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ドラッグ オン ドラグーン3 討鬼伝

安心院「今日は、中に出しても安心院さんだよ」

     
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07 23:55:53 ID:DO5IkUWe0

安心院「……なんて調子に乗ってやりまくってたら、見事に懐妊しちまってまいったぜ」

めだか「……は?」

安心院「『は?』じゃなくて、セックスだよ、セックス」

安心院「めだかちゃんも、生娘じゃないんだから、それくらいわかるだろ?」

めだか「……安心院なじみ、1万年以上生きているとはいえ、一応はお前も箱庭学園の生徒だ」

めだか「生徒会長として、性の乱れに苦言を呈さないわけにはいかないな」

安心院「まあまあ、そう堅いこと言わないでもいいじゃねえか」

めだか「……やれやれ。では、手遅れになる前に、産婦人科に行くぞ」


8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07 23:57:20 ID:DO5IkUWe0

安心院「…………なんで?」

めだか「……なんでって、子供を堕ろすために決まっているであろうが」

安心院「おいおい、めだかちゃん、僕は中絶するだなんて一言も言ってないぜ」

めだか「中絶する気がない…だと……。貴様、産むつもりか?」

安心院「ああ、そのつもりだよ」

めだか「正気か! さっきも言ったが、お前も一応は女子高生なのだぞ!!」

安心院「こう見えても僕は高齢でねえ、羊水が腐っちまう前に子供は産んどきたいんだよ」


13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/07 23:59:57 ID:DO5IkUWe0

安心院「僕の一京を超すスキルの中には、当然、避妊に関するスキルもある」

安心院「膣に侵入した精子を卵子に到達する前に殺すスキルとかね」

安心院「最初から孕むつもりがないのなら、きちんとそれらのスキルを使ってるさ」

安心院「めだかちゃんは、僕の妊娠を祝福してはくれないのかい?」

めだか「………そうか、年齢が理由では仕方ないな。わかった」

めだか「黒神めだか、および箱庭学園生徒会は安心院なじみの出産を全力で応援しよう」凛ッ!!

めだか「ではまず、父親に活を入れてならねばな。誰なんだ?」

安心院「さあ?」


16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/08 00:01:47 ID:ong1+GId0

めだか「………さあ?」

安心院「この学園の色んな奴に股を開いたからね。いったい父親が誰なのやら」

めだか「き、貴様ッ!! 父親もわからぬなど、股が緩いにもほどがあるぞ!!」

安心院「仕方ないじゃないか。セックスは生物の本能だぜ、めだかちゃん」

めだか「言え! 誰とやったか、一人残らず全部言え!」

安心院「えーっと、ひー、ふー、みー、……指が十本じゃ足りないな」

めだか「こ、この、尻軽女が!! もういい、身体を重ねた男一人ずつ尋問していく!!」


21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/08 00:04:17 ID:ong1+GId0

善吉「よお、めだかちゃん、それに安心院さん。2人そろって何やってんだ?」

安心院「……えーっと、まず、最初に手を出した相手は善吉ちゃんだったかな」

安心院「善吉ちゃんは童貞の中の童貞だからなあ」

安心院「軽く誘惑したら、ホイホイとベッドまで付いてきてくれたぜ」

めだか「ぜ、善吉…、貴様、あれだけ『めだかちゃん、めだかちゃん』言っておきながら…」

善吉「そ、そんなこと言ったって仕方ないだろ、めだかちゃん」

善吉「俺だって健全な男子高校生だ。キス以上をさせてくれない幼馴染より」

善吉「たとえ年増であっても身体を許してくれる女性を選ぶさ」

善吉「胸はめだかちゃんほどないけど、エロくて良い身体をしてるしな」

めだか「み、見損なったぞ…、善吉、いや、人吉庶務」


23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/08 00:05:50 ID:ong1+GId0

めだか「それで、安心院なじみ、人吉庶務がお前の子の父親なのか?」

安心院「うーん……」

善吉「父親? 何の話だよ、めだかちゃん」

めだか「安心院なじみが妊娠した。今、相手の男を探しているところだ」

安心院「おめでただぜ、善吉ちゃん」

善吉「おお、それはよかったな、安心院さん」

めだか「ん? 善吉、お前が父親ではないということか?」

善吉「ああ、めだかちゃん、俺が父親ってのはありえねえよ」

めだか「?? どうして、そう言い切れる?」

善吉「だって、俺は安心院さんのアナルにしか挿れてないからな」


25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/08 00:07:48 ID:ong1+GId0

めだか「……そうなのか、安心院なじみ」

安心院「おお、そうだそうだ、そういえばそうだったぜ」

善吉「俺はめだかちゃんの恋人になりたい男だぜ」

善吉「めだかちゃん以外のまんまんに手を出す、ましてや中に出すなんてするわけないだろ」

善吉「おちんちんは新品のまま、めだかちゃんに取っておきたいからな」

安心院「まったく、善吉ちゃんってば、めだかちゃんには内緒にしておくって言っても聞かないんだぜ」

善吉「でも、安心院さんとはエッチしたかったから、尻の穴を使ったってわけさ」

めだか「そうだったのか……。では、人吉庶務が父親であるはずはないな」

めだか「ならば、他の男を当たろう。案内しろ、安心院なじみ」

安心院「はいよー。またアナルで相手してやるよ、善吉ちゃん」

善吉「ああ、楽しみにしてるぜ、安心院さん」


28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/08 00:09:52 ID:ong1+GId0

宗像「む? こんなところで会うとは奇遇だな、黒神めだか、それに安心院なじみ」

安心院「お、そうだそうだ、確か宗像ちゃんともやったことがあるぜ」

めだか「なに? では、宗像二年生、お前が安心院なじみの腹の子の父親か?」

宗像「父親? 何の話だ?」

めだか「安心院なじみは誰かの子を身籠っている。宗像二年生は尻の穴でやったわけではないのであろう?」

宗像「ほう…、妊娠か。当たり前だ、尻の穴は男性器を挿れる場所ではないからな」

めだか「なるほど、つまり、お前が子供の……」

宗像「父親…というのはありえない」

めだか「?? なぜだ? なぜ、そう言い切れる?」

宗像「俺は“枯れた樹海”……精巣も枯れ果てているからだ」


30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/08 00:12:06 ID:ong1+GId0

めだか「な、なんということ……、その歳で種無しだというのか…」

安心院「そういえば、宗像ちゃんは今まで射精したことなかったよ」

宗像「ある男に、睾丸を2つとも潰されてしまってね。全摘したんだ」

めだか「可哀想に…、中の人が同じばかりに睾丸全摘なんて……」

宗像「そう憐れまないでくれ。種無しになって便利なこともある」

宗像「実の妹や、その友人たちと避妊具なしでまぐわうことができたりね」

めだか「な、なんと……」

安心院「さすが悪平等(ボク)、知らないところで、そんな酒池肉林をしていたとは」

めだか「なるほど。しかし相手は女子中学生、しかも一人は肉親だ」

めだか「ほどほどにしておくようにな」

宗像「ああ、わかっている。用が済んだなら、僕はもう行くよ」


34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/08 00:14:06 ID:ong1+GId0

阿久根「へー、安心院さんが妊娠を……」

めだか「ああ、阿久根書記、もしや、お前が父親ではないのかと思ってな」

阿久根「うーん、確かに僕は2、3度、安心院先輩と寝たことはあるけど……」

めだか「そうか! では、お前が!!」

阿久根「いや、それはない。僕は、安心院さんのお尻にしか挿れてないんだから」

めだか「な、なに……。まさかお前も、鍋島三年生のために新品に保とうと…」

阿久根「??? なんの話だい? 僕は、お尻の穴が好きだから、お尻に挿れただけだよ」

めだか「そ、そうか……」

安心院「どうやら、彼も違うようだね」


35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/08 00:16:05 ID:ong1+GId0

鶴喰「安心院なじみと。ええ、まあ、何度かしたことはありますよ」

めだか「そうか。では、お前が父親……」

安心院「ってのはありえないぜ、めだかちゃん」

めだか「え?」

安心院「なぜなら、コイツとは一度も最後までしたことがないからな」

めだか「最後までしたことがない? それはなぜだ?」

安心院「いやあ、この野郎、ToLOVEるのコスプレでなきゃHしないってうるさくってさ」

鶴喰「いやあ、私、本当はそういうの興味がないんですよ」

鶴喰「でもですね、一応はダークヒーローなわけですし…」

鶴喰「アブノーマルなセックスってのもしておく必要があるじゃないですか」


37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/08 00:18:13 ID:ong1+GId0

鶴喰「ですからほら、ToLOVEる? ああいうのが世のオタクの間で流行ってるんですか?」

鶴喰「私はタイトルを聞いたことがあるだけで、内容は全然知らないんですけどね」

鶴喰「あれの金色の闇ってキャラクターのコスプレでしようと思いまして」

安心院「でも、『ヤミちゃんの口調と違う』『ヤミちゃんはそんなこと言わない』ってうるさいんだよ」

安心院「あんまりにもうっとうしかったから、途中で止めちまったってわけ」

安心院「他にもララやモモでもしたけど、ダメ出しのせいでどれも最後までいかなかったよ」

鶴喰「いやあ、私、興味ないですけど、でもほら、やるからにはちゃんとしないとねえ」

めだか「なるほど。では、鶴喰同級生でもないと」


38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/08 00:19:55 ID:ong1+GId0

都城「ほう、父親探しだと」

めだか「ああ、もしや、お前ではないかと……」

安心院「いや、それはないぜ、めだかちゃん。その彼とは寝てないからな」

めだか「なに、そうなのか?」

安心院「ああ、色んな男に手を出したけど、彼とはまだだ」

都城「王たる俺は童貞だ。俺の肉棒にふさわしい女がなかなかおらぬのでな」

都城「しかし、そこのお前は中々美人ではないか。王たる俺の童貞をくれてやってもよいぞ」

安心院「……ああでも、彼の親友の未造ちゃんとは何度もしてるぜ」

都城「!!?」

安心院「実は、僕はショタは大好物でね。いやあ、彼は実に美味しかった」


40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/08 00:22:06 ID:ong1+GId0

安心院「なんと言っても、反応が初々しいのがいい」

安心院「風紀委員長の雲仙ちゃんとしたときも良かったんだけどさ」

安心院「ほら、彼とやるときは、どうしても向こうが責める側だろ」

安心院「ショタの雲仙ちゃんに責められる年上の僕ってシチュも確かに燃えるけど」

安心院「やっぱり、涙目になってる未造ちゃんを一京のスキルで好みに開発してくのが堪らねえぜ」

めだか「では、雲仙風紀委員長か行橋同級生のどちらかが…」

安心院「それはないね。ほら、あの2人はどっちも精通前だから」

めだか「ふむ。それなら父親であるはずがないな」


41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/08 00:23:59 ID:ong1+GId0

めだか「では、他を当たろうか」

都城「待て……」

めだか「ん、どうした?」

都城「もし、どうしてもと言うのなら、王たる俺の童貞をお前にくれてやっても……」

安心院「いらない。今急いでるから、また暇があったらね」

めだか「だ、そうだ」

都城「………………」


めだか「なあ、安心院なじみ、気付いたのだが、こうして一人一人あたらずとも……」

めだか「不知火半纏に『父親を探すスキル』を作ってもらえばいいのではないのか?」


43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/08 00:25:50 ID:ong1+GId0

半纏「………………」

安心院「さすがめだかちゃん、発想が僕なんかとは全然違うぜ」

めだか「それはいいのだが、安心院なじみ。不知火半纏とはしていないのか?」

安心院「ん、彼? ……ああ、彼も誘惑してはみたんだけどねえ」

安心院「自分は『ただここにいるだけの存在だ』って、乗ってきてくれないんだよ」

めだか「ふうん、そうか……」

半纏「………………」

めだか「まあ、いい。それで、お前のお腹の子の父親は誰なんだ」

安心院「ああ、作ってもらったスキルのおかげでばっちりわかったぜ」

安心院「僕のお腹の子の父親はだな……」


44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/08 00:27:56 ID:ong1+GId0

球磨川「『え? 僕が安心院さんのお腹の子の父親?』」

めだか「ああ。『父親を探すスキル』で調べた結果、お前だということがわかった」

安心院「いやあ、僕も薄々、球磨川ちゃんが父親なんじゃねえかって思ってたんだよ」

安心院「球磨川×安心院さんといえば、カップリングの王道だからな」

球磨川「『まいったなあ…。確かに僕は、安心院さんと何度かエッチなことしたけど……』」

めだか「おめでとう、球磨川! 私はお前と安心院なじみの新婚生活を全力で応援するぞ」

安心院「2人で幸せな家庭を築こうぜ、球磨川ちゃん」

めだか「さて、色々と買いに行かなければな。ベビーベッドに、ガラガラに、ほ乳瓶に…」

安心院「それから、市役所に出産届も出しに行って……」

球磨川「『ねえ、盛り上がってるところわるいけど、僕、安心院さんと結婚できないよ』」

球磨川「『だって……』」


もがき「『パパぁー!!?』」


45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/08 00:30:03 ID:ong1+GId0

球磨川「『んー、どうしたのかな、もがきちゃん?』」

もがき「『パパぁ、ママが呼んでるよ。出かけるから呼んで来いって』」

  スタスタ ――――

喜界島「……もう、こんなところにいたの、あなた」

喜界島「今日は特売日だから、家族みんなで買い出しに行くって言っておいたじゃない」

みそな「『たぁ…、ぱいぱい』」バブー

喜界島「はいはい、みそなちゃん、おっぱい欲しくなっちゃったのかな」

喜界島「ちょっと待っててね……。あなた、もがきの面倒、しっかり見ててね」

  スタスタ ――――

もがき「『パパぁ、今日はお菓子買ってもいい?』」

球磨川「『仕方ないなー。わかったよ、良い子にしてたら買ってあげるね』」

もがき「『わぁーい!!』」


46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/08 00:31:57 ID:ong1+GId0

安心院「………………」

めだか「球磨川、これはいったいどういう……」

球磨川「『えっと、この子がもがきで、もがなちゃんが抱えてた赤ちゃんがみそな』」

球磨川「『つまり、2人とも僕ともがなちゃんの間の子供で……』」

球磨川「『ようするに、僕はもう二児の父親なんだ』」

安心院「……………」

球磨川「『だから、僕は安心院さんと結婚するわけにはいかないんだけど…』」

もがき「『パパぁ、早く行こうよー。ママ、お外で待ってるよぉ?』」

球磨川「『はいはい、わかったよ、もがきちゃん。……そういうわけで、』」

球磨川「『僕は家族サービスしなきゃいけないから、もう行くよ。じゃあね』」

  スタスタ ――――

安心院「………………。……めだかちゃん、やっぱり堕ろすわ」

おしまい


48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/08 00:41:58 ID:1YkMhewx0

淡々として淡々と終わったな


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