由乃「クリスマス・イヴはユッキーと過ごしたい」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16 01:20:09 ID:4q0FBGrF0
12月21日(2学期最終日)〔市立梅里中学校・教室〕
由乃「明々後日はクリスマス・イヴだね、ユッキー!」
雪輝「そうだね、由乃」
由乃「楽しみだね、ユッキー!!」ニコッ
雪輝「そうだね! 僕も今から、楽しみで仕方ないよ!!」ニコッ
由乃「……それじゃあ、準備があるから私は先に帰るね」
雪輝「うん、さよなら、由乃」
タッタッタッタッタッ!! ――――
由乃(やったぁ、イヴはユッキーと二人きりで過ごせるよ)
由乃(楽しいイヴにしようね、ユッキー!)
由乃「明々後日はクリスマス・イヴだね、ユッキー!」
雪輝「そうだね、由乃」
由乃「楽しみだね、ユッキー!!」ニコッ
雪輝「そうだね! 僕も今から、楽しみで仕方ないよ!!」ニコッ
由乃「……それじゃあ、準備があるから私は先に帰るね」
雪輝「うん、さよなら、由乃」
タッタッタッタッタッ!! ――――
由乃(やったぁ、イヴはユッキーと二人きりで過ごせるよ)
由乃(楽しいイヴにしようね、ユッキー!)
元スレ:http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1355588409/
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16 01:21:36 ID:4q0FBGrF0
雪輝「……あれ? 僕、由乃にクリスマス・イヴの予定、話したっけ?」
雪輝「それに準備って、何の準備をするんだろう?」
雪輝「由乃の奴、誰かとクリスマスパーティでもするのかな?」
雪輝「…………まあ、いいや」
ツカツカツカ… ――――
秋瀬「やあ、雪輝君。これから時間あるかな?」
雪輝「秋瀬君。大丈夫だけど……」
秋瀬「これから、みんなで明々後日の買い出しに行くんだけど、君も来るかい?」
雪輝「みんなでっ! 行く行く、行くよ、秋瀬君っ!!」
雪輝「クリスマス・イヴ、楽しみだね、秋瀬君!!」ニコッ
秋瀬「僕もだよ、雪輝君!」ニコッ
雪輝「それに準備って、何の準備をするんだろう?」
雪輝「由乃の奴、誰かとクリスマスパーティでもするのかな?」
雪輝「…………まあ、いいや」
ツカツカツカ… ――――
秋瀬「やあ、雪輝君。これから時間あるかな?」
雪輝「秋瀬君。大丈夫だけど……」
秋瀬「これから、みんなで明々後日の買い出しに行くんだけど、君も来るかい?」
雪輝「みんなでっ! 行く行く、行くよ、秋瀬君っ!!」
雪輝「クリスマス・イヴ、楽しみだね、秋瀬君!!」ニコッ
秋瀬「僕もだよ、雪輝君!」ニコッ
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16 01:23:03 ID:4q0FBGrF0
12月24日 16:27 〔天野雪輝宅・玄関前〕
由乃「まだ、5時前……、ちょっと早い時間に来過ぎちゃったかな?」
ピンポーン、ピンポーン… ――――
由乃「呼び鈴を鳴らしても反応がないし……」
由乃「うーん……」
同日 16:30 〔同・リビング〕
ペタペタ、ペタペタ ――――
ガシャンッ!! ガシャンッ!! バリンッ!! ――――
由乃「よかった、念のためにガムテープと金槌を持ってきてて」
由乃「よいしょっと……、お邪魔しまーす」
由乃「まだ、5時前……、ちょっと早い時間に来過ぎちゃったかな?」
ピンポーン、ピンポーン… ――――
由乃「呼び鈴を鳴らしても反応がないし……」
由乃「うーん……」
同日 16:30 〔同・リビング〕
ペタペタ、ペタペタ ――――
ガシャンッ!! ガシャンッ!! バリンッ!! ――――
由乃「よかった、念のためにガムテープと金槌を持ってきてて」
由乃「よいしょっと……、お邪魔しまーす」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16 01:24:25 ID:4q0FBGrF0
同日 16:35 〔同・雪輝の部屋〕
由乃「飾り付けをしようと思ったんだけど……」
由乃「散らかってるなあ、ユッキーの部屋」
由乃「仕方ない…、由乃がお掃除してあげるね、ユッキーっ!」
由乃「よいしょっ…、よいしょっ……」
由乃「よいしょっ…、よいしょっ……、ん?」
由乃「なんだろう? ベッドの下に何か隠してある……?」
由乃「…………エッチな本だ。もう、ユッキーったら…」///
由乃「どんなことが書いてあるんだろう……」
由乃「ふむふむ、『本誌お勧めの性の6時間の過ごし方』……?」
由乃「性の6時間……って、なにかな?」
由乃「飾り付けをしようと思ったんだけど……」
由乃「散らかってるなあ、ユッキーの部屋」
由乃「仕方ない…、由乃がお掃除してあげるね、ユッキーっ!」
由乃「よいしょっ…、よいしょっ……」
由乃「よいしょっ…、よいしょっ……、ん?」
由乃「なんだろう? ベッドの下に何か隠してある……?」
由乃「…………エッチな本だ。もう、ユッキーったら…」///
由乃「どんなことが書いてあるんだろう……」
由乃「ふむふむ、『本誌お勧めの性の6時間の過ごし方』……?」
由乃「性の6時間……って、なにかな?」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16 01:25:47 ID:4q0FBGrF0
パラパラ… ――――
パラパラ… ――――
由乃「!!!!?」///
由乃「せ、性の6時間って…、そんなの、まだ早いよ、ユッキぃ……」///
由乃「で、でも、ユッキーがどうしてもって言うなら……」
由乃「は、恥ずかしいけど、私は拒まないよ、ユッキー ……」///
由乃「……………。……とにかく、このエッチな本は処分して…」
由乃「本のあった場所には、『イモウトノカタチ』っていうゲームを置いておこう」
由乃「澄稀あやかって娘がお勧めだよ、ユッキー!!」///
http://www.cuffs-sphere.jp/products/imouto/char/ayaka/
由乃「……さてと、お掃除の続きをしよっと」
パラパラ… ――――
由乃「!!!!?」///
由乃「せ、性の6時間って…、そんなの、まだ早いよ、ユッキぃ……」///
由乃「で、でも、ユッキーがどうしてもって言うなら……」
由乃「は、恥ずかしいけど、私は拒まないよ、ユッキー ……」///
由乃「……………。……とにかく、このエッチな本は処分して…」
由乃「本のあった場所には、『イモウトノカタチ』っていうゲームを置いておこう」
由乃「澄稀あやかって娘がお勧めだよ、ユッキー!!」///
http://www.cuffs-sphere.jp/products/imouto/char/ayaka/
由乃「……さてと、お掃除の続きをしよっと」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16 01:27:22 ID:4q0FBGrF0
同日 17:32 〔同・雪輝の部屋〕
由乃「ユッキーの部屋を飾りましょう! ユッキーのために部屋を飾りましょう!」
由乃「ちょっと早いけど、買ってきたサンタ服も着てみたよ」
由乃「でも、これ、ちょっとスカート短いな……」
由乃「パンツ、見られちゃうかな…。恥ずかしいよ、ユッキー ……」
由乃「他にも、お菓子にジュースに、ケーキにクラッカーに、あと、鼻眼鏡なんていうのも…」
由乃「これ掛けて待ってたら、ユッキー、笑ってくれるかな?」
由乃「あとは…、ホラー映画のDVDも借りてきたんだった」
由乃「一緒に見ようね、ユッキー」
由乃「……怖かったら、私の腕に抱きついてもいいよ、ユッキー」///
由乃「……ユッキー、早く帰ってこないかなあ」
由乃「ユッキーの部屋を飾りましょう! ユッキーのために部屋を飾りましょう!」
由乃「ちょっと早いけど、買ってきたサンタ服も着てみたよ」
由乃「でも、これ、ちょっとスカート短いな……」
由乃「パンツ、見られちゃうかな…。恥ずかしいよ、ユッキー ……」
由乃「他にも、お菓子にジュースに、ケーキにクラッカーに、あと、鼻眼鏡なんていうのも…」
由乃「これ掛けて待ってたら、ユッキー、笑ってくれるかな?」
由乃「あとは…、ホラー映画のDVDも借りてきたんだった」
由乃「一緒に見ようね、ユッキー」
由乃「……怖かったら、私の腕に抱きついてもいいよ、ユッキー」///
由乃「……ユッキー、早く帰ってこないかなあ」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16 01:28:25 ID:n9V16U4C0
bad endしか想像できない
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16 01:28:52 ID:4q0FBGrF0
同日 17:56 〔同・雪輝の部屋〕
由乃「…………………」
同日 18:26 〔同・雪輝の部屋〕
由乃「…………………」
同日 18:57 〔同・雪輝の部屋〕
由乃「…………………」
同日 19:56 〔同・雪輝の部屋〕
由乃「…………………」
同日 21:02 〔同・雪輝の部屋〕
由乃「…………。遅いなあ、ユッキー」
由乃「…………………」
同日 18:26 〔同・雪輝の部屋〕
由乃「…………………」
同日 18:57 〔同・雪輝の部屋〕
由乃「…………………」
同日 19:56 〔同・雪輝の部屋〕
由乃「…………………」
同日 21:02 〔同・雪輝の部屋〕
由乃「…………。遅いなあ、ユッキー」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16 01:29:55 ID:4q0FBGrF0
由乃「……、電話、掛けてみよう」
prpr ――、ガチャッ!! ――――
雪輝『由乃? どうしたの?』
由乃「ユッキーっ!! 遅いよ、ユッキー!!」
雪輝『……遅いって…、何がだよ、由乃?』
由乃「クリスマス・イヴは2人で過ごそうって約束したじゃない」
由乃「私、ずっと待ってるんだよ!!」
雪輝『え? ……そんな約束、してないけど?』
由乃「え? ……今、どこにいるの、ユッキー?」
雪輝『高坂の家。日向とまおちゃんと秋瀬君と高坂でパーティしてるんだけど…』
由乃「…………え?」
prpr ――、ガチャッ!! ――――
雪輝『由乃? どうしたの?』
由乃「ユッキーっ!! 遅いよ、ユッキー!!」
雪輝『……遅いって…、何がだよ、由乃?』
由乃「クリスマス・イヴは2人で過ごそうって約束したじゃない」
由乃「私、ずっと待ってるんだよ!!」
雪輝『え? ……そんな約束、してないけど?』
由乃「え? ……今、どこにいるの、ユッキー?」
雪輝『高坂の家。日向とまおちゃんと秋瀬君と高坂でパーティしてるんだけど…』
由乃「…………え?」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16 01:31:24 ID:4q0FBGrF0
由乃「高坂の…家? みんなと…一緒?」
雪輝『あ、もしかして、由乃も来たかった?』
由乃「………………」
雪輝『……ほら、由乃って秋瀬君や日向といつも仲悪そうだし…』
雪輝『一緒だと由乃が嫌がるかなって思って誘わなかったんだけど……』
雪輝『嫌じゃなかったら、由乃も今からおいでよ。高坂には僕から話しておくから』
雪輝『ね、大丈夫だよね、高坂……。……大丈夫だってさ、由乃』
雪輝『これを切欠に、秋瀬君や日向と友達になれば……』
由乃「ダメっ!!」
雪輝『ダメって……、そんなに2人を嫌わなくても……』
由乃「そうじゃなくて、今すぐ由乃のところに来て、ユッキーっ!!!」
雪輝『あ、もしかして、由乃も来たかった?』
由乃「………………」
雪輝『……ほら、由乃って秋瀬君や日向といつも仲悪そうだし…』
雪輝『一緒だと由乃が嫌がるかなって思って誘わなかったんだけど……』
雪輝『嫌じゃなかったら、由乃も今からおいでよ。高坂には僕から話しておくから』
雪輝『ね、大丈夫だよね、高坂……。……大丈夫だってさ、由乃』
雪輝『これを切欠に、秋瀬君や日向と友達になれば……』
由乃「ダメっ!!」
雪輝『ダメって……、そんなに2人を嫌わなくても……』
由乃「そうじゃなくて、今すぐ由乃のところに来て、ユッキーっ!!!」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16 01:33:03 ID:4q0FBGrF0
雪輝『今すぐって…、だから、僕は秋瀬君たちと……』
雪輝『それに、今日は高坂の家に泊まる予定なんだけど……』
由乃「そんなの、ダメっ! ダメっ! ダメぇっ!!!」
由乃「ユッキー、今日はクリスマス・イヴなんだよ?」
雪輝『……?? それは知ってるけど…?』
由乃「クリスマス・イヴは、恋人同士は2人きりで過ごすって決まってるの!!」
由乃「だから、ユッキーは由乃と過ごさなきゃダメなのっ!!」
雪輝『……ダメなのって、僕と由乃は恋人同士じゃないだろ?』
由乃「じゃ、じゃあ、恋人同士じゃなくてもいいよ。だから、私と……」
雪輝『だから、由乃もこっちに来ればいいって言ってるじゃないか』
由乃「だから、それじゃダメ! ユッキーと2人きりがいいのっ!!」
雪輝『それに、今日は高坂の家に泊まる予定なんだけど……』
由乃「そんなの、ダメっ! ダメっ! ダメぇっ!!!」
由乃「ユッキー、今日はクリスマス・イヴなんだよ?」
雪輝『……?? それは知ってるけど…?』
由乃「クリスマス・イヴは、恋人同士は2人きりで過ごすって決まってるの!!」
由乃「だから、ユッキーは由乃と過ごさなきゃダメなのっ!!」
雪輝『……ダメなのって、僕と由乃は恋人同士じゃないだろ?』
由乃「じゃ、じゃあ、恋人同士じゃなくてもいいよ。だから、私と……」
雪輝『だから、由乃もこっちに来ればいいって言ってるじゃないか』
由乃「だから、それじゃダメ! ユッキーと2人きりがいいのっ!!」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16 01:34:06 ID:4q0FBGrF0
雪輝『2人きりじゃないとダメって…、わがまま言わないでよ、由乃』
由乃「わがままじゃないよ! だって、私はユッキーが大好きで……」
雪輝『由乃、今日は僕に友達が出来て、一人ぼっちじゃない初めてのイヴなんだよ』
雪輝『秋瀬君たちと楽しくやってるのに、邪魔しないでよ』
由乃「で、でも…、今日はイヴで、愛し合う男女は2人で過ごすって決まってて……」
雪輝『……とにかく、由乃が高坂の家に来るんじゃなきゃ、由乃とは過ごさないから』
雪輝『じゃあ、切るよ』
由乃「あ、待って、ユッk」
ガチャッ、プープープー … ――――
由乃「……電話、切られちゃった」
由乃「…………ユッキぃ」グスッ
由乃「わがままじゃないよ! だって、私はユッキーが大好きで……」
雪輝『由乃、今日は僕に友達が出来て、一人ぼっちじゃない初めてのイヴなんだよ』
雪輝『秋瀬君たちと楽しくやってるのに、邪魔しないでよ』
由乃「で、でも…、今日はイヴで、愛し合う男女は2人で過ごすって決まってて……」
雪輝『……とにかく、由乃が高坂の家に来るんじゃなきゃ、由乃とは過ごさないから』
雪輝『じゃあ、切るよ』
由乃「あ、待って、ユッk」
ガチャッ、プープープー … ――――
由乃「……電話、切られちゃった」
由乃「…………ユッキぃ」グスッ
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16 01:35:06 ID:4q0FBGrF0
同日 21:44 〔同・雪輝の部屋〕
由乃「…………ユッキー、今、何してるのかなぁ」
由乃「……雪輝日記で確認してみよう」
21:50
ユッキーたちがWiiUをしてるよ。
やっているのはモンスターハンター。
22:00
ユッキーが凄く強そうなモンスターを倒したわ。
さすがユッキー! ゲームでもかっこいいよ!!
22:10
ユッキーが買い出しに出かけたわ。日向と一緒。
ダメだよ、夜道で女の子と2人きりだなんて。
なんでそんな奴と楽しそうにしてるの、ユッキー?
由乃「…………ユッキー、今、何してるのかなぁ」
由乃「……雪輝日記で確認してみよう」
21:50
ユッキーたちがWiiUをしてるよ。
やっているのはモンスターハンター。
22:00
ユッキーが凄く強そうなモンスターを倒したわ。
さすがユッキー! ゲームでもかっこいいよ!!
22:10
ユッキーが買い出しに出かけたわ。日向と一緒。
ダメだよ、夜道で女の子と2人きりだなんて。
なんでそんな奴と楽しそうにしてるの、ユッキー?
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16 01:36:06 ID:4q0FBGrF0
22:20
ユッキーたちがDVDを見始めたわ。
人気のロボットアニメの劇場版だって。
22:30
映画に秋瀬にそっくりな奴が出てるって盛り上がってる。
そんな変な奴より、私に構ってよ、ユッキー。
22:40
秋瀬の奴が、さりげなくユッキーの隣に座ったわ。
離れてユッキー! そいつはユッキーの貞操を狙う危ない奴だよ!!
22:50
ユッキーたちが人生ゲームを始めたよ。
秋瀬たちと一緒で、とっても楽しそう。
私といるときよりも……。
由乃「…………ユッキぃ…」グスッ
ユッキーたちがDVDを見始めたわ。
人気のロボットアニメの劇場版だって。
22:30
映画に秋瀬にそっくりな奴が出てるって盛り上がってる。
そんな変な奴より、私に構ってよ、ユッキー。
22:40
秋瀬の奴が、さりげなくユッキーの隣に座ったわ。
離れてユッキー! そいつはユッキーの貞操を狙う危ない奴だよ!!
22:50
ユッキーたちが人生ゲームを始めたよ。
秋瀬たちと一緒で、とっても楽しそう。
私といるときよりも……。
由乃「…………ユッキぃ…」グスッ
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16 01:37:36 ID:4q0FBGrF0
同日 22:01 〔同・雪輝の部屋〕
由乃「…………電話でも掛けてみよう」
prpr ――、ガチャッ!! ――――
みねね『……よう、2ndじゃねえか。珍しい奴が電話してきたな』
みねね『いったい、何の用d……、おい、西島、ベタベタくっ付いてくるんじゃねえ!!』
みねね『今、電話中なんだ……、だから、離れろってっ!!』
みねね『あぁ? 私はただ飯を食いに来ただけで、お前とイチャイチャしに来たんじゃねえ!!』
みねね『せ、性の6時間だぁ? 知るか、そんなもん!!』
みねね『シャンパン飲んで酔っ払ったら、とっとと寝るだけだっての!』
みねね『……ああ、悪い、2nd、ゴミが一人うるさくてな。…で、いったい何のy』
ガチャッ、プープープー … ――――
由乃「………………はぁ」
由乃「…………電話でも掛けてみよう」
prpr ――、ガチャッ!! ――――
みねね『……よう、2ndじゃねえか。珍しい奴が電話してきたな』
みねね『いったい、何の用d……、おい、西島、ベタベタくっ付いてくるんじゃねえ!!』
みねね『今、電話中なんだ……、だから、離れろってっ!!』
みねね『あぁ? 私はただ飯を食いに来ただけで、お前とイチャイチャしに来たんじゃねえ!!』
みねね『せ、性の6時間だぁ? 知るか、そんなもん!!』
みねね『シャンパン飲んで酔っ払ったら、とっとと寝るだけだっての!』
みねね『……ああ、悪い、2nd、ゴミが一人うるさくてな。…で、いったい何のy』
ガチャッ、プープープー … ――――
由乃「………………はぁ」
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16 01:38:36 ID:4q0FBGrF0
同日 22:05 〔御目方教・本堂・6thの座敷牢〕
信者「御目方様ぁ、お電話が入っておりますんだけんどお……」
椿「電話…? 誰かしら? 繋ぎなさい」
由乃『…………お前、一人か?』
椿「あら、2nd…。何なのよ、あなたが電話なんて……」
由乃『クリスマス・イヴなのに一人なのか?』
椿「まあ、新興宗教とはいえ教祖だから。他宗教の行事を行うなど……」
由乃『………………ぼっち』プッ
椿「な、なんですってぇ!!」
信者「御目方様ぁ、お電話が入っておりますんだけんどお……」
椿「電話…? 誰かしら? 繋ぎなさい」
由乃『…………お前、一人か?』
椿「あら、2nd…。何なのよ、あなたが電話なんて……」
由乃『クリスマス・イヴなのに一人なのか?』
椿「まあ、新興宗教とはいえ教祖だから。他宗教の行事を行うなど……」
由乃『………………ぼっち』プッ
椿「な、なんですってぇ!!」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16 01:39:46 ID:4q0FBGrF0
椿「ぼ、ぼっちなんかじゃないわよ!!」
椿「その証拠に、ほらっ!! 聞こえる?」
12th「……聖ナル夜ハ、七面鳥ノ丸焼キ ヲ 食ベルラシイナァ」
12th「邪教ノ教祖ヨ、正義ノ味方デアル私ニ、七面鳥ヲ振ル舞ウ ガ イイ!!」
5th「わぁい、七面鳥の丸焼きだって! エリート的な食べ物だね!!」
椿「……ほら、聞こえたでしょ。私にだって、聖夜を共に過ごす人はいるのよ!」
椿(本当はコイツら、ただ飯食べに来ただけだし追い返すつもりだったけど)
由乃『………………くっ』
椿「そんなことより、あなたはどうして、私に電話なんか掛けてきたわけ?」
椿「もしかして…、ぼっちなのはアナタのほうなんじゃないの?」
由乃『………………』
椿「その証拠に、ほらっ!! 聞こえる?」
12th「……聖ナル夜ハ、七面鳥ノ丸焼キ ヲ 食ベルラシイナァ」
12th「邪教ノ教祖ヨ、正義ノ味方デアル私ニ、七面鳥ヲ振ル舞ウ ガ イイ!!」
5th「わぁい、七面鳥の丸焼きだって! エリート的な食べ物だね!!」
椿「……ほら、聞こえたでしょ。私にだって、聖夜を共に過ごす人はいるのよ!」
椿(本当はコイツら、ただ飯食べに来ただけだし追い返すつもりだったけど)
由乃『………………くっ』
椿「そんなことより、あなたはどうして、私に電話なんか掛けてきたわけ?」
椿「もしかして…、ぼっちなのはアナタのほうなんじゃないの?」
由乃『………………』
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16 01:40:56 ID:4q0FBGrF0
椿「でも、変ねえ、2ndには雪輝君がいるはずよねえ?」
椿「だって、クリスマス・イヴは、恋人が2人で過ごす日のはずだもの」
椿「それが、どうして私なんかに電話をかけてきたのかしら?」
由乃『………………』
椿「もしかしてぇ、アナタ、雪輝君にフラれちゃったの? イヴなのに」
由乃『………………』
椿「ねえ、クリスマス・イヴなのに、どうして雪輝君と一緒じゃないの?」
椿「教えなさいよ。ねえ? ねえ? ねえ? ねえ? ねえ?」
ガチャッ、プープープー … ――――
椿「……あら、切られちゃった」
椿「だって、クリスマス・イヴは、恋人が2人で過ごす日のはずだもの」
椿「それが、どうして私なんかに電話をかけてきたのかしら?」
由乃『………………』
椿「もしかしてぇ、アナタ、雪輝君にフラれちゃったの? イヴなのに」
由乃『………………』
椿「ねえ、クリスマス・イヴなのに、どうして雪輝君と一緒じゃないの?」
椿「教えなさいよ。ねえ? ねえ? ねえ? ねえ? ねえ?」
ガチャッ、プープープー … ――――
椿「……あら、切られちゃった」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16 01:42:06 ID:4q0FBGrF0
椿「ふふ、2ndの悔しそうな顔が目に浮かぶわ。とても良い気分」
椿「……いいでしょう。七面鳥の丸焼き、急いで用意しなさい。お祝いよ」
信者「わかりましただ」
12th「話ガ ワカル ナ!! ヨシ、オ前モ 正義ノ味方ト 認メテヤロウ!!」
5th「やったー、ご馳走だよー。とってもエリートだね!!」
同日 22:12 〔天野雪輝宅・雪輝の部屋〕
由乃「……9thも、6thも、誰かといる」
由乃「……私は…、ユッキーの部屋で一人ぼっち」
由乃「……。……寒いな、この部屋」
由乃「…………。…………ユッキー ……」
椿「……いいでしょう。七面鳥の丸焼き、急いで用意しなさい。お祝いよ」
信者「わかりましただ」
12th「話ガ ワカル ナ!! ヨシ、オ前モ 正義ノ味方ト 認メテヤロウ!!」
5th「やったー、ご馳走だよー。とってもエリートだね!!」
同日 22:12 〔天野雪輝宅・雪輝の部屋〕
由乃「……9thも、6thも、誰かといる」
由乃「……私は…、ユッキーの部屋で一人ぼっち」
由乃「……。……寒いな、この部屋」
由乃「…………。…………ユッキー ……」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16 01:43:16 ID:4q0FBGrF0
同日 23:08 〔同・雪輝の部屋〕
…
……
………
…………
ザザッ … ――――
由乃「…………ん、私、寝ちゃってた…」
由乃「今の、未来日記が書き換わるノイズ音……」
由乃「……あれ、部屋の暖房が付いてる? それに、肩に毛布が掛けてあるわ」
由乃「…………??」
ガチャッ ――――
雪輝「あ、起きたんだ、由乃?」
…
……
………
…………
ザザッ … ――――
由乃「…………ん、私、寝ちゃってた…」
由乃「今の、未来日記が書き換わるノイズ音……」
由乃「……あれ、部屋の暖房が付いてる? それに、肩に毛布が掛けてあるわ」
由乃「…………??」
ガチャッ ――――
雪輝「あ、起きたんだ、由乃?」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16 01:43:40 ID:GQBVOB030
これはあかん事やとおもうよ
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16 01:44:16 ID:4q0FBGrF0
由乃「ゆ、ユッキー!!」
雪輝「寒いでしょ。暖房くらい付ければよかったのに」
由乃「……だって、勝手に暖房使ったら怒られるかなって…」
雪輝「いや、僕は不法侵入のほうに怒ってるんだけど。毎度、窓ガラス割らないでよ」
由乃「…………なんでいるの、ユッキー?」
雪輝「無差別日記を確認したら、由乃が僕の部屋で一人で凍えてるって書いてあって…」
雪輝「秋瀬君たちには悪いけど、僕一人だけ帰ってきたんだよ」
由乃(そっか、それでさっき、私の未来日記が書き換わるノイズ音が……)
雪輝「待っててね。今、レンジで料理を温めてるから」
雪輝「高坂の家で分けてもらった残り物だけど、構わないかな?」
由乃「…………ねえ、ユッキー?」
由乃「ユッキーは、私のところに来ちゃってよかったの?」
雪輝「寒いでしょ。暖房くらい付ければよかったのに」
由乃「……だって、勝手に暖房使ったら怒られるかなって…」
雪輝「いや、僕は不法侵入のほうに怒ってるんだけど。毎度、窓ガラス割らないでよ」
由乃「…………なんでいるの、ユッキー?」
雪輝「無差別日記を確認したら、由乃が僕の部屋で一人で凍えてるって書いてあって…」
雪輝「秋瀬君たちには悪いけど、僕一人だけ帰ってきたんだよ」
由乃(そっか、それでさっき、私の未来日記が書き換わるノイズ音が……)
雪輝「待っててね。今、レンジで料理を温めてるから」
雪輝「高坂の家で分けてもらった残り物だけど、構わないかな?」
由乃「…………ねえ、ユッキー?」
由乃「ユッキーは、私のところに来ちゃってよかったの?」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16 01:45:26 ID:4q0FBGrF0
雪輝「……。いいわけないだろ、せっかく秋瀬君たちと楽しく過ごしてたのに」
由乃「……、ごめんなさい」シュン…
雪輝「もう、謝るくらいなら、最初からわがまま言わないでよ」
由乃「……だって…、だって……、私は、ユッキーと2人でいたくて……」グスッ
雪輝「ああ、もう…。泣かないでよ、由乃。怒ってないからさ」
雪輝「……ほら、ケーキも貰ってきたよ。2人で食べよう」
由乃「…………うん」
雪輝「……ところで、由乃。そのサンタ服、可愛いけど、少しスカート短いんじゃない?」
雪輝「それと、このDVD、怖い映画ばっかり! 僕が怖いの苦手なの、知ってるだろ!!」
由乃「…………ふふ、ユッキー」
雪輝「なに?」
由乃「メリークリスマス」
我妻由乃は天野雪輝とクリスマス・イヴを過ごす。
HAPPY END。
由乃「……、ごめんなさい」シュン…
雪輝「もう、謝るくらいなら、最初からわがまま言わないでよ」
由乃「……だって…、だって……、私は、ユッキーと2人でいたくて……」グスッ
雪輝「ああ、もう…。泣かないでよ、由乃。怒ってないからさ」
雪輝「……ほら、ケーキも貰ってきたよ。2人で食べよう」
由乃「…………うん」
雪輝「……ところで、由乃。そのサンタ服、可愛いけど、少しスカート短いんじゃない?」
雪輝「それと、このDVD、怖い映画ばっかり! 僕が怖いの苦手なの、知ってるだろ!!」
由乃「…………ふふ、ユッキー」
雪輝「なに?」
由乃「メリークリスマス」
我妻由乃は天野雪輝とクリスマス・イヴを過ごす。
HAPPY END。
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16 01:46:48 ID:GQBVOB030
乙
ユッキーが男前で安心した
ユッキーが男前で安心した
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16 02:02:28 ID:F9VLojwJ0
サンタコスの由乃ちゃんだけでご飯5杯はイケる
- 関連記事
-
- 由乃「ユッキーのおちんちんこんなに大きくなってる…///」
- 由乃「クリスマス・イヴはユッキーと過ごしたい」
スポンサーサイト