「ああ、指の皮を切りそうになったけど、なんとかセーフ」

89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 23:52:55.71 ID:6wlAu7+y0

美穂子「よかった・・気を付けてくださいね?」

セーラ「おう。なんせ、久しぶりの料理やからなー」

美穂子「久しぶり・・・久・・・・?上埜さん?・・・・ウェッサーイ!?」ガタガタガタ!

セーラ「え?ちょっと!」

美穂子「あばばばばば・・・・」ガクガクガク

セーラ「ふ、福路さん!?落ち着いて!!」ユサユサ!

美穂子「はっ!?わ、私は・・・」

セーラ「ふう・・・なんとか元に戻った・・・」ホッ

セーラ(もう余計な事は喋らんとこ)

美穂子「お水を入れてください」

セーラ「はい」ドバー

美穂子「アクを取ります」テキパキ

セーラ(あとは、ルーを入れて・・・もう少しで完成やな)

92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 23:55:52.97 ID:6wlAu7+y0

セーラ「あ、ご飯は?」

美穂子「ご飯は龍門渕さんが炊いてくれるみたいです」

セーラ「そっか、ならええな」

セーラ(ふう・・・なんとか完成までこぎつけられそうや・・・下手に会話せんと黙っとったら安全やな)

美穂子「・・・・・・」

セーラ「・・・・・・」

美穂子「・・・え?でも私は大丈夫ですよ?」

セーラ「・・・・・・」

美穂子「うん、ありがとうございます♪」エヘ

セーラ(脳内の竹井さんと、ちょこちょこ話しているっぽいんが不気味っちゃあ不気味やけど)

美穂子「そろそろルーを入れましょうか」

セーラ「あいよ・・・ふぇっ・・へぁっ・・・」

美穂子「?」

94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 23:57:47.24 ID:6wlAu7+y0

セーラ「ふぇくしょい!」

美穂子「あ」

セーラ「料理中すんません・・・けど鍋に入らないよう逆向いてくしゃみしたんで・・・」

美穂子「あ・・・あああ・・・」ガタガタガタ

セーラ「へ?あの・・」

美穂子「くしゃみ・・・・クシャミ・・・・・カタカナのク・・・棒を一本足したら久・・・上埜さん・・・・ウェノサ・・・ジェノサイ!」ガタガタガタ!

セーラ「え、ちょ!」

美穂子「おぼぼぼぼぼぼぼ」アワブクブクブク..

セーラ「ちょっと!泡が鍋に入ってますて!」

ズザッ!

華菜・未春「・・・」

セーラ「あ、二人とも!」エエトコニ!

97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/26(金) 23:59:54.86 ID:6wlAu7+y0

華菜「みはるん!」

未春「かなちゃん!」

華菜・未春「・・・」コクッ!

華菜・未春「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前」コォォ..

華菜「聖水!」バシャァア!

美穂子「ヴォオオオオオ!!」ポチャー

未春「十字架!」ポイ

美穂子「ピキーーー!」クビ グルグルー!ポチャ

華菜「にんにく!」ポイポイ

美穂子「はぶぶぶぶぶ」ボコボコボコ!ポチャポチャ

99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 00:03:07.31 ID:AdKPT6y30

未春「お札!数珠!」ペターン!バララァ!

美穂子「うじゅりんぱぁあ!」ガタガタガタガタ...ポチャンポチャー

セーラ「あああああ・・・にんにくとか聖水が鍋の中に・・・・・」ドナイシヨー

美穂子「・・・・」ガクッ!

未春「治まった・・・」ホッ

華菜「よかったし!」

未春「じゃあ戻ろう」

華菜「うん!し!」スタタ

美穂子「・・・・」プルプルプル..ポチャ

セーラ「あああ・・・最後の力でルーを投入した・・・余計な事しおって・・・もう戻れへん・・・」オアア

103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 00:07:13.49 ID:AdKPT6y30

透華「それでは、夕食にしたいと思います!」

セーラ「・・・・・・・」

哩母・姫子母「・・・・・」シバラレー

セーラ(またおばちゃんらと・・・)

透華「夕食は、福路さんと江口さんが作って下さいました」パチパチパチ

怜「さすが特待生!」

竜華「学ランだけの事はあるなぁ」

洋榎「うおっ!めっちゃ豪華やん!テンション上がるわ~!!」ワーオ!

玄「お姉ちゃー!こんなにたくさん、どうやって食べたらいいんだろー?」アワワ

宥「大丈夫。順番に1つずつ食べればいいんだよー?」

憧「しずには残ったご飯にお味噌汁かけたのあげるね?」

穏乃「わふわーふ!」

照「コークスクリュー感謝」パチパチ

菫「シャープシュータりがとう」パチパチ

104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 00:09:05.85 ID:AdKPT6y30

セーラ「お、おお・・・どうも・・・」テレ

美穂子「うふふふ」ニッコリ

透華「ご飯はこちらにあります!我々、百合カップルイチャイチャ同盟にちなみまして、100合のお米を炊きましたわ!」

憧「100・・・いちまるまる・・・あとちょっとで109だよ・・・流行に敏感だね」

穏乃「きゃいん!」

玄「お姉ちゃー!」ガタガタ

宥「大丈夫。玄ちゃんが100合全部食べなくてもいいんだよ」

玄「お姉ちゃー!」アンシーン

全員「いただきまーす!」

怜「はむ・・・・?にんにくが丸ごと入っとる」

セーラ「!」ドキ

竜華「ひょ、ひょっとして・・・・」

セーラ「・・・・」ドキドキ

105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 00:10:22.12 ID:P58+3Azf0
玄ちゃん可哀想な子やないですか

106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 00:13:21.84 ID:AdKPT6y30

竜華「にんにく食べて・・・夜は激しく・・・って事ちゃう?」

怜「そ、そういう意味かぁ・・・なかなか粋やなぁ////」ポ

竜華「丸ごとっちゅうのも、部位にこだわらず、全身を愛でろっちゅう事かも」

怜「なるほど・・・そういう事なら・・・」パクパク

セーラ「・・・」ホッ

菫「て、照!」

セーラ「!」ピク

照「ん?」バリボリ

菫「照が今食べてるの・・・・十字架じゃないか?」

照「え・・・?ホントだ・・・・ちょっと硬いとは思ったけど・・・十字架とは思わなかった」

菫「カレーの中に十字架を入れるなんて・・・・・」ワナワナ

セーラ「・・・・」ハラハラ

菫「なんてサプライズなんだ!」

照「うん」

108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 00:17:37.91 ID:AdKPT6y30

セーラ「お?」

菫「人生とは楽しくもつらい旅路・・・このつらさをからさで表現し、からさの中に十字架を入れる・・・これは結婚式を意味する」

照「おおお・・・・」

菫「私はご飯・・・・照はルー・・・愛し合う2人はカレー・・・そしてカレーに飛び込んだ十字架は教会・・・」

照「うん」グス..

菫「なんやかんやで・・・私たちは幸せになるんだ!」

セーラ(なんやかんやかい)

照「すみれ!」キュンキューン

菫「ふっ」キマッタ

照「シャープ!」ポーズ

菫「シューター!」ポーズ

チュッ

照・菫「///」ポー

セーラ(・・・なんとかなったか・・・・)フゥー

110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 00:20:12.43 ID:AdKPT6y30

玄「お姉ちゃー?このカレー、数珠みたいな味するよ~?」

セーラ「!!」

宥「あ、数珠が入ってる」

玄「わあ!当たった!お姉ちゃー!食材クイズ正解したよー!」

宥「玄ちゃんえらいね」

玄「うん!この数珠美味しい。カレーの味がするよぉ」パクパク

セーラ「ふう・・・」アブナイアブナイ

透華「ご飯が結構余りそうですわね・・・これは予想外・・・どうしましょう?」

一「うーん・・・千曲東高校にでも送ろうか。多分喜ぶと思うよ」

透華「なるほど。それは名案ですわね。早速手配しましょう」

セーラ(よし・・・色々と凌ぎきった・・・)ホッ..

111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 00:24:01.31 ID:AdKPT6y30

透華「デザートにさくらんぼはいかがですか?」

セーラ「おっ、ええなぁ、いただくわ!」

透華「たくさんありますからどうぞ」ニッコリ

セーラ「もぐもぐもぐ・・・・はぁ・・・美味しいわぁ」マンゾーク

洋榎「なあ園城寺」

怜「なんや?」

洋榎「これ出来るか?」

怜「ん?」

洋榎「あむ・・・・もごもご・・・・んべ」トリダス

怜「お」

セーラ「さくらんぼの軸を舌で結んだんか?凄いな」

洋榎「これが出来るやつはキスが上手いんやで」

絹恵「えへへ///」

114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 00:27:33.10 ID:AdKPT6y30

怜「ふっ、甘いで」

洋榎「お?」

怜「はむはむはむっ」

洋榎「お、おお・・・大量のさくらんぼを口に・・・」

怜「もごごもごごもごもごご、もごごー!もごごー!もごもごご・・・・・んべ・・どうや!!」

洋榎「!!」

セーラ「こ、これは!!」

怜「通天閣や」ヘヘン

セーラ「舌だけでここまでの物を作れるなんて・・・怜!!お前凄すぎるで!!」

洋榎「くっ!」

菫「なかなかやるが、私には敵わないぞ」

怜「な、なんやて?」

菫「はむっはむはむはむぅぅ!」ポイポイポポイ

竜華「あ、あんなにたくさん使て!さくらんぼが無くなってまうで!?」

115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 00:31:39.42 ID:AdKPT6y30

透華「ご安心を。こんな事もあろうかと、さくらんぼは無限に用意しておりますわ!」モンブチーン!

セーラ「おっ!準備がええなぁ」ワーイ

菫「もごごごごもごごごごもごごごご、もごごごーごぉごー・・・・・んべ・・・ふっ」

怜「あ・・・ああ・・・・ああ・・・」

竜華「こ、これは・・・・」

洋榎「ノ、ノーベルガ○ダムや・・・関節もめっちゃ動くやん・・・」アワワ

セーラ「こ、こんな凄い作品を・・短時間で・・・どうすればこんなん作れるんや・・・」

菫「ふふ、私の勝ちのようだな」

怜「・・・ま、まだや!まだ負けてへん!はむはむはむはむはむっ!!」ポイポイポイポイ

竜華「と、怜・・・・」イノル

セーラ「怜・・・何が怜をそこまで掻き立てるんや・・・」

菫「ふむ、次は趣向を変えて、ケルン大聖堂でも作ろうかな」レロレロ

117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 00:36:33.64 ID:AdKPT6y30

怜「もごごもごもごごもごごもごごー!・・・んべ」

竜華・セーラ・洋榎「え」

菫「!?」

怜「・・・・」

セーラ「な、何も・・・無い?・・飲み込んだ?」

菫「ど、どういう事だ?一体、何を作った?」

怜「・・・・宇宙」

菫「!?」

怜「私の作品は・・・・宇宙や」

洋榎「な、なるほど・・・そういう事かい」

118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 00:38:51.39 ID:AdKPT6y30

竜華「ウチら3次元の人間には、宇宙を俯瞰で見る事はでけへん!それを表現したんや」

菫「私の負けだ・・・・」

怜「いや、たまたま運が良かっただけやって」

菫「君は、西のシャープシューターだよ」テ ヲ サシダス

怜「ありがとう」アクシュ

竜華「・・・」パチパチパチ

洋榎「へっ、まだまだ上がおったんやな」パチパチパチ

セーラ「怜・・・・なんかようわからんけど・・・・涙出てきた・・・・」パチパチパチ

セーラ(おめでとう・・・怜・・・・)グス

120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 00:40:22.59 ID:AdKPT6y30

透華「さて!食事も終わったところで、これからは明日の朝まで自由行動ですわ!」

一「部屋割りはこの表の通りになってます。あと、お風呂は順番にお願いしますね」

哩「・・・入ろうか?」

姫子「はい!今、手錠持ってきますでごじゃおじゃるね!」タタタ

穏乃「わお~ん!」ワフ!

憧「ステイ!順番だからちょっと待ってよ」

怜「お風呂か・・・」

竜華「じゃあウチが脱衣所に忍び込んでた妖精役な」

和「ふふ・・・咲さんの垢を目視できるチャンスタイムですね」タマラナイデスネ

咲「うん・・・」

セーラ「ふう・・・(風呂の前に散歩でも行ってくるか)」スタスタ

121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 00:42:20.80 ID:AdKPT6y30

セーラ「すっかり暗くなったなぁ」テクテク

セーラ「ん?あれは・・・・」

絹恵「んぁ・・・おねえちゃん・・・」ハァハァ

洋榎「ごめんな?絹・・・我慢でけんわ・・・ちゅ・・」

絹恵「っ!」ビク!

洋榎「可愛いで・・・絹・・・キス・・・もっとしよ?」

絹恵「う、うん///」

洋榎「はっ・・・ん・・・っ」チュ...レロ..チュウゥ..

セーラ(こ、これは・・・・本格的な・・・・///)ドキドキ

絹恵「・・・んっ」サワ

洋榎「ぁっ!」ビク

絹恵「おねえちゃ・・ん・・・もう・・・こんなに・・・」

洋榎「き、絹が可愛いから・・しゃあないやんか・・・///」プイ

122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 00:45:37.12 ID:AdKPT6y30

絹恵「嬉しい・・・」ツツー

洋榎「っぁん!!」

セーラ(な、なんか・・・変な気分になってまう・・・・戻ろう・・・)

咲「江口さん?何してるんですか?」

セーラ「わ!」ドキ

咲「?あ・・・あの2人・・・」

セーラ「お、おお・・・なんか・・・・そういう事らしいな」

咲「・・・・うわ・・・エッチな顔してる・・・わあ・・・」

セーラ「2人に悪いから、帰ろうな!」スタスタ

咲「はい・・・」スタスタ

セーラ(そういえばこの子・・・・俺がタイプとか言うてたな・・・・)チラ

咲「?」キョトン

セーラ「っ!」ソラシ!

セーラ(・・・冷静に見ると、この子・・・めっちゃ可愛いなぁ・・・)チラ

123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 00:48:24.90 ID:AdKPT6y30

セーラ(もしこの子と付き合ったら・・・あの2人みたいに・・・キスして、触りあって・・・///)ゴクリ

咲「あの?」

セーラ「な、なんでもない!!」ソラシ!

咲「?」

セーラ(・・・俺、何考えてんねん・・・同盟の連中に触発されたんかな?・・・けどこの子可愛い・・・)ドキドキ

和「あ、咲さん!」タタ

咲「あ、和ちゃん」

和「君が代を歌いながら全力で3キロ走ってきました!」ハァハァ

咲「うん、お疲れ様」

和「労いの言葉がなによりです・・・」ポワァァ

セーラ(・・・・いや、あかんよな・・・この子は彼女おるんやし・・・)フゥ

セーラ(・・風呂入ってさっぱりしよ!疲れてるから変な事考えんねん・・・)スタスタ

125: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 00:50:11.22 ID:AdKPT6y30

風呂場

カッポーン

セーラ「・・・・・はぁ」

セーラ(鎖に手錠、シュノーケルが落ってるし・・・挙句の果てに壁が壊れとる・・・風呂場で脱出マジックすんなや・・・)スタスタ

セーラ「痛っ!」チクッ

セーラ「・・・・十字架や・・・もぉ~・・・」

セーラ(風呂ぐらいは落ち着いて入りたいもんやで)アタマアラー カラダアラー カケユー

セーラ(・・・さてと!風呂に)スタスタ

全裸哩母・全裸姫子母「・・・・・」

セーラ「おったんかい!」ビクーン!

全裸哩母「あの・・・縛られてて体洗えないので・・・洗ってもらえます?」

セーラ「もおおお!!」ワナワナ

セーラ(脱がせて縛るなら洗たれやー!)モォー

126: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 00:52:25.88 ID:AdKPT6y30

寝室

セーラ「電気消すでー?」

怜「うん」

パチッ

セーラ(ふう・・・人を洗うのって体力使うんやな・・・)シンドー

怜「あっ・・」

セーラ「?」

竜華「・・・・園城寺家の・・・可愛いオヘソ発見」サワー

怜「りゅーかぁ・・・オヘソを撫でんといてぇ」モダエー

セーラ「・・・」ネガエリ

竜華「ふふ・・・・ならここは?」

怜「ぁ!そこは・・・敏感やから・・・あかんよ・・//」

セーラ「・・・・」モンモンモン

127: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 00:55:35.00 ID:AdKPT6y30

竜華「何があかんの?セーラは寝てるし、部屋も暗い。ええやろ?」

怜「理詰めでこんといてぇ・・・」イヤーン

セーラ(うう・・・なんか変な気持ちや~・・・・)

咲『江口さんも・・・結構・・・その・・・・タイプだったりして・・・///』

セーラ「!!」

セーラ(何を思い出しとんねん!)カァァ..

咲『江口さん・・・・私・・・江口さんとキスしたいです・・・いえ、もっと・・・その先も・・・///』ウツムキ

セーラ(わあああ!!妄想すんな俺!もおおお)バタバタ!

怜「なんや?このバタバタっちゅう音は?」

竜華「これは・・・天使の羽音や・・・天使がウチらを祝福してくれとる・・・」

怜「やっぱり・・・私もそう思てたんやけど、竜華の言葉で確信持てたわ!」

竜華「ほなら・・・」

怜「うん・・・・続き、しよか?」

セーラ(俺のアホ~~~///)バタバタ

128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 00:57:39.48 ID:AdKPT6y30

翌朝

セーラ「・・・・・」

セーラ(結局あんま眠れんかった・・・ずっと・・・宮永さんで妄想してもうた・・・///)

セーラ(ひょっとして・・・宮永さんの事、好きになってしもたんかなぁ・・・)

咲「おはようございます」

セーラ「おっ!はょございます!」アワテ

咲「どうしたんですか?」

セーラ「え?あの・・・その・・・///」ドキドキドキ

セーラ(妄想しまくったから・・・申し訳なくて顔が見れへん!)

咲「?」

怜「宮永さん。セーラは多分な、大を我慢してんねん」

セーラ「おおい!」

咲「あ、ごめんなさい・・・気がつかなくて」

129: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 00:59:14.44 ID:AdKPT6y30

竜華「しゃあないて。セーラは大を我慢していない様に見せるのが人一倍上手いから」

セーラ「もう黙れや!(よりにもよって宮永さんの前で!!)」

咲「ええと・・・?」

セーラ「こいつらの言うてる事はデタラメや!俺、ちょっと寝ぼけてたから反応がおかしかってん!」

咲「そうなんですか?ふふ」

セーラ「あ・・・・///」ドキ

セーラ(あかん・・・・ほんまに好きになりそうや・・・けど、この子には彼女がおる・・・ううーん)

和「咲さん!こっちの木の下のどんぐりを、あっちの木の下に移動しておきましたよ!」ハァハァ

咲「おかえり。ありがとう」

和「感激です・・・」ポワァァ

セーラ(・・・・・でも・・・他の子にも目移りするとか言うてたし・・・もしかしたら・・・・)

咲「も、もう・・・騒ぎ過ぎだよ和ちゃんは・・・」

セーラ(あとで・・・少し話してみよかな・・・)ドキドキ

130: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 01:02:31.29 ID:AdKPT6y30

リビング

透華「えー、百合カップルイチャイチャ合宿は、まもなく終わってしまいます」

セーラ「・・・・」

透華「思えば、加治木さんが警察に捕まって参加出来なかった事から始まり」

セーラ(いつかそうなる思たわ)

透華「針生アナがエロゲに熱中しすぎた結果、生放送で遅刻を繰り返し、アナウンサーとして絶体絶命の危機に陥り、合宿には不参加との知らせが届くなど」

セーラ(大人なんやから自己管理せんと。三尋木プロが悲しむで)

透華「決していいスタートとは言えませんでした。しかもその2人は、今回のみならず、今後も同盟への参加が危ぶまれます」

怜「・・・・」グス

透華「けれども!わたくしは信じています!加治木さんや、針生アナが戻ってきてくれる事を!」

照「!!」ウン!

透華「・・・わたくしたちに出来る事は、お2人が戻って来られる場所を守る事・・・・百合カップルイチャイチャ同盟を、戻ってきたいと思える場所にする事です!」

131: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 01:04:05.83 ID:AdKPT6y30

竜華「ぐす・・・ほんまや・・・」ウウ

セーラ「・・・それは確かに・・・そうかもしれんな・・・」ウル

透華「ですので!最後まで、楽しく!悔いの残らない様に!イチャイチャしましょう!」

全員「おおおお!!!」

透華「それでは!いただきます!」

全員「いただきます!」

セーラ(悔いの残らない様に・・・か・・・・)

哩母「セーラちゃん?」シバラレー

セーラ「ん?ああ、ごめん。はい」アーン

哩母「もぐもぐ」

134: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 01:05:54.78 ID:AdKPT6y30

セーラ(朝食の後・・・少しだけ自由時間がある・・・そこで・・・・)チラッ

咲「はいどーぞ」アーン

姫子母「くっちゃくちゃ」

セーラ(勝負・・・かけてみるか・・・!)グッ

セーラ「あの・・・・」

咲「はい?」

セーラ「ご飯食べ終わったら・・・ちょっと話・・・ええかな?」

咲「・・・はい」

セーラ「あ、ありがとう///」テレ

セーラ(よし!)グッ!

135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 01:06:53.09 ID:w9ZT1LPL0
どうなる……

136: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 01:09:45.24 ID:AdKPT6y30

咲「あの・・・お話ってなんですか?」

セーラ「えっと・・・その・・・・」

セーラ(なんて言えばええねん・・・好きかもしれません?いや、あかん・・・うーん)

咲「?」

セーラ(・・・考えててもしゃあない!思った事をぶつけるんや!)グッ!

セーラ「あの!宮永さん、原村さんと付き合ってるんやろ?」

咲「はい・・・」

セーラ「けど、宮永さんは他の子に興味を持ってまう」

咲「・・・・・・」

セーラ「そ、その・・・それならな・・・・あの・・・」

137: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 01:11:27.01 ID:AdKPT6y30

怜「みなまで言うな!」ババーン

セーラ「え」

竜華「セーラの気持ちはわかるで!」ババーン

照「スタンディング姉・・・参上」スタスタ

菫「将来の義妹の為・・・シャープシューター推参!」

セーラ「あれ・・・・」

玄「お姉ちゃー!みんな集まってて楽しそー!」

宥「ほら、玄ちゃん。マフラーだよ~」ヒラヒラ

玄「わあ!マフラーだ~!おもしろーい!」マテー

咲「あの・・・・一体・・・?」

セーラ「え、ええと・・・・」

菫「咲さん・・・本当は答えが出てるはずだ」

咲「な、何が?」

菫「・・・他の人に目移りするなんて・・・嘘だろう?」

138: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 01:13:25.30 ID:AdKPT6y30

咲「!」

セーラ・怜・竜華「え!?」

怜「・・・・・そうやと思ったわ」

竜華「ほ、ほんまやでぇ?」

菫「君の視線や表情を見ていればわかる」

セーラ「け、けど、原村さんを走らせたり!それに、俺の事をタイプやって!」

菫「・・・・・嫉妬して欲しかったんだろう?」

咲「!!」

菫「他の人に気があるようなところを見せて、ヤキモチを焼いて欲しかった。違うか?」

咲「そ、それは」

菫「違う?」

咲「・・・・違わないです」

セーラ「え・・・」

菫「どうしてそんな事を?」

139: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 01:15:22.59 ID:AdKPT6y30

咲「最近・・・和ちゃんは変なんです」

菫「変?」

咲「私がする事をなんでも喜ぶし、私のお願いはなんでも聞くんだもん」

菫「それがどうして不満なんだ?」

咲「だって・・・最初は感情をぶつけてくれたり・・・・いい関係だったのに・・・付き合って少ししたら私のいいなりなんだもん・・・」

咲「それなのに、同盟に入りたがってさ。まずは自分たちの問題を解消してからだよ・・・」

菫「・・・・なるほどな」

哩「ここから先は、私が説明しよう」スタスタ

咲「え?」

菫「新道寺・・・」

哩「あなたは・・・・・・Mです」

咲「え・・・」

哩「あなたは、原村さんに責めて欲しがっている」

咲「そ、それは・・・・」

143: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 01:18:19.00 ID:AdKPT6y30

姫子「連れてきましたのすけ」

和「咲さん?40センチオーバーの魚を釣ってきましたけど・・・」ピチピチ

哩「あなたは、理不尽な命令をする時、原村さんが反抗し、逆襲してくる事を望んでいた・・・」

菫「なるほど・・・嫉妬させて愛情を確かめるより、怒りをぶつけて欲しかったのか・・・シャープだな」

咲「ち、違う!」

哩「だったら・・・原村さん」

和「はい?」ピチピチ

哩「ごにょごにょ」

和「え!そ、そんな!」ピチピチ

哩「それが咲さんの為なのです」

和「わ、わかりました・・・」サカナ ヲ オク

咲「な、なんなの・・・・?」

和「・・・・・」スゥー..

144: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 01:22:24.43 ID:AdKPT6y30

和「ふん!」ミクダシタ メ!

和「なんであんたみたいな子の為に、魚なんか捕ってこないといけないわけ!?馬鹿にするんじゃないわよ!」

咲「はおぅ!」

セーラ「っ!いきなりのあんた呼びで切り込んだ!」

和「あんたはねぇ、這いつくばって魚のエサを食べてるのがお似合いなの!違う?」

咲「ひぽぉ!」

和「答えなさい!」

咲「は、ひゃい!!そうでぇす!」

セーラ「否定させる気持ちすら奪う・・・まさにウェルカムトゥザ従順!!」

和「昨日も随分走らせてくれたけど、そんなに鍛えた足が好きなら・・・ほら、舐めなさいよ」

咲「よ、よろしいので?」ヘイ

セーラ「・・・・・すげえ・・・一気にM心を掌握した・・・」

和「いいって言ってんのが聞こえないわけ!?」

咲「ぽぴぃー!」タタ

146: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 01:24:13.23 ID:AdKPT6y30

和「・・・・咲さん・・・」

咲「はっ・・・・・和ちゃん・・・・」ピタ

和「咲さんは・・・こういうのがお好きだったんですね」

咲「・・・・・うん・・・多分昔から・・・・・連続プラマイゼロで馬鹿にした後は・・・叱られたり、吊るされたかった」

照「・・・・・咲・・・」ショボン

菫「・・・気付かない事は罪じゃない・・・罪は気付かない事さ・・・」

照・菫「・・・・・・・」

照・菫「・・・・???」アレー

照「すみれ?」

菫「あれ?」キマッタ?

照「シャープ?」

菫「シューター?」

チュッ

照・菫「???」アレー?

147: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 01:26:04.27 ID:AdKPT6y30

咲「・・・・幻滅・・・したよね?」

和「いいえ」

咲「えっ?」

和「私は・・・惚れ直しました!いつもとは違う咲さんが見れて・・・凄く嬉しいです!」

咲「の、和ちゃん!!」

和「私、自分の事ばかり考えていました・・・・でも、これからは咲さんの喜ぶ事をしたいです」

咲「のどかちゃん・・・」グスッ..

和「ですが・・・今の責め台詞は、全部教えて頂いたもの・・・・となると、咲さんを満足させるには・・・」

哩「ふふ、心配いらないわ。私が鍛えてあげる」

和「ほ、本当ですか!?」

哩「私が発行しているドM向けメルマガに申し込んでもらえば、さらに上達は早いわよ」

和「申し込みます!」

哩「うん、素質はありそうだし、それだけの意気込みがあれば、問題なかとよ」

姫子「あ」

148: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 01:28:07.88 ID:AdKPT6y30

哩「あ」シマッタ

セーラ「九州弁を・・・」

姫子「先輩・・・・」ウルウル

哩「気にしないで。東京弁縛りを破った私が悪い」

姫子「じゃあ・・・スイッチオン!」ポチッ

哩母「ごごおおごおおおお!!でんりゅぅぅううぅ!!!!」ビリビリビリビリ!

和「えっ!?な、何を!?」

セーラ「お、おばちゃん!!!」

哩「あああ・・・・私のせいで・・・くぅうぅ!」ゾクゾク

哩母「おおおお!生きてるって感じるぅぅ!!!」ビリビリビリー!

149: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 01:31:32.80 ID:AdKPT6y30

姫子「オフ・・・」ポチ

哩母「はぅぅうう・・・」ペタリ

哩「あああ・・・・気持ち良かった・・・」ハフゥ

咲「す、すごい・・・・私もいつかあんな風に・・・」

哩「あなたなら・・・頑張れば私の領域まで来れるよ」

咲「ほ、本当ですか!?」

哩「ああ」ニッコリ

咲「嬉しいな・・・」フフフ

セーラ「・・・・・・・」

セーラ(解説に夢中で忘れてもうてたけど・・・・結局は元の鞘っちゅう事やな・・・ああ・・・宮永さん・・・・)ハァ

150: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 01:33:30.53 ID:AdKPT6y30

怜「・・・セーラ」カタ ヲ ポンポン

セーラ「なんやねん・・・励ましとかいらんからな」

怜「いや、魚を別荘まで運んどいて」

魚「ぱくぱく」ピチピチ

セーラ「・・・・なんで俺が?」

竜華「感動のシーンや・・・邪魔したらあかんやろ?」

セーラ「・・・・・そうやな。Mとして高みへと登りつめた新道寺の2人、これからその2人の待つ頂へと向かう清澄の2人・・・」

セーラ「こんな名場面を見れただけでも、喜ばなあかんのかもな」フフ..

怜「セーラ・・・」

竜華「わかってきたやん!」

セーラ「ふん!当然やろ!ほな、行ってくるわ!」タタッ!

151: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 01:35:41.70 ID:AdKPT6y30

セーラ「ただいまー!魚置いてきたでー!」スタスタ

菫「お、戻ってきたな」

セーラ「ん?」

透華「あら!やっと来ましたの?ほら、並んでくださいまし!」

セーラ「え?なんなん?」

一「記念爆発だよ」

セーラ「記念爆発?魅力的な響きやけども・・・」

透華「みんなで過ごした記念に、一緒に爆発しますの」

セーラ「そらええなぁ。けど、危険は無いん?」

透華「ありません!百合カップルは、シリアスにならない限り、命を失う事はありません!」

怜「おおー、そやったんか・・・ならインハイでの私はちょっと危なかったんやなぁ」

竜華「ほんまやねぇ」

セーラ「そういう事なら・・・記念やし」

153: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 01:38:37.75 ID:AdKPT6y30

透華「ええ。一!」

一「うん、準備はいいよ」

洋榎「絹・・・れろ・・・ちゅ」

絹恵「ん・・・お姉ちゃ・・・ぁん!」

美穂子「カカカカカ・・・ココココ・・・」ウエノサンウエノサンウエノサン

華菜・未春(祈祷中)バサバサ

玄「お姉ちゃー!」ドラーン

宥「玄ちゃー!」マフラーン

全裸初美「あははは!バター塗ったですよー!」ココー!

穏乃「わお~ん!ペロペロ!」

憧「ちょっとしずー!?あたし以外の人のは舐めちゃダメ~!」

巴「ハッちゃん・・・もう!」

和「・・・」アシ フミツケ

咲「あうぅ・・・至福・・・」ポワァ

154: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 01:40:26.56 ID:AdKPT6y30

照「あの・・・さっきの、罪は気付かない事って・・・」

菫「うん・・・シャープシューってなかったかもしれない」ハンセイ

哩「さらに縛り追加。来週まで小麦粉を使った物は食べてはいけない」

姫子「・・・・あふーん!」ビクン!

哩母・姫子母「・・・・・はぁはぁ」シバラレーン

セーラ「合宿・・・あっちゅう間やったな・・・」

怜「せやな。けどまた次来たらええやん」

セーラ「・・・うん、せやな」

竜華「来週もあるし」

セーラ「おっ!それは嬉しい誤算や!」ヤリィ!

透華「それではいきますよ?」

一「・・・ハイ!チーズ!」ポチ

ドォォォーーーーーーン.....

155: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 01:45:00.50 ID:AdKPT6y30

翌日

千里山女子高校

麻雀部部室の隣の準備室

セーラ「おーす」ガチャ

泉「あ、お疲れ様です」

浩子「旅行どうでした?」

セーラ「ん?ああ、色々あったけど最高やったな」

泉「それはよかったですね」ニコッ

浩子「お土産買うてきてくれました?」

セーラ「おお、買ったっちゅうか貰いもんやけど・・・ほい」ガサッ

浩子「どうもです・・・・(ビニール袋?)」ガサガサ

セーラ「ふぃ~」スワリ

浩子(・・・鎖と・・・手錠・・・・と十字架?)ナニコレ

156: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 01:46:49.95 ID:AdKPT6y30

浩子「泉・・・これどういう意味かわかる?」ヒソヒソ

泉「え?・・・うわっ、なんです?これ?」ヒソヒソ

浩子「旅行て、どこかの牢獄でも行ったんか?」ヒソヒソ

泉「いや・・・高校生の旅行で牢獄は無いと思いますけど・・・」ヒソヒソ

セーラ「ん?・・・・・・・はっ!」

セーラ(浩子と泉が・・・顔を寄せ合って囁き合っている!この状況からすると・・・・)

セーラ「今・・・2人は邪な思考に支配されている!」

浩子・泉「へ?」

セーラ「あっ・・・泉の息・・・・優しい香り・・・」

セーラ「船久保先輩・・・近くで見ると・・・肌がキレイ・・・」

セーラ「泉・・・唇がプルプルや・・・キスしたくなるわぁ」ムオオ

泉「な、何を言うてますの?」

浩子「し、知らん・・・」

157: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 01:48:28.70 ID:AdKPT6y30

セーラ「やがて2人は意識するようになり・・・いや!俺が知らないだけでもう・・・付き合っている!!間違いないで!!」

泉「ひっ」

浩子「な、なんなん?江口先輩までおかしなっとる!?」

セーラ「あえて付き合っていないふりをして新鮮さを保とうとしているんやな!?なるほど!いいアイデアや・・・」

浩子・泉「も、もう帰ります!」ダダダ!ガチャ パタン!

セーラ「あ・・・・」

セーラ(・・・・・お土産を置いて帰ってしまった・・・2人ともSだったか・・・どちらかがMなら鎖も手錠も重宝するんやけど・・・)

セーラ「・・・・・・」ポツーン

セーラ「はぁ~・・・・女の子とイチャイチャしたいなぁ」

終わり

158: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 01:48:35.98 ID:uGAkyIBs0
強化し過ぎたか…

163: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 01:54:53.35 ID:w9ZT1LPL0
セーラも毒されてしまった……

165: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 01:58:13.03 ID:G154v0470
俺はとんでもないssを読んでしまった

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