コラ「お前はいいよ」
ポポ「うん？」
コラ「進化したらかっこいいじゃん」
ポポ「あーね。進化したらね」

コラ「ピジョットだっけ」
ポポ「マッハ2で　ひこうし　エサをさがす。
　　　その　おおきな　ツメは　ぶきと　しても　おそれられている。」
コラ「すげー」
ポポ「この攻略本に書いてある」

コラ「オレは？オレは？」
ポポ「ラッちゃん？」
コラ「ラッタね。どれどれ……」

「うしろあしにある　ちいさな　みずかきで　かわを　およぐのは　みずのなかの　エサを　とるためだ。 」


コラ「泳ぐのかよ……」
ポポ「生きるためにね」

コラ「進化しても大物になれない事だけは分かった」
ポポ「華々しさの欠片もなかったね」
コラ「うるせー、噛むぞ」
ポポ「たいあたりしか使えないじゃん」
コラ「は、しっぽをふるも使えるし」

コラ「オレ、イーブイみたいな彼女が欲しい」
ポポ「君たちはネズミ算式に増えてるじゃないか」
コラ「最早、どのコラッタが家族かも分からないけどさあ」
ポポ「イーブイ可愛いもんね」
コラ「うん。ふわふわで」

ポポ「ぼくもふわふわだよ」
コラ「飛行タイプには興味ないわ」

コラ「そういうお前は？」
ポポ「うん？」
コラ「好きなタイプとかないの？」
ポポ「ノーマル・ひこうだけど」
コラ「二刀流か……」

コラ「じゃ、なくて」
ポポ「知ってる、好きなメスのタイプでしょ」
コラ「分かってるじゃねーか」
ポポ「……オニスズメとか？」
コラ「趣味悪っ。お前ドＭだろ」
ポポ「よく分かったね」
コラ「そりゃあ、ねえ」

ああゴリラＳＳの人か
いつも見てます

>>15 >>17
コラ「すみません、別人なのです」
ポポ「です」


コラ「ノーマルひこうといえばさ」
ポポ「うん」
コラ「ドードリオは？」
ポポ「まどろっこしい相手を選ぶね」
コラ「あはは、三頭もいてちょうどいいじゃん」

ポポ「そんな君にはガルーラを推すよ」
コラ「えー、子連れ？」

コラ「人間界ではピカチュウが流行ってるらしい」
ポポ「ふーん」
コラ「ピッピ人形なんてのもあるらしい」
ポポ「商売してるねえ」
コラ「プリンについての噂も……」
ポポ「ねえ」

ポポ「うらやましいの？」
コラ「うるせー！！！」

コラ「大体、タイプが二つあるとか」
コラ「邪道だね」

ポポ「アーボ？」
コラ「蛇道じゃなくて」

コラ「たった一つのタイプを極めてこそだろ」
ポポ「一理あるね」
コラ「タイプいくつもあったら弱点も増えるし」
ポポ「まあ、場合によるけど」

コラ「一つのタイプを極めてこそ、我々ポケモン！」

ポポ（イーブイの立場がないじゃないか）

（研究所にて）

フシ「今の話聞こえた？」
ヒト「うん、タイプを極めてこそって」
フシ「おいら、草・毒タイプなんダネ……」
ヒト「そういえば、そうだったね」
フシ「なんか落ち込むダネ……」

ヒト「大丈夫だよ！」
ヒト「僕もリザードンになったら、ひこうも入るし！」

フシ「あ、そうかあ。なんか安心したダネ」
ヒト「ねっ、タイプなんて色々あっていいんだよ」


ゼニ「……ゼーニガメガメガー」

コラ「ひまーひまー」
ポポ「ポケモンバトルでもする？」

コラ「やだよ、お前すなかけばっかで卑怯なんだもん」
ポポ「保守的と言って欲しいね」

ポポ「ねえねえ、ネズミポケモン」
コラ「うるせー、ことりポケモン！」

ポポ「ことり……」
コラ「……」

コラ「なんか、ことりって可愛いな」
ポポ「あ、僕メスが好きだから、ゴメン」
コラ「いや、俺もノーマルだから、色んな意味で」

ポポ「デーデベデッ」
コラ「ズバット」

ポポ「ててててーん」
コラ「ディグダ」

ポポ「ぴーちゃんっ」
コラ「えー……キャタピー？」
ポポ「残念、トサキント」

コラ「お前の鳴き声当てクイズ、レベル高いんだよ」

コラ「あーあー」
ポポ「あら、毒くらってる。大丈夫？」
コラ「くるし…」
ポポ「そこの湖まで行こう？とりあえず水分を…」
コラ「ちょ、動かすな…」

　コラッタは　ちからつきた ！

ポポ「あ、ごめん……」

コラ「マジでふざけんな。死んだらどうするんだ」
ポポ「ひんしになるだけだよ。
　　　それよりどうして毒なんてくらったの？」
コラ「話をそらすな。アーボにやられた」

ポポ「彼らは無闇に襲ったりしないのに。どうしたのかな？」
コラ「ほら、オレってアイツらの餌だから」
ポポ「ああ、生臭い話をありがとう……」

コラ「オレ、前にサンダーさんに会った事ある」
ポポ「あー、あのポケモン、メスに人気あるよね」
コラ「フリーザーさんも、最近人気あるらしいけどな」
ポポ「あ、ぼく前にファイアーさんと会った事あるよ」

コラ「一応聞くけど、どうだった？」
ポポ「なんか随分と腰の低いポケだった」
コラ「まあ、そうだろうな」

　ズバット「なんで毒タイプって嫌われるんだよ」
　ドガース「女の子にも嫌われるしさあ」
ニドリーノ「そう考えると、俺勝ち組だな」
　ビードル「ちょっと黙ってろ」
ウツボット「なーんか悪ってイメージがあるのかな」

ベトベトン「ほんと困るよね」
　　全員　「こっちくんな」

コラ「もし人間に捕まったら、どういうポジションでいた

い？」
ポポ「ポジション？」
コラ「オレは、６匹の中の最終兵器でいたい！
　　　強敵が現れたら、オレで迎え撃つんだ」
ポポ「人間の下で働くというのか」
コラ「お前は一体誰なんだ」

ポポ「ポジションねえ……先手かな」
コラ「お、神速のピジョット！かっこいいじゃん」

ポポ「ピジョットって、防御も特防も低めだし、すばやさ

・こうげきがちょっとあるくらいなんだよね。
　　　持久戦に向いてないし、先発で出して刺し違えても

ダメージ与えるくらいしか……」

コラ「ごめん、ちょっと何言ってるか分からない」

サトシ「よけろ、ピカチュウ！」
　ピカ「ピッカァー！」
サトシ「そのままかみなり！」
　ピカ「ヂューー！」

コラ「うわ、何だよ、連続で技出しやがった」
ポポ「大体、よけるなんて技ないでしょ」
コラ「よけられりゃあ苦労ないんだよ」
ポポ「気合じゃなくて数値だよね、バトルなんて」

ピカ「……ですよねー」

すごい展開とかじゃないのに、なんだろう何故か気になる

ムクホークっていうきもいのが

ピカチュウにワラタｗ

（研究所にて）

「このポケモンにする！」
「じゃあオレはコイツに決めた！」

ヒト「……お別れだね」
フシ「ヒトカゲ君…」
ヒト「いいんだ。炎タイプは使いにくい
　　　主人公さんが水を選ぶのも分かってたんだ」
フシ「いやダネ！ぼくもここに残…」
ヒト「フシギダネ君、君は強くなるんだ
　　　花を咲かせるんでしょ？ライバルさんと行っておい

でよ」
フシ「分かった……絶対、また会おうダネ！約束だよ！」


（３年後）

リザードン「アンギャァァァァ！！」
フシギバナ「どうしてこうなった」

ポポ「やあ、活きの良いキャタピーだ」
キャ「許してください、お願いします」
ポポ「うん、おいしい」
キャ「ぎゃあああああああ！！！」

コラ「お、お前って残酷なヤツだったんだな！」
ポポ「何を今さら」

ポポ「月が綺麗」
コラ「本当だ」

ポポ「こう月を見てると、ぼくらはみんな同じ生き物なん

だって思うよ」
コラ「うん？」
ポポ「最近は人間に使われるポケモンも増えたけどさ
　　　僕らポケモンは……
　　　一体どう生きていくのが正しい姿なんだろう？」

コラ「深いなあ」
ポポ「哲学するのはニャースだけじゃないんだよ」

コラ「起きろよ、遊ぼうぜ」
ポポ「やだ、眠い……」
コラ「起きないとたいあたるぞ」
ポポ「どうぞどうぞ」
コラ「出たよドＭ」

ポポ「ねむっちゃえば回復するし」
コラ「あーね」

ポポ「卵が先か、鶏が先か……」
コラ「何の話？」

ポポ「カラカラって、死んだお母さんの骨を被ってるらし

いよ」
コラ「ああ、なるほど……」

ピジョット「裏切ってごめん。進化したんだ」
　　　コラ「うぇえええ？！」
ピジョット「ついでに飼い主も見つかってしまった」
　　　コラ「はぁぁぁぁ？！」
ピジョット「本当にごめん。では……『そらをとぶ』！」
　　　コラ「ちょ、まって！！えええ？！」


コラ「…あ…ゆ、夢か……」
ポポ「お昼寝タイムなんだから、ちょっと静かにしてよ」

コラ「今、お前を抱きしめたい気分」
ポポ「うっわ、なんか悪夢見そうな事言わないでよ」

特に盛り上がりもないお話ですが
夜も遅いので、おしまいにします

ポポ「キャタピー食べる？」
コラ「だからいらないって」

きりも悪いですが、
ここまで読んでくれてありがとうございます。
皆さん良い夢を！

なんとなく最後まで見てしまった
乙乙

なんか良い夢みれそう
ありがとう

ほんわかした
乙