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ドラッグ オン ドラグーン3 討鬼伝

まどか「魔法ライダー龍騎☆マギカ」

      
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 21:59:20 ID:4fkPIfnY0
真司「北岡さん! 今日もよろしくお願いします!」

北岡「お宅、本当に好きだよなあ、俺の取材すんの」

真司「そっりゃあもう。天下のスーパー弁護士、北岡先生の手がける事件ですから」

北岡「あ、いいっていいってゴローちゃん。コイツ相手に上等な方の紅茶なんか出さなくてもさ」



……この時は思いもしなかった。

まさか俺が、魔法ライダーの戦いに巻き込まれ……


――あんな「決断」を、強いられる事になるなんて。

元スレ:http://www.logsoku.com/r/news4vip/1304513960/

2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:03:19 ID:4fkPIfnY0
==========

まどか「この物語には二通りの結末が用意されています!」

ほむら「主人公、城戸真司が魔法ライダーとなり、戦いを続けるのか……それとも戦いを止めるのか」

ほむら「……その結末を決めるのは、あなた達よ」


まどか「“戦いを続ける”と“戦いを止める”、ラストまでにレスによる投票の多かった方が選択されます!」


まどか「では、“魔法ライダー”をめぐる願いと戦いの物語、どうぞ!



==========

3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:03:39 ID:4fkPIfnY0
真司「おっはよーございまっす、編集長! ……あれ? そちらは?」

編集長「おお真司。ピンチヒッターで来てもらったんだよ、入院した令子の代わりにな」

編集長「秋山君、あいつが例のバカ新人。仲良くしてやってくれ」


蓮「……」

真司「俺、城戸真司です! よろしく!」

蓮「……秋山蓮だ」

4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:04:08 ID:4fkPIfnY0
真司「ローン! ロンってさ、変わった名前だよな!」

蓮「俺はそんな間抜けな名前じゃない。秋山蓮だ」



真司「チェッ、何だよあいつ……愛想悪い奴だな……」


キィーン……キィーン……


真司「何だ……?」


『お前が龍騎か……』


真司「……? 何だ? 今の声」

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:05:17 ID:4fkPIfnY0
真司「じゃあ北岡さん、浅倉威の事件はぶっちゃけどんな感じですか?」

北岡「何だよその取材の仕方、お前ホントに記者か? いつものことだけどさ」

真司「あはは。まあ楽勝ですよね、北岡さんなら」

北岡「まあね。この事件で無罪を勝ち取れば、俺の名前もさらに上がるってわけで」


キィーン……キィーン……

真司「!?」

北岡「ん?」

真司「北岡さん、聴こえました? 今の」

北岡「あ、ああ……」

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:05:44 ID:4fkPIfnY0
『龍騎……それにゾルダか』

真司「な、何だよこの声!?」

北岡「誰? つまらないイタズラしてんのは」


キィーン……キィーン……


真司「何か、その鏡の中から聴こえませんか?」

北岡「んなバカな……っておい、城戸!」

真司「う、うわっ! 吸い込まれるっ!!」


「うわあーっ……」

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:06:09 ID:4fkPIfnY0
………

真司「こ、ここは……?」

北岡「……鏡の中の、世界……?」


シュウゥゥゥッ!!


真司「!? 何だよこれ!!」

北岡「身体が消えかかってる……」


『一度ミラーワールドに引きこまれたら、二度と戻る事は出来ない』


『このカードデッキを手にしない限り……』

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:06:54 ID:4fkPIfnY0
真司「誰だっ!?」

神崎士郎『……城戸真司、北岡秀一』

北岡「お宅、何者? スーパー弁護士の俺はともかく、このバカの名前を知ってるなんて」


神崎『カードデッキだ。これを手にした時から、お前達の戦いが始まる』

真司「戦い……?」

神崎『契約を交わした者は、どんな願いも叶える事ができる……」

北岡「契約だって?」




神崎『ミラーモンスターと契約して――魔法ライダーになれ』

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:09:12 ID:4fkPIfnY0
北岡「契約、って言われてもな。条件を聞いて検討しない事には」

神崎『お前達は魔法ライダーとなり、モンスターと戦う宿命を負う』

神崎『しかし……その宿命と引き換えに、何でも一つ、お前達の願いを叶えてやろう』

真司「ちょ、待ってくれよ、何だよモンスターって!?」

神崎『モンスターとは――』



ダークウイング「ピキャアッ!!」

神崎『むっ!?』

バキィ!

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:10:03 ID:4fkPIfnY0
神崎『ぐわっ!』

ダークウイング「キシャアッ!」

真司「お、おい、あんた! 大丈夫か!?」

神崎『ぐっ……。あ、あれが、ミラーモンスターだ……!』





「――戻れ、ダークウイング」

真司「お、お前! 秋山ロン!!」

蓮「秋山……蓮だ」

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:10:41 ID:4fkPIfnY0
北岡「何よ、知り合い?」

真司「お前……何でこんなことを!」


蓮「どけ。俺はそいつを殺る」


神崎『く……ナイト如きが。覚えておけ』 シュウゥッ……

北岡「! 消えた……」


真司「お前、あの人をどうしたんだ!?」

蓮「どうもしない。あの男……神崎士郎は、あの程度ではくたばらん」

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:11:51 ID:4fkPIfnY0
真司「何なんだよ、お前、何がどうなってんだよ!」

蓮「はしゃぐな! 早く現実の世界に帰れ。デッキはこっちで預かる」

北岡「待ちなよ。これが何なのかも知らないけどさ、渡せと言われて渡すと思うわけ?」

蓮「お前達は魔法ライダーになるべき人間じゃない……」



キィーン……キィーン……


メガゼール「グオォッ!」

蓮「!」

蓮「現れたか……」

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:12:21 ID:4fkPIfnY0
メガゼール「グオォ……」

真司「う、うわっ、また出たっ!」


シザース「ベント・フィナーレ!」

真司「!?」

メガゼール「ギャオォォッ!」

ドカァアァァン!!



シザース「……」

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:14:06 ID:4fkPIfnY0
蓮「貴様……」

シザース「さて、ここでやりますか? 一対一で」

蓮「……ふん」



真司「逃げた……」

北岡「お宅、何なのよ、その格好は」

シザース「おや、北岡さん。私ですよ。須藤雅史」

パリーン!

北岡「須藤刑事?」

須藤「こんな所でお会いするとはね」

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:15:14 ID:4fkPIfnY0
須藤「とにかく早く、ここを出ましょう」

真司「あ、そうだ、さっき体が消えかかって……あれ?」

須藤「たとえブランクでも、デッキを持っていればミラーワールドに存在できます」


神崎『その通りだ……』


北岡「あれ、お宅。さっきの怪我はどうしたのよ」

神崎『……』

神崎『お前達に与えられた猶予は少ない。ドラグレッダーとマグナギガが既にお前達を狙っている』

真司「へ?」

神崎『契約して魔法ライダーになるか、そのままモンスターに食われるか、それはお前達の自由だ』

神崎『早く願いを決める事だな……』

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:16:19 ID:4fkPIfnY0
須藤「……とまあ、こういう訳です」

北岡「なるほどね。願いを叶えて貰う代わりに、モンスターと戦わされる……それが契約ってわけか」

真司「よくわかんないけどさ、なんで秋山蓮はあの神崎って人を狙ったんだ?」

須藤「おそらく……魔法ライダーの数を増やしたくないのでしょう。競争相手は少ない方がいい……」


須藤「とにかく、お二人はしばらく私のモンスター退治に付き合われてはいかがですか」

北岡「そうだね。契約するかしないかは、しばらく様子を見てからでも遅くない」

真司「あ、ああ……」

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:19:15 ID:4fkPIfnY0
==========

ほむら「>>30は何者なの……どこのブログにも拾われなかったスレの時間軸を知っているなんて」

まどか「前のスレは規制のために不本意な終わり方をしてしまったので、今回はそのリベンジです!」


まどか「結末は皆さんのレスで決まります。“戦いを続ける”か“戦いを止める”か、どちらか書き込んでください!」


マミ「魔法ライダーシザースも大活躍するわよ!」


==========

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:20:35 ID:4fkPIfnY0
真司「あの、編集長。もし……」

編集長「ん? 何だ真司、まーた変な悩みでも抱えたか?」

真司「い、いえ。もし何か願いを叶えて貰えるとしたら、編集長なら何を願いますか」

編集長「願いねえ。とりあえず、ウチのバカ新人が早く仕事を覚えますように、だな」

真司「はぁ……」



編集長「おう、秋山!」

蓮「……お早うございます」

真司「お、お前! 昨日のあれは一体――」

蓮「ちょっと来い」

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:21:21 ID:4fkPIfnY0
~屋上~

真司「何だよお前。昨日の続きかよ!」

蓮「……馬鹿か、お前は。お前に忠告をしに来ただけだ」

真司「忠告?」

蓮「今ならまだ遅くない。デッキを置いて、この戦いを降りろ」

真司「何だよそれ、余計なお世話だっつの! 自分の事は自分で決める。じゃあな!」





蓮「……馬鹿が……。城戸、お前はまた……!」

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:21:59 ID:4fkPIfnY0
~病院~

北岡「令子さん。スーパー弁護士の北岡秀一が今日も来ましたよ」

令子「あなたも毎日毎日しつこいわね。多忙のスーパー弁護士が聞いて呆れるわ」

北岡「早く令子さんに良くなってほしいんですよ。また俺の活躍を記事にしてもらわないと」

令子「……」



北岡「退院したら、お祝いに食事でもしましょう。ル・クロックで」

令子「その誘い文句も聞き飽きたわ。これで38回目じゃない」

北岡「42回目ですよ」

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:22:35 ID:4fkPIfnY0
【ファイナルベント】

シザース「シザース・アタック!」

モンスター「ギャオオォォ!」

ドカァァァン!!


真司「いやー、やっぱ凄いですね須藤さんは!」

須藤「魔法ライダーの戦いは癖になるんですよ。そしてもっと多くのモンスターを倒したいと思うようになる」

真司「さすがですね! 大統領!」

北岡「……」

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:23:03 ID:4fkPIfnY0
蓮「呼び出した理由はわかってるだろうな。お前は一般人を危険に巻き込んでる」

須藤「彼らは神崎に選ばれたのですよ。もう無関係の一般人ではありません」

蓮「お前、二人を魔法ライダーにならせるつもりか!」

須藤「それが面白くないのですか?」

蓮「ああ、目障りだ。特に城戸真司……」

須藤「……あなたも気付いているのですね。彼の素質に」

蓮「あいつだけは契約させる訳にはいかない。お前がどうしても続けるというなら」

須藤「あなたは話が早い。いいでしょう……と言いたい所ですが」



須藤「やめておきましょう。無用な争いは避けたい」

蓮「なら、これ以上俺を怒らせない事だな。話し合いで済ませるのはこれが最後だ」

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:23:45 ID:4fkPIfnY0
北岡「……」

神崎『自分からミラーワールドにやって来るとはな。願いは決まったのか』

北岡「お宅に確認しておきたいと思ってさ。願いを叶える契約の話」

北岡「本当に……どんな事でも望み通りになるわけ?」

神崎『そうだ。たとえそれが永遠の命であってもな』


キィーン……キィーン……


北岡「!」

神崎『どうする、早く願いを決めろ。モンスターがもうそこに迫っているぞ』

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:24:16 ID:4fkPIfnY0
真司「須藤さん! またモンスターですか!」

須藤「ええ。それに、北岡さんが一人でミラーワールドに入ってしまったようですね」

真司「! 早く助けに行かないと!」

須藤「勿論です。変身!」


シザース「行きましょう!」

真司「よ、よっしゃあ!」

43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:24:48 ID:4fkPIfnY0
~ミラーワールド~

真司「! お前!」

蓮「ここから先には進ませない」

シザース「チッ……!」

【アドベント】


ボルキャンサー「グオォ……」

蓮「くっ!」

シザース「ボルキャンサー、そいつを押えていて下さい。行きましょう城戸さん」

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:26:15 ID:4fkPIfnY0
須藤「モンスターの反応はこの向こうですね」


真司「そういえば、須藤さんはどんな願いで魔法ライダーになったんですか?」

須藤「……」

須藤「……私は刑事。法の番人です」


須藤「あの凶悪犯、浅倉威を捕らえ、法の裁きを受けさせる事……それが私の願いでした」

真司「須藤さん……凄い、やっぱり立派なんですね!」


須藤「叶ってしまったのですよ、私の数年間の刑事生活を費やしてきた目標が。呆気なく」

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:27:02 ID:4fkPIfnY0
須藤「それからの私は、人生の張りを失ったようで……ただ孤独にモンスターを狩り続けてきました」

須藤「誰にも見られず、認められず、傷付いても助けられず……ただ一人、モンスターから人を救うために」


真司「須藤さん……! お、俺も、その思いは同じです!」

須藤「城戸さん」

真司「俺は、モンスターから人を守りたい。誰かを守るためだけに変身したい!」

須藤「……!」


須藤「……本当に、これから、私と一緒に戦ってくれますか」

真司「はい。一緒に戦いましょう!」

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:27:52 ID:4fkPIfnY0
ディスパイダー「ギャオオォ!」

シザース「ハッ! シザース・ピンチッ!」

バキィッ!


シザース「大丈夫でしたか、北岡さん」

北岡「あ、ああ。サンキュ」

シザース「さて……!」


ディスパイダー「グオォォッ!」


シザース(身体が軽い……! こんな気持ちで戦えるとは!)

シザース「行きますよ! シザース・アターック!!」

シザース(もう……何も怖くはない!)

51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:28:23 ID:4fkPIfnY0
ディスパイダー「グオオォッ!」

ドカァァァン!!


真司「や、やった!」


シザース「ふっ……こんな所ですか」


真司「す、須藤さん、後ろ!!」


ディスパイダー・リ・ボーン「グオォォ!」

シザース「」

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:28:43 ID:4fkPIfnY0
                      /'   .、
                    / /    | i
                    | i|    ノ, |
                   | ;i|  /,' /
                   | i〉 〈 /
     _,.へ._ ゙i=^゙='イ’, へ  | iY' /
   <ニ/ll ̄'''" ゙̄'''''" ̄i'^ニ^> |;|: || :|
  <二ニll  ,o、_i_,. o  _,||ニ二>|;| ∥:|
     /:: 〈-i、_ i_ ,.:; i--;;〉ヽ:; ::::y'》、ll丿
   ((/:::::: /!グー‐く_,;j   ヽ::ヽ '(○)
   /ヽ;::/ ゙!ミ:::;i:::;;;彡!    ゙ー’

53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:30:31 ID:4fkPIfnY0
真司「須藤さっ――!」

北岡「!!」



ディスパイダー・リ・ボーン「ギャオオォォォッ!!」



神崎『どうした、早く契約しろ。答えが出ないなら俺が……』


ナイト「その必要はない! 奴をしとめるのは俺だ」

54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:31:06 ID:4fkPIfnY0
【ファイナルベント】

ナイト「ハアァァァッ!!」


ドカァァァン!!



蓮「命拾いしたな、お前達」

真司「……!」

蓮「目に焼き付けておけ。魔法ライダーになるとは、こういう事だ」

55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:32:40 ID:4fkPIfnY0
~病院~

北岡「令子さん。今日はご機嫌いかがですか」

令子「最高だったわ。あなたの顔を見るまではね」

北岡「今はスーパー最高、という所ですか」



令子「……浅倉の公判、もうすぐらしいわね」

北岡「さすが令子さん。もう俺の情報が耳に入ってるなんて」

令子「あなたの情報じゃないわ、浅倉の情報よ」


令子「……出来る事なら、私が取材したかったわ。まったくいつになったら病院から出られるのかしら」




北岡(……なんで令子さんなんだ。……不治の病なら、俺の身に降り掛かればいいものを……)

57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:33:54 ID:4fkPIfnY0
真司(須藤さん……何であんな事に……)

真司(……)


キィーン……キィーン……


真司「!」


キィィィィン……


モンスター「グオォォ……」


神崎『シザースが倒された今、モンスターからお前を守れる者はいない』

神崎『戦え……戦え!』

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:34:29 ID:4fkPIfnY0
真司「う、うわっ、周りのガラス全部にモンスターが!?」

モンスター「オオォ……!」

キィーン……

真司「俺を……俺を狙ってんのか!」


   “目に焼き付けておけ。魔法ライダーになるとは、こういう事だ”


真司「ど、どうすれば……!」


キィーン……キィーン……

59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:35:28 ID:4fkPIfnY0
蓮「城戸、お前っ!」

真司「秋山っ!?」

キィーン……キィーン……

蓮「……ハアァァッ!!」

ガシャーン!!


ィィーン……

………


真司「ガラスが割れて、ミラーワールドの反応が消えた……!」

蓮「……」

60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:35:56 ID:4fkPIfnY0
蓮「何をしている。封印のカードはどうした」

真司「え、何、封印のカード?」

蓮「そんな事も知らないのか。お前、次は死ぬぞ」


おっさん「ちょっとちょっと、アンタ達? ガラス割ったの!」

真司「!」

蓮「すみません。これで」

おっさん「困るよ、こういう事されちゃあ」



蓮「3万」

真司「は?」

蓮「ガラス代。お前に貸しておく。お前を助ける為に割ったんだからな」

真司「無理やりだろ、おい!」

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:36:39 ID:4fkPIfnY0
北岡「令子さん、スーパー弁護士北岡秀一の接見の時間ですよー」

令子「……」

北岡「浅倉の初公判が気になるんですか? もちろん、だいぶ手応えありでしたよ。何せスーパー弁ご――」

令子「うるさいわね!」

北岡「!?」

令子「どうして私にそんな話を聴かせるの!? もう取材もできない私に!」

北岡「令子さん……?」

令子「……医者に言われたのよ。今の医学では治らないって。ジャーナリストに復帰はできないって」

北岡「……!」

令子「バカみたいよね。ジャーナリズム命の、この私が……。奇跡か魔法でもない限り治らないだなんて」

北岡「……」



北岡「……令子さん」


北岡「スーパー弁護士北岡秀一に不可能はありません。見せてあげますよ、奇跡も魔法も……」

62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:40:57 ID:4fkPIfnY0
==========

まどか「途中経過です!」

ほむら「“戦う”2票、“止める”0票……」

QB「少ないね。これじゃマルチエンディングの意味がまるでないよ」

まどか「まあまあ、まだ折り返し地点だから」


まどか「投票お待ちしてます!」


==========

63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:41:33 ID:4fkPIfnY0
キィーン……キィーン……

「うわあぁぁっ!」「キャアァァ!」


真司「!」

真司「モンスターかっ……!」

キィーン……キィーン……


モンスター「グオオ!」

真司「うわっ!?」


真司「こ、これか、封印のカードって!?」


真司「で、でも、これで俺一人は助かっても……他の人達は!」


「ギャァーッ!」「た、助けてくれーっ!」

64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:41:49 ID:4fkPIfnY0
神崎『そうだ。戦え……戦え!』

真司「結局これしかないのか……俺が、魔法ライダーになるしか……!」


モンスター「グオォォ……」


真司「……よ、よしっ! 契約を――」


ダギュウゥゥゥン!!

モンスター「ギャオォ!」

真司「!?」



ゾルダ「――よっ」

66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:42:24 ID:4fkPIfnY0
【シュートベント】

ゾルダ「城戸、離れてろ!」

真司「そ、その声……北岡さん!?」


ドゴォン! ドゴォン!

モンスター「ギャアッ!」


ゾルダ「これで――トドメだ!」

【ファイナルベント】

マグナギガ「ンモ゙ォォォォ」


ズガガガガガガガガ!!!


ドォォォォォン!!

67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:43:01 ID:4fkPIfnY0
真司「き、北岡さん……」

北岡「心境の変化ってやつだよ。初めてにしては上手くやっただろ? さっすが俺」

真司「でも……!」

神崎『北岡秀一は己の望みを叶え、魔法ライダーとなる運命を受け入れた』

真司「神崎!」

神崎『お前も早く心を決めるんだな、城戸真司……』

69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:44:26 ID:4fkPIfnY0
~関東拘置所~

浅倉「……イライラするぜ……」

キィーン……キィーン……

浅倉「!」

神崎『檻の中の気分はどうだ? 浅倉威』

浅倉「……須藤の奴が殺られたらしいな」

神崎『それだけではない。お前の弁護士……北岡秀一はライダーとなった』

浅倉「あぁ……?」

神崎『お前は北岡を恨んでいる筈だったな。さあ、いつまで此処に籠っている』

浅倉「ようやく……潰し甲斐のある相手が出てきたか」


キィーン……キィーン

ベノスネーカー「シュウゥゥツ……」

浅倉「ふん、待たせたな。暴れさせて貰うぜ」


浅倉「変身!」

72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:45:06 ID:4fkPIfnY0
ジリリリリリッ!!

「収監中の浅倉威が脱獄。繰り返す――浅倉威が脱獄!」


王蛇「フン……イライラするんだよ」

警官「な、何だ、あれはっ!!」

王蛇「ハァッ!」

バキィ!!


ジリリリリリリリ………

73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:45:41 ID:4fkPIfnY0
令子「浅倉が脱獄ですって!? 大スクープよ、一刻も早く取材を!」

北岡「令子さん。本当にもう身体はいいんですか」

令子「ん、入院してたのが嘘みたい。城戸君、行くわよ!」

真司「ハ、ハイ、令子さん!」


蓮「……」

令子「秋山君? あなたも行くわよ!」

真司「令子さん、あいつは連れて行かない方が」

令子「何言ってるの、アンタより十倍役に立つわ」

蓮「ふん、行くぞ」

74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:46:32 ID:4fkPIfnY0
警官「何が何だかわかりません、気付いたら浅倉は姿を消していて……」

令子「……」



真司「おい、お前。いつまでOREジャーナルに居座るつもりだよ」

蓮「少なくとも、お前から借金を返してもらうまではな。4万だ」

真司「ふざけんな3万だろ!」

蓮「利子というものを知らないのか」



令子「それでは、浅倉の独房に鏡はありましたか?」

警官「鏡……ですか?」

令子「一連の行方不明事件はすべて、鏡のある場所で起きているんです」

75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:47:08 ID:4fkPIfnY0
北岡「令子さん。取材はどうでしたか」

令子「まだ情報が足りない感じね……。でも、大体の目星は付いてるわ」

北岡「さすが令子さん」



真司「……お前、どう思う。浅倉威の脱獄について」

蓮「間違いないな。奴も魔法ライダーだ」

真司「やっぱり……!」



キィーン……キィーン……

真司「!」

77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:48:56 ID:4fkPIfnY0
キィーン……キィーン……

北岡「これは!」

令子「何、どうしたの?」

北岡「令子さん、逃げて!」

ダッ……



令子「えっ? 何……何なの?」

蓮「早く逃げろ。死にたいのか!」

令子「何、北岡はどこへ行ったのよ!」

蓮「いいから、こっちだ!」

78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:49:23 ID:4fkPIfnY0
真司「き、北岡さん! 行くんですか!?」

北岡「当たり前。俺、魔法ライダーだからさ。令子さんはもう逃げたな?」

キィーン……キィーン

北岡「変身!」


ゾルダ「……ハッ!」

79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:50:01 ID:4fkPIfnY0
~ミラーワールド~

【ファイナルベント】

ゾルダ「かっこよく決めてみようか……!」

ズドドドドドドド!!

ドガァァァンッ!!



~現実世界~

北岡「……終わったよ」

真司「北岡さん!」

北岡「さて、令子さんを早く迎えに行かないと」



ザッ……

浅倉「見つけたぜ……北岡」

80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:50:57 ID:4fkPIfnY0
真司「北岡さん!!」


【ソードベント】

王蛇「ハァッ!」

北岡「う、うわっ、待て! 浅倉っ!」

王蛇「どうした……ライダー同士は戦うんじゃないのか」

北岡「!?」

王蛇「来ないなら、こっちから行くぜ……」



真司「や、やめろ、やめろよ!」

81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:51:37 ID:4fkPIfnY0
北岡「浅倉……! こうなったら!」

バッ!

北岡「変し――」

真司「北岡さん、駄目だ、やめろっ!」

北岡「ちょ、城戸、離せっ!」

真司「駄目だ、魔法ライダー同士で戦ったりしたら!」


王蛇「どうした、変身しろよ北岡……これ以上俺をイライラさせるな」

北岡「く……! 変し」

真司「駄目だっ!」

北岡「城戸っ!? 返せ、俺のデッキ!」

真司「えええい!!」

82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:52:04 ID:4fkPIfnY0
北岡「っ」

王蛇「あぁん……?」

真司「ライダー同士で争ったりしたら――って、あれ、北岡さん?」

北岡「」

ドサッ……

真司「へ? き、北岡さん!」

真司「あ、浅倉威、お前北岡さんに何を!」

王蛇「は……?」

83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:52:30 ID:4fkPIfnY0
蓮「……北岡!」

トラック「ゴーッ」

蓮「ダークウイングッ!」

ギュオォォォッ!!



真司「北岡さん……北岡さん!」

王蛇「何だ、どうなってる……」

神崎『馬鹿をしたな、城戸真司。北岡秀一を投げ捨てるとは』

真司「は!?」

神崎『魔法ライダーの本体はカードデッキだ』

真司「何だよそれ!?」

王蛇「オイ……どういう事だ」

84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:52:57 ID:4fkPIfnY0
パリーン

浅倉「お前……俺を嵌めたって事か」

神崎『魔法ライダーとなる事を選んだのはお前だ』

真司「そ、そんな……!」




ダークウイング「キシャアッ!」

蓮「――ハッ!」

ばしっ!

85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 22:53:44 ID:4fkPIfnY0
北岡「……ん?」

真司「北岡さん!!」

北岡「あれ……俺どうなってたわけ?」

神崎『今後はカードデッキを身体から離さない事だな。デッキが壊れない限り、魔法ライダーは死なない』


蓮「……」

真司「秋山! お前、最初から知ってたのか!?」

蓮「……忠告はした筈だ。お前達は魔法ライダーになるべきではないと」


蓮「一度この仮面を付けた者は……ライダーの宿命から逃れられない」

96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 23:06:57 ID:4fkPIfnY0
~北岡邸~

北岡「お宅……どういうことなのよ。契約にはそんな条項無かったじゃない」

神崎『人聞きが悪いな。カードデッキにお前達の命を移しただけだ』

北岡「ふざけるな! これは立派な詐欺行為って奴だよ。民法に照らせば――」

神崎『お前は願いを叶えた。一生分の努力を重ねても叶わない願いをな』

北岡「……!」

神崎『代価は支払って貰う。魔法ライダーとしての宿命を全うしろ』


北岡「……クソッ!」

97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 23:08:16 ID:4fkPIfnY0
編集長「うちの令子と見合い、ですか!?」

高見沢「以前、取材でいらして頂いた時から、桃井さんの事をお慕いしていましてね」

高見沢「できれば、結婚を前提としたお付き合いをお願いしたいと」

編集長「そりゃまぁ、天下の高見沢グループの御曹司が相手なら、うちの令子には勿体ないくらいですよ! ハハハ!」





編集長「という訳なんだが」

令子「見合い……ですか?」


令子「まあ……お会いするくらいなら」

98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 23:08:51 ID:4fkPIfnY0
真司「……北岡さん……」

北岡「……」

真司「らしくないじゃないですか、黙って身を引くなんて……」


北岡「……お前に何が分かるんだよ」

真司「!」

北岡「俺の体はもう死んでるんだよ! それでどうやって令子さんを幸せにできる!?」

真司「北岡さん……!」

北岡「俺が……スーパー弁護士のこの俺が! こんな馬鹿な契約に……!」


北岡「クソォォッ……!」

100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 23:09:11 ID:4fkPIfnY0
【シュートベント】

ゾルダ「ギガランチャァァァッ!」

モンスター「ギャオオォォ!!」

ドガァァァン!


【シュートベント】

ゾルダ「ギガキャノンッ!!」

モンスター「ギシャァァ!!」

ズドォォォォン!!


【ファイナルベント】

ゾルダ「エンド……オブ……ワールドッ!!」

ドガガガガガガガガッ!! ズガァーン!!

101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 23:09:41 ID:4fkPIfnY0
ゾルダ「ハァ……ハァ……」


ゾルダ「くっ……ハハハハッ!! 確かにそうだな、カードデッキさえあれば……!」


ゾルダ「カードデッキさえ……あれば……」


モンスター「ガオォッ!」


ゾルダ「!」

102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 23:09:58 ID:4fkPIfnY0
ガキィン!

モンスター「ギャアッ!?」

王蛇「フゥン……」



ゾルダ「! 浅倉!」

王蛇「見てられねぇぜ、北岡……。俺をイライラさせるな」

ゾルダ「うるさい、こいつらは俺の獲物だ!」

王蛇「お前の戦い方はあんまり面白くないな……。見てろ、遊び方を教えてやる」

王蛇「ハァッ!」


ゾルダ「浅倉……どけっ!」

【シュートベント】

ズゴォン!!

ゾルダ「俺の獲物だ……俺の」

103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 23:10:15 ID:4fkPIfnY0
真司「北岡さん! いるんだろ、開けてくれ!」

北岡「何よ……スーパー魔法ライダー・ゾルダの戦いぶりでも取材しに来たか?」

真司「おかしいよ、最近の北岡さんは! 確かにモンスターを倒すのが魔法ライダーだけど」

北岡「ならそれでいいだろ。俺は戦ってるんだよ、魔法ライダーとして」

真司「だからって、これは――」

北岡「うるさいな! お前みたいな奴、うざいんだよ」

バンッ!


真司「……北岡さん……」

104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 23:10:36 ID:4fkPIfnY0
美穂「そうだよ、男なんてそんなものだって。ちょっと色目使ってあげたらコロっと落ちるんだよな」

絵里「そうね、“顔が優しくなった”なんて言ってあげたら、気持ち悪いくらいニヤついてデレデレしてんの。あのチンピラ顔が」

美穂「単純だからさ、ちょっとした言葉で騙されるんだよ。男なんてチョロいチョロい」

絵里「さすが、結婚詐欺歴5年の美穂ちゃんは言う事が違うわねwww」

美穂「まあね、これでもプロだからwwww」



北岡「……」

105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 23:10:50 ID:4fkPIfnY0
北岡「ちょっと」

美穂「ん?」

北岡「聞かせなよ……お宅が騙したその男の事」

美穂「は……?」

北岡「詐欺罪は刑法246条……10年以下の懲役だ。さらに民事上の賠償が」

美穂「何こいつ? 何言ってんの?」

絵里「何よ、美穂ちゃんの知り合い?」

美穂「そんなわけないじゃん……」

北岡「教えなよ……その男の事を……!」


北岡「――!!」

106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 23:11:12 ID:4fkPIfnY0
神崎『お前も俺を恨んでいるのか』

真司「恨んだら……北岡さんを元に戻してくれるのかよ」

神崎『無理だな。それはコアミラーの力の範疇を超えている』

真司「だったら、俺が魔法ライダーになれば……アンタに出来ない事でも、俺が契約すれば」

神崎『造作も無いな。それがお前の願いか』

真司「……いいぜ、北岡さんの為なら、俺……契約を」



グサッ!!

神崎『』


ナイト「……」


真司「お、お前!? 何もウイングランサーで貫かなくても!」

107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 23:11:41 ID:4fkPIfnY0
蓮「城戸、お前は……何故、何故、いつも……!」

真司「秋山……?」

蓮「いい加減にしろ、城戸……自分を粗末にするな!」

蓮「お前を失えば悲しむ人間がいると、何故気付かない……」

蓮「お前を守ろうとした人間の思いを、何故お前は無駄にするんだ!」


真司「あ、秋山……?」

108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 23:12:03 ID:4fkPIfnY0
真司「………」



      ――戦ってくれ、俺と――

   ――俺の望みを聴いてくれたら考えてやるよ――

                     ――死ぬなよ、蓮!――

         ――俺は戦う……蓮の代わりに!――

 ――死んでったライダー達の重さが、二倍になった!――

  ――俺もライダーの一人として――

        ――だったら生きてその願いを叶えろよ!――


 ――お前が、俺に、そんな風に言ってくれるなんてな――



真司「お前と俺……ひょっとして……どっかで会った事があるのか?」

110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 23:12:21 ID:4fkPIfnY0
蓮「……それは……」

真司「……悪ぃ、秋山。俺もう……」

蓮「! 行くな、城戸っ……!」




神崎『……』

神崎『無駄だと言った筈だ。13人目は何度でも存在する』

蓮「神崎……」

神崎『お前に殺されるのは二度目だったな。それほど城戸真司の運命を変えたいか』

蓮「お前の思い通りにはさせない……神崎士郎」

112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 23:12:39 ID:4fkPIfnY0
北岡「……」

浅倉「ここに居たか。やっと見つけたぜ」

北岡「浅倉……」


浅倉「……お前、まさか……!」


北岡・マグナギガ「アァァァアアアア!!!」


浅倉「……モンスターと……一体化しやがった!」

113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 23:13:03 ID:4fkPIfnY0
浅倉「変身!」


マグナギガ「ンモ゙ォォォォォ」

王蛇「チィ……! イライラさせやがる! 何故だぁぁぁ!!」

ズドォン! ズドォン!!

王蛇「何故だ……何故だ北岡ァ!」

【ソードベント】

王蛇「ウオォォォォッ!!」

114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 23:13:21 ID:4fkPIfnY0
キィーン……キィーン……

真司「あ、あれは……北岡さんのモンスター!」

蓮「北岡はもう居ない……」

真司「はっ!?」

蓮「カードデッキの紋章が黒く染まった時、魔法ライダーは契約モンスターに飲み込まれる」

真司「そ、そんな、北岡さんが!」


蓮「城戸、お前はそこに居ろ――変身!」

115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 23:13:54 ID:4fkPIfnY0
ナイト「ハッ!」

ガキィン!

王蛇「秋山……!」


真司「北岡さん! あ、あんた……目を覚ましてくれ! 北岡さん!」


マグナギガ「グオオォォォ」

ズキュン! ズキュン!

真司「うわっ!?」

真司「き、北岡さん……本当にもう駄目なのか!」


ナイト「あいつ……!」

王蛇「お前、あのバカを連れて逃げろ!」

ナイト「何だと!?」

王蛇「北岡は俺の獲物だ……お前にはやらん!」

116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 23:14:47 ID:4fkPIfnY0
真司「北岡さん! 北岡さん!」

ナイト「城戸、逃げるぞ!」

真司「北岡さぁーん!」



マグナギガ「オォォォォッ!」

王蛇「ハァン……イライラさせるぜ、北岡ぁ」

【ユナイトベント】

ジェノサイダー「ギャオオォ!」

【ファイナルベント】

117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 23:15:12 ID:4fkPIfnY0
王蛇「ハアァァァッ!!」

マグナギガ「グオオ!!」


ブラックホール「ゴオオオオオオオオオ」


王蛇「チッ……! まだ耐えるかよ……!」

マグナギガ「……」

王蛇「……北岡ァ……」


    “浅倉さん、あんたさあ、ふざけてるの? 動機がイライラしただけとか”

    “ま、一緒に頑張って勝ち取りましょうや。無罪をね”

118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 23:15:30 ID:4fkPIfnY0
     “お前……俺を無罪にするんじゃなかったのか”

     “いくら俺がスーパー弁護士でもさ。出来る事と出来ない事があるのよ”


王蛇「アアァァァッ!!」


     “この分だと、どんなに頑張っても10年くらいが良いとこだろうな”

     “もっと協力的になりなよ、浅倉さん。イライラ以外の動機がさすがに何かあるだろ?”


王蛇「……俺には……それしか……」



ブラックホール「ゴオオオオオオオオオオオオオ」

119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 23:15:48 ID:4fkPIfnY0
マグナギガ「オオオォォッ!!」

ギュオオォォォッ!!

王蛇「グワアァァァッ!!」


オオオォォォオオオオオ!!


浅倉(……そうか……)



浅倉(……ようやく、イライラが……)




オオオォォォォ…………



…………

120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/04 23:16:11 ID:4fkPIfnY0
真司「……秋山」

蓮「どうした。借金を返す気にでもなったか。15万だ」

真司「なんでまた増えてんだよ! ……いや、そんな場合じゃないだろ」


真司「北岡さんも、浅倉威も、死んじまったんだぞ……」

蓮「――今日は1月18日だったな」

真司「?」

蓮「明日だ。ミラーワールドと現実世界の境界が壊れる。無数のモンスターが街に溢れ出す」

真司「な……何だよ、お前、何言って」

蓮「知っているんだ。俺は」


蓮「……お前を魔法ライダーにはさせない」

130: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/05 00:00:07 ID:d0iL/FR10
   ――ハイドラグーン「ブウウゥゥゥゥン」

   ――龍騎サバイブ「ぐわあぁぁっ!」

   ――ナイトサバイブ「城戸! 城戸っ!」


   ――真司「れ……蓮。わりぃ、俺、もう……」

   ――ナイト「ふざけるな城戸! 死ぬなと言ったのはお前だろう!」


   ――ナイト「城戸ォォォォッ!!」



蓮「お前は魔法ライダーになってはいけないんだ、城戸。俺は必ず、お前を……」

131: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/05 00:00:21 ID:d0iL/FR10
1月19日――


神崎『タイムリミットだ。城戸真司、お前はどうする』


モンスターの群れ「ブウゥゥゥゥゥウン!!」


「うわぁぁぁっ!」「キャアア!」「た、助けて……!」


真司「俺は……俺は!」

132: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/05 00:00:37 ID:d0iL/FR10
   ――真司「やっぱりミラーワールドを閉じたい、戦いを止めたいって……」

   ――真司「俺もライダーの一人として、叶えたい願いが……それなんだ」


   ――蓮「だったら生きてその願いを叶えろよ! 死んだら……終わりだぞ!」


   ――真司「蓮……。お前はなるべく、生きろ……」


   ――蓮「お前こそ生きろ! 城戸、死ぬな……死ぬなっ!」



ナイト「ハッ! トアァァァッ!!」

モンスター「ギャアアァァッ!」

ドカァァァン!!


ナイト「城戸、お前を戦わせはしない……お前を死なせはしない!」

135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/05 00:04:03 ID:d0iL/FR10
==========

まどか「ここまでの投票数ですが……戦う4票・止める4票で、まさかの同数です」


まどか「>>140まで投票を募集します! 皆さんよろしくお願いします」


==========

140: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/05 00:09:23 ID:YtwYoMO4I
戦う

141: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/05 00:10:35 ID:d0iL/FR10
蓮「……く……」

真司「蓮、蓮……しっかりしろっ!!」

蓮「……お前、俺を名前で……」



    ――ナイトサバイブ「俺は戦う。蓮の代わりに!」

    ――【ファイナルベント】【ファイナルベント】【ファイナルベント】【ファイナルベント】

    ――ナイトサバイブ「うおぉぉぉおっ!!」

    ――ドガガガガガガガッ!!

    ――真司「ぐ……っ」


蓮「……」

蓮「……駄目だ、城戸……・俺の代わりに、戦っては……」


真司「……蓮。お前はずっと、そうやって俺を守ろうとしてくれてたんだな」

143: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/05 00:14:25 ID:d0iL/FR10
真司「……だけど、それじゃ駄目なんだ。お前に守られてばかりじゃ、俺は何も変えられない」

蓮「! 城戸、お前……」

真司「やっと見つけたんだ、俺の叶えたい願いを……そのために、俺はこの命を使う!」

蓮「城戸! やめろ……お前は魔法ライダーになっては!」



キィーン……キィーン……

真司「神崎……」

神崎『お前の願いは決まったのか。その魂を対価に、お前は何を願う』



真司「俺は……俺は戦う。全てのモンスターを倒し、ミラーワールドを閉じる!」

神崎『!』

真司「蓮が、北岡さんが、皆が……もう魔法ライダーとして戦わなくて済むように」


真司「それが、俺の……魔法ライダー龍騎の、叶えたい願いだ」

145: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/05 00:16:04 ID:d0iL/FR10
ギュオオォォォッ!!

神崎『馬鹿な……この力は!』



蓮「城戸……!」



ギュオオオオオオオオオオオオ!!




神崎『ミラーワールドが……モンスターが……』




神崎『魔法ライダーが……消えてゆく!』

147: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/05 00:17:03 ID:d0iL/FR10
それから、俺の周りは平凡な世界になった――


編集長「真司ィ! お前取材行くつって昨日行ってねえだろっ!」

真司「い、行きましたよ編集長!」

令子「あら、じゃあ私が場所間違えたのかしら?」

真司「え、えっと……あははは! 北岡さんの取材行ってきますね!


真司(しょうがねえよな……だって俺、仮面ライダーだもん)

149: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/05 00:17:35 ID:d0iL/FR10
蓮「城戸! 遅いぞ」

真司「悪ぃ、蓮!」

怪人軍団「ゲゲゲッ……」

蓮「敵は多いな……いや、大した事はないか」

真司「ああ……! 今夜も俺とお前でダブルライダーだからな!」」

怪人軍団「グオオォ!!」

北岡「ちょっとちょっと。“ダブル”ライダー、って事はないでしょ」

浅倉「ショッカーの怪人は俺達が潰す……今夜も暴れさせて貰うぜ」


  「「変身!!」」


ナイト「俺達は!」
ゾルダ「人類の自由と」
王蛇「平和を守る」
龍騎「仮面ライダーだ!!」



(おわり)

150: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/05 00:18:18 ID:JEcD0Dk30
マジカルワールドwwwwwww

155: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/05 00:21:37 ID:d0iL/FR10
==========

ほむら「この結末はあなた達の選択によって決定した……この結末は悲劇なのか、それともこれで良かったのか」

ほむら「それは……もう一つのライダーの物語が教えてくれるでしょう」


まどか「皆、ありがとうございました! 途中でグダグダしたのはごめんなさい。なんとか完結まで持っていけました!」




まどか「……あれ? そういえば須藤さんは?」

マミ「シザースは行ってしまったわ。円環の理に導かれて」



==========

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