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ドラッグ オン ドラグーン3 討鬼伝

スネーク「こちらスネーク、オツキミ山に到着した」



前作:「スネーク「こちらスネーク、トキワの森に到着した」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23 21:11:15 ID:bEAg1/Eb0
少佐「予定通りだな、スネーク」

少佐「今回の任務はその山に生息する生命体”ポケットモンスター”、通称ポケモンと呼ばれる生物の調査、捕獲だ」

少佐「君は以前も、ポケモンの調査任務を行ったことがあったな?」

スネーク「ああ、ポケモントレーナーになるのはこれで二度目だ」

少佐「ならば基本的な捕獲の手段は理解しているだろう。携行している専用の捕獲道具、モンスターボールで捕獲してくれればいい」

2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23 21:12:21 ID:aQ3TG8Su0
くうなよ

3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23 21:12:54 ID:OLy5gFhQ0
メタルギアSSに外れは無い
今回はポケモンに酷いことするなよ

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23 21:14:42 ID:bEAg1/Eb0
少佐「今回のターゲットの資料も持たせてあるはずだ」

スネーク「ああ、このピンクのフカフカしたヤツか」

少佐「”ようせいポケモン”のピッピだ。なかなか人前に姿を見せないから、ちょっと捕獲に苦労するかもしれんな」

スネーク「今回も必然的に潜入任務か」

少佐「そうだな。できるだけ痕跡は残すな。人間の存在に敏感なポケモンだからな」

スネーク「了解した」

少佐「…それと、パラメディックから伝言を預かっている」

スネーク「?」

少佐「…"食べちゃダメ"、だそうだ」

スネーク「…任務を開始する」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23 21:16:15 ID:jWxyLJeB0
ピッピ食うとか正気かおい

いやピカチュウも食ったけどさ

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23 21:18:31 ID:bEAg1/Eb0
スネーク「…(ピッピとやらが最終目標だが、できるだけ数は多い方がいいだろう。まずは2,3匹捕獲するか)」コソコソ

スネーク「…(ん…?)」

ズバット「(`Д´)」バッサバッサ

スネーク「(見たことのない体色のコウモリだな…)」


ピピピッ ピピピッ


スネーク「パラメディック、あれは?」

パラ子「あれはズバット、こうもりポケモンね。食べられないわよ」

スネーク「まだ何も言ってないじゃないか?」

パラ子「…えーと、ポケモンといっても、普通のコウモリと変わらないわね
     洞窟など暗い場所に生息して、超音波で回りの壁とかの位置を把握してるみたい」

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23 21:21:46 ID:bEAg1/Eb0
スネーク「超音波か…ふむ…」

パラ子「…スネーク、何考えてるの?」

スネーク「大丈夫だ、食ったりしないさ」

パラ子「…何か、もうそれならなんでもいい気がしてきたわ…あとは任せるわね」

スネーク「ああ、おかげで捕獲できそうだ、任務に戻る」

プツン

スネーク「…」

ズバット「(`Д´)」バッサバッサ

スネーク「…」スーハースーハー

ズバット「(`Д´)…?」バッサバッサ






スネーク「 … リ キ ッ ド ォ ォ ォ ォ ォ ォ ! ! !  」

ズバット「( Д )!」ビクッ

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23 21:25:47 ID:bEAg1/Eb0
ビリビリ…

ズバット「( Д )」バタッ

スネーク「良しッ!行けっ!モンスターボール!」


ボイン ボイン ボイン
テンテレテンテレテーン


スネーク「ポケモン、ゲットだぜッ!!」


-CALL-
ピピピッ ピピピッ


少佐「さっそくポケモンを捕獲したようだな」

スネーク「ああ、まあな」

少佐「…ところで、今の”リキッド”とは…?」

スネーク「俺もわからん。ただ…何というか、こう叫ばなければならない使命感というか…
      そんな運命じみたものを感じてしまってな」

少佐「…?まったくわからん男だな君も…」

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23 21:26:48 ID:9RoPsqsS0
スネークの攻撃が「リキッドォォォ!!」ってwww

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23 21:29:25 ID:bEAg1/Eb0
少佐「ポケモンを捕獲できたようだが、そのズバットは高い買い物になったかもしれんな」

スネーク「ああ、確かに今の声で山全体が騒がしくなっている。ほかのポケモンに感づかれたかもしれん」

少佐「ピッピはただでさえ人の気配に敏感だ。次から注意してくれたまえ」

プツン

スネーク「…(仕方ない、しばらく隠れて様子をうかがうか)」


カシャッ
[C BOX]


スネーク「(…)」

スネーク「(…腹が減ってきたな…)」

51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23 21:32:55 ID:bEAg1/Eb0
スネーク「…?」

スネーク「(あれは…キノコか?)」

スネーク「…」


ピピピッ ピピピッ


スネーク「パラメディック、キノコが歩いている」

パラ子「え?…ああ、あれもポケモンよ。きのこポケモンのパラスね」

スネーク「きのこポケモン…ふむ…」

パラ子「スネーク」

スネーク「ん?ああ、なんだ?」

パラ子「…えーと、パラスは見ての通り、キノコを背負ったポケモンね
     背中のキノコは冬虫夏草と言って、長寿の薬になるといわれているわ」

スネーク「そうか、それで?」

パラ子「…味?」

スネーク「ああ」

57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23 21:36:54 ID:bEAg1/Eb0
パラ子「…味は確かに資料には書いてあるけど…その前にスネーク」

スネーク「ん?」

パラ子「ひとつ約束してほしいんだけど」

スネーク「どうした?」

パラ子「…食べていいのは、背中のキノコだけだからね」

スネーク「他にどこを食べるって言うんだ」

パラ子「…え?」

スネーク「まさかキノコを背負ったザリガニみたいなヤツを食うとでも思ってたのか?」

パラ子「え?い、いや、あなたがそのつもりがないんだったらいいんだけど…ええ」

スネーク「勘弁してくれ、俺は別にゲテモノが好きなわけじゃない」

パラ子「…どの口が言うのかしら、それ…」

スネーク「そんなに褒めないでくれないか」

パラ子「…資料によると、背中のキノコはかなり美味しいらしいわ」

スネーク「そうかぁ!」

71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23 21:42:24 ID:bEAg1/Eb0
スネーク「フッ!フッ!」

ゲシッ ゲシッ

パラス「!」

キュィーン

[ Paras ]

スネーク「ポケモン、ゲットだぜッ!」

パラ子「…(何か違う気がするわね…)」



[ FOOD ]

[ Paras ]
資料によるとかなりウマいらしい

ピッ

[ EAT ]





スネーク「ウッ…!パラメディックめ…!毒じゃないか…!」

82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23 21:46:39 ID:bEAg1/Eb0
ピピピッ ピピピッ

スネーク「パラメディック」

パラ子「何?」

スネーク「さっき捕獲したパラスを食ったぞ」

パラ子「ああ、どうだった?」

スネーク「…毒だった」

パラ子「え?ウソ!?」

スネーク「…幸い、軽い下痢と嘔吐で済んだがな」

パラ子「だって、資料では美味しくて薬になるって…」

スネーク「…その資料、本当に信用できるのか?」

パラ子「できるわよ!」

スネーク「大体、誰が作ってるんだ、ソレ?噂によると"いでんしポケモン"とかいうポケモンの味まで書いてあるそうじゃないか
      そんな資料もポケモンも見たことがないぞ」

92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23 21:51:27 ID:bEAg1/Eb0
パラ子「どこにも出版とか編集とかの名前がないのよ、これ」

スネーク「ますます信用できなくなってきたな…
      今までその資料を頼りに任務中の食料を調達していたが…」

パラ子「…あれ?ちょっと待って?」

スネーク「どうした?」

パラ子「…あなた、まさか”本体”ごと食べてないわよね?」

スネーク「?」

パラ子「キノコは美味だけど、パラス自体は体内に毒があるって書いてあるんだけど…」

スネーク「…!」

パラ子「…どうなの?」

スネーク「…に、任務に戻る」

パラ子「あ、ちょっ…待ちなさいスネーク!」

プツン

101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23 21:56:12 ID:bEAg1/Eb0
スネーク「…(あまり腹は膨れなかったが、任務に戻るか…)」

スネーク「(…ん…?)」

イシツブテ「(`ω´) 」

スネーク「(ただの小石…じゃなさそうだな)」

-CALL-
ピピピッ ピピピッ

パラ子「スネーク、まだ話は…」

スネーク「パラメディック、あれはなんだ?」

パラ子「…あぁ、やっぱりもういいわ…」

スネーク「?」

パラ子「…えぇと…あれはイシツブテ、がんせきポケモンね
     これまでのポケモンと違って、好戦的だから気をつけて」

108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23 22:00:19 ID:bEAg1/Eb0
スネーク「がんせきか…これまではCQCで何とかしてきたが、今回は難しそうだな」

パラ子「一応、弱点は格闘タイプなんだけど…」

スネーク「弱点?」

パラ子「あ、ああ、なんでもないの。こっちの話」

スネーク「?」

パラ子「見ての通り、かなり頑丈よ。素手で弱らせるのは難しそうね」

スネーク「やはり何か武器が必要か…」

シギント「おっと、呼んだかい、スネーク?」

スネーク「シギントか。何か用意してくれてるのか?」

113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23 22:04:51 ID:bEAg1/Eb0
シギント「ああ、オツキミ山にはイシツブテがいるってのはわかってたからな
      今回はその対策として、ちょっと過激なモンを用意させてもらったぜ」

スネーク「…これは…」

シギント「使い方はわかるよな?」

スネーク「ああ…しかし、乱暴じゃないか?今回の任務は捕獲だ、殺戮じゃない」

シギント「大丈夫大丈夫。程よく弱らせられるはずだから、そこでボールを投げつけてやればいい」

スネーク「…この際手段は選んでいられないか…」

シギント「ま、こういう商売じゃあな。あとは上手くやれよ、スネーク」

プツン







ピッピッ カシャッ
[ TNT ]

121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23 22:08:39 ID:bEAg1/Eb0
イシツブテ「(`ω´) 」

スネーク「…」コソコソ

スネーク「…」ピトッ

イシツブテ「(`ω´)?」

スネーク「…!」バッ

[C BOX]

イシツブテ「(`ω´)…」

イシツブテ「(`ω´)」

スネーク「…」コソコソ



スネーク「…」ピッ

ドカァァァン!

126: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23 22:11:44 ID:bEAg1/Eb0
イシツブテ「( ω )」

スネーク「行けっ!モンスターボール!」


ボイン ボイン ボイン
テンテレテンテレテーン


スネーク「ポケモン、ゲッt…!」

スネーク「…!」


ピピピッ ピピピッ


スネーク「…シギント」

シギント「おう、どうだった、スネーク」

スネーク「…」

シギント「…お、おい…まさか、スネーク…」

131: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23 22:12:49 ID:XMk+u+K2O
????「殺戮を楽しんでいるのだよ 貴様は!!」

136: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23 22:15:50 ID:bEAg1/Eb0
シギント「悪かったな、無責任に大丈夫とか言っちまって…」

スネーク「いや、俺も相手を見ただけで武器に頼り、何も考えずお前の指示を受けてしまった
      俺ももっとしっかりしていれば、こんなことには…」



パラ子「…今まで何匹もポケモンを食べておいて、今更何を言ってるのかしら…」ヒソヒソ

少佐「まぁ、彼はそういうところがもともと不安定というか…ともかく、彼の思うままにしてやろう」ヒソヒソ


~~~

スネーク「…さて、仕切り直すか…」

スネーク「…(この洞窟にはさっきのイシツブテ、ズバット、パラス…ほかにはピッピしか生息していないハズだが…)」

スネーク「…(さっきの爆発や大声で警戒されてしまったか…?なかなか姿を見せてくれないな…)」

138: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23 22:17:03 ID:97jPUrcg0
不安定wwww

147: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23 22:22:49 ID:bEAg1/Eb0
スネーク「…(もうちょっと奥まで行ってみるか…)」

~~~

スネーク「…ん?あれは…?」

サンド「(`・ω´・) 」

ピピピッ ピピピッ

スネーク「パラメディック、あれもポケモンか?」

パラ子「ええ、あれはサンド、ねずみポケモンね」

スネーク「どういうことだ?確かここには先ほどまでのポケモンとピッピしかいないはずじゃ…」

パラ子「おかしいわね確かにこの資料には…あれ?」

スネーク「どうした?」

パラ子「…ウソ、『ピカチュウバージョン』以降だとサンドも出現するの…?」

スネーク「パラメディック?」

パラ子「え?な、何?」

154: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23 22:27:53 ID:bEAg1/Eb0
スネーク「その…ピカチュウがどうとか、どういうことだ?」

パラ子「あ、ああ、何でもない、何でもないのよ」

スネーク「?」

パラ子「…とにかく、サンドがいるなら都合がいいわね、その子も捕獲しましょう」

スネーク「ああ、そのつもりだが…」

パラ子「サンドは分類こそねずみポケモンだけど、生物としてはアルマジロに近いわね
     手足の構造…というか、形態としては人に近いし、あなたもやりやすいんじゃないかしら」

スネーク「ああ、こういう相手だと格闘もやりやすい」

パラ子「そう。任務の予定時間も残り少なくなってきたわ、速やかに捕獲してちょうだい」

スネーク「もうそんな時間か?腹が減るわけだ」

パラ子「…スネーク

スネーク「何だ」

パラ子「ダメですからね」

スネーク「…わかっている」

パラ子「素直でよろしい。さっそく捕獲してくること!」

159: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23 22:30:56 ID:bEAg1/Eb0
スネーク「…!」バッ

サンド「(`・ω´・) !」

スネーク「ふんっ!」ガシッ

サンド「(`・ω´・) !」

スネーク「そぉい!」グアッ

ビターン!

サンド「ぬおっ!!」←気絶

スネーク「行けっ!モンスターボール!」


ボイン ボイン ボイン
テンテレテンテレテーン


スネーク「ポケモン、ゲットだぜッ!!」

162: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23 22:32:22 ID:WsScz4Hm0
ぬおっ!!ワロタwww

170: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23 22:35:01 ID:bEAg1/Eb0
-CALL-
ピピピッ ピピピッ


少佐「見事な手際だ。サンドを捕獲したようだな」

スネーク「ああ。だが、肝心のピッピがまだ…」

少佐「そのことなんだが、どうやら山の入口付近でピッピを見たという情報が寄せられている」

スネーク「入口か…いったん引き返した方が良さそうだな」

少佐「そうだな。ただ、当然山から出れば人も多い。他のトレーナーには気をつけるんだ」

スネーク「了解した。時間も残り少ない、速やかに捕獲に移る」


~~~


スネーク「…」コソコソ

スネーク「…!(いた…あれか…!)」

ピッピ「(*゚ー゚)」

174: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23 22:38:45 ID:bEAg1/Eb0
少佐「ピッピを発見したか」

スネーク「ああ」

少佐「どうだ、可愛いだろう」

スネーク「…少佐…?」

少佐「…あ、いや、ゴホン…
    これから君にピッピを捕獲してもらうわけだが…出来るだけ外傷は少なくしてもらいたい」

スネーク「わかっている」

少佐「最低限の格闘は許可するが、武器の使用は禁止だ。投石の類も控えてくれ」

スネーク「ずいぶんとお気に入りだな」

少佐「あぁ、可愛いからな」

スネーク「…」

少佐「…もういいだろう、任務に戻ってくれ」

スネーク「あ、ああ…」

184: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23 22:42:21 ID:bEAg1/Eb0
スネーク「…(やはり無傷は難しい…これまで通り投げて気絶させるしかない)」

ピッピ「(*゚ー゚)」

スネーク「…!」バッ

ピッピ「(*゚ー゚)!」

スネーク「ふんっ!」ガシッ

ピッピ「ピッ!?」

スネーク「そぉい!!」ブンッ


ビターン!


ピッピ「ギエピー!!」 ←気絶

スネーク「行けっ!モンスターボール!」


ボイン ボイン ボイン

193: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23 22:43:59 ID:HMLD7u/z0
ギエピーktkrwwwwwwwwwww

198: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23 22:46:04 ID:bEAg1/Eb0
バカッ!

スネーク「…!?」

ピッピ「ピピッ!」

ピッピ「…」キョロキョロ

ピッピ「…?」


ピピピッ ピピピッ


スネーク「少佐、ピッピを取り逃がした」

少佐「…なんだと…!?」

スネーク「いや、取り逃がしたというか…ボールを命中させたんだが、ボールから逃げ出してしまって…」

少佐「謝っているヒマがあったらさっさと行って今度こそピッピを捕獲してこい!!」

スネーク「あ、ああ、わかっているが…」

少佐「なんだ!?さっさと行け!!」

206: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23 22:50:39 ID:bEAg1/Eb0
スネーク「…了解した、任務に戻る」

少佐「まだ話は終わっていないぞスネーク!!ピッピは食えんからな!!
    大体君はいつもいつも―」

プツン


ピッピ「…」キョロキョロ

スネーク「(まだ警戒されているか…しかし、もう時間もない…ここは強硬策に出るしかない)」

スネーク「…!」スクッ

ピッピ「!」ファン!


スネーク「待たせたな」

ピッピ「ヤロー!!」


ピッピの すてみタックル!

219: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23 22:53:55 ID:bEAg1/Eb0
スネーク「…!」

しかし ピッピのこうげきははずれた!

スネーク「ふっ!」ガシッ

ピッピ「ピッ!?」

スネークの じごくぐるま!!


ビターン


ピッピ「オアー!!」←気絶

スネーク「行けっ!モンスターボール!」


ボイン ボイン ボイン

228: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23 22:57:34 ID:bEAg1/Eb0
バカッ!

スネーク「…なっ…!?」

ピッピ「ピピッ!」

ピッピ「…?」キョロキョロ


ピピピッ ピピピッ


スネーク「少佐、すまない…またしても…」

少佐「スネーク貴様ぁ!私のピッピはどうした!!
    私の貴重な休暇をピッピなしで過ごせというのか!!
    私もピッピが食べたいと言っているだろう!!」

スネーク「落ち着け、少佐」

パラ子「…スネーク、少佐があんなだから、私が変わるわね」

スネーク「パラメディック」

パラ子「二度も捕獲失敗となると…そのピッピ、ひょっとして野生のポケモンじゃないんじゃないかしら」

242: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23 23:03:40 ID:bEAg1/Eb0
スネーク「ああ、確か他のボールに入ったポケモンは、基本的に捕獲できないんだったな」

パラ子「ええ。周りにトレーナーがいないかよく見て」

スネーク「…なるほど…あれ以外のピッピを探すしか無さそうだな」

パラ子「ええ、急いでちょうだい」

プツン


スネーク「…(仕方ない、また気長に待つか…)」

スネーク「…(腹が減ったな…食事にするか)」


ピッ

[ FOOD ]

ピッ ピッ

[ RUSSIAN RATION ]
RUSSIAN RATION
Sandshrew
Zubat


スネーク「(…ゴクリ)」

251: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23 23:09:41 ID:bEAg1/Eb0
スネーク「…!(いた…!)」

ピッピ「(*゚ー゚)」

スネーク「(周りにトレーナーはいない…それにさっきのヤツとは明らかに顔つきが違う
       …なるほど、かわいいじゃないか)」

ピッピ「(*゚ー゚)」

スネーク「…」ザッ

ピッピ「(*゚ー゚)!」

スネーク「ふんっ!」ガシッ

ピッピ「ピピッ!」

スネーク「そぉぉい!」ブンッ


ビターン!

ピッピ「ふえぇっ!!」←気絶

スネーク「今だッ!モンスターボール!!」

ボイン ボイン ボイン
テンテレテンテレテーン

スネーク「ポケモン、ゲットだぜッ!!」

253: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23 23:10:35 ID:i4jsp+MC0
ふえぇヤメロwwww

261: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23 23:13:44 ID:bEAg1/Eb0
-CALL-
ピピピッ ピピピッ

少佐「スネーク」

スネーク「し、少佐」

少佐「ピッピを捕獲したそうじゃないか」

スネーク「ああ、まぁな」

少佐「そうかそうか。そうか。君はやってくれる男だと信じていたよ。うむ。さっそく帰還してくれたまえ」

スネーク「…ずいぶんとご機嫌じゃないか少佐。さっきまであれほど…」

少佐「できるだけ急いでくれたまえよ」

ブツン


-CALL-
ピピピッ ピピピッ

パラ子「スネーク、お疲れ様」

スネーク「パラメディックか。ピッピを捕獲したぞ」

パラ子「…今度は食べないでよね」

スネーク「ああ」

265: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23 23:16:29 ID:bEAg1/Eb0
スネーク「…ところでパラメディック」

パラ子「何?」

スネーク「ひとつ聞きたいんだが…」

パラ子「なんでも聞いてちょうだい」

スネーク「…こんな質問、俺もばかばかしいと思うが…しかし、今聞いておいた方がいいと思ってな」

パラ子「どうしたのよ、改まって」

スネーク「さっきのピッピがそうだったんだが…
      ポケモンが…その、ポケモンが人の言葉を話すことって、あるのか?」

パラ子「…」

パラ子「…えっ?」

スネーク「いや、だから、ポケモンが人間の―」

パラ子「ス、スネーク、ちょっと失礼していい?」

スネーク「? ああ」

273: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23 23:20:37 ID:bEAg1/Eb0
ヒソヒソ

パラ子「ねぇ、今の聞いた?」

シギント「スネーク…イシツブテの時から様子がおかしかったが、まさかそんな…」

少佐「彼には最近、過酷な任務を任せすぎたのかもしれんな…帰ってきたら、少し休暇を与えてやるとしよう」

パラ子「そうですね…」

シギント「スネークになんて言うんだよ?」

パラ子「もう知らないわよ!もう無線変わってよ!」

シギント「冗談じゃない、なんで俺が!」

パラ子「ハァ…」


パラ子「ス、スネーク、おまたせ」

パラ子「ポケモンのなかでも知性のある個体は、まれに人間の言葉を話したりするみたいよ。良かったわね!」

スネーク「…?あ、ああ」

274: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23 23:21:20 ID:hh1Wdlid0
こいつらwww

283: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23 23:24:34 ID:bEAg1/Eb0
スネーク「もう任務は完了した。リカバリーポイントで待機する。回収してくれ」

パラ子「…ところで、スネーク」

スネーク「なんだ?」

パラ子「私からも質問していい?」

スネーク「ああ」

パラ子「…今回、ピッピのほかに、サンドとズバットを捕獲したのよね」

スネーク「そうだな」







パラ子「…あなた、サンドはどこにやったの?」


END

286: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23 23:25:12 ID:i4jsp+MC0
おい!wwww

303: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23 23:30:23 ID:bEAg1/Eb0
~こんなのもやりたいんだけどキャラ把握できてないし動きがないから難しいんです編~


ピッピ「!」

雷電「ハッ!」ズバズバ

ピッピ「ギエピー!!」

雷電「!」


- 斬 -
ザシュッ ザシュッ ザシュッ


雷電「ハアアッ!!」


- 奪 -


雷電「ヒャッハー!!」グシャァアアァ

ピッピ「 」

308: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23 23:36:54 ID:WHPYh6980
乙ww
おもしろかたwwwwww

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