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ドラッグ オン ドラグーン3 討鬼伝

ヴィヴィオ「フェイトママ、今日もうちに泊まるの?」



1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 03:46:30 ID:n7bDLXCf0
フェイト「ん、そのつもりだけど?」

ヴィヴィオ「・・・またか」

フェイト「え?」

ヴィヴィオ「ううん、なんでもないよ」

なのは「二人とも、ご飯できたよ~」

ヴィヴィオ「はーい!」

フェイト「・・・」

元スレ:http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1282934790/
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 03:54:47 ID:n7bDLXCf0

夕食後

ヴィヴィオ「ごうちそうさま~」

フェイト「ごちそうさまです・・・」

なのは「いえいえ、お粗末さまでした」

ヴィヴィオ「なのはママ~、お風呂入ろ!」

なのは「はいはい、ちょっと片付けるから待ってね・・・フェイトちゃんも一緒に入る?」

フェイト「あ、え~と・・・」

ヴィヴィオ「・・・」

フェイト「ふ、二人で入りなよ」


3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 03:59:36 ID:n7bDLXCf0

なのは「あら、珍しいね、フェイトちゃんが一緒に入るの断るなんて」

フェイト「あ、その・・・さっき少し用事が入っちゃってさ、今日は向こうに帰ろうかと・・・」

なのは「そうなの?・・・折角久し振りにゆっくりできると思ったのに、残念だね」

フェイト「ごめんね、埋め合わせはまたするから」

なのは「そんなのいいよ、お仕事だからしょうがないよ」

フェイト「そうだね・・・」


5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 04:04:35 ID:n7bDLXCf0

フェイト「・・・ということがありまして」

アリサ「で、なんでこっちに来るのよ・・・」

フェイト「だ、だって・・・」

アリサ「なのはとアンタの子供なんだから、なのはと相談しなさいよ!」

すずか「まあまあ、アリサちゃん落ち着いて」


7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 04:15:42 ID:n7bDLXCf0

フェイト「いや、だって・・・その・・・」

アリサ「どうせ、アンタのことだから、なのはとヴィヴィオちゃんの仲が私のせいで云々とか考えてるんでしょ?」

フェイト「うん、まあ、そんな感じなんだけど・・・」

すずか「でも、フェイトちゃんもヴィヴィオちゃんのママなんでしょ?私もなのはちゃんと話した方がいいと思うけど・・・」

フェイト「でも、その・・・私、あんまり親っぽいこと出来てないし・・・」


8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 04:20:32 ID:n7bDLXCf0

アリサ「どういうことよ?」

フェイト「だって、帰れるのは多くて二週間に一回くらいだし・・・料理とか身の回りの世話も殆どなのはにまかせっきりだし・・・」

アリサ「で、会ったら会ったで激甘なんでしょ、なのはから聞いてるわよ」

フェイト「はい・・・その通りです」

すずか「まるで、単身赴任中の父親ね・・・」


9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 04:25:43 ID:n7bDLXCf0

アリサ「もう、そんなのだから舐められるのよ」

フェイト「舐められるって・・・」

アリサ「そうでしょうが、アンタがそんな対応してるから、時々家に来てわがままきいてくれるオバサンくらいに思われてんのよ!」

すずか「オバサンって・・・私達も?」

アリサ「子供からしたら20歳越えたらオバサン、オジサンよ」


11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 04:32:41 ID:n7bDLXCf0

フェイト「だって・・・その・・・直接会えるときくらいは笑顔でいて欲しいし・・・」

アリサ「それで、こんなことになってたら本末転倒でしょうが!」

フェイト「うぅ・・・」

すずか「アリサちゃんの言う通りよ、甘やかしてるだけじゃヴィヴィオちゃんの為にもならないわ」

アリサ「ということで、次会ったら、殴るぐらいの勢いで怒りなさい」


12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 04:35:28 ID:n7bDLXCf0

フェイト「な、殴るって・・・そんなこと出来ないよ・・・」

アリサ「誰も本当に殴れとは言ってないわよ、舐められないように本気でいけって言ってんの!」

フェイト「でも・・・」

アリサ「なによ?まだなんかあんの!?」

フェイト「私、ヴィヴィオの本当の親じゃないし・・・」


13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 04:42:41 ID:n7bDLXCf0

アリサ「そんなこと言ったら、なのはもでしょうが!!」

フェイト「違うんだ、私となのはじゃ・・・」

アリサ「だから、その違いを無くす為にぶつかってけって言ってんの!」

フェイト「でも・・・二人とは違って、私はいつか離れちゃうよ?」


14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 04:49:06 ID:n7bDLXCf0

すずか「どういうこと?」

フェイト「あの二人はちゃんと強い絆があって、互いに想いあってて、きっとずっと一緒だけど、私はただのなのはの友達で、後見人で他人だから・・・」

アリサ「・・・で?」

フェイト「だから、今、関係を持ち直しても、きっといつか、離れてしまうんだ・・・他人だから」


15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 04:51:42 ID:n7bDLXCf0

アリサ「・・・いい方法教えてあげるわ」

フェイト「え?」

アリサ「アンタ達が他人とやらじゃなくなるいい方法よ」

フェイト「ど、どうするの?」

アリサ「アンタ、なのはと付き合いなさい」

フェイト「へ?」


22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 04:59:12 ID:n7bDLXCf0

すずか「アリサちゃん!?」

アリサ「なのはとあの子が本当の親子だったら、アンタがなのはの妻やら夫やらになったら、アンタとも親子でしょうが」

フェイト「いや、それはそうだけど・・・私達女同士だし・・・」

アリサ「昔からあんだけイチャコラしといてよく言うわ・・・」

すずか「イチャコラって・・・」


23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 05:03:50 ID:n7bDLXCf0

フェイト「いや、あれは友達だからであって、その・・・」

アリサ「ひと~つ、友達は一緒にお風呂入るからって顔を真っ赤に染めて悩んだりしません」

フェイト「うっ・・・」

アリサ「ふた~つ、友達同士でみかんの皮剥いてあげて『あーん』なんて恥ずかしい真似、普通は出来ません」

フェイト「なぜそれを・・・」


28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 05:13:16 ID:n7bDLXCf0

アリサ「み~っつ、普通の友達はあんな絶望的な状況から自分が傷ついてまで助けてくれません」

フェイト「なっ・・・!?」

アリサ「よ~っつ、普通の友達は殆ど一緒に暮らした上、子供なんて育てません」

フェイト「アリサ・・・」

アリサ「分かったでしょアンタ達がどんだけ特殊な関係か、今更女同士だからって悩んでるんじゃないわよ、もう!」


30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 05:17:37 ID:n7bDLXCf0

フェイト「ごめん・・・ありがとう」

アリサ「ホントに、もうこんな厄介ごとこっちに持ち込まないでよね?」

すずか「もう、素直じゃないんだから・・・」

アリサ「な、なにがよ!?」


33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 05:22:24 ID:n7bDLXCf0

すずか「アリサちゃん、本当はフェイトちゃんが頼ってくれて嬉しいのよ?」

フェイト「そ、そうなの?」

アリサ「そ、そんなわけないでしょうが!」

すずか「だから、またなにかあったらすぐ言って来て、私達でよければ相談に乗るから」

アリサ「もう、勝手に私まで相談に乗ることになってるじゃない!」

すずか「え?嫌なの?楽しそうじゃない、次は多分なのはちゃんへの惚気話が聞けるわよ?」

フェイト「なっ、いきなりこっちにまで火の粉が!?」


34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 05:26:57 ID:n7bDLXCf0

アリサ「そう考えると楽しそうね・・・」

フェイト「いや、まだ付き合ってもいないんですよ?話早すぎませんか?」

すずか「大丈夫よ、なのはちゃんに限ってフェイトちゃんを振ったりしないわよ」

アリサ「そうよ!逆に振られたら直ぐに言ってきなさい、殴ってでもアンタと付き合わせるから」

フェイト「な、そんな無理矢理!?」


35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 05:34:55 ID:n7bDLXCf0

アリサ「一応、あの時の恨みも少々あることだし・・・」

フェイト「バルディッシュ・・・」

すずか「アリサちゃん、本気で言ってる?」

アリサ「うっ・・・冗談に決まってるでしょ」

フェイト「よかった、一般人相手に魔法使うとこだったよ・・・」

すずか「冗談でも、そんなこと言っちゃだめよ?」

アリサ「は、はい・・・」


36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 05:42:07 ID:n7bDLXCf0

すずか「でも、なのはちゃんがフェイトちゃんのこと振ったら、私が殴っちゃうかも」

フェイト「すずかまで!?」

すずか「だって、あんな風にフェイトちゃんのこと惚れさせといて責任取らないなんて、許せないもの」

フェイト「責任って・・・」

アリサ「もう、あんな風な出逢い方して惚れなかったら、誰に惚れれるって言うのよ!?」

フェイト「あ、いや・・・」


40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 05:49:43 ID:n7bDLXCf0

アリサ「しかも理由が、『フェイトちゃんの笑顔が見たかった』よ?あっちもアンタに惚れてるようなもんよ」

フェイト「そ、そうだよね・・・」

アリサ「はいはい、わかったらさっさと行く」

すずか「ふふふ、二人の惚気待ってるからね?」

フェイト「が、頑張ってきます!」


41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 05:55:08 ID:n7bDLXCf0

後日 なのは家

フェイト「一応正装もしたし・・・花束も持ったし・・・うん、大丈夫だよね?」

フェイト「うぅ・・・緊張する・・・」

フェイト「でも、この格好で鍵あけて入るのも・・・うん、そうだね・・・」

ピンポ~ン

ヴィヴィオ「は~い」

フェイト「えっ!?」


43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 05:57:22 ID:n7bDLXCf0

ガチャッ

ヴィヴィオ「どちらさまで・・・フェイトママ?」

フェイト「あ、う、その・・・た、ただいま?」

ヴィヴィオ「なに?その格好?」

フェイト「あの、これは、その・・・な、なのはママは?」


44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 06:01:28 ID:n7bDLXCf0

ヴィヴィオ「さっき、お買い物に行ったよ?ヴィヴィオはおるすばん」

フェイト「あ、そ、そうなんだ・・・」

ヴィヴィオ「おうち入る?」

フェイト「は、はい・・・」


46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 06:05:44 ID:n7bDLXCf0

ヴィヴィオ「で、その花は?ヴィヴィオにおみやげ?」

フェイト「あ、違うよ、これはなのはに・・・」

ヴィヴィオ「ふ~ん・・・」

フェイト「・・・その、ヴィヴィオはなんでお留守番なのかな?」

ヴィヴィオ「宿題あるから」

フェイト「そ、そうなんだ、やらなくても大丈夫?」

ヴィヴィオ「もう終わったよ」


48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 06:08:59 ID:n7bDLXCf0

フェイト「あ・・・、そ、そうなんだ・・・えらいね」

ヴィヴィオ「・・・」

フェイト「あの・・・その・・・最近学校の方は・・・その・・・」

ヴィヴィオ「なんで、今日はうちに来たの?またお泊り?」

フェイト「あ、いや、違うんだけど・・・」

ヴィヴィオ「そっか・・・」


49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 06:11:55 ID:n7bDLXCf0

フェイト「いや、もしかしたら泊まる事になるかも知れないけど・・・

ヴィヴィオ「えっ・・・」

フェイト「その・・・ヴィヴィオは私がここに泊まるの嫌?」

ヴィヴィオ「うん」


51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 06:14:21 ID:n7bDLXCf0

フェイト「あ・・・うぅ・・・その・・・ヴィヴィオ、フェイトママのこと嫌い?」

ヴィヴィオ「ううん、フェイトママのことは好きだよ!」

フェイト「えっ!?」

ヴぃヴぃオ「でも、フェイトママがお泊りするのはきら~い」


53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 06:17:37 ID:n7bDLXCf0

フェイト「な、なんで?」

ヴィヴィオ「だって、なのはママのこと取るんだもん」

フェイト「なっ!?」

ヴィヴィオ「フェイトママ、ほっといたらすぐなのはママにベタベタするんだもん!」

フェイト「そ、そんなことないよ?」


55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 06:23:20 ID:n7bDLXCf0

ヴィヴィオ「してるよ~!帰ってきたら直ぐに頭ナデナデしてもらってるし・・・」

フェイト「うっ・・・」

ヴィヴィオ「なのはママがなにしててもジ~っと見て、かまって欲しそうだし」

フェイト「いや、違うんだよ?」

ヴィヴィオ「お仕事のお手伝いとか言って、ず~っとなのはママのとなりでニヤニヤしてるし」

フェイト「あれはホントに相談に乗ってて・・・」


56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 06:28:50 ID:n7bDLXCf0

ヴィヴィオ「あと、知ってるんだよ?ヴィヴィオが寝た後もふたりで何かやってるし・・・」

フェイト「違うよ?あれは訓練してるだけだよ?ホントだよ?」

ヴィヴィオ「ホントに?」

フェイト「や、やましいことなんかなにもないよ?」

ヴィヴィオ「ふ~ん」

フェイト「ホントだよ?」


57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 06:34:12 ID:n7bDLXCf0

ヴィヴィオ「それは信じるけど、フェイトママが泊まるのは嫌い」

フェイト「・・・ごめんなさい」

ヴィヴィオ「ねぇ、なんでなのはママのこと取るの?」

フェイト「あの・・・え~と・・・それは・・・」

ヴィヴィオ「なのはママは私のママだけど、フェイトママとはただの友達だよね?」


59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 06:38:20 ID:n7bDLXCf0

フェイト「そ、そうだけど・・・」

ヴィヴィオ「フェイトママ、ヴィヴィオのこと嫌い?」

フェイト「ち、違うよ!ヴィヴィオのことは大好きだよ!?」

ヴィヴィオ「じゃあ、なんで、なのはママ取るの?」

フェイト「あの・・・その・・・」

ヴィヴィオ「なんで?」


61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 06:42:37 ID:n7bDLXCf0

フェイト「あの・・・それは・・・なのはのことが・・・」

ヴィヴィオ「なのはママのことが嫌いなの?」

フェイト「違うよ!天地神明に掛けてそれだけは違うよ!!」

ヴィヴィオ「じゃあなんなの?」

ガチャッ

なのは「ただいま~!」


63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 06:45:41 ID:n7bDLXCf0

フェイト「えっ!?な、なのは!?」

なのは「あれ?フェイトちゃん来てたんだ・・・何、その格好?」

フェイト「いや、これは・・・」

ヴィヴィオ「なのはママのことどう思ってるの?」

なのは「な、何の話し?」


64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 06:49:25 ID:n7bDLXCf0

ヴィヴィオ「なんでフェイトママがなのはママのこと取るか聞いてたの」

なのは「え!?」

ヴィヴィオ「フェイトママによると、なのはママが原因らしいのでそれを聞いてたのです」

なのは「そうなの、フェイトちゃん・・・?」

フェイト「いや・・・その・・・」


66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 06:52:30 ID:n7bDLXCf0

ヴィヴィオ「ねぇ、どう思ってるの?」

なのは「フェイトちゃん、私も聞きたいな・・・」

フェイト「あの・・・その・・・好きって言うか・・・」

なのは「うんうん・・・」

ヴィヴィオ「なのはママが好きだから取るの?」


67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 06:54:41 ID:n7bDLXCf0

フェイト「取るって言うか、我慢できないって言うか・・・」

ヴィヴィオ「好きだから?」

フェイト「はい・・・」

なのは「ふ~ん・・・」


68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 06:57:36 ID:n7bDLXCf0

フェイト「その・・・なのは、その・・・なんで不機嫌そうなのですか?」

なのは「だって、そんな格好して花束持ってきて何言ってくれるかなって思ったら・・・ねぇ、ヴィヴィオ」

ヴィヴィオ「ヘタレ過ぎますよねぇ」

フェイト「あ、いや、その・・・」


70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 07:02:09 ID:n7bDLXCf0

なのは「もう、しょうがないなぁ・・・」ギュー

フェイト「ふぇっ!?なのは!?」

なのは「私はフェイトちゃんのこと大好き・・・ううん、愛してるよ」

フェイト「なっ!?」

なのは「だから、こうやって今も一緒に居るし、ヴィヴィオのことも二人で育てて行きたいと思ってる」


72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 07:06:09 ID:n7bDLXCf0

フェイト「なのは・・・」

なのは「私は、フェイトちゃんがいいって言ってくれるなら、ずっとフェイトちゃんのそばで、フェイトちゃんの幸せを願わせて欲しい」

フェイト「あ・・・うぅ・・・///」

ヴィヴィオ「お~」パチパチパチ


73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 07:10:40 ID:n7bDLXCf0

フェイト「わ、私もなのはのこと愛s

なのは「で?フェイトちゃんは?」

フェイト「だから、私もなのはのこと愛してr

なのは「そんな準備してくるぐらいだから、告白のセリフも準備してるよね?」

フェイト「え・・・いや・・・」


75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 07:13:38 ID:n7bDLXCf0

なのは「してないの?」

フェイト「し、してはいるけど、その・・・」

なのは「その?」

フェイト「は、恥ずかしいって言うか、なんと言うか・・・」

なのは「私はちゃんと聞きたいな、フェイトちゃんが考えてくれた言葉」

ヴィヴィオ「ヴィヴィオも~!」


78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 07:15:49 ID:n7bDLXCf0

フェイト「あの・・・その・・・」

なのは「うん・・・」

ヴィヴィオ「うんうん・・・」

フェイト「わ、私、フェイト・テスタロッサ・ハラオウンは、高町なのはを愛しています!」

フェイト「その・・・この身が滅びるまで、いや、滅びても、なのはのことを守り愛し続けます!」

フェイト「だから・・・あの・・・いつまでも、どんな時も、なのはの傍に、一番近くに居させてください!」


79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 07:19:42 ID:n7bDLXCf0

ヴィヴィオ「おぉ~!」パチパチパチパチ

フェイト「その・・・どう、だったかな・・・?」

なのは「・・・フェイトちゃん、こっち向いて?」

フェイト「え?・・・あ、うん・・・」

なのは「んっ・・・」チュッ

フェイト「ん!?んむむ!?」

ヴィヴィオ「うゎぁ・・・」


82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 07:23:48 ID:n7bDLXCf0

フェイト「プハッ・・・にゃのは!!?」

なのは「ふふ、プロポーズの後は、誓いのキスだよね」

フェイト「あの、う、うん・・・///」

ヴィヴィオ「おめでとーございます!」


85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 07:29:17 ID:n7bDLXCf0

なのは「ヴィヴィオ、その・・・今日は我慢してね?」

ヴィヴィオ「はい、私は部屋で勉強して来ますので・・・」

フェイト「えっ!?」

ヴィヴィオ「ではっ!」

終わり


89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 07:38:55 ID:n7bDLXCf0

あれ?よく読んだらヴィヴィオの問題解決してないな・・・

あと、もうちょっとだけ続くんじゃ


90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 07:42:52 ID:n7bDLXCf0

ミットチルダ某所

ヴィヴィオ「来ました~!」

???「合言葉は?」

ヴィヴィオ「山!」

???「川!」

ヴィヴィオ「豊!」

???「の代表曲は?」

ヴィヴィオ「アメリカ橋!」


91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 07:44:55 ID:n7bDLXCf0

ガチャッ

はやて「ようこそ、ヴィヴィオちゃん!」

ヴィヴィオ「お久し振りです!」

はやて「また少し大きなった?」

ヴィヴィオ「はい、2センチ伸びました!」


92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 07:48:34 ID:n7bDLXCf0

はやて「で、どうやった?」

ヴィヴィオ「はい、はやてさんの言うとおりにしたら上手くいきました!」

はやて「で、ママたちは今日どこに出掛けたん?」

ヴィヴィオ「なのはママの生まれ故郷の方に」

はやて「あ~、すずかちゃんとアリサちゃんのとこか・・・あとで詳しく聞かなな」


95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 07:54:07 ID:n7bDLXCf0

ヴィヴィオ「どうせ聞いても惚気しかでてきませんよ・・・」

はやて「それをネタにしてイジってあげるのが面白いねやん」

ヴィヴィオ「さすがはやてさん、敵には回したくないお方」

はやて「で、例の映像は?」

ヴィヴィオ「はい、セイクリッドハートの中に、ちゃんと・・・」


97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 07:58:15 ID:n7bDLXCf0

はやて「さすが私が見込んだ娘!さ、早速中身のチェックといきましょうか・・・」

ヴィヴィオ「え・・・ここで見るんですか?」

はやて「え?あかんの?」

ヴィヴィオ「いや、その・・・まあ、はやてさんがいいのでしたら・・・」


100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 08:04:10 ID:n7bDLXCf0

はやて「それでは・・・ポチっとな」

>>41くらいからの映像が上映中~

はやて「うわ~、いきなり白のタキシードはないわぁ・・・」

ヴィヴィオ「ですよね~」

はやて「なにあれ?バラの花束?」

ヴィヴィオ「はい、なのはママの年の数だけ買ってきたらしいです」

はやて「それ、なんかと風習混じってへん?」

ヴィヴィオ「さぁ・・・」


101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 08:08:39 ID:n7bDLXCf0

はやて「それにしても・・・子供に敬語て・・・」

ヴィヴィオ「ははは・・・」

はやて「・・・うわ・・・フェイトちゃんもう泣きそうやん」


ヴィヴィオ「『きら~い』が思いのほか効いたらしいです」

はやて「ほぅ・・・愛されてるなぁ」

ヴィヴィオ「でしょう?」


102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 08:11:16 ID:n7bDLXCf0

はやて「あ、なのはちゃん帰ってきた!」

ピッ

はやて「へ?なんで止めるん?」

ヴィヴィオ「あの・・・ここから先は私の居ないところで・・・」

はやて「そんなに恥ずかしいん?」

ヴィヴィオ「はい、もう、かなり・・・」


103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 08:15:14 ID:n7bDLXCf0

はやて「それなら、尚更・・・バインド」

ヴィヴィオ「えっ?」

はやて「では、再生っと」 ッピ

ヴィヴィオ「ちょ、ちょっとはやてさん!や、止めて下さい!」

はやて「うわぁ・・・なのはちゃん流石やなぁ・・・」

ヴィヴィオ「うぅ・・・」


104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 08:19:23 ID:n7bDLXCf0

はやて「え?フェイトちゃんにも言わすん?」

はやて「え?うわっ・・・」

はやて「うわ、舌が、うわぁ・・・///」

ヴィヴィオ「・・・でしょ?」

はやて「・・・ごめんなさい」


105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 08:23:48 ID:n7bDLXCf0

ヴィヴィオ「まず、バインドといてくださいよ・・・」

はやて「あ、ごめん・・・あの、その、今はどうなん?」

ヴィヴィオ「どうとは?なにがですか?」

はやて「いや、ご両親の仲は」

ヴィヴィオ「あんな感じです」

はやて「え?今の映像みたいな感じなん?」

ヴィヴィオ「はい、あんな感じです」


106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 08:27:37 ID:n7bDLXCf0

はやて「毎日?」

ヴィヴィオ「はい、フェイトママが帰って来たら」

はやて「凄いなぁ、よく耐えてるなぁ・・・」

ヴィヴィオ「まあ、ママ達が幸せなら、私も幸せなので・・・」

はやて「・・・そっか」

ヴィヴィオ「はい」


108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 08:34:12 ID:n7bDLXCf0

はやて「うん、ええ子ええ子・・・ということで、はい、約束のザフィーラの背中乗り放題チケット」

ヴィヴィオ「ありがとうございます!」

はやて「ついでにええ映像やったから、子犬フォームモフモフ放題券もつけてあげよ!」

ヴィヴィオ「おお!これはスゴイ!では早速・・・」

はやて「多分ザフィーラは居間に居るから・・・」

ヴィヴィオ「はーい!いってきます!」

プルルルr

はやて「・・・もしもし、シグナムか?フェイトちゃんのええ映像が手に入ってんけど・・・」

おわり


110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 08:38:55 ID:n7bDLXCf0

ん、これで多分全員幸せ

それでは、またどこかで


111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 08:39:18 ID:SnXe5Vyw0

乙!はやて黒すぐるwwwwww


112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/28 08:58:49 ID:gh7lAcILP


久し振りにまともに読めた



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