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ドラッグ オン ドラグーン3 討鬼伝

【SS】スネーク「メタル……ギア……」シンジ「……エヴァですけど」



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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 16:38:38.17 ID:RLEKpq+M0

・書き溜め放出
・メタルギアは2以降、サニー救出後
・エヴァは破の途中、アスカ合流後

元スレ:ttp://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1359/13592/1359272318.html

2VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 16:39:19.61 ID:RLEKpq+M0



スネーク「それで、今回潜入するその……」



オタコン「国連特務機関ネルフ」



スネーク「そう、そのネルフには、本当にメタルギアがあるのか?」



オタコン「それを確かめるのが君の仕事さ」



スネーク「またタンカーの時のような罠は御免だぞ」



オタコン「大丈夫。少なくともネルフ本部じゃ、巨大な兵器を保有してるみたいだからね」



スネーク「なるほど」



オタコン「しかもサニーの調べたところ、どうやらその兵器は人型らしいんだ」



スネーク「一気に話がきな臭くなった」



オタコン「あっはは。でもネルフはそこいらの民間企業じゃない、トップシークレットの特務機関だ。サニーもハックするのには苦労したと言っていたし、何もないとは思えない。フィランソロピーの一員としては、放っておく訳にはいかないだろう?」



スネーク「………」



オタコン「それに、僕も興味があるしね!日本の巨大人型兵器なんて、ワクワクしないかい!?」



スネーク「……はぁ」




3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 16:40:22.79 ID:RLEKpq+M0



ミサト「それでリツコ、来週ここに来るその……」



リツコ「イロコィ・ブリスキン工学博士」



ミサト「何しに来るのよ?」



リツコ「エヴァの使用する兵装の開発の為だそうよ。現在のものより、より現場に合ったものにする為の研修らしいわ」



ミサト「ふぅん……誰が迎えに行くの?」



リツコ「アナタよ。あと、エヴァのパイロットにも会いたいそうよ」



ミサト「聞いてないわよそんなの……指揮官に案内させるなんて、上はなにを考えてるの?」



リツコ「さぁ?」




4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 16:41:30.99 ID:RLEKpq+M0



――ネルフ本部



ミサト「……で、こちらが初号機パイロットの……」

シンジ「碇シンジです」



スネーク「よろしく、ブリスキンだ」



ミサト「ええっと、まずは……」



スネーク「例のエヴァンゲリオンを、この目で拝見したい」



ミサト「分かりましたっと……シンジ君、ちょっと……」 ガシッ ズルズル



シンジ「え?ちょっとミサトさん!?」



ミサト「……ゴメンねシンジ君、あとよろしく……!」 ヒソヒソ



シンジ「……えぇ!?そんな!僕に任せて良いはずが……!?」 ヒソヒソ



ミサト「……仕方ないじゃない!他の仕事が山積みだし!あの髭面、加持君みたいでヤダし……!」 ヒソヒソ



シンジ「……どっちかと言えば父さん似……」 ヒソヒソ



ミサト「ええい命令よ!……それじゃ博士、あとはこの子が案内しますので!」



スネーク「ああ」



ミサト「頼んだわよシンジくぅ~ん!」 タッタッタッ



シンジ「そんな……ミサトさん……」



スネーク「………」



シンジ「………」



スネーク「頼んだぞ、シンジ君」

5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 16:42:39.16 ID:RLEKpq+M0



シンジ「………」 スタスタ



スネーク「………」 スタスタ



シンジ(参ったな。会話が続かないどころか、始まんないよ……。どうして僕がこんな……)



スネーク(さっきのが葛城ミサト、作戦指揮官か……若いな。それにこの少年もだ。まさかパイロットが少年とは、国連も変わったな)



スネーク(おっと、トイレか。丁度良い)



スネーク「あー……すまないが、トイレに行っても良いかな?」



シンジ「え?あ、はい。どうぞ」



スネーク「すまん」







――男子トイレ個室



プルル プルル



スネーク<こちらスネーク。待たせたな> ドヤッ



オタコン<上手く潜り込めたみたいだね>



スネーク<ああ。だがまたブリスキンの名前を使うとはな、雷電を思い出す……> ブリブリ



オタコン<雷電ともサニーの救出以来だしね。……今回もプラントの時みたいに、上手く立ち回ってくれよ>



スネーク<分かってる。今、兵器のパイロットと接触してるんだが……なんと少年だ> ブッブブ



オタコン<何だって!?>



スネーク<歩兵としてならともかく、あんな年端もいかない子供にパイロットを任せるとは……何かあr>



オタコン<スゴいじゃないか!>



スネーク<!?> ブッ!



オタコン<まるでガンダムじゃないか!!>



スネーク<は?ガンダム?>



オタコン<日本のロボットアニメさ。機動戦士ガンダム、知らないのかい?>



スネーク<いや……あ、だが待て。説明はいい>



オタコン<そうかい?残念だ>



スネーク<とにかく、ここには何かありそうだ。例のエヴァンゲリオンというのも気になる> ムググ…



オタコン<そうだね。慎重に頼むよ。そこはネルフ、神経の中だ。ちょっとの無理も、たちまち気付かれてしまうだろう>



スネーク<了解だ> ブッ!



シンジ(ブリスキンさん、トイレ長いな……) ソワソワ


6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 16:43:15.67 ID:RLEKpq+M0



――ネルフ本部ドック



スネーク「これは……」



シンジ「はい。エヴァ弐号k」



スネーク「メタル…ギア…!」



シンジ「? エヴァですけど……」





スネーク「……弐号機、と言ったな?他にもあるのか?」



シンジ「え?僕は初号機ですし、他にも零号機が……あ、ほら。向こうに見えるのがそうです」



スネーク(三機も……!)



リツコ「シンジ君」



シンジ「あ、リツコさん。それに綾波も」



リツコ「ご苦労様、あとは私が引き継ぐわ」



リツコ「技術開発部の赤木リツコです。お目にかかれて光栄です」 スッ



スネーク「……あ、ああ。……こちらこそ」 アクシュアクシュ



リツコ「こっちは綾波レイ。零号機のパイロットです」



スネーク(零号機パイロット……こっちもかなり若いな)



スネーク(綾波レイ……RAYか。しかし、こんな可愛いレディを大量生産する物好きはいないだろう) フフ…







――ネルフ指令官個室



ゲンドウ「ブエックシ!」



冬月「風邪か?」



ゲンドウ「分からん」 ズズー




7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 16:44:40.72 ID:RLEKpq+M0



――スネーク仮住居



スネーク<まったく、分からない事だらけだ> シュボ フゥー



オタコン<またタバコかい?もう五本目だよ?>



スネーク<ブリスキンがタバコを吸ってくれなくてな……> フゥー



オタコン<……まぁいいだろう。今、君が隠し持っていたカメラの映像をチェックしてるとこだけど……驚いたね>



スネーク<ああ、本当に人型だった>



オタコン<だけど、こいつはガンダムじゃない。動力が、まるで分からないんだ>



スネーク<? 赤木博士は、背中のケーブルから電力を送っていると説明していたが……?>



オタコン<あれっぽっちじゃあ、このデカブツは動かせないよ>



スネーク<まさか……核か?>



オタコン<あんなスマートな体にかい?……あの指、まるで本物の巨人だ>



スネーク<ああ。兵器にしては繊細過ぎるとは思った。……メタルギアでないにしても、あんな大それた物を造る理由を知るまでは帰れないようだな>



オタコン<貰った資料には、使徒との決戦兵器、人類の希望、なんて書かれてるけど……まさかね。君じゃあるまいし>



スネーク<よしてくれ>

スネーク<まずはアレが開発された目的、それと動力源の調査か>



オタコン<その動力の事なんだけどね……スネーク、グレイ・フォックスの事は覚えてるかい?>



スネーク<ああ>



オタコン<彼は外骨格と薬によって、外側から心を支配され、まさに操り人形にされていた>



スネーク<あの兵器もそうだって言いたいのか?あんなサイズの人間がいる訳ないだろう>



オタコン<そうだね……ゴメン、だけどそんな印象を覚えたんだ>



オタコン<とにかく、まずはエヴァについて。ネルフの目的も、あの巨人が鍵となっているはずだ>



スネーク<了解。それと、ブリスキンの仕事なんだが……>



オタコン<もちろん抜かりはないよ。僕に任せてくれ>




8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 16:46:31.22 ID:RLEKpq+M0



――ネルフ指令官個室



ゲンドウ「あの男がここに来て、もう一週間か……」



冬月「ああ。どう思う?」



ゲンドウ「灰色だな。黒と断定はできん」



冬月「……彼の案、中々のものだった」



ゲンドウ「レールガンか……」



冬月「いつぞやのポジトロン・ライフルに比べて、かなり使い勝手は良い。現在試作型を作成中だ」



ゲンドウ「そうか……完成させたら、零号機に試させよう」



冬月「他にも修理工程の効率化、肩の拘束具に収納できる程のミサイルポッドや……この股ぐらに付ける光学レーザーというのも、ユニークではあるな」



ゲンドウ「冬月……ユイにコレを付けろというのか?」



冬月「いや……この案は、なしにしよう」



ゲンドウ「ああ……」




9VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 16:47:26.11 ID:RLEKpq+M0





――男子トイレ個室



スネーク<もう一週間か> ブリブリ



オタコン<すっかりその個室が板に付いたね>



スネーク<ああ。段ボールみたいな空間で落ちつくしな> ブバブバ



スネーク<しかし良いのかオタコン?REXの技術をくれてしまって> ブッブババ



オタコン<……君が気にする事じゃないよ。それに、与えたのは案だけだ。ステルスまでいかなければ、それはもう既存の技術だ>



スネーク<そうか。それと、気になる情報を手に入れた>



オタコン<うん?>



スネーク<赤木博士と、マヤとかいうオペレーターが話しているのを盗み聞きしたんだが、どうやらエヴァの操縦にはシンクロ率というものが重要らしい> ブリブリブッブッ



オタコン<シンクロ率……何だかますますSFじみてきたね>



スネーク<だが、これで分かったな。パイロットが限定されていたのは、エヴァとの根本的なセンスの問題らしい> ブブブッ



オタコン<そうだね。そうそう、サニーも興味深い情報を見つけてきたよ。ネルフの裏には、ゼーレという秘密結社が見え隠れしていて、その名前以上は深く潜り込めないらしい>



スネーク<SEELE……ドイツ語で脳だな> ブーッ



オタコン<うん。ネルフもゼーレもドイツ語、さらにエヴァの製造にもドイツが関わっている>



スネーク<しかも弐号機のパイロットはドイツ人だ>



オタコン<え?本当かいスネーク!?>



スネーク<ああ。式波・アスカ・ラングレー、強気な女だ。前にシンジを蹴り飛ばしていた> ブッブッブッ



オタコン<分かった、こっちで調べておこう>



スネーク<やはり……愛国者達が絡んでるのか……?>



オタコン<分からない……とにかく気を付けてくれ>



スネーク<ああ。任せておけ> ブッ



シンジ(ブリスキンさん、トイレで独り言言ってる……トイレって、そんなに楽しいのかな?)






10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 16:48:51.28 ID:RLEKpq+M0





――ネルフ本部ドック



リツコ「つまり、これだとバッテリーが……」



スネーク「ああ、ああ、……分かってる」



スネーク(赤木リツコ……ここの本部はMAGIというPCで管理されている。そのMAGIの管理、運用を任せられているのが、この女……)



スネーク(……本人から見ても、付け入る隙はなさそうだな。それにどうも苦手なタイプだ。システムから情報を得るのは諦めるか)



リツコ「聞いてます?ブリスキン博士」



スネーク「ええ。大丈夫です」









――ネルフ本部通路



アスカ「バカシンジ!どういう事よ!?アタシがこいつより女らしくないってぇ!?」



シンジ「だからそういうつもりで言った訳じゃあ……」



アスカ「じゃあどういうつもりで言ったのよ!?」



シンジ「だからアスカはもっと綾波みたいに女の子らしく……」



アスカ「言ってるじゃないのぉぉぉ!」 ゲシッ



シンジ「痛ッ!ちょっとアスカ、蹴らないで……!」



レイ「………」



スネーク「………」 スタスタ







――男子トイレ個室



スネーク(困った……) ブリブリ



スネーク(あのパイロット達の様子、後ろ暗い機密を教えられているとは思えない。このままじゃあ諜報から危険な潜入に鞍替えが必要か……) ブッブブリブリブリスキン



スッ



スネーク(!?……手紙?)



スネーク「誰だ!?」



タッタッタッ



スネーク「………」






11VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 16:49:55.64 ID:RLEKpq+M0



――廃ビル



スネーク「………」



スネーク「……誰だ?」 カチャッ



??「銃を下ろせ」



スネーク「……お前があの手紙を?」



??「ああ。だからお前とやり合う気はないし、撃ち合っても俺が死ぬのも分かってる。……なぁ?ブリスキン博士、いや……ソリッド・スネーク?」



スネーク「……何者だ?」



加持「俺は加持リョウジ、ネルフ特殊監査部に所属している。……表向きはな」



スネーク「表向きは……?」



加持「ま、お前と似たようなもんだ」



スネーク「なぜ俺をここへ呼んだ?」



加持「お互いの利益の為さ。力を借りたい」



スネーク「………」



加持「もちろんタダで、とは言わないさ。代わりに、お前が欲しがっている情報をくれてやる。だから銃を下ろしてくれ、取り引きがしたいんだ」



スネーク「………」 スッ



加持「よし。……一つ、聞いていいか?」



スネーク「何だ?」



加持「あの手紙、どうした?」



スネーク「流してやった」



加持「……なるほど」



加持(流石、伝説のエージェントか。あんな小さな発信機に気付くとはな……。今度からは気を付けないと……)



スネーク(流石に一つの個室にこだわり過ぎたか。まさか、なくなっていたとはな……。今度からは気を付けないと……)




12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 16:50:37.09 ID:RLEKpq+M0



スネーク「それで?俺に何をさせるつもりだ?」



加持「ある少年の護衛を頼みたい。もちろん、本人には気付かれずに」



スネーク「少年?」



加持「お察しだ。対象は碇シンジ。エヴァ初号機パイロット」



スネーク「………」



加持「彼は、狙われている」



スネーク「それならネルフの黒服に任せれば良いだろう?」



加持「そうも言っていられない。簡単撒けただろう?あの尾行」



スネーク「………」



加持「もちろん、碇シンジには最低限の護衛は付いてが……人数も実力も足りないだろうな。だからお前に手伝ってもらいたい」



スネーク「……俺の存在は、ネルフ公認として動けるのか?」



加持「いや、俺はあくまでフリーの一個人だ。ネルフはまだ、お前の正体も、俺の正体も、そして碇シンジの暗殺計画も気付いちゃいない」



スネーク「本人にも、護衛にも気付かれずに、あの少年を守る?」



加持「期限は十日。その間に、俺がネルフに事態を気付かせるよう仕向ける。……引き受けてくれるか?」



――スネーク仮住居



オタコン<良いんじゃないかな?持ちつ持たれつで>



スネーク<そうは言うがな、あの男は得体が知れん> シュボ



オタコン<とはいっても、他に手を見つけるのも難しいしね。虎穴に入らずんば虎児を得ず、メイ・リンも言っていただろ?>



スネーク<さぁな、忘れた> フゥー



オタコン<はは。……さて、スネーク、例のゼーレについてだけど……>



スネーク<何か分かったか?>



オタコン<その逆。ゼーレに関しては、ネットでのハックは諦めた方が良い。とてもじゃないが、侵入できそうもない。分かったのはせいぜい、ゼーレがネルフの上部組織である事くらいかな?>



スネーク<そうか……なら、やはり……>



オタコン<ああ。やるしかないみたいだ>




13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 16:52:17.90 ID:RLEKpq+M0





――第三新東京市路地



シンジ(トウジ達と遊んでたら、もうこんな時間だ。早く帰って夕飯の支度しないと……!) タッタッタッ



シンジ(あれ?あの人達、それにあの車も、さっきも見かけ……)



男1「碇シンジだな」



シンジ「え?は、はい」



男2「我々と一緒に来てもらおう」



シンジ「……一ついいですか?」



男1「何だ?」



シンジ「あなた達がネルフの人なら、まず第一にそう言うはずなのに……」



男3「………」



シンジ「あなた達は、何なんでs」



男4「君はただ、我々の車に乗れば良い」 グイッ



シンジ(拳銃……!?)



男4「さぁ、来るんだ」



シンジ「嫌だ!離せよ!!」



コンコンッ



男1~4「!」



男4「……何だ?」



男2「あの角からだ」



男1「見てこいカルロ」



男3「………」 スタスタ



ドカッ



男3「ぐぅ……!」



男1(くそ……まだ警護がいたか!?)



ヒュッ……カラン!



男4「フラッシュだ伏せろぉ!」 バッ



スネーク「フン……!」 ダッ



男2「違う!あれはマウンテンデュフグ……!!」 ビターン!



男1「クソッ!何だこいつ」



スネーク「ウェイ!フン!」 ガシッブン!



男1「ヒ[ピザ]ッ!」 ビターン!


14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 16:53:53.48 ID:RLEKpq+M0





シンジ「凄い……」



シンジ(誰だろう?暗くて良く見えない……バンダナ?)



シンジ「あの……」



スネーク「動くな」



シンジ「え?」



スネーク「まだ危険だ。こいつを被っていろ」 ポイッ



シンジ「え?でもこれって……段ボーr」



スネーク「携行できるシェルターだ。俺も何度も命を救われた」



シンジ「はぁ……」



シンジ(被らなきゃいけないんだろうな……) ゴソゴソ



スネーク「覗き穴から俺の足が見えるだろ、それに付いてこい」



シンジ「……はい」



シンジ(段ボールを被って走るなんて恥ずかしい……でも、逃げちゃダメだ!)



シンジ「……はい!」



スネーク「ようし……行くぞぉ!!」








15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 16:54:27.75 ID:RLEKpq+M0



スネーク「とりあえず、危機は回避できたな」



シンジ「もうとっても良いですか?腰が……」



スネーク「いや……顔を見られる訳にはいかなくてな。悪いが、もう少し被っていてくれ」



シンジ「はい……」



シンジ「………」



スネーク「………」



シンジ「あの……」



スネーク「お前は今、誰かに命を狙われている」



シンジ「え?」



スネーク「常に周りに気を配れ、危険を察知したらすぐ対処しろ」



シンジ「……何で僕なんだよ……!」 グスッ



スネーク「?」



シンジ「向こうの勝手で連れて!エヴァに乗せられて!使徒と戦わされて!今度は……命まで狙われて!」



スネーク「………」



シンジ「僕は……本当はエヴァにだって乗りたくは……」



スネーク「……『俺達は、政府や誰かの道具ではない』」



シンジ「え?」



スネーク「『戦う事でしか自分を表現できなかったが、いつも自分の意志で戦ってきた』」



シンジ「………」



スネーク「俺の、戦友の言葉だ」



シンジ「アナタは……」



スネーク「……ディープスロート。ファンの一人だよ」



シンジ「ディープ……」



スネーク「ふん、そろそろお迎えが来たようだ。……こいつは返してもらう、大事な装備だ」 ガポッ



シンジ「あ……え!?い、いない!?そんな!?」 キョロキョロ



ミサト「シンジ君!」 タッタッタッ ハグッ



シンジ「え?ちょ、ミ、ミサトさん!?」



ミサト「良かった無事で……でも、どうやって……?」 ナデナデ



シンジ「……助けてくれた人がいるんです」



ミサト「え!?その人は!?」



シンジ「……分かりません。……でも、確かにいたんです」



シンジ「僕を、救ってくれたんです」

16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 16:55:01.56 ID:RLEKpq+M0





――男子トイレ個室



スネーク<……あの加持とかいうスパイ、一体いつコンタクトを取ってくるつもりなんだ?> ブリブリ



オタコン<向こうからのコンタクトなしじゃ、ただ兵器開発に協力してるだけだからね……悪夢だよ>



スネーク<もうアレから四日経つ、そろそろ来ても……ん?誰か来た……!> ブーブッ



スタスタ



青葉「……俺は人間を辞めるぞ日向」 ボソリ



日向「……え?何それ怖い」 ビクッ



スネーク<……人違いだったみたいだ> ブリブリ



オタコン<そうか……>



スネーク<連れションのようだ>



オタコン<スネーク、余計な情報だよ>



スタスタ



青葉「……WRRYYY」ボソリ



日向「……え?何それ怖い」ビクッ



スタスタ



スネーク<……入れ違いに誰か来たな……一人だ>



マリ<L.C.L.の匂いがする>フラフラ



スネーク<すまん、人違いだったようだ>



オタコン<スネーク……もう通信切るよ、これ以上はサニーに悪影響だ>




17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 16:55:41.30 ID:RLEKpq+M0



スタスタ バタン カチャン



スネーク「……来たな」 ブッ



加持「よく分かるな……」 カチャカチャ



スネーク「ああ……そうじゃなきゃ困る」 ブリブリ



加持「?……とにかく、これが報酬だ」 ポイッ



スネーク「………」 パシッ



スネーク「このメモリーの中に?」 ブッブーブッ



加持「ああ、お望みの情報は全てある」 ブリブリ



加持「シンジ君……いや、碇シンジは当面大丈夫だろう。……俺が手を出すより早かったな、すまない」 ブッブブブッ



スネーク「気にするな、そういう取り引きだった」 ブーブリブリ



加持「……なぁ、アンタは何の為に戦っている」



スネーク「………」 ブリブリ



加持「………」 ブリブリ



スネーク「……自分の罪と、向き合う為だ」



加持「……そうか」 カチャカチャ



加持「また会おう。ソリッド・スネーク」 カチャン バタン スタスタ



スネーク「………」



スネーク(……あの男、流してない……?)


18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 16:56:09.12 ID:RLEKpq+M0



――スネーク仮住居



スネーク<………>



オタコン<………>



スネーク<……にわかに信じがたい>



オタコン<ああ。まさかこんな事が……>



オタコン<使徒か、どうやら事は、僕達の想像もし得なかった場所にあったようだ>



スネーク<それに例のエヴァンゲリオンだ。オタコン、お前がグレイ・フォックスと言ったのは、あながち間違いではなかったらしい>



オタコン<あんまり嬉しくはないけどね。ロボットどころか、拘束されたビーストじゃあないか>



スネーク<………>



オタコン<……それに、気になるのは最後の推測だ>



オタコン<……もうすぐ使徒が、来る>



スネーク<それも大気圏からのダイブか……ド派手な話だ>



オタコン<どうするスネーク?ここから先は、僕達の仕事じゃあない。エヴァがメタルギアでない事が分かった以上、もう関わる必要がない戦場だ>



スネーク<………>



スネーク<……オタコン、分かってて言ってるだろ?>



オタコン<ふふ、まったく君って奴は。また世界を救う気かい?>



スネーク<そんなんじゃあない>



スネーク<ただあのルーキーに、ベテランというものを見せてやるだけさ>



オタコン<はは……>




19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 16:56:36.57 ID:RLEKpq+M0



使徒、襲来







――ネルフ本部



日向「三分前に#☆々〇観測所で直接捕捉!現在、軌道様相を、入力中!」



ミサト(ゴメン日向君、もっかい言って)



青葉「目標を、第三監視衛星が東角で捉えました。最大望遠で出します」



ピッ



その他「おぅh……」



ミサト「光を歪める程のA.T.フィールドとは……恐れ入ったわ」



ミサト「……で?落下予測地点は?……当然、ここよね」



マヤ「MAGIも再計算!ネルフ本部への命中確率、シックスナインです!」





アスカ「手で受け止めるぅ!?」



ミサト「そうよ。飛来する使徒を、エヴァのA.T.フィールド全開で直接受け止めるの」



ミサト「目標は位置情報を撹乱しているから、補正観測による正確な弾道計算は期待できないわ。状況に応じて多角的に対処する為、本作戦はエヴァ三機による同時展開とします」



アスカ「無駄よ!私一人で、殱滅できるもん!」



ミサト「無理よ。エヴァ単機では、広大な落下予測範囲全域をカバーできないわ」



レイ「……この配置の根拠は?」



ミサト「女の勘よ☆」



アスカ「何たるアバウト!」





――男子トイレ個室



スネーク「………」 ブリブリ



プルル プルル



ピッ



オタコン<スネーク。エヴァ三機、配置についたよ>



スネーク<………> カラカラ フキフキ



スネーク<了解した。……オタコン> クイッ ジャァァ



オタコン<……OKスネーク、ショータイムだ>



バタン




20VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 16:58:09.34 ID:RLEKpq+M0



――ネルフ本部



ビービー パウパウ ビー



青葉「!?」 ビクッ



日向「……?」



ミサト「……おいでなすったわね。エヴァ全機、スタート位置」



アスカ(ミサトの奴……私の才能を認めないなんて……!)



ミサト「二次的なデータが当てにならない以上、以降は現場各自の判断を優先します」



アスカ(……!!)



ミサト「エヴァとアナタ達に、全てをゆd」



ダッ ドシーン!ドシーン!



日向「エヴァ弐号機!フライング!!」



ミサト「……!?……チィッ……作戦開始!」



ダッ ダッ ドシーン!ドシーン!



ドシーン!ドシーン!



――ネルフ本部



青葉「目標のA.T.フィールド、変質!軌道が変わります……!」



ミサト「( ゜3゜)ブッ!?」



青葉「落下予想地点修正!二〇五!」



日向「目標!更に増速!」



アスカ<何よ!計算より速いじゃない!?ダメ!私じゃ間にあわ>



ミサト「ァア!?てめえアスカ今何つったオラ!?エリート根性見せろやエリート根性ブッ殺」



シンジ<こっちで何とかしますからミサトさん落ち着いて!>



スネーク<ザザッ……苦戦してるようだな?>



マヤ「MAGIへの通信干渉です!」



ミサト「ァア!?誰よ!?」



スネーク<ディープスロートだ。手短に言う。今データで送っている地点に、奴は着弾する。エヴァをそこに誘導しろ>



リツコ「シンジ君を救った?……信用しろというの?」



スネーク<ああ。命を賭けるに値する男が割り出した数値だ>



ミサト「……良いわ、信用しましょう」



リツコ「ミサト!」



マヤ「でも軌道のズレが……」



スネーク<安心しろ。俺がスティンガーで調教してやる。アラスカでやっていた犬ゾリと、要点は同じだ>






21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 16:58:36.28 ID:RLEKpq+M0



――第三新東京都市



スネーク「必ず打ち落としてみせるさ、目標地点……」



スネーク「俺の……頭上にな」





オタコン<スネーク!!着弾位置が右にズレている!>



スネーク(ルーキー、よく見ていろ……) カチャ



スネーク(無限バンダナ、更にR2ボタンでの武器の高速切り替えを利用した、スティンガーの乱れ撃ちを!)



スネーク「ヌオアアアアッ!」 バシュウッ! バシュウッ! バシュウッ!







――ネルフ本部



青葉「……軌道、予測地点へと修正されていきます」



マヤ「そんな……A.T.フィールドは……」







――第三新東京都市



スネーク(A.T.フィールド?……ふん、そんなもの……) バシュウッ!バシュウッ!



スネーク(そんなもの、手榴弾で戦車を破壊する事に比べたらEasyモードだ!!) クワッ!





シンジ(……あの人は、落下地点にいる) ズシーン! ズシーン!



シンジ(A.T.フィールドを全開にしたら、あの人は……) ズシーン! ズシーン!



スネーク<……ルーキー、聞こえるか?>



シンジ(……!?) ガンガンガン!



スネーク<お前は自分の足で、そのエヴァに乗り込んだ。違うか?>



シンジ(……違わない。そうだ、僕は僕の足でエヴァに……) ホップステップスゴイジャープ デ ガリガリチャクチ



スネーク<俺もそうだ。誰かの駒なのかも知れないが、自分の意思でここに来た!遠慮はいらない!>



スネーク<何の為にそれに乗ったか、何の為に戦っているかを……見失うな!>



シンジ「くっ……ぅうう……!」 ナゼカソニックブーム!





――使徒落下ゼロ地点





シンジ(……そうだ。僕は僕の足で……僕の意思で……!) ガリガリ…



シンジ(使徒と戦う為に、ここに来た!)



シンジ「A.T.フィールド!全開!!」



グバァァァァァッ!

















スネーク「ウギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!?」



オタコン<スネェェェェェェク!!!>


22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 17:00:08.86 ID:RLEKpq+M0



使徒襲来より三日



――女子トイレ個室



リツコ「それ、本当?」 ハァハァ



マヤ「うっ……はい。開発中だったレールガン等の研究データが削除されて……!……いました」 ハァハァ



リツコ「人類の生死を分ける最中、そんな大それた事をする人間がいるとはね……あの日から消えたブリスキン博士の仕業かしら?」 ハァハァ





――男子トイレ個室



加持「………」ブリブリ



加持(サービスサービス……ってね、こいつは俺からのチップだ。ソリッド・スネーク……) カチャカチャ カチャン

バタン スタスタ



タッタッタッ



青葉「ヤバい漏れる漏れる!?クソッ、ザ・ワールド!便意よ止まれ!……止まれってもう!」 バタン カチャン



青葉「ふぅ……まったく……ん?この臭い……」



?

(・_・)



!

(。_。)



青葉「ブッ……BRRYYY!?」





――女子トイレ個室



マヤ「あん!……それが先輩、あの時松代に取ったバックアップも同様、データが削除されてン!……るんですぅ……」 ハァハァ



リツコ「……協力者がいるのかしら?」 ハァハァ



マヤ「ですが、松代の方は削除する前にコピーもした形跡があって……くぅ」 ハァハァ



リツコ「………?」



リツコ「……それにしても、スタッフ全員が便秘とはね……フンッ!」 ブリブリ



マヤ「あ、先輩、今出ました?MAGIの観測によると、使徒の強力なA.T.フィールドによる二次的な災害だと……うん……!」



リツコ「気張りなさいマヤ。……とんだフェチズムな使徒もあったものね……あの男そっくり……」 ボソッ



マヤ「……ェ」




23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 17:00:26.32 ID:xOHrzRaZ0



おもしろい

24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 17:00:37.52 ID:RLEKpq+M0



――ミサト宅シンジ自室



シンジ「………」



シンジ(ミサトさんは歌いながらアスカを殴るのに夢中だし、アスカは壊れちゃってる)



シンジ(みんなもう日常を取り戻してるけど……僕は……)



ピンポーン



ミサト「あーい」 スタスタ



シンジ(あの人、後ろ姿が父さんに似てたな……振り向かないところも……)



ミサト「シンジ君シンジ君!ちょっと来て!」



シンジ「もう、何ですかミサトさん……」 ガチャ



シンジ「ってスゴい返り血!?」



ミサト「そんなの良いからこっちこっち!」



シンジ「いや良いからって、……!?……アスカァァァ!!」



ミサト「良いから!良いから!この郵便物!」



シンジ「だから何が……え?」







段ボールの中には、何とか形を保っているボロボロの段ボールと、一枚の手紙があった。



僕はこの段ボールを知っている。この持ち主の背中と、風に揺れるバンダナを知っている。



手紙には、走り書きでこう書いてあるだけだった。



『言っただろ?携行できるシェルターだと。ディープスロートからのプレゼントだ。

――ベテランへ、

ベテランより』




25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 17:01:07.38 ID:RLEKpq+M0



エピローグ







プルル プルル



カチャ



???「……ああ。予定通りだ。エヴァ初号機のデータは手に入れた。別のデータに痕跡を残したから、向こうはまだ気付いてはいないはず」



???「死海文書の方はまだ……ああ、出来る限りの事はしよう」



???「……そう、そうです、REXのデータを消去しておいた。これで容疑は、ソリッド・スネークに向くはず」



???「それと、松代のバックアップから、面白いものを手に入れた」



???「ダミーシステム、偽装データによってエヴァを騙す……エヴァの無人運用システム。……そうだ。SOPの改良に使えるかも知れない……」



???「……ああ。分かった」



???「全ては、ゼーレの老人共を出し抜く為。アレの開発成功を祈っている」



???「……それでは」













リキッド・オセロット「アームズ・テック社社長」



カチャン







おわり


29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 17:52:23.60 ID:RLEKpq+M0

あんまりに短いので、続編も投下。


30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 17:53:01.99 ID:RLEKpq+M0

オタコン「スネーク、干支って知ってるかい?」



スネーク「いや、知らないな」



オタコン「元は中国の思想らしいけど、日本じゃ毎年、その年毎の動物のイメージというものがあるらしい」



スネーク「ほう……蛇はいるのか?」



オタコン「それだよスネーク!今年はどうやら蛇、君の年らしい!」



スネーク「本当かオタコン!?はは、そいつぁ良い!」



スネーク「そう言われると、何だか調子も良くなるな!最近は腹の調子が悪かったんだが、これを機に治りそうだ!」



オタコン「その調子だスネーク。……さて、そろそろ本題に入ろうか」



オタコン「スネーク、アームズ・テック社は覚えてる?」 カタカタカタ



スネーク「ああ。……忘れるはずがない」



オタコン「そうだね……あの会社、極秘でこいつを造ろうとしてるらしい」 ピッ



スネーク「これは……!?」



オタコン「……善良なスタッフが、命と引き換えに送ってきた画像だ」



スネーク「エヴァン…ゲリオン…!」



オタコン「いや……メタルギアだ」



スネーク「……どう見てもエヴァだが……?」



オタコン「こっちの画像を見てくれ。ほら、肩口のところ」



スネーク「METAL GEAR EVA01……」



オタコン「編集の形跡はなかった、画像自体の信頼性は高いよ」



スネーク「……この画像はどこから?」



オタコン「ドイツだ」



スネーク「ドイツ……前の任務との共通性が多過ぎるな」



オタコン「それに、謎の大爆発があった……覚えてるだろう?」



スネーク「ああ……」



オタコン「スネーク、やってくれるかい?」



スネーク「………」






31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 17:53:37.58 ID:RLEKpq+M0



――ネルフ本部



ミサト「それ本当?」



リツコ「ええ。アームズ・テック社がエヴァを造ろうとしてるらしいわ」



ミサト「……無理、よね?」



リツコ「当然、できる訳ないわ。……ただ」



ミサト「ただ?」



リツコ「この前、エヴァ四号機が第二支部もろとも消失した。原因不明でね」



ミサト「……奪われたって事?」



リツコ「アナタ風に言えば、女の勘ね。もっともエヴァ四号機にS2機関を搭載中に消失したのは確かだし、奪取されたとは考えられないけど……」



ミサト「指令にこの事は伝えた?」



リツコ「問題ない、だそうよ」





――ネルフ本部、司令個室



ゲンドウ「問題ない……問題ない……問題ない」



冬月「膝が笑ってるぞ」




32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 17:54:31.43 ID:RLEKpq+M0



――ドイツ アームズ・テック社施設



スネーク<こちらスネーク。オタコン、聞こえるか?>



オタコン<良好だスネーク。新しいスーツの調子はどうだい?>



スネーク<ああ、動きやすくて良い感じだ。特に下のチャックが良い。今まで用を足すには全裸になるしかなかったからな>



スネーク<それに段ボールも新調した。今回の任務に合わせて防弾にした>



オタコン<よし。フィランソロピーの同士達はもう位置についてる。いいねスネーク、今回の任務はその施設にあるメタルギアを発見し……>



スネーク<破壊する。久々に荒っぽいな>



オタコン<それだけ急を有するって事さ。頼んだよスネーク>



スネーク<了解>


33VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 17:55:15.80 ID:RLEKpq+M0

――中学校教室



アスカ「最近、エコヒイキがポカポカするで味を占めた気がするのよね」 イライラ



シンジ「うん?……そうか、な……?」



アスカ「だいたい今だってシンジの隣でお昼食べてるじゃない!」 バンッ!



レイ「こうしてると、何だかポカポカするから……」



トウジ「両手に花やな。センセ」 モグモグ



ケンスケ「シンジもトウジも、羨ましいよホント」



トウジ「何で自分入っとるんや?」



ヒカリ「………」 ドキドキ



アスカ「ポカポカするって……。シンジはねぇ、根暗だから体温低いのよ!? ポカポカするかっての!」



レイ「そうなの?」



アスカ「五度九分よ!」



ケンスケ(……何で知ってるんだろ?)



トウジ(イヤンか? イヤンなんか?)



レイ「なら……どうしてアナタは碇君の隣にいるの?」



アスカ「それは……! ……!」



ヒカリ(あ、アスカ、顔真っ赤……)



シンジ「あれ? アスカ、顔が真っ……」



アスカ「う……だあぁーっもうっ! 屋上! 屋上行ってくる!」



ガタ! タッタッタッ バン!



シンジ「……アスカ?」



ヒカリ「碇君。追ってあげて」



シンジ「え?」



ヒカリ「行ってあげて」



シンジ「わ……分かった」



タッタッタッ



ヒカリ「……ごめんね、綾波さん」



レイ「……何が……?」



トウジ「……何で委員長が謝るんや?」 ヒソヒソ



ケンスケ「女の戦いってやつだよ」 ヒソヒソ



トウジ「あー……サクラに委員長の話ばっかしてたら、ドツカレたんのと同じか?」



ケンスケ「そうそう」



ヒカリ「……!!」




34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 17:56:17.13 ID:RLEKpq+M0

――中学校屋上



シンジ「アスカー……」 ギィ



シンジ「あれ? いない。おかしいな……」



シンジ「……懐かしいな」



シンジ(ほんのちょっと前の僕は、いつもこんな寂しい所にいたんだ)



シンジ(ここに来てエヴァに乗って、トウジ達と遊んで……何だか夢みたいだ)



ヒュウ バサバサバサ



シンジ「鳥……?」



バサバサバサ



シンジ「……え? パラシュート!?」



バサバサバサバサ!



シンジ「うわ……わぁぁぁぁぁ!?」 ズテッ



ドン!



??「………」



シンジ(お、落ちてきた! ひ、人……だよな? 何であの姿勢で固まって……)



シンジ「あ、あの……」 オドオド



??「……!」 ガバッ



シンジ「うわぁぁぁ!?」 ズテッ



??「………」 スクッ



カチャ



シンジ(マスクを……)



ガバッ



??「……にゃあ」




35VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 17:56:51.07 ID:RLEKpq+M0



シンジ(お、女の子?)



マリ「やぁっぱあの高度からの降下はキッツかったにゃあ。何が鳥に成れだ、もう……おや?」



シンジ「あ……」



マリ「……ぁあっと、らりるれろの方ですか? それともネルフの?」



シンジ「どうしてネルフの事……」



マリ「……ん? んー?」 コツコツ



シンジ「わ……何だよ?」



マリ「L.C.Lの匂いがする……」 クンカクンカ



シンジ「ちょ、ちょっと……」



マリ「L.C.Lの匂いがする……」 ペロペロ



シンジ「ちょっとぉぉ!?」



マリ「……ああ! という事はパイロットの方か!」 シュタ



マリ「これは失礼。ついやっちった☆」



シンジ「失礼で済むならネルフはいらないよ! その為のネルフだよ! 今ので僕のが熱膨張で暴走だよ! 明日は見慣れない天井からのスタートだよ!」



マリ「んーん、元気があってよろしい」



タッタッタッ ガチャ



マリ「んじゃ、またね。碇シンジ君」



マリ「落下地点間違えたなこりゃ……」 ギィィ バタン



シンジ「……何なんだよ」



シンジ「……何なんだよ」



――中学校教室



ヒカリ「……あれ? アスカ、碇君は?」



アスカ「何で女子トイレにあいつが入れるのよ?」



レイ「………」 ガタッ



アスカ「ん? 何よエコヒギ!」



バキィ! ガシャーン!



アスカ「ギギギ」



レイ「謝って」



ヒカリ「ちょっと綾波さん!?」



レイ「謝って」 ボカボカ



トウジ「うわーい! 綾波が狂ったー!!」



ケンスケ「セカンド・インパクトじゃ、セカンド・インパクトが全部悪いんじゃー!!」




36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 17:57:24.43 ID:RLEKpq+M0



――ドイツ、アームズ・テック社施設



パァンパァン! アンパァン!



スネーク「クソッ」 パンパン!



スネーク<オタコン! 警備の数が多過ぎる! 他にルートはないのか!?>



オタコン<駄目だスネーク! 他に道はない! 何とか突破するんだ!!>



同胞1「スネーク! ここの防衛線は俺が崩してやる! ついてきな!」



スネーク「駄目だ! 敵は機関銃を持っている、自殺行為だ!」



同胞2「まさにデスゲーム……!」



同胞1「……けっ、元々二度目の生なんぞに興味はねえんだよ」



同胞1「行くぞ! ゲイ……ボルぐふ……っ!」 パァン! ピチューン!



スネーク「チクショウ!」



ドォン!



同胞3「でも、彼の投げた槍で防衛ラインが……」



同胞4「今です!」 クワッ!



同胞4「この爆煙に隠れて行くのです!」



スネーク「しかし、お前達は……」



同胞4「黙らっしゃい! 行くのです!」 クワッ!



スネーク「く……っ、ここを任せれるか?」



同胞3「大丈夫、任せて」 カチャ パァン! パァン!



同胞2「貴様はラーの本当の恐ろしさをまだ知ら……」 ブツブツ



スネーク「よし……カバーを頼む!」 タッタッタッ



パァン! アンパァンショクパァンカレーパァン! パパァン!



同胞3「……こんな気持ちで戦うのは初めて……」 チャキ…



同胞3「もう……何も怖くない!」 パァン! ピチューン!


37VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 17:57:57.75 ID:RLEKpq+M0



――ドイツ、アームズ・テック社格納庫



スネーク(冷静に考えたら、爆煙の中でも弾幕は弾幕だ。……レーションがなければ即死だった……)



タッタッタッ



オタコン<スネーク! その扉だ!>



バン!



ヒュンヒュンヒュン!



スネーク「ヘリ……!? 運び出す気か!」



オタコン<何とかしてあのヘリを落とすんだ!>



スネーク<だがどうやってあの数を!? ロケットの一つも持ってないぞ!>



ヒュン!ヒュン!スネーク!ヒュン!ヒュン!ヒュン!



スネーク「! アレは!?」



リキッド「あー、マイテスマイテス……スネーク! 久しぶりだなぁ!」



スネーク「リキッドォ!!」





スネーク「どうしてお前が……リキッドォォ!!」 カチャ パンパン!



チュンチュン!



リキッド(ちょ……危ない!)



リキッド「ハッ! 何も知らないとは! 貴様は本当に馬鹿だな!!」



スネーク「」 ダダダダダ!!



リキッド(ちょ……射線が激しいってヤバいヤバいヤバい……!)



リキッド「貴様はそこで見ていろ。俺は……親父の魂と共に神となる!!」



スネーク「リキッドォォ!!」 ピン…ブンッ!



ドォンッ!



リキッド(グレネード!? 本気で殺しにきてやがる!?)



ヘリパイロット「ローターに異常! これ以上の損傷は危険です!」



リキッド「ブッ!? ……ハッハッハッ! また会おうスネーク!」



ヒュンヒュンヒュン!




38VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 17:58:24.61 ID:RLEKpq+M0



スネーク<オタコン! ヘリが行った!>



オタコン<ああ、衛星で追ってるよ>



スネーク<しかもリキッドが……いったい何が起きてる!?>



オタコン<落ち着いてくれスネーク>



スネーク<クソッ、……それに、ヘリに吊り下げていたあのメタルギアは二号機と書いてあった。似てはいたが画像のものとも違う。メタルギアは二機いるぞ!>



オタコン<あの状況で良く気づいたね……ああ、君が駆け付ける前に、もう一機運びだされた>



スネーク<行き先は!?>



オタコン<方角から見ての予測に過ぎないけど……空港に向かっているみたいだ>



スネーク<了解、すぐに追うぞ!>



オタコン<それともう一つ>



スネーク<まだ何かあるのか!?>



オタコン<今サニーが空港でスタンバイしている航空機を調べたら、奴らの行き先が分かった>



スネーク<どこだ?>



オタコン<日本だ>




40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 18:04:30.90 ID:RLEKpq+M0



フィランソロピーによる、アームズ・テック社襲撃から五日。



――第三新東京都市郊外



マリ「……ま、こんな感じかな。後は何となくでも充分動かせるよ」



リキッド「なるほど……良く分かった」



マリ「それにしても……これは……」 チラ



マリ「あんなゴッツイ物エヴァに持たせて、世界が壊れちゃうよ」



リキッド「壊すのではない。補完、システムなどと小うるさい老人達に、灸を据えてやるだけだ」 ニヤ



マリ「……エヴァに乗る人は、だいたいL.C.L.の良い匂いがするんだけど……」



カチャ



マリ「君からは、血の臭いしかしないんだよね」



リキッド「……やめておけ。どこで手に入れたかは知らんが、そのリボルバーは子供が使うものじゃない」



マリ「エヴァと違って?」



リキッド「そうだ」



マリ「じゃあ試してみる」



リキッド「……ふん。俺の命が目的だったか。誰の差し金だか知らんが、まずは後ろの人質を見てからものを言うんだな」



マリ「え?」 ピクッ



リキッド「フン!」



パシッ グイッ



マリ「わっ!? 汚な!」



マリ「痛っ! いたたた!」 ギリギリ



マリ「……でも、キモチイイから……イイッ!」



リキッド「………」 ヒョイ



マリ「にゃっ!? 眼鏡は駄目!」



リキッド「………」 ポイッ



マリ「にゃああ!?」


41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 18:05:17.49 ID:RLEKpq+M0



コツコツコツ



ヴァンプ「あの娘は……?」



リキッド「放っておけ、もう用は済んだ」



リキッド「……始めよう。準備はできているんだろうな?」



ヴァンプ「すでにダミープラグも起動させています。後は乗るだけです」



リキッド「俺は一号機に乗る。二号機はAIで動かせ。オペレーションが始まりしだい、スタッフは全て撤退させろ」



ヴァンプ「分かりました」



リキッド「さて……あの男の魂を、あんな信号でいつまで騙していられるか……見物だな、ゼロ」 ニヤ



――ネルフ本部



青葉「目標は三時間前、監視衛生より捕捉。映像、モニターに出します」



ピッ



ミサト「……リツコ」



リツコ「例の模造品ね。それも二機……」



マヤ「波長パターンはオレンジ。……MAGIはS2機関を搭載している可能性もあるとしています」



日向「そんな馬鹿な……まだこっちだって実験段階で……」



冬月「いや、実用化は行われたさ。ドイツでな……」



ミサト「こいつらがドイツ第二支部を……高く付くわよ……!」



ミサト「目標を第三新東京にて、エヴァ三機で迎え撃ちます! 司令!」



ゲンドウ「ああ、それで構わん。あの巨大なレールガンで、ここを焼かせるな」




42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 18:05:45.10 ID:RLEKpq+M0



――ネルフ本部ドック



シンジ「……え? それじゃあ目標は、使徒じゃないんですか?」



ミサト<そうよ。目標は限りなくエヴァに近い兵器……いえ、ヘタをしたらエヴァ以上の出力を持つ怪物よ>



シンジ「じゃあ、中には人が……」



アスカ<アンタ馬鹿ぁ? そんな事言っても、相手は容赦なく来るのよ?>



レイ<……留意するべき箇所は?>



ミサト<目標のうちの一つが持つレールガン。見た目からの憶測でも、威力は洒落にならないほどよ>



ミサト<なお、相手はA.T.フィールドも備えてるわ。エヴァならではのA.T.フィールドによる防御力を当てにしないように>



アスカ<フンだ。何にせよ、使徒に比べたら楽勝よ>



ミサト<そう願ってるわ。……シンジ君、ちゃんと聞いてた?>



シンジ「え……あ、はい」



――第三新東京都市



ミサト<シンジ君はそこで待機。エヴァ三機の中では最前線よ、注意して>



シンジ「……はい」



シンジ(僕は……人類を守る為にエヴァに乗ってるんだ)



シンジ(でも……僕は本当に人類の味方だったのか?)



シンジ(エヴァに乗って、人を殺せだなんて……僕は誰の為に……あの人に教わった、僕の意志は……)



青葉<目標を捕捉。西から来ます>



ミサト<シンジ君。夕日の方角、そろそろ肉眼でも見えてくるわ!>



シンジ(……アレが……)



日向<初号機、交戦!>



ミサト<今よ、他の二人は左右から回り込んで。戦闘が始まったら、レールガンを持ってる方にライフルで奇襲をかけて>



アスカ<了解よ>



レイ<了解>



シンジ「ミサトさん!」



ミサト<シンジ君は向こうが仕掛けるまでは待機。大丈夫。今隠れてるビルは特別装甲が厚いから、レールガンでも一発は守り切れるわ>



シンジ「……向こうと連絡は取れないんですか?」



アスカ<はぁ? アンタ、この土壇場で何を……>



シンジ「おかしいよこんなの!! 何でエヴァがエヴァと戦わなきゃいけないんですか!?」



アスカ<……!>



ミサト<……シンジ君、その気持ちは分かる。だけど向こうの狙いが不明で、何らかのコンタクトがない以上、私達は戦わなきゃいけないの>



ミサト<試してみたけど失敗でした、じゃあ駄目なのよ。世界は、一つしかないから>



シンジ「でも……でも僕はエヴァとは……」



スネーク<アレはエヴァじゃない、メタルギアだ>




43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 18:06:11.72 ID:RLEKpq+M0



――ネルフ本部



ミサト「! 日向君!」



日向「はい! ……出ました! 声帯検査は、前のディープスロートと酷似しています!」



ミサト「お久しぶりね、ブリスキン博士」



ミサト「いえ、今はソリッド・スネークさんかしら?」 キリッ



スネーク<スネークと呼べば良い>



スネーク<それと、アンタとは二日前に会っている>



ミサト「え?」



リツコ「ミサト、アナタまさか……」



ミサト「え、ちょ、違うわよ! えー……?」


44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 18:12:39.60 ID:RLEKpq+M0



三日前。



――フィランソロピー所有航空機内



オタコン「あと九十分で日本に着くよ」



スネーク「おお」 フゥー



オタコン「またタバコかい? そんな不健康な物、よく吸えるね」



スネーク「今さらだろう?」



オタコン「そんなだから最近、小ジワも増えるんだよ」



スネーク「腹の調子も悪いしな……」



オタコン「はぁ……まぁいいだろう。日本に着く前にブリーフィングといこうじゃないか」



オタコン「おそらくリキッドの目的は、自らが神になる事だ」



スネーク「……ああ、奴自身もそう言っていた」



オタコン「今回に関しては全面的に、あの加持という男に感謝しなくちゃならない」



オタコン「使徒の目的は、ネルフ本部の地下に保管されているナニカとの接触。その接触は同時に、世界の終わりを意味する……」



スネーク「その終わりのプロセスに、接触者が神に成る事が含まれていると?」



オタコン「今までの話をまとめればね。エヴァもまた飼い馴らされた使徒に過ぎないから、リキッドの目的は使徒と同じと考えた方が良いだろう」



スネーク「オタコン、エヴァにはコアがあるそうだな」



オタコン「……ああ」



スネーク「そのコアは、人間の魂を使っているとも」



オタコン「………」



スネーク「奴はこうも言っていた。親父の魂と共に神になる、と」



オタコン「ああ、つまりあのコアの中には……君のオリジナルが入っている事になる」



スネーク「……ビックボス」



オタコン「スネーク。君はまず、またネルフに潜入してほしい」



スネーク「……どうしてだ? あとはメタルギアを破壊すれば良いだろう?」



オタコン「そうもいかない。リキッドの目的はネルフの最深部にある。当然、ネルフはメタルギアと交戦するだろう。僕達はまたネルフと協力関係となる」



スネーク「ああ。加持からの情報だと、俺達はスパイ容疑にかけられているらしいから、また土壇場での介入になるな」



オタコン「そう。……分からないかい? 僕達はネルフとコンタクトする術がないんだよ。連絡を取りたいなら、通信のコードを知らなきゃいけないだろう?」



スネーク「……? 前と同じようにはいかんのか?」



オタコン「僕なら外部から干渉されたコードなんて、その日のうちに破棄しているよ」



スネーク「……おお、なるほど! そういう事か!」



オタコン「そういう事。更新されたコードを、盗んできてくれ。時間がない、急ぎで頼む」



スネーク「了解だ」




45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 18:13:33.18 ID:RLEKpq+M0



二日前



――ネルフ本部、男子トイレ個室



スネーク<こちらスネーク。オタコン、聞こえるか> ブリブリ



オタコン<良好だスネーク>



スネーク<導かれるようにここまで潜り込めたが、……ここからは楽じゃないはずだ> ブリブッブッブッ



オタコン<ああ。あの作戦、やっちゃうかいスネーク?> クスクス



スネーク<あまり乗り気じゃあないが、仕方がない。あの男はだいたい、この時間にはトイレに来るはずだ> ブブッブブッブーブー



オタコン<転んでもタダでは起きぬ、とはよく言ったものだね。トイレを住みかにしたお蔭で、誰がどのくらいの時刻にトイレに来るかを把握したとは……流石、トイレでも英雄だね?>



スネーク<よしてくれ、俺は英雄じゃあない> ニヤニヤ



オタコン<皮肉だよ、スネーク>



スネーク「………」 ブリブリザエモン



ツカツカツカ



??「わーたしーに還りなさーいー……♪」



スネーク(……来たか!?)



??「……優しさと夢のー水ー源ーへー……♪」



スネーク(まだだ……出来る限り近づいて来させ、首をチョーク……)

























ゲンドウ「たまっしーのルフーラァァァンッ!!」



バァン!



ゲンドウ「はっ!? お前は……!?」



スネーク「フンッ!」



ゴキッ!



ゲンドウ「ぐぇ」



ズルズル…パタン



スネーク(よし、あとはこいつの服……)



ヌガセヌガセ



スネーク(それと、このサングラス……)



カチャ



スネーク(よし、行こう!)



パタン



ツカツカツカ


46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 18:17:54.50 ID:RLEKpq+M0



――ネルフ本部、廊下



スネーク(通信、情報関係はたしか……あの長髪の男が専任されていたな) ツカツカツカ



ミサト「うっしゃー! 早アガり早アガり! これはもう家のエビスだけじゃあ足り……あ、司令」



ビシッ



ミサト「葛城ミサト、アガります!」



スネーク「……ご苦労だ」



ツカツカツカ



ミサト「あー……聞かれてないよね? ……にっしし、よおし今日のオカズはシンジ君のパンツを……」 ムフフ



スネーク(バレなかったか……何だろうな、奴からピンクの気配がしたが……)

ツカツカツカ



冬月「碇、何をしている?」



スネーク「ん? ……!?」



冬月「トイレにいつまで掛かっていると思えば……老人達が待ってるぞ」



スネーク(! しまった、このままでは……!?)



スネーク(……いや、大丈夫だ。碇という男のコミュニケーション法は熟知しておいた、上手く切り抜けてみせる)



スネーク「……ああ、問題ない。これから向かう」 キリッ




47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 18:18:20.71 ID:RLEKpq+M0



――ネルフ本部、???



ゼーレ01「先にエヴァ五号機が失われ……」



ゼーレ04「今、同四号機も失われた……」



スネーク「……問題ない」



ゼーレ03「……そ、そうか」



スネーク(……何だ? このホログラフィック?)



スネーク(……ゼーレ? ……そうだ、ゼーレだ。ネルフの上位組織。……そうか、こいつらが……)



ゼーレ03「エヴァ三号機は米国が是非と寄越した代物だ」



スネーク(三号機!? どういう事だ!?)



ゼーレ04「日本政府もこれに関しては協力的だ」



ゼーレ02「最新兵器だ。不足はあるまい」



スネーク(この日本に、エヴァを四機も回すのか……)



スネーク(……いや、まさかその最新の三号機というのが、あのメタルギア・エヴァ……!?)



スネーク(……分かってきた。アームズ・テック社は、愛国者達の傘下。愛国者達を出し抜こうとしているリキッドは、三号機が搬送されるタイミングで裏切り……最深部に保管されている何かを使う気だ)



スネーク(なら、上手くやれば、ここで全てを未然に終わらせられる……!)



スネーク「……いらない」



ゼーレ02「……は?」



スネーク「エヴァ三号機は……いらない」



ゼーレ01「安心したまえ、三号機は四号機のようにはならn……」



スネーク「条約では、一国のエヴァ所有数は三機までだ」



ゼーレ01「」



ゼーレ03「ならば零号機を凍結すれば良かろう!」



スネーク「………」



ゼーレ03「……何だ、何か不満があるのかね!?」



スネーク「やだ」



ゼーレ03「貴様ぁ……!」



スネーク「たまっしーのルフーラァァァンッ!」 ガタッ



ゼーレ01「よしたまえ」



ゼーレ01「………」



スネーク「………」 チャクセキ



ゼーレ01「……まだ、諦めてはいなかったのかね?」



スネーク「………」



ゼーレ01「……今日はここまでとする。君には、少し頭を冷やす為の時間が必要らしいな……」




48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 18:19:00.25 ID:RLEKpq+M0



――ネルフ本部、廊下



カツカツカツ



冬月(碇は、あの男は何を考えている……?)



冬月(話が終わるとすぐ、何も言わずに飛び出していったが……)



冬月(まぁいい、あの男の事だ。打算あっての事だろう……)



タッタッタッ



日向「副司令!」 ハァハァ



冬月「む? どうした?」



日向「それが……碇司令が突然青葉を襲ったらしく……」



冬月「……く、狂ったか碇……!?」



日向「現在行方を追っていますが……心当たりは?」



冬月「……ないが、この事は表沙汰にしてならん」



日向「は、はい!」



冬月「いいか、お前はまず……む?」



……ゥゥ



日向「この声……!」



冬月「……トイレからだな。おい、何か武器は持っているか?」



日向「念の為に、拳銃だけは装備しておきました」 カチャ



冬月「よし……俺の命令なしには発砲はするな」



――男子トイレ



……ゥゥ



冬月「……この個室だな」



日向「………」 ゴクリ



冬月「開けるぞ……」



カチャ



ゲンドウ「……ゥゥ」



冬月「」



日向「」



ゲンドウ「……ゥゥ」



日向「……ふ、服はどこに……」



冬月「……ユイ君」 ポツリ



日向「え……?」



冬月「どうして君は……こんな男と……」 ポロポロ



日向「副司令? 何で泣いて……」



日向「………」



ゲンドウ「……ゥゥ」



冬月「どうして……」



日向「……何だこれ?」


49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 18:25:39.68 ID:RLEKpq+M0



現在



――ネルフ本部



スネーク<……という話だ>



ミサト「二日前の珍騒動の謎が、今解けたわ」



青葉「……この汚らしいアホがぁ……」 ボソリ



ゲンドウ「……今、どこにいる?」



スネーク<エヴァ初号機から南に二キロほどの地点だ、そこにヘリを降ろしている>



ゲンドウ「シンジ、そいつは使徒だ。倒s」



冬月「碇、気持ちは分かるが冷静になれ」



ゲンドウ「お蔭で一ヵ月の休暇を貰った。……本当なら、今ここにいて、司令と呼ばれるべきではないのだ」



ゲンドウ「そうだろう? 冬月司令代理」



冬月「あの時の、君を庇う部下の優しさには涙が出たよ。……それにしても、お前が普段座っているこの椅子、クッションがかなり固いな……」



ゲンドウ「問題ない。……冬月、今度ここに新たな椅子を置こう。すまん。立ち続けるというのが、これほど辛いとは思わなかった」



冬月「構わんよ。歳にしては頑丈でね」



日向「目標二機、さらに接近!」



ミサト「……今はとにかく、敵の殱滅が先ね。シンジ君、攻撃翌用意」



シンジ<あ……は、はい!>




50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 18:26:19.06 ID:RLEKpq+M0



――第三新東京都市



ドシン…ドシン…



シンジ(もう少し、もう少しだけ引き付けて……)



ドシン…ドシン…



シンジ(……今だ!) バッ!



メタルギア1「!?」

メタルギア2「!?」



ダダダダダ!



日向<初号機! ライフル射撃開始!>



ミサト<今よ! レイスカ走って!>



アスカ「略すな馬鹿っ!」



レイ「了解。……でも、私はクソスカとは違う……」



アスカ「おどりゃエコヒイキ!! 後でヒィヒィ言わせたるけー待っとれ!」



青葉<初号機! 二機によって一方的な攻撃を受けています!>



リツコ<亀のように丸まった初号機に蹴り、まるでリンチね……>



マヤ<腹部装甲にダメージ! これ以上は危険です!>



シンジ「綾波、アスカ、早くぅ……!」



アスカ「お待たせ! どぅりゃぁぁぁぁっ!」 アスカキィック!



リキッド「……む?」



バキッ



リキッド「どわぁぁぁぁぁぁっ!?」 ズシャァァァ



アスカ「次はおm……!」



リキッド「ぬわぁめるなああああっ!!」 リキッドパンチ!



アスカ「ぎゃふん!」 ズベシャアアア



リキッド「はっ! 貴様らジャパニメーション娘は映画館でネガでも売……」



レイ「アナタがアニメを語らないでゲーム出……!!」 アヤナミダブルラリアット!



リキッド「ナニィィッ!?」 ビタァァン!



メタルギア2「」 ビタァァン!



レイ「アナタに! アナタに二次創作で脱がされる気持ちが分かっt」



シンジ「綾波っ! 駄目だ笑えば良いんだ逃げて良いんだそこからはっ!!」



レイ「放して! 受け姿勢からしか対応できない素人童貞イカクサイ君!!」



シンジ「」



マヤ<初号機パイロット! 生体反応が低下していきます!>



ミサト<シンジ君! 気をしっかり持って!>




54VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 18:34:10.20 ID:RLEKpq+M0



――第三新東京都市、上空



スネーク「ヘリの火力支援以上に強力な、同胞達を連れてきたからな」



スネーク「頼むぞお前達!」



同胞1「……けっ、頼まれるまでもねえよ」



同胞3「分かったわ、一気にキメさせて!」



同胞2「ムハハハ! ダイレクトアタックだ!!」



同胞4「……はて? 私は何をすれば……?」



オタコン「いい? この速度のまま通過する。狙ってくれよ!」



ヒュンヒュンタマヒュン!



メタルギア2「……スネーク……」



スネーク「……待て! もう一体の様子g」



メタルギア2「スネェェェェェクッ!!」



バァン!



スネーク「ぐわっ!」



同胞4「あ、あの巨人、我々をまるで蝿でも叩くように……!」



オタコン「駄目だ! 掴まっててくれ! 着陸する!」



スネーク「くそぅ……!」




55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 18:35:45.31 ID:RLEKpq+M0

>>54はミス







――ネルフ本部



リツコ「……醜いわね」



日向「敵、レールガン発射! エヴァへは当たってません!」



青葉「弐号機、武器射出地点到着」



日向「了解。ライフル二丁、支給します」



アスカ<あぁもうミサトッ! もっと火力ある奴!>



レイ<本部、ポジトロンライフルを……>



シンジ<僕は……僕は何もやって……>



マヤ「パイロット、シンクロ拒絶! 初号機が活動停止しました!」



ミサト「脆過ぎでしょ!?」



冬月「誰だって傷つく……」 ボソリ



ゲンドウ「………」 ウンウン



青葉「ん? ……戦闘地点にヘリが接近中!」



スネーク<こちらスネーク、待たせたな>



ミサト「あ、ごめん忘れてた!」



スネーク<………>



ゲンドウ「………」 ニヤニヤ



ミサト「それに、ヘリの火力でアレはどうしようもないわよ?」



スネーク<心配するな>


56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 18:36:20.20 ID:RLEKpq+M0



――第三新東京都市、上空



スネーク「ヘリの火力支援以上に強力な、同胞達を連れてきたからな」



スネーク「頼むぞお前達!」



同胞1「……けっ、頼まれるまでもねえよ」



同胞3「分かったわ、一気にキメさせて!」



同胞2「ムハハハ! ダイレクトアタックだ!!」



同胞4「……はて? 私は何をすれば……?」



オタコン「いい? この速度のまま通過する。狙ってくれよ!」



ヒュンヒュンタマヒュン!



メタルギア2「……スネーク……」



スネーク「……待て! もう一体の様子g」



メタルギア2「スネェェェェェクッ!!」



バァン!



スネーク「ぐわっ!」



同胞4「あ、あの巨人、我々をまるで蝿でも叩くように……!」



オタコン「駄目だ! 掴まっててくれ! 着陸する!」



スネーク「くそぅ……!」




57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 18:37:01.91 ID:RLEKpq+M0



――ネルフ本部



青葉「……ヘリ、墜落」



ミサト「言わんこっちゃない! 青葉君、回収しに行って!」



青葉「……え? 俺が直接行くの?」



日向「メタルギア一機! ヘリの墜落地点に向かってます!」



ミサト「……囮にするか。レイスカ! 今のうちに、そっちを倒しちゃいなさい!」



アスカ<どんだけ引きずるのよそれぇ!?>







――第三新東京都市、雑木林、ヘリ墜落地点



スネーク「……く、みんな無事か!?」



オタコン「ああ! 君との不時着は二回目か、前より酷い有様だよまったく!」



スネーク「文句を垂れるぐらいには元気だな! 他は……なっ!?」



同胞1「」



同胞3「」



同胞4「何という……」



同胞2「死者蘇生!」



同胞1「うお! 何がどうなった!?」



同胞3「……お友達を撃ち抜く夢を見たわ……」



スネーク「……無事なようだな! 脱出するぞ」



全員「うぃーっす」



同胞1「……おい、何かスゲーのが来るぞ?」



┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨



青葉「スタンドパワー!」



スネーク「む、ネルフの職員の青葉……だったか? 救助にしちゃ寂しい気もするが……」



同胞1「いや、あのロン毛、速度とかがよぉ……」



オタコン「やれやれ……うわっ!? スネーク後ろ!」



メタルギア2「スネーク……!」 ズシンズシン



スネーク「!」



メタルギア2「スネェェェェェクッ!!」



同胞2「しまった! 死者蘇生はあと一枚しか……!」



同胞3「……!」



同胞1「おい! ロン毛逃げてんじゃねえ!!」



青葉「Good-bye Snake!」



バシュウウ!



スネーク「……?」



同胞3「背中から……何かしら?」



青葉「エントリープラグを射出? ……いったいどういう事だ?」




58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 18:41:21.01 ID:RLEKpq+M0



リキッド「………」 ギリギリ



アスカ「おかしいおかしい! エヴァが首締められてるのに私が苦しい!?」 ジタバタ



リキッド(あの男、復讐かと思えば……何を考えている?)



アスカ「っていうかあの人形は!?」



ミサト<レイなら初号機の回収に向かわせたわ>



アスカ「話が滅茶苦茶じゃない! アンタもう指揮官辞めなさいっての!!」



ミサト<後ろで碇司令……じゃなかった、碇さんが回収回収うるさいんだもん>



リキッド(ダミーを拒絶し、奴を乗せて何をする気だ?)



リキッド「……ふん、まあ良いだろう」 ポイ



アスカ「うぇ……」 ドシーン



リキッド「あー、マイテスマイテス……スネェェェェェクッ!」



スネーク「!? リキッド……!?」



リキッド「兄弟よ! そのメタルギアの意志が、貴様を選んだようだな!」



リキッド「待ってやろう。二人っきりでの戦い、このメタルギア……いや、親父の魂もそれを望んでいるはずだ!」



スネーク「………」



同胞4「仕方ありません、私が行きましょう」



青葉「え? 何でお前がシャシャリ出んの?」



同胞1「頭でっかちは引っ込んでろよ」



ミサト<……レイ、弐号機の回収よろしく>



レイ「了解」



ドシンドシン



レイ「………」



リキッド「……さっきは、悪かったな」



レイ「………」 ペコリ



リキッド「早く運べ」



レイ「………」 ペコペコ



アスカ「それで良いの? アンタら……」 ズルズル




59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 18:42:01.13 ID:RLEKpq+M0



――ネルフ本部、尋問部屋



スネーク「……歓迎されるとは思ってなかったが、この銃はなんだ?」



オタコン「そりゃあ、フィランソロピーはテロリスト指定だし、僕達はネルフに何度も潜り込んでる。……彼らの上司を、トイレに押し込んだりもしたね」



ミサト「……ずいぶんと余裕ね?」 グイ



オタコン「ちょ、ちょっと、僕はこういうの苦手なんだよ。……ああもう、参ったな……」



スネーク「他の奴らは?」



ミサト「別室よ」



スネーク「なら良い……さっさと解放してほしい、最近腹の調子も悪いし、奴と決着をつけなきゃならないんでな」



ミサト「そうもいかないわ。アナタには色々と聞かなきゃならない事が……」



ゲンドウ「その必要はない」 カチャ パタン



ミサト「碇司令!?」



ゲンドウ「碇さんだ」



ミサト「……すいません」



ゲンドウ「………」 ズイッ



スネーク「………」



ゲンドウ「……アレを破壊できるか?」



スネーク「その為にこの国へ来た」



ゲンドウ「………」



スネーク「………」



ゲンドウ「……良いだろう」



ゲンドウ「解放しろ。アレは、全て彼らに任せる。我々ネルフはバックアップだ」 コツコツコツ



ミサト「ですが司令! この男h」



スネーク「息子の為か?」



コツ…



スネーク「息子を、碇シンジを危険な目に合わせないようにか?」



ゲンドウ「……さぁな」



コツコツコツ…カチャ パタン



ミサト「……はぁ、司令も不器用な人ね」



オタコン「君だってパイロット達の保護者だろう? 内心では、ホッとしてるんじゃない?」



ミサト「………」 カチャ



オタコン「ああゴメン、頼むから銃はやめてくれ」




60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 18:47:09.13 ID:RLEKpq+M0



――ネルフ本部、ドック



アスカ「バックアップぅ!?」



ミサト「この男のね」



スネーク「そんな大袈裟なもんじゃない、ただ遠巻きに見てれば良い」



シンジ「えっと……つまり手は出しちゃいけないんですか?」



スネーク「俺が殺されるまではな」



アスカ「このまま引き下がるなんてあり得ないわよ! 馬鹿みたいじゃない!」



ミサト「漁夫の利、ってやつよ」



アスカ「日本人はプライドってもんがないのかしら?」



オタコン「……いいかな?」



アスカ「……なに?」



オタコン「メタルギア・エヴァには、S2機関なんて言う代物が動力源となっている」



オタコン「君だってエヴァを動かすのに、どれだけのエネルギーが使われているか知ってるだろう。ケーブルなしの運用だと、エヴァは一時間も動けない」



オタコン「だけどS2機関は、バッテリーの交換もなしに今までエヴァを動かせている。もし仮にもそのエネルギーが爆発でも引き起こしたら、君の自慢の弐号機だって無事じゃ済まないはずだ」



アスカ「………」



オタコン「こういうのは、大人に任せておけば良いんだよ。お嬢さん」



リツコ「……どこでS2機関の事を?」



オタコン「アレが作られていた施設の資料を漁っていたらね……今でも信じれないけど。あんな恐ろしいもの、一秒でも早く壊してしまいたい」



リツコ「そうね」



ミサト「スネーク、勝算はあるの?」



スネーク「自分の思う通りに動くならな。要は殴り合いだ」



マヤ「……先ほどのメタルギア2号機とのシンクロテストだと、書き換えなしで97%ほどでした」



アスカ「何よそれ!?」



スネーク「どうした? 何が変なんだ?」



リツコ「変もなにも、あり得ないわ、こんな数値」



レイ「書き換えなしでは」



シンジ「……!」 ビクッ



レイ「……書き換えなしでは、他人のエヴァは動かせません……」



ミサト「意志によって選ばれた……か」



シンジ「選ばれた……」



スネーク「……結局最後は、こいつもリキッドのも、全て破壊する。考えたって仕方がない」



リツコ「……そうね」


61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 18:48:07.55 ID:RLEKpq+M0

リツコ<……上出来ね、後はさっき言った通りにすれば……>



スネーク「なるほど、了解した」



ミサト<どうする? 何ならこのまま敵さんの鼻先にリフトで射出するけど?>



スネーク「はは、それも良いが流石に疲れた。少し休むさ」







――ネルフ本部、休憩室



スネーク「……ふぅ」



シンジ「あの……」



スネーク「ん? ああ、シンジか。どうした?」



シンジ「……ソリッド・スネークさんは」



スネーク「スネークで良い」



シンジ「……スネークさんは、何の為に戦ってるんですか?」



スネーク「……まだ迷っているのか?」



シンジ「スネークさんが戦う必要なんてないはずなのに、一人であのエヴァと戦おうとして……」



スネーク「……必要ならある。これは俺の戦いだ」



シンジ「え?」



スネーク「あのエヴァには、俺が殺した男が部品として使われている。……俺の、親父にあたる男だ」



シンジ「……!?」



スネーク「あのリキッドという男も、だな……兄弟らしい、自覚はないがな」



シンジ「………」



スネーク「俺が引き継いだ遺伝子は、この世に破壊しかもたらさない」



シンジ「……僕も」



スネーク「ん?」



シンジ「僕も戦わせてください!」



スネーク「……どうしてだ?」



シンジ「他人事とは思えない。僕も父さんに、いつも無理矢理……」



スネーク「……シンジ、お前はまだ若い。これからだ。お前の親父さんだって、思っているほどじゃあない」



スネーク「それに……親父や、俺達が世界を狂わせた。そして今、お前の人生さえも狂わせようとしている……」 コブシギュッ



スネーク「俺には、それを止める義務がある!」



シンジ「………」



スネーク「戦いしか知らないような人間になるな、親兄弟を[ピーーー]ような人間になるな」









スネーク「俺のようにならないでくれ、シンジ」











シンジ「……はい」




62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 18:52:38.63 ID:RLEKpq+M0



――ネルフ本部、廊下



オタコン「……ま、こんな流れになった」



同胞2「こわいこわい。血の繋がった者同士での戦いは、ファラオの時代から変わらんな」



オタコン「厳密には、今のリキッドの肉体とは繋がってはいないけどね。あの肉体はオセロット……だけど、精神はリキッドそのもの。まぎれもない怪物だ、彼は」



同胞1「んで? 俺らは何をすりゃあいい?」



同胞3「え? だってこれから先は……」



同胞1「寝呆けてんのか嬢ちゃん。俺らはあの二機を破壊しに来てんだぞ? 兄弟喧嘩を見に来たんじゃねえ」



オタコン「察しが良いね。そうだ、君達二人には、あの二機を完全に破壊してもらいたい。決着がどうであれ、スネークは両機のA.T.フィールドを止める気らしい」



同胞1「そこに潰せって? ……あいつはどうなる?」



オタコン「可能なら脱出すると言っていたけど……覚悟もできているそうだ」



同胞1「………」



オタコン「他の二人は、ネルフ脱出の用意をしておいてくれ。車、できればヘリが欲しい」



同胞4「そのように」



同胞2「ああ、いいだろう」



オタコン「絶対に、アレをこの世に遺してはいけない。ネルフにだって、渡しちゃあいけないんだ。必ずやり遂げてくれ」



同胞3「分かりました」



ツカツカツカ



ゲンドウ「……エメリッヒ博士」



オタコン「え?」



ゲンドウ「話したいことがある」



オタコン「……あ、ああ。すぐに行くよ」



オタコン「それじゃあ、後は頼んだよ。無線は必ず装備しておいてくれ」



タッタッタッ


63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 18:53:45.47 ID:RLEKpq+M0



――第三新東京都市



リキッド(……遅い)



プルル プルル



マリ<やっほっほー。派手にやったねリキッちゃん>



リキッド<マリか……。何のようだ?>



マリ<そのまま立ってるだけじゃ退屈だろうからさ、お姉さんが暇潰しに付き合ってy>



リキッド<必要ない>



マリ<お堅いなぁ。……良い感じにやれてるって感じゃん?>



リキッド<………>



マリ<これからやる決闘も、らりるれろからの指示? 独断?>



リキッド<お前が知るべき事じゃない>



マリ<しっあわっせはー、アッーるいてこーない♪ って? 自分の都合にらりるれろまで巻き込むなんて、後で殺されちゃうよ?>



リキッド<愛国者など、この際はどうでもいい。……このメタルギアのコアが運びだせれば、それが我々の勝利だ>



マリ<……へ?>



ブツッ……


64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 18:54:19.49 ID:RLEKpq+M0



――ネルフ本部



ミサト「スネーク、準備が整ったわ」



ミサト「急ピッチで作ったスーツの具合はどう?」



スネーク<多少の違和感はあるが、問題ない> モッコリピッチピチ



スネーク<しかし、これを一時間たらずで作るとは驚きだ>



ミサト「ネルフ技術部の使い勝手の良さは、世界いt……ああ違うのリツコ、それ以上肘は曲がらないってててて!」 ギリギリ



リツコ「それで? リフトアップの地点はどうするのかしら?」



スネーク<奴の鼻先で良い。他のエヴァは、遠巻きに囲うように配置しておいてくれ>



スネーク<三人! 聞こえてるか!?>



シンジ<はい!>



アスカ<聞こえてるわよ>



スネーク<お前達は何があっても近づくな>



レイ<了解>



スネーク<特に式波、お前だ>



アスカ<ふん! 使徒でもない敵の手柄ぐらいくれてやるわよ!>



スネーク「使徒でもだ。功を急いて犬死にする事ほど、馬鹿な事はない」



アスカ<……分かってるわよ>



冬月「……む?」



ミサト「てててメタルギア2号機、はっしててて!」 ギリギリ



青葉「リフト電圧確認……異常なし!」



日向「了解。リフト、ロック解除!」



バシィッ!







――第三新東京都市



ガチャン!



リキッド「……!?」



スネーク「………」




65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 18:55:00.92 ID:RLEKpq+M0



――ネルフ本部



ゲンドウ「

気が付けば、二人の距離は僅か四メートル! まさに鼻先! 圧倒的近場! 圧倒的接近!

このアクシデントに、二人は動かざるを得ない! つまり・・!

どつく!

どつく!!

どつき合う!!!」



冬月「……碇、どうした?」



ミサト「ててて、ててててて……あ」 ギリギリ…グキッ



リツコ「あ」



ゲンドウ「

兵器を用いての、単純な殴り合い・・! 掴み合い・・!

それは一つの停滞! 進展のない、無意味な描写!

そう! これが地文がないSSの恐るべきところ! どのような動きか! どのように動くかを! 書けないジレンマ!!

仕方ない・・! 仕方ないので殴り続ける!!

この展開は、まさに終わりのない地平線・・! それを這いずる尺取虫・・!!

不本意にも尺稼ぎをしてしまう! どうしようもない尺取虫!!!」



冬月「おい、誰かこいつを医務室に連れていってやれ。……疲れが溜まっているようだ」



青葉「突きの速さ比べか……貧弱貧弱」



日向「え? なにそれこわい」


66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 19:03:21.85 ID:RLEKpq+M0



――第三新東京都市



リキッド「くたばれぇ!!」 リキッド ハ スネーク ニ コンシンノイチゲキ!



スネーク「ヌギャアアアアアアッ!?」 ドシャアア



リキッド「踏んでやる蹴ってやるギッタンギッタンにしてやる」 ドカドカドカ!



スネーク「ちょ……せめて立たせゲフッ! ヘブッ!」



スネーク「ぐぅ……ムンッ!」 スネーク ハ スネ ニ カウンター ヲキメタ!



リキッド「……! おおおぅおおおお!?」



スネーク(今のうちに脱出!) カサカサ…



リキッド「スネークぅ……機体と神経が繋がっているという点を利用するとは、いいセンスだぁ」 ビクンビクン



リキッド(やべぇ、クソ痛ぇ……パイロットの涙って機体に反映されんよな?)



リキッド(……いかん、平行線だ。何か、決定的な優位性が欲しい……)



…スネーク



リキッド(……む。何だ、このどこからともなく聞こえてくる、懐かしい声は?)



…スネーク、まずはCQCの基本を思い出して



リキッド(……!) スッ



スネーク(うお、構えが変わった)



スネーク(考えたところで埒があかん。……が、何だ? この震えは?) ガクガクブルブル



リキッド「来い、スネーク」 ジリジリ



スネーク「……くっ」



アスカ<ぁあもうっ! 焦れったいわね! ほら!>



ヒュンヒュンヒュン…サクッ



スネーク「!」 チガボタボタ



アスカ<そのナイフ貸してあげるから、さっさと決めなさいよ!>



スネーク「………」 ズプッ カチャ…



リキッド「ふん、どうしたスネーク、怖じけずいたか?」 ジリジリ



スネーク「……誰がてめえなんか……」







スネーク「 て め え な ん か 怖 か ね え !!!」







リキッド「……!?」



スネーク「ヤロォォォブッ殺シテヤァァァル!!」



リキッド「うわっ! 怖い危ない!」 ヒュン! ヒュン!



スネーク「ぬがぁぁぁ!」



リキッド「くっ……ぬぇあああっ!!」 ガシッ ブゥン!



スネーク「うがぁぁぁ!?」 ドシャアア



スネーク「くそぅ……ふざけ……ブッ!?」



リキッド「………」レールガン ハッシャジュンビ カンリョウ



リキッド「地獄へ落ちろスネーク!!」



ズバァァァンッ!!



スネーク「ウギャアアアアアアアッ!!?」


67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 19:03:59.60 ID:RLEKpq+M0



――ネルフ本部



日向「……ちょ、直撃しました! レールガン、メタルギア2号機に直撃!」



ミサト「ウソぉ!?」



リツコ「マヤ……って、あの機とはオフラインだったか……」



マヤ「仕事ないです」



日向「メタルギア2号機、モニターに出します!」



ピッ



ミサト「」



リツコ「形こそまだ人型だけど……黒焦げね。装甲が融解してて、中が無事でも身動きさえできない……」



冬月「……オワタな」



日向(勝ったな、の口調で何言ってんだこの司令代理……)




68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 19:04:29.25 ID:RLEKpq+M0



――第三新東京都市



リキッド・オセロット「ファーハッハッ! 勝った! コジマ完!」



アスカ「……ねえ、シンジ」



シンジ「………」



アスカ「これ、けしかけちゃったアタシの責任かな……?」



シンジ「………」



レイ「……そうよ」



シンジ「!?」

アスカ「!?」




69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 19:05:00.15 ID:RLEKpq+M0



スネーク(……ここはどこだ?)



スネーク(光……波? 見えているのか? それとも聞こえて……俺は、死んだのか?)



…スネーク



スネーク(声が聞こえる。懐かしい声だ……)



スネーク「スネーク……」



スネーク(……誰だ?)



スネーク「俺はお前だ。お前の陰だ」



スネーク(……何だ、そういうわけだったのか)



スネーク「さあ兄弟、まだだ……まだ終わっていない」



スネーク「……親父を」

スネーク「……親父を」























ソリッド・スネーク「返せ……!」

リキッド・スネーク「返せ……!」


71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 19:16:06.49 ID:RLEKpq+M0



ググッ



シンジ「……!? 動いてる……?」



アスカ<嘘でしょ……あんな黒焦げが……>



パシィッ! ドォン!



シンジ「装甲が剥がれた……!」



レイ<違う……使えない部分を、自分の意志で棄てた……>



リツコ<脱皮……>



パシィッ! パシィッ! パシィッ!



ドォン! ドドォン!



リキッド・オセロット「……ふん、目を覚ましたか……」



メタルギア2「………」 グルル…



リキッド「決着をつけよう。来い蛇の子!」



メタルギア2「ガァッ!」 ダダッ!



ドンドンドン!



リキッド(真っ向から来るか……! だが、レールガンの火力で……) ガチャ



メタルギア2「ガァッ!」 ドォンッ!



リキッド(跳んだ……!)



リキッド「ッ!? ……クソォ!」 バッ!



ドガァッ!



シンジ「そんな……あの武器を棄てて逃げるなんて……」



アスカ<……アンタ馬鹿? ああしなきゃ、踏み潰されてたっての>



リキッド(着地のタイミングならば!) ダダッ!



メタルギア2「ガゥッ!」 ダダッ!



リキッド(やはり、それでも来るか……だが)



リキッド「その動きは頂いている!!」 ガシッ ブゥン!



ドシャアア



リキッド(……良し! 次、奴が立ち上がる前に背後に、立ち膝にして首と左腕をロック……) ダッ



メタルギア2「ガァァァッ!」 ガバッ



リキッド「遅かったな!」 ガン! ガシッ グイッ



アスカ<ちょっとアレ……身動き取れないわよ!>



シンジ「……!!」




72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 19:17:09.74 ID:RLEKpq+M0



メタルギア2「ガァゥッ!」



リキッド(後は首を引いて、首筋を潰せb……)



グンッ ブチブチブチッ!



リキッド(……!? こいつ、自分で……)



メタルギア2「ガァァァァァァッ!!」 ガブッ!



リキッド「ぐわぁ!」



メタルギア2「グゥ!」 ギチ! ブチブチ!



リキッド「ぐぐっ! ぅ……よせぇっ!」



ブチン! ブシュウ!



リキッド・オセロット「ぬわぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

ドスゥン!



オセロット「うぅ……私の、私の腕が……!」



メタルギア2「グルル……」 スクッ



リキッド・オセロット「……はぁ…はぁ……」



リキッド「……終わってない!!」



メタルギア2「ガァァァァァァッ!」 ダダッ!



ドォンッ! ズザァァ!



リキッド「くそっ! あんなタックル一つ、もう避けれんか!!」



メタルギア2「ガゥッ!」 ガシッ ビキビキ



リキッド「……!? ……こ、こいつ……!?」



シンジ「コアを……」



リキッド「やめろ……貴様ぁ……!」 ググッ



メタルギア2「グルル……」 ビキビキ…バキッ



オセロット「っ!!? ウオォォォォッ!!!」 ガァンッ!



ドシャアア!



ミサト<蹴り退けた……>



リツコ<弱点は使徒と同じ……>



リツコ(……いえ、エヴァと同じ、かしら……)




73VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 19:17:43.03 ID:RLEKpq+M0



オセロット「はぁ…はぁ…これ以上は……」 スクッ



メタルギア2「グルル……」 スクッ



オセロット「はぁ…はぁ…はぁ……」



メタルギア2「ガァァァァァァッ!」 ダダッ!



オセロット「!!」 ガキン!



バシュゥ!



メタルギア2「ガゥッ!」 ドガァッ!



ズザァァ!




74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 19:18:23.37 ID:RLEKpq+M0



――ネルフ本部



リツコ「脱出!?」



ミサト「レイ! 撃ちなさい!!」



レイ<………!> カチャ



レイ<……駄目。ロストしました……>



ミサト「逃げられた……!」



リツコ「……そう苛立ってもいられないわ」



青葉「脱出機! 衛星により探索中!」



日向「め、メタルギア2号機! 動きだし始めました!!」



リツコ「アレをどうにかしないと……」



ミサト「………」



コツ コツ コツ



ゲンドウ「……エヴァ各機に通達。メタルギア2号機を即刻破壊せよ」



ミサト「い、碇司令!?」



冬月「いつの間に戻ってきた?」



ゲンドウ「展開されていた防衛設備も使え、アレの欠片たりとも残すな」



冬月「………」



ゲンドウ「以上だ」




76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 19:18:43.97 ID:RLEKpq+M0



――第三新東京都市



シンジ「そんな……アレにはまだ、あの人が……!」



ゲンドウ<やれ、命令だ>



シンジ「……できない! できないよ!」



アスカ<シンジ……>



レイ<………>



ゲンドウ<駄目だ、やるんだシンジ。それがエヴァに乗る者の義務だ>



ゲンドウ<……そしてそれが、あの男の願いでもある>



シンジ「……え?」



日向<迎撃システム、起動しました!>



ゲンドウ「撃て」



ドォンッ! ドドォンッ!



メタルギア2「ガァァァァァァッ!」



シンジ「スネークさん!!」



メタルギア2「……ガゥッ」 ガキン! プシュウ!



青葉<……!? 敵! エントリープラグの排出を確認!>



メタルギア2「ガァァァァァァッ!」 ガシッ ブゥン!



シンジ「……!? スネークさん!?」



青葉<え、エントリープラグを投げました!>



ゲンドウ<……エヴァ三機はもういい、すぐに撤退しろ>



シンジ「……どういうわけだよ!」



ゲンドウ<ああなってはA.T.フィールドも使えない。エヴァはすぐに戻れ。そこを吹き飛ばす>



シンジ「な、ならせめてあのエントリープラグを……!」



ゲンドウ<零号機、弐号機パイロットに命令する。初号機パイロットを、引きずってでも帰還させろ>



シンジ「な……アスカ!? 綾波!?」 ガシッ ガシッ



アスカ<……ここも地形が変わるくらいには爆撃されるわよ。残りのエネルギーも少ないから急いで>



シンジ「ぐっ……ぐぅ……ちくしょう……」 ズルズル



ドォンッ! ドカァン!



メタルギア2「ガァァァァァァッ!」



青葉<爆撃チーム、到着までおよそ五分!>



ゲンドウ<エヴァ三機を二十五番リフトで回収しろ。回収次第、爆撃しろ>



日向「了解。……リフト起動開始」



グィィィン…



メタルギア2「ガァァァァァァァァァァッ!!」



シンジ「……ちくしょう」


78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 19:58:24.50 ID:RLEKpq+M0



これは、

蛇の導きによって運命から解放されたヒトと、

ヒトの導きによって兄弟と再開した蛇の物語。




79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 19:58:55.82 ID:RLEKpq+M0



ミサト HAPPY END



――ネルフ本部



ミサト「ねー? で、どうなのよ結果はー?」 イスデグルグル



リツコ「両機とも一切の情報なし。あんな状態だから、期待はしてなかったけど」



ミサト「ほとんど炭化してたしねー……」 グルグル



ミサト「腕は折れるわデータはないわ、ホント最悪よねー」



リツコ「……でも、彼は何か掴んでるみたいよ?」 ズズッ



ミサト「へ?」 グルグル



加持「よっ」 ヒョコ



ミサト「のっ!?」 グルグルガターン!



加持「そんなに驚くなよ」



ミサト「えーい来んな、あっち行ってろ馬鹿」



加持「せっかく良い話持ってきてやったのに、そう邪険にするなよ。過去のメタルギアのデータだぜ?」



ミサト「うるさい! どうでもいい! あっち行け!」



リツコ(苦ぇ……) サトウドバドバ



ミサト「もー! 仕事場では会わないって昨日も言ったわよね!?」 イチャイチャ



加持「いや、でもベッドのなk」 イチャイチャ



ミサト「人前だぁ!」 イチャイチャ



リツコ(甘ぇ……) シオドバドバ



加持「わかったわかった。じゃあこの話も、仕事終わってからにするよ」



ミサト「たまにはそっちからメールしろぉ!」



リツコ「あー……でも熱いわね……」



ミサト「何が!?」



リツコ「コーヒーよ」 ズズッ


80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 19:59:24.11 ID:RLEKpq+M0



アスカ HAPPY END



――綾波宅



アスカ「……認めてやるわ。料理はアンタが上」



レイ「そう」



アスカ「まさか、アンタに負けを認めさせられるとはねー……」



レイ「……どうして笑ってるの?」



アスカ「そりゃ楽しいからよ。追い抜くってのも、悪い気はしないわ」



アスカ「それに……あの獣みたいなエヴァ見た後じゃあね。何振り構わずってのもダメな気がする」



レイ「私は少し、憧れたわ」



アスカ「はぁ?」



レイ「あんな風に必死になった事がないから……」



アスカ「ふぅん……?」



レイ「デザート」 ヒョイ



アスカ「ポテチはデザートに入らないわよ……」



アスカ「あ、これバリッ! ってなるやつじゃない。ハサミある?」



レイ「うん」 スタスタ カチャ



アスカ「それ包帯切るやつじゃん。……いっか。ほら、パス」



レイ「………」 スタスタスタ スッ



レイ「目に刺さると、いけないから……」



アスカ「……ちゃんとキャッチできるわよ」 チョキチョキ



レイ「でも、エヴァに乗ってる時はナイフを……」



アスカ「やめーい!」 バリッ!


81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 20:00:07.97 ID:RLEKpq+M0



マヤ HAPPY END



――ネルフ本部



冬月「あれから二週間か……早いものだな」



日向「まだまだ全容は掴めてませんが……」



冬月「……とりあえず、碇がまた司令に戻れた事が成果かね」



日向「例のソリッド・スネークも……」



冬月「しかし彼のお蔭で、エヴァ三機が故障もなく済んだ」



マヤ「副司令! 赤木博士からの報告です!」 タッタッタッ!



冬月「ん、ご苦労」



マヤ「それでは、私はこれで! 失礼します!」 タッタッタッ!



冬月「……慌ただしい帰りだな。家に何かあるのか……?」



日向「あー、最近彼氏ができたらしいですよ?」



冬月「……ああ、なるほど。良い事じゃないか」 パラパラ



冬月「……なるほど、つまり、リツコ君でも大したデータは取れなかったわけか……」 パラパラ



冬月「……これで良い」 ボソッ



日向「え? なにそれ怖い」




82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 20:00:55.79 ID:RLEKpq+M0



青葉 JOJO END



――ネルフ本部、廊下



青葉「トイレ、行かずにはいられない」 ツカツカツカ



ゲンドウ「………」 ツカツカツカ



青葉「あ、司令もトイレですか?」



ゲンドウ「ああ」



青葉「お供します」



――ネルフ本部、男子トイレ



青葉「……その、今日は休暇と聞いていましたが……?」 ブリブリ



ゲンドウ「少し雑務が残っていた。これから帰る」 ブリブリ



青葉「昨日も査問でしたよね?」 プリナレフ



ゲンドウ「お前は、今までに出したのウンコの数を覚えているか?」 ブリブリブッ



ゲンドウ「……この前は、ずいぶんと役に立ってくれたな」 ブーブリッブリッ



青葉「……え?」 ブリブリブリブーブーブーブリブリブリ



ゲンドウ「今度、焼肉屋にでも連れていってやろう」 フキフキ クイッ ジャー



カチャン ツカツカツカ…



青葉「………キタ」 ブッ!



青葉「俺はッ! 平社員を辞めるぞJOJOENーッ!!」



マリ「L.C.L.の臭いがする……」 フラフラ



青葉「ヤベェッ!? 妖怪臭うぞ女だッ! 逃げろぉぉぉッ!!」



青葉「ッ!? MURYYYY! ここは個室! どこに逃走経路がある!?」



マリ「そこかぁ……」 ガチャガチャ



青葉「ぎゃああああ!!」


83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 20:01:44.53 ID:RLEKpq+M0



加持 HAPPY END



――第三新東京都、廃マンション



加持「この前の手土産には感謝する」



オタコン「あんなデータで良かったのかい?」



加持「お蔭で良い夢が見れたよ」



加持「……いつ日本を発つ?」



オタコン「明後日だ。やっとスネークの体が良くなってさ。放り投げられたエントリープラグから回収した時は、ぼろ雑巾みたいになってたのに……まったくタフだよ」



加持「そうか……。一つ聞いて良いか?」



オタコン「何だい?」



加持「あの時の、お前や他のフィランソロピーの脱出、手引きしたのは碇司令だよな?」



オタコン「……どうしてそう思うんだい?」



加持「根拠は多々ある。新しいエヴァをゼーレが関わる前に排除せんとする利益の一致、戦闘中とはいえ手際が良すぎたお前達の脱出」



加持「さらに、司令は一度席を立っている」



オタコン「……参ったな、正解だ」



加持「メタルギア一号機のコアも回収した? レーダーでは、脱出したリキッドはコアを海上に落としてしまっている」



加持「後で探索隊が血眼になって探したが、見つかったのは脱け殻。機械で作られた擬似的なコアの中には空洞があり、そしてあるべき魂がなかった。……最も、これらは全て秘匿事項だがね」



オタコン「いや、……実は僕達も今、その事について調べてる。ひょっとしたら、リキッド以外に動いていた奴がいたかも知れないってね」



加持「……穏やかじゃないな……」



オタコン「そうだね。……あ、そうだ。ほら、お土産」



加持「ん? ……ホテルの割引券?」



オタコン「今日もあのおっかない指揮官とデートなんだろ?」 ニヤニヤ



加持「……ありがたく貰っとくが、今晩こいつは使わないな」



加持「もう予約は取ってあるからな」 ウィンク!


84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 20:02:19.42 ID:RLEKpq+M0



ケンスケ SPECIAL HAPPY END



――中学校



トウジ「委員長とイチャコラしとったらもう夕暮れ時や」



ヒカリ「他の人は慌てて帰ったよね。綾波さんとアスカとか、驚いたなぁ」



トウジ「まさかの料理対決やからな」



ヒカリ「そういえば相田も碇君も、急いで帰ってたけど、何か知ってる?」



トウジ「ああ。ケンスケはあいつ、コレできたんや」 コユビ



ヒカリ「え? ホントに!?」



トウジ「しかも年上」



ヒカリ「うぇぇぇ!?」



トウジ「何や知らんけど、電車で会って一目惚れしたんやと」



トウジ「んで、センセは墓参りや」



ヒカリ「……うわー、そっか、うわー……」 ソワソワ



トウジ「……しかもセンセと同じ職場らしい」



ヒカリ「うぇぇぇ!!?」



トウジ「おもろいなぁ、こいつ……」


85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 20:02:48.35 ID:RLEKpq+M0



シンジ HAPPY END



――墓地 ユイ墓前



シンジ「………」



スタスタスタ



ゲンドウ「またここに来たのか……」



シンジ「父さん……」



ゲンドウ「何しに来た? 今日は命日でもないぞ?」



シンジ「……確認をしに来たんです。僕が生まれた意味を……」



ゲンドウ「………」



シンジ「でも、ここにはなかった……あるなら、きっと……」



シンジ「僕の、心の中です」



ゲンドウ「……ソリッド・スネーク」



シンジ「え?」



ゲンドウ「あの男と出会ってから、変わったな」



シンジ「そんな……普段話してもいないのに……」



ゲンドウ「それくらい分かる」



シンジ「……あの人は、死んだのかな。母さんの時みたいに、突然」



ゲンドウ「シンジ、お前は振り返るな」



シンジ「……?」



ゲンドウ「お前はまだ、過去より未来の方が長い。逃げず、自分の願いのままに生きてみろ」



シンジ「……そっか。スネークさんに、どこか懐かしい感じがしたのは、父さんに似ているからなんだ」



ゲンドウ「……そうか」



ゲンドウ「帰るぞ。歩きだと、レイの食事会に遅れてしまう」



シンジ「……え?」



ゲンドウ「車を用意してある。来なさい」



シンジ「……は、はい!」


86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 20:03:50.95 ID:RLEKpq+M0



リキッド EPILOGUE



プルル プルル



「……私だ」



「ああ。知っての通り、計画は失敗に終わった」



「さらには遺体も紛失。……そうだ、紛失だ。今我々で捜索している」



「……安心しろ、見つけしだい報告する」



「……もう一つ。造ってほしい兵器がある」



「人間の感情を鋭利化させた、ビーストと呼べるような兵器。……そう、兵器だ。流行りの無人機じゃない、人間自体を兵器化させた怪物だ」



「詳しい話は、後でデータを送る。……ああ、金なら積む」



「……ああ、ああ。それじゃあ……」



ガチャ



プルル プルル



「……私だ」



「……そうか、ようやく見つけたか。すぐに捕まえろ、油断はするな」



「奴を捕らえしだい、計画を始める。今回の実験で、感情管理システムの欠陥が分かった」



「……そう。そうだ」



「GUNS OF THE PATRIOTSを始める」


87VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/27(日) 20:04:37.53 ID:RLEKpq+M0



ソリッド PROLOGUE



数年後



――墓地



オールド・スネーク「………」 スタスタスタ



スネーク「………」



スネーク「………」 スッ



サァァァァ



バタバハダバタ…!



オタコン「っと……」 タッタッタッ



スネーク「オタコン、死者が目を覚ますぞ」



オタコン「急いでくれスネーク」



スネーク「……ん?」



オタコン「懐かしい顔がお待ちだ」 カチャ





END


89VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/27(日) 20:07:32.28 ID:ZZXzc8MQo





MGSは1と3しかやってないけど、面白かったよ

90VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/27(日) 22:07:19.54 ID:y1lh6Vgho




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