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ドラッグ オン ドラグーン3 討鬼伝

淡「咲に無視される」


5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/10(月) 22:52:01.63 ID:FToai1Wv0

菫「そうか」

淡「私なにかやったのかな……」

菫「昨日まで普通に話してただろ」

淡「今朝、あいさつしたら無視された」

菫「聞こえなかっただけじゃないか?」

淡「メールとか、電話も無視されてるのに?」


7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/10(月) 22:55:42.24 ID:FToai1Wv0

菫「しかしだな、咲ちゃんが無視するとかは考えれないな」

淡「サキー……」

菫「はぁ、少し待ってろ」

淡「うん」

菫「もしもし、照か」

照『どうしたの?』

菫「今すぐこい、咲ちゃん関係だ」

照『わかった、すぐ行く』


8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/10(月) 22:59:53.06 ID:FToai1Wv0

菫「とりあえずだが、照を呼んでおいた」

淡「……」

菫「そんなに落ち込むな、あれだけ仲良かったんだ。すぐに元通りになるさ」

淡「うん、そうだね! なんたって私とサキだもんね!」

照「淡と咲が別れたって本当?」

菫「来てそうそう何を言ってる」

淡「別れてなんかないよ!」


9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/10(月) 23:05:15.09 ID:FToai1Wv0

照「そうなの? でも、このままいけば私が咲と付き合うことになるけど」

淡「そんなことにはならないから!」

菫「そうだぞ照。 咲ちゃんが白糸台に転校してきてからずっと一緒だったろ」

照「それは私も同じ。家でも咲と一緒だった」

淡「そうだテルー、家でなにも言ってなかった?」

照「特に何も言われなかったけど、機嫌は悪そうだったよ」

淡「やっぱり私なにかしたんだ……」


11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/10(月) 23:10:41.33 ID:FToai1Wv0

淡「ちょっとサキに私を無視する理由聞いてくる!」

菫「頑張ってこい」

照「私も機嫌の悪い咲は怖いから早く仲直りしてね」

菫「そうだな、機嫌の悪い状態は怖いからな」

淡「わかったー! 絶対に仲直りしてくるねー!」


12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/10(月) 23:16:37.38 ID:FToai1Wv0

咲「……」

淡「あっ、サキー!」

咲「」フイッ

淡「むむ……やっぱり無視してくるかー」

淡「でも、いいよ! そっちがその気ならこっちにだって考えがあるから!」

淡「うりゃ!」ダキツキー

淡「これでも、無視できる?」


14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/10(月) 23:22:32.99 ID:FToai1Wv0

咲「……」

淡「むー、まだ無視するかー」

淡「でもいいや! 無視するならこのままずっと引っ付いてるからね!」

咲「……」

淡「……」

淡「あっ、階段だから降りるね? 上りきったらまた抱きつくから!」


16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/10(月) 23:27:31.23 ID:FToai1Wv0

淡(やっぱり一緒にいたくないのかな……)

淡「や、やっぱり抱きつくのは歩きにくそうだから、手繋ぐね?」

咲「……」

淡「サキの手は暖かいね!」

咲「クスッ」

淡「あっ、笑った? 今、笑ったよね?」

咲「……」

淡「気のせいだったのかな?」


18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/10(月) 23:33:50.89 ID:FToai1Wv0

淡「また階段上るのー?」

咲「」

淡「でも、手は離さないよ!」

咲「」

淡「それにしてもこの学校こんなに大きいんだね! 結構階段上がった気がするよ!」


19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/10(月) 23:35:50.67 ID:FToai1Wv0

淡「そーいえばサキはどこに向かってるの?」

咲「上」

淡「やっと喋ってくれた! って、上?」

咲「うん、もっともっと高いところ」

淡「うへぇー、この階段まだまだ上るの?」

咲「そうだよ」

淡「ちょっと休憩しない?」

咲「だめだよ?休憩したら……」


23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/10(月) 23:37:48.72 ID:FToai1Wv0

淡「休憩したら?」

咲「気づいちゃうでしょ?」

淡「気づくってなにに?」

咲「本当に気づいてないの?」

淡「だからなにに?」


24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/10(月) 23:41:55.63 ID:FToai1Wv0

咲「私が、もうし……やっぱり言わない」

淡「もー、気になるよ!」

咲「言ったら淡ちゃん降りて行っちゃうでしょ?」

淡「降りないよ! 降りるとしてもサキも連れて降りる!」

咲「私は降りない、降りれないよ」


29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/10(月) 23:44:28.22 ID:FToai1Wv0

淡「あははー、サキも面白いこと言うなー」

咲「本当のことを言ったまでだよ」

淡「上ってるってことは、降りれるってことだよ?」

咲「普通ならね? でも、おかしいでしょ?」

淡「おかしいって何が?」

咲「下を見ればわかるよ」

淡「んー、ってあれ? 階段がない?」


36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/10(月) 23:47:23.78 ID:FToai1Wv0

咲「ね? おかしいでしょ」

淡「ほうほう」

咲「さぁ、上がろ?」

淡「下が見えないね!」

咲「そうだね、だから上がろ」

淡「やだよ」


47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/10(月) 23:55:07.05 ID:FToai1Wv0

咲「なんで? 早く上がろう、ね? 上がろう」

淡「上がったらサキ消えちゃうんでしょ?」

咲「なに言ってるの淡ちゃん?」

淡「私だってさすがに気づくよ。 握ってる手が骨になってたら」

咲「そっか。 でももう上がるしかないよ」

淡「階段を上り始めてからサキの顔一度も見られなかったんだ」


50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/10(月) 23:57:53.16 ID:FToai1Wv0

咲「なに言ってるの?」

淡「今のサキの顔はどんな顔してるのかしらないけど……」

咲「もう、いいよ。連れてくね?」

淡「泣いてるよね?」

咲「笑ってるよ」

淡「泣いてる」

咲「笑ってる」


54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 00:01:06.33 ID:0rGv4fmA0

淡「じゃ、見てもいい?」

咲「だめ」

淡「ほら! やっぱり嘘ついてる!」

咲「嘘なんてついてない」

淡「それも嘘! 声が震えてるよ!」

咲「……」

淡「ほら、正直になろ?」


55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 00:03:57.99 ID:FToai1Wv0

咲「もう遅いよ」

淡「でも、まだサキは消えてないよね」

咲「もうすぐ消えるけどね」

淡「私は諦めてないよ?」

咲「なにを?」

淡「サキを連れ戻すのを」


56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 00:08:32.98 ID:0rGv4fmA0

淡「サキが私をここに連れてきたのは、まだ消えたくないからでしょ?」

咲「ちが」

淡「違わない。違ってたとしても違わない。私はもうそう思い込んだからね!」

咲「淡ちゃんは現実を見ないとダメだよ」

淡「やだ。サキのいない現実なんて見たくない」

咲「淡ちゃん……」


57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 00:12:42.03 ID:0rGv4fmA0

淡「よし! 飛び降りよう!」

咲「だ、だめ!」

淡「あーあー、聞こえないー」

咲「聞こえてるでしょ!」

淡「まぁ、これはサキが私を無視した分だと思ってね」

咲「無視したくて無視してたんじゃないから!」

淡「そうなんだ。 でも、飛び降りるね!」

咲「離して!」

淡「手は離さないって言った!」


66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 00:20:22.20 ID:0rGv4fmA0

淡「うーん……うー……」

咲「ん……」

菫「おい、二人とも廊下で寝るな。起きろ」

照「咲の寝顔かわいい!」

菫「そうだな。そんなことより早く起こそうな」

照「もう少し見てたいけど」


68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 00:25:09.91 ID:0rGv4fmA0

菫「いいから起こせ。お前のかわいいかわいい妹が風邪をひくぞ」

照「それは大変。でも、一つ訂正させて」

菫「なんだ」

照「咲は私の嫁です。本当にありがとうございます」

菫「おい、淡に咲ちゃん早く起きろ」

照「ひどいね」

淡「んー……おはよスミレ」

菫「おはよう」

淡「あっ、サキは!?」


72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 00:30:32.42 ID:0rGv4fmA0

菫「お前の隣で寝ているぞ、まぁ、照に遊ばれてるがな」

照「咲ぺろー」

淡「サキぺろしないで!」

咲「ん、んん……。あ、あれ? 私確か」

淡「おはよサキ!」

咲「あれ?淡ちゃん? なんで、どうして?」

淡「どうしたのサキ? なにか嫌な夢でも見てたの?」

咲「ゆ、ゆめ?」


74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 00:36:23.19 ID:0rGv4fmA0

淡「わかったー!もしかして怖い夢見てたんでしょ?」

咲「あ、淡ちゃんは何も覚えてないの?」

淡「だーかーらー、夢! サキが見てたのは夢だよ!」

照「ちょっと、話についていけない」

淡「気にしないでいいよ!」


76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 00:42:33.06 ID:0rGv4fmA0

咲「夢だったんだ。よかったー」

淡「そんなに怖い夢だったんだ。しょうがない! 今日は一緒に寝てあげよう!」

咲「あはは、ありがとう淡ちゃん」

淡「感謝なんていらないよー!」

照「なんで! なんで! 淡ばっか!」

菫「おい照。 くやしいのはわかった。だから私を叩くのをやめろ」

照「おかしい! こんなのおかしい!」

菫「いい加減にしろよおい」

照「ごめん」


78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 00:48:59.20 ID:0rGv4fmA0

淡「サキー」

咲「どうしたの淡ちゃん?」

淡「絶対に手離さないからね」

咲「やっぱりあれ夢じゃなかったんだね」

淡「テルたちには知られたくなかったでしょ?」

咲「うん」

淡「でも、どうしてあんな状態になってたの?」

咲「んー、麻雀が強すぎたみたい」

淡「それであんな風になるの?」

咲「そーいわれたよ?」


81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 00:51:13.26 ID:0rGv4fmA0

淡「誰に?」

咲「わからない」

淡「そっかー、あれ?」

咲「淡ちゃん?」

淡「テルも相当強いよね?」

咲「そうだね」

淡「もしかしてテルも……」

咲「あっ」


82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 00:55:20.62 ID:0rGv4fmA0

照「咲がー!淡にとられるー!」

菫「わかった。わかったから落ち着け」

照「咲ぃ……」

菫「きっといいことあるって」



咲「ありえそうだね」

淡「でしょ! 気づいた私すごい!」

咲「自分で言ったら凄さ半減だよー」


84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/11(火) 00:59:27.44 ID:0rGv4fmA0

淡「私とサキもあれだけ仲良くなれるよね?」

咲「なれるよ。でも、お姉ちゃんみたいにはならないでね?」

淡「もちろん! 私はサキ一筋だから!」

咲「私も浮気は絶対にしないよ」

淡「当たり前! もし浮気したら許さない!」

咲「これからも一緒にいようね!」

淡「もちろん!」


この後、二人は幸せに暮らしました

めでたしめでたし

かん!


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