国木田「キョン…痛いよ……」

2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 05:27:42 ID:5jABSOjK0
日記はここで終わっている
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 05:58:40 ID:Ri5NwAOOP
谷口「ようキョン」
キョン「おう」
国木田「おはようキョン」
キョン「ドキッ」
キョン「お、おう」
国木田「今日も寒いねー」
キョン「そ、そうだな」
キョン(あれ? なんだこの気持ちは…)
キョン「おう」
国木田「おはようキョン」
キョン「ドキッ」
キョン「お、おう」
国木田「今日も寒いねー」
キョン「そ、そうだな」
キョン(あれ? なんだこの気持ちは…)
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 06:00:55 ID:Ri5NwAOOP
谷口「キョン、飯食おうぜ」
キョン「ああ」
キョン「あれ? 国木田はどこだよ?」
谷口「さっきトイレ行ったぞ」
キョン「そ、そうか…」
谷口「どうした?」
キョン「いや…」
キョン「ああ」
キョン「あれ? 国木田はどこだよ?」
谷口「さっきトイレ行ったぞ」
キョン「そ、そうか…」
谷口「どうした?」
キョン「いや…」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 06:02:10 ID:FvuCVxmd0
だれとく
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 06:03:54 ID:Ri5NwAOOP
国木田「あ~お腹減った~」
キョン「ドキッ」
キョン「お、おう国木田。帰ってきたのか」
国木田「え? あ、うん」
キョン「メシ…いっしょに食おうぜ」
国木田「? う、うん」
谷口「? 何言ってんだおまえ」
キョン「え、あ…別に…」
キョン「ドキッ」
キョン「お、おう国木田。帰ってきたのか」
国木田「え? あ、うん」
キョン「メシ…いっしょに食おうぜ」
国木田「? う、うん」
谷口「? 何言ってんだおまえ」
キョン「え、あ…別に…」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 06:09:34 ID:Ri5NwAOOP
谷口「アバターマジやばいって。おまえらもさっさと見てこいよ」
国木田「へーそんなにすごいんだ」
キョン「……」
国木田「でも一人で映画見にいくのもなぁ…」
キョン「じゃ、じゃあ俺と行くか国木田」
国木田「え、ホント?」
キョン「ああ。俺も見たかったしな。いつ見にいく?」
国木田「へーそんなにすごいんだ」
キョン「……」
国木田「でも一人で映画見にいくのもなぁ…」
キョン「じゃ、じゃあ俺と行くか国木田」
国木田「え、ホント?」
キョン「ああ。俺も見たかったしな。いつ見にいく?」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 06:13:53 ID:Ri5NwAOOP
国木田「うーんそうだねー。…あ、でもキョンは休日は部活があるしなぁ」
キョン「いいんだよそんなもん。たまに休んだってバチは当たらないだろ」
国木田「いいの? 涼宮さんに怒られるよ」
キョン「いいって。気にすんなよ。次の日曜にでも行くか?」
ハルヒ「聞こえてるわよキョン!」
キョン「げっ」
ハルヒ「アバター見に行くのね!? だったら私も行くわ! ちょうど私も見たいと思ってたところだから!」
国木田「ええっ涼宮さんも来るの?」
キョン「いいんだよそんなもん。たまに休んだってバチは当たらないだろ」
国木田「いいの? 涼宮さんに怒られるよ」
キョン「いいって。気にすんなよ。次の日曜にでも行くか?」
ハルヒ「聞こえてるわよキョン!」
キョン「げっ」
ハルヒ「アバター見に行くのね!? だったら私も行くわ! ちょうど私も見たいと思ってたところだから!」
国木田「ええっ涼宮さんも来るの?」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 06:19:24 ID:Ri5NwAOOP
ハルヒ「ええ! 敵情視察は怠らない! それが勝利のための条件よ!」
キョン「なんの敵だよ…」
ハルヒ「馬鹿! SOS団の映画は世界に飛び出すのよ!? 他のヒット作は全部ライバルなの! あったり前じゃない!」
国木田「よかったね。涼宮さんも来るなら怒られる心配はないねキョン」
キョン「……」
国木田「キョン?」
キョン「ああ、そうだな…」
谷口「んだよおまえら女連れで映画見行くのかよ~くそ~…まぁいいか涼宮だし…」
キョン「なんの敵だよ…」
ハルヒ「馬鹿! SOS団の映画は世界に飛び出すのよ!? 他のヒット作は全部ライバルなの! あったり前じゃない!」
国木田「よかったね。涼宮さんも来るなら怒られる心配はないねキョン」
キョン「……」
国木田「キョン?」
キョン「ああ、そうだな…」
谷口「んだよおまえら女連れで映画見行くのかよ~くそ~…まぁいいか涼宮だし…」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 06:23:56 ID:Ri5NwAOOP
キーンコーンカーンコーン
キョン「……」
キョン「国木田」
国木田「? なにキョン」
キョン「今日これから暇か? よかったら久しぶりにうちに遊びに来ないか」
国木田「え…でもキョンはこれから部活でしょ?」
キョン「ああ…今日は休みなんだよ。だから暇なんだ。どうだ?」
国木田「うーん…じゃあいいよ。あ、そうだ谷口も誘ってみようか」
キョン「……」
キョン「国木田」
国木田「? なにキョン」
キョン「今日これから暇か? よかったら久しぶりにうちに遊びに来ないか」
国木田「え…でもキョンはこれから部活でしょ?」
キョン「ああ…今日は休みなんだよ。だから暇なんだ。どうだ?」
国木田「うーん…じゃあいいよ。あ、そうだ谷口も誘ってみようか」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 06:29:26 ID:Ri5NwAOOP
キョン「谷口ならさっき帰っちまったぞ」
国木田「えっ。なんで?」
キョン「なんか用事があるんだと。詳しくは知らん」
国木田「なんだぁそっかぁ」
キョン「まーいいじゃねえか。中学の時はよく二人で遊んだだろ。たまには、な」
国木田「…? うん、そうだね」
キョン「よし。じゃあ行こうぜ」
谷口「? あれ? おーい国木田ーどこだー」
谷口「おいまさか俺を置いて帰っちまったのかよぉ。くそーあの野郎」
国木田「えっ。なんで?」
キョン「なんか用事があるんだと。詳しくは知らん」
国木田「なんだぁそっかぁ」
キョン「まーいいじゃねえか。中学の時はよく二人で遊んだだろ。たまには、な」
国木田「…? うん、そうだね」
キョン「よし。じゃあ行こうぜ」
谷口「? あれ? おーい国木田ーどこだー」
谷口「おいまさか俺を置いて帰っちまったのかよぉ。くそーあの野郎」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 06:36:57 ID:Ri5NwAOOP
キョン「上がってくれ」
国木田「うん。おじゃましまーす。…うわーなんか久しぶり」
キョン「ちょっと飲み物取ってくるから先行っててくれ。俺の部屋覚えてるよな?」
国木田「もちろん。何回来たと思ってんのさ」
キョン「そ、そうだったな。はは」
国木田「ふふ」
国木田「うん。おじゃましまーす。…うわーなんか久しぶり」
キョン「ちょっと飲み物取ってくるから先行っててくれ。俺の部屋覚えてるよな?」
国木田「もちろん。何回来たと思ってんのさ」
キョン「そ、そうだったな。はは」
国木田「ふふ」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 06:42:31 ID:Ri5NwAOOP
キョン「おまたせ」
国木田「うん。あ、ありがとう」カラン
国木田「…でも、本当に久しぶりだなぁ」
キョン「そんな感慨にふけるようなものでもないぞ俺の部屋なんか」
国木田「いやー懐かしいよ。2年ぶりくらい?」
国木田「中学の時はしょっちゅう遊んでたのに、高校に入ってからキョン、全然構ってくれなくなっちゃったしねー」
キョン「う…す、すまん」
国木田「はは。冗談だよ」
国木田「うん。あ、ありがとう」カラン
国木田「…でも、本当に久しぶりだなぁ」
キョン「そんな感慨にふけるようなものでもないぞ俺の部屋なんか」
国木田「いやー懐かしいよ。2年ぶりくらい?」
国木田「中学の時はしょっちゅう遊んでたのに、高校に入ってからキョン、全然構ってくれなくなっちゃったしねー」
キョン「う…す、すまん」
国木田「はは。冗談だよ」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 12:10:56 ID:Ri5NwAOOP
国木田「……」
国木田「…でも」
国木田「実際ちょっと…寂しかった、かな」
キョン「!」
国木田「だってキョンとは一番仲良かったから…」
国木田「…はは。何言ってんだろね僕。なんか気持ち悪いや。ごめんごめん」
キョン「……」
国木田「…でも」
国木田「実際ちょっと…寂しかった、かな」
キョン「!」
国木田「だってキョンとは一番仲良かったから…」
国木田「…はは。何言ってんだろね僕。なんか気持ち悪いや。ごめんごめん」
キョン「……」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 12:23:04 ID:Ri5NwAOOP
─────
国木田「うわー超武闘伝懐かしい。やろうやろう」
国木田「うわ、メテオだ。よく覚えてるなぁ」
国木田「わっ。また打ち返された。連打勝てないんだよぉ」
国木田「はあ…やっぱりキョンは強いや。かなわないよ」
国木田「ふぁ…あ、もうこんな時間かぁ。そろそろ帰ろうかなぁ。眠たいし」
キョン「泊ってったらどうだ? おまえの家遠いし帰るのめんどくさいだろ」
国木田「えー? 悪いよそんなの」
キョン「いいって。気にすんなよ」
国木田「うわー超武闘伝懐かしい。やろうやろう」
国木田「うわ、メテオだ。よく覚えてるなぁ」
国木田「わっ。また打ち返された。連打勝てないんだよぉ」
国木田「はあ…やっぱりキョンは強いや。かなわないよ」
国木田「ふぁ…あ、もうこんな時間かぁ。そろそろ帰ろうかなぁ。眠たいし」
キョン「泊ってったらどうだ? おまえの家遠いし帰るのめんどくさいだろ」
国木田「えー? 悪いよそんなの」
キョン「いいって。気にすんなよ」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 12:28:21 ID:Ri5NwAOOP
国木田「そう?…じゃあお言葉に甘えようかなぁ」
キョン「そうしろそうしろ。メシも食ってけよ。親に頼んでおくから」
国木田「うん。ありがとう」
─────
国木田「…それじゃ、おやすみ」
キョン「おう、おやすみ。できたら明日起こしてくれ。多分俺起きれないからな」
国木田「ははは。うん、わかった。僕寝起きはいいから安心してよ」
キョン「そうだったな。じゃあまかせたぜ」
国木田「了解っ。おやすみっ」
キョン「そうしろそうしろ。メシも食ってけよ。親に頼んでおくから」
国木田「うん。ありがとう」
─────
国木田「…それじゃ、おやすみ」
キョン「おう、おやすみ。できたら明日起こしてくれ。多分俺起きれないからな」
国木田「ははは。うん、わかった。僕寝起きはいいから安心してよ」
キョン「そうだったな。じゃあまかせたぜ」
国木田「了解っ。おやすみっ」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 12:31:20 ID:Ri5NwAOOP
国木田「……」
キョン「……」
国木田「……」
キョン「……」
国木田「クー…クー…」
キョン「……」
キョン「……」
国木田「……」
キョン「……」
国木田「クー…クー…」
キョン「……」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 12:33:58 ID:Ri5NwAOOP
キョン「…国木田」
国木田「…スー…スー…」
キョン「寝たのか?」
国木田「スー…」
キョン「……」モソッ
国木田「クー…クー…」
キョン「はあ…」
キョン「くそっ…寝顔可愛いじゃねーか」
国木田「…スー…スー…」
キョン「寝たのか?」
国木田「スー…」
キョン「……」モソッ
国木田「クー…クー…」
キョン「はあ…」
キョン「くそっ…寝顔可愛いじゃねーか」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 12:38:32 ID:Ri5NwAOOP
キョン(…どうなってんだ今日の俺は…なんだか朝から国木田が可愛く見えてしかたない)
キョン(くそ…何考えてんだ? アホか。こいつは男だぞ?)
キョン(しかも中学の時からの連れじゃねーか。いくら可愛いたって…今更何言ってんだよ…)
国木田「クー…」
キョン(…でもなんでこいつ男のくせにこんな可愛いんだよ…)
国木田「クー…」
キョン(くそ…何考えてんだ? アホか。こいつは男だぞ?)
キョン(しかも中学の時からの連れじゃねーか。いくら可愛いたって…今更何言ってんだよ…)
国木田「クー…」
キョン(…でもなんでこいつ男のくせにこんな可愛いんだよ…)
国木田「クー…」
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 12:43:28 ID:Ri5NwAOOP
キョン(…柔らかそうな唇…)
キョン(……)
キョン(…我慢できない)
キョン(一回だけ…ちょっとチュウっとするくらいならいいよな? 人として)
キョン(別に襲おうとかそういうわけじゃないんだから…)
キョン(いや男にキスしようとしてる時点で間違ってるのか? まぁいいやどうでも…)
キョン「……」ヌウッ
キョン(……)
キョン(…我慢できない)
キョン(一回だけ…ちょっとチュウっとするくらいならいいよな? 人として)
キョン(別に襲おうとかそういうわけじゃないんだから…)
キョン(いや男にキスしようとしてる時点で間違ってるのか? まぁいいやどうでも…)
キョン「……」ヌウッ
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 12:49:07 ID:Ri5NwAOOP
キョン(そーっと…)ソーッ
国木田「クー…」
キョン(そーっと…)ソーッ
国木田「……」パチッ
キョン「!!!!!」
国木田「な…」
国木田「何してんのキョン…?」
キョン「あ、あっ。いや、これは…」
国木田「クー…」
キョン(そーっと…)ソーッ
国木田「……」パチッ
キョン「!!!!!」
国木田「な…」
国木田「何してんのキョン…?」
キョン「あ、あっ。いや、これは…」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 13:02:55 ID:Ri5NwAOOP
国木田「……」
キョン「これはな、その。国木田ちが…」
国木田「…早く降りてよ…」
キョン「えっ、あ、ああ…」
キョン「……」
国木田「……」
キョン(やばいやばいやばいやばい)
キョン「これはな、その。国木田ちが…」
国木田「…早く降りてよ…」
キョン「えっ、あ、ああ…」
キョン「……」
国木田「……」
キョン(やばいやばいやばいやばい)
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 13:07:13 ID:Ri5NwAOOP
国木田「…今何しようとしてたの?」
キョン「……」
国木田「キョン」
キョン「すまん…キス…しようと…」
国木田「……」
キョン「…すまん」
国木田「僕やっぱり帰るね」ガバッ ゴソゴソ
キョン「えっおい国木田」
国木田「じゃ」バタン
キョン「く…」
キョン「……」
国木田「キョン」
キョン「すまん…キス…しようと…」
国木田「……」
キョン「…すまん」
国木田「僕やっぱり帰るね」ガバッ ゴソゴソ
キョン「えっおい国木田」
国木田「じゃ」バタン
キョン「く…」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 13:14:07 ID:Ri5NwAOOP
キョン(……)
キョン(ああ)
キョン(ああああああああああ!!! 何やってんだ俺はぁぁぁああ!!! 何考えてんだぁぁああ!!)
キョン(なんで…なんであんなことしたんだよこの糞馬鹿野郎…!!)
キョン(死ね! 死ね! 死んでしまえ! ああああああああああ)
キョン(これで俺も変態の仲間入りだ…ううううううう)
キョン(すまん…すまん国木田…)
キョン(ああ)
キョン(ああああああああああ!!! 何やってんだ俺はぁぁぁああ!!! 何考えてんだぁぁああ!!)
キョン(なんで…なんであんなことしたんだよこの糞馬鹿野郎…!!)
キョン(死ね! 死ね! 死んでしまえ! ああああああああああ)
キョン(これで俺も変態の仲間入りだ…ううううううう)
キョン(すまん…すまん国木田…)
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 13:24:17 ID:Ri5NwAOOP
─────
キョン「はあ…」
キョン「学校行きたくねえ…」
キョン「国木田のことだから言いふらしたりは絶対しないだろうけど…でもあいつと顔合わせたくない…」
キョン「うう…胃が痛てえ…」
キョン「はあ…」
キョン「学校行きたくねえ…」
キョン「国木田のことだから言いふらしたりは絶対しないだろうけど…でもあいつと顔合わせたくない…」
キョン「うう…胃が痛てえ…」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 14:11:52 ID:Ri5NwAOOP
谷口「ようキョン」
キョン「おう…」
国木田「……」
キョン「!! お…ぅ…国木田…」
国木田「……」
キョン「……」
谷口「?」
キョン「おう…」
国木田「……」
キョン「!! お…ぅ…国木田…」
国木田「……」
キョン「……」
谷口「?」
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 14:25:49 ID:Ri5NwAOOP
谷口「あーそういえばよぉ国木田。なんでおまえ昨日俺を置いて一人で帰っちまったんだ?」
国木田「え…? 昨日谷口用事があるって先に帰ったじゃん…」
谷口「はぁ? 俺が? 何言ってんだそんなこと言ってねえぞ」
国木田「でも…あ…」
谷口「あ?」
国木田「……」
キョン(…最悪…)
国木田「え…? 昨日谷口用事があるって先に帰ったじゃん…」
谷口「はぁ? 俺が? 何言ってんだそんなこと言ってねえぞ」
国木田「でも…あ…」
谷口「あ?」
国木田「……」
キョン(…最悪…)
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 14:37:18 ID:Ri5NwAOOP
谷口「キョン、メシ食おうぜ」
キョン「ああ…」
国木田「……」
キョン「……」
谷口「あー腹減ったぜ。今日のご飯は何かなっと…ってなんだよノリ弁だけかよおかずなしかよ!」
キョン「……」
キョン「ああ…」
国木田「……」
キョン「……」
谷口「あー腹減ったぜ。今日のご飯は何かなっと…ってなんだよノリ弁だけかよおかずなしかよ!」
キョン「……」
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 14:45:23 ID:Ri5NwAOOP
谷口「で、おまえら明後日だかアバター見に行くんだっけ? 俺ももう一回見てえなぁ」
国木田「あ…そうだ僕その日行けなくなっちゃったんだ」
キョン「!!」
谷口「なんだそうなのか」
国木田「というわけで涼宮さん、キョンと二人で行ってきなよ。僕行けないからさ」
ハルヒ「え!? そ、そうなの? しょ、しょうがないわね行けないなら…」テレテレ
谷口「ほー…そっか…やるじゃねえか国木田」
国木田「はは…」
キョン「……」
国木田「あ…そうだ僕その日行けなくなっちゃったんだ」
キョン「!!」
谷口「なんだそうなのか」
国木田「というわけで涼宮さん、キョンと二人で行ってきなよ。僕行けないからさ」
ハルヒ「え!? そ、そうなの? しょ、しょうがないわね行けないなら…」テレテレ
谷口「ほー…そっか…やるじゃねえか国木田」
国木田「はは…」
キョン「……」
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 15:03:19 ID:Ri5NwAOOP
─────
国木田「あっ! あん!」
国木田「キョン…痛いよ…」
国木田「まってキョン…! お願い…!」
国木田「きゃうっ!」
国木田「あっ! あん!」
国木田「キョン…痛いよ…」
国木田「まってキョン…! お願い…!」
国木田「きゃうっ!」
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 15:06:03 ID:Ri5NwAOOP
キョン「……」
カッチカッチ…
キョン「うう…久しぶりに夢精しちまった…気持ち悪りい…」
キョン「…なんて夢見てんだよ…」
キョン「…国木田…」
カッチカッチ…
キョン「うう…久しぶりに夢精しちまった…気持ち悪りい…」
キョン「…なんて夢見てんだよ…」
キョン「…国木田…」
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 15:10:05 ID:Ri5NwAOOP
─────
ハルヒ「遅い! 罰金!」
キョン「団活じゃない日までそれ言われなきゃいけんのか」
ハルヒ「私を一人で待たせるなんていい度胸じゃない! 30分前から着いてたんだからね!」
キョン「早すぎだろ…」
ハルヒ「さ、とっとと行くわよキョン! あの話題作がどれくらいのもんなのか確かめてやるわ!」
キョン(なんでこいつと二人で映画見なきゃならんのだ…)
ハルヒ「遅い! 罰金!」
キョン「団活じゃない日までそれ言われなきゃいけんのか」
ハルヒ「私を一人で待たせるなんていい度胸じゃない! 30分前から着いてたんだからね!」
キョン「早すぎだろ…」
ハルヒ「さ、とっとと行くわよキョン! あの話題作がどれくらいのもんなのか確かめてやるわ!」
キョン(なんでこいつと二人で映画見なきゃならんのだ…)
77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 15:12:20 ID:Ri5NwAOOP
ゴオオオオオ…
ハルヒ「ふーん…」
ハルヒ「…へえー。本当に飛び出してくるのね」
ハルヒ「…わっ」
ハルヒ「ひっ」
ハルヒ「ひょえええええええええ!!」
キョン(うるせえ)
ハルヒ「ふーん…」
ハルヒ「…へえー。本当に飛び出してくるのね」
ハルヒ「…わっ」
ハルヒ「ひっ」
ハルヒ「ひょえええええええええ!!」
キョン(うるせえ)
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 15:21:04 ID:Ri5NwAOOP
ハルヒ「すごい! すごいわめちゃめちゃ楽しいじゃない! なんでもっと早く見にこなかったのよ馬鹿!」
キョン「知らねえよ…」
ハルヒ「あー興奮した…ビックリして死んじゃう人の気持ちもわかるわ」
キョン「おい、敵情視察にきたんじゃなかったのか?」
ハルヒ「そうよ! ちゃんと見ながら研究してたんだから!」
キョン「嘘こけ…」
ハルヒ「次の文化祭ではこれを超える大作を作るわよ! あー燃えてきた! モチベーション上がりまくりよ!」
キョン「はあ…」
キョン(国木田ともっと静かに語りたかった)
キョン「知らねえよ…」
ハルヒ「あー興奮した…ビックリして死んじゃう人の気持ちもわかるわ」
キョン「おい、敵情視察にきたんじゃなかったのか?」
ハルヒ「そうよ! ちゃんと見ながら研究してたんだから!」
キョン「嘘こけ…」
ハルヒ「次の文化祭ではこれを超える大作を作るわよ! あー燃えてきた! モチベーション上がりまくりよ!」
キョン「はあ…」
キョン(国木田ともっと静かに語りたかった)
80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 15:26:26 ID:Ri5NwAOOP
─────
キョン「うーんうーん」
キョン「ゲホッゲホッ」
キョン「うう…」
キョン「具合悪りい…完全に風邪引いたなこれは…」
キョン「風邪引くのも久しぶりだな…昨日ハルヒに振り回されたせいか…」
キョン「それとも精神に負担かかりすぎたせいか…げほっ」
キョン「…今日は学校休むか…」
キョン「うーんうーん」
キョン「ゲホッゲホッ」
キョン「うう…」
キョン「具合悪りい…完全に風邪引いたなこれは…」
キョン「風邪引くのも久しぶりだな…昨日ハルヒに振り回されたせいか…」
キョン「それとも精神に負担かかりすぎたせいか…げほっ」
キョン「…今日は学校休むか…」
81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 15:32:24 ID:Ri5NwAOOP
キョン「……」
キョン「…はあ。辛い」
キョン「今日に限って親はいないし…」
キョン「もう4時か…朝からおかゆしか食ってないから腹減ったな…」
ピンポーン
キョン「?」
キョン「…はあ。辛い」
キョン「今日に限って親はいないし…」
キョン「もう4時か…朝からおかゆしか食ってないから腹減ったな…」
ピンポーン
キョン「?」
83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 15:37:03 ID:Ri5NwAOOP
キョン「はーい」
キョン「…くそ。玄関まで行くの辛いんだぞ。誰だよこんな時に…」
ガチャッ
キョン「はい……あ」
国木田「…こんにちは…」
キョン「く、国木田…」
国木田「大丈夫キョン…?」
キョン「…くそ。玄関まで行くの辛いんだぞ。誰だよこんな時に…」
ガチャッ
キョン「はい……あ」
国木田「…こんにちは…」
キョン「く、国木田…」
国木田「大丈夫キョン…?」
84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 15:39:51 ID:Ri5NwAOOP
キョン「……」
国木田「キョン?」
キョン「え? あ、ああ」
国木田「上がってもいい?」
キョン「あ、ああ。もちろん。どうぞ上がってくれ」
国木田「うん。それじゃおじゃまします
キョン「……」
国木田「キョン?」
キョン「え? あ、ああ」
国木田「上がってもいい?」
キョン「あ、ああ。もちろん。どうぞ上がってくれ」
国木田「うん。それじゃおじゃまします
キョン「……」
89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 15:54:01 ID:Ri5NwAOOP
国木田「あれ? キョンのおばさんは?」
キョン「それが今日に限って不在なんだよ」
国木田「そうなの? じゃあもしかして何にも食べてないんじゃない? お腹減ってる?」
キョン「ああ…減って減って死にそうなんだ」
国木田「そっか。じゃあなんか適当なもの作ってあげるよ。ちょっと台所借してね」
キョン「え…おまえ料理なんてできるのか?」
国木田「ふふ。まぁ簡単なものならね。ちょっと待っててよすぐ作るから」
キョン「マジかよ…」
キョン「それが今日に限って不在なんだよ」
国木田「そうなの? じゃあもしかして何にも食べてないんじゃない? お腹減ってる?」
キョン「ああ…減って減って死にそうなんだ」
国木田「そっか。じゃあなんか適当なもの作ってあげるよ。ちょっと台所借してね」
キョン「え…おまえ料理なんてできるのか?」
国木田「ふふ。まぁ簡単なものならね。ちょっと待っててよすぐ作るから」
キョン「マジかよ…」
93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 15:56:50 ID:Ri5NwAOOP
キョン「……」
国木田「~♪」ジュワーーー
キョン(やっぱり可愛い…)
キョン(料理までできるなんて反則だろ…くそ…)
国木田「~♪」ジュワーーー
キョン(やっぱり可愛い…)
キョン(料理までできるなんて反則だろ…くそ…)
95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 16:00:06 ID:Ri5NwAOOP
国木田「はい。オムライス」コトッ
キョン「おおすげえ。めちゃくちゃ旨そうだ」
国木田「ちょっと作りすぎちゃったかも。食べれなかったら無理して食べなくていいからね」
キョン「何言ってんだよ。全部食うさ」
国木田「…ありがと」
キョン「こっちのセリフだ。ありがとうな国木田」
国木田「…うん」
キョン「おおすげえ。めちゃくちゃ旨そうだ」
国木田「ちょっと作りすぎちゃったかも。食べれなかったら無理して食べなくていいからね」
キョン「何言ってんだよ。全部食うさ」
国木田「…ありがと」
キョン「こっちのセリフだ。ありがとうな国木田」
国木田「…うん」
102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 16:03:27 ID:Ri5NwAOOP
国木田の同人誌ってないの?
105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 16:08:06 ID:Ri5NwAOOP
─────
国木田「…本当に全部食べたんだ。すごいねキョン。ホントに風邪引いてるの?」
キョン「せっかく国木田が作ってくれたんだからな…」
国木田「……」
キョン(うう…気持ち悪りい…)
キョン「…しかしさ。おまえが見舞に来てくれるとは正直思わなかったよ…」
国木田「え、なんで?」
キョン「だって…その、この前…」
国木田「…本当に全部食べたんだ。すごいねキョン。ホントに風邪引いてるの?」
キョン「せっかく国木田が作ってくれたんだからな…」
国木田「……」
キョン(うう…気持ち悪りい…)
キョン「…しかしさ。おまえが見舞に来てくれるとは正直思わなかったよ…」
国木田「え、なんで?」
キョン「だって…その、この前…」
106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 16:09:21 ID:Ri5NwAOOP
>>104
「;:丶、:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:_;:}
ト、;:;:;:丶、:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:_;:;: --―;:''"´;:_」
{::ト、:;:;:;:;:;:` '' ー―――;:;: '' "´;:;:;:;:;:;:;:;:;:;_ ,.ィ彡!
l::l 丶、:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:_,. -r==ニ二三三 }
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|| ヾ三) ,ィ三ミヲ `丶三三三三三ん',
lj ゙' ― '′ ヾ三三三ミ/ )}
| , --:.:、:.. .:.:.:.:..:.:... 三三三ツ ) /
| fr‐t-、ヽ. .:.:. '",二ニ、、 三三シ,rく /
l 丶‐三' ノ :ヾイ、弋::ノ`:.:. 三シ r'‐' /
', ゙'ー-‐' イ: : 丶三-‐'":.:.:.. 三! ,' /
', /.: ミツ/ー'′
', ,ィ/ : .:'^ヽ、.. jソ,ト、
',.:/.:.,{、: .: ,ノ 丶:::.. -、 ,ハ l、
ヽ .i:, ヽ、__, イ _`゙ヾ ノ / ,l l:ヽ
,.ゝ、ト=、ェェェェ=テアヽ } ,/ l l:.:(丶、
_r/ /:.`i ヽヾェェシ/ ゙' / ,' ,':.:.:`ヾヽ
_,,. -‐ '' " ´l. { {:.:.:.:', `.':==:'." / / /:.:.:.:.:.:.} ト―-- ,,_
一 '' "´ ',ヽ丶:.:.:ヽ、 ⌒ ,r'" / /:.:.:.:.:.:.:ノ,ノ | ``丶、
ヽ丶丶、:.:.ゝ、 ___,. イ / /:.:..:.:.:.,ィシ′ |
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|| ヾ三) ,ィ三ミヲ `丶三三三三三ん',
lj ゙' ― '′ ヾ三三三ミ/ )}
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| fr‐t-、ヽ. .:.:. '",二ニ、、 三三シ,rく /
l 丶‐三' ノ :ヾイ、弋::ノ`:.:. 三シ r'‐' /
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ヽ .i:, ヽ、__, イ _`゙ヾ ノ / ,l l:ヽ
,.ゝ、ト=、ェェェェ=テアヽ } ,/ l l:.:(丶、
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一 '' "´ ',ヽ丶:.:.:ヽ、 ⌒ ,r'" / /:.:.:.:.:.:.:ノ,ノ | ``丶、
ヽ丶丶、:.:.ゝ、 ___,. イ / /:.:..:.:.:.,ィシ′ |
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110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 16:21:00 ID:Ri5NwAOOP
国木田「……」
キョン「…あの時は…本当にすまんかった」
キョン「気持ち悪いよな…やっぱり…何考えてんだろうな俺は…」
国木田「…べ、べつに…」
キョン「ん?」
国木田「…気持ち悪くなんて…ないよ」
キョン「え…」
キョン「…あの時は…本当にすまんかった」
キョン「気持ち悪いよな…やっぱり…何考えてんだろうな俺は…」
国木田「…べ、べつに…」
キョン「ん?」
国木田「…気持ち悪くなんて…ないよ」
キョン「え…」
113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 16:24:36 ID:Ri5NwAOOP
国木田「その…あの時はびっくりして…帰っちゃったけど…」
国木田「別に嫌じゃなかった…から」
キョン「は?」
国木田「あの…」
国木田「ぼ、僕も…そうしたかった…ていうか…」
国木田「だって…僕…ずっと…」フルフル
国木田「北高選んだのだって…キョンといっしょにいたかったから…」グスッ
国木田「別に嫌じゃなかった…から」
キョン「は?」
国木田「あの…」
国木田「ぼ、僕も…そうしたかった…ていうか…」
国木田「だって…僕…ずっと…」フルフル
国木田「北高選んだのだって…キョンといっしょにいたかったから…」グスッ
116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 16:28:43 ID:Ri5NwAOOP
キョン「…国木田…」
国木田「う…ひっぐ…うう…」
キョン「……」スッ
国木田「…あ…」
ピンポーン
キョン「!!?」
ハルヒ「おじゃましまーす! キョン、入るわよ! 大丈夫!?」ドタドタ
キョン「わわっ…!」
国木田「う…ひっぐ…うう…」
キョン「……」スッ
国木田「…あ…」
ピンポーン
キョン「!!?」
ハルヒ「おじゃましまーす! キョン、入るわよ! 大丈夫!?」ドタドタ
キョン「わわっ…!」
123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 16:33:15 ID:Ri5NwAOOP
国木田「は、離れてキョン…!」
ガチャッ
ハルヒ「……」
キョン「よ、よう。わざわざ見舞にきてくれたのか」
ハルヒ「…なんで国木田がいんのよ」
キョン「なんでって…こいつも見舞に来てくれたんだよ。悪いか」
ハルヒ「ふーん。…で、何してたの?」
キョン「な…何してたのってなんだよ。何にもしてねえよ風邪引いてんだぞ」
ハルヒ「あっそ」
国木田「はは…」
ガチャッ
ハルヒ「……」
キョン「よ、よう。わざわざ見舞にきてくれたのか」
ハルヒ「…なんで国木田がいんのよ」
キョン「なんでって…こいつも見舞に来てくれたんだよ。悪いか」
ハルヒ「ふーん。…で、何してたの?」
キョン「な…何してたのってなんだよ。何にもしてねえよ風邪引いてんだぞ」
ハルヒ「あっそ」
国木田「はは…」
127: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 16:39:08 ID:Ri5NwAOOP
キョン(このクソ馬鹿野郎…余計な時にだけ気使いやがって…)
ドタドタ
キョン「?」
みくる「おじゃましまぁす…キョンくーん…大丈夫ですかぁ…?」
長門「……」
古泉「失礼します…おやおや。なんだか元気そうじゃないですか」
キョン「なんでおまえらまで来るんだよ!!」
みくる「ふぇ…うう…ご、ごめんなさい…」
キョン「あ、あ…ち、違うんです朝比奈さん…」
ドタドタ
キョン「?」
みくる「おじゃましまぁす…キョンくーん…大丈夫ですかぁ…?」
長門「……」
古泉「失礼します…おやおや。なんだか元気そうじゃないですか」
キョン「なんでおまえらまで来るんだよ!!」
みくる「ふぇ…うう…ご、ごめんなさい…」
キョン「あ、あ…ち、違うんです朝比奈さん…」
134: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 16:53:33 ID:Ri5NwAOOP
古泉「友人のお見舞いに来るのがそんなの不思議ですか? …おや、国木田君も来てたんですか。どうも」
国木田「やあ…あはは。SOS団大集合だね。それじゃ、僕はおじゃまみたいだしそろそろ帰ろうかな」
キョン「!? ちょ…ま、待ってくれ。そう言わないでもうちょっとゆっくりしていってくれよ」
キョン(これじゃあんまりだ)
国木田「え…でも…狭いし…」
ハルヒ「いいじゃない! 大勢で遊んだ方が盛り上がるわ! 今日はあんたも混ざりなさい!」
古泉「そうですね。せっかくですし、もう少しゆっくりしていってはどうですか」
みくる「そうですよぅ。みんなで遊んだ方が楽しいですぅ」
キョン「俺は一応病人なんだがな…」
国木田「そ、そう…? じゃあ…もうちょっとだけいようかなぁ」
国木田「やあ…あはは。SOS団大集合だね。それじゃ、僕はおじゃまみたいだしそろそろ帰ろうかな」
キョン「!? ちょ…ま、待ってくれ。そう言わないでもうちょっとゆっくりしていってくれよ」
キョン(これじゃあんまりだ)
国木田「え…でも…狭いし…」
ハルヒ「いいじゃない! 大勢で遊んだ方が盛り上がるわ! 今日はあんたも混ざりなさい!」
古泉「そうですね。せっかくですし、もう少しゆっくりしていってはどうですか」
みくる「そうですよぅ。みんなで遊んだ方が楽しいですぅ」
キョン「俺は一応病人なんだがな…」
国木田「そ、そう…? じゃあ…もうちょっとだけいようかなぁ」
135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 16:58:47 ID:Ri5NwAOOP
─────
みくる「あーまた古泉君がババ引いてくれましたぁ」
古泉「うふふ…朝比奈さんそういうのは言ってはダメなんですよ。困ったものです」
キョン「あはは…げほっげほっげはぁっ!!! …ほら、ハルヒもうちょっと詰めろ。国木田が狭そうだろ」
ハルヒ「何よ充分詰めてるわよ。というかあんたジャマだからベッドから降りなさいよ!」
キョン「ふざけんな!」
国木田「あ…ぼ、僕は大丈夫だから…」
長門「……」
みくる「あーまた古泉君がババ引いてくれましたぁ」
古泉「うふふ…朝比奈さんそういうのは言ってはダメなんですよ。困ったものです」
キョン「あはは…げほっげほっげはぁっ!!! …ほら、ハルヒもうちょっと詰めろ。国木田が狭そうだろ」
ハルヒ「何よ充分詰めてるわよ。というかあんたジャマだからベッドから降りなさいよ!」
キョン「ふざけんな!」
国木田「あ…ぼ、僕は大丈夫だから…」
長門「……」
142: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 17:11:46 ID:Ri5NwAOOP
─────
ハルヒ「おじゃましました! あーなかなか楽しかったわ!」
ハルヒ「キョン! 今日中に風邪なんか治して明日は学校来なさいよ! 二日続けて団活欠勤なんてしたら死刑だから!」
キョン「あれだけ騒いでおいてよく言うぜ…」
みくる「キョンくん…あの…シチュー作っておきましたから…お腹減ったら食べてくださぁい」
キョン「ありがとうございます朝比奈さん。後でおいしくいただきます」
古泉「それじゃあまた明日。部室で会いましょう」
キョン「帰れ帰れ」
長門「……」
キョン「じゃあな長門」
ハルヒ「おじゃましました! あーなかなか楽しかったわ!」
ハルヒ「キョン! 今日中に風邪なんか治して明日は学校来なさいよ! 二日続けて団活欠勤なんてしたら死刑だから!」
キョン「あれだけ騒いでおいてよく言うぜ…」
みくる「キョンくん…あの…シチュー作っておきましたから…お腹減ったら食べてくださぁい」
キョン「ありがとうございます朝比奈さん。後でおいしくいただきます」
古泉「それじゃあまた明日。部室で会いましょう」
キョン「帰れ帰れ」
長門「……」
キョン「じゃあな長門」
143: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 17:15:05 ID:Ri5NwAOOP
キョン「さてと…」チラッ
国木田「それじゃあねキョン」
キョン「え!? お、おまえも帰るのか…」
国木田「うん…これ以上風邪悪くされても困るし…今日は帰るよ」
キョン「そ、そうか…」
国木田「ていうかごめんね。騒がしくしちゃって…辛かったでしょ?」
キョン「いや、悪いのはあの馬鹿共だから。おまえはそんなの気にしなくていいぞ」
国木田「あはは」
国木田「それじゃあねキョン」
キョン「え!? お、おまえも帰るのか…」
国木田「うん…これ以上風邪悪くされても困るし…今日は帰るよ」
キョン「そ、そうか…」
国木田「ていうかごめんね。騒がしくしちゃって…辛かったでしょ?」
キョン「いや、悪いのはあの馬鹿共だから。おまえはそんなの気にしなくていいぞ」
国木田「あはは」
145: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 17:17:09 ID:Ri5NwAOOP
国木田「……」
キョン「……」
国木田「…じゃあ、また明日ね」
キョン「ああ…じゃあな」
国木田「あ…キョン待って」
キョン「? あ」
チウ
キョン「……」
国木田「…さっきの分…まだしてもらってなかったから…」
キョン「……」
国木田「…じゃあ、また明日ね」
キョン「ああ…じゃあな」
国木田「あ…キョン待って」
キョン「? あ」
チウ
キョン「……」
国木田「…さっきの分…まだしてもらってなかったから…」
146: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 17:18:40 ID:3+7w2jJq0
最近は女みたいな男が人気だなぁ
148: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 17:22:44 ID:Ri5NwAOOP
キョン「……」
国木田「じゃあねっ」
タッタッタッタッ
キョン「……」
キョン「国木田…」
国木田「じゃあねっ」
タッタッタッタッ
キョン「……」
キョン「国木田…」
151: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 17:25:40 ID:Ri5NwAOOP
キョン(……)
キョン(うう…ダメだ…国木田可愛すぎる…)
キョン(もうとてもじゃないが止まれん…もうホモだろうがショタコンだろうがどうでもいい…)
キョン(国木田…国木田…ううっ!!)ビュルビュルッ
キョン「ふう…」
キョン「絶対今日中に風邪治してやるぜ…それで明日は学校にいってやる!」
キョン「俺は国木田に会いにいくぞ!」
キョン(うう…ダメだ…国木田可愛すぎる…)
キョン(もうとてもじゃないが止まれん…もうホモだろうがショタコンだろうがどうでもいい…)
キョン(国木田…国木田…ううっ!!)ビュルビュルッ
キョン「ふう…」
キョン「絶対今日中に風邪治してやるぜ…それで明日は学校にいってやる!」
キョン「俺は国木田に会いにいくぞ!」
155: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 17:28:48 ID:Ri5NwAOOP
─────
谷口「ようキョン。風邪治ったのか」
キョン「おう。無理やり完治させた」
谷口「さすが馬鹿は風邪の治り早えーなぁ」
キョン「てめえに言われちゃおしまいだ」
国木田「おはようキョン。よかった風邪治ったんだ」
キョン「!!」
キョン「…お…う」
キョン(…あれ? なんだろ…なんか…)
谷口「ようキョン。風邪治ったのか」
キョン「おう。無理やり完治させた」
谷口「さすが馬鹿は風邪の治り早えーなぁ」
キョン「てめえに言われちゃおしまいだ」
国木田「おはようキョン。よかった風邪治ったんだ」
キョン「!!」
キョン「…お…う」
キョン(…あれ? なんだろ…なんか…)
156: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 17:31:20 ID:Ri5NwAOOP
谷口「本当は昨日俺も見舞いこうと思ったんだぜ? でもこいつが来るなっていうからよぉ。だから俺を薄情だとか思うなよ」
国木田「!! ちょ…谷口!」
谷口「? なんだよ本当じゃねーか」
国木田「あ、あはは…」
キョン「……」
国木田「!! ちょ…谷口!」
谷口「? なんだよ本当じゃねーか」
国木田「あ、あはは…」
キョン「……」
157: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 17:36:02 ID:Ri5NwAOOP
キョン(……)
キョン(なんでだ…なんか知らんけど昨日までの情熱がまったくなくなったぞ…)
キョン(…ていうか…えええ? い、今まで何考えてたんだ俺は…く、国木田と…って…)
キョン(な、なんで国木田…? だってあいつ男じゃねえか…)
キョン(おいおい冗談だろ…昨日キスしちまったぞ国木田と…)
キョン(ええええええええええぇぇぇぇぇ!?)
キョン(なんでだ…なんか知らんけど昨日までの情熱がまったくなくなったぞ…)
キョン(…ていうか…えええ? い、今まで何考えてたんだ俺は…く、国木田と…って…)
キョン(な、なんで国木田…? だってあいつ男じゃねえか…)
キョン(おいおい冗談だろ…昨日キスしちまったぞ国木田と…)
キョン(ええええええええええぇぇぇぇぇ!?)
163: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 17:38:29 ID:Ri5NwAOOP
キョン(どうなってんだいったい……ん?)
キョン(なんだ…なんかハルヒの机からはみ出してんぞ…)
キョン(……)
キョン「な…なんだこの気持ち悪りい本は…」
ハルヒ「あ、キョン風邪治ったの…って!! こら馬鹿キョン! 何勝手に見てんのよ!!」
キョン(なんだ…なんかハルヒの机からはみ出してんぞ…)
キョン(……)
キョン「な…なんだこの気持ち悪りい本は…」
ハルヒ「あ、キョン風邪治ったの…って!! こら馬鹿キョン! 何勝手に見てんのよ!!」
166: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 17:44:12 ID:Ri5NwAOOP
キョン「おい。なんだこの気色悪い本は。何のつもりだ」
ハルヒ「何って…BL本だけど?」
キョン「BL?」
ハルヒ「ボーイズ・ラヴの略よ! 返しなさいこのアホ!」
キョン「待て。なんでおまえがこんなもん持ってる」
ハルヒ「なんでって、なんかそっちの暗い子たちがこの本読んで盛り上がってたからおもしろそうだと思って貸してもらったの!」
キョン「また無理やり奪ったのか…」
ハルヒ「貸してって言ったら喜んで貸してくれたわよ。違うのも貸してあげるって言ってたわ」
ハルヒ「でももう飽きちゃった。ちょっとの間おもしろいかなと思ったけど…でもそんなこと言ってる場合じゃないのよ! 私たちは映画作らないと!」
ハルヒ「何って…BL本だけど?」
キョン「BL?」
ハルヒ「ボーイズ・ラヴの略よ! 返しなさいこのアホ!」
キョン「待て。なんでおまえがこんなもん持ってる」
ハルヒ「なんでって、なんかそっちの暗い子たちがこの本読んで盛り上がってたからおもしろそうだと思って貸してもらったの!」
キョン「また無理やり奪ったのか…」
ハルヒ「貸してって言ったら喜んで貸してくれたわよ。違うのも貸してあげるって言ってたわ」
ハルヒ「でももう飽きちゃった。ちょっとの間おもしろいかなと思ったけど…でもそんなこと言ってる場合じゃないのよ! 私たちは映画作らないと!」
172: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 17:49:04 ID:Ri5NwAOOP
キョン「……」
キョン「…おまえ…それ読んで何考えた?」
ハルヒ「は? 何よ何考えたって」
キョン「くだらねえこと考えただろう」
ハルヒ「な、なんのことよ…」
キョン「例えば俺とく…他の男がそういうことしたりとかそういう妄想を…」
ハルヒ「は、はぁ!? な、何言ってんのアンタばっかじゃないの!! この自意識過剰男! 変態! キモオタ!」
キョン「……」
キョン「…おまえ…それ読んで何考えた?」
ハルヒ「は? 何よ何考えたって」
キョン「くだらねえこと考えただろう」
ハルヒ「な、なんのことよ…」
キョン「例えば俺とく…他の男がそういうことしたりとかそういう妄想を…」
ハルヒ「は、はぁ!? な、何言ってんのアンタばっかじゃないの!! この自意識過剰男! 変態! キモオタ!」
キョン「……」
173: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 17:50:01 ID:EaUiITJ+0
これはひどい
これはひどい
これはひどい
177: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 17:55:09 ID:Ri5NwAOOP
キョン(あの馬鹿野郎…人の感情をころころ弄びやがって…)
キョン「はぁ…」
古泉「おや。どうしたんですかため息なんかついて。まだ風邪が治りきっていないんですか?」
キョン「いやそういうわけじゃない……ちょっとな……はぁ。さすがに今回はまいった」
古泉「どうされました? 涼宮さん関係のことですか」
キョン「まぁ…一応な」
古泉「話せば少しは楽になるかもしれません。僕でよければ相談にのりますよ」
キョン「……」
キョン「はぁ…」
古泉「おや。どうしたんですかため息なんかついて。まだ風邪が治りきっていないんですか?」
キョン「いやそういうわけじゃない……ちょっとな……はぁ。さすがに今回はまいった」
古泉「どうされました? 涼宮さん関係のことですか」
キョン「まぁ…一応な」
古泉「話せば少しは楽になるかもしれません。僕でよければ相談にのりますよ」
キョン「……」
181: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 18:06:03 ID:Ri5NwAOOP
─────
古泉「ほう……それはそれは。実におもしろい…いや興味深い話ですね」
キョン「興味深くねえよ。…ああどうしよう。国木田のヤツすっかり勘違いしちまってるよ…」
古泉「…しかしどうしてあなたの恋愛対象が僕ではなく国木田君だったのでしょうか…」
古泉「普通なら彼女にどちらかと言えば近い僕が選ばれそうなものですが…」
キョン「知るか。考えたくもない。というかまだ国木田でよかった。おまえだったと思ったら生きた心地がしない」
古泉「そ、そうですか…」
キョン「はあ…」
古泉「…残念ですね…ふふ。実に残念です…」
古泉「ほう……それはそれは。実におもしろい…いや興味深い話ですね」
キョン「興味深くねえよ。…ああどうしよう。国木田のヤツすっかり勘違いしちまってるよ…」
古泉「…しかしどうしてあなたの恋愛対象が僕ではなく国木田君だったのでしょうか…」
古泉「普通なら彼女にどちらかと言えば近い僕が選ばれそうなものですが…」
キョン「知るか。考えたくもない。というかまだ国木田でよかった。おまえだったと思ったら生きた心地がしない」
古泉「そ、そうですか…」
キョン「はあ…」
古泉「…残念ですね…ふふ。実に残念です…」
182: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 18:06:04 ID:Q0PxOmGt0
ちょっと待て
古泉に相談はまずいんじゃないか?w
古泉に相談はまずいんじゃないか?w
183: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 18:10:47 ID:Ri5NwAOOP
─────
長門「……」パタン
ハルヒ「それじゃ今日はこれで解散! 私は先に帰るわ! 戸締りお願いね!」バタン
みくる「じゃあ…着替えるから、先に帰っててくださぁい」
キョン「……」ノソノソ
キョン「…はぁ…」
国木田「キョン」
キョン「!? うおっ国木田! ど、どうしたんだいったい…」
国木田「うん…キョンのこと…待ってたんだ。いっしょに帰りたかったから」
長門「……」パタン
ハルヒ「それじゃ今日はこれで解散! 私は先に帰るわ! 戸締りお願いね!」バタン
みくる「じゃあ…着替えるから、先に帰っててくださぁい」
キョン「……」ノソノソ
キョン「…はぁ…」
国木田「キョン」
キョン「!? うおっ国木田! ど、どうしたんだいったい…」
国木田「うん…キョンのこと…待ってたんだ。いっしょに帰りたかったから」
184: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 18:13:12 ID:Ri5NwAOOP
キョン「待ってたっておまえ…こんな遅くまで…」
国木田「はは。いいじゃんか別に」
キョン「……」
キョン「…あの…あの、な…国木田…」
国木田「ん? なに?」
キョン「その…」
国木田「?」
キョン「……」
キョン(言えない)
国木田「はは。いいじゃんか別に」
キョン「……」
キョン「…あの…あの、な…国木田…」
国木田「ん? なに?」
キョン「その…」
国木田「?」
キョン「……」
キョン(言えない)
187: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 18:16:28 ID:Ri5NwAOOP
キョン(あれは気の迷いだったなんて言えるわけねえよ…かわいそすぎる…)
国木田「どうしたの?」
キョン「いや…」
キョン「…なんでもない。じゃ、いっしょに帰るか国木田」
国木田「うんっ」
ぎゅっ
キョン「!!」
国木田「えへへ…」
キョン「……」
キョン(…か、可愛いかも…)
キョン(もう…いいか…国木田でも…)
国木田「どうしたの?」
キョン「いや…」
キョン「…なんでもない。じゃ、いっしょに帰るか国木田」
国木田「うんっ」
ぎゅっ
キョン「!!」
国木田「えへへ…」
キョン「……」
キョン(…か、可愛いかも…)
キョン(もう…いいか…国木田でも…)
188: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 18:17:19 ID:Ri5NwAOOP
終
189: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 18:18:24 ID:Q0PxOmGt0
え?
え?
え?
191: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 18:18:40 ID:coBS2wFXO
ふざけんな
211: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 18:34:40 ID:Ri5NwAOOP
キョン「?」
キョン「ハルヒ、何読んでんだ?」
ハルヒ「!! あ、こら覗くなアホキョン!」
キョン「…な、なんだこれ…エロ本か?」
ハルヒ「ただのエロ本じゃないわよ! 百合本よ百合本!」
キョン「…レズか…どっから持ってきた」
ハルヒ「そこの気持ち悪い男共が読んでたから借りたのよ! あ、違うこれは奪い取ったわね」
キョン「返してやりなさい」
キョン「…ん? ちょっと待て。おまえまさかまた変なこと考えてないだろうな」
キョン「ハルヒ、何読んでんだ?」
ハルヒ「!! あ、こら覗くなアホキョン!」
キョン「…な、なんだこれ…エロ本か?」
ハルヒ「ただのエロ本じゃないわよ! 百合本よ百合本!」
キョン「…レズか…どっから持ってきた」
ハルヒ「そこの気持ち悪い男共が読んでたから借りたのよ! あ、違うこれは奪い取ったわね」
キョン「返してやりなさい」
キョン「…ん? ちょっと待て。おまえまさかまた変なこと考えてないだろうな」
215: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 18:38:29 ID:Ri5NwAOOP
ハルヒ「べ、別に何も考えてないわよ…」
キョン「本当だろうな…」
ハルヒ「な、何よ! 私が何考えようと勝手でしょこの馬鹿!」
キョン「……」
長門「……やめて」
みくる「お願い…お願いですぅ長門さん…ちょっとだけでいいの…」
長門「……どうしてこんなことをするの?」
みくる「だって…だってあたし…長門さんのこと…」
ペロッ
長門「!!」ピクッ
キョン「本当だろうな…」
ハルヒ「な、何よ! 私が何考えようと勝手でしょこの馬鹿!」
キョン「……」
長門「……やめて」
みくる「お願い…お願いですぅ長門さん…ちょっとだけでいいの…」
長門「……どうしてこんなことをするの?」
みくる「だって…だってあたし…長門さんのこと…」
ペロッ
長門「!!」ピクッ
219: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 18:43:04 ID:Ri5NwAOOP
みくる「はぁ…はぁ…長門さん…長門さん…」ヌギヌギ
長門「朝比奈…みくる…」
みくる「お願い…長門さんも脱いで…長門さんの体…見たい」
長門「……」ヌギッ
みくる「ああ…やっぱりキレイ…可愛い」
コンコン ガチャ
キョン「失礼しまーす……って……」
みくる「あ…」
長門「……」
キョン「……」
キョン「ブホッ!!!」ドサッ
長門「朝比奈…みくる…」
みくる「お願い…長門さんも脱いで…長門さんの体…見たい」
長門「……」ヌギッ
みくる「ああ…やっぱりキレイ…可愛い」
コンコン ガチャ
キョン「失礼しまーす……って……」
みくる「あ…」
長門「……」
キョン「……」
キョン「ブホッ!!!」ドサッ
220: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 18:44:20 ID:Ri5NwAOOP
今度こそ終
226: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 18:59:03 ID:DZ2dDI490
んじゃ
>>187からの続きで
国木田「そうだ。」
キョン「ん、なんだ?」
国木田「今日もお邪魔していいでしょう?」
キョン「え」
国木田「家だよ、キ・ミ・の・家」
キョン「んー、まぁそのなんだ・・・・」
国木田「歯切れが悪いなー。いいじゃん。決まりっ」
キョン「・・・はぁ、分かったよ」
キョン(えらく強引だな、国木田のやつ)
>>187からの続きで
国木田「そうだ。」
キョン「ん、なんだ?」
国木田「今日もお邪魔していいでしょう?」
キョン「え」
国木田「家だよ、キ・ミ・の・家」
キョン「んー、まぁそのなんだ・・・・」
国木田「歯切れが悪いなー。いいじゃん。決まりっ」
キョン「・・・はぁ、分かったよ」
キョン(えらく強引だな、国木田のやつ)
228: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 19:10:41 ID:DZ2dDI490
国木田「そうと決まれば急いで帰ろう!ほら、ボサっとしてないでさっ」ギュ
キョン「!? お、おう。」
キョン「おい、そんなに引っ張ったら転んじまうだろうがっ」
国木田「あはは キョンはほんとドン臭いなぁ」
キョン(なんでこんなに元気になってやがるんだ・・・可愛いけど)
キョン「!? お、おう。」
キョン「おい、そんなに引っ張ったら転んじまうだろうがっ」
国木田「あはは キョンはほんとドン臭いなぁ」
キョン(なんでこんなに元気になってやがるんだ・・・可愛いけど)
232: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 19:26:31 ID:DZ2dDI490
>>230
わかった。見ていてくれる人が一人でもいる限り俺は書くのをやめないぜ
何か意見があれば言ってくだしあ
国木田「とーちゃくっ」トン
キョン「まったく・・・っ、なぜ家まで走って、帰らにゃいかんのだ」ハァハァ
国木田「んー?キョンはお疲れみたいだね?」ニヤ
キョン「・・・まぁな、どっかの誰かさんのせいで走って帰ってきたせいでな」
国木田「そうかそうか」ニコニコ
キョン(ほんとテンションたけぇな・・・)
わかった。見ていてくれる人が一人でもいる限り俺は書くのをやめないぜ
何か意見があれば言ってくだしあ
国木田「とーちゃくっ」トン
キョン「まったく・・・っ、なぜ家まで走って、帰らにゃいかんのだ」ハァハァ
国木田「んー?キョンはお疲れみたいだね?」ニヤ
キョン「・・・まぁな、どっかの誰かさんのせいで走って帰ってきたせいでな」
国木田「そうかそうか」ニコニコ
キョン(ほんとテンションたけぇな・・・)
235: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 19:34:26 ID:DZ2dDI490
キョン自室
キョン「ジュースでいいか?」コト
国木田「ありがとー」ニコ
キョン「ん」
国木田「・・・・」
キョン「・・・・」
国木田「・・・・」
キョン「・・・・」
国木田「・・・えへへ」
キョン「な、なんだよ」
国木田「んー?なんでしょー」ポス
キョン「!? お、おいっ」
キョン(こいつっ 体預けてきやがった!)
すまん
ちと飯いってくる(´・ω・)
すぐ戻る
キョン「ジュースでいいか?」コト
国木田「ありがとー」ニコ
キョン「ん」
国木田「・・・・」
キョン「・・・・」
国木田「・・・・」
キョン「・・・・」
国木田「・・・えへへ」
キョン「な、なんだよ」
国木田「んー?なんでしょー」ポス
キョン「!? お、おいっ」
キョン(こいつっ 体預けてきやがった!)
すまん
ちと飯いってくる(´・ω・)
すぐ戻る
254: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 21:10:43 ID:DZ2dDI490
>>253
おう、任されて
>>235
国木田「・・・」
キョン「・・・」
国木田「 好き。」
キョン「・・・っ」
国木田「・・・僕はね、キョンのこと好きだよ?」
キョン「分かってる」
国木田「キョンは?」ジィ
キョン「・・・」ドクンドクン
国木田「・・・」
キョン「・・・俺も、好きだぞ」クシャ
国木田「・・・そうか、そっか えへへー」
国木田「ふふふ」
キョン「笑うな」ナデナデ
キョン(まさかこれ程とは・・・・・っ!)
おう、任されて
>>235
国木田「・・・」
キョン「・・・」
国木田「 好き。」
キョン「・・・っ」
国木田「・・・僕はね、キョンのこと好きだよ?」
キョン「分かってる」
国木田「キョンは?」ジィ
キョン「・・・」ドクンドクン
国木田「・・・」
キョン「・・・俺も、好きだぞ」クシャ
国木田「・・・そうか、そっか えへへー」
国木田「ふふふ」
キョン「笑うな」ナデナデ
キョン(まさかこれ程とは・・・・・っ!)
258: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 21:17:16 ID:DZ2dDI490
国木田「ふふ」
キョン「・・・」ナデナデ
国木田「んー」ギュ
キョン「お」ダキ
国木田「キョンって意外とがっしりしてるよね」
キョン「そうか?」
国木田「そうだよ・・・」ギュー
国木田(こんなにがっしりしてるなんて、今まで気づかなかったな・・・)
キョン「・・・」ナデナデ
国木田「んー」ギュ
キョン「お」ダキ
国木田「キョンって意外とがっしりしてるよね」
キョン「そうか?」
国木田「そうだよ・・・」ギュー
国木田(こんなにがっしりしてるなんて、今まで気づかなかったな・・・)
260: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 21:35:55 ID:DZ2dDI490
キョン「国木田」
国木田「んー?」
ちゅ
国木田「!?」
キョン「さっきからお前ばっかりだからな」
キョン「・・・俺も少しは甘えたってバチは当たらんだろう?」
国木田「・・・もうっ」
国木田「んー?」
ちゅ
国木田「!?」
キョン「さっきからお前ばっかりだからな」
キョン「・・・俺も少しは甘えたってバチは当たらんだろう?」
国木田「・・・もうっ」
265: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 21:56:53 ID:DZ2dDI490
何か感想いってくれるだけでも嬉しいんだぜ
キョン(ヤバイな・・・変なスイッチ入ったかも)
国木田「どうしたのさ んむ!?」
国木田(キョン・・・またっ)
国木田「んむ・・・っ、フゥ はむ」
キョン「国木田、舌出して・・・」チウ
国木田「あっ、はっ・・・えぅ」
キョン「・・・・(いいコだ)」クシャ
国木田「あむ、んっ!(・・・もう)」ジィ
キョン(ヤバイな・・・変なスイッチ入ったかも)
国木田「どうしたのさ んむ!?」
国木田(キョン・・・またっ)
国木田「んむ・・・っ、フゥ はむ」
キョン「国木田、舌出して・・・」チウ
国木田「あっ、はっ・・・えぅ」
キョン「・・・・(いいコだ)」クシャ
国木田「あむ、んっ!(・・・もう)」ジィ
273: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 22:07:22 ID:DZ2dDI490
国木田「・・・」
キョン「・・・っ」ガシッ
国木田「!?」
キョン「く、国木田・・・っ」ギュ
国木田「キョン・・・痛いよ・・・」
キョン「あ、ああ!すまない・・・・」
キョン「ガラにもなく緊張しちまってな」
国木田「ふふっ キョンみたいな鈍い人でも緊張するんだ」
キョン「茶化すな」
自分でも何書いてんだかわがんなぐなってぎただ
キョン「・・・っ」ガシッ
国木田「!?」
キョン「く、国木田・・・っ」ギュ
国木田「キョン・・・痛いよ・・・」
キョン「あ、ああ!すまない・・・・」
キョン「ガラにもなく緊張しちまってな」
国木田「ふふっ キョンみたいな鈍い人でも緊張するんだ」
キョン「茶化すな」
自分でも何書いてんだかわがんなぐなってぎただ
277: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 22:21:31 ID:DZ2dDI490
国木田「この後は?」クスッ
キョン「・・・どうしたい?」
国木田「キョンがしたいことを、してよ」
キョン「ならやることは一つ、だな」
国木田「ふふっ えろいなーキョンは」
キョン「自然な流れだと思うが?」
国木田「そうだね」
キョン「・・・どうしたい?」
国木田「キョンがしたいことを、してよ」
キョン「ならやることは一つ、だな」
国木田「ふふっ えろいなーキョンは」
キョン「自然な流れだと思うが?」
国木田「そうだね」
280: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 22:40:12 ID:DZ2dDI490
キョン「そんじゃま」
国木田「うん」
キョン「いただきます」
国木田「へへ 召し上がれ」
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・
国木田「うん」
キョン「いただきます」
国木田「へへ 召し上がれ」
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・
283: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 22:56:14 ID:DZ2dDI490
キョン(ついにヤっちまった訳だが・・・・)
国木田「スー スー」
キョン「はー」
キョン(部活の連中にはなんて言うかね・・・)
国木田「ん、キョン・・・・」ギュ
キョン(まぁ、今は考えなくていいか・・・)ナデナデ
キョン「・・・・」
国木田「・・・考え事?」
キョン「ワリ 起こしちまったか?」
国木田「ううん。それで?」
キョン「別に、ただ」
国木田「ただ?」
国木田「スー スー」
キョン「はー」
キョン(部活の連中にはなんて言うかね・・・)
国木田「ん、キョン・・・・」ギュ
キョン(まぁ、今は考えなくていいか・・・)ナデナデ
キョン「・・・・」
国木田「・・・考え事?」
キョン「ワリ 起こしちまったか?」
国木田「ううん。それで?」
キョン「別に、ただ」
国木田「ただ?」
284: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 23:00:45 ID:DZ2dDI490
キョン「お前のこと、好きだなーって」クシャ
国木田「ふふ 変なキョン」
国木田「僕も好きだよ」
終わり
すまねぇ・・勇んで書いてはみたがここが限界だったぜorz
もっと勉強して出直してくる。
読んでくれた方、ありがとうございやした><
国木田「ふふ 変なキョン」
国木田「僕も好きだよ」
終わり
すまねぇ・・勇んで書いてはみたがここが限界だったぜorz
もっと勉強して出直してくる。
読んでくれた方、ありがとうございやした><
287: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 23:44:05 ID:Ri5NwAOOP
しょうがないラブラブ完結編書くか
291: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 23:57:13 ID:Ri5NwAOOP
キョン「おう」
国木田「おはようキョン」
キョン「悪いな。待ったか?」
国木田「ううん。僕もちょうど今来たとこだよ」
キョン「そうか…」
国木田「…? な、なに?」
キョン「いや…」
キョン(こうやって見ると…なんか女に見えるなぁ)
国木田「おはようキョン」
キョン「悪いな。待ったか?」
国木田「ううん。僕もちょうど今来たとこだよ」
キョン「そうか…」
国木田「…? な、なに?」
キョン「いや…」
キョン(こうやって見ると…なんか女に見えるなぁ)
292: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/24 23:58:51 ID:XhrGKOtW0
ここに続きを楽しみにしている人民がいますよ。
293: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 00:00:13 ID:mBKAHXl7P
国木田「なんだよ」
キョン「いや、なんでもねーよ。じゃあ行こうぜ」
キョン「さてと…特に何も目的が決まってないわけだけど」
国木田「そうだねー」
キョン「どうする?」
国木田「僕はキョンの行きたいとこならどこでもいいよ」
キョン「そう言われるのが一番困るんだよな…国木田が決めてくれよ」
国木田「うーんそうだなぁ…あ、そういえば」
キョン「いや、なんでもねーよ。じゃあ行こうぜ」
キョン「さてと…特に何も目的が決まってないわけだけど」
国木田「そうだねー」
キョン「どうする?」
国木田「僕はキョンの行きたいとこならどこでもいいよ」
キョン「そう言われるのが一番困るんだよな…国木田が決めてくれよ」
国木田「うーんそうだなぁ…あ、そういえば」
294: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 00:06:12 ID:Ri5NwAOOP
キョン「?」
国木田「アバター。おもしろかった? 涼宮さんと見にいったんでしょ?」
キョン「ああ…」
国木田「おもしろくなかったの?」
キョン「うーんどうだったかな…ハルヒのヤツがうるさくて全然内容頭に入ってこなかったな」
国木田「あはは」
キョン「そういえばあの時よ、おまえ来なかったの…あれなんでなんだ? 俺あれで完全におまえに嫌われたと思ったぞ」
国木田「あ…うん…なんか恥ずかしかったから…」
国木田「アバター。おもしろかった? 涼宮さんと見にいったんでしょ?」
キョン「ああ…」
国木田「おもしろくなかったの?」
キョン「うーんどうだったかな…ハルヒのヤツがうるさくて全然内容頭に入ってこなかったな」
国木田「あはは」
キョン「そういえばあの時よ、おまえ来なかったの…あれなんでなんだ? 俺あれで完全におまえに嫌われたと思ったぞ」
国木田「あ…うん…なんか恥ずかしかったから…」
295: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 00:09:15 ID:mBKAHXl7P
キョン「なんだ…そっか…そうか。はは」
国木田「も、もういいよあの時の話は…恥ずかしいからさぁ」
キョン「なんだよ、おまえが始めたんじゃねーか」
国木田「うう…」
キョン「…じゃ、見に行くか。アバター」
国木田「え?」
国木田「も、もういいよあの時の話は…恥ずかしいからさぁ」
キョン「なんだよ、おまえが始めたんじゃねーか」
国木田「うう…」
キョン「…じゃ、見に行くか。アバター」
国木田「え?」
296: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 00:11:28 ID:771vMiJ40
俺はお前を待ってたのかもしれない
297: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 00:12:12 ID:mBKAHXl7P
国木田「いいの? だってそれじゃ…キョン二回目じゃないか」
キョン「ああ。いいよ。なにせ全然内容覚えてないしな。それにあの時は俺も国木田と見たかったから」
国木田「ホント…?」
キョン「ああ」
キョン(あの時は…な)
国木田「…ありがと、キョン」
ぎゅっ
キョン「!! さ…さっさと行こうぜ。ついでにメシ食っていこう」
国木田「うん…」
キョン「ああ。いいよ。なにせ全然内容覚えてないしな。それにあの時は俺も国木田と見たかったから」
国木田「ホント…?」
キョン「ああ」
キョン(あの時は…な)
国木田「…ありがと、キョン」
ぎゅっ
キョン「!! さ…さっさと行こうぜ。ついでにメシ食っていこう」
国木田「うん…」
300: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 00:16:45 ID:mBKAHXl7P
─────
国木田「あーおもしろかった。すごかったねー…って、キョンはもう一回見たんだもんね」
キョン「いや、充分おもしろかったぜ。さっきも言ったけど全然覚えてなかったから」
国木田「あはは。そっか。でもさすが興業収益史上1位だっけ? それだけのことはあるよ」
キョン「そうだな」
国木田「でもさ、あのシーンで主人公がさぁ…」
国木田「あーおもしろかった。すごかったねー…って、キョンはもう一回見たんだもんね」
キョン「いや、充分おもしろかったぜ。さっきも言ったけど全然覚えてなかったから」
国木田「あはは。そっか。でもさすが興業収益史上1位だっけ? それだけのことはあるよ」
キョン「そうだな」
国木田「でもさ、あのシーンで主人公がさぁ…」
302: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 00:21:32 ID:mBKAHXl7P
─────
国木田「…今日はありがと。すごい楽しかったよ」
キョン「ああ。俺もだ」
国木田「でもよかったの? また部活休んじゃって。涼宮さんに怒られるんじゃない?」
キョン「いいさ。せっかくの初デートだ。あいつに怒られるくらいは我慢する」
国木田(デート…)
国木田「…あの…キョン…」
キョン「ん?」
国木田「…今日はありがと。すごい楽しかったよ」
キョン「ああ。俺もだ」
国木田「でもよかったの? また部活休んじゃって。涼宮さんに怒られるんじゃない?」
キョン「いいさ。せっかくの初デートだ。あいつに怒られるくらいは我慢する」
国木田(デート…)
国木田「…あの…キョン…」
キョン「ん?」
303: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 00:25:05 ID:mBKAHXl7P
国木田「まだ僕…ちゃんと言ってなかったし…その…聞いてなかった…」
国木田「僕は…」
国木田「僕は…キョンのこと…好き…だよ…ずっと前から…ずっと…」
キョン「……」
国木田「でも…キョンは…僕のこと…どう思ってるの…?」
キョン「……」
キョン「…そんなもん決まってるだろ。俺だって好きだ。国木田」
国木田「!!」
国木田「僕は…」
国木田「僕は…キョンのこと…好き…だよ…ずっと前から…ずっと…」
キョン「……」
国木田「でも…キョンは…僕のこと…どう思ってるの…?」
キョン「……」
キョン「…そんなもん決まってるだろ。俺だって好きだ。国木田」
国木田「!!」
304: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 00:27:53 ID:mBKAHXl7P
国木田「……」グスッ
国木田「は…はは…ははは…」グシグシ
キョン「ど、どうした?」
国木田「いや…嬉しくて…っていうか…安心して…よかった…」
国木田「…よかった…」
キョン「そうか…」
国木田「ありがとう…キョン。また遊ぼうね」
キョン「ああ」
国木田「じゃあ…おやすみ。また明日学校でね」
キョン「じゃあな。おやすみ」
国木田「は…はは…ははは…」グシグシ
キョン「ど、どうした?」
国木田「いや…嬉しくて…っていうか…安心して…よかった…」
国木田「…よかった…」
キョン「そうか…」
国木田「ありがとう…キョン。また遊ぼうね」
キョン「ああ」
国木田「じゃあ…おやすみ。また明日学校でね」
キョン「じゃあな。おやすみ」
305: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 00:30:16 ID:mBKAHXl7P
キョン「……」
キョン「前から好きだった、か…気付かなかったな、そんなこと」
キョン「一番の友達だとは思っていたけど…あいつが…」
キョン「……」
キョン「…すまん国木田。やっぱり…俺…」
キョン「俺は…おまえのこと…仲のいい友達としか見れないよ…」
キョン「ごめん…ごめんな…」グスッ
キョン「前から好きだった、か…気付かなかったな、そんなこと」
キョン「一番の友達だとは思っていたけど…あいつが…」
キョン「……」
キョン「…すまん国木田。やっぱり…俺…」
キョン「俺は…おまえのこと…仲のいい友達としか見れないよ…」
キョン「ごめん…ごめんな…」グスッ
307: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 00:36:53 ID:mBKAHXl7P
─────
国木田「……あ、キョン」
キョン「おう」
国木田「どうしたのさ、屋上なんかに呼び出したりして」
キョン「うん…」
国木田「…なんか、話でも…あるの?」
キョン「ああ…ちょっと…な」
国木田「……」
国木田「……あ、キョン」
キョン「おう」
国木田「どうしたのさ、屋上なんかに呼び出したりして」
キョン「うん…」
国木田「…なんか、話でも…あるの?」
キョン「ああ…ちょっと…な」
国木田「……」
313: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 01:01:34 ID:mBKAHXl7P
国木田「……なに……?」
キョン「……」
キョン「長門」
長門「……」ヌッ
国木田「え、あ…長門…さん?」
キョン「国木田」
キョン「……」
キョン「長門」
長門「……」ヌッ
国木田「え、あ…長門…さん?」
キョン「国木田」
314: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 01:03:31 ID:mBKAHXl7P
キョン「ありがとうな。俺…悪いけど、やっぱりおまえの気持ちには答えてやれない」
国木田「え…」
キョン「けど嬉しかった。本当だぜ? だからこれからも…俺の…一番の親友でいてくれよな」
キョン「長門、頼む」
長門「了解した」
国木田「え…ま…」
国木田「待って…待ってよ…キョン…」
チカッッ
国木田「え…」
キョン「けど嬉しかった。本当だぜ? だからこれからも…俺の…一番の親友でいてくれよな」
キョン「長門、頼む」
長門「了解した」
国木田「え…ま…」
国木田「待って…待ってよ…キョン…」
チカッッ
315: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 01:07:41 ID:mBKAHXl7P
国木田「」ドサッ
長門「…言われた通りここ一か月…あなたが彼の唇を奪おうとした日からの彼の記憶を消去した」
キョン「その言い方は勘弁してくれ…」
長門「それと…彼のあなたに対する恋愛感情も」
キョン「……」
長門「よかったの?」
キョン「ああ…いいんだよ。そんなもん…あってもこいつが辛い目に会うだけだから…」
キョン「今まで通り…それが俺には一番なんだよ」
長門「そう…」
長門「…言われた通りここ一か月…あなたが彼の唇を奪おうとした日からの彼の記憶を消去した」
キョン「その言い方は勘弁してくれ…」
長門「それと…彼のあなたに対する恋愛感情も」
キョン「……」
長門「よかったの?」
キョン「ああ…いいんだよ。そんなもん…あってもこいつが辛い目に会うだけだから…」
キョン「今まで通り…それが俺には一番なんだよ」
長門「そう…」
317: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 01:09:49 ID:mBKAHXl7P
キョン「……」
キョン「…ごめん」
キョン「それと、ありがとな…国木田」
キョン「…ごめん」
キョン「それと、ありがとな…国木田」
319: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 01:16:16 ID:mBKAHXl7P
─────
谷口「いよーキョン。聞いてくれよ。昨日ナンパかましちゃったぜぇ。しかも超マブい二人組に」
キョン「またか。どうせ上手くいかなかったんだろ?」
谷口「ところがどっこい聞いて驚くな!」
谷口「なんとカラオケ行ってメシ食ってメルアドまでゲットしちゃったぜ!!」
キョン「ほー…マジかよ。やるじゃねえか」
キョン「…ん? 二人組? ってことは」
谷口「ああ、国木田もいたからな。さすがの俺も一人で二人は相手にできねえよ」
キョン「はは。なるほど。じゃあおまえそれはあれだ。両方とも国木田狙いだと思うぞ。おまえはオマケ」
谷口「な、なんだとてめえ!」
国木田「あはは」
谷口「いよーキョン。聞いてくれよ。昨日ナンパかましちゃったぜぇ。しかも超マブい二人組に」
キョン「またか。どうせ上手くいかなかったんだろ?」
谷口「ところがどっこい聞いて驚くな!」
谷口「なんとカラオケ行ってメシ食ってメルアドまでゲットしちゃったぜ!!」
キョン「ほー…マジかよ。やるじゃねえか」
キョン「…ん? 二人組? ってことは」
谷口「ああ、国木田もいたからな。さすがの俺も一人で二人は相手にできねえよ」
キョン「はは。なるほど。じゃあおまえそれはあれだ。両方とも国木田狙いだと思うぞ。おまえはオマケ」
谷口「な、なんだとてめえ!」
国木田「あはは」
320: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 01:20:49 ID:mBKAHXl7P
キョン「しかし国木田がナンパするとはな」
谷口「おう。そういえばおまえ昨日はいつになく積極的だったな。どういう心境の変化だ?」
国木田「え? だって…そりゃあねぇ」
国木田「僕だってそろそろ彼女欲しいもん。高二にもなったんだしさ」
キョン「……」
谷口「ほー! そうかそうか! それはなかなかいい心がけじゃねえか!」
谷口「おまえ今まで全然女に興味ない感じだったからなぁ! もしかしてそっち系の人間なんじゃないかと思ってたくらいだぜ!」
国木田「何言ってんのさバーカ」
谷口「おう。そういえばおまえ昨日はいつになく積極的だったな。どういう心境の変化だ?」
国木田「え? だって…そりゃあねぇ」
国木田「僕だってそろそろ彼女欲しいもん。高二にもなったんだしさ」
キョン「……」
谷口「ほー! そうかそうか! それはなかなかいい心がけじゃねえか!」
谷口「おまえ今まで全然女に興味ない感じだったからなぁ! もしかしてそっち系の人間なんじゃないかと思ってたくらいだぜ!」
国木田「何言ってんのさバーカ」
322: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 01:24:00 ID:mBKAHXl7P
キョン「……」
キョン「…国木田」
国木田「ん? 何?」
キョン「あ…いや…」
キョン「…なんでもない。そのナンパした子と…がんばれよな」
国木田「…? どうしたのらしくないこと言って? なんか変なキョン」
キョン「いや…はは。あはは」
国木田「あはは」
谷口「わはははは!!」
キョン「…がんばれよな」
キョン「俺たち…ずっと友達だからな」
キョン「…国木田」
国木田「ん? 何?」
キョン「あ…いや…」
キョン「…なんでもない。そのナンパした子と…がんばれよな」
国木田「…? どうしたのらしくないこと言って? なんか変なキョン」
キョン「いや…はは。あはは」
国木田「あはは」
谷口「わはははは!!」
キョン「…がんばれよな」
キョン「俺たち…ずっと友達だからな」
323: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 01:25:21 ID:mBKAHXl7P
今度こそ間違いなく終
344: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 03:29:48 ID:7sIB76P60
ガチャッ
ハルヒ「あら…?男子はまだ来てないのね」
長門「…」
スタスタ…ドスン
ハルヒ「みくるちゃん、お茶を頂戴」
みくる「はい~」
ハルヒ「ふぅ…」
ぱらぱら…
ハルヒ「あら…?男子はまだ来てないのね」
長門「…」
スタスタ…ドスン
ハルヒ「みくるちゃん、お茶を頂戴」
みくる「はい~」
ハルヒ「ふぅ…」
ぱらぱら…
345: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 03:31:35 ID:7sIB76P60
みくる「はい、どうぞ」
ハルヒ「ありがと。そこに置いといてくれる?」
みくる「随分熱心に読んでますね。何の本なんですか?」
ハルヒ「ああこれね。ねぇ…二人とも」
みくる「?」
長門「…?」
ハルヒ「BLって知ってる?」
ハルヒ「ありがと。そこに置いといてくれる?」
みくる「随分熱心に読んでますね。何の本なんですか?」
ハルヒ「ああこれね。ねぇ…二人とも」
みくる「?」
長門「…?」
ハルヒ「BLって知ってる?」
346: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 03:34:13 ID:7sIB76P60
長門(!)
みくる「びーえる…ですか?」
ハルヒ「そうよ、有希は知ってる?」
長門「…男性…おもに少年同士の恋愛を題材にした、小説などの創作ジャンルのこと…」
みくる「ひえぇっ!?…そ、それって、えっと…ホ、ホm」
みくる「びーえる…ですか?」
ハルヒ「そうよ、有希は知ってる?」
長門「…男性…おもに少年同士の恋愛を題材にした、小説などの創作ジャンルのこと…」
みくる「ひえぇっ!?…そ、それって、えっと…ホ、ホm」
347: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 03:36:29 ID:7sIB76P60
ハルヒ「…ともちょっと違うわね」
ハルヒ「面白いって騒いでるから借りてみたけど…よく読めばあんまり少女漫画と変わらないのよね」
ぱらぱら…
長門「……朝比奈みくる」ポソ
手招き手招き
みくる「えっ、はい…」
ハルヒ「面白いって騒いでるから借りてみたけど…よく読めばあんまり少女漫画と変わらないのよね」
ぱらぱら…
長門「……朝比奈みくる」ポソ
手招き手招き
みくる「えっ、はい…」
348: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 03:38:13 ID:7sIB76P60
長門「…非常にまずい」ポソポソ
みくる「え?何がですか」ポソポソ
長門「ああ言っているものの、今朝から彼女が読んだBL本の数は15冊」
みくる「ひえぇ…」
みくる「でっ、でも、別に何が好きだろうと個人の自由だし…構わないと思いますよ」
長門「顔が引きつっている」
みくる「え?何がですか」ポソポソ
長門「ああ言っているものの、今朝から彼女が読んだBL本の数は15冊」
みくる「ひえぇ…」
みくる「でっ、でも、別に何が好きだろうと個人の自由だし…構わないと思いますよ」
長門「顔が引きつっている」
349: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 03:40:13 ID:7sIB76P60
みくる「それに、本を読むことに問題は…」
長門「大有り」
長門「涼宮ハルヒがBLに熱中することによって、彼にも影響が…」
ハルヒ「ちょっと二人とも!なにこそこそ喋ってるのよ!こっちにいらっしゃい!」
長門「…」
長門「大有り」
長門「涼宮ハルヒがBLに熱中することによって、彼にも影響が…」
ハルヒ「ちょっと二人とも!なにこそこそ喋ってるのよ!こっちにいらっしゃい!」
長門「…」
350: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 03:43:06 ID:7sIB76P60
どっさり
みくる「…この本、全部BLの本なんですか?」
ハルヒ「そうよ。みくるちゃんも読む?」
みくる「えっ、わ、私はいいです…それより、そんなに面白いんですか?」
ハルヒ「う~ん、そうね…想像してたよりは面白いかもね」
ハルヒ「男同士って言っても、どうせ女みたいな男が主人公なんだと思ってたら違うのよ」
みくる「へぇ~…あれ?でもさっき、少女漫画みたいなものって…」
ハルヒ「それよ。少女漫画でも大抵は平凡な女の子が、イケメンと付き合うようになるじゃない?」
ハルヒ「だからBLも、大抵平凡な男子が、イケメンと付き合うようになるのよね。そう、例えば古泉くんと…」
みくる・長門(!!!)
―――――――その時、時は止まった
みくる「…この本、全部BLの本なんですか?」
ハルヒ「そうよ。みくるちゃんも読む?」
みくる「えっ、わ、私はいいです…それより、そんなに面白いんですか?」
ハルヒ「う~ん、そうね…想像してたよりは面白いかもね」
ハルヒ「男同士って言っても、どうせ女みたいな男が主人公なんだと思ってたら違うのよ」
みくる「へぇ~…あれ?でもさっき、少女漫画みたいなものって…」
ハルヒ「それよ。少女漫画でも大抵は平凡な女の子が、イケメンと付き合うようになるじゃない?」
ハルヒ「だからBLも、大抵平凡な男子が、イケメンと付き合うようになるのよね。そう、例えば古泉くんと…」
みくる・長門(!!!)
―――――――その時、時は止まった
351: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 03:45:17 ID:7sIB76P60
みくる(さっき長門さんが言ってたのはこういうことだったんですね…)
みくる(ここで涼宮さんがキョンくんの名前を出してしまったら…)
妄想キョン『古泉…俺、実はお前のこと…ずっと…』
妄想古泉『わかっていますよ…僕の可愛いキョンくん…』ガバッ
妄想キョン『古泉…痛い……』
みくる(そ、そんなことになったら、私とキョンくんの幸せ家族計画が…!)
みくる(ここで涼宮さんがキョンくんの名前を出してしまったら…)
妄想キョン『古泉…俺、実はお前のこと…ずっと…』
妄想古泉『わかっていますよ…僕の可愛いキョンくん…』ガバッ
妄想キョン『古泉…痛い……』
みくる(そ、そんなことになったら、私とキョンくんの幸せ家族計画が…!)
352: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 03:47:30 ID:7sIB76P60
長門(懸念していた事態になった)
長門(ここで涼宮ハルヒが彼の名を出したら…)
妄想古泉『キョンくん…僕は…僕はあなたのことを…』
妄想キョン『野暮なことを言うな、古泉。俺はちゃんとお前の気持ちをわかってる…』ガバッ
妄想古泉『キョンくん…痛いです……』
長門(…最悪の事態…これは避けるべき…)
長門(ここで涼宮ハルヒが彼の名を出したら…)
妄想古泉『キョンくん…僕は…僕はあなたのことを…』
妄想キョン『野暮なことを言うな、古泉。俺はちゃんとお前の気持ちをわかってる…』ガバッ
妄想古泉『キョンくん…痛いです……』
長門(…最悪の事態…これは避けるべき…)
353: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 04:03:11 ID:7sIB76P60
ハルヒ「キョ…「駄目」
ハルヒ「えっ…駄目って何よ、有希」
長門「最近のBLのトレンドは違う。私はBL小説を愛読しているので、トレンディーなBLをよく知っている」
みくる「(トレンディー…)そ、そうですよね、こう、少女漫画でも平凡じゃない主人公って増えてきてますし…」
ハルヒ「(トレンディー…)まぁ確かにそうだけど…じゃあ、古泉君タイプのイケメンにはどんな相手がいいのよ、有希」
ハルヒ「えっ…駄目って何よ、有希」
長門「最近のBLのトレンドは違う。私はBL小説を愛読しているので、トレンディーなBLをよく知っている」
みくる「(トレンディー…)そ、そうですよね、こう、少女漫画でも平凡じゃない主人公って増えてきてますし…」
ハルヒ「(トレンディー…)まぁ確かにそうだけど…じゃあ、古泉君タイプのイケメンにはどんな相手がいいのよ、有希」
354: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 04:05:25 ID:7sIB76P60
バタバタ
キョン「大分遅れたな…こりゃハルヒに何を言われるかわかったもんじゃ……ん?おい」
古泉「…やぁ…あなたですか」
キョン「なんだよ、お前もまだだったのか。ボーっとしてないで、さっさと部室に行かんとハルヒが…」
古泉「・・・・・・」ボーッ
キョン「…おい、どうした」
古泉「唐突に…質問してもよろしいですか?」
キョン「あー、なんでも聞いてやるから、とりあえずさっさと部室に…」
ぐいっ
キョン「!?」
古泉「ここで聞いて欲しいんです…」
キョン「どうでもいいから袖を引っ張るな。あと上目遣いも止めろ気色悪い」
キョン「大分遅れたな…こりゃハルヒに何を言われるかわかったもんじゃ……ん?おい」
古泉「…やぁ…あなたですか」
キョン「なんだよ、お前もまだだったのか。ボーっとしてないで、さっさと部室に行かんとハルヒが…」
古泉「・・・・・・」ボーッ
キョン「…おい、どうした」
古泉「唐突に…質問してもよろしいですか?」
キョン「あー、なんでも聞いてやるから、とりあえずさっさと部室に…」
ぐいっ
キョン「!?」
古泉「ここで聞いて欲しいんです…」
キョン「どうでもいいから袖を引っ張るな。あと上目遣いも止めろ気色悪い」
355: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 04:07:24 ID:7sIB76P60
古泉「・・・・・同性愛、について、どう思われますか」
キョン「」
古泉「逃げないでくださいよ」
キョン「おい、いくら積んだら袖を離す?」
古泉「こっちは真面目に質問してるんです。答えてください」
キョン「そうだな、まあ相手のことが好きなら構わないんじゃないか?俺はお前はお断りだが」
古泉「こちとらあなたなんかお断りですよ」
キョン「すごい、俺は今殺意と安堵をいっぺんに感じているぞ」
古泉「そうですよね…好きなら、性別なんて関係ないですよね…」
キョン「その通りだ、古泉。だからいいかげん袖を離してくれ」
キョン「」
古泉「逃げないでくださいよ」
キョン「おい、いくら積んだら袖を離す?」
古泉「こっちは真面目に質問してるんです。答えてください」
キョン「そうだな、まあ相手のことが好きなら構わないんじゃないか?俺はお前はお断りだが」
古泉「こちとらあなたなんかお断りですよ」
キョン「すごい、俺は今殺意と安堵をいっぺんに感じているぞ」
古泉「そうですよね…好きなら、性別なんて関係ないですよね…」
キョン「その通りだ、古泉。だからいいかげん袖を離してくれ」
356: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 04:11:01 ID:7sIB76P60
キョン「それにしても、どうしたんだ。前から怪しいとは思っていたが、とうとう男に惚れたのか」
古泉「とうとうって…まあ、惚れたというか」
「古泉っ!!」
古泉「ハッ」
キョン「!?」
谷口「そこでキョンと…何してるんだよ…」
古泉「ち、違うんです、これは…!」
キョン「ん?どうした谷口、血相を変えて…こいつに用でも」
谷口「お前は黙ってろ…」
キョン「」
キョン(何これ)
古泉「とうとうって…まあ、惚れたというか」
「古泉っ!!」
古泉「ハッ」
キョン「!?」
谷口「そこでキョンと…何してるんだよ…」
古泉「ち、違うんです、これは…!」
キョン「ん?どうした谷口、血相を変えて…こいつに用でも」
谷口「お前は黙ってろ…」
キョン「」
キョン(何これ)
358: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 04:13:39 ID:7sIB76P60
>>357
ずっと待ってるけど、来ない
谷口「見たぞ、お前がキョンの服を掴んで…縋っている所をな!」
古泉「っそれは!違うんです、彼とは何も…」
キョン「何なのこれ」
国木田「あ、いたいた、谷口」
キョン「国木田、何だこれは」
国木田「僕が聞きたいよ…いきなり『古泉ーっ』て叫んで走っていっちゃってさ…」
キョン(…またハルヒか…)
ずっと待ってるけど、来ない
谷口「見たぞ、お前がキョンの服を掴んで…縋っている所をな!」
古泉「っそれは!違うんです、彼とは何も…」
キョン「何なのこれ」
国木田「あ、いたいた、谷口」
キョン「国木田、何だこれは」
国木田「僕が聞きたいよ…いきなり『古泉ーっ』て叫んで走っていっちゃってさ…」
キョン(…またハルヒか…)
359: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 04:16:04 ID:7sIB76P60
ハルヒ「はぁ!?谷口!?」
長門「そう」
ハルヒ「全然わかんないわよ、有希!
少なくとも私は馬鹿でエロいだけの主人公になんて感情移入できないわ!」
みくる「はわわ…(長門さん、確かに彼は無理があるんじゃ…)」
長門「解かっていないのは、あなた」
ハルヒ「えっ…」
長門「古泉一樹のほうを主人公と捕らえて考えてみて」
ハルヒ「…うーん…わかったわ」
長門「容姿端麗で成績も人柄もいい主人公が」
長門「強引に迫られて、馬鹿で浮気性と評判の男と付き合い始める」
ハルヒ「……………(イラッ)」
ハルヒ「全っっ然駄目じゃない!そんなの古泉君が可哀相よ!」
長門「話はここから」
長門「そう」
ハルヒ「全然わかんないわよ、有希!
少なくとも私は馬鹿でエロいだけの主人公になんて感情移入できないわ!」
みくる「はわわ…(長門さん、確かに彼は無理があるんじゃ…)」
長門「解かっていないのは、あなた」
ハルヒ「えっ…」
長門「古泉一樹のほうを主人公と捕らえて考えてみて」
ハルヒ「…うーん…わかったわ」
長門「容姿端麗で成績も人柄もいい主人公が」
長門「強引に迫られて、馬鹿で浮気性と評判の男と付き合い始める」
ハルヒ「……………(イラッ)」
ハルヒ「全っっ然駄目じゃない!そんなの古泉君が可哀相よ!」
長門「話はここから」
360: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 04:19:18 ID:7sIB76P60
長門「色々な男と親しげにする彼に、嫉妬を募らせる主人公」
みくる(異性ならともかく…それは普通の友人関係なんじゃ…)
長門「そこで、彼の愛を再確認するイベントが起こる」
ハルヒ「…何よ?」
長門「当て馬の存在」
みくる「あぁ~、少女漫画でもお約束ですよね。主人公にずっと片思いしてた男の子!」
長門「そう、その存在によって主人公と彼氏は引き裂かれ、二人の関係は窮地に陥る」
ハルヒ「なるほど、確かにお約束の展開ね!」
ハルヒ「古泉君にずっと片思いねぇ…そうね、ここでキョ」
長門・みくる(!!!)
―――――――再び、時は止まった
みくる(異性ならともかく…それは普通の友人関係なんじゃ…)
長門「そこで、彼の愛を再確認するイベントが起こる」
ハルヒ「…何よ?」
長門「当て馬の存在」
みくる「あぁ~、少女漫画でもお約束ですよね。主人公にずっと片思いしてた男の子!」
長門「そう、その存在によって主人公と彼氏は引き裂かれ、二人の関係は窮地に陥る」
ハルヒ「なるほど、確かにお約束の展開ね!」
ハルヒ「古泉君にずっと片思いねぇ…そうね、ここでキョ」
長門・みくる(!!!)
―――――――再び、時は止まった
361: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 04:22:59 ID:7sIB76P60
みくる(せ、せっかく長門さんがいい方向に持っていってくれたのに…!)
みくる(ここで涼宮さんがキョンくんの名前を出してしまったら…)
妄想キョン『古泉…谷口はちくわなんてさせてくれないだろう?俺ならいくらだって…』
妄想古泉『…ああ…すみません、谷口君…僕は…僕はっ!』チクワ
妄想キョン『…古泉…っ…ああっ、すごい!ちくわ…』
みくる(そ、そんなことになったら、私とキョンくんの最強○×計画が…!)
みくる(ここで涼宮さんがキョンくんの名前を出してしまったら…)
妄想キョン『古泉…谷口はちくわなんてさせてくれないだろう?俺ならいくらだって…』
妄想古泉『…ああ…すみません、谷口君…僕は…僕はっ!』チクワ
妄想キョン『…古泉…っ…ああっ、すごい!ちくわ…』
みくる(そ、そんなことになったら、私とキョンくんの最強○×計画が…!)
363: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 04:24:37 ID:7sIB76P60
長門(……当て馬の配役を考えていなかった…)
長門(ここで涼宮ハルヒが彼の名を出したら…)
妄想古泉『止めてください、キョンくん…カニカマボコなんて乱暴はっ』
妄想キョン『…大丈夫だ、お前もすぐにカニカマの虜にして、谷口のことなんて忘れさせてやる』カニカマ
妄想古泉『キョンく…ああっ、カニカマらめぇー』
長門(……考えるべきではなかった…大変不快……)
長門(ここで涼宮ハルヒが彼の名を出したら…)
妄想古泉『止めてください、キョンくん…カニカマボコなんて乱暴はっ』
妄想キョン『…大丈夫だ、お前もすぐにカニカマの虜にして、谷口のことなんて忘れさせてやる』カニカマ
妄想古泉『キョンく…ああっ、カニカマらめぇー』
長門(……考えるべきではなかった…大変不快……)
364: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 04:27:12 ID:7sIB76P60
ハルヒ「n…「違いますっ!」
ハルヒ「えっ…違うって何よ、みくるちゃん」
みくる「えっと…私はトレンディーなBLとかはわからないけど…
そう、少女漫画でも当て馬は一癖ある人が多いじゃないですか!」
長門「(助かった)…その通り。トレンディーなBLでも、当て馬が平凡だとつまらない」
ハルヒ「(トレンディーって言葉が流行ってるのかしら)
うーん…じゃあ、みくるちゃん、どんなタイプが当て馬にいいと思うのよ」
ハルヒ「えっ…違うって何よ、みくるちゃん」
みくる「えっと…私はトレンディーなBLとかはわからないけど…
そう、少女漫画でも当て馬は一癖ある人が多いじゃないですか!」
長門「(助かった)…その通り。トレンディーなBLでも、当て馬が平凡だとつまらない」
ハルヒ「(トレンディーって言葉が流行ってるのかしら)
うーん…じゃあ、みくるちゃん、どんなタイプが当て馬にいいと思うのよ」
366: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 04:39:22 ID:71rwDdEq0
トwwwレWWWンwwwディwww
369: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 05:00:55 ID:7sIB76P60
谷口「お前は自分の魅力を解かっていなさすぎるんだ!」
古泉「あなたこそ…少し心配しすぎですよ!僕はあなた無しでも…」
キョン「どうすればいいんだこいつら、気持ち悪い」
国木田「ねえ、二人を止めようよ。僕、谷口にレポート貸したままだから、取り返さないと帰れないんだよ」
キョン「俺はこいつらの会話に加わりたくない」
国木田「じゃあ何でここに……袖を掴まれてるのか」
キョン「頼む国木田、こいつらを止めてくれ」
国木田「はぁ…わかったよ。ねぇ、谷口」
古泉「あなたこそ…少し心配しすぎですよ!僕はあなた無しでも…」
キョン「どうすればいいんだこいつら、気持ち悪い」
国木田「ねえ、二人を止めようよ。僕、谷口にレポート貸したままだから、取り返さないと帰れないんだよ」
キョン「俺はこいつらの会話に加わりたくない」
国木田「じゃあ何でここに……袖を掴まれてるのか」
キョン「頼む国木田、こいつらを止めてくれ」
国木田「はぁ…わかったよ。ねぇ、谷口」
370: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 05:03:08 ID:7sIB76P60
谷口「国木田…悪い、今はお前の相手をしてる暇はねえんだ」
国木田「…君はさっき、古泉君に自分の魅力を解かってないって言ってたけど」
国木田「君も十分、自分の魅力に気付いていないと思うよ…?」
谷口「国木田…?」
古泉「国木田君、あなたまさか」
キョン「なん…だと…?」
国木田「…君はさっき、古泉君に自分の魅力を解かってないって言ってたけど」
国木田「君も十分、自分の魅力に気付いていないと思うよ…?」
谷口「国木田…?」
古泉「国木田君、あなたまさか」
キョン「なん…だと…?」
371: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 05:05:35 ID:7sIB76P60
国木田「ふふ、深い意味は無いよ…じゃあね、二人とも」
スタスタ…
谷口「あ、おい!国木田…」
古泉「……僕も…そろそろ帰りますっ…」
パタパタパタッ
谷口「あ…おい、一樹!」
谷口「畜生…っ…俺は、俺はどうすればよかったんだ?キョン…」
キョン「…………」
キョン「ハルヒィイイィイイィイイィイイィィイ!!!!」
スタスタ…
谷口「あ、おい!国木田…」
古泉「……僕も…そろそろ帰りますっ…」
パタパタパタッ
谷口「あ…おい、一樹!」
谷口「畜生…っ…俺は、俺はどうすればよかったんだ?キョン…」
キョン「…………」
キョン「ハルヒィイイィイイィイイィイイィィイ!!!!」
372: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 05:11:14 ID:7sIB76P60
バタン!!
キョン「ハァ……ハァ……」
長門「…涼宮ハルヒと朝比奈みくるは帰宅した。本日の団活は終了…」
キョン「長門…こりゃ、どういうことだ」
長門「…あなたの貞操は守られたはz」
キョン「そうじゃねえよ!今日ハルヒに、何があったんだ!?」
長門「かくかくしかじか」
キョン「四角いムーブ……はぁ…つまりあいつらでホモ版少女漫画ごっこしてたわけか」
長門「本当にここまで顕著に影響が現れるのは、予想外だった」
キョン「ハァ……ハァ……」
長門「…涼宮ハルヒと朝比奈みくるは帰宅した。本日の団活は終了…」
キョン「長門…こりゃ、どういうことだ」
長門「…あなたの貞操は守られたはz」
キョン「そうじゃねえよ!今日ハルヒに、何があったんだ!?」
長門「かくかくしかじか」
キョン「四角いムーブ……はぁ…つまりあいつらでホモ版少女漫画ごっこしてたわけか」
長門「本当にここまで顕著に影響が現れるのは、予想外だった」
374: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 05:14:20 ID:7sIB76P60
長門「…」
キョン「まったく、はた迷惑な………どうした?」
長門「…古泉一樹を追いかけるべき」
キョン「へ?」
長門「急いで」
キョン「まったく、はた迷惑な………どうした?」
長門「…古泉一樹を追いかけるべき」
キョン「へ?」
長門「急いで」
375: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 05:18:28 ID:7sIB76P60
トボトボ
古泉「はぁ…」
古泉「谷口君を怒らせてしまいました…」
古泉「キョンくんには、本当に相談に乗ってもらっていただけなのに…」
古泉「まぁ、ヤキモチを妬かれていると考えると、満更でもありませんが」
古泉「…それに国木田君…あれは、どう考えたって谷口君のことを…」
古泉「でも確かに……国木田君は可愛らしいですし」
古泉「はぁ…」
古泉「…僕は、谷口君にふさわしくないのかもしれません…」
「その通り」
古泉「なっ」
古泉「はぁ…」
古泉「谷口君を怒らせてしまいました…」
古泉「キョンくんには、本当に相談に乗ってもらっていただけなのに…」
古泉「まぁ、ヤキモチを妬かれていると考えると、満更でもありませんが」
古泉「…それに国木田君…あれは、どう考えたって谷口君のことを…」
古泉「でも確かに……国木田君は可愛らしいですし」
古泉「はぁ…」
古泉「…僕は、谷口君にふさわしくないのかもしれません…」
「その通り」
古泉「なっ」
376: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 05:21:17 ID:7sIB76P60
国木田「…なんてね、ふふっ。今、帰り?」
古泉「……見てわかりませんか?」
国木田「谷口は、一緒じゃないんだ。まあ、あんな喧嘩したら、当然か」
古泉「………失礼します」
ぐいっ
古泉「!」
国木田「待ってよ」
国木田「ちょっとそこの公園で、話さない?」
古泉「……見てわかりませんか?」
国木田「谷口は、一緒じゃないんだ。まあ、あんな喧嘩したら、当然か」
古泉「………失礼します」
ぐいっ
古泉「!」
国木田「待ってよ」
国木田「ちょっとそこの公園で、話さない?」
377: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 05:24:52 ID:7sIB76P60
古泉「…(随分さびれた公園ですね)」
国木田「あれ?なんだろう、あそこの茂みに何か…」
古泉「えっ?」
ガサ…ガサ…
古泉「ちょっと国木田君、待ってくださいよ」
ガサ…ガサ…
国木田「あれ?なんだろう、あそこの茂みに何か…」
古泉「えっ?」
ガサ…ガサ…
古泉「ちょっと国木田君、待ってくださいよ」
ガサ…ガサ…
378: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 05:29:07 ID:7sIB76P60
古泉「一体ここに、何があったっt」
バチッ
古泉「かはっ!」
ドサッ
国木田「……すごいや…。スタンガンって本当に効くんだね…」
古泉「っ(…謀られましたか)」
国木田「鞄から都合よく出てきたときはびっくりしたけど…使ってみると悪くないね」
古泉「…どうする…つもりですか」
国木田「…例えば、の話だけど」
国木田「君が汚されちゃっても、谷口は君のことを好きでいてくれるかな?」
古泉「!!」
「…それまでだ」
バチッ
古泉「かはっ!」
ドサッ
国木田「……すごいや…。スタンガンって本当に効くんだね…」
古泉「っ(…謀られましたか)」
国木田「鞄から都合よく出てきたときはびっくりしたけど…使ってみると悪くないね」
古泉「…どうする…つもりですか」
国木田「…例えば、の話だけど」
国木田「君が汚されちゃっても、谷口は君のことを好きでいてくれるかな?」
古泉「!!」
「…それまでだ」
379: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 05:30:54 ID:7sIB76P60
国木田「なっ!?」
古泉「あ、あなたは…」
キョン「ふぅ…ギリギリセーフってとこか?」
古泉「キョン君…」
国木田「…どうして…ここにいることが解かったんだい?」
キョン「…それは…」
古泉「あ、あなたは…」
キョン「ふぅ…ギリギリセーフってとこか?」
古泉「キョン君…」
国木田「…どうして…ここにいることが解かったんだい?」
キョン「…それは…」
380: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 05:33:04 ID:vXi77g/U0
国木田が鬼畜wwww
383: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 06:00:23 ID:7sIB76P60
ハルヒ「えぇ!?国木田!?」
みくる「そうです!」
ハルヒ「わかんないわ、みくるちゃん!
あの可愛い系が…しかも接点のない古泉君に、片思いなんて無理があるわ!」
長門「…(確かに、彼と古泉一樹の接点は薄い…)」
みくる「それが、その…そうでもないんです!」
ハルヒ「えっ…」
みくる「国木田君が片思いしてたのは、谷口君の方になんです!」
ハルヒ「…うーん…確かに、それなら考えられなくも無いわね。あの二人はいつも一緒だし」
みくる「それに、国木田君みたいな可愛い子は、実は腹黒いのが定番ですし」
みくる「頭を使って二人の仲を引き裂こうとするんです!」
ハルヒ「ふーん…面白くなって来たじゃない!でも具体的にどうするの?」
長門「ここからはトレンディーBLに詳しい私が、話を提案したい」
ハルヒ「出たわね、トレンディー」
みくる「そうです!」
ハルヒ「わかんないわ、みくるちゃん!
あの可愛い系が…しかも接点のない古泉君に、片思いなんて無理があるわ!」
長門「…(確かに、彼と古泉一樹の接点は薄い…)」
みくる「それが、その…そうでもないんです!」
ハルヒ「えっ…」
みくる「国木田君が片思いしてたのは、谷口君の方になんです!」
ハルヒ「…うーん…確かに、それなら考えられなくも無いわね。あの二人はいつも一緒だし」
みくる「それに、国木田君みたいな可愛い子は、実は腹黒いのが定番ですし」
みくる「頭を使って二人の仲を引き裂こうとするんです!」
ハルヒ「ふーん…面白くなって来たじゃない!でも具体的にどうするの?」
長門「ここからはトレンディーBLに詳しい私が、話を提案したい」
ハルヒ「出たわね、トレンディー」
384: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 06:04:32 ID:7sIB76P60
長門「ずばり、彼が逆恨みで古泉一樹を襲うのがトレンディー」
みくる(…結構、体格的に無理がある気がします)
長門「その際には腹黒く、スタンガンなどの凶器を用いて体の自由を奪うとナウい」
みくる(ナウい…そしてフォローが入りました…。長門さん、心を読んだりしてませんよね…)
ハルヒ「(ナウい…)確かに、主人公が襲われるっていうのは、少女漫画の鉄板よね」
長門「そう。それに加えて、可愛らしい容姿の彼が乱暴なことを行うというギャップが、乙女心を掴む」
長門「どうせならより非道に、公園などの野外で襲うとイマドキ」
ハルヒ「有希ってば、結構大胆ね!でも、なんとなくトレンディーBLがわかった気がするわ!」
みくる(…結構、体格的に無理がある気がします)
長門「その際には腹黒く、スタンガンなどの凶器を用いて体の自由を奪うとナウい」
みくる(ナウい…そしてフォローが入りました…。長門さん、心を読んだりしてませんよね…)
ハルヒ「(ナウい…)確かに、主人公が襲われるっていうのは、少女漫画の鉄板よね」
長門「そう。それに加えて、可愛らしい容姿の彼が乱暴なことを行うというギャップが、乙女心を掴む」
長門「どうせならより非道に、公園などの野外で襲うとイマドキ」
ハルヒ「有希ってば、結構大胆ね!でも、なんとなくトレンディーBLがわかった気がするわ!」
385: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 06:05:47 ID:v6L7H14M0
万能だなトレンディー
388: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 06:09:25 ID:7sIB76P60
キョン「(長門め…とんでもない提案しやがって)…禁則事項…だな」
国木田「…ふーん…まあいいや」
バチバチッ
キョン「!」
国木田「…でも、僕は諦めるつもりはないんだ。キョン」
キョン(おいおい、マジでスタンガンじゃねーか…)
国木田「中学以来の友達に、乱暴はしたくない…。解かってもらえないかな、キョン」
キョン「フッ…」
キョン「俺だって、中学以来の友人が、性犯罪者になるのを見過ごせなくて止めに来たんだぜ」
国木田「…余計なお世話だよ…」
国木田「…ふーん…まあいいや」
バチバチッ
キョン「!」
国木田「…でも、僕は諦めるつもりはないんだ。キョン」
キョン(おいおい、マジでスタンガンじゃねーか…)
国木田「中学以来の友達に、乱暴はしたくない…。解かってもらえないかな、キョン」
キョン「フッ…」
キョン「俺だって、中学以来の友人が、性犯罪者になるのを見過ごせなくて止めに来たんだぜ」
国木田「…余計なお世話だよ…」
389: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 06:13:58 ID:7sIB76P60
キョン「今だ!古泉を連れて逃げろ、谷口!」
国木田「なっ…」
バチッ
国木田「なっ…」
バチッ
390: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 06:17:40 ID:7sIB76P60
国木田「キョン…痛いよ……」
キョン「悪い…手元が狂った…お前に当たるとは思わなかったんだ」
国木田「……罰が当たっちゃったかな。
よりによって谷口の名前を出すなんて、動揺を誘うためにしても酷いよ」ジワ…
キョン「…国木田…」
国木田「グスッ…僕は本当に……谷口の…こ…と……」スゥ…
ガサガサ
長門「……」
キョン「悪い…手元が狂った…お前に当たるとは思わなかったんだ」
国木田「……罰が当たっちゃったかな。
よりによって谷口の名前を出すなんて、動揺を誘うためにしても酷いよ」ジワ…
キョン「…国木田…」
国木田「グスッ…僕は本当に……谷口の…こ…と……」スゥ…
ガサガサ
長門「……」
391: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 06:19:20 ID:7sIB76P60
キョン「大丈夫なのか?」
長門「大丈夫。古泉一樹も、彼も、情報操作によって記憶は改変しておいた。体の傷も問題は無い」
キョン「そうか…じゃあついでに頼む。俺の記憶も改変してくれ」
キョン「いくら友人を助けるためでも、あのホモ劇場に加わってしまって自己嫌悪で死にそうだ」
長門「…元から、そのつもり」
長門「大丈夫。古泉一樹も、彼も、情報操作によって記憶は改変しておいた。体の傷も問題は無い」
キョン「そうか…じゃあついでに頼む。俺の記憶も改変してくれ」
キョン「いくら友人を助けるためでも、あのホモ劇場に加わってしまって自己嫌悪で死にそうだ」
長門「…元から、そのつもり」
392: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 06:20:01 ID:vXi77g/U0
スレタイwwww
393: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 06:21:48 ID:7sIB76P60
【翌日】
♪~~
キョン「ん…………何だ……まだ6時前じゃねーか…」
着信画面『涼宮ハルヒ』
ピッ
キョン「…・……どうした…」
ハルヒ「ちょっと!ニュースよ、ニュース!!」
キョン「……こんな朝っぱらに、何が起きたっていうんだよ…」
ハルヒ「谷口が警察に捕まったの!」
♪~~
キョン「ん…………何だ……まだ6時前じゃねーか…」
着信画面『涼宮ハルヒ』
ピッ
キョン「…・……どうした…」
ハルヒ「ちょっと!ニュースよ、ニュース!!」
キョン「……こんな朝っぱらに、何が起きたっていうんだよ…」
ハルヒ「谷口が警察に捕まったの!」
394: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 06:23:10 ID:7sIB76P60
キョン「はぁ!?な、なんでだよ!!」
ハルヒ「なんでも、古泉君の家に不法侵入しようとしたらしいわ」
キョン「古泉ぃ!?」
ハルヒ「そう!なんとあいつホモだったみたいでね?」
ハルヒ「自分と古泉君は恋人関係で、無視する古泉君が悪いんだって言って~」
長門「情報操作し忘れていた」
おわり
ハルヒ「なんでも、古泉君の家に不法侵入しようとしたらしいわ」
キョン「古泉ぃ!?」
ハルヒ「そう!なんとあいつホモだったみたいでね?」
ハルヒ「自分と古泉君は恋人関係で、無視する古泉君が悪いんだって言って~」
長門「情報操作し忘れていた」
おわり
401: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/25 09:09:18 ID:qT0JQsCL0
乙、面白かったよ~
スレッドURL: http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1266956852/
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