サスケ「なあ、ちょっと思ったんだけどさ」ナルト「?」
- 1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/02(日) 15:44:45.73 ID:37x6n60o0
- サスケ「千鳥あるじゃん?」
ナルト「うん」
サスケ「あれさ、雷で性質変化させたチャクラを手にまとわせてるじゃん?」
ナルト(セーシツヘンカってなんだっけ…?)
サスケ「聞いてるか?」
ナルト「聞いてるってばよ」
サスケ「でさ、あれ」
サスケ「なんで痛くないのかな」
ナルト「……」
ナルト「言われてみればそうだってばよ」
元スレ:ttp://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1354/13544/1354430685.html
- 2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/02(日) 15:48:38.14 ID:37x6n60o0
- ナルト「なんでだろう」
サスケ「分かんないんだよ」
ナルト「自分のチャクラでできたものは効かないんじゃない?」
サスケ「俺もそう思ったんだけどさ」
サスケ「違うっぽいんだよね。俺小さい頃火遁の術のやり過ぎで頬痛くなったし」
ナルト「雷影のじっちゃんも自分の技で死んでるってばよ」
サスケ「千鳥流しも痛くねえんだよ」
ナルト「どうなってんだ……?」
サスケ「うーむ」
ナルト「うーむ」 - 3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/02(日) 16:18:01.10 ID:37x6n60o0
- ナルト「螺旋丸も変だってばよ」
サスケ「なにが?」
ナルト「だってあれ」
ナルト「手からちょっと浮いてるってばよ」
サスケ「……」
サスケ「浮いてるのか?」
ナルト「うん」
サスケ「え、ちょっとやってみて」
ナルト「いいよ」ヒューン
ナルト「ほら」
サスケ「ほんとだ浮いてる」
ナルト「だろ?」 - 4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/02(日) 16:19:55.57 ID:7T+stplAO
-
仲良いなこいつらww - 7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/02(日) 17:09:54.19 ID:37x6n60o0
- サスケ「反重力的な…ちがうな」
ナルト「反重力?」
サスケ「重力に逆らって浮かぶみたいなことだ。こんな簡単にできてたら反重力の忍術ができてる」
ナルト「分からないってばよ」
サスケ「螺旋丸を教わった人からは何も聞いてないのか?」
ナルト「エロ仙人から?」
サスケ(エロ仙人…?)
ナルト「なんかこう、手のひらの真ん中にチャクラを集中…みたいなことしか言われてない」
サスケ「その手のひらの真ん中に集中って、実際やったら手のひらの真ん中から半球状に螺旋丸出来ないか?」
ナルト「…それもそうだってばよ」
サスケ「どうせ浮かすなら何十メートルも浮かせれば当てやすいのに」
ナルト「その上自分の意思で動かせたら繰気弾みたいだってばよ」
サスケ「他作品を持ちこむのはやめなさい」 - 9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/02(日) 17:15:07.99 ID:37x6n60o0
- ナルト「忍術を出すのに、印を結ぶのは分かるよ」
サスケ「うん」
ナルト「でも忍術名を言う意味がないと思う」
サスケ「言ってないんじゃねーか?」
ナルト「?」
サスケ「頭の中で思ってるだけみたいな」
ナルト「でも聞こえるってばよ」
サスケ「漫画だと吹き出しの中にないよな」
ナルト「アニメだと口が動いてないし」
サスケ「あ、わかったかも」
ナルト「え?」
サスケ「あれだ。テレパシーなんじゃないか?」
ナルト「そりゃねえよ」
サスケ「うん。俺も思った」 - 10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/02(日) 17:23:12.93 ID:37x6n60o0
- ナルト「忍術と言えばさ」
サスケ「うん」
ナルト「雲の忍のさ、ダルイっているじゃん?」
サスケ「知らない」
ナルト「そいつがさ、黒斑差(くろぱんさ)とか励挫鎖荷素(れいざーさーかす)みたいな忍術使うんだけど」
サスケ「へえ」
ナルト「個人的に、忍者なんだからそういう異国の言葉を使うのはぶっちゃけ無」
サスケ「あ、岸本斉史先生こんにちは」
ナルト「」
~しばらくお待ちください~
ナルト「やややややややっぱりあ、あ、ありだよ、な。え、英語」ガタガタブルブル
サスケ「何があった」 - 21 :1です[saga]:2012/12/03(月) 13:54:05.78 ID:Kl8rGY5v0
- サスケ「さっきの話のさ」
ナルト「うん」
サスケ「雲の忍のダルイ?」
ナルト「うんそう」
サスケ「ちょっと調べたらさ、そのほかにもアツイとかサムイとかいるみたいだな」
ナルト「うんいる」
サスケ「…さすがにネーミングがちょっと安直過ぎると思」
岸本斉史先生「……」ニコォ
サスケ「」
~しばらくお待ちください~
サスケ「いいいいいいいいいいいよな!ア、アツイとかサムイとかダルイとか!!」ガタガタブルブル
サスケ「な、なまっ、なななななま名前オオオオ覚えやすすすすすいし!!」ガタガタブルブル
サスケ「アニニニニメッ!オ、オリオリオリジナルとかでもももももっ!名前つつつつつつ付けやすいしなあああああ!!」ガタガタブルブル
ナルト「……」
サスケ「」ガタガタブルブル
ナルト「……」 - 22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/03(月) 14:14:54.27 ID:Kl8rGY5v0
- ナルト「昔さ」
サスケ「うん」
ナルト「任務でさ、再不斬と戦ったじゃん?」
サスケ「ああ、波の国か」
ナルト「その途中でさ」
サスケ「うん」
ナルト「なんか大勢来て俺達を殺そうとしたじゃん?」
サスケ「ああ、俺倒れててよく知らないままなんか敵がたくさんいたの覚えてる」
ナルト「へー…んで、そんときさ」
サスケ「うん」
ナルト「俺がさ、加勢しようと多重影分身したんだってばよ」
サスケ「うん」
ナルト「でもチャクラが足りなくて5人しか出せなかったんだってばよ」
サスケ「そうか」
ナルト「で、カカシ先生はさ」
サスケ「うん」
ナルト「描写されているだけでも24人くらいに分身してるんだってばよ」
サスケ「……」
サスケ「え?」 - 24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/03(月) 14:28:47.98 ID:Kl8rGY5v0
- ナルト「しかも分身の前に『雷切に口寄せに写輪眼…チャクラを使い過ぎた!』って言ってるし」
サスケ「『あの程度なら今のチャクラでも……ハッタリにはなるか…』って思ってるぜ?」
ナルト「でも、禁術の多重影分身をするにはチャクラが多すぎだってばよ」
サスケ「禁術なの?」
ナルト「うん」
ナルト「なんで使えたんだろーって思ったら、コピーだったってばよ」
サスケ「禁術っていうくらいだから…まあチャクラの消費はとんでもなさそうだよな」
ナルト「俺こないださ」
サスケ「うん」
ナルト「カカシ先生に『お前のチャクラはおれの四倍だ』って言われたんだよ」
サスケ「そんなに多いのか」
ナルト「うん。でさ、『九尾チャクラを抑えなければ俺の約百倍だ』とも言われた」
サスケ「へえ」
ナルト「それで」
サスケ「うん」
ナルト「俺の四分の一のチャクラしかないカカシ先生が俺よりも多く分身できるのはなぜかなーって思った」
サスケ「単にその時のお前のチャクラが少なかっただけじゃないか?」 - 25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/03(月) 14:34:33.93 ID:Kl8rGY5v0
- サスケ「結論を言うとさ」
ナルト「うん」
サスケ「カカシは・お前よりチャクラが多く・お前から技をコピーし・影分身に使うチャクラをセーブした」
サスケ「だからお前よりも多く影分身ができた…ってことでいいか?」
ナルト「いいよ」
サスケ「……言ってる途中で気づいたんだが」
ナルト「どした?」
サスケ「別に無理してコピーの影分身じゃなくてもさ」
ナルト「うん」
サスケ「ハッタリなら分身の術でよかったんじゃないか?」
ナルト「……」
ナルト「…それはきっと意地だってばよ」
サスケ「意地?」
ナルト「『俺だって多重影分身できるぜどやああああああああ』みたいな?」
サスケ「ああ、テレパシーで影分身って分かるからな」
ナルト「テレパシーじゃないって結論にたどりつかなかったっけ?」 - 26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/03(月) 14:38:12.77 ID:EiUiln04o
- 昔のNARUTOしか知らないけど効率いい影分身を使ったんじゃない?
実体持たせるのに必要最小限のチャクラだけ影分身に分けるみたいな - 27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/03(月) 15:26:34.25 ID:Kl8rGY5v0
- ナルト「なあサスケ」
サスケ「なんだ?」
ナルト「お前さ、イタチの目を取って自分のものにしたんだっけ?」
サスケ「したよ」
ナルト「それさ」
サスケ「うん」
ナルト「どうやったの?」
サスケ「?」
ナルト「だからさ」
ナルト「どうやって目を入れたのって言ってんの」
サスケ「……」
サスケ「あれ?」 - 28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/03(月) 15:32:22.40 ID:Kl8rGY5v0
- サスケ「どうやったんだっけ……?」
ナルト「覚えてないのかよ」
サスケ「あれだ。こう、まず目をもいで…」
ナルト「グロいわ」
サスケ「あれ……?ど、どうやったんだっけ……」
ナルト「覚えてないのかよ」
サスケ「うん」
ナルト「どういうことだってばよ…」
サスケ「しらん」 - 29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/03(月) 15:35:05.43 ID:Kl8rGY5v0
- サスケ「お、もうこんな時間か」
ナルト「どっかいくのか?」
サスケ「おう。木の葉潰しがまだ終わってなくてな」
ナルト「木の葉潰しか…お前もいろいろ大変なんだな」
サスケ「まあな」
ナルト「がんばれよ!」
サスケ「おう!」
ガチャッ バタン - 30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/03(月) 15:41:30.81 ID:Kl8rGY5v0
- ナルト「木の葉潰しかー…」
ナルト「サスケもすごいことやってんなー」
ナルト「さすがはウチハ一族?」
ナルト「でもそれ言うとサスケきっと怒るもんなー」
ナルト「…小さい頃は何かとあいつに突っかかってたな…」
ナルト「よし!俺もいっちょがんば」
ナルト「」
ナルト「……えーと…」
ナルト「こ、木の葉潰し……?」
ガチャッ バタン
<オーイ マテー!!
<マタナイ
<オイロケノジュツシテヤルカラヤメロー!
<イラン
おわり - 31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/03(月) 16:56:40.96 ID:8tNzX1SSO
-
乙。クスクス笑えたぜ
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