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ドラッグ オン ドラグーン3 討鬼伝

更木剣八「ごらく部……?」


1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 18:21:23.22 ID:0gkFEkZ40

ガラッ

剣八「入部希望だ!」

あかり・京子・結衣・ちなつ「「!?」」

剣八「ここがごらく部とかいう団体の部屋だよな?」

京子「は、はい (な、なんだこの人ー……!)」アセアセ

剣八「今日から入る事になった」

結衣「え、あ、そうなんですか (デカい! デカいよ、デカい……!)」アセアセ

剣八「問題ねぇよな?」ギロッ

あかり「は、はい、大丈夫です! (髪型もすごいし……お顔もすっごく恐いよぉ……!)」アセアセ

ちなつ(しかも着物……? 羽織ってる白いのはビリビリに破けてるし……色々やば過ぎでしょこの人……!)ガクガク


5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 18:24:13.55 ID:nP0nMy9R0

娯楽の意味が違う


6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 18:24:47.51 ID:0gkFEkZ40

剣八「んじゃあまず、自己紹介からしておく (あんだぁ……? 餓鬼しかいねぇじゃねぇか……しかも女の)」

あかり・京子・結衣・ちなつ「「は、はい」」

剣八「十一番隊隊長の更木剣八だ (爺さんはなんでまたこんな所に俺を……? なんの修行になんだよ……!?)」イライラ

京子「(十一番隊……?) ざ、更木……」

結衣「(隊長……?) け、剣八さん……ですね」

剣八「あぁ。呼び方はどうでも良いが……」

剣八「(全員、やちるみてぇなもんだしな) 剣ちゃんって呼べ」

あかり・京子・結衣・ちなつ「「!?」」

あかり「け、剣ちゃんですか?」

剣八「あぁ? なんか文句あんのか?」ギロッ

あかり「あ、いえ……」アセアセ

剣「こっちからは、めんどくせぇから髪の色で呼ぶ」

あかり・京子・結衣・ちなつ「「は、はぁ……」」


11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 18:41:39.94 ID:0gkFEkZ40

京子「け、剣ちゃんは、どうしてごらく部に入ろうと思ったんですか……? (まず意図が全然見えないから……)」

剣八「あぁ? そりゃあ…… (ちっ……確か修行っつう目的は絶対に伏せておけって言われたな)」

剣八「(あぁ? でもなんて言やぁ良いんだよ? こんな所に用事なんてあるわけねぇんだから……) そ、そりゃあ……」

結衣(く……)

ちなつ(口篭ってる……)

剣八「……ごらく部ていうからには、娯楽をしてんだろ? (ここは1つ、名前を真に受けたように振る舞って……)」

京子「ま、まぁそうですけどー……」

剣八「だから、楽しい事をしに来たに決まってんだろ (反吐が出るぜ……)」

あかり・京子・結衣・ちなつ「「は、はぁ……」」


12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 18:49:22.39 ID:0gkFEkZ40

京子「じゃあなにやるかー…… (剣ちゃんがいるわけだし……)」

結衣「そうだなー…… (一体なにをやれば……)」

剣八(……確か、鬼ごっことかいうものを提案しろって言われたな)

剣八(でも鬼ごっこって一体なんなんだ? 鬼なんつう字が付くって事は、殺し合いの一種か?)

あかり「えぇっと~…… (いつものようにゴロゴロするのもあれだし……)」

ちなつ「なにが良いですかね~…… (話題ボックスでこの人がお喋りしてたらシュール過ぎるし……)」

剣八(って事は、やっぱりこいつらも、なんかの戦闘部隊って事か……?)

剣八(……まぁ良い)

剣八「鬼ごっこすんぞ」

あかり・京子・結衣・ちなつ「「!?」」

京子「お……」

あかり「鬼ごっこですか……!?」


13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 18:56:23.17 ID:0gkFEkZ40

京子(お、鬼ごっこかぁ……)

結衣(な、なんでまた……?)

剣八「あんだぁ? ビビってんのか? (確かにこんな奴らが殺し合いするってのは、いまいち想像出来ねぇけど……)」

京子「あ、いえ……」アセアセ

結衣「そういうわけじゃ……」アセアセ

あかり(でもなんか安心したよぉ。普通のお遊びがしたいだけなんだねぇ)ニコッ

剣八「!」

剣八(笑った……?)

剣八(偉い余裕じゃねぇかよ、おい……!)

ちなつ(やばい……この顔から鬼ごっこっていう言葉が出ただけで笑いそう……)プルプル

剣八「!」

剣八(こっちは震えてやがる……武者震いか……?)


15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 19:00:08.00 ID:0gkFEkZ40

剣八(おいおい、霊圧を完全に抑えられた犠骸状態とは言っても……この俺を前に……この余裕……)

剣八「さっそく始めようじゃねぇか! (久し振りに活きの良い相手との殺し合いだぜ!)」ワクテカ

結衣(なんか目が輝いてる……!?)

京子(そんなに鬼ごっこしたいのー……?)


16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 19:03:50.28 ID:0gkFEkZ40

京子(まぁせっかく剣ちゃんから提案してくれたんだし、しっかりやろう!)スッ

京子「えぇーっとじゃあ、範囲はこの部屋の中で!」

剣八「あぁ!? こんな狭い所でやんのか?」

京子「外の方が良いー? (やる気満々だなー……)」

結衣「でも、外であんまり騒ぐと、周りの迷惑になっちゃうしなー」

京子「そうだよなー」

剣八(なに言ってんだこいつら……? 始まったら、こんな建物一瞬でふっ飛んじまうだろが……)

ちなつ「あんまり範囲広げても、勝負つかなくて疲れちゃうだけだと思いますよ~」

あかり「そうだねぇ。このくらいの広さで、テンポ良く勝負つけた方がきっと楽しいですよぉ」ニコッ

剣八「!」

剣八(笑いながら、瞬殺宣言か。本当に活きが良いな、今日の敵は)

剣八「良いぜ、ここでやろうじゃねぇか!!」スクッ

京子(めっちゃ楽しそう~……)


19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 19:08:07.49 ID:0gkFEkZ40

京子「んじゃあ、まず最初の鬼は私で。真ん中に立つから……」

京子「そっちの隅に結衣、それでそっちの隅にちなつちゃん、それでそっちの隅にあかりで」

京子「そっちの隅に剣ちゃんね」

剣八「……」スッ

剣八(真ん中に黄色が来て、それを四人で囲んだ)

剣八(まず黄色を、よってたかって倒すって事か……?)

京子「じゃあ行くぞー」

あかり「京子ちゃん、速いから恐いよぉ」

結衣「剣ちゃんも、服が大きいから気をつけなね~」

剣八(こっちが気をつける……だと?)

京子「全員すぐに……」ニヤッ

京子「葬ってやるからな! (今の私、決まってるー!)」ドドーン

剣八「!!」

剣八(この俺を前に……「すぐに葬ってやる」とはなぁ……)

剣八(どんだけ活きが良いんだよ、おい!)ワクテカ


22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 19:16:02.56 ID:0gkFEkZ40

京子「じゃあ行くぞー」

剣八(あぁ? こいつらはなにも用意しねぇのか……?)浅打スッ

あかり・京子・結衣・ちなつ「「!?」」

剣八「ん?」

あかり「け、剣ちゃんなにそれ~? (刀~……?)」

結衣「あ、危ないですよー! (なんてもの持ってんだ……)」

剣八「……はぁ?」

京子「剣ちゃんだけに剣出しちゃったってかー?」

あかり・結衣・ちなつ「「」」

ちなつ「とりあえず、そんなものはしまって下さい!」カシッ

剣八「あっ……」ヒョイッ

押し入れガラッ

ちなつ「今日は帰るまでここにしまっておきますからね!」ピシャッ!

剣八「」


24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 19:18:24.26 ID:0gkFEkZ40

京子「よーし、じゃあ気を取り直して……」

剣八「おい、待て」

京子「ん?」

剣八「これでどうやんだよ (素手でも別に構わねぇけど……)」

京子「どうやるってどういう事ー?」

剣八「どう勝敗をつけんだよ? (格闘で殺し合いするって事か……?)」

京子「そんなのタッチに決まってるだろー?」

剣八「あぁ? た、タッチだと?」

京子「そうだよー。鬼である私にタッチされたら負けっていう普通の鬼ごっこだよ? もしかして、剣ちゃんの地元では違うのかー?」

剣八「」


26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 19:25:01.88 ID:0gkFEkZ40

京子「それ!」ダッ

結衣「よっと」ヒョイ

京子「さすが結衣は早いねー!」

京子「それ!」パシッ

ちなつ「きゃっ!」

京子「よーし、ちなつちゃんゲット~!」ニヤニヤ

ちなつ「その言い方やめて下さい!」プクーッ

京子「次はあかり、それ!」

あかり「こっちだよぉ!」ヒョイッ

京子「あかりも中々素早いんだよな~」


27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 19:25:39.93 ID:0gkFEkZ40

京子「次は剣ちゃん行くぞー! (大きいし、着てる物もヒラヒラしてるから……!)」ダッ

剣八「……」スッ

京子「ありゃ」スカッ

京子「剣ちゃんも素早いね~」

剣八「……」

京子「そりゃあ!!」ダッ

剣八「……」スッ

京子「あれれ」スカッ

京子「て、手ごわいねぇ~……」

あかり「剣ちゃん、身のこなしすごいよぉ!」

結衣「もしかして、格闘技とかやってるんですか?」

剣八「まぁ……ちょっとな (お、俺は一体……)」

ちなつ「へぇ~」


剣八(俺は……一体……なにをやってるんだ……?)


28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 19:27:28.14 ID:z8wxAoJ00

エンジェル伝説の親父を思い出すな


29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 19:32:55.13 ID:0gkFEkZ40

京子「ハァ……ハァ……剣ちゃん、避けるの巧過ぎだよー…… (全然掴まらない……)」

剣八「……」

ちなつ(京子先輩の動きを完全に見切ってて……)

結衣(惜しい展開にすらならない……)

あかり(剣ちゃん、すご過ぎるよぉ……)

京子「(これじゃあ埒開かないなぁ……) じゃあここで、ルールを変えよう!」

剣八「あぁ?」


京子「今から剣ちゃん以外みんな鬼ね!」


あかり・結衣・ちなつ「「えぇ?」」


30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 19:36:08.44 ID:0gkFEkZ40

あかり「剣ちゃんをみんなで追い掛けるって事~?」

京子「そう!」

結衣「なんかそれは不公平過ぎないかー?」

京子「その代わり、これで剣ちゃんが20分逃げ切ったら、みんなでラムレーズンを奢ってあげよう!」

剣八(らむれえずん?)

結衣「なるほど、見返りがあるわけだね」

ちなつ「四人で追えばいけるかもですね!」

京子「じゃあ、みんな四つ角にそれぞれついて……」

あかり・結衣・ちなつ「「……」」スッ

剣八「……」

京子「始め!」


31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 19:42:37.69 ID:0gkFEkZ40

京子「てい!」ダッ

剣八「……」スッ

結衣(後ろから……!)ダッ

剣八(人数が増えたって同じだ)サッ

結衣「!!」スカッ

結衣(まるで後ろにも目があるみたいだ……)

剣八(なんの修行にもならねぇ……)

ちなつ(この隙に私が……!)スッ

剣八「……」サッ

ちなつ「!!」スカッ

ちなつ(え? なんで今のが避けられるのー……!? 絶対死角だったのに……)


33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 19:44:04.72 ID:0gkFEkZ40

京子「そりゃあ!」ダッ

剣八「……」スッ

結衣「とりゃあ!」ダッ

剣八「……」スッ

京子・結衣(本当になんであれを避けれるんだ……?)

剣八(早く帰りてぇけど……)

あかり「……」ソソソ

京子(お、あかりが後ろから……)

剣八(自分から提案しちまった以上、今日は仕方ねぇな……)

剣八(修行どころか遊びにも…)


パシッ

剣八「!」


あかり「タッチだよぉ!」ニコッ


34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 19:45:02.82 ID:xL91MKfS0

なん……だと……?


35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 19:45:30.27 ID:0gkFEkZ40

剣八「なっ……」


京子・結衣・ちなつ「「よーし!」」ハイタッチ パン!

あかり「やったよぉ」ニコニコ


剣八「……」

剣八(この俺が…………)

剣八(完全に…………)

剣八(隙を突かれた…………だと…………?)


37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 19:49:41.43 ID:Bnio8ExG0

声出して笑っちまったwwwwww


38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 19:50:58.11 ID:0gkFEkZ40

剣八「……………………」

京子(剣ちゃん、めっちゃ深刻な顔してる……?)

結衣(どうしたんだろ……?)

あかり(もしかして、すごくラムレーズン食べたかったのかなぁ……ごめんねぇ……)

剣八「……………………」ウズウズ

ちなつ(でもなんかどっか楽しそうだけど……)


剣八「……もう一回だ」


あかり・京子・結衣・ちなつ「「!?」」


剣八「もう一回やんぞ」ギロッ


あかり・京子・結衣・ちなつ「「う、うん」」


41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 19:55:46.41 ID:0gkFEkZ40

京子「それ!」ダッ

剣八「……」サッ

結衣「とりゃあ!」ダッ

剣八(……やっぱりなんかの間違いか)サッ

京子・結衣(両側から……)ダッ

剣八(こんな奴らに俺が……)サッ

京子・結衣「「!!」」スカッ

京子・結衣(本当にすごいなー……)ハァハァ

ちなつ(ここで私が!)ダッ

剣八(隙を突かれる事なんてあるわけ……)サッ

ちなつ「!」スカッ

剣八(あるわけ…)


パシッ

剣八「!!」

あかり「タッチだよぉ」ニコッ


43: 忍法帖【Lv=26,xxxPT】(1+0:15) 2012/11/13(火) 19:59:41.03 ID:yyA1ZUtv0

剣八、何してんだ・・・


44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 19:59:59.84 ID:0gkFEkZ40

剣八「…………」

あかり・京子・結衣・ちなつ「「よーし!」」ハイタッチ パンッ!

京子「さすがにこれじゃあラムレーズンは無しだな!」ニヤニヤ

剣八「……」クルッ

剣八「おい、赤」

あかり「?」

剣八「名を教えろ」

あかり「な、名前?」

剣八「あぁ」

あかり「あ、赤座あかりだよぉ」

剣八「赤座あかり……か」

剣八(霊圧を極限まで抑えられた犠骸状態とはいえ、この俺を完全に出しぬいてきやがる……)


剣八(ちっとばっかし興味が沸いて来たぜ……!)ニヤッ


あかり(け、剣ちゃん、なにその恐い笑顔ぉ……)ガクブル


45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 20:03:07.99 ID:NGfROVJ+0

ワロタ


48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 20:12:18.98 ID:0gkFEkZ40

――次の日――


京子「よーし部活だー」

ガラッ

剣八「……」デデーン

京子「こんにちはー (すごいなー……横になると一人で4畳くらい陣取ってる……)」

結衣「こんにちはー (相変わらずすごい迫力だ……)」

ガラッ

あかり・ちなつ「「こんにちはー」」

京子「お、みんな揃ったなー」

剣八「……」ムクッ

結衣(剣ちゃんが立ち上がった……?)


剣八「鬼ごっこすんぞ」ドドーン


あかり・京子・結衣・ちなつ「「!」」


49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 20:19:29.17 ID:0gkFEkZ40

京子「鬼ごっこ……? (また……?)」

剣八「ルールは昨日と同じで良い。お前ら四人が鬼だ」

あかり・京子・結衣・ちなつ「「!」」

剣八「おら、すぐ始めんぞ」スッ

あかり・京子・結衣・ちなつ「「う、うん」」

京子(剣ちゃん……)スッ

結衣(まさか……)スッ

ちなつ(そんなに……)スッ

あかり(そんなに……)スッ


京子・結衣・ちなつ(昨日あかり(ちゃん)にタッチされた事が悔しかったのー……?)


あかり(そんなにラムレーズン食べたいのぉー……?)


50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 20:21:48.42 ID:W0IhD/Jn0

/^o^\アッカリーン


52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 20:31:44.10 ID:Eo2jTaMz0

四人を背中に乗せて移動してほしい


53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 20:33:50.48 ID:0gkFEkZ40

京子「よーしじゃあ……始め!」

剣八(昨日の夜、一角の奴をこっちに呼んで、木刀で交えた)

剣八(やはり犠骸への不慣れもあって、だいぶ勘は鈍ってたみてぇだな)

京子(よし……こっちから)ダッ

剣八(……だが)サッ

京子「!!」スカッ

京子(き、昨日より速い……!?)

結衣(こっちから……!)ダッ

剣八「……」サッ

結衣「!!」スカッ

結衣(め、滅茶苦茶速いけど……でも……!)

京子・結衣・ちなつ(ここで三人で一気にいけば……!)ダッ

剣八「……」スッ

京子・結衣・ちなつ「「!!」」スカッ

剣八(一角が倒れるまでやったから、勘はもう戻ってるはずだ)


54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 20:36:54.48 ID:Bnio8ExG0

一角さんwwwww


55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 20:37:41.61 ID:xL91MKfS0

隊長オオ!


58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 20:41:06.92 ID:0gkFEkZ40

京子(みんなで一斉に飛びかかるぜ作戦使っても……)

結衣(かすれそうにもない……)

ちなつ(あんなに大きいのになんでー……?)

剣八(……いよいよ遊びにもならねぇなぁ)

剣八(後の期待はあかりだが……)

あかり「……」ススス

剣八「!」

剣八(ちっ……ダメだ。こっちももう完全に見切れちまうようになってる)ニヤッ

剣八(残念だなぁ、おい。久し振りにちょっとばっかし面白い奴を見つけたと思ったのに……)

あかり「……」ススス

剣八(やっぱり遊びにも…)スッ


パシッ

剣八「!!」

あかり「ちょっと遅いよぉ」ニコッ


62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 20:48:37.63 ID:+NUjg4+vO

いつからあかりを出し抜いたと錯覚していた?


65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 20:55:14.25 ID:0gkFEkZ40

剣八「…………」


京子「あかりナイス~!」

あかり「やったよぉ」

結衣「さすがあかり、気付かれない事に関しては一級だなぁ~」

あかり「ゆ、結衣ちゃん、それなんか酷いよぉ~」オロオロ

ちなつ「剣ちゃんも完全に虚を突かれてますもんね~」

あかり(名前は聞いてくれたのに、存在は忘れてるのかなぁ~)オロオロ


剣八「…………」


66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 20:56:11.82 ID:0gkFEkZ40

剣八(なんなんだよ……おい)

剣八(なんでいきなり……なんでいきなり真後ろにいんだよ……)

剣八(移動の過程をすっ飛ばしてるとしか思えねぇ……)

剣八(瞬歩の一種か……? いや、瞬歩なら爺さんのじゃねぇ限り、完全に見切れるはずだ)

剣八(仮にもし爺さんレベルだったとしても、全く対応出来ねぇって事はねぇ)

剣八(……瞬歩とは根本的に違ぇんだ)

剣八(……移動が速いとかじゃねぇんだ)

剣八(移動の途中で……完全に……)

剣八(……完全に消えちまうんだよ)


67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 20:57:07.07 ID:mGL1VflQ0

これはwww


68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 21:02:42.82 ID:IHEXedgL0

あかり強すぎwwwwwwwww


69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 21:04:51.12 ID:0gkFEkZ40

剣八「……もう一回だ」

あかり・京子・結衣・ちなつ「「!」」

京子「良いよ~? (すごい真剣な顔してるなー……)」

結衣「良い運動になるしねー (よっぽど……)」

ちなつ「次はなんとか私達で……! (あかりちゃんに捕まるのが悔しいみたい……!)」

あかり(剣ちゃんはラムレーズンあんまり食べた事ないのかなぁ?)

剣八「よし、位置につけ」

京子・結衣・ちなつ「「よーし」」スッ

あかり(でもやるからには、手は抜かないよぉ)ニコッ

剣八「!」

剣八「……」ニタァッ

あかり・京子・結衣・ちなつ「「!」」ガクガクブルブル


72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 21:11:02.41 ID:0gkFEkZ40

京子「よし、じゃあ始めるぞー」

剣八「……」スッ

あかり・京子・結衣・ちなつ(目を閉じた……?)

剣八「…………」

剣八(久し振りだな、おい。神経を研ぎ澄ませるなんてのは)

剣八(こんな事してたら、普通の敵との戦いは、なにも楽しめずに終わっちまうからな)

剣八(神経なんてのは、出来るだけ散漫にしておいた方が、戦いが楽しくなるってもんだが)

剣八(今回はちっとばっかし事情が違うようだ)ニヤッ

剣八(こんな不似合いな事……)

剣八「……」カッ

あかり・京子・結衣・ちなつ(目を開いた!)

剣八(これ以上、させんじゃねぇぞこらぁ!)

剣八「おらぁ! 始めんぞ!」

あかり・京子・結衣・ちなつ「「お、おー!」」


73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 21:11:59.01 ID:Eo2jTaMz0

剣ちゃんが楽しそうで何よりです


79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 21:22:34.94 ID:0gkFEkZ40

京子(こっちから……!)ダッ

剣八「……」サッ

結衣(次はこっちから……!)ダッ

剣八「……」サッ

ちなつ(ここで……)ダッ

京子(三人で……)ダッ

結衣(囲んで……!)ダッ


剣八「……」サッ


京子・結衣・ちなつ「「!!」」スカッ

京子・結衣・ちなつ(いつの間にか……あ、あんな遠くに……)

京子(な、何手も先まで……)

結衣(読まれてる感じだ……)


80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 21:25:15.85 ID:0gkFEkZ40

京子(こっちから私が行って……)ダッ

剣八「……」サッ

結衣(避けた先に私が行こうとしても……)ダッ

剣八「……」サッ

結衣(いつの間にか……)

ちなつ(もうその次に来る私の事も完全に視野に入れた位置に避けてる……)

京子・結衣・ちなつ(な、なんなんだこの人……)

剣八(……部屋全体の人間の動きが、手に取るようにわかる)

剣八(……だから、次に確実に空くであろうスペースに行けば良いだけの話だ)

剣八(俺が本気で神経なんて研ぎ澄ましちまったら、こうなっちま)


パシッ


京子・結衣・ちなつ「「!」」


81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 21:26:25.58 ID:0gkFEkZ40

剣八「……ふぅ」

剣八「……」首コキッ コキッ

剣八(……だからよぉ)

剣八(なぜ……)

剣八(なぜおめぇが……)グワッ


あかり「タッチだよぉ」ニコニコ


剣八(なぜおめぇがそこにいんだよ……!!)


84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 21:27:56.89 ID:Kl6gYWJy0

ドドドドドドドド


89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 21:42:31.52 ID:0gkFEkZ40

剣八「……」ゴゴゴゴゴゴ

京子「よし、じゃあ次始めるぞー (剣ちゃん、表情がいよいよ真剣だ……)」

結衣「あかりばっかりに良い格好させてらんないなー」

ちなつ「このままじゃ、三人もいて情けないですよねー……」

剣八「……」

あかり(うっ……)

あかり(ちょっとおトイレ行きたいよぉ……)ソワソワ

剣八(とりあえず、極力こいつを視界の中心から外さずにいれば……)

あかり(この一回はすぐに……)ソワソワ

京子「よーい、始め!」


92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 21:53:47.94 ID:0gkFEkZ40

剣八「……」

あかり(剣ちゃん、ずっとあかりの所思いっ切り見てるよぉ……)

あかり「……」ソワソワソワソワ

あかり(でも、漏れちゃうよぉー……)ソワソワソワソワ

京子・結衣・ちなつ「「……」」ジリジリ

あかり(お願い、京子ちゃん、結衣ちゃん、ちなつちゃん、一瞬で良いから剣ちゃんに隙を作って!)ソワソワ

京子・結衣・ちなつ(三人で後ろから……!)ダッ

剣八(……お前らは敵じゃねぇっつうの)


95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 21:55:30.25 ID:0gkFEkZ40

剣八(あかりの方を見たまま……)

京子・結衣・ちなつ(こっちには見向きもしない……!?)

剣八(視界にいなくても、お前らの動きなんざ、全部見え見えなんだよ)サッ

京子・結衣・ちなつ「「!!」」スカッ

あかり「……」ニヤッ

剣八(これを続けていれば……)

剣八「!?」

剣八(あぁ……!?)

剣八(今の今まで視界のど真ん中にいたあか…)


パシッ

あかり「タッチだよぉ」

剣八「!」

あかり「そのままちょっとおトイレ行ってくるよぉ~」タッタッタッタ


96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 21:58:20.94 ID:VTZjeKZf0

あかり「目立て、御弾剛」


105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 22:11:53.32 ID:0gkFEkZ40

剣八「…………」

京子「あかり遅いね~ (剣ちゃん、ずっと深刻な顔してる……)」

結衣「ちょっと見に行ってみるかー? (そんなに悔しいのかー……)」

ちなつ「じゃあ私、見に行って来ますね!」スッ

京子・結衣「「お願いー」」

ちなつ「……」ガラッ ピシャッ

タッタッタッタッタッタ

京子「でも良い運動になったね~」

結衣「そうだなー」


「キャーッ!!!」


京子・結衣「「!?」」


108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 22:17:10.01 ID:0gkFEkZ40

剣八「!」

京子「今のって、ちなつちゃんの声だよね!?」

結衣「そ、そうだな。行ってみよう!」スッ

京子「うん!」スッ

ガラッ ピシャッ タッタッタッタッタ

剣八(この霊圧は……)

剣八(そういやぁ、俺がここにいる間は、ここの管轄の死神は休みなんだっけか……)

剣八(ちっ……面倒臭ぇなぁ……)スッ

剣八「……」押し入れガラッ

剣八「……」浅打 カシッ

剣八「……」ノソノソ


113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 22:23:37.29 ID:0gkFEkZ40

――部室から少し離れた場所――


京子「な、なんだあれ!? (滅茶苦茶気持ち悪い……)」

結衣「ば、化け物!? (無数の触手がうねうねと……)」

触手虚「……」ウネウネ


あかり「助けてー!」

ちなつ「誰かー!」


京子「あかりとちなつちゃんが触手に!」

結衣「た、助けなきゃ!」ダッ

触手虚「……」ビュンッ

結衣「きゃっ!」

京子「結衣!」


115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 22:28:36.43 ID:0gkFEkZ40

結衣「うわぁー!」ヒョイッ

京子「結衣まで……触手に……!」

ちなつ「あぁ~! 気持ち悪い~!」触手ヌルヌル

京子「!」

京子「触手に凌辱されるちなつちゃん……」ジュルッ

京子「って、そんな事考えてる場合じゃない!」ブンブン

京子「……」キョロキョロ

京子(こんな棒きれで武器になるかわからないけど……)カシッ

京子「みんなを助けなきゃ……!」ダッ


「あー待て待て」


京子「!?」クルッ

剣八「……」ノソノソ

京子「剣ちゃん! (昨日の刀を持ってる……?)」


117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 22:36:09.41 ID:0gkFEkZ40

剣八「俺がやるから良い」

京子「えぇ!?」

剣八(それにしても……なんて弱そうな虚なんだ……)ポケーッ

京子(台詞に対して……なにこのやる気のなさは……!?)


あかり・結衣・ちなつ「「きゃー!」」触手ヌルヌル


剣八「んー……」腕組み

京子「ゆ、悠長にしてる暇はないよ!」

剣八(……さすがに霊圧0の犠骸状態で戦うのはめんどくせぇな)

剣八「……ちょっと待ってろ」

京子「?」


118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 22:39:22.70 ID:0gkFEkZ40

剣八「……」機械ピッ

剣八「おい爺さん」

山爺「おぉ。修行は捗っとるか」

剣八「そんな事より虚が現れた。霊圧制限の一時的な解除の許可をくれ。百分の一で充分だ」

山爺「そうか。うーん……」

剣八「?」

山爺「浅打は持たせたじゃろう。攻撃の手段はあるはずじゃ」

剣八「まぁあるけどよ」

山爺「後は向こうの攻撃さえ受けなければ、霊圧の無い犠骸状態でも、お主なら倒せるはずじゃがな」

剣八「……」

剣八「……」ニヤッ

剣八「面白ぇじゃねぇか」


126: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 23:03:10.30 ID:0gkFEkZ40

剣八「……ふぅ」機械ピッ

京子「……?」

剣八「……」浅打シャッ

京子(刀を抜いた……!)

剣八「……」ダッ

京子(突進してったー……!)

触手虚「!」

剣八「よ……っと」ブンッ

スパッ

結衣「!」

京子(触手切ったー!)

剣八「黄色、下で受け取れよ」

結衣「うわぁー」ヒューン

京子「よし!」触手カシッ

結衣「そっちじゃなーい!」ドシーン!


127: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 23:04:34.85 ID:TUl9ATSw0

京子www


128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 23:09:52.21 ID:0gkFEkZ40

剣八「んで次は、桃色を……」

ちなつ「助けて~!」触手ウネウネ

京子「ちなつちゃんはちょっとそのままでいて欲しいかも……」ジュルッ

結衣「なに言ってんだお前……」腰イテテ

剣八「……」シュッ

スパッ

ちなつ「!」


129: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 23:11:21.30 ID:0gkFEkZ40

ちなつ「きゃー!」ヒューン

京子「ちなつちゃん~! 落ちておいで~!」

ちなつ「!」

ちなつ「……」グイッ

結衣「!! (空中で……落ちる軌道を変えた……だと?)」

ちなつ「結衣先輩~!」

結衣「ちょっ……(そしてこっちに……!)」

ドシーン

結衣「いててて……」

ちなつ「結衣先輩~!」ムギューッ

剣八「なにやってんだあいつら……」


132: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 23:21:34.66 ID:0gkFEkZ40

剣八「……ふぅ (ちっ……ここまで余裕とはなぁ……)」

剣八「とりあえずこれで人は…」

あかり「剣ちゃんー!」オロオロ

剣八「!」

剣八「そうか。まだあかりが……」


シュッ

剣八「!」サッ


剣八「……」ズササッ


触手虚「……」触手シュッシュッ シュッシュッ


剣八「……あぁ?」

京子(化け物の様子が……)

結衣(変わった……?)


136: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 23:33:10.31 ID:0gkFEkZ40

触手虚「……」触手シュッシュッ シュッシュッ


剣八(明らかに動きが……活発になってやがる……)


触手虚「……」ジーッ

ちなつ・結衣「「!?」」

剣八(なんだ……? 黒に抱きついてる桃色の所をガン見してやがる……)

触手虚「……」触手シュッシュッ 触手シュッシュッ


触手虚「ワレハセイゼン……」


剣八「!」

京子(喋り出した……!?)


138: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 23:35:07.24 ID:0gkFEkZ40

結衣(あれって喋るんだー……)

剣八(別に虚が喋る事自体は珍しい事じゃねぇけど……ここでなにを言う事があんだ?)


触手虚「ユリチュウダッタ」


剣八(ユリチュウ?)

京子・結衣・ちなつ「「??」」


触手虚「……」ジーッ


結衣・ちなつ(またこっちをじっと……)


触手虚「シジョウノヨロコビナリ」触手シュッシュッ シュッシュッ


剣八(なんだか知らねぇけど……なんか興奮してるみてぇだな)


141: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 23:36:05.26 ID:sqxp/UrV0

触手=おまいら


143: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 23:42:36.47 ID:0gkFEkZ40

触手虚「ユリノセカイニオトコハ……」触手スッ

剣八「!」

触手虚「イラヌ……!」触手シュッ

剣八「!」サッ

ドゴーン!!

京子・結衣・ちなつ「「!」」

剣八「!」ピッ

剣八「……」頬から血ツツーッ

京子「剣ちゃん!」

剣八「……」血ペロッ

剣八「おいおい、カラクリは知らねぇけどえらい強くなってるじゃねぇか。その調子で……」ニヤッ


剣八「楽しくやろうぜ!」ドドーン


触手虚「!」


145: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 23:52:31.70 ID:0gkFEkZ40

あかり「うぅっ……苦しいよぉ……」

京子「あかり!!」

あかり「うぅっ……」

結衣「あかり、大丈夫か!」

剣八(なんだか知らねぇけど、触手が全部やたら膨張してっから……締め付けが強くなってんだな)

剣八「すぐ行くから待ってろ」スチャッ

あかり「だ、ダメだよぉ……」

剣八「あぁ?」

あかり「この化け物さん……男の人が嫌みたいだから……剣ちゃんは逃げて……!」

触手虚「ゴメイトウ」

剣八「……」


147: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/13(火) 23:57:42.07 ID:0gkFEkZ40

触手虚「ユリノソノカラタチサレ!」触手シュッ

剣八「……」サッ

剣八「おいおい、せっかく楽しくなってきたんだから……」

剣八「そう寂しい事言うなよ?」

触手虚「……」

剣八「これ以上は問答無用だ。行くぜ!」ダッ

京子(突っ込んでったー!)


150: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/14(水) 00:00:29.14 ID:azA2eOVm0

触手虚「……」触手ウネウネウネウネ

京子(いよいよ触手がすごいうごめいてる……気持悪ー……)

結衣(剣ちゃんがその中に突っ込んでく……)

ちなつ(大丈夫かな……)

剣八「……」タッタッタッタ

触手虚「……」触手シュッ

結衣(右からものすごい速いのが……!)

剣八「……」サッ

ちなつ「おぉ!」


151: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/14(水) 00:02:12.95 ID:azA2eOVm0

触手虚「……」触手シュッ

京子(今度は左から……!)

剣八「……」サッ

結衣「おぉ!」

触手虚「……」触手シュッシュッシュッシュッ

ちなつ(今度は四方八方から……!)

剣八「おせーよ」サッ サッ サッ

京子・結衣・ちなつ「「おぉー!」」

結衣「これはまるで……」


京子「触手との鬼ごっこや~!」


剣八(うるせぇなあいつら……)タッタッタ


154: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/14(水) 00:10:59.29 ID:azA2eOVm0

剣八「……」ダッ

結衣(化け物に飛び乗って……)

剣八「……」ピョンッ

京子(あかりの方に跳んだ!)

触手虚「……」触手シュッシュッシュッ

京子「!! (剣ちゃんに向かって、触手が一斉に三本も……!)」

あかり「剣ちゃん、後ろ!」

剣八「うるせぇな。見えてるよ」浅打サッ

スパッ スパッ スパッ

剣八(これで後はあかりに絡みついてる触手を……)

あかり「剣ちゃん避けて!」

剣八「あ?」

あかり「もう一本来てるんだよぉ!」


ブシュッ

剣八「!」


156: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/14(水) 00:22:22.81 ID:azA2eOVm0

あかり「剣ちゃん!!」

剣八「うっ…… (あんな……しょぼい触手で……)」

剣八(腹が……貫通……か)ヒューン

剣八「……」ドサッ 血ジワーッ

京子・結衣・ちなつ「「け、剣ちゃん!!」」

剣八「ぐっ…… (あれ……体が動かねぇ……)」

剣八(おいおい、犠骸って……こんなに脆いのかよ……)ハァハァ

触手虚「……」触手シュッ

剣八「ちっ……(止め刺しにきやがった……)」

京子・結衣・ちなつ「「剣ちゃん!」」タッタッタッタ

剣八「馬鹿!! こっちに…」

触手シューッ

京子・結衣・ちなつ「「あっ……!」」

剣八「くそっ……」


ブシュッ


161: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/14(水) 00:32:57.54 ID:azA2eOVm0

「痛って~。結構固いんすね、これ」

剣八「なっ……」

京子・結衣・ちなつ(だ、誰……? このスキンヘッドの人……)


剣八「一角!?」

一角「ギリギリ間に合いましたよー」ドドーン


剣八「……お前、腕に触手刺さってるぞ」

一角「隊長のでかくて高い犠骸が一個破棄になるよりは、俺が腕をちょっと怪我する方がマシかなと。金銭的に」

剣八「……なんで来やがったんだ」

一角「いや~本来の力をほぼ100%抑えられてるとは言っても、隊長がただの虚にやられてる場面なんてそうそう見られませんからね~」

剣八「……」ムカムカッ

剣八「帰りやがれ!」本気キック!

一角「え? うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」ヒューン キラン☆

京子・結衣・ちなつ(どっか吹っ飛んでった……)


163: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/14(水) 00:38:19.41 ID:azA2eOVm0

剣八「ふぅ」

京子(結局誰だったんだ……)

剣八「……」ムクッ

結衣「え? 立って大丈夫なの!?」

剣八「あぁ」ピンピン

京子・結衣・ちなつ(ピンピンしてる……?)

剣八「ふぅ」

剣八(一角が来る直前に霊圧の制限解除しちまったからな)


――遠くの森――


ドゴーン!!

一角「うっ……」

一角「この蹴り……」

一角「隊長……制限解除してたんかい……」ピクピク


166: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/14(水) 00:45:58.02 ID:azA2eOVm0

剣八「……さて (いつもの力の100分の1なんて言われても見当がつかねぇぜ)」

触手虚「……!」

剣八(どれくらい手加減すれば、周りへの影響無く丁度あいつだけ斬れるのかはよくわからねぇけど……)浅打スッ

京子(刀を振り上げた……?)

結衣(化け物までは結構距離あるのに……)


剣八(こんぐらいか……?)ブンッ


ちなつ(そのままその場で振り下ろした……?)


触手虚「……」プツッ

触手虚「……」パカーッ


京子「まっ……」

結衣「真っ二つ……!!」

剣八(お、ちょうど良い感じだな)


169: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/14(水) 00:56:37.68 ID:azA2eOVm0

――部室――


剣八(……こんなの慣れてねぇから……)準備アセアセ

ブンッ

剣八「お、映った (良かった……)」ホッ

あかり・京子・結衣・ちなつ(壁におじいさんが映し出された……!)

山爺「虚退治、御苦労であった」

剣八「あ、あぁ (こんな台詞言われたの初めてだぜ……)」

剣八「んで、この修行ってのももうこれで終わりで良いんだよな?」

山爺「……」

山爺「それはまだじゃ」

剣八「! あぁ!?」

あかり・京子・結衣・ちなつ「「!」」


170: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/14(水) 00:57:09.51 ID:azA2eOVm0

剣八「なんでだよ……!?」

山爺「結局見切れなかったじゃろうが」

剣八「!」


山爺「四つ目の攻撃は」


剣八「……」

山爺「その盲点がいつか、お主の命を奪う。今日、わかったじゃろ」

剣八「……」


171: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/14(水) 00:58:41.95 ID:azA2eOVm0

山爺「だから、もう少しそこで、修行させて貰いなさい」

剣八「いや、あれとはこれとは話がちげぇだろ……(触手は見切れても、こっちは多分、無理だ)」

山爺「良いかな? ごらく部諸君」

あかり・京子・結衣・ちなつ「「は、はぁ」」

山爺「……では。健闘を祈る。」

剣八「ちょ、ちょっと待て爺さん!」

プツッ

剣八「…………」


あかり「わぁい剣ちゃん、鬼ごっこしよう!」ニコッ




174: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/14(水) 01:00:27.42 ID:F0okOW2n0

あかねさんと剣八が対峙したら


179: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/14(水) 01:12:07.87 ID:4wDmBKpH0

緩百合大地剣…
乙!


180: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/14(水) 01:12:59.96 ID:+WEF2Tvy0

乙です
剣八はなんだかんだ面倒見良さそうなんだよな


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