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ドラッグ オン ドラグーン3 討鬼伝

律「ん?梓から電話?」





1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 08:49:06.93 ID:awrcmfBI0

注意

・百合です

・亀ペースです




元スレ:ttp://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1354/13546/1354664946.html

2VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 09:02:45.02 ID:awrcmfBI0
律「珍しいな。なんだろう?」ピッ

律「もしもーし」

梓『あ、律先輩。今お電話大丈夫ですか?』

律「おう、良いぞー。どうしたー私の声が聞きたくなったのかー?」

梓『いいえ、違います』

律「…少し傷ついたぞ」

梓『そうじゃなくて、律先輩に相談したい事があるんですが』

律(梓が相談って事は引退後の部活の引き継ぎとかかな?)

律「なんだ梓もようやく私の部長としての凄さが分かったか」

梓『いいえ、まったく。それに部活の事じゃありません』

律「おい!って部活じゃない?勉強の事だったら澪かムギの方が良いんじゃないか?」
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 09:19:46.81 ID:awrcmfBI0
梓『あの、そうじゃなくて…律先輩一人ですか?』

律「ん?一人だけど、何か言いにくい事なのか?」

梓『その…唯先輩の事なんですが……』

律「ああ、唯?唯がどうかしたのか?」

梓『わ、私、唯先輩の事が好きなんです』

律「んん?私も好きだぞ?」

梓『あの…そういう好きじゃなくて…お、お付き合いしたいというか……』

律「はあ!?」

梓『ちょっ、声大きいです』キーン

律「あ、ご、ごめんちょっとびっくりして……」

梓『それで、その…私どうしたら良いんでしょうか…?』

律「は!?いやいやいや。私に分かる訳ないじゃん!!そういうのはムギの方が…」

梓『え?でも律先輩と澪先輩付き合ってるんじゃ…?』

律「な!?み、澪とつつつ、付き合う!?///」

梓『ですから声が』キーン
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 09:34:25.37 ID:awrcmfBI0
律「ああ…ってな、何で私と澪が付き合ってる事になってるんだよ!?」

梓『だっていつも一緒にいますし仲だって良いじゃないですか』

律「そ、そりゃあ仲は良いけど澪はそんなんじゃねーし///大体女同士とありえ…あっ」

梓『……そうですよね』

律「あ、いや違うぞ!今のはちょっと混乱したっていうか」

梓『いえ、いいんです…私が勝手に律先輩達の事を勘違いしてただけで…普通ありえないですよね……』

律「だ、だから…」

梓『それでは失礼しました……』

律「ちょっ、ちょっと待て梓!」

梓『……何ですか』

律「あ、あのさ…前にムギが言ってたんだけど…その、本人同士が良ければその…同性でも良いんじゃないかな…」

梓『でも…今ありえないって』

5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 09:47:07.98 ID:awrcmfBI0
律「いや、今のはいきなりだったからビックリしてさ」

梓『……』

律「えっと…それに私じゃ力になれないかもしれないけど話を聞く事くらいなら出来るし」

梓『でも……』

律「ほら、話すだけでも少しは楽になるかもしれないだろ?」

梓『……はい』

律「それで…あー、唯のどんな所が好きになったんだ?」

梓『……』

律「あっ、言いにくい事だったらムリしなくて良いぞ?」

梓『いえ、大丈夫です…』
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 10:13:04.06 ID:awrcmfBI0
梓『元もと入部前から憧れはあったんです…。新歓ライブでカッコ良いなって思って……』

律「うんうん(そういえばそんな事言ってたな)」

梓『実際会ってみたら練習しないし変なあだ名で呼ぶしすぐ抱き着いて来るし危なっかしくて目が離せない先輩で』

律「あー」

梓『でも初めての合宿では私達が眠った後に練習してたり、いつもふわふわしてるのにちゃんと皆の事考えてたり。だんだん唯先輩のペースにに乗せられるのが楽しくなって…』

律「…うん」

梓『先輩達が卒業されて新入部員も入って』

梓『新しいバンドも先輩方に負けない位になるまで唯先輩に会わないって決めてたんですけど』

律「うん」

梓『メールや電話でやり取りしているうちにどんどん唯先輩の存在が大きくなって…気付いた時にはもう……』

律「そっか……」

梓『学園祭まではあまり考えないようにしてたんですが部活を引退して時間が出来たらどうしても抑えきれなくて』

梓『受験もあるしこんなんじゃ駄目だって分かってるんですけど…私、もうどうしたら良いか分からなくて!!』ポロポロ

律「あ、梓!?」

梓『……スミマセン。でも私が知らない所で唯先輩が誰かと付き合ったりするんじゃないかと思うと私、不安で……』グスッ

7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 10:30:27.95 ID:awrcmfBI0
律「……」

律(ここで『唯が誰かと付き合ってるって話は聞いた事ない』って言う事は出来るけど、多分そういうのを求めてるんじゃないんだよな……)

梓『それで律先輩達の時はどうされたのか相談しようと思って……』

律「あ…」

梓『本当にすみませんでした。その…てっきりお二人はそういう関係なんだとおもいこんでたので……』

律「ま、まあ、その事はもういいけど…梓自身はこれからどうしたいと思ってたんだ?やっぱり告白するのか?」

梓『告白…分かりません。もし告白して嫌われて…その事でバンドに迷惑がかかったらと思うと……』

律「唯は告白した位じゃ嫌いになったりしないって。それに私達の事も気にするなよ、ムギはもちろん澪も初めは驚くかもしれないけど分かってくれるって」

梓『それでも、たとえ皆さんが気にしなくても私自身が耐えきれる自信がないんです……』

律「あ…」

梓『このまま言わないでおくのか気持ちを伝えるかはもう少しだけ考えてみます……』
8VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 10:41:51.80 ID:Bvsqf2Hzo
唯梓なら超支援!
唯かませにしての律梓という不安が・・・
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 10:44:01.67 ID:awrcmfBI0
律「梓…ごめんな力になれなくて」

梓『いえ、いいんです。本当に話を聞いてもらえただけすごく楽になりました』

律「結局私は役に立てなかったけど、澪やムギにだってもっと頼って良いんだぞ。梓は私達にとってたった一人の可愛い後輩なんだからな」

梓『……はい』

律「あー…それと、こんな事言っても気休めにしかならないかもしんないけど、唯はあんな性格だから皆にべたべたするけどやっぱり梓の事は特別だと思うぞ」

梓『そ、そうですか』

律「あ~梓からは見えないかな。唯が梓に抱きついてる時の幸せそうな顔」

梓『えっ///』
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 10:51:01.70 ID:awrcmfBI0
律「とにかく唯だって私達以上に梓の事は気にかけてるからさ」

梓『…はい』クスッ

律「おお!!今日はじめて笑ったな?」

梓『ふふ…だって私も律先輩と澪先輩がそう見えたから相談したんですけどね』クスクス

律「な!?か、からかうなよ///」

梓『でも今日は本当にありがとうございました』

律「あーまた何かあったらいつでも連絡して良いからな」

梓『はい、それでは失礼します』

律「おう」ピッ
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 11:01:05.23 ID:awrcmfBI0
律「…ふう」

律(音楽の世界じゃ同性愛者がたまにいるっていうけどいざ身近に現われるとどうしていいか分かんないな)

律「そ、それにしても梓のやつ私と澪がつ、付き合ってるだなんて」ブツブツ

澪「律と私が何だって?」

律「うお!?」ビクッ

澪「な、何だよ。驚きすぎだろ」

律「い、いつからそこにいた!?」ドキドキ

澪「いつからって、たった今だけど」

律「きゅ、急に話かけるなよ!」

澪「急って律がうわの空で一人ブツブツ言ってたから私に気付かなかっただけだろ?」

12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 11:10:18.08 ID:awrcmfBI0
律「だ、大体なんで澪がこの部屋にいるんだよ!?」

澪「律……ここ私の部屋なんだけど」

律「………あ」

澪「何で律が私の部屋にいるのかな?」ニッコリ

律「えーっと今日の講義早く終わったから澪しゃんの秘密を探ろうかな~なんて…あはっ☆」

澪「りーつ♪」

ゴツン!!

律「いって~」サスサス

澪「自業自得だ!バカ律!」

律「ううっすみません」
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 11:20:51.42 ID:awrcmfBI0
澪「まったく、人の部屋散らかして」ガサガサ

律「……」ボー

─律先輩と澪先輩付き合ってるんじゃ?─

律「はっ」ブンブン

律(うう…梓が変な事いうから落ちつかない……)

澪「律」

律「え!?な、何?」ドキドキ

澪「いや、見てないで手伝えよ。律が出したんだろ」

律「ああ…ご、ごめん」ガサッ

澪「まったく」

律(だ、だめだ。今日は早く自分の部屋に戻ろう…)

澪「よし、こんなもんかな?」

律「そ、そうだな!綺麗になった!」

澪「そもそも律が散らかさなきゃ片付けなくても良かったんだぞ」

律「まあまあ」
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 11:27:48.43 ID:awrcmfBI0
澪「……」ジー

律「……えーっと、それじゃあ私はこの辺で……」

澪「あ、そうだ」

律「な、何」

澪「この前律が好きそうな曲見つけたんだけど」

律「え、どんなの」ガバッ

澪「んー。どこだったかな…」

律「聞きたい!聞きたい!」

澪「ちょっとまってよ」

律「はーやーくー」ワクワク

澪「ん…あった」

律「おお~……」

 
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 11:36:46.32 ID:awrcmfBI0
律(ってしまったああああ!!!!自分で帰るチャンスのがしたああああ!!!!)

澪「ほら、律」スッ

律「ん?」

澪「いや、聞きたいんだろ?」

律「あ~。そうそう…あれ?」

澪「どうした?」キョトン

律「イヤホン片方しかないけど……」

澪「ああ、私も聞きたいんだよ」

律「い、一緒に!?」

澪「なんだよ、いつもの事じゃないか」

律「あ、あ~そうそう…いつもの事、いつもの事……」

澪「変な律」

律「よ、よ~し。じゃあさっそく聞こうぜ!!」アセアセ
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 11:47:49.81 ID:awrcmfBI0
澪「……あのさ律、聞くのは良いけど何でそんなに離れてるんだよ」

律「えっ、そ、そうかな?」ドキッ

澪「イヤホン取れちゃうだろ。もっとよれよ」

律「あ~ごめんごめん」スッ

澪「?じゃあ掛けるぞ」

律「お、おう」ドキドキ

澪「~♪」

律「……」ドキドキ

律(うう…曲がまったく頭に入ってこない……)

澪「~~♪」
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 11:58:48.75 ID:awrcmfBI0
律「……」ジー

律(改めて見るとやっぱ澪きれいだよなぁ)

律(性格だって恥ずかしがり屋の怖がりで可愛いのにベースを弾いたり歌ってる時はカッコ良いんだよな。笑った時の顔なんて……って何だよ可愛いとかカッコ良いって!!///)ブンブン

澪「ほら律、ここの所…って律!?」

律「ふぇ?///」

澪「どうしたんだよ!?顔、真っ赤だぞ!?」

律「ええ!?なんでもない!なんでもない!!///」

律(や、やばい。なんとかごまかさないと!)

澪「な、なんでもないって……」

律「そ、そうだ!!」
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 12:11:19.67 ID:awrcmfBI0
律「あ…いや~、やっぱり風邪っぽいかも……」

澪「お、おい大丈夫か?」スッ

律「えっ?」コツン

澪「んー。今の所熱はあんまり無いみたいだな」スッ

律「~~~っ///」

澪「律?どうかしたのか?」

律「こ、こここ子供じゃないんだからおでこで熱計らなくていいだろ!?///」

澪「なんだよ、仕方ないだろ近くに体温計も無かったし」

律「うう…もういい…部屋に戻るよ……」

澪「あ、ちょっと」

律「…何?」

澪「律の部屋、どうせ散らかってるんだろ?」

律「まあ…?」

澪「だったらここで休んでいけよ」

律「はあ!?」
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 12:31:47.34 ID:awrcmfBI0
澪「家じゃないんだから一人で部屋にいるより近くで誰か見てた方が良いだろ?」

律「で、でも澪に悪いよ…それに風邪が移ったら大変だし(風邪なんか引いて無いけど……)」

澪「まったく…勝手に人の部屋に入るような奴が何言ってるんだ」

律「う、いや、でも…何で今日に限って」

澪「心配なんだよ!」

律「えっ!?」ビクッ

澪「律は…大した事ない時は大げさに騒ぐくせに、本当に辛い時や悩んでる時はすぐ隠そうとするんだ……」

律「そ、それは……」

澪「と、とにかく律の事はほっとけないんだよ」

律「澪……」

澪「…ほら、そこに横になって」

律「う、うんありがとう」
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 12:44:58.03 ID:awrcmfBI0




澪「律、寒くないか?」

律「うん(まあ風邪引いてるわけじゃないし…)」

澪「もし寒くなったら言うんだぞ?」

律「だ、だいじょうぶ」

澪「……」

律「どうした?」

澪「いや…こうしてると二年前を思い出すなって……」

律「……あれからもう二年か。あの時は学園祭前なのに風邪引いちゃって……」

澪「大事な時期に唯にも風邪移しちゃったしな」

律「うう…すみません」

21VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 12:48:25.79 ID:awrcmfBI0
澪「……律とケンカしてみんなに心配かけたし」

律「……うん」

澪「でも、そのおかげで私達…みんなの絆も深まった」

律「……そうだな」

澪「でも……」

律「ん?」

澪「やっぱり律は元気じゃないと私の調子も狂っちゃうよ……」

律「……澪」

澪「なんてな……」

律「……」
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 12:55:26.29 ID:awrcmfBI0
澪「さてと」スッ

律「澪?」

澪「ん、ちょっと風邪薬と律の部屋から着替え持ってくる」

律「い、いいよ」

澪「いいから。律はおとなしく寝てるんだぞ」

律「あ……」

バタン





律「はぁ、まいったな……」

律(何でこんな事になったんだろ。大体、梓のせいで変に澪の事意識して……)

律「うぅ…もう分かんないよ……」
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 13:20:51.08 ID:awrcmfBI0
─こうしてると二年前を思い出すな─

律(…学園祭の時か。あの時は何でケンカになったんだっけ…確かに楽器屋での事もあるんだろうけど……)

─私の知らない所で唯先輩が誰かと付き合ってたりするんじゃないかと思うと私、不安で─

律(そうだ…あの時は澪と違うクラスになって私の知らない所で澪と和が仲良くなった事が不安で………嫉妬したんだ)

律「……嫉妬ってなんだよ…和相手に」

律(クラスが変わって『淋しくなったらいつでも遊びにきていい』なんてからかったけど、本当は澪と離れて淋しかったのは私の方だったんだ……)

律(それなのに澪とケンカして風邪まで引いて皆にも迷惑かけて。……それでも澪は私の所に来てくれて…澪の声を聞いて、澪に触れて…私は……)

律「はは…何だよこれ…これじゃまるで」

律「私……澪の事が…」

律「好きみたいじゃないか……」

律(私はバカだな…後輩に言われるまでこんな事にも気付かないなんて……)

律(梓は…ずっとこんな気持ちで一人悩んでたのか…強いな、梓は……)

律(私は…私だったら……)

律「澪」



24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 13:29:16.54 ID:awrcmfBI0


カチャ

澪「律、薬もらって…律!?」

律「…みお」ポロポロ

澪「ど、どうしたんだ!?どこか痛いのか!?」ガバッ

律「うっ…みお~…ひっく」グスッ





澪「少しは落ち着いたか」ナデナデ

律「ん」ギュッ

澪「………」

律「……何で泣いてたのか聞かないのか?」グスッ

澪「聞いてほしいのか?」

律「……」フルフル

澪「じゃあ聞かないよ……」
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 13:39:11.66 ID:awrcmfBI0
律「……でも」

やっぱり私には梓みたいに耐えきれない

澪「うん?」

澪相手に隠しきれない

律「澪には私から言わなきゃいけないんだ」

自分の気持ちに気付いたから

澪「律?」

私から伝えたい

律「ごめん…あの時みたいに手、にぎって?」

梓にはみんな分かってくれるなんて言ったけど

澪「い、良いけど……」ギュッ

やっぱり怖いな

律「澪…私…」

澪の事が

澪「り…つ…?」

誰よりも

律「澪の事…」

大好きだから



26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 13:45:56.70 ID:awrcmfBI0



数日後

梓「あ、律先輩から電話?」ピッ

梓「はい、もしもし?」

律『お~!梓、いま大丈夫か?』

梓「はい、大丈夫ですけど」

律『あのさ、言うの遅くなっちゃったけど』

梓「はあ」

律『私、澪と結婚すっから!!』ジャジャーン

梓「はあ!?」
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 13:58:41.86 ID:awrcmfBI0
律『いや~。流石に私もお義父さんとお義母さんの所に挨拶に行くのは緊張したよ。まあそれで連絡遅れたんだけどな!』

梓「ちょ、ちょっと!?」

律『ああ、ちなみに言葉じゃ分からないかもしれないけど、お義父さんとお義母さんって義理のって事だからな?』

梓「あの、何の話か……」

律『いや~。行ったはいいけどお義母さんから”あら、りっちゃんいらっしゃい”とか言われると切り出しにくくてさ~』

梓「り、律先輩!!」

律『うん?』

梓「ちょ、ちょっと落ち着いて順を追って説明して下さい!!話が急すぎて訳が分かりません!!」

律『あ、ごめんごめん』

梓「一体なにがあったんですか!?」

律『えっと実はあの後さ……』
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 14:10:36.40 ID:awrcmfBI0



律『…という訳なんだ』

梓「はあ、じゃあ結局澪先輩に告白されたんですね」

律『ああ!梓のおかげで自分の気持ちに気付いたよ!!』

梓「それは良かったですけど、その…何て告白されたんですか?」

律『え…そ、それはもうビシッと私の嫁に来い!!みたいな……』

梓「かなり飛びすぎですけど凄いですね…(でもうらやましい…)」

律『ま、まあ私くらいになるとこれくらい……』

梓「…律先輩…やっぱり私も唯先輩に気持ちを伝えたいです」

律『分かってるって!だから今度は色々アドバイス出来るし』

梓「ほ、本当ですか!?」

律『もっちろん!!』
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 14:21:55.82 ID:awrcmfBI0



その後私は律先輩からアドバイスという名のノロケ話を聞かされるという拷問を受け、解放されたのは実に八時間後の事だった。



が、その直後澪先輩から電話が入り『梓のおかげで』と御礼……という名のノロケ話をさらに八時間聞かされついに力尽きた………
そして……


次の日

梓「うーん…り…つ…み、お…りつ…みお、こわ…い」ブツブツ

……ゃん…あずにゃん……

梓(ああ、この声は…唯先輩……)
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 14:30:44.78 ID:awrcmfBI0
梓「うう…唯せんぱ…い」パチ

唯「ああ!あずにゃん!!目がさめたんだね!!」ダキッ

梓「ゆゆゆ、唯先輩!?///」

唯「良かったよぅあずにゃん」ギュッ

梓「ど、どうしてここに!?」ドキドキ

唯「あのね、憂から連絡があってあずにゃんが倒れて学校休んじゃったって…私、心配になって」

梓「…唯先輩」ギュッ

唯「でも良かった。あずにゃんの目がさめて」

梓「心配かけてすみませんでした……」ドキドキ
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 14:39:26.48 ID:awrcmfBI0
梓「あ…そういえば、お母さんはどこに……」

唯「あっ、あずにゃんのお母さんならたった今飲み物買って来るって出かけちゃったよ」

梓「そ、そうですか」ドキドキ

梓(という事は唯先輩と二人っきり!?これってチャンス!?)

唯「あずにゃん、どうかしたの?」

梓「い、いえ、なんでもありません」ドキドキ

梓(うう、どうしよう。どうしたら良いんだろう)

?『…さよ…梓よ…』

梓(こ、この声は…!!)
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 14:51:10.94 ID:awrcmfBI0
律『梓よ!決してあきらめるな。今こそ私が授けた”弱っている自分を見せて相手を落とす”を使うのじゃガオ~~~ン』

梓(ライオ…律師匠!ありがとうございます!!)

梓「ゆ、ゆい先輩」ウルッ

唯「あ、あずにゃん!?」ドキッ

梓「唯先輩…私、私…」ヨロッ

唯「あずにゃん…///」ドキドキ

梓(あれ…でもこれからどうすれば…ああ、何も考えてなかった!えーっと、どうしよう、どうすれば…確か律先輩は……)

梓「唯先輩!!私と結婚して下さい!!」

梓「………」

唯「………」

梓「………」

33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 15:05:52.62 ID:awrcmfBI0
梓(しまったあああああ!!わ、私何て事を!!何で律先輩の言う事なんか真に受けて、け、結婚だなんて……)

唯「……はい///」

梓「ち、違うんです!!今のは…えっ?今…何て…?」

唯「私も…あずにゃんと結婚したいよ?///」

梓「う…そ…。本当ですか?」

唯「///」コクリ

梓「や…やっt」
紬「ブラボー!おお…ブラボー!!」パチパチ

梓「ムムム、ムギ先輩!?いつからそこに!?」

紬「うふふ…そこに百合があれば私はあらわr」
律「いや、最初から皆で見舞いに来ただけだろ!!」

澪「こここ、公開プロポーズ///」

梓「り、律先輩に澪先輩も!?」

34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 15:17:56.17 ID:awrcmfBI0
紬「唯ちゃん良かったわね~」

唯「えへへ。てれますな~///」

律「いや~でも、私たちに気付いて無いみたいだったけどまさかプロポーズとはな~。ちなみに私はテレパシーとか使えないから。ガオ~~~ン」

澪「あのな梓、唯、私が言うのもなんだけど、結婚はちゃんとお付き合いしてからだな…///」

梓「わ、私…みなさんの前で何て事を…///」

唯「でも私は嬉しかったよ?あずにゃん!」ダキッ

紬「ヒューヒュー♪」

律「おお~。お熱いですな~」

澪「で、でも本当にどうしていきなりプロポーズだったんだ?」

梓「だ、だって律先輩も澪先輩にビシッと嫁に来いって言ったって聞いてたので…」

律「あ、梓!?///」
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 15:31:05.28 ID:awrcmfBI0
澪「律?律は手を握って泣きながら『好きですこれからもずっと隣にいて下さい』って///」テレテレ

律「///」

梓「な!?聞いてたのと全然違うじゃないですか!?」

律「まあまあ…うまくいったんだから良いじゃん」

唯「そうだよあずにゃん。わたし凄く嬉しいよ」

梓「う…は、はい///」

紬「二人とも本当に良かったわね~」

澪「ああ、そうだな」

唯「うん!私、幸せだよ!!」

律「でもまあ、私と澪には敵わないけどな」フフン

唯「む!そんな事ないもん!!」

律「私達なんて今日ここに来る前まで二人ベットでにゃんにゃんして…」ゴツン
澪「は、恥ずかしい事いうな!///」

紬「kwwsk」
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 15:32:42.03 ID:awrcmfBI0
しくった
最後

紬「kwwsk」
37VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 15:34:19.49 ID:awrcmfBI0
またミス…もういいや
38VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 15:44:59.67 ID:awrcmfBI0
唯「む~。悔しいよう…あずにゃん!!」

梓「は、はい」

唯「しよう!すぐ!今!ここで!!」

梓「な、ななななに言ってるですか!?///」

唯「だってあずにゃん…私たちもう恋人なんだよ?ここは恋人の部屋、そして彼女はベットの上…ねえ良いよね?」

梓「唯先輩……って皆さんがいるんですよ!?///」

紬「私達の事は気にしないで!!」

律「おい澪!私達も負けてられないぞ!!」グイッ

澪「り、律!?ちょ、ちょっと待って!?」

紬「キマシ!!」
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 16:01:24.63 ID:awrcmfBI0
唯「ねえ、あずにゃん。あずにゃんは気付いて無かったかもしれないけど、私もあずにゃんの事ずっと好きだったんだよ?だから私ガマンなんて出来ないよ」

梓「う…ず、ズルいです…そんな事言われたら、私…///」ドキッ

紬「二兎を追うもの一兎をも得ず」ブツブツ

紬(ふふふ…冷静に、冷静に考えれば簡単な事よ…紬。唯梓・律澪…確かにどちらも捨てがたいわ…でも今選ぶべきは………唯梓!!これしかないわ!!)

紬(さっきのりっちゃんの話から分かるように、澪ちゃんというキャンパスはすでにりっちゃん色に…律色に染められているわ!方や梓ちゃん!唯ちゃんと梓ちゃんはまさに今、付き合い始めたばかり!!)

紬(それはつまり、誰の足跡も付いて無い梓ちゃんという雪の上を唯ちゃんが足跡を残す瞬間!!……プライスレス!!)

紬「うふ…うふふふ……」ウットリ
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 16:19:13.79 ID:awrcmfBI0
律「み~お~」

澪「だから待てって言ってるだろ」キリッ

律「み…お…?」ドキッ

澪「朝は律に散々可愛がられたからな。今度はたっぷりお返ししてやるよ」ニッコリ

律「ふぇ///」グイッ

紬「なん…だと…?」

紬(ま、まさかの澪律!?あの恥ずかしがり屋の澪ちゃんが!?これが普段、幼馴染のりちゃんにしか見せない顔なの!?)

紬(そしていつもは元気いっぱいで澪ちゃんを引っ張っていくりっちゃんが、その澪ちゃんのてによって女に変えられていく!?ギャップ萌!!……プライスレス!!)

律「や、やだ…はずかしいよ、みお…///」ドサッ

澪「大丈夫だよ、律。私、律のためだったら何だって出来るよ。律もそうじゃないのか?」

律「みお…うん…私も、だよ///」

律「でも、ちょっと怖いから優しく、ね///」チュッ

澪「ふふ…あたり前だろ」キリリッ

紬「うわああああああ!!!!」ガクガク
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 16:25:43.25 ID:awrcmfBI0


─紬は
どちらかを選ぶ事が出来なかった…
ゲルとタクアンの中間の生命体となり永遠にマンボウのマネを続けるのだ
そして両方見たいと思っても見れないので
─そのうち紬は考えるのを止めた。



梓母「ただいま~」

律澪唯梓「!!!!」

紬「」
42VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 16:40:28.84 ID:awrcmfBI0



その後、謀ったかのようなタイミングで帰って来た母が部屋に入る前になんとか乱れた服装をただし私の貞操は守られた。
が、すでに第1R突入していた律先輩は、着替えは間に合ったがイク寸前だったらしく、強引に夕食に誘った母によってその後二時間寸止め状態で顔を赤くしてモジモジしていた。
さらに澪先輩も完全にスイッチが入っていたらしく、早く続きがしたいのかソワソワしながら時々律先輩に言葉責めをしたりテーブルの下でモゾモゾしていたが、私にノロケ話し(計十六時間)を聞かせた罰があたったと思い二人とも放置しておいた。
あとムギ先輩は普通に庶民の味に舌つづみを打っていた。
そして…
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 16:51:53.93 ID:awrcmfBI0

数日後・平沢家

梓「ええ!?ムギ先輩とさわこ先生付き合ってたんですか!?」

律「やるな~さわちゃん」

唯「全然気付かなかったよ~」

澪「い、いつのまに…」

紬「私、教師との禁断の恋に落ちるのが夢だったの~」

さわ子「ム、ムギちゃん!?何で今さらっとみんなに話しちゃったの!?///」ガタッ

紬「…もうすぐ終わるから今のうちにって」

さわ子「な、何が!?」

律「まあまあ、さわちゃんも自主規制歳にしてようやく春が来たから良かったじゃん!」

さわ子「ああ!何か言った?」ギロッ

律「ナンデモナイデス」ガタガタ

澪「」
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 17:02:54.68 ID:awrcmfBI0
梓「相変わらず凄い迫力ですね……」

唯「う、うん」

紬「あら、そんな事無いわよ?ベットの上じゃとってもかわいいの」

さわ子「ム、ムギちゃん!?///」

紬「あら、でも大事な事ですもの。さわ紬じゃなくて紬さわね、紬さわ」

律「ああ、大事な事だから」

澪「二回か」

紬「昨日だって愛し合った後『私、もうムギちゃん無じゃ生きていけない』って言ってくれたの~」

さわ子「ギャーッ!?///」

梓「うわぁ…」

唯「へ、へ~」

律「澪…私だって澪なしじゃ生きていけないよ」キリッ

澪「律///」キュン

いちゃいちゃ
45VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 17:18:09.19 ID:awrcmfBI0
梓「うわぁ…」

唯「また始まったよ…」

梓「あ…もうキスだけで澪先輩立てなくなってますね」

唯「そしてそのまま…あ~あ、何で人の部屋で始めちゃうかな」

梓「唯先輩がそれを言いますか」

唯「あの時は最後までしてないし恋人の部屋だったもん」

梓「じゃあここは恋人の部屋だから良いですよね」グイッ

唯「あ、あずにゃん!?///」ドサッ

梓「ふふ…」

さわ子「……」チラッ

紬「さわ子先生」ギュッ

さわ子「ムギちゃん///」ギュッ


憂「私、空気……」


その後、律先輩と澪先輩が結婚し、私と唯///、ムギ先輩とさわ子先生が続き
憂は和先輩と、菫は奥d…直と、純はあずにゃん2号(仮)とそれぞれ幸せに暮らしました


・おわり
46VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 22:20:47.04 ID:MIB8kASW0

最後さり気に淋しい一人くらしのOLみたいなのがいるけどおもしろかったよ
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