ﾀｯﾀｯﾀｯﾀ…ﾌﾞｧｱ

ブルーローズ「何してんのよ。遅いわよ」

折紙「あ、あ…ごめん」

ﾃﾞｨﾝ

アニエス「ボンジュール。ヒーロー」

アニエス「今日は銀行強盗犯よ。NEXTかどうかはわからないから気をつけるのよ」

アニエス「あ、そうだわ」

アニエス「途中で新しいヒーローが来るから盛り上げてよね」

ﾃﾞｨﾝ

ブルーローズ「はあ？」
ドラゴンキッド「えっ」
バニー「えっ」
折紙「」

ブルーローズ「ちょ、ちょっとどういうこと？」

ドラゴンキッド「新ヒーローかぁ」

ドラゴンキッド「負けてられない」

バニー「…まぁ先輩方が引退してヒーローの人数が少ないですからね」

ブルーローズ「だからってこのタイミング！？」

バニー「仕方ないですよ。アニエスさんはそういう人じゃないですか」

ブルーローズ「そうだけど」

バニー「…では行きますよ」

マリオ「おぉーっと！本日のターゲットはーお！！映りました！この銀行強盗です！」

マリオ「さぁて！本日は一体誰が活躍するのでしょうか！？」

マリオ「おぉーっと！カメラがバーナビーを抑えました！！」

マリオ「年長者たちが続々と引退していく中、常に1位をキープしてました。」

マリオ「やはり今季もバーナビーが強いのか！？」

バニー「よし、見つけた」

バニー「まずは車に追いついてここぞの時にハンドレッドパワーで片付ける」

強盗A「おおヒーローが追いついて来たな」

強盗C「だ、大丈夫かよ！？」

強盗A「大丈夫に決まってるだろ？俺たちにはコイツがいるんだから｣ﾆﾔ

強盗B「」

強盗C「き、来たぞ！」

強盗A「ったくはえーはえー」

バニー「お前ら大人しくすれば手荒なまねはしない」

強盗A「…本当に手荒なまねしない？」

バニー「お前らが大人しくしてればな」

強盗A「そうか…」

強盗A「じゃあ手荒くよろしく！｣ﾌﾞｧｰｰｰ

バニー「くそ｣ﾌﾞｧｰｰｰｷｭｲﾝ

バニー「お前らなんて5分以内に片付けてやる｣ｷｭｲｰｰｰｰｰｰﾝ

ﾄﾞｶﾞｼｬﾝｯ

強盗C「う、うわぁあ」

強盗C「車があぁあ。回転するうぅぅぅー」

強盗A「チッ」

強盗A「オイ！ベナン行け！」

強盗B「」

強盗B「…ｲｴｽ｣ﾄﾞｶﾞｧﾝ

バニー「フッ…自分から勝負に来るなんて」

バニー「」ｽﾞﾜｯ

強盗B「」

ﾄﾞｶﾞｧﾝ

マリオ「なぁーんと！！バーナビーが空中から地面に叩きつけられた！！」

マリオ「あの強盗はNEXTです！一体なんの能力なんなのでしょうか！？」

バニー「…くっ」

バニー「！！」

バニー「体が動かない…？」

マリオ「バーナビーピーンチ！！」

マリオ「その間に強盗2人が逃げています！」

マリオ「他のヒーローはまd」

ﾃﾃｯﾃｯﾃﾃｰ♪

ｺﾞﾜｰﾝ

ブルーローズ「待ちなさい！そこの強盗犯！」

折紙｢｣ﾁﾗｯ

強盗C「か、かあいい…いてっ｣ｺﾞﾝ

強盗A「見とれてないで逃げるぞ！」

マリオ「ブルーローズがやって来ました！！」

マリオ「ちゃっかり折紙サイクロンもしっかり見切れてます」

ブルーローズ「待ちなさい！｣ｼｭｳｳｩｩｩ

強盗A「追いつかれるぞ｣ﾀｯﾀｯﾀｯﾀ

ブルーローズ「くらえ！｣ｼｭｳｳｩｩｩ

強盗A「っ…危ねえ｣ﾀｯﾀｯﾀｯﾀ

強盗A｢｣ﾁﾗｯ

強盗A「…オイ…」

強盗C「つ、冷たいよー」

マリオ「ブルーローズが強盗を1人捕まえましたー！」

ブルーローズ「私の氷はちょっぴりコールド、あなたの悪事を完全ホールド！｣ｶﾒﾗﾒｾﾝ

ブルーローズ「ちょっと弱すぎじゃない」

強盗C「えへへ」

強盗A「くそっアイツはどんだけバカなんだよ！｣ﾀｯﾀｯﾀｯﾀ

ドラゴンキッド「もう逃がさないよ」

マリオ「ここで登場！！ドラゴンキッドーー！！！」

ドラゴンキッド「捕まえてやる」

強盗A「くそっ」

強盗A「ベナンは何をしてる！まだ戦ってんのか！？」

強盗B「」

バニー「くっ…」

バニー「ヤツがNEXTであることは間違いない。この能力はなんなんだ？」

バニー「考えられるのは貼り付けとか…」

バニー「…だとしたら、何かで気をひかないとこのまま動けない！」

強盗B「」

強盗B「…ヨワスギル」ﾄﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

バニー「！？」

ｺﾞﾜﾜﾜﾜｰ

マリオ「なぁーんと！バーナビーの上空に大きな看板が！！！」

マリオ「バーナビーが危ない！！」

バニー「…」

ﾋｭｰﾋｭｰﾋｭｰﾋｭｰｺﾞﾜｰｰｰｰ

バニー「…虎徹さん…」

強盗A「くそっ」

強盗A「逃げるしかない！」

ドラゴンキッド「だ　か　ら｣ﾊﾞﾘﾊﾞﾘ

ドラゴンキッド「逃がさない｣ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘ

強盗A「う、うわあああぁぎゃあああああああああ｣ﾋﾞﾘﾋﾞﾘﾋﾞﾘﾋﾞﾘﾋﾞﾘﾋﾞﾘ

ドラゴンキッド「…よ！｣ﾆﾝﾏﾘ

ドラゴンキッド「よし！あとは…」

アニエス「バーナビーがピンチよ！！」

ドラゴンキッド「！？」
ブルーローズ「！？」

ブルーローズ「ハンサムを助けなきゃ」

ドラゴンキッド「うん、そうだね」

ブルーローズ「折紙サイクロンは何してんのよ！」

折紙「」

折紙「…だって僕の能力なんて」

ブルーローズ「あんたもヒーローなんでしょ！！」

折紙「！！」

ブルーローズ「昔タイガーに教えてもらったこと忘れたの！？」

ブルーローズ「タイガーは能力が減退していってたのに、誰よりも弱くなってたのに、強かったわよ！」

折紙「…」

折紙「…ごめん」

折紙「バーナビーを助けてくる｣ｻｻｯ

ﾋｭｰﾋｭｰﾋｭｰﾋｭｰｺﾞﾜｰｰｰｰ

バニー「…虎徹さん…」

バニー「」

バニー「…」ｸﾞｯ

バニー「え」

バニー「…体が動く」

バニー「」ｽﾞﾜｯｽｯ

ドガバガシャァァァン！！！！

バニー「助かった…」

バニー「…一体誰が」

強盗B「」

折紙(強盗A)「オイ！ベナン」

折紙(強盗A)「そんなヤツはもういい！」

折紙(強盗A)「早く逃げるぞ！」

強盗B「」

折紙(強盗A)「…」

強盗B「」

折紙(強盗A)「…」

強盗B「…イエス」

折紙(強盗A)「早く逃げるぞ！」

折紙(強盗A)「体は無事か？」

強盗B「」

強盗B「」

折紙(強盗A)｢｣ﾄﾞｶﾞﾝ

折紙(強盗A)「うっ…」

強盗B「…ニセモノ」ﾄﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

折紙「くっ…」

バニー「折紙先輩！｣ｼｭｯ

バニー「何！？」

バニー「持ち上がらない…｣ｼｭｳｳｩｩｩ

折紙「あっ」

バニー「こんな時に…」

ブルーローズ「アイツの動きを止めないと！｣ｼｭｳｳｩｩｩ

ドラゴンキッド「うん！｣ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘ

ﾄﾞｶﾞﾊﾞｶﾞｼﾞｬｧｧｧｧｧﾝ…ﾓｸﾓｸ

ｼｭｳｰｰｰｰ

ブルーローズ「効いてない…」

ﾄｺﾞｵｵｵｵ

ブルーローズ「キャッ…ァァ」ﾄﾞｶﾞﾝ

ドラゴンキッド「ブルーローズ！大丈夫！？ねぇ！ブルーローズ！！」

バニー「…どうしたら…」

折紙「…どうにかあの能力を一時的でもいいからとければ」

強盗B「」

強盗A「オイ！ベナン」

折紙「！？」
バニー「！？」

強盗B「
」
強盗A「とどめをさせ！」

強盗A「と言いたいとこだが、俺はさっきコテンパンにやられた」

強盗A「だから俺にそいつらをやらせろ」

強盗B「…イエス」

バニー「どういうことですか？」

バニー「アイツは捕まえたんじゃ…」

折紙「そのはずだけど…」

バニー「まずい」

強盗A「さっきはよくもやってくれたな｣ﾃｸﾃｸ

強盗A「お前らこのナイフで刺してやる！！｣ｺﾞﾜｰ

バニー「！！」

ﾌﾞｸｼｭｯ

バニー「くあっ｣ﾎﾟﾀ

折紙「！！」

？？｢｣ｷｭｲｰｰｰｰｰｰﾝ

ｼｭｯ

ﾄﾞﾝｯ！！

強盗B「ぐあっ｣ﾄﾞﾝ

強盗B｢｣ﾊﾞﾀｰ

バニー「あ、あの能力は！」

折紙「今は犯人の能力みたい」

バニー「今は…？」

折紙「あの子が言ってた新ヒーローなんだ」

バニー「…えっと、さっきの強盗Aは？」

折紙「それがあの子ですよ」

バニー「…どういうことですか？」

折紙「あの子は他のNEXT能力を使えるんだ」

バニー「…まさか」

折紙「タイガーさんが引退前に来たあの女の子ですよ」

折紙「タイガーさんの娘さんだ」

マリオ「おぉーっと！！あれは誰だー！！あれは新ヒーローの！！！」

マリオ「くノ一ハリケーンだぁ！！！！！」

折紙「え」

楓「あんたの能力でこらしめてやる！」

楓「くらええええ｣ﾄﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

ﾊﾞｺﾞｺﾞｺﾞﾊﾞｺﾞﾊﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｫｫﾝﾝ

強盗B「」

強盗B「…ツヨスギル」

楓「やったー！！余裕だぜっ！」

楓ちゃんキタ━━━━(゜∀゜)━━━━ !!!!

バニー「楓ちゃん？」

楓「あっ」

楓「きゃーーーー！！！」

楓「バーナビー！！！！」

楓「カッコヨスギル…」ﾊﾞﾀ

バニー「楓ちゃん？大丈夫？」

ドラゴンキッド「すごい子だね！めちゃくちゃ強い！ボクも負けてられない」

ドラゴンキッド「でもバーナビーには弱いみたい｣ｱﾊﾊ

折紙「」

ーーーーーーーーーーーー

ﾌﾞｧﾝ

アニエス「今日はよくやったわ！」

アニエス「くノ一ハリケーンもよく盛り上げてくれた」

楓「えへへ」

ドラゴンキッド「本当強かったよ！」

ブルーローズ「あたし全然見てなかった」

折紙「あのー」

折紙「折紙サイクロンとくノ一ハリケーンは被りすぎじゃないですかね…」

折紙「能力の感じも似てるし」

折紙「僕の方がすごく弱いけど…」

アニエス「それでいいのよ！」

折紙「え？」

アニエス「まぁこれを見なさい｣ﾃﾞｨﾝ

「折紙サイクロンとくノ一ハリケーンはこれからコンビで活動してもらう。お前らの真似能力で小さな犯罪から大きな犯罪まで全てを解決して市民の平和を守れ。p.s.かえでちゅわーん！怪我はしないでね！あと、バニーのヤローにたぶらかせられないように。」

折紙「これって…」

バニー「まったく…」

ブルーローズ「え？え？これだれから？」

ドラゴンキッド「アハハ」

バニー「相変わらずあの人は…｣ﾌｯ

折紙「直々のご指名ならやるしかないですよね」

折紙「くノ一ハリケーン殿、拙者と一緒にこの街を守るのでござる」

楓「ええー」

楓「…」

楓「…わかったでござる！｣ｱﾊﾊ

ドラゴンキッド「これでまた強敵のライバルが…」

ドラゴンキッド「でもなんか楽しみだな」

ブルーローズ「だから！誰からの手紙なの！？」

ブルーローズ「もうー！！誰がおしえてよ！！！！」



終わり

>>1乙