ドラッグ オン ドラグーン3 討鬼伝

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鉄平「沙都子、骨に気をつけて食べろ」:☆☆☆☆

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 01:24:33.06 ID:FpvGvsLR0



昭和58年 6月

鉄平「ごめんくださーい」
梨花「にぱ〜☆どちらさまのです…ッ!!!!」


ひぐらしのなく頃に 性正し編



3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 01:25:55.53 ID:FpvGvsLR0

鉄「おお梨花ちゃま、なんとまあ愛らしゅうなられて
  覚えてくれとるかんね、ワシ、北条沙都子の叔父ですんね
  あ、これつまらんもんやけど」
梨「…沙都子を…連れ戻しに来たのですか」
鉄「いやあ、んま、いつまでも梨花ちゃまんとこでお世話になっとる訳にもいかんね、
  すったらぁまた一緒に暮らしちゃあどうかって話をしに来たっちゅう事ですわ」
梨「…別にボクは構いませんです
  むしろずっと沙都子と暮らしたいと思っていますです」
鉄「そいつはありがてえんですがね、ワシも色々考えたんですわ
  一年も放っておいてなんの都合ええっちゅう思われるんも、
  沙都子に嫌がられるんも承知ですんね、いっぺん、本人に聞いてみてもらえんですか」
梨「…少し話をしてみますです」


6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 01:27:48.78 ID:FpvGvsLR0

梨(なんてこと!!叔父が帰って来るなんて最悪のパターンね!!
  しかも何なのよあの態度!!普通じゃない!!
  きっと何かとんでもない裏があるに違いないッ!!!)
梨「羽入!!叔父がイイ奴ぶってるわ!!どういう事なの!!」
羽入「あぅあぅ、僕にもよくわかりませんです
   ただ沙都子を帰さない方がいいと思うのです」
梨「そんなのわかってるわよ!!」
羽「あぅあぅ」


7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 01:29:19.19 ID:FpvGvsLR0

沙都子「梨花…話は聞こえていましたわ
    ずいぶんと…その、お世話になりましたわね」
梨「沙都子!!あんな意地悪叔父のところへなんて帰らなくてもよいのです!!
  ボクとずっと一緒に暮らしましょうです!!」
沙「梨花…お気持ちだけで充分ですの。ほんとうに…楽しかったですわ…っ」
梨「ぅっ…沙都子…っ」


8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 01:30:55.92 ID:FpvGvsLR0

ガラッ
鉄「おおー!!沙都子ッッ!!まぁーしばらく見ん間に大きゅうなって…
  苦労かけてほんますまんかったね…ほら、もっとよう顔見せんね…」
沙「…」
梨「…」
鉄「梨花ちゃま、本当にありがとうございました
  大きい荷物やらはまた取りに来るよって」
梨「…」
鉄「あとこれ、少ねえですけど沙都子がお世話になった分。
  それじゃあ、失礼しますんね、またウチにも遊びに来てやってくだせえ」

梨(…50万…イイ奴…な訳な…ッ!!!)


9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 01:31:58.27 ID:FpvGvsLR0

鉄「沙都子、荷物かさんね、重いやろ」
沙「…」
鉄「はっはっは…今日は奮発してすき焼きにしたんよ
  肉買いすぎたから沙都子が帰ってくれんかったらどうしようか
  っちゅう思うてたところなんよ、はっはっは…」
沙「…」


10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 01:33:51.66 ID:FpvGvsLR0

北条宅
鉄「なんね沙都子、もっと肉食いね、肉」
沙「…もうお腹いっぱいですの」
鉄「ほんまか?遠慮しとらんね?おまえあんまり食うてな…
  はっはっは、やっぱり高い肉にしたらよかったかね
  なぁん、育ち盛りだで質より量っちゅう思うたが、女の子は違うたんかねぇー
  はは、お、風呂沸いとるで、入ったらどうね?」
沙「…」


12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 01:35:03.94 ID:FpvGvsLR0

翌朝
沙「…」
鉄「なんね沙都子、こんな朝早うに」
沙「私お弁当の用意に…」
鉄「ん?弁当ならそこに置いといたんね」
沙「え?」
鉄「それより沙都子は朝はパンか?ごはんか?
  お、せっかく早よう起きたし散歩でもするか?はっはっは」
沙「顔洗ってきますわ」


13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 01:36:44.08 ID:FpvGvsLR0

学校

梨(沙都子、少し顔色が悪いみたい…やっぱり叔父にいじめられてるんだわ!!)
梨「おはようございますなのですよ、にぱ〜☆」
沙「あ、梨花…その、急にこんなことになってしまって、すみませんでしたわね」
梨「気にしないでくださいなのです。それより、何かあったらすぐに相談
  してくださいなのです」
沙「い、いえ、梨花に相談するような事、何も、ございませんでしてよ!」

梨(態度がおかしい、やっぱり…いじめられてるんだわ!!)
沙(叔父様が優しい、なんて相談するのも変ですわよね、はぁ)


15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 01:38:07.61 ID:FpvGvsLR0

北条宅

鉄「おかえりぃー沙都子!」
沙「ただいまですわ」
鉄「冷蔵庫に今日職場でもらったシュークリームがあるから食べんね
  ちゃあんと手洗うんよ」
沙「…ありがとうございます、いただきますわ」
沙(こ、これはレナさんに聞いた事のある行列のできる店のシュークリーム!!!)


17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 01:39:38.76 ID:FpvGvsLR0

夕飯時

沙「あの、叔父様」
鉄「ん?なんね?飯マズイか?」
沙「いいえ、おいしいですわ
  あの、私、梨花の家では交代でお夕飯を作っておりましたの」
鉄「えらいのうー!沙都子は料理もできるんね!」
沙「少しはできますわ、だからお夕飯ぐらい私が用意しますわ
  叔父様にばかり家事をしてもらうn…」
鉄「こんンのダラズかぁっ!!子供は外で遊ぶんが仕事なんね!!
  そんな下らんことせんでええっ!!学校が終わったら遊んで来るんね!!」
沙「ご、ごめんなさい」
鉄「ん、ワシもきつう言いすぎたの、悪かった」
沙「…」
鉄「…でもいっぺん沙都子の手料理も食うてみたいね」
沙「はっきりしてくださいませ…今度作りますわ」
鉄「楽しみにしとるでの」


19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 01:41:02.62 ID:FpvGvsLR0

夕飯後
鉄「沙都子、このオニャン子ってのは人気があるんかいね?」
沙「ええ、よくテレビで見ますし。ファンも多いと聞きますわよ」
鉄「…沙都子よりかわいい子はおらんの」
沙「…」


23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 01:41:56.05 ID:FpvGvsLR0

翌日 下校時間
レナ「あれ?校門のところにいる人、誰かのお父さんかな?かな?」
沙「あ…」


鉄「おお、沙都子、雨が降りそうやったで、傘持ってきたんね」
沙「あ、ありがとうございますわ」
鉄「いいんね、遊んで来るなら荷物持って帰ってやろうか?
  ん?あんた沙都子の友達かいね?」
レ「は、はい」
鉄「沙都子と仲良う遊んだってえの、よろしゅう頼むわ」


28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 01:43:00.80 ID:FpvGvsLR0

北条宅

鉄「宿題か?偉いんね沙都子は」
沙「なんだか難しくて解りませんわ」
鉄「どこがいね?見せてみ?
  なんね、これ分母が違うんね、計算できんわ。こりゃあ問題が悪いんね」
沙「ですわよね、じゃあこっちはどうなりますの?」
鉄「ことわざか…まあ焼肉定食っちゅう書いときゃ間違いないんね」
沙「それなら聞いたことありますものね」
鉄「どうじゃ?二人でやったら早いじゃろ?」
沙「助かりましたわ」


32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 01:44:58.18 ID:FpvGvsLR0

翌日 学校
魅音「沙都子、罰ゲーム!!」
沙「なんてことですのー!!」
レ「はうぅ〜メイド服の沙都子ちゃん、お持ち帰りぃ〜」
梨「かわいそかわいそなのです、にぱ〜☆」

沙「はぁ…なんて事ですの…メイド服のまま下校なんて
  叔父様に見られないうちに着替えt…!!!!」
鉄「…!!沙都子!!!なんちゅう格好しとるんね!!!」
沙「あ、あのこれは部活n…」
鉄「き、記念写真じゃ!!興宮にいい写真館があるんね、
  急がな閉まってしまう!!!沙都子ー!!」
沙「いや、あ、むr


37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 01:47:10.19 ID:FpvGvsLR0

夕飯時
鉄「すったらその部活っちゅうんは、負けたら罰ゲームがあるんやの?」
沙「ええ、でも今日私が負けたのはたまたまですのよ」
鉄「なんね、沙都子は強いんね?」
沙「もちろんですわ!なんなら勝負してみますこと?」
鉄「そいっつぁおもしれえ、じゃあポーカーでもするか?」
沙「ええ、受けてたちますわ!負けたら罰ゲームでしてよ」


沙「おほほほ、私に勝とうなんて100万光年早うございましてよー!!」
鉄「くっ…なんちゅう強いんね」
沙「ささ、罰ゲームですわ」
鉄「これ沙都子が来て帰ってきたやつやろ?入らんやろ」
沙「ここをこう、伸ばして、こうすれば…ほほほほ、ざまあないですわー!」
鉄「ちょ、どうなっとるんね!」
沙「ささ、お風呂場の鏡でじっくりご覧あそばせー!」
鉄「こら、家の中を走り回るんz…」
近所の主婦「北条さーん、回覧b…」
鉄「…」
主「…」


40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 01:49:01.00 ID:FpvGvsLR0

翌日 学校 昼食

レ「そういえば沙都子ちゃん、カボチャ食べられるようになったんだね」
沙「え?食べておりませんわよ?」
レ「でもそのサラダ、カボチャだよ?」
沙「ええ!?気づきませんでしたわ!!てっきりサツマイモかと…」
魅「昨日のコロッケもカボチャだったしね」
沙「ええ!?」
レ「だいたい毎日ちょっとづつ入ってたよね」
沙(叔父様…なかなかやりますわね…)


43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 01:50:20.26 ID:FpvGvsLR0

前日夜 古手宅

梨「おかしい…あの叔父が普通だなんて…」
羽「こんな事今まで一度もありませんでした、あぅあぅ」
梨「そうね、何があったのか知らないけれど、あそこまで普通だと気味が悪いわ」
羽「本当に改心したということはないのでしょうか?」
梨「ありえない…今まで沙都子にあれほど酷い仕打ちをしてきた叔父が…
  あんなに性根の曲がった人間が改心するなんて…」
羽「あぅあぅ、ちょっと言い過ぎなのです
  では沙都子の家へ行ってみる、というのはどうでしょう」
梨「そうね、抜き打ちで行けば陰でいじめられていても気づけるはず
  それに遊びに来いと言っていたぐらいだもの、追い返しはしないでしょう」
羽「あぅあぅ、行ってみましょうです」


45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 01:52:00.61 ID:FpvGvsLR0

翌日 放課後 北条宅

梨「ごめんくださいなのです、にぱ〜☆」
鉄「はいはーい、ちょっと待って!
  沙都子ー!!代わりに出てくれんねー!!」

梨(沙都子に命令した!?やっぱり虐待…!?)
沙「お待たせs…あら、梨花でしたの。急にどうなさいましたの?」
梨「にぱ〜☆ちょっと遊びに来ただけなのです
  上がってもいいですか?」
沙「ええ、どうぞどうぞ」

鉄「沙都子ー、お友達かいねー?」
沙「ええー!梨花が来ましたのー!上がってもらってもよろしくてー!?」
鉄「梨花ちゃまかー?沙都子、ちょっとこっち来んね!!」

梨(やっぱり、私が来たから都合が悪いんだわ…きっと殴って帰らせろって…
  かわいそうな沙都子…)



47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 01:53:21.22 ID:FpvGvsLR0

沙「お待たせしましたわね、ささ、どうぞ上がってくださいませ」
梨「お邪魔しますです」

梨(沙都子…一生懸命普通を装って…あれ?上がっていいの?
  まあいい、それも作戦だろう)

沙「ごめんあそばせ、叔父様があれやこれや言うものですから
  すっかり待たせてしまいましたわ」
梨「構いませんですよ、それより、何を言われていたのですか?」
沙「あのですね、梨花はs…」
鉄「沙都子ー!!余計な事は言わんでいい!!」

梨(いじめた事を口止めしているのね、状況証拠は充分!!)

沙「まだ何も言ってませんわよー!!まったくもう」
梨「それで、沙都子は何を言おうとしていたのですか?
  こっそりでいいので教えてくださいなのです」


48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 01:54:54.05 ID:FpvGvsLR0

沙「大した事じゃありませんのですけど…」
梨「はいなのです、ゆっくり話してくれたらよいのですよ」

梨(叔父の様子をうかがっている!!沙都子、勇気を出して言って!!)

梨「おじゃましてますなのです、にぱ〜☆」

梨(ああもう!!なんてタイミングで!!)

鉄「で、沙都子、もう聞いたんね?」
沙「まだですわよ!今日の叔父様は張り切りすぎですわ!
  梨花、お夕飯の用意はしてきましたか?」
梨「まだなのです」
鉄「ほぉら、丁度よかった、梨花ちゃま、今日はうちで食べて行かんね?」
沙「エビフライですけど」


50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 01:56:19.56 ID:FpvGvsLR0

梨(どういうこと…?夕食に呼んで安心させ、万が一の場合
  虐待はないと私に証言させる作戦…?そうだ、そうに違いないッ!!)

鉄「じゃあちょっと用意するから!」
沙「せわしない叔父でごめんあそばせ、まったくもう」
梨「本当にご馳走になってもよいのですか?」
沙「ええ、もちろんですわよ!さっきは梨花ちゃまの好きなものは何だ
  嫌いなものは何だとうるさかったんですの。
  梨花は甘いもの苦手でしたわよね?」
梨「食べないようにしているだけで、苦手ではないのです」
沙「あらそうでしたの、じゃあ帰りにシュークリームを持って帰るのを忘れないで
  くださいまし」


53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 01:57:20.69 ID:FpvGvsLR0

梨「シュークリームですか?」
沙「ええ、おじさまがよく買ってくるんですの
  職場でもらったとか言うんですけどね、どうも朝早くに予約して買ってくださ
  ってるようですわ、きっと叔父様もシュークリームがお好きなんですのよ
  これを内緒にしろと言われてたんですの、おほほ
  そのシュークリムをおやつに出すかとか、お夕飯食べてもらうならお土産に
  してもらえとかもううるさくって。揚げ物の最中に言わなくてもいいですのに」
梨「…そう、なのですか…」
沙「どうしましたの梨花?やっぱりいりませんか?」
梨「違うのです…」

鉄「ちぃと早いけど夕飯にしようかー!?二人ともいっぱい食べるんね!


56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 01:58:36.76 ID:FpvGvsLR0

その夜 古手宅
梨「あの叔父…気味が悪い…」
羽「あぅあぅ、はやくシュークリームを食べましょうなのです」
梨「今それどころじゃないのッッ!!」
羽「あぅあぅ」
梨「叔父の魂胆は何なのッ!!それが全くわからない!!」
羽「あぅあぅ、でもシュークリームくれたのです」

梨「狂ってる…この世界は狂ってるのよ…!!」


67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 02:00:33.46 ID:FpvGvsLR0

同時刻 北条宅
鉄「沙都子、ああやって、たまには梨花ちゃまに遊びに来てもらったらどうなんね?
  すったらぁ梨花ちゃまの好物でも作っておくんね」
沙「ええ、また誘ってみますわ」
鉄「梨花ちゃま、あんまり楽しそうじゃなかったんね、心配なんよ」
沙「そうでしたわね…」
鉄「やっぱり、梨花ちゃまも淋しいんかね、ここに住んでもらうっちゅうのは
  やっぱり無理なんやろうけど…」
沙「そうできれば、きっと楽しいですわね」


75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 02:02:03.96 ID:FpvGvsLR0

翌朝 北条宅 朝食時
鉄「沙都子、ブロッコリーも残さんと食べんね」
沙「今食べようと思っていたところですのよ!
  ……ブロッコリ…ですわよね?
鉄「ああ、ブロッコリやろブロ…?」
沙「ブロ…?カリフラワー?」
鉄「いや確かにブロッコ…?」
沙「…」
鉄「…」


78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 02:03:08.31 ID:FpvGvsLR0

昼間 北条宅

鉄(平日が休みっちゅうのは暇で仕方ないんね
  どうせテレビもロクなもんやっとらんし)


鉄(……醤油が大さじ3で…みりんが…)


鉄(はぁー古い歯ブラシっちゅうんはそんなに汚れが取れるんね
  捨てるのは勿体無いんねぇ)


鉄(…そんだけの水でゆで卵ができるんかいね!
  新しい鍋買うっちゅうんもいいが、値段がな…)


鉄(そろそろ特売の時間か…)


83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 02:05:04.66 ID:FpvGvsLR0

翌日 北条宅

鉄「じゃあちょっと出かけてくるんね」
沙「あら、日曜日なのにこんなに早くにお出かけですのー?
  麻雀もほどほどになさいませー」
鉄「はっはっは、綿流しの準備の男手が足らんっちゅう事で頼まれたんよ」
沙「あら…そうでしたの」
鉄「園崎の婆様は勝手にせえちゅうてヘソ曲げとるらしいがな、はっはっは」
沙「…」
鉄「まあ、村の人もようしてくれるようになったっちゅう事や、よかったんね」
沙「…私もお手伝いに行きますわ」


90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 02:08:38.59 ID:FpvGvsLR0

綿流しの日 北条宅

沙「今日はつかれましたわー!」
鉄「部活のみんなよう騒いどったもんね
  お腹は空かんのか?
沙「山ほどたこ焼きを食べましたから、満腹ですわー!
  叔父様、何か買ってらっしゃったの?」
鉄「いや、沙都子も食うかちゅう思うて、あんずあめとわたあめ…」
沙「…甘いものお好きですわね」


94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 02:09:56.28 ID:FpvGvsLR0

翌朝 北条宅

沙「いってきまーす」
鉄「なんね沙都子、今日はえらい早いけど日直か?」
沙「今日は対圭一さん用の少し大掛かりなトラップを仕掛けようと思いまして」
鉄「さ、沙都子は、その圭一っちゅう奴が好きなんか!!??
  か、彼氏なんか!!??」
沙「ち、違いましてよ!勝手な想像なさらないでいただきたいものですわ!」
鉄「…昔はワシも好きな子にようイタズラしたんね…」
沙「だから違いますって!」
鉄「どんな奴なんね?今度ウチに連れてk…」
沙「行ってきますわよ!!」

鉄「沙都子も大人になっていくんね…ちょっと淋しいな…」


102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 02:11:51.24 ID:FpvGvsLR0

鉄「沙都子、今日お前の誕生日やろ、何か欲しいもんないんか?」
沙「ええ、私、誕生日には何もいりませんの」
鉄「…熊のぬいぐるみ、待っとるもんな」
沙「…」
鉄「おじさん、ケーキ焼いたんね、食わんか?」
沙「…ありがとうですわ」
鉄「お父さんとお母さんのもお供えしとくんね、みんなでお祝いしようや」
沙「…」

鉄「一緒に悟史の帰りを待とうな、おじさんも、信じとるんね」

沙「……ありがとう、おとうさん」


110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 02:13:03.69 ID:FpvGvsLR0

テレビ「…ガスによる死傷者は雛見沢…に渡り…」



おしまい☆


114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 02:13:49.50 ID:MECJ2EFp0

(゜Д゜)・・・・・オワ・・・・リ・・・・?


117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 02:13:58.30 ID:fhg90ISS0

>>110

  (  ゚д゚)       
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_   
  \/    /

  ( ゚д゚ )        
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/    /


169: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 02:27:01.72 ID:FpvGvsLR0

じゃあ>>102から続くように書いてみるので、
ちょっと待ってて
眠い人寝てください
眠いけど気になる人も寝てください



218: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 02:57:32.34 ID:FpvGvsLR0

>>215>>216
書きながら見てますー


286: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 05:21:25.16 ID:FpvGvsLR0

アタシの名前は間宮律子
正直、こんな名前気に入ってない
だいたい名前に子が入るなんて古臭いし
戦時中かってハナシだし、マジウケる

だからみんなにはリナって呼んでもらってる
小さい頃からそう言ってるの

だから自分で源氏名つけるトキも、
迷わずリナって名前にした

なんか、リナ、ってほうが、アタシ、って
感じがして、好きだから


287: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 05:21:56.38 ID:FpvGvsLR0

だけどアタシのコトを律子って呼ぶヤツが
一人だけいるの

北条鉄平
アタシのヒモ

出会ったのは店だし、最初は嫁がいたから
ホンキにはならなかったけど
一度カレに愛してもらってから
もう止まらなくなった

嫁?仕事?ヒモ?
そんなの全然、カンケーなかった

アタシは、テツがいればよかった


288: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 05:22:36.63 ID:FpvGvsLR0

一緒にいっぱい危ないコトやった

一生一緒にいようねって誓った





なのに、テツは別れようって言った
忘れもしない
4月ぐらいの日


アタシとあと仲間の何人かで、
店のカネパクって飛ぼうってハナシのトキだった

「ごめん、律子」
「な、なんで?もういちど考え直してよ!!
 嫌だよ!!別れたくないよ!!」


アタシは必死で引き止めた
ケド…届かなかった…


289: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 05:23:16.08 ID:FpvGvsLR0

あれからテツは好きだった麻雀も
お酒も、煙草もやめて
真面目に働いてたらしい

迎えに行きたいオンナがいるんだってよ
やっと踏ん切りがついたみたい
リナちゃんも応援してやりなよ

そう、誰かが言ってた

テツもそういう人…いたんだね…
アタシに頑張ってる背中見せて、
オマエも頑張れよって
言ってくれたんだね

だからアタシはアブないコトするのやめた
もちろん、店のカネにも手出してない

新しいステキな出会いがあったから…

テツ…あたしもがんばってるよ


291: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 05:24:48.14 ID:FpvGvsLR0

綿流し2日前 雛見沢某所

富竹「すみませーん!ちょっと道をお聞きしたいんですけど」
鉄「ん?どこ行きたいんね?」
富「へぁ、古手神社までなんですがね…」
鉄「すったらぁおまえ反対に行きよるとこなんね!
  古手神社はそっこの角を…んでずーっと…ったら…が見えん…」
富「すいません、もう一回説明を…」
鉄「あぁ?あんた、観光の人ね?」
富「年に何回か来ている、フリーのカメラマンなんですが、
  ちょっと迷ってしまったようで…はへぁ」
鉄「はっはっは、なんにせ、この雛見沢を気に入ってくれてるっちゅう
  ありがてえ人に変わりはねえ
  付いて来るんね、こっちからの方が近いから」
富「親切にありがとうございます、助かります」
鉄「この時期に来とるっちゅう事は綿流しの撮影かいね?」
富「ええ、それまでは野鳥を撮ったりしています」
鉄「しっかしカメラマンっちゅうのは体力仕事なんやね
  あんた、いい筋肉しとるんね」
富「へぁあ、まあ趣味でトレーニングもしてますから」
鉄「そうかぁ、あ、ウチの沙都子もかわいらしゅう撮ったってんね
  ほら、ここが古手神社」
富「どうもご親切にありがとうございました
  また、綿流しの時に」


294: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 05:31:29.11 ID:FpvGvsLR0

同日 深夜 古手宅
羽「あぅあぅ、梨花、飲みすぎです」
梨「うっさいわね、私はもうこの世界を諦めているの
  叔父はどうせまた沙都子をいじめる
  そして私は殺される」
羽「…梨花…では、梨花は圭一やレナの事も信じられないのですか?」
梨「は?アンタ何言ってんの?」
羽「圭一もレナも、過去に人を傷つけました
  ですがその罪を償うため、悩み、自らも苦しみ、そしてやっと
  今の自分を手に入れたのです
  叔父がそうでないと、どうして言い切れるのです
  今の沙都子を見てみなさい
  あんなにも幸せそうにしていたではないですか」
梨「…でも叔父は…他の世界で何度も沙都子をいじめた…
  それに叔父は仲間とは違う!!簡単に信じられる訳がない!!」
羽「梨花は過去の叔父の姿に囚われ、今の姿が見えていないのです
  叔父は、沙都子の家族です、大切な人です
  仲間が信じた大切な人を信じてみる価値は充分にあるはずです」
梨「…そうね、どうせ一度は諦めた世界だもの、賭けてみる価値はあるわ」


296: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 05:34:46.94 ID:FpvGvsLR0

翌日 北条宅

鉄「んならぁ、よろしゅう頼みますんね
  …なぁーに、すったら横文字は似合わんね…先生って柄でもないしねぇ
  …まぁ、冗談はそのくらいにしといて、じゃ、また連絡しますんね
  …沙都子、帰っとったんか、お帰り」
沙「ただいまですわ。今の電話、どちら様からでしたの?」
鉄「なぁに、仕事ね、仕事
  ワシのチョイっといじった庭がなんや大袈裟に誉められとるんね、
  賞に入ったとかで、物好きな奴等が仕事ぎょうさん頼みよるから、
  ちょっと忙しくなりそうなんよ」
沙「それ…ひょっとしてすごいんじゃないですの?」
鉄「なぁんに、円浩史と同じ、一発屋ね」


304: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 05:53:40.51 ID:FpvGvsLR0

同日 入江診療所

鷹野「…どういうことなの小此木ッッ!!」
小此木「だから説明した通りです
    ウチの造園部門のみで雇ってた奴が大当たりした
    10億どころじゃない、その何倍もの
    カネはすぐに稼いでくれるって話です」
鷹「…そんなッッ!!」
小「三佐がやろうとしていた事は口外しません
  ただもう山狗は10億ぐらいのカネじゃあ危ない橋は渡れないって事です」
鷹「くっ…」


305: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 05:54:14.58 ID:FpvGvsLR0

>>301 ありがとう

同日 古手宅
羽「もう一度確認しましょう」
梨「ええ、私達は敵の正体には至れなかった
  しかし富竹、鷹野の死を防ぐ事により、私に訪れる運命を
  逃れることができるかもしれない、その可能性に賭けてみよう
  …なんか、不安ね」
羽「あぅあぅ、でも今はそれしか方法はないのです」
梨「そうね、とにかく、全力を尽くしましょう」
羽「ふぁいと、お〜☆なのですよ」


316: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 06:10:40.69 ID:FpvGvsLR0

同日深夜 鷹野宅
鷹「…という訳で、山狗が…」
野村「…困りましたね…となれば計画中止しか…」
鷹「そんな…」
野「こちらでも相談のうえ、折り返し連絡いたします」
鷹「わかりました……はぁ」

ジリリリリリ ジリリリリリ
鷹「…ったく、こんな時に……はい鷹野です」
入江「た、鷹野さん!!入江です!!
   たった今悟史くんの意識が戻りました!!」


318: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 06:13:19.92 ID:FpvGvsLR0

入江診療所
鷹「所長!!悟史くんは…」
入「わずかですがこちらの呼びかけに反応しています」
鷹「…悟史くん?」
入「悟史くん、2回、まばたきをして応えてください」
鷹「あ…」

入「鷹野さん、ちょっとこちらへ」
鷹「はい…」
入「…出すぎた事をしたのは承知しています…そしてそれがどれほど危険だったかも」
鷹「どういう事ですの?」
入「ここ3ヶ月、悟史くんに対して行った治療の記録です
  読んでいただければ分かるはずです」
鷹「…なに?…まさか…!!どうして私に知らせてくれなかったんですか!!」
入「鷹野さんは元々治療には消極的というか、その…」
鷹「ええ、その通りですわ」
入「反対されると思いましてね。ただ、私はこの方法に自信がありました」
鷹「…」
入「あなたと、高野先生の研究があったからこそ、この療法が確立できた訳です
  私一人の力ではとても…」
鷹「…これ、……や、……の治療にも応用できますわよね?」
入「ええ、もちろん」
鷹「…みんなに…認めてもらえるわよね?」
入「もちろんです、あなたの研究なしにh…」
鷹「これで雛見沢症候群の研究も…」
入「…!!鷹野さん!!悟史くんが…!!」


319: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 06:17:06.19 ID:FpvGvsLR0

同日同時刻 北条家
鉄「どうしたんね、沙都子、まだ起きとったんか」
沙「いえ、何か不思議な夢を見てまして」
鉄「怖い夢やったんか?」
沙「いいえ、よくは覚えていませんですが、幸せな夢でしたのよ
  たくさんの綿あめに囲まれた世界におりましたの」
鉄「はっはっは、そりゃあ明日の綿流しで綿あめいっぱい食いたいっちゅう事んね」


320: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 06:19:01.87 ID:FpvGvsLR0

綿流し当日

鉄「さぁて、沙都子に綿あめ買うたし、ワシのあんずあめも買うたし帰ろうかね」
どっかのオッサン「テッちゃぁん!!もーどっこほつき歩いとったんね!!」
鉄「何ぃ、ワシゃもう帰るんね」
オ「すったらあつまらん事言ってんとぉ、町会のテントで一杯飲んでいかんね!!」
鉄「ワシぁ酒やめたんね、悪いね…もうだいぶ飲んどるみたいやけど」
オ「なぁんつまらん事言いよる!…ワシらね、テッちゃんや兄さんらに悪い事
  したっちゅう…思っとるんよ…園崎のおリョウさんも言わんだけで…」
鉄「もう分かっとるんね!!はは、飲み過ぎはいかんねぇ…言葉にせんでも
  伝わるモンはあるんよ、ははは」
オ「なぁテッちゃん、一杯飲んでかんね〜!!今日は祝いのめでたい日やで!」
鉄「んなら一杯よばれるんね」

町会テント内
詩音「皆様、今年もご苦労様で〜す☆」
村長「あぁ詩音ちゃん、よく来たね」
詩「公由のおじいちゃん、おひさしぶりですね、あれ?監督は…祭り回ってるんですかね?」
村「あぁ、入江の先生なら、急病の患者さんがいるとかで、まだ来てないんだよ
  顔は出すっちゅうてたけどね」
詩「そうなんですか、じゃあちょっと待ってm…」
さっきのオッサン「みんな〜テッちゃん連れてきたんね〜!」
詩「…皆さん、だいぶできあがっちゃってるみたいすね
  あの方、はじめて見ますね、どなたです?」
村「あぁ、北条さんとこの鉄平さんね、ほら、悟史くんの…」
詩「おじさんですかー!へぇ、想像してた方と全然違いますね
  あまり良い噂、聞きませんでしたけど、結構爽やかな方じゃないですか」
村「昔は色々あったけどね、今は男手ひとつで沙都子ちゃんを育てる、立派な青年に
  なったもんだよ。仕事は庭師っちゅうとったかな」
詩「へぇ、人間変わるもんですしね」


323: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 06:21:12.79 ID:FpvGvsLR0

神社境内
魅「あっ、富竹のおじさま!」
富「やぁ、今年も盛り上がってるねぇ」
レ「あれ?鷹野さんは一緒じゃないんですか?」
富「いやぁ、急患らしくてね、手が離せないみたいで診療所にいるんだ」
沙「お祭りではしゃいで怪我でもした方がいらっしゃるのかしら?ざまあないですことおほほほ」
富「あ、そういえば沙都子ちゃん、君の叔父さんに会ったよ」
沙「あら、そうでございましたの?うちの叔父が何かご迷惑でも?
富「いやあ、迷惑でなんてとんでもない、親切に道案内してもらっただけさ」
沙「あらそうでございましたの、お役に立てて何よりですわー」
富「今日はもういらっしゃってるのかな?」
沙「さぁ、いるかもしれませんわね」

梨(富竹と鷹野が一緒じゃない…祭具殿に侵入することはない?
  今から合流する可能性も…)

詩「はろろ〜ん☆皆さんお揃いで!」
魅「詩音あんたまた圭ちゃんn…」
詩「お姉、ウザイです☆富竹さん、探しましたよ〜」
富「あぁ、どうしたんだい詩音ちゃん」
詩「みんなで仲良く大宴会の写真、撮って下さい
  あと鉄平さんもお待ちですよ☆」
沙「あら、噂をすればというやつてすか?富竹さん、叔父と仲良くして
  やってくださいまし〜!」

梨「し、詩ぃ」
詩「あらあら梨花ちゃま、衣装よくお似合いですね〜どうしました?」
梨「ボクの演舞が終わるまで、富竹から目を離さないでいてくださいなのです」
詩「あらあら、梨花ちゃまは富竹さんがお気に入りなんですか〜?なかなかキワドイご趣味のようで
  安心してください☆宴会に巻き込まれちゃえば逃げるスキありませんから☆」


326: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 06:26:47.85 ID:FpvGvsLR0

綿流し終了後

梨「富竹、起きてくださいなのです」
よそのオッサン「梨花ちゃま、多分無理ですん、
          鉄平さんやらそのお仲間に気に入られたみてえで
          だーいぶ飲まされとったですから」
梨「いい大人が情けないのです…集会所で寝かせておきましょうです」
オ「すったらちょっと運びますんね」
梨「お願いしますです、にぱ〜☆」

オ「梨花ちゃま、もう遅いですん、お休みになられては?」
梨「富竹が寝てる間にお顔にラクガキをするのです
  ボクは大丈夫ですので、皆はもう帰るとよいのです」
オ「すったらあ、鍵だけよろしく頼んます」


梨「富竹が殺されるとすれば今日…今日ずっとこうして見張っていれば…」
羽「梨花、だいぶ疲れてるようなのですが、大丈夫なのですか?」
梨「なんとか…耐えるしかないわ。富竹を狙う輩がここに現れても、
  私はきっと、勝手みせる…」
羽「鷹野は、大丈夫なのでしょうか」
梨「鷹野は今も診療所にいるから、安全ではあると思うわ
  それに祭具殿に侵入していないから、殺される理由もない
  あとは…祈るしかないのかしらね…」


328: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 06:31:39.64 ID:FpvGvsLR0

ここで>>94


同時刻 古手神社 集会所
富「あれ…梨花ちゃん?」
梨「にぱ〜☆おはようなのです」
富「寝てしまっていたみたいだね…ははは、ごめん、迷惑かけたね」
梨「いいのですよ、富竹がなかなか起きないので
  お顔にラクガキしておきましたのです」
富「起こしに来てくれたのかい、ありがとう
  …どんな顔になってるんだい?」
梨「にぱ〜☆鷹野に見てもらうとよいのです」


学校
レ「はう〜梨花ちゃんの寝顔かぁいいよう〜
  お持ち帰りぃ〜」
圭一「レナ、そっとしておいてやれ、昨日の演舞で疲れてるんだろ」


同日 夜 古手家
梨「これで一安心…なのかしら」
羽「あぅあぅ、油断はいけません」
梨「そうね、昭和58年の、6月を乗り切るまでは…!!」


ここで>>102


329: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 06:34:36.84 ID:FpvGvsLR0

7月 第二日曜 北条家
鉄「沙都子…今日は病院に行く日やろ?」
沙「ええ、用意ができたらすぐに行きますわ」
鉄「…悟史に…会いに行こうか?」
沙「…それ、どういう…事ですの?」
鉄「…ワシも、最近知ったばっかりなんよ
  …入江の先生が言うには、なんたらっちゅう難しい病気で、
  ずっと診療所に入院しとったんね」
沙「…そんな…監督、私には一度もそんな事…」
鉄「沙都子に知らせたら心配する、もうちょっと良くなってから、
  もうちょっと良くなってから…思うとったら、言い出せなかったんやろ
  入江先生は優しい人んね、沙都子にも、悟史にも、  
  一番優しい方法を取ってくれたんやと、ワシは思うんね
  だから沙都子、先生を悪く思う事だけは、したらあかんよ」
沙「…そう…ですわね…あの頃の私は取り乱して…にーにーの具合を悪く
  させていたかもしれませんもの」
鉄「分かってくれるんか…ワシもあの頃何もしてやれんかった
  今では後悔してもしきれんのよ…」
沙「…」
鉄「それでな、悟史の具合が、だいぶようなっとるっちゅうんや」


331: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 06:37:05.56 ID:FpvGvsLR0

沙「…!!じゃあ、もうにーにーに…会えるんですの?
  会っても…いいんですの?」
鉄「すったらん、沙都子、おまえの覚悟ができたらっちゅう話んね」
沙「私は、今すぐにでもにーにーに会いたいですわ!!
  ずっとずっと、会いたかったんですもの…」
鉄「沙都子、よう聞くかんね…
  悟史はな、入院しとるあいだすっと、長いこと意識がなかったんよ
  今、だいぶようなったっちゅうても、まだ動けんし、言葉もうまいこと話せん
  表情もうまいこと出せんっちゅう話や
  おまえの知ってる優しい悟史に…今すぐには、会えんのね」
沙「……それでも私は、にーにーに会いたいですわ」


332: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 06:41:31.93 ID:FpvGvsLR0

沙「にーにーがいなくなってから、ずっと考えておりましたの
  次に会う時にーにーは、箱に入っているかもしれない、時計だけかもしれない
  もしかしたら、もう会うことも、かなわないかもしれない、と
  でも私、決めておりましたの…次に会った時には、必ず、
  おかえり、にーにー
  と言うことを…」
鉄「…沙都子…おまえ…」
沙「それに、おとうさんが教えて下さいましたのよ
  私を待ってくれている、家族というものを」
鉄「いや…沙都子がおってくれたから、ワシらは家族になれたんね」
沙「…何当然の事をおっしゃってますの?
  さ、早く仕度してくださいまし
  私が今か今かと待ちわびた時がようやく訪れようとしているんですもの」
鉄「…そうだな、悟史に・・・おかえりを言いに行こう」


おわり


345: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/12/09(日) 06:50:20.38 ID:knjcWnXaO

感動した(´;ω;`)つ>>1


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