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ドラッグ オン ドラグーン3 討鬼伝

モバP「俺宛に郵便ですか?」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/19(水) 21:53:20.25 ID:jNg7v5XA0

ちひろ「はい、でも宛先なども無いので直接投函されたものだと思いますが」

P「珍しいですね……怪文書の類でしょうか」

ちひろ「これを見てもそんなことが言えますか?」

P「超女の子女の子した便箋ですね……」

ちひろ「とりあえず読んでみたらいかがですか?」

P「わかりました……」

ぴしっ

ちひろ「プロデューサーさん?」

P「……」

ちひろ「プロデューサーさん? どうしました?」

P「こここここれは……」

ちひろ「なんですか? 不幸の手紙でしたか!?」

ひょい

ちひろ「ひええええええ!? ら、ラブレター!?」





3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/19(水) 22:01:32.88 ID:jNg7v5XA0


ざわ・・・ ざわ・・・



P「ほら! 大きな声出すから事務所がざわついてるじゃないですか!」



浜川愛結奈「へぇ、ラブレターねぇ……?」



三船美優「ら、ラブレターですか……」



赤西瑛梨華「わーお! もってもてだねPちゃん!」



P「茶化すな!」



ちひろ「これは正真正銘のラブレターですよ!」



P「そこ黙る!」



愛結奈「それで、何て書いてあるのかしら」



P「教えねぇよ!?」






7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/19(水) 22:08:50.05 ID:jNg7v5XA0


美優「気になりますが……人様の恋文を読んではいけませんよね」



ちひろ「どうしましょう、今は私の手にありますが」



P「返してくださいよ」



ちひろ「読んじゃいますね」



瑛梨華「あ、何気にこの人ひどい」



P「今更気付いたか……」



『Pさんへ



突然のお便り失礼いたします



私は、半年前優しくしていただいたのが忘れられません



今日の5時に駅前で待っています』






8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/19(水) 22:15:10.41 ID:jNg7v5XA0


P「読んじゃったよ……」



愛結奈「半年前? 随分長いのね」



美優「それだけ想いが蓄積されていたのではないでしょうか」



瑛梨華「にゃるほど、それでPちゃんの居場所がわかってお手紙を出した、と」



P「どうしよう」



ちひろ「行ったほうがいいと思いますよ?」



愛結奈「同意ね」



美優「この子、本気だと思います……」



P「マジですか?」



美優「ええ、でないと半年もかけて探さないと思いますよ?」



瑛梨華「だよねん!」






9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/19(水) 22:19:52.59 ID:jNg7v5XA0


P「5時……げ! あと20分かよ!」



ちひろ「今日は早上がりしちゃってくださいな♪」



P「楽しそうに……ぐぬぬ」



瑛梨華「いってらー!」



美優「Pさん……傷つけちゃ、だめですよ?」



P「わかってますよ……」



愛結奈「行ってらっしゃい!」



P「うおお……なんか恥ずかしい……」



愛結奈「……」

















13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/19(水) 22:24:20.96 ID:jNg7v5XA0


駅前



P「あちゃー、5時過ぎたか……」



「あの……」



P「流石に帰ったかな?」



「あ……あの……」



くいくい



P「しょうがない、会えなかったし帰ろう」



「あのっ!」



くいくい



P「……何かな?」



「お手紙、読んでもらえましたか?」



P「……うん、君が出したのかな」



「はいっ!」






16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/19(水) 22:29:24.99 ID:jNg7v5XA0


P「そっか、それでどんな用かな」



「あの、私、佐々木千枝っていいますっ」



P「うん、千枝ちゃん、どうしたのかな?」



千枝「千枝を……お兄さんの、恋人にしてくださいっ!」



P「何いいいいいいい!?」



千枝「あ、あの……」



P「なんてことだ……なんてことだ……」



千枝「お、お兄さん?」



P「千枝ちゃん、だったかな?」



千枝「は、はいっ」



P「ごめんね、君を恋人とは見れない……かな」



千枝「そうですよね……うぅ……」



P「ごめんね? その、泣かないでくれると」



千枝「いいんです……わかってましたから……うえぇ……」






20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/19(水) 22:36:42.51 ID:jNg7v5XA0


P「うわわ……どうしたらいいんだ……」



片桐早苗「君、ちょっと」



P「何でしょう……って、早苗さんじゃないですか」



早苗「うふ☆」



ずだーん



P「背負い投げはいかんですよ……ぐふっ」



千枝「わわわ!? お兄さん?」



早苗「やっちゃった」



P「」



千枝「お兄さん? 大丈夫ですか?」






25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/19(水) 22:44:24.38 ID:jNg7v5XA0


早苗「大丈夫よ☆ せいっ」



どすっ



P「ごふうっ!?」



千枝「よかった……」



早苗「ちょっと署……じゃなかった、事務所まで来てもらおうか」



P「わかってますよ……いたた」



千枝「あの、一緒に行ってもいいですか?」



早苗「うん、お姉さんが守ってあげるからね?」



千枝「ふぇ……」



P「いじめないでくださいよ?」



早苗「うふ☆」



P「さっさと行きましょう」



千枝「あ、待ってっ……」






26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/19(水) 22:49:34.34 ID:jNg7v5XA0














ちひろ「ジュースでいいかな?」



千枝「あ、ありがとうございますっ」



ちひろ「うん、それじゃあごゆっくり」



愛結奈「……」



美優「……」



瑛梨華「……」



早苗「……」



P「……出てって貰えます?」






27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/19(水) 22:54:23.72 ID:jNg7v5XA0


瑛梨華「いけずー!」



美優「そ、そうでしたね……」



愛結奈「行きましょ」



早苗「私は残って話を聞かせてもらうよ?」



千枝「あう……」



P「千枝ちゃんも困ってるじゃないですか」



早苗「はいはい、向こうで話を聞いてきますよ……よっこいしょ」



P「……」



ごすっ



P「痛いっ! 何で殴るんですか!」



早苗「さぁねー」






28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/19(水) 23:00:36.26 ID:jNg7v5XA0


P「……」



千枝「はぅ……」



P「それで、千枝ちゃん」



千枝「は、はいっ」



P「さっきも言ったけど、恋人としては見れないかな……ごめん」



千枝「いえ、いいんです……そのかわりなんですが」



P「ん?」



千枝「千枝のお兄ちゃんになってくれませんか?」



P「何ぃ!?」



千枝「恋人は無理だってわかってたんです……千枝はコドモだし」



P「そうだね……歳の差が大きすぎるかな?」






30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/19(水) 23:06:00.02 ID:jNg7v5XA0


千枝「恋人がだめなら、せめてお兄ちゃんになってください!」



P「……うーん……」



千枝「お兄ちゃんもだめですか……そんな……」



P「……よし! お兄ちゃんならいいよ?」



千枝「本当ですかっ」



P「うん、千枝ちゃんの想いには応えられないけど……」



千枝「いえ、いいんです! ありがとうございますっ」



P「でも見て解るとおり俺は仕事してるんだ、だから忙しいときは会えないよ?」



千枝「はいっ、わかってますっ」



P「それでも、いいかな?」



千枝「ありがとうございます……その……お兄ちゃん」






34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/19(水) 23:12:14.01 ID:jNg7v5XA0


P「う、うん」



千枝「あの、これ千枝の携帯番号ですっ」



P「ああ、コドモケータイだね」



千枝「千枝も早くオトナのケータイが持ちたいな……」



P「ところで千枝ちゃん」



千枝「はいっ」



P「一応義理の兄弟みたいな感じだけど……敬語のままでいいの?」



千枝「これは……その……」



P「あはは、慣れるまで頑張ろう」



千枝「はいっ! ……お兄ちゃん」



P「おおう……」






35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/19(水) 23:18:00.83 ID:jNg7v5XA0


千枝「どうしましたか……?」



P「なんでもないよ? それよりお家に帰らなくて大丈夫?」



千枝「わわっ、もう6時半ですね……帰りますっ」



P「それじゃあ、またね? 千枝ちゃん」



千枝「はいっ……お兄ちゃん、お邪魔しましたっ」



ばたん



P「ふぅ……」



瑛梨華「話は全て聴かせてもらった!」



P「最低だなおい!」






37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/19(水) 23:24:03.05 ID:jNg7v5XA0


ちひろ「これだけ狭かったら聞こえるってもんですよ」



P「嘘だ、絶対聞き耳立ててた」



美優「大丈夫ですよ、細かいところまでは聞こえてませんから……」



愛結奈「殆どはきこえてたけどね」



P「わー、やっぱり最低だ」



ごず



P「だから無言で頭殴るのやめてもらえません?」



早苗「こんのロリコンめ……」



P「違いますって! 断ったじゃないですか!」



瑛梨華「お兄ちゃん♪」



愛結奈「あんないたいけな子に兄呼ばわりさせるなんて……」






38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/19(水) 23:29:38.61 ID:jNg7v5XA0


P「妥協案だって!」



美優「もしかしたら、突き放した方が優しかったかもしれません」



P「何でですか?」



美優「あの子の目、本気でしたから」



P「どうして解るんです?」



愛結奈「女にはわかるのよ」



ちひろ「そういうものですよ、それで、どうするんですか?」



P「どうする、とは?」



瑛梨華「ずっときょーだいゴッコするの?」



P「そこは、真剣に考えます」



早苗「やっぱりロリコンじゃない」



P「そういう意味じゃないですよ、相手が本気なら俺も本気で考えます」






39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/19(水) 23:32:33.37 ID:jNg7v5XA0


美優「あの子、諦めてないでしょうから……」



愛結奈「本気の女の底力をナメない方がいいわよ?」



瑛梨華「そだね」



P「わかってる、とりあえず明日また考えてみるよ」



ちひろ「もうこんな時間……て、何も心配いらないですね」



早苗「今日は帰ろうかな、誰かさんのせいで腰に負担が……」



P「投げ飛ばさなきゃいいのに」



どごす



P「痛ぇ!」



早苗「一言余計だぞ? それじゃあねー」



美優「千枝ちゃんを傷つけちゃだめですよ? お疲れ様でした」



瑛梨華「そんじゃPちゃん、がんばー!」






41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/19(水) 23:36:38.46 ID:jNg7v5XA0


愛結奈「……」



P「愛結奈?」



愛結奈「さよなら」



P「お、おう……」



ちひろ「プロデューサーさんも罪な男ですねー」



P「そんなんじゃないですよ」



ちひろ「それでは戸締りしちゃいます」



P「わかりました」



ちひろ「また明日、頑張りましょう」



P「はい、お疲れ様でした」



P「はい、早く仕事をいっぱい取りたいですね」



ちひろ「ええ、頑張りましょう」






43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/19(水) 23:42:33.72 ID:jNg7v5XA0


つぎのひ



P「おはようございますぅお!?」



ちひろ「おはようございますプロデューサーさん!」



瑛梨華「Pちゃんおはよう!」



愛結奈「おはよっ」



美優「おはようございます……」



早苗「ハロー! ロリコン!」



P「おはようございます……」



ちひろ「ささ、こちらに座って」



瑛梨華「さあ! 聞かせてもらおうか!」



P「何をだよ何を」



愛結奈「そんなの、魔性の男といたいけな女の子の馴れ初めに決まってるじゃないの」






45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/19(水) 23:48:37.77 ID:jNg7v5XA0


P「人をロリコンみたいに……」



早苗「違うの?」



P「違いますよっ!」



美優「違うんですね……シスコンさん……?」



P「妹どころか一人っ子です!」



愛結奈「そんなのはいいから、どういういきさつだったの?」



P「えーと、友達との待ち合わせに遅れそうだったので連れて行っただけですよ」



瑛梨華「それだけー?」



愛結奈「違うでしょ? 他に何かあったんじゃないの?」



P「千枝ちゃんは足くじいてたかな」



ちひろ「それでそれで?」






47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/19(水) 23:54:09.56 ID:jNg7v5XA0


早苗「なんだ、やることやってるんじゃない」



P「やってるって言わないでくださいよ!」



美優「そういう過激な表現はやめましょう?」



愛結奈「そういうことだったのね……スケコマシ」



P「違うっ!」



瑛梨華「おんぶでよかったんじゃないの?」



P「……あ」



ちひろ「気付いてないっ、これは天然のジゴロだっ」



P「キャラ崩壊してますよ」



早苗「ジゴロとか懐かしい言葉ね……電話?」



P「俺ですね、相手は……千枝ちゃん!?」






52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/20(木) 00:04:18.38 ID:JBlonDTN0


がたっ



P「ちょっと席外しますね」



ばたん



瑛梨華「もう電話攻撃? 千枝ちゃんやるねー」



ちひろ「もしかしたら、あの千枝ちゃんって子は大物かもしれませんね」



美優「恋に一直線……て感じですね」



早苗「若い子は純粋だなー」



愛結奈「アタシももう歳かしら」



早苗「あたしの前でそういうこと言うんだ?」



美優「もう歳ですよね……」



ちひろ「はぁ……」



55 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:JBlonDTN0 [2/22回(PC)]
ばたん



P「……しんみりしてるなぁ」



瑛梨華「アラサーって複雑なんだよ」



ぎりぎりぎり



瑛梨華「ちょ、早苗さん、入ってる、はいっでる!」



早苗「誰がアラサーだってー?」



P「……早苗さんに決まってるじゃないか」



早苗「あ?」



P「何でもありません」



ちひろ「それで、妹ちゃんは何だって言ってるんです?」



P「今日学校帰りに事務所に寄るそうです……」



美優「まぁ、それなら歓迎の準備をしましょう」










62 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:JBlonDTN0 [3/22回(PC)]
瑛梨華「いいね!」



愛結奈「そうね、プロデューサーの妹記念かしら」



P「何それ!?」



早苗「まぁまぁ、そんなのはいいんじゃない?」



ちひろ「警戒されちゃうかもしれませんね」



P「俺も何もしなくていいと思います」



美優「かわいいから何かしてあげたかったのですが……」



P「自然な方がいいですよ、事務所に入るわけでも無いですし……ん?」



ちひろ「私が出ますね」



P「お願いします」



ちひろ「プロデューサーさん、お電話ですよ」



P「はい、ありがとうございます」










65 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:JBlonDTN0 [4/22回(PC)]
瑛梨華「さて、妹ちゃんには聞きたいことが一杯あるなー?」



美優「おびえさせてはだめですよ?」



瑛梨華「わかってるって☆」



愛結奈「あの子……」



早苗「……腰がまだ痛いわ……」



P「よっし、ちと営業行ってくるわ!」



愛結奈「仕事かしら?」



P「ああ、先方と話すことになった、千枝ちゃん来るまでに戻って来れないかもしれない」



ちひろ「私が事務所にいますので、大丈夫ですよ」



にやり



P「……その笑みはなんですか」



ちひろ「いいえー? いってらっしゃ~い」



P「間延びしてるのが腹立つ……」



ばたん




72 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:JBlonDTN0 [5/22回(PC)]












がちゃり



千枝「こ、こんにちはっ」



ちひろ「いらっしゃい、千枝ちゃん」



千枝「は、はいっ」



ちひろ「適当に腰掛けてね? 今プロデューサーさん出払ってちゃって」



千枝「プロデューサー?」



ちひろ「そっか、お仕事については聞いてないのね……その辺の説明もしちゃいますね」



千枝「わ、わかりました」










75 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:JBlonDTN0 [6/22回(PC)]
愛結奈「ごめんね、同席させてもらうわ」



美優「失礼しますね」



瑛梨華「おっじゃまー☆」



早苗「よっこ……じゃなかった、よいしょ」



千枝「ひっ……あ、あの……」



ちひろ「もうっ……怖がらせないでくださいっ」



千枝「あの……?」



ちひろ「自己紹介がまだだったね、私は千川ちひろっていいます」



愛結奈「浜川愛結奈よ」



美優「三船美優です……」



瑛梨華「赤西瑛梨華だよ! YO☆RO☆SI☆KU」



早苗「お姉さんは片桐早苗だよっ」



千枝「あ、あの、昨日からお兄ちゃんの妹してますっ、佐々木千枝ですっ」










80 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:JBlonDTN0 [7/22回(PC)]
ちひろ「初々しいわぁ……よろしくね」



千枝「は、はい」



ちひろ「お菓子、適当に食べちゃっていからね?」



千枝「ありがとうございますっ」



瑛梨華「いっただっきまーす」



愛結奈「瑛梨華はダイエットしなさい」



瑛梨華「えー」



千枝「おいしい……」



ちひろ「それじゃあプロデューサー……じゃなかった、あなたのお兄さんのお仕事について話するわね」



千枝「よろしくおねがいしますっ!」



ちひろ「まずはこの会社についてなんだけど……」










85 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:JBlonDTN0 [8/22回(PC)]












ちひろ「と、いうわけなのよ」



千枝「わぁ……お兄ちゃんってすごいですね」



早苗「お姉さん達もまだ駆け出しだから、お仕事も少なくてねー」



千枝「そうなんですか……」



じー



早苗「?」



じー



美優「あ、あの?」



じー



愛結奈「何かしら」



じー



瑛梨華「どうしたのかなー?」










89 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:JBlonDTN0 [9/22回(PC)]
千枝「うぅ……」



ちひろ「千枝ちゃん? どうしたの?」



千枝「うええん……」



美優「あら……千枝ちゃん? よしよし」



愛結奈「どうしちゃったのかしら」



瑛梨華「わわっ! 泣かないでー」



千枝「ご、ごめんなさい……ううぅ……」



美優「よしよし……」



早苗「サマになってるねー」



ちひろ「義理の妹をあやす姉って感じですね」



美優「か、からかわないでください……」
















97 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:JBlonDTN0 [10/22回(PC)]












千枝「泣いちゃってごめんなさい……」



美優「いいえ……」



愛結奈「どうして、泣いちゃったのかしら……聞かせてもらえる?」



千枝「皆お胸大きいから……お兄ちゃんも大きい人が好きなのかなって……」



早苗「あの男はよくわからないからねー」



瑛梨華「HI☆DO☆I」



千枝「千枝も大きくなるかな……」



美優「まだわからないですけど……きっと大丈夫よ」



千枝「そうしたら……お兄ちゃん、喜んでくれるかな……」









99 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:JBlonDTN0 [11/22回(PC)]
愛結奈「ふふ……」



千枝「え……?」



愛結奈「千枝はあの人のことが好きなのね」



千枝「うぅ……」



愛結奈「……そう」



瑛梨華「あーゆなさーん」



愛結奈「……何よ」



瑛梨華「うえへへー」



愛結奈「……」



ちひろ「あら、もうこんな時間ですね、事務所閉めようと思うんですけど」



千枝「あ、あの……」



ちひろ「いいですよ?」



千枝「わぁ……ありがとうございますっ」









101 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:JBlonDTN0 [12/22回(PC)]
早苗「お姉さんはちょーっち帰らないといけない用事があるからさよならー」



瑛梨華「アタシも帰るねー! O☆TU☆KA☆RE」



美優「あら……千枝ちゃんはどうするのかしら……」



千枝「お兄ちゃんが帰ってくるまで、残ってますっ」



ちひろ「あらあら、私は帰らないといけませんし……困りましたねー」



ちらちら



愛結奈「仕組んだわね……」



ちひろ「いいえー? それじゃあ千枝ちゃん、愛結奈お姉さんと仲良く待っててね」



千枝「わ、わかりました」



ちひろ「あとはよ~ろ~し~く~」



愛結奈「あの間延びしてるの本当腹立つわね……」










108 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:JBlonDTN0 [13/22回(PC)]
千枝「あの……」



美優「私も、残りますよ?」



千枝「美優さん、ありがとうございます」



愛結奈「やられたわ……」



千枝「愛結奈さんは……帰らなくて大丈夫なんですか?」



愛結奈「私は1人暮らしだし今日はやることも無いから平気よ」



千枝「ありがとうございますっ」



愛結奈「礼なんていいのよ」



美優「そういう言い方はちょっと……」



愛結奈「……いいの」



千枝「あの、愛結奈さん……」









113 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:JBlonDTN0 [14/22回(PC)]
愛結奈「何かしら」



美優「お茶です……」



愛結奈「ありがとう」



千枝「ありがとうございますっ」



愛結奈「美味しいわね……それで何だったかしら」



千枝「愛結奈さんって、どうしてお兄ちゃんと一緒にいるんですか?」



愛結奈「アタシはね、元々別のプロダクションにいたの」



千枝「お兄ちゃんとは別の人のところにいたってことですか?」



愛結奈「そうなのよ、それでそこの美優さんとライブバトルしたのだけど、ボコボコにされちゃったのよ」



美優「そんな……ごめんなさい」



愛結奈「真剣勝負での勝敗に謝罪はいらないわよ、それで、前のプロダクションをポイされたわけ」









115 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:JBlonDTN0 [15/22回(PC)]
千枝「クビ……ですか?」



愛結奈「その方が早いわね、それでこのアタシを完璧にたたきのめしたこのプロダクションに来たの」



千枝「そうなんですか……」



愛結奈「ええ、それでプロデューサーに聞いたわ」



『あなたはどうやってそこまでアイドルの力を引き出せたの?』



愛結奈「そうしたら」



『自分1人でわかった気でいるやつなんかに何回やっても負ける気がしない』



愛結奈「って言われてねー、じゃあやってもらおうじゃないのって入ったのよ」



美優「懐かしいですね……」



愛結奈「そうしたら本当にあの人はアタシをうまく操るのよ、アタシよりアタシを知ってるの」



千枝「お兄ちゃん……すごいなぁ……」




116 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:JBlonDTN0 [16/22回(PC)]
愛結奈「まぁアタシを倒した相手がその程度だったら困るんだけどね!」



千枝「……愛結奈さん、楽しそう」



愛結奈「前のプロダクションよりは数段楽しいわよ」



美優「プロデューサーさんがいるからですか?」



愛結奈「どうかしら」



千枝「……いいなぁ」



愛結奈「そう思うなら、千枝も入っちゃえばいいのよ」



千枝「……え?」



愛結奈「アイドルやってみる?」



千枝「あ、アイドルですか?」



美優「そうしたら、お兄ちゃんと一緒にお仕事出来ますね」










120 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:JBlonDTN0 [17/22回(PC)]
千枝「一緒にお仕事かぁ……いいなぁ」



愛結奈「帰ってきたら聞いてみたらいいわよ」



千枝「はいっ」



愛結奈「ふふ……ウワサをすれば」



P「ただいま……千枝ちゃん残ってたの?」



千枝「お兄ちゃん……お帰りなさいっ」



愛結奈「おかえり」



美優「お疲れ様です」



千枝「お、お兄ちゃん、あのね」



愛結奈「千枝をアイドルにしたらどうかしら」



P「は?」



千枝「千枝は、お兄ちゃんともっと一緒にいたいです」






122 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:JBlonDTN0 [18/22回(PC)]
P「アイドルって、楽しいことだけじゃないよ?」



千枝「お兄ちゃんと一緒なら大丈夫ですっ!」



美優「Pさん、千枝ちゃんもああ言ってますし……」



P「千枝ちゃん」



千枝「だめですよね……ごめんなさい」



P「お父さんとお母さんとまずお話してから決めてね?」



千枝「あ、はいっ!」



P「さあ、今日は遅いから帰ろう」



千枝「送っていって……くれますか?」



P「待っててくれたんだろ? もちろんだ」



千枝「えへへ……ありがとうございますっ」



愛結奈「んじゃ、アタシは帰るよ」




123 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:JBlonDTN0 [19/22回(PC)]
美優「私も……失礼しますね」



P「二人とも残っててくれてありがとう」



千枝「愛結奈さん、美優さん、ありがとうございますっ」



愛結奈「いいのよ、それじゃあね」



美優「お疲れ様でした……」



P「お疲れ様でした! さぁ帰ろう」



千枝「うんっ」



P「兄妹だし、手でもつなぐかい?」



千枝「い、いいんですか?」



P「もちろんさ」



千枝「じゃあ……ぎゅって……」



ぎゅう



千枝「えへへ……温かい……」









125 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:ID:JBlonDTN0 [20/22回(PC)]
P「ところで、千枝ちゃんの家はどこらへんなんだい?



千枝「えっと……○○ってお店の近くですっ」



P「ありゃ、案外近くなんだね」



千枝「そうなんですか?」



P「今度学校の無い日は、一緒にお出かけでもしようか」



千枝「わあ、素敵ですね!」



P「そういえば千枝ちゃんの趣味ってなんだい?」



千枝「お裁縫が好きです」



P「へぇ、器用なんだね」



千枝「えへへ……あ、そうだ」



P「なんだい?」



千枝「寝る前にお電話していいですか?」



P「いいぞ? でもちょっとだけな」



千枝「あ、ありがとうございます……お兄ちゃん」



おわり




126 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] : 投稿日:ID:gfz8Mxjc0 [1/1回(PC)] お出かけ編!

お出かけ編はよ!!
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