ハルヒ「アイラーヴュー」長門「…」
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/03(金) 22:40:11.10 ID:63ddd2/D0
ハルヒ「…はあ」
キョン「どうした?溜め息なんてお前らしくもない」
ハルヒ「今日の空はこんなに青いのに…私の心は雨模様」
キョン「大丈夫か?色んな意味で」
ハルヒ「これが…恋なのね」
キョン「…………え?」
ハルヒ「イッツアラヴ」
キョン「え…マジ?」
ハルヒ「アイラーヴュー」長門「…」
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/03(金) 22:43:28.04 ID:63ddd2/D0
キョン「その…相手は…誰なんだ?」
ハルヒ「有希よ」
キョン「…へ?」
ハルヒ「有希」
キョン「…あ、ああ」
ハルヒ「昨日ラヴレィター書いたのよ。ほら」
キョン「…ちょっと待ってくれ…心の準備というものがな…」
ハルヒ「いいから!!」
キョン「分かった…分かったから耳元で怒鳴るのは止めてくれ…。どれどれ…」ぴらっ
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/03(金) 22:48:53.93 ID:63ddd2/D0
拝啓 長門様
シュークリームが美味しい季節がやってきましたね。
キョン「ちょっと待て」
ハルヒ「何よ」
キョン「シュークリームが美味しい季節っていつだよ」
ハルヒ「春…かしら」
キョン「今は秋だ」
ハルヒ「そんな細かいことはどうでも良いのよ!!それよりもさっさと読んで感想を聞かせなさい!!」
キョン「…はいはい」ぴら
シュークリームと言っても食べる方のシュークリームです。
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/03(金) 22:52:44.95 ID:63ddd2/D0
キョン「…タイム」
ハルヒ「全部読んだの?」
キョン「食べる方以外のシュークリームって何があるって言うんだ!!」
ハルヒ「…儀式用?」
キョン「……そうか」ぴら
苺に栗にガンダーラ。シュークリームには色々なものが詰まっています。
キョン「ガンダーラいらねえ」
私の乳にもガンダーラ。
キョン「しかもちょっと気にいってるじゃないか」
ガンダーラ
涼宮ハルヒ
キョン「え…これで終わり?」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/03(金) 22:56:31.71 ID:63ddd2/D0
ハルヒ「どう?」
キョン「これは…何だ?」
ハルヒ「ラヴレィターよ」
キョン「まあ、待てハルヒ。もう一度、自分で読んでみるんだ。この手紙のどこにラヴがあるって言うんだ?」
ハルヒ「分かってないわね。ラヴって言うのは自然と滲みでるものなの。理屈じゃないの」
キョン「この手紙からは滲みでるものがなにもないんだが…」
ハルヒ「あんたに訊いた私が馬鹿だったわ!!」
キョン「俺のせいかよ!!」
ハルヒ「いいわいいわ!!他の人に訊くから!!先生!!私のラヴレィター読んで下さい!!」
先生「さっきからうるさいぞ。今は授業中だ」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/03(金) 23:00:05.26 ID:63ddd2/D0
ハルヒ「怒られた」
キョン「仕方ないだろう。それでこのラブレターをどうするつもりなんだ?」
ハルヒ「ラヴレィターよ」
キョン「分かった。それでこのラヴレィターをどうするつもりなんだ?」
ハルヒ「違うわ。アクセントはレにおくのよ」
キョン「分かった分かった。それでこのラヴレィターは…」
ハルヒ「ラヴレィター」
キョン「ラヴレィター」
ハルヒ「違う違う。ラヴ・レィター」
キョン「ああもう面倒くせえ!!」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/03(金) 23:04:50.82 ID:63ddd2/D0
キョン「はっきり言わせてもらうが、こんな手紙はもらっても迷惑なだけだ」
ハルヒ「どこが悪いって言うの?」
キョン「全部に決まってるだろう」
ハルヒ「強いてあげるなら?」
キョン「全部だ」
ハルヒ「そんな融通の利かない性格だからいつまでたっても童貞なのよ」
キョン「俺が間違ってるって言うのか?」
ハルヒ「え?何で私が間違ってるみたいな空気に?」
キョン「……分かった。百歩譲って俺が悪かったということにしておこう」
ハルヒ「やーい、童貞」
キョン「喧嘩売ってるのか?」
ハルヒ「せんせーい。キョンは童貞でーす」
キョン「てめっ」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/03(金) 23:08:10.50 ID:63ddd2/D0
ハルヒ「それで結局、何が悪いって言うのよ」
キョン「それが教えを請う立場の人間の態度なのか?何で膨れっ面なんだよ」
ハルヒ「マシュマロが落ちてたのよ」
キョン「お前は本当に落ち着きのない生徒だな」
ハルヒ「まあ、聞きなさい。そしてひれ伏しなさい」
キョン「嫌だよ。だから何でそんな傲慢な態度なんだよ」
ハルヒ「マシュマロにはDHAが鰯の六倍含まれてるって言うじゃない?」
キョン「言わねえよ。初めて聞いたよ」
ハルヒ「それは嘘なんだけど、ラヴレィターに必要なもの…それは何だと思う?」
キョン「マシュマロの話は間に挟む必要あったのかよ…」
ハルヒ「そう!!殺し文句よ!!」
キョン「俺は何も言ってない」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/03(金) 23:13:33.25 ID:63ddd2/D0
ハルヒ「つまりね、殺し文句さえあればそれは立派なラヴレィターに成り得るの」
キョン「その認識が全ての間違いを生んだのかもしれないな」
ハルヒ「~っ!!そこまで言うならあんたも書いてみなさいよ!!」
キョン「えっ?」
ハルヒ「はい!!ボールペンとシャープペン!!」
キョン「あ…ああ」
ハルヒ「偉そうにあれこれ語るんだから当然私よりすんばらしいラヴレィターを書けるはずよね!!」
キョン「くっ…。分かったよ!!やってやるよ!!」
………………
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/03(金) 23:21:17.98 ID:63ddd2/D0
キョン「出来たぞ」
ハルヒ「んーどれどれ」
拝啓 長門様
初めてあなたを見た時、私は雷に打たれたかのような衝撃を受けました。この気持ちは何だろう。私はその日からその答えを探し続けていました。
SOS団を立ち上げたことで、私はたくさんの時間をあなたと共有しました。そして、先日ついにその答えを見つけたのです。
ハルヒ「何よこの文章。ナンセンスね。ゴミよゴミ」
キョン「言い返せない自分がいるのが悲しい…」
それは簡単なものでした。
回りくどい言い方をしては素直に私の気持ちが伝わらないと思うので、ここでは敢えて飾り付けることなく私の気持ちを書きます。好きです。
涼宮ハルヒ
ハルヒ「寒いわ…寒いわよキョン!!」
キョン「言うんじゃない!!」
ハルヒ「ま…まるで…裸で北極という極寒の大地に取り残されてしまったかのように寒いわ…」
キョン「やめろー!!こんな俺を見ないでくれ!!」じたばた
先生「うん。お前ら廊下に立ってろ」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/03(金) 23:24:21.89 ID:63ddd2/D0
ハルヒ「あんたのせいよ」
キョン「どっちもどっちだろ」
ハルヒ「でも廊下に立つって新鮮よね。誰もいない廊下…うずうずするわ」
キョン「落ち着け」
ハルヒ「一発芸やるわね」
キョン「止めろ。いや、本気で。それよりもラヴレィターの件なんだが…」
ハルヒ「ラヴレィター」
キョン「しつこいな、お前は」
ハルヒ「良い?キョン。人には譲れないものがあるのよ」
キョン「良いこと言ったつもりなんだろうが、全然胸に響かない」
ハルヒ「…はぁ。理解の浅い凡人と同じ廊下に立たされている私…。メランコリーだわ」
キョン「こっちのセリフだ」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/03(金) 23:29:36.11 ID:63ddd2/D0
ハルヒ「やっぱり筆ね」
キョン「何の話だ」
ハルヒ「有希ってばいつも本を読んでるじゃない?だからここは和の心を取り入れてね…巻物に筆でシュッシュッ!っと書いたラヴレィターなんて良いと思わない?」
キョン「前後の話が噛み合ってない気がするんだが…まあいいか。良いんじゃないか、古風で」
ハルヒ「そうよね!!じゃあキョン!!今すぐ服を脱ぎなさい!!」
キョン「何でだよ!?」
ハルヒ「え…?だって筆を作るなら下の毛が必要じゃない?」
キョン「必要ない!!買えばいいだろう!!」
ハルヒ「ケチ」
キョン「俺か?俺が悪いって言うのか?」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/03(金) 23:33:58.41 ID:63ddd2/D0
ハルヒ「まあ、良いわ。とりあえずこのラヴレィター有希に渡してきましょう」
キョン「今は授業中だ」
ハルヒ「じゃあちょっと有希呼んできて」
キョン「お前はもっと人の話を聞く努力をすべきだと俺は思う。それにな、どうせ放課後会うんだからその時に渡せばいいだろう?」
ハルヒ「駄目よ!!それじゃあ遅いのよ!!イッツテリボォ!!」
キョン「今渡そうとしたところで邪魔が入るのがオチだと思うんだがな…」
ハルヒ「さっきも言ったように恋は理屈じゃないの。馬鹿キョン」
キョン「最後の暴言はいらなかったんじゃないかな」
ハルヒ「ケツの穴の小さい男ね。今日からキョンのことはケツ男って呼ぶわ」
キョン「すまん。それだけは勘弁してくれ。クラスにそのあだ名が浸透してしまったら俺は学校を辞める自信がある」
ハルヒ「分かればいいのよ」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/03(金) 23:52:40.23 ID:63ddd2/D0
ハルヒ「やっと放課後ね」
キョン「ああ。全く…誰かさんのせいで朝から放課後まで廊下に立たされていたからな…もう足がパンパンだ」
ハルヒ「ケツ男のせ キョン「俺のせいでした」
ハルヒ「あっ、…古泉君!!」
古泉「はい?ああ…涼宮さんですか」
ハルヒ「相変わらず服は着てないのね!!そんなあなたにお願いがあるの」
古泉「何でしょう?」
ハルヒ「有希にこれ渡してきて!!」
古泉「ミスナガート?」
ハルヒ「イエス!!」
キョン「いや、お前が渡しに行けばいいだろう。なんでこいつを経由する必要があるんだ」
ハルヒ「だって…恥ずかしいじゃない!!」
キョン「さっきは授業中にも関わらず渡しに行こうとしてたじゃないか」
ハルヒ「ケツ男」
キョン「ごめんなさい」
キョン「ああ。全く…誰かさんのせいで朝から放課後まで廊下に立たされていたからな…もう足がパンパンだ」
ハルヒ「ケツ男のせ キョン「俺のせいでした」
ハルヒ「あっ、…古泉君!!」
古泉「はい?ああ…涼宮さんですか」
ハルヒ「相変わらず服は着てないのね!!そんなあなたにお願いがあるの」
古泉「何でしょう?」
ハルヒ「有希にこれ渡してきて!!」
古泉「ミスナガート?」
ハルヒ「イエス!!」
キョン「いや、お前が渡しに行けばいいだろう。なんでこいつを経由する必要があるんだ」
ハルヒ「だって…恥ずかしいじゃない!!」
キョン「さっきは授業中にも関わらず渡しに行こうとしてたじゃないか」
ハルヒ「ケツ男」
キョン「ごめんなさい」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/04(土) 02:14:23.47 ID:sXHTGYsLO
>>1です 携帯からでスマソ
古泉「まあ僕でよろしければ…」
ハルヒ「本当!?」
古泉「別に構いませ…」
朝倉「…」
古泉「…」
朝倉「…服は?」
古泉「…はっはっは。裸で何が悪いと言うのですか!!」
朝倉「…来なさい」
古泉「い、いやーセクハラーー!!」ずるずる
キョン「…」
ハルヒ「…」
キョン「…部室にでも行くか」
ハルヒ「…そうね」
古泉「まあ僕でよろしければ…」
ハルヒ「本当!?」
古泉「別に構いませ…」
朝倉「…」
古泉「…」
朝倉「…服は?」
古泉「…はっはっは。裸で何が悪いと言うのですか!!」
朝倉「…来なさい」
古泉「い、いやーセクハラーー!!」ずるずる
キョン「…」
ハルヒ「…」
キョン「…部室にでも行くか」
ハルヒ「…そうね」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/04(土) 02:15:30.00 ID:sXHTGYsLO
ハルヒ「誰もいない」
キョン「早く来すぎたな。それにしても長門がいないなんて珍し…ってどうしたハルヒ。本なんか繰ったりして」
ハルヒ「いや…有希が挟まってないかな…って」
キョン「お前は長門をなんだと思ってるんだ」
ハルヒ「銀河戦士」
キョン「…」
キョン(当たらずとも遠からずといったところか…)
ハルヒ「ケツ男」
キョン「キョンでお願いします」
ハルヒ「キョン・ケツ男…っ。はっ!!まさかあんたがあのジョン・スミスなの!?」
キョン「…っ!!」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/04(土) 02:32:03.52 ID:sXHTGYsLO
ハルヒ「その反応…黒ね!!」
キョン「…限りなく透明に近い白だ」
ハルヒ「いいのよ、隠さないでも。私は確信したわ。あんたはあの時自らの名前を『キョン・ケツ男』と名乗った。それを聞いたピュアな私の脳がケツという単語に拒絶反応を起こし…なんやかんやで私は『キョン・ケツ男』を『ジョン・スミス』と聞き間違えたのよ!!」
キョン「くっ…虚と実が混じりあって突っ込もうにも突っ込めない…っ!!」
ハルヒ「ふふふ…っ。そして一緒にいた女の人…。あれはみくるちゃんね!!」
キョン「…ぐぅ。まずい、まずいぞ…」
ハルヒ「みくるちゃんは未来人なのよ。今年の七夕、あなたは未来人であるみくるちゃんに連れられて三年前の私に会いに来たの。だから私が三年前に出会った『キョン・ケツ男』はその七夕に過去に戻った北高生であるキョン…あんただったのよ!!」
キョン「く…っどうしてキョン・ケツ男からここまでの推理が出来るんだ…っ!?」
ハルヒ「そしてTPDDを無くし、現在に戻ってこれなくなったあんた達は情報統合思念体によって作られた対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェイスである有希に助けを請うの!!」
キョン「そこまで分かるならキョンケツ男もどうにかしてくれ!!」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/04(土) 02:40:25.56 ID:sXHTGYsLO
ハルヒ「まあ、妄想なんだけどね」
キョン「ほぼ正解なんだけどな」
コンコン
ハルヒ「どうぞー」
ガチャ
古泉「こんにちは…っと、まだお二人だけですか」
ハルヒ「ええ」
キョン「…お前はいい加減に服着ろよ…」
古泉「これが僕です」
ハルヒ「濡れた!!」
キョン「…」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/04(土) 02:56:56.25 ID:sXHTGYsLO
窓「ガシャ パリーン」
キョン「うわっ!!」
ハルヒ「有希!!」
長門「…チョコレートみたいに甘い夢が見たい…そんな願いを叶えるために宇宙からやってきたI was snow」クルクルクル スタッ
古泉「まさか窓から入ってくるとは…」
長門「私は宇宙人だから」
ハルヒ「宇宙と書いてそらと読む…。そういうことね!!」
長門「…あなたの物分かりの良さに濡れた」
キョン「女の子が軽々しく濡れたなんて言うもんじゃありません」
古泉「射精(で)た」
キョン「それ以上近寄るな」
古泉「僕には冷たいんですね。まあ僕はマゾですからそれ自体は喜ばしいことであって…」ぺらぺーら
キョン「…突っ込みを入れる俺が間違っているんだろうか……」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/04(土) 03:07:51.49 ID:sXHTGYsLO
ハルヒ「あ、有希!!これ!!」すっ
長門「…」
キョン「恥ずかしいとか言ってた割りには案外すんなりと渡すんだな」
長門「…」
ハルヒ「…」ドキドキ
キョン「…」
古泉「ちんこ思う故に我ありと言うテガルトの言葉を借りれば僕の行動も多少は理解していただけると思います。つまりですね、僕が言いたいのは全裸を他人に見られることは気持ちいいですよね、そう言うことです。
しかし悲しいかな。人類は服を着ることを選んだ。それは裸一貫で産まれた過去を捨てることと同義であり…」ぺらぺーら
長門「…」
ハルヒ「…」ドキドキ
キョン「…」
古泉「ダーウィンの進化論はご存知のことだと思います。適者適存、一言で表すならそうなるでしょう。
僕が危惧するのは人類が服を着ることを選択することで、裸を、飾り付けることのない自らを愛する僕らが淘汰されてしまうこと。あー、幼女のおまんまん舐めたい…」ぺらぺーら
キョン「ちょっとうるさいぞ」
古泉「んっふ。これはこれは」
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/04(土) 03:09:55.81 ID:3e4IS8wk0
カオスだなww
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/04(土) 03:14:37.61 ID:sXHTGYsLO
長門「…涼宮ハルヒ」
ハルヒ「…」
長門「これは…」
キョン「…」
長門「…むむ…」
古泉「ちんこ」
長門「…んん…」
ハルヒ「…」
長門「…むー…」
キョン(…こんなに悩んでる長門は初めて見るな)
古泉(あー精子出る)ドピュ
古泉(…ふふふっ)
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/04(土) 03:34:15.16 ID:sXHTGYsLO
ハルヒ「…有希?」
長門「…」
ハルヒ「…」
キョン「ほら、ハルヒ。俺が言った通りだろ。その手紙がラヴレィターだと気づけるやつなんてお前だけだ」
長門「…ラヴレィター?」
ハルヒ「…」ぷるぷる
キョン「ハルヒ?」
ハルヒ「…うるさいわね!!早漏!!インポ!!馬鹿まんこ!!」ダッ
キョン「あっ、おい待てハルヒ!!俺はちんこだ!!」
古泉「おっぱい!!」
キョン「お前は少し黙ってろ!!」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/04(土) 03:42:47.81 ID:sXHTGYsLO
みくる「あのー何かあったんですか?今凄い勢いで涼宮さんが駆け抜けていったんですけど…」
キョン「あーその…」
かくかくしかじか
キョン「と言う訳です」
みくる「…あのー」
キョン「何ですか?」
みくる「かくかくしかじかって何ですか?」
キョン「…」
古泉「要するに、です。涼宮さんのまんこは俺のものだ。そう言うことです」
みくる「ほえー」
キョン「違う!!俺は決してそう言うことを言いたかった訳じゃない!!濡れ衣だ!!」
古泉「体は正直ですよ?」さわさわ
キョン「てめえどこ触ってるんだ!!」
長門「おち…」
キョン「シャラップ!!」
キョン「あーその…」
かくかくしかじか
キョン「と言う訳です」
みくる「…あのー」
キョン「何ですか?」
みくる「かくかくしかじかって何ですか?」
キョン「…」
古泉「要するに、です。涼宮さんのまんこは俺のものだ。そう言うことです」
みくる「ほえー」
キョン「違う!!俺は決してそう言うことを言いたかった訳じゃない!!濡れ衣だ!!」
古泉「体は正直ですよ?」さわさわ
キョン「てめえどこ触ってるんだ!!」
長門「おち…」
キョン「シャラップ!!」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/04(土) 03:52:06.05 ID:sXHTGYsLO
……………
キョン「と言う訳です」
みくる「…」
キョン「朝比奈さん?」
みくる「…それはキョン君が悪いですよ」
古泉「そうだそうだ」
キョン「お前は少し黙ってろ。いや、本気で。朝比奈さんそれはどういうことですか?」
みくる「涼宮さんも女の子なんですよ?」
キョン「…」
古泉「おっぱい大きいですよね」
長門「…少し空気を読んで」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/04(土) 03:56:54.98 ID:sXHTGYsLO
キョン「…」
みくる「私が言いたいことが分かりますか?」
キョン「…」
みくる「キョン君」
古泉「勃起してきました」
長門「…そう」
キョン「…」
バン
キョン・みくる・古泉「!!」
ハルヒ「有希!!第二段のラヴレィターが書けたわよ!!」
キョン「…」
みくる「…」
キョン「女の子…ですか」
みくる「…ですよ」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/04(土) 04:03:58.12 ID:sXHTGYsLO
ハルヒ「それじゃあ読むわよ!!」
長門「…」
ガンダーラへ
長門「…」
日本での生活はもう慣れましたか?
秋は食べ物が美味しい季節ですよね。
私は栗が好きです。栗といってもクリとは違います。
ふふふっ。今のはインド仕込みのアメリカンジョークです。
長門「…」
前置きが長くなってしまいましたね。
うふふふふ。産毛。
涼宮ハルヒ
長門「…」
キョン「うがー!!」ビリビリビリ
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/04(土) 09:15:30.69 ID:sXHTGYsLO
ハルヒ「あっ!!何すんのよ!!」
キョン「何なんだよ!!お前は一体何なんだよ!!産毛って何だよ!!」
ハルヒ「柔らかく繊細なものの例えよ!!」
キョン「そういう問題じゃねえ!!」
古泉「ほーれ、おちんちんだぞー」ぴょんぴょん
長門「近寄らないで」
ガチャ
朝倉「涼宮さ…」
古泉「…」
長門「…」
朝倉「…長門さんにそんなことするなんて…覚悟はできてる?」
古泉「……ふふふっ。先手必勝!!古泉グレネードホワイトサワー!!」ドピュリュルル
朝倉「うわっ!!汚なっ!!」サッ
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/04(土) 09:23:56.59 ID:sXHTGYsLO
Q古泉グレネードホワイトサワーとは?
A古泉「精液を四方八方に飛び散らす一世一代の大技のことですよ。これによりあたり一面は僕のテリトリー(閉鎖空間)に変わってしまう訳です。ふふふっ。良い子は真似しちゃ駄目ですよ?」
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/04(土) 09:33:03.46 ID:sXHTGYsLO
古泉「あれを避けるとは…さすが朝倉さん。僕の認める眉毛なだけありますね…」
朝倉「はいはい」
みくる「湯呑みに白い液体が…」
長門「今、彼の出した精液はおよそ8L。次弾がたまるまでおよそ1分。つまり、1分で古泉一樹の生命活動を停止させることが出来なければまたこの教室に8L分の白い雨が降ることになる」
朝倉「長門さんも悪ノリしないの」
古泉「全宇宙のロリ達よ!!僕に力を!!」
朝倉「はいはい。じゃあ外に行って反省会でもひらこうか」ガシッ
古泉「ははははっ。僕が死んでも第二、第三のロリコンが現れるでしょう。つまり…」ずるずる
バタン
長門「…」
みくる「…」
長門「…せめて掃除をしていって欲しかった」
みくる「…ですよね」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/04(土) 09:40:35.62 ID:sXHTGYsLO
キョン「あー分かった!!お前馬鹿だろ!!ばーかばーか!!」
ハルヒ「ちんこに皮被ってるくせに!!」
キョン「かかかかかかぶっとらんわ!!」
ハルヒ「うつるから近寄らないでよね!!」
キョン「うつってたまるか!!」
長門「見て」
みくる「クッキーですか?」
長門「…昨日作った。食べて」
みくる「良いんですか?」
長門「…」こくり
みくる「じゃあお言葉に甘えて…」ぽりぽり
長門「…」
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/04(土) 09:50:40.40 ID:sXHTGYsLO
古泉「…」
朝倉「あなたね、いい加減にしなさいよ」
古泉「…はい」
朝倉「目を離したらすぐに問題を起こすんだから…」
古泉「…」
朝倉「あなた一応高校生なんだからね。ちゃんとそれ相応の行動を…」
古泉「ああもう!!セックスしたいなぁ!!」
朝倉「…」
古泉「………冗談です」
朝倉「…本気だったら細切れにしてたところよ」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/04(土) 10:07:13.50 ID:sXHTGYsLO
ハルヒ「ケツ男!!ケツ男!!」パンパン
キョン「その手拍子止めろ!!」
ハルヒ「ケツ男!!ケツ男!!」パンパン
キョン「俺はケツ男じゃねえ!!お前が探してたジョンスミスだ!!」
長門「……どう?」
みくる「…」
みくる(言えない…。トマトの酸味とマグロの臭みがチョコレートに染み付いてて吐きそうだなんて…)
長門「美味しく…なかった?」しゅん
みくる「!!」
みくる(泣きそうな瞳で見つめないで…っ!!どうする私!?真実を伝える?でも…)
みくる「…お…美味しいですよ」ニコッ
長門「…本当?」パアッ
みくる「…はい」
長門「…たくさん作ってきたから」ドン
みくる「ゴルチョパッ!!」バタン
キョン「その手拍子止めろ!!」
ハルヒ「ケツ男!!ケツ男!!」パンパン
キョン「俺はケツ男じゃねえ!!お前が探してたジョンスミスだ!!」
長門「……どう?」
みくる「…」
みくる(言えない…。トマトの酸味とマグロの臭みがチョコレートに染み付いてて吐きそうだなんて…)
長門「美味しく…なかった?」しゅん
みくる「!!」
みくる(泣きそうな瞳で見つめないで…っ!!どうする私!?真実を伝える?でも…)
みくる「…お…美味しいですよ」ニコッ
長門「…本当?」パアッ
みくる「…はい」
長門「…たくさん作ってきたから」ドン
みくる「ゴルチョパッ!!」バタン
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/04(土) 10:16:31.07 ID:sXHTGYsLO
ハルヒ「え…?」
キョン「あ…」
ハルヒ「キョンが私の探していたジョンだったの?」
キョン「…」
ハルヒ「…」
キョン「…」
ハルヒ「…」
キョン「…」
ハルヒ「まあ知ってたんだけどねー」
キョン「ですよねー」
長門「…」
みくる「…ふ…ふひひ…おかぁさーん……ふ……ふひ…」ぴくぴく
長門「…」ひょいぱく
長門「…」もぐもぐ
長門「……我ながらこれはひどい」
キョン「あ…」
ハルヒ「キョンが私の探していたジョンだったの?」
キョン「…」
ハルヒ「…」
キョン「…」
ハルヒ「…」
キョン「…」
ハルヒ「まあ知ってたんだけどねー」
キョン「ですよねー」
長門「…」
みくる「…ふ…ふひひ…おかぁさーん……ふ……ふひ…」ぴくぴく
長門「…」ひょいぱく
長門「…」もぐもぐ
長門「……我ながらこれはひどい」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/04(土) 10:50:44.17 ID:sXHTGYsLO
ハルヒ「ああもう!!何でなのよ!!」
キョン「なにがだよ!!」
長門「…」ぽりぽり
ハルヒ「なんであんたは私の気持ちに気づかないのよ!!」
キョン「お前こそ!!」
長門「…美味しくない…美味しくない…」しくしく
ハルヒ「…」
キョン「…」
ハルヒ「…あー有希?」
キョン「その…大丈夫か?」
長門「…あなたたちも食べて」
ハルヒ「…」ぽりぽり
キョン「…」ぽりぽり
ハルヒ・キョン(あ、これは無理)
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/04(土) 15:54:44.49 ID:sXHTGYsLO
ハルヒ「その…少し言い過ぎたわ…」
キョン「…ああ。俺も少しばかり言い過ぎた…」
長門「…食べて」
ハルヒ「…キョン」
キョン「…ハルヒ」
長門「…クッキー」
………………
朝倉「これはどういう状況なのかしら…」
古泉「見つめあう二人にクッキーを差し出す長門さん…ですか。二人とも極力クッキーを見ないようにしていますね。それから推察するに今部室に入るととばっちりを受ける可能性が大です」
朝倉「……帰りましょうか」
古泉「……そうですね。そういえば駅前に新しくアイスクリーム屋さんができたらしいんですよ。一緒にどうですか?」
朝倉「いいわね。でも、その前に服を着てくれないかしら?」
古泉「フェラ?」
朝倉「うーん。何をどうしたらそんな聞き間違いをするのかしら」
古泉「ふふふっ。ちーんこ」
キョン「…ああ。俺も少しばかり言い過ぎた…」
長門「…食べて」
ハルヒ「…キョン」
キョン「…ハルヒ」
長門「…クッキー」
………………
朝倉「これはどういう状況なのかしら…」
古泉「見つめあう二人にクッキーを差し出す長門さん…ですか。二人とも極力クッキーを見ないようにしていますね。それから推察するに今部室に入るととばっちりを受ける可能性が大です」
朝倉「……帰りましょうか」
古泉「……そうですね。そういえば駅前に新しくアイスクリーム屋さんができたらしいんですよ。一緒にどうですか?」
朝倉「いいわね。でも、その前に服を着てくれないかしら?」
古泉「フェラ?」
朝倉「うーん。何をどうしたらそんな聞き間違いをするのかしら」
古泉「ふふふっ。ちーんこ」
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/04(土) 16:00:47.72 ID:sXHTGYsLO
ハルヒ「…」
キョン「…」
長門「…う…うっ…」ぽりぽり
ハルヒ「…有希、泣かないで」
キョン「ああ。俺たちに出来ることがあれば手伝うからさ…」
長門「…うっ…食べて…」しくしく
ハルヒ「…」
キョン「…」
ハルヒ「…ちょっとキョン。あんたが食べなさいよ」こそこそ
キョン「…嫌だよ。俺はまだ死にたくない」こそこそ
ハルヒ「クッキーくらいで死なないわよ」こそこそ
キョン「ばっ!!お前…朝比奈さんを見てみろ…」こそこそ
ハルヒ「え?」
みくる「」
ハルヒ「し…死んでる」
キョン「…」
長門「…う…うっ…」ぽりぽり
ハルヒ「…有希、泣かないで」
キョン「ああ。俺たちに出来ることがあれば手伝うからさ…」
長門「…うっ…食べて…」しくしく
ハルヒ「…」
キョン「…」
ハルヒ「…ちょっとキョン。あんたが食べなさいよ」こそこそ
キョン「…嫌だよ。俺はまだ死にたくない」こそこそ
ハルヒ「クッキーくらいで死なないわよ」こそこそ
キョン「ばっ!!お前…朝比奈さんを見てみろ…」こそこそ
ハルヒ「え?」
みくる「」
ハルヒ「し…死んでる」
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/04(土) 16:13:39.68 ID:sXHTGYsLO
キョン「な?」
ハルヒ「…ええ。まさかクッキーで死人がでるなんてね…」
キョン「とりあえず胸を揉んで落ち着こう」
ハルヒ「ええ」
キョン「…」もみもみ
ハルヒ「…」もみもみ
キョン「…」もみもみ
ハルヒ「…うっ…うう……どうして…みくるちゃん……」もみもみ
キョン「くそう!!俺にもっと力があればこんなことには…」もみもみ
みくる「」
長門「…うう…うっ……う……っ」ぽりぽり
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/04(土) 16:27:20.45 ID:sXHTGYsLO
ハルヒ「私、決めた」
キョン「…」
ハルヒ「クッキー食べる」
キョン「ッ!!」
キョン「馬鹿!!止めろ!!死にたいのか!?」
ハルヒ「これは誰かがやらなきゃいけないのよ…」
キョン「でもそれはお前じゃなくたって…」
ハルヒ「…ふふふっ。キョン。私はSOS団の団長なのよ?団員を守るのが団長であるこの私の役目なの。…もうみくるちゃんのような犠牲者を出さないためにも…私は行かなきゃ…」
キョン「ハルヒ…」
ハルヒ「もしも、私が帰ってこれたら…またみんなで不思議探索にでも行きましょう。もちろん、みくるちゃんも一緒よ。いい?分かったなら私はもう行くわ。じゃあね、キョン」
キョン「待てよ」
ハルヒ「…」
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/04(土) 16:47:53.18 ID:sXHTGYsLO
キョン「…お前ばっかりに良い格好はさせない。知ってたか?俺は昔ヒーローになりたかったんだ。こんな無気力な俺がだぜ?笑えるだろ?だけどいつからだろうか。俺は夢を見ることを止めた。
だって世界には目に見える悪が存在しなかったんだ。それに気づいた瞬間、胸が張り裂けるように痛くなった。そして、ああこれが現実なのか。そう思った」
キョン「…けどな、今は違う。今は俺の目の前に確かな形となって悪(クッキー)は存在している。……ハルヒ。俺の言いたいこと、分かるか?」
ハルヒ「…キョン。あんたは本当に馬鹿よ。世界一の馬鹿よ…」
キョン「俺が馬鹿なのは前々から知ってるだろ?なんせ俺たちは長い時間、共に過ごしてきたんだしな」
ハルヒ「…そうね。そうだったわね」
キョン「行こう。行って、悪を打ち砕くんだ!!」
ハルヒ「…ええ!!」
長門(…言い過ぎ。さすがの私でもそれだけ言われたら落ち込む)
キョン「うぉぉぉぉぉぉぉおおぉおお!!」
…………………
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/04(土) 17:01:45.30 ID:sXHTGYsLO
キョン「…」ドサリ
ハルヒ「キョン!!」
キョン「…ハルヒ…俺はもう…駄目だ…」
ハルヒ「何言ってるのよ!!しっかりしなさい!!」
キョン「ああ…死んだ妹が……見える……。ごめんな……駄目な兄貴…だったよな…」
ハルヒ「キョン!!キョン!!」ゆさゆさ
キョン「は……はは……でも…最期は男らしかった……だろ……?俺……俺…………」
ハルヒ「キョン!!しっかりして!!」
キョン「…ああ……ハル………ヒ……」
ハルヒ「…キョン」
キョン「世界…で…一番…す……だ………っ…た…ぞ…」がくり
ハルヒ「キョーーーーーン!!」
長門「…」
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/04(土) 18:13:38.73 ID:sXHTGYsLO
朝倉「バニラ一つ」
古泉「おっぱい二つ」
店員「え?」
朝倉「…」ボコン
古泉「んっふ」
店員「…あはは」
古泉「ではチ〇コミント一本」
朝倉「…」バチン
古泉「オウフッ!!」
朝倉「バニラ一つとストロベリー一つ」
古泉「僕はロリーですか」
朝倉「変な略し方しないで。何であなたはそういうところだけ頭がまわるのかな」
古泉「僕は!!幼女が!!大好きです!!」
朝倉「…」
ボコ ボコ ボコ ボコン
古泉「おっぱい二つ」
店員「え?」
朝倉「…」ボコン
古泉「んっふ」
店員「…あはは」
古泉「ではチ〇コミント一本」
朝倉「…」バチン
古泉「オウフッ!!」
朝倉「バニラ一つとストロベリー一つ」
古泉「僕はロリーですか」
朝倉「変な略し方しないで。何であなたはそういうところだけ頭がまわるのかな」
古泉「僕は!!幼女が!!大好きです!!」
朝倉「…」
ボコ ボコ ボコ ボコン
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/04(土) 18:48:12.84 ID:sXHTGYsLO
ハルヒ「…うっ…う…っ」
長門「…」
ハルヒ「キョン…ッ」
長門「…」
ハルヒ「…世界で…一番すしだった…って何よ…」
長門「…」
ハルヒ「…うっ…う………」
長門(…やはり冷蔵庫の奥深くに眠っていた真っ黒なマグロの切り身を使ったのがいけなかったのだろうか)
長門(それとも冷蔵庫の奥深くでふにゃふにゃになっていたトマトを練り込んだのがいけなかったのだろうか)
長門(いや、やはり芽が至るところから生えていたじゃがいもを練り込んだのがいけなかったのではないだろうか)
長門(…否。胃腸が弱い二人が悪い。これだから現代っ子は…)
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/04(土) 18:57:10.70 ID:sXHTGYsLO
ガチャ
長門「!!」
鶴屋「はるにゃ…」
みくる「」
鶴屋「…みくる?」
みくる「」
鶴屋「…死んでる」
長門「…」
鶴屋「一体誰が…っ!!許さない…」
鶴屋「有希っち!!犯人を見なかったかい!?」
長門「こ…古泉一樹のおちんちんに心臓を貫かれて…」
鶴屋「本当かいっ!?」
長門「…」
ポワンポワンポワン
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/04(土) 19:02:03.82 ID:sXHTGYsLO
朝倉「長門さん、私のマグカップ知らない?」
長門「し…ししし…っポッ!!」
朝倉「…本当に?」じー
長門「…思い出した。昨日、古泉一樹がチンコを押し当てて割っていた」
朝倉「…ふーん」じー
長門「…」ダラダラ
朝倉「…長門さん。昨日はね、彼は私と一緒にいたの。これがどういうことかわかる?」
長門「…」
朝倉「…別に壊してたって怒ったりはしないわよ。誰にだって間違いはあるしね。でもね、問題はその後よ。長門さんは今、私に嘘をついたわよね」
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/04(土) 19:13:58.74 ID:sXHTGYsLO
長門「…」
朝倉「それも罪を人になすりつけようとした。こんなこと本当は言いたくないんだけど…そんな長門さん、私は嫌いだな」
長門「!!」
朝倉「些細な嘘かもしれないけどね、嘘をつかれた方は悲しいものよ。私は長門のことが好きだから尚更ね。そうやって嘘をつくことを覚えるとね、きっと長門さんは誰からも信頼されなくなるわ」
長門「…」
朝倉「長門さん。私の言いたいこと、分かる?」
長門「…ごめん…なさい。だから…嫌いにならないで…グスッ」
朝倉「…」
長門「…ごめんなさい」
朝倉「…嫌いになるわけないでしょ。ほら、このティッシュで鼻かんで」
長門「…」チーン
朝倉「お風呂入ろっか。仲直りの証としてね」
長門「…」コクリ
ポワンポワンポワン
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/04(土) 19:19:06.41 ID:sXHTGYsLO
長門「…」
鶴屋「…」
長門「…セイッ!!」ボコン
鶴屋「にょろ!!」ばたん
長門「…」
ハルヒ「…うっ…う……」
長門「…セイッ!!」ボコン
ハルヒ「うっ!!」バタン
長門「…」
長門「…」
長門「…これで嘘をついたことにはならない…はず…」
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/04(土) 19:35:19.46 ID:sXHTGYsLO
喜緑「どうしました?」
長門「ついてきてほしい」
喜緑「…はあ」
…………………
喜緑「…」
みくる「」キョン「」ハルヒ「」鶴屋「」
長門「…どうしよう?」
喜緑「…用事を思い出しました」
長門「待って」ガシッ
喜緑「離して下さい」ぐぐぐ
長門「あなたが逃げると言うのなら私は今ゲロを吐くことも厭わない。そうすればあなたはきっとみんなから喜緑ゲロ里と呼ばれることになる」
喜緑「…最低な脅し文句ですね」
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/04(土) 19:53:24.01 ID:sXHTGYsLO
喜緑「私たちの力にも限界ってものがありますしね。正直死んでたらどうにもならないんですよね」
長門「…」
喜緑「けれど、そうですね…それでもどうにかしたいと言うなら…私が読んだ誰でも分かる黒魔術(全6000頁)に書かれてた魔術を使えば…まだ…何とかなるかもしれません」
長門「本当?」
喜緑「ええ。ですがその為に幾つか準備しなければならないものがあるんですよ」
長門「何?」
喜緑「えっ…と。確かドラゴンの尻尾三本と…グレープフルーツ一個に…パプリカを六個…それとカイリキーの腕四本ですね」
長門「分かった。じゃあ手分けして…」
喜緑「じゃあ私はパプリカとグレープフルーツですね」
長門「…ずるい」
喜緑「長門さんはドラゴンの尻尾三本とカイリキーの腕四本とったら部室に来てくださいね。それでは私は早速スーパーに行って来ますんで、長門さんは…とにかく頑張って下さい」ガチャ バタン
長門「…」
76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/04(土) 20:15:23.59 ID:sXHTGYsLO
長門「ドラゴンの尻尾三本…」
長門「…」
長門「…刺身でいいや」
長門「カイリキーの腕四本…」
長門「…」
長門「…大根でいいや」
長門「…」てくてく
長門「…あっ」コケッ
ボチャン
長門「…あー」
ピカー
長門「湖が光ってる…」
湖の精「ボンジュール、ミスナガトゥ。私は湖の精です。早速ですがここでクエスチョン。あなたが落としたのはこの金の大根ですか?それともこの白い大根ですか?」
長門「………金の…はっ」
ポワンポワンポワン
長門「…」
長門「…刺身でいいや」
長門「カイリキーの腕四本…」
長門「…」
長門「…大根でいいや」
長門「…」てくてく
長門「…あっ」コケッ
ボチャン
長門「…あー」
ピカー
長門「湖が光ってる…」
湖の精「ボンジュール、ミスナガトゥ。私は湖の精です。早速ですがここでクエスチョン。あなたが落としたのはこの金の大根ですか?それともこの白い大根ですか?」
長門「………金の…はっ」
ポワンポワンポワン
77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/04(土) 20:18:16.98 ID:sXHTGYsLO
キョン「長門ってさ、笑うと可愛いよな」
長門「…」テレッ
キョン「何ていうか…守ってあげたくなるっていうのか…」
長門「…」
キョン「コホン。とにかく、だ。長門、俺と…その…一緒に…やらしいことしないか?」
ポワンポワンポワン
78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/04(土) 20:22:08.27 ID:sXHTGYsLO
長門「白い大根」
湖の精「あなたは正直ものですね。そんなあなたには世界の半分を差し上げます」
長門「…」
湖の精「それではまたいずれ」
ブクブク
長門「…藁しべ長者みたい」
長門「…世界の半分を欲しがっている人を探しにいこう」
長門「…」てくてく
長門「…」てくてく
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/04(土) 20:27:03.14 ID:sXHTGYsLO
魔王「え?くれるの?」
長門「…」コクリ
魔王「いやー本当、ありがとね。丁度、世界の半分が欲しかったところなんだよ」
長門「…」
魔王「お礼と言っちゃなんだけど、魔王の座、あげる」
長門「そんな大事なもの受け取れない」
魔王「いいっていいって。僕ももう歳だし。これからは君が魔王だ。基本偉そうに椅子に座ってるだけの簡単な仕事だよ。時々高笑いとか入れればよりグッドだね」
長門「…」
魔王「じゃあ、後は任せたよ」
長門「…」コクリ
80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/04(土) 20:36:07.96 ID:sXHTGYsLO
長門「クククク」
長門「…暇」
長門「…そうだ。人間界を滅ぼしに行こう」
………………
長門「長門ビーム」
ズガゴン キャー
長門「逃げ惑え人間ども。クククク」
湖の精「止めなさいミスナガトゥ!!」
長門「…やっと現れた。私はあなたを待っていた」
湖の精「あの頃とは随分と変わってしまったようですね…」
長門「あの日、あなたに出会ってからもう千年の時が過ぎた。もう、北高の生徒だった私はいない」
湖の精「…哀れな」
長門「私は今日、あなたを越える。そして新世界の神になる!!」
ギュインバチンバチンドゴン
…………………
長門「…暇」
長門「…そうだ。人間界を滅ぼしに行こう」
………………
長門「長門ビーム」
ズガゴン キャー
長門「逃げ惑え人間ども。クククク」
湖の精「止めなさいミスナガトゥ!!」
長門「…やっと現れた。私はあなたを待っていた」
湖の精「あの頃とは随分と変わってしまったようですね…」
長門「あの日、あなたに出会ってからもう千年の時が過ぎた。もう、北高の生徒だった私はいない」
湖の精「…哀れな」
長門「私は今日、あなたを越える。そして新世界の神になる!!」
ギュインバチンバチンドゴン
…………………
83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/04(土) 20:45:57.97 ID:sXHTGYsLO
長門「…勝った」
湖の精「…ミスナガトゥ…あなたは…間違ってる…」ガクン
長門「…」
長門「…間違っている?この私が?」
長門「…」
長門「クククク」
長門「…間違っているのは世界の方…」
長門「…」
長門「私が仲間を手にかけたあの瞬間から…世界は歪んでしまった…」
長門「みんなのいない世界なんて…間違ってる」
長門「…」
長門「…うっ……うう……」
長門「私は…どこで……間違ったん…だろうか………」
本当は知っていたのだ。彼らを殺したのは他でもない自分であることを。私は慟哭した。誰もいない世界に、私の後悔の叫びがこだました。
……………
湖の精「…ミスナガトゥ…あなたは…間違ってる…」ガクン
長門「…」
長門「…間違っている?この私が?」
長門「…」
長門「クククク」
長門「…間違っているのは世界の方…」
長門「…」
長門「私が仲間を手にかけたあの瞬間から…世界は歪んでしまった…」
長門「みんなのいない世界なんて…間違ってる」
長門「…」
長門「…うっ……うう……」
長門「私は…どこで……間違ったん…だろうか………」
本当は知っていたのだ。彼らを殺したのは他でもない自分であることを。私は慟哭した。誰もいない世界に、私の後悔の叫びがこだました。
……………
84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/04(土) 20:58:20.39 ID:sXHTGYsLO
長門「どう?」
キョン「色々と駄目だろう。それに回想の俺、最悪じゃないか」
古泉「僕らなんて放置ですからね。アイス食べてたら千年の時が経ってるなんて…」
朝倉「あなたが常に全裸な部分はあながち間違ってもないけどね」
みくる「私も…ちょっとこれは…去年の映画の方がまだ…」
鶴屋「まあまあ。私は結構面白かったと思うけどなっ」
ハルヒ「うーん。確かに昼ドラとファンタジーと日常とサスペンスをうまく纏めたような感じではあるんだけど…。ちょっとこれじゃキャストが足りないわ」
長門「…」しょぼん
喜緑「長門さん、落ち込まないで下さい。あっそうだクッキー焼いてきたんで食べます?」
長門「…食べる」
喜緑「…」ニヤリ
おしまい
85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/04(土) 21:02:15.95 ID:sXHTGYsLO
酔った勢いでたてた。後悔はしてない。
あと、マンションの住民のみなさんすいません。夜中に火災報知器作動させたのは僕です。
あ、あとハルヒちゃんの五巻に出てくる朝倉さんがとても可愛かったです。
それでは
あと、マンションの住民のみなさんすいません。夜中に火災報知器作動させたのは僕です。
あ、あとハルヒちゃんの五巻に出てくる朝倉さんがとても可愛かったです。
それでは
88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/04(土) 21:09:22.79 ID:cDa9WkHhO
>>85
おつだいん!
おつだいん!
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