ドラッグ オン ドラグーン3 討鬼伝

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承太郎「聖杯戦争?なんのことだ…?わからないな」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/05(土) 17:50:31.97 ID:fBWD5Ujb0

ドヒュウゥゥゥ

承太郎「ここは…どこだ?ケープ・カナベラルではないようだが…」

「…!?…!!」

承太郎「悲鳴?やれやれだぜ…」

~裏路地~

美綴「ちょっと…!アンタ一体なんなのよ!!か、体が動かない…!?」

ライダー「大人しくしてください、すぐに終わりますから…」ハァハァ

承太郎「オラァッ!!」ズドンッ

ライダー「うぐっ!」ズザァァァ


3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/05(土) 17:56:09.80 ID:fBWD5Ujb0

美綴「え、今度は何!?」

承太郎「状況がつかめねーが、大丈夫か?」

美綴「う、うん、おかげ様で」

ライダー「く、新手のサーヴァント…?」ザッ

承太郎「まずは退却するぜ、ちょいとガマンしな」ヒョイ

美綴「え、ちょっ、お姫様だっことか初めてなんですけど!?」

バンッッ

美綴「えぇぇええ!?と、飛んでるー!?」

承太郎(あの女…手加減したとはいえスタープラチナを叩き込まれても立ち上がりやがった)

承太郎(やっかいなことに巻き込まれたようだぜ…)


7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/05(土) 18:01:22.50 ID:fBWD5Ujb0

ヒュウゥゥゥ、ズダァーン

承太郎「どうやら追って来なかったようだな」

美綴「あ、ありがとう。アンタは?」

承太郎「俺は空条承太郎、ガクセーだ」

承太郎(なぜ学生服を着ているのか疑問だがな…しかもこの体、まるであの旅の頃に戻ったようだぜ)

美綴「あたしは美綴綾子。助けてくれて本当に感謝してる」

美綴(格好は学生でも全然学生には見えないんだけど…)

承太郎「気にするな。一つ聞きたいが、あの女は何者だ?」

美綴「あ、あたしにもわからないよ!いきなり襲われて、身動き取れなくなって…」

承太郎「そうか、災難だったな…質問ばかりで悪いが、ここは日本なのか?どのあたりだ?」

美綴「ここは○×県の冬木市だけど…アンタはどこから来たの?」

承太郎「…気付いたらここにいた」

承太郎(○×県冬木市?聞いたことのない地名だぜ…一体どうなってやがる)


10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/05(土) 18:07:14.34 ID:fBWD5Ujb0

美綴「へ?アンタこれからどうすんの?どこか行くあてはないの?」

承太郎「行くあてはないが…まぁなんとかなるだろう」

美綴「困ったな、さすがのあたしでも家にいきなり男を連れていくわけにもいかないし…」

承太郎(この女も中々気丈だな。さっきまで得体の知れない奴に襲われてたんだが)

美綴「そうだ!この街の外れにずっと昔から空き家の大きい洋館があるんだけど、ひとまずそこに泊まってみたら?」

承太郎「洋館?どの方角だ?」

美綴「確かあっちの…」ピッ

承太郎「(スタープラチナ!カシャ)…あれか」

美綴「え?見えるの?」

承太郎「眼がよくてな。場所はわかった、夜も遅いから念のため家まで送るぜ」


11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/05(土) 18:15:20.36 ID:fBWD5Ujb0

美綴「今日は本当にありがとう。明日、あらためて御礼に行くから」

承太郎「ぐっすり眠って今日のことは忘れるんだな」

美綴「あと、アンタのこと承太郎って呼んでいい?」

承太郎「…構わねーぜ」

美綴「じゃあ、また明日!」

承太郎「やれやれだぜ…」





~間桐邸~

スウゥゥゥー

ライダー「マスター、戻りました」

慎二「ライダーか。どうだった?美綴は?ビビって泣いてたかい?」

ライダー「その件ですが、失敗しました」

慎二「…なんだって?」


12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/05(土) 18:21:30.95 ID:fBWD5Ujb0

ライダー「正体不明のサーヴァントに妨害されました」

慎二「そ、そんなバカなことがあるかよ!美綴のやつなんかがマスターになれるはずないだろ!!」

ライダー「しかし、実際に現れたのです。不可視の攻撃を受けて肋骨を折られました。クラスさえもわかりません」

慎二「ちくしょう…!美綴がマスターだと?一体どうなってるんだよ…!」





~エーデルフェルトの館~

承太郎「着いたが、本当に誰もいないんだろうな?」ギイィィィ

シィーン

承太郎「とりあえず寝床を探すか…」コツコツコツ…

承太郎「!」

承太郎「先客か?女のようだが…面倒なことになったぜ」

バゼット「…」

承太郎「死んだように眠ってやがる…いや、本当に仮死状態のようだな。腕に傷を負っている」


13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/05(土) 18:27:14.72 ID:fBWD5Ujb0

バゼット「…」

承太郎「放っておくわけにもいかねーし、スタープラチナで蘇生を図ってみるか」ズギュン

バゼット「…」

バゼット「…」ピクッ

バゼット「……ッ!くはっ」ガバッ

承太郎「やれやれ、スタンドでの心臓マッサージなんて上達したくねーんだが…上手くいったようだな」

バゼット「あ、あなたは!?こ、ここは…聖杯戦争は一体どうなったんです?」

承太郎「聖杯戦争?なんのことだ…?わからないな」

バゼット「アヴェンジャーは……全て夢だったとでも…?っつぅ!」

承太郎「安静にしな、腕の傷はまだふさがっていないようだぜ」


16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/05(土) 18:31:59.58 ID:fBWD5Ujb0

バゼット「あなたは何者です?」

承太郎「俺は空条承太郎、ガクセーという奴だ」

承太郎(また自己紹介か…やれやれだぜ)

バゼット「まるで学生には見えませんが…私はバゼット・フラガ・マクレミッツ。魔術協会から派遣された魔術師です」

承太郎「…まだ寝ぼけているようだな」

バゼット「いえ、私は正気です。承太郎、なぜあなたはここに?あなたも聖杯戦争に関与しているのですか?」

承太郎(いきなり呼び捨てとはな…)

承太郎「わからねーが、さっきから言ってる聖杯戦争ってのは一体なんなんだ?」

バゼット「…見た限りあなたも只者ではなさそうですね。わかりました、説明しましょう。聖杯戦争とは…」


17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/05(土) 18:37:04.31 ID:fBWD5Ujb0

>>15
すみません
連投して忍法帖レベルが下がるのが怖いので
5分以上経ってから投稿してます


20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/05(土) 18:42:19.66 ID:fBWD5Ujb0

承太郎「…つまり、この街を舞台として魔術師とやらが殺し合いをしているというのか?」

バゼット「ええ、私はサーヴァントを奪われて敗退しましたが」ズキン

承太郎「やれやれ、とんでもねえ話だぜ」

バゼット「承太郎、あなたは気付いたらいつの間にかこの街にいたと言いましたね?」

承太郎「ああ」

バゼット「あなたはサーヴァントではないのですか?マスターは?」

承太郎「知らんな。この街に現れた直後に襲われていた女を助けたが、今思えばあの敵はサーヴァントだったのか」

バゼット「敵?サーヴァントと戦ったのですか!?」

承太郎「サーヴァントかどうかはわからんが、紫の長髪で化け物じみた女だったぜ。ぶっ飛ばした隙に女を連れて避難したが」

バゼット「助けた女性は何者だったんです?その後は?」

承太郎「美綴綾子と言ってたが、あれはただの学生だろう。無事家まで送ったぜ」

バゼット「…」

バゼット(その女性が魔術師じゃないとすれば、マスターによる召喚ではなくに自然に現界した?この男、一体…)


21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/05(土) 18:47:53.12 ID:fBWD5Ujb0

バゼット「承太郎、あなたはこれからどうするつもりです?聖杯戦争に参加するのですか?」

承太郎「さぁな。聖杯とやらに興味はないが…無関係の一般人が巻き込まれるなら話は別だ」

バゼット「だとしたら承太郎、あなたは戦わなければならない。すでにこの街の住人は無自覚に被害を受けている」

承太郎「なんだと?」

バゼット「私も調査の途中でしたが、この街では原因不明の疲労・昏睡事件が広まりつつある。恐らくキャスターの仕業だ」

承太郎「魔術師のクラスとかいうサーヴァントか?」

バゼット「ええ。近接戦闘は不得手だが広範囲の魔術を得意とする。住人から魔力を奪って力を蓄えているのでしょう」

承太郎「このままだとどうなる?」

バゼット「抵抗力の弱い者は最悪の場合、死に至ります」

承太郎「野郎…」ビキビキ

バゼット「あなたはどうするのですか?承太郎」

承太郎「キャスターの野郎をブチのめす。ついでに聖杯とかいう厄介な物もブッ壊す」

バゼット「…わかりました、私も協力しましょう。私もまだ諦めたわけじゃありませんから」

承太郎「やれやれだぜ…」


23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/05(土) 18:53:14.55 ID:fBWD5Ujb0

~翌朝~

承太郎「休息は取れたが腹が空いたな…電気・水道・ガスは通っていても食い物がないとは」

バゼット「仕方ないでしょう、ここには寝に帰るだけだったんですから」

オーイ!ジョウタロウ、イルー?

バゼット「!誰か来たようですね」タッ

承太郎「病み上がりのくせに元気な奴だ」

美綴「あ、承太郎…って誰それ?」

バゼット「あなたこそ誰です?承太郎、あなたは知っていますか?」

美綴「…空条承太郎くん、きみは一晩目を離したスキにもう女を連れこんだのかなぁ?」ビキビキ

承太郎「待て美綴。何か誤解があるようだぜ」


25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/05(土) 18:58:48.88 ID:fBWD5Ujb0

承太郎「…というわけだ」

美綴「なるほど、ここの持ち主さんだったわけか」

承太郎「ああ…」

承太郎(異様に鋭い中段突きが痛かったぜ…)サスリサスリ

バゼット「初めまして、綾子。私はバゼット・フラガ・マクレミッツ。まじゅ…」ムググ

承太郎(こいつイキナリ自己紹介で魔術師とバラそうとしやがった…)

バゼット「承太郎、いきなり何するんですか…!」モゴモゴ

承太郎「静かにしな!一般人に魔術師だなんて言ってどうするつもりだ…!」ヒソヒソ

バゼット「それもそうですね」ヒソヒソ

美綴「??美綴綾子です。初めまして、バゼットさん」

承太郎「ところで美綴、こんな朝早くからどうした?」

美綴「空き家じゃ食べ物もないと思ったからさ、弁当作って持ってきたんだ。空き家じゃなかったみたいだけど」

承太郎「いや、ありがたいぜ。買い置きがなかったからな」

美綴「それはちょうどよかった」


26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/05(土) 19:03:54.63 ID:fBWD5Ujb0

美綴「どう?お弁当」ドキドキ

承太郎「旨いな。その歳でここまでできりゃ大したもんだ」

美綴「ほ、本当?」ズキュゥゥン

バゼット「承太郎、私にも分けてくれませんか」グウゥー

美綴「えっ」

承太郎「ああ。思ったよりも量があるからな」

バゼット「ありがとう」パクパク

美綴「…」ゴゴゴゴゴ

バゼット「ところで承太郎、今日はこの後どうします?」モグモグ

承太郎「まずは昨日のあの場所を調査する」


27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/05(土) 19:09:01.20 ID:fBWD5Ujb0

美綴「え、アイツを探すの?承太郎は当分ここにいんの?」

承太郎「ああ、大家の許可も得たからな」

バゼット「ん?」ガツガツ

美綴「ば、バゼットさんのその腕、大丈夫なんですか?」

バゼット「多少不便ですが問題ないですよ。いずれ知り合いのゴーレム使いに義手を作ってもらいます」

美綴「ゴーレム?」

承太郎「ゴーレムという英国の義手メーカーだ」

承太郎(いちいちヒヤヒヤさせやがる…)

美綴「へ~。話を戻すけど、本当にアイツを探すの?」

承太郎「ああ、通り魔事件の容疑者だからな」

バゼット「ええ、私もその捜査のためにこの街に来たんですよ。これが名刺です」スッ

美綴「あ、ありがとうございます。きれいな名刺ですね~。あ、やっぱり外国語なんだ」

承太郎「そろそろ行くぜ。美綴、お前も学校に遅れないようにな」

美綴「アンタも学生のはずなんだけどね…まぁいいか。学校終わったらまた来るからヨロシク!」


28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/05(土) 19:14:07.78 ID:fBWD5Ujb0

バゼット「承太郎、調査に行く前にあなたに確認しておきたいことがある」

承太郎「なんだ?」

バゼット「あなたが何のサーヴァントなのかは不明ですが、その能力を見せてもらいたい」

承太郎「…いいだろう」

承太郎「スタープラチナ!」ズギュゥゥウン

ズドドドォン!メキメキメキ…

バゼット(!!ひとりでに柱が破壊され、中から出てきた鉄骨が空中で曲がっていく…!?)

バゼット(バカな、あの鉄骨も軽く見積もっても1トン以上はある)

承太郎「こいつはスタンドという超能力だ。早い話が守護霊のようなものだな。スタンドはスタンド使いでなければ見えん」

承太郎「俺のスタンドの名前はスタープラチナ。人型のスタンドで超高速・精密な動きをする」

バゼット「…大体わかりました。戦力としては申し分ないようですね。ですが、柱の修理代はいつか払ってもらいますよ」

承太郎「…」ゴゴゴゴゴ

バゼット(不可視の守護精霊を従えるサーヴァント…?そんなクラスは聞いたことがない)

バゼット(承太郎、あなたは一体?)


30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/05(土) 19:18:38.97 ID:fBWD5Ujb0

~新都~

承太郎「ここが昨日俺が現れた場所、あそこが美綴の襲われていた裏路地だ」

バゼット「何の変哲もない路地ですね」

承太郎「どうかしたか?」

バゼット「…やはり、召喚の儀式の痕跡も何もない。綾子はあなたのマスターではない、ただの学生のようです」

承太郎「そうか。よくわからんが安心したぜ」

バゼット「それだけに謎が深まるばかりですね。サーヴァントがひとりでに現界するだなんて」

バゼット(そもそも今も魔力供給はどうやって?それとも魔力を必要としていない…?)

承太郎「わからんな。土地勘がない分、歩き回って日が暮れちまったぜ。帰るとするか」


31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/05(土) 19:20:44.97 ID:fBWD5Ujb0

~エーデルフェルトの館~

バゼット「綾子はまだ来ていないようですね」

承太郎「学校が終わったらまた来ると言っていたが…」

バゼット「!」キィィィン

承太郎「どうした?」

バゼット「綾子が連れ去られたようです」

承太郎「なんだと!?なぜそんなことがわかる」

バゼット「今朝の名刺は追跡のルーンを刻んだ魔術道具です。念のために渡しておきました」

承太郎(意外と色々考えてるんだな…)

バゼット「説明している暇はありません、急ぎましょう!」


33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/05(土) 19:22:46.02 ID:fBWD5Ujb0

~新都~

美綴「間桐!アンタこんなことして許されると思ってんの?立派な誘拐じゃない!」

慎二「いつまでしらばっくれていられるか見ものだよ。さっさとサーヴァントを呼ばないと酷い目にあうのは自分だぜ?」

美綴「だーかーら!あたしはサーヴァントなんて知らないし、マスターとかいうのでもないんだってば!!」

慎二「あっそ、じゃあいいや。もういい加減聞き飽きちゃったしね。ライダー、昨日の命令を果たすがいいさ」

ライダー「…わかりました、マスター」

美綴「ひっ…」

慎二「ガッカリだなぁ、美綴。もう少し楽しませてくれるかと思ったのにさぁ~。やっぱり僕には敵わないじゃないか」

承太郎「そこまでだぜ、小僧」


34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/05(土) 19:25:42.51 ID:fBWD5Ujb0

~3分前~

承太郎「まだか?バゼット」

バゼット「あと1kmほどです。場所はあの裏路地とそう離れていませんね」

承太郎「ところでバゼット、傷は大丈夫か?」

バゼット「サーヴァントを相手にするのは無理ですが、魔術師相手ならなんとかなるでしょう」

承太郎「そうか。無理はするなよ」

バゼット「ええ」

バゼット「人通りが減ってきましたね…簡単な結界を張ったようです。一般人には本能的にここから離れたいと思わせている」

承太郎「人目を嫌っているということか」

バゼット「実際、一般人が長時間いれば生気を奪われるでしょうね」

承太郎「気に喰わねぇな」

バゼット「見えました!あのビルの脇です!」


38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/05(土) 19:30:51.84 ID:fBWD5Ujb0

承太郎「そこまでだぜ、小僧」

美綴「承太郎…!」

慎二「やっとお出ましかよ。ん?ライダー、どっちがお前の言ってたサーヴァントだ?」

ライダー「長身の男のほうです」

慎二「なんだ、どっちも男に見えるからよくわからなかったよ」

バゼット「…今なんて言いました?」ピキッ

慎二「まぁいいさ、これでやっと僕のほうが優れていると証明できる。ライダー、あのサーヴァントを殺せ!!」

ライダー「了解しました」ヒュオッ

ギャリィィィン

承太郎「!このスピードとパワー、確かに人間じゃねぇな」ズギュウゥゥン

ライダー「やはり不可解な力を使いますね…あなたは」タンッ

バゼット「承太郎!」

承太郎「バゼット、美綴は任せたぜ!俺はあのライダーとかいうサーヴァントを倒す」ドンッ


39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/05(土) 19:35:55.86 ID:fBWD5Ujb0

バゼット「もうあんなに高い所に…」

慎二「ふん、よく見れば女じゃないか。片腕で何ができると思ってるんだろうね。変な動きを見せればこの女の顔に一生消えない傷が残っちゃうよ?」ギラッ

美綴「くっ…」

バゼット「…一つ聞いておきますが、あなたは魔術師ですか?」

慎二「あぁ?今更なに言ってんの?サーヴァントを従えるのが魔術師じゃなくて何だというんだよ」

バゼット「よかった。なら無駄に気を遣うこともありませんね。大人しく綾子を放すほうが賢明ですよ?」

慎二「…ふざけた女だな。惨めな泣き顔をさらす前に名前くらい聞いといてやるよ」

バゼット「私の名前ですか?それなら、綾子が私の名刺を持っていたはずですが」

慎二「名刺?」

バゼット「綾子、少し我慢してくださいね」キュィィン

ピカッッ

慎二「なにっ!?っぐううっ」ビリリリ

美綴「あいッタタタタぁ!?」ビリリリ


40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/05(土) 19:39:40.08 ID:fBWD5Ujb0

バゼット「シッ」ビュオッ

ボキッ

慎二「ぐあぁっ!?うっ腕があぁあ!!」

バゼット「魔術師なら腕が一本折れたくらいでわめかないで欲しいですね。綾子、無事でしたか?」

美綴「う、うん、おかげ様で。ちょっと痺れたけど」

バゼット「あの名刺に刻んだルーンは雷の属性なんですよ。一人前の魔術師なら簡単に察知できる代物ですが」

美綴「なんだかよくわからないけど、バゼットさんってけっこう怒らせると怖いよね?」

バゼット「無礼な男は嫌いですから」ニヤリ

美綴「そこは同感だわ」


41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/05(土) 19:40:55.14 ID:fBWD5Ujb0

ズドオォォォン

美綴「!?今度は何よ!?」

バゼット「あのビルの屋上です!あの光は…ライダーのサーヴァント…まさか!」

慎二「ハァッハァッ…アハハハッ僕のライダーに敵うはずないんだ…ライダーさえいれば…!」ダダダッカンカンカンカン

バゼット「待ちなさい!綾子、あなたは安全な場所まで逃げてください。私はあの男を追います」

美綴「ここまで巻き込んでおいてそれはないでしょ~。あたしも付いて行くからね!」

バゼット「…わかりました。ですが、いざとなったら力ずくでも避難させますよ」

美綴「わかってる」

バゼット「では、行きましょう!」


44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/05(土) 19:43:44.52 ID:fBWD5Ujb0

承太郎「すばしっこい女だぜ…」ズダーン

ライダー「都合よく追ってきてくれましたね。ここなら心おきなく私の宝具を使える」

承太郎「宝具?なんのことだ?」

ライダー「あなたにできることは逃げ惑うことだけです。潔く死になさい」

ライダー「騎英の手綱(ベルレフォーン)!!」

ピカッ
バサッバサッ

承太郎「バカな…ペガサスだと!?」

ギュオアァァァッ

承太郎「ぬうっ!」

ズドオォォォン

ライダー「よく回避しましたね。ですが、それを何回続けられますか?」


47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/05(土) 19:48:47.73 ID:fBWD5Ujb0

承太郎「ぐっ…凄まじいスピードと破壊力だ…!かすっただけでスタープラチナのガードを弾き飛ばすとは…」ドジュウウゥゥ

承太郎(しかも騎兵とは…イヤなことを思い出させやがるぜ…)

ライダー「結局あなたが何のクラスのサーヴァントだったのかはわからず仕舞いでしたが…終わりにしましょう」

ギュオアアァァァッ

承太郎「くっ」

バゼット&美綴「「承太郎っ!」」ダッ

承太郎(後ろか?マズイ、あいつらも射線上にいやがる)

承太郎(ヤルしかないようだぜ…)

承太郎「スタープラチナ・ザ・ワールド!!」

ドォーーーーーーz_________ン

ライダー「」シィーン


53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/05(土) 19:52:02.00 ID:fBWD5Ujb0

承太郎「やれやれ、なんとか2秒止めるのが精一杯ってとこか」

承太郎「オラオラオラオラオラァッ!!」ズドドドドドンッ

承太郎「時は動き出す」

ライダー「ぐううあぅぅぅっ!?」ドギャーン

慎二「ライダー!?そ…そんな…そんな…」

ライダー「う…」スウゥゥゥー

承太郎「次はお前の番だ…覚悟しな」

慎二「こ…この偽臣の書をやるよ。だから助けてくれ」

承太郎「やれやれ、てめーは正真正銘のゲス野郎だぜ…てめーのつけは物では払えねーぜッ!」

承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァーッ!!」ズドドドドドドドドドドド

慎二「ヤッダーバァアァァァァアアアアア」ズドギャーン

-間桐慎二:再起不能(リタイア)-


54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/05(土) 19:58:19.09 ID:fBWD5Ujb0

バゼット「承太郎、今いったい何をしたんです?いつの間にかライダーが倒されていましたが」

承太郎「気のせいってやつだ」

美綴「うっわ間桐の奴、痛そ~。容赦ないねえ承太郎」

承太郎「当然の報いだぜ」

バゼット「…ん?これは…偽臣の書?やはりこの男、本当のマスターではなかったんですね」パラパラパラ

承太郎「偽臣の書とは?」

バゼット「サーヴァントへの命令権を、本来のマスターから別の者へ一時的に譲渡するための魔術道具です」

バゼット「しかし誰がなぜこんな小悪党にサーヴァントを…」

ウ~ウ~ウ~ピーポーピーポー

承太郎「騒ぎに気付いてケーサツやら消防やら駆けつけてきたようだな。ズラかるぜ」


57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/05(土) 20:01:55.04 ID:fBWD5Ujb0

~エーデルフェルトの館~

承太郎「慌ただしい一日だったぜ。っぐっ…」

美綴「あ、ゴメン。もう少しで消毒終わるから」

バゼット「今回はなんとか撃退できましたが、承太郎。あなた、ライダーに止めを刺しませんでしたね?」

承太郎「…」

バゼット「見せたほうが早いですね。私がなぜ偽臣の書を持ち帰ったかわかりませんでしたか?出てきなさい、ライダー」

スウゥゥゥー

ライダー「っく…ハァ…ハァ…」

美綴「うわっまた!?」

バゼット「話をするのも辛そうですね。僅かですが魔力を供給してあげましょう」キイィィィン

ライダー「ハァ…とりあえず礼を言っておきます」

承太郎「大丈夫なのか?」

バゼット「あなたと戦える力などありませんよ。今なら私でも難なく倒せるでしょう」


62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/05(土) 20:09:52.55 ID:fBWD5Ujb0

バゼット「ライダー、あなたに聞きたいことがあります。綾子、あなたには後で事情を説明しますので今はただ聞いていてください」

美綴「…わかった」

ライダー「…」

バゼット「あなたの本当のマスターは誰ですか?」

ライダー「…」

バゼット「言いたくないようなら質問を変えます。そのマスターは慎二とやらに悪事を働かせるためにあなたを譲渡したのですか?」

ライダー「いいえ」

バゼット「では、なぜ譲渡したのです?」

ライダー「…戦いを拒否したからです」


63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/05(土) 20:14:19.67 ID:fBWD5Ujb0

バゼット「なるほど。最後に一つ。あなたがマスターのもとに戻ったら、また人を襲うように命令されるのですか?」

ライダー「そんなことはあり得ない。マスターはそのような命令はしない」

バゼット「だそうです。どうします?承太郎」

承太郎「なぜ俺に聞く?」

バゼット「ライダーと戦って勝ったのは承太郎、あなただ。生殺与奪の権利はあなたにある」

承太郎「いいんじゃねぇか。その偽臣の書とやらから解放してやって」

バゼット「そうですか。あなたがそう言うなら仕方ありませんね」ボウッパチパチパチ…

バゼット「これで令呪は元のマスターに戻ったはずです」

承太郎「一つ忠告しておくぜ」

承太郎「またてめーとマスターが一般人に危害を加えるようなことがあれば、その時はもう容赦はしねえ」


67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/05(土) 20:22:53.73 ID:fBWD5Ujb0

ライダー「マスターに伝えておきましょう。…私からもあなたに聞きたいことがある」

承太郎「言ってみな」

ライダー「なぜ私を殺さなかったのですか?」

承太郎「さあな…そこんとこだが俺にもようわからん」

ライダー「…わかりました。ありがとう、承太郎」スウゥゥゥー

承太郎「フン、帰ったようだな」

バゼット「わからないと返答したのに、わかりましたとは不可解ですね」ニヤニヤ

美綴「ありがとう、承太郎。だってさ~」ニヤニヤ

承太郎「やかましいぜ。疲れたから俺は寝る。バゼット、美綴を家まで送ってやりな」

バゼット「では綾子、行きましょうか。ここまで巻き込まれた以上、帰り道でこれまでの経緯を説明します」

美綴「わかった。じゃあまたね、承太郎」

承太郎「やれやれだぜ…」


-ジョジョの奇妙な聖杯戦争-
To Be Continued...


70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/05(土) 20:25:41.99 ID:xfc5TwI80

  /└────────┬┐
. <   To Be Continued... | |
  \┌────────┴┘


77: >>1 2013/01/05(土) 20:36:28.24 ID:fBWD5Ujb0

白状しておきますが、
>>1はFate本編とhollow以外の派生作品はノータッチです…もちろんZeroも
美綴のキャラとかもうろ覚えでスゲー不安なまま書きました
全てにお応えできるかわかりませんが、いろいろご意見ありましたら以下にぜひお願いします


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