ドラッグ オン ドラグーン3 討鬼伝

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ジャン「なんで俺がクリスタと……」

http://blog-imgs-56.fc2.com/s/s/i/ssipaimatome/jfhjgfjghk.jpg
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 18:07:15 ID:gvUvlMUEI
ジャン「二人きりなんだよ……」

クリスタ「……」

ジャン「ああ……」

ジャン「どうしてこうなった……」


2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 18:08:31 ID:gvUvlMUEI
前日


ジャン「は?俺がクリスタに……」

クリスタ「立体機動を!?」

ユミル「そ」

ジャン「なんで俺が……」

ミカサ「ジャンは立体機動ではトップクラス」

ミカサ「私でも敵わないことがある」

ジャン「そ、そうか?」テレテレ

ユミル「んで、クリスタはまだ少し」

ユミル「立体機動が苦手なんだよな?」

クリスタ「そ、そうだけど……」

ユミル「ならいい機会だ」

ユミル「ジャンに色々教えてもらいな」

3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 18:10:32 ID:gvUvlMUEI
ライナー「おい、ちょっと待て」

ベルトルト「そういうことなら僕だって……」


グニッ


ライナー「いでっ!?」

ベルトルト「!!」

アニ「……」

ユミル「ま、そういうことだ」

ユミル「よろしく頼んだぞ、ジャン」

ジャン「え、ちょ……勝手に決めてんじゃねえ!」

6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 18:12:40 ID:gvUvlMUEI
アルミン「まあまあ二人とも」ヒソヒソ

アルミン「落ち着いて」ヒソヒソ

ライナー「落ち着けるか!」ヒソヒソ

ベルトルト「よくも僕のクリスタを……」ヒソヒソ

アルミン「いやいや、ものは考え様だよ」ヒソヒソ

ライナー「……?」

アルミン「ジャンはミカサ一筋なんだ」ヒソヒソ

アルミン「クリスタに手を出すことはまず無いよ」ヒソヒソ

ベルトルト「……まぁ確かに」ヒソヒソ

ライナー「そうかもしんねえけどよ……」ヒソヒソ

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 18:17:07 ID:gvUvlMUEI
ユミル(正直、クリスタと離れ離れになるのは嫌だが)

ユミル(変態どもから守られると思えば……)


ミカサ(鬱陶しいジャンを遠ざけ)

ミカサ(エレンに付く虫も排除)

ミカサ(これは私にとっても一石二鳥)グッ


アニ(……)

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 18:23:03 ID:gvUvlMUEI
アルミン(……まぁ、女子が考えてることは)

アルミン(大体察しがつくけれど……)


ライナー「ぐぬぬぬ……!」

ベルトルト「くうっ……!」

エレン「お、おい……大丈夫かよお前ら」

アルミン(……本当に大丈夫かなあ)

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 18:30:03 ID:gvUvlMUEI
ジャン「はぁ……」

クリスタ「……」

クリスタ(またため息ついてる)

ジャン「……」

クリスタ(そんなに私といるのが嫌なのかな)

ジャン「……」

クリスタ(……私だって)

クリスタ(ほとんど話したこともないし)

ジャン「……」

クリスタ(正直怖いんだよね……この人)

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 18:37:02 ID:gvUvlMUEI
ジャン「……あー、くそっ!」

ジャン「あれこれ考えたって仕方ねえ!」

クリスタ「!」

ジャン「やるぞ、クリスタ!」

ジャン「まずは俺に立体機動を見せてみろ!」

クリスタ「えっ……う、うん!」

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 18:41:08 ID:gvUvlMUEI
シュッ…

バシューーッ!

スタッ


クリスタ「……ど、どうかな」

ジャン「ああ」

ジャン「ダメだな」

クリスタ「うっ……」

クリスタ(そんなにストレートに言わなくても……)

ジャン「無駄な動きが多い」

ジャン「それと、力み過ぎだ」

クリスタ(……わかってるよ)

クリスタ(でも、一体どう直せばいいのか……)

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 18:47:04 ID:gvUvlMUEI
ジャン「ゆりかごだ」

クリスタ「……え?」

ジャン「通常、アンカーを固定してガスを噴出させれば」

ジャン「あとは勝手に導いてくれる」

ジャン「お前の場合……」

ジャン「無意識のうちに、それに抗おうとしてるんだ」

クリスタ「……!」

ジャン「だからここは……」

ジャン「ゆりかごにいるような気持ちで、全身を預けろ」

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 18:51:20 ID:gvUvlMUEI
クリスタ(ゆりかご……)

クリスタ(変な例え……)


ジャン「……」


クリスタ(でも……)


ジャン「……」


クリスタ(……)

クリスタ(ゆりかご……ゆりかご……)

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 19:00:02 ID:gvUvlMUEI
シュッ…

バシューーッ!

スタッ


クリスタ「!!」

クリスタ(えっ……!?)

ジャン「お、良いぞ」

ジャン「そんな感じだ」

クリスタ(えっ……すごい!)

クリスタ(飛距離が伸びた!)

ジャン「よし」

ジャン「その調子でどんどんやってみろ」

クリスタ「う、うん!」

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 19:09:02 ID:gvUvlMUEI
数日後


コニー「クリスタのやつ」

コニー「急に立体機動上手くなったよな」

エレン「ああ、ジャンが付きっきりで指導してるからな」

コニー「は!? ジャンが!?」

アルミン「う、うん……」

コニー「どういう風の吹きまわしだよ……」

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 19:15:05 ID:gvUvlMUEI
アルミン(……僕も最初は)

アルミン(どうなることかと思ったけど……)


ジャン「ダメだ、やり直し」

クリスタ「は、はい!」


アルミン(案外ジャンって)

アルミン(教官とか向いてるのかも)

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 19:25:04 ID:gvUvlMUEI
ジャン「ここをもっと……」

クリスタ「うん」


アルミン(……)

アルミン(……あれ)

アルミン(でもなんでだろう)


ジャン「もう一回!」

クリスタ「はい!」


アルミン(……なんだか少し)

アルミン(嫌な予感がするよ……)

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 19:30:12 ID:gvUvlMUEI
シュッ…

バシューーッ!

スタッ


クリスタ「……こ、今度はどうかな?」

ジャン「おお」

ジャン「大分上達したな」

クリスタ「……!」パアアア

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 19:33:12 ID:gvUvlMUEI
ジャン「でも、まだダメだ」

クリスタ「ぇ……」シュン…

ジャン「無駄な動きはかなり減ったが」

ジャン「力が抜け切ってない」

クリスタ「……」

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 19:40:01 ID:gvUvlMUEI
クリスタ「どうすればいいの……?」

ジャン「恐怖心の克服だ」

クリスタ「きょ、恐怖心……?」

ジャン「見たところ……お前はまだビビってんだよ」

ジャン「立体機動の高スピードに」

クリスタ「……!」

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 19:43:47 ID:gvUvlMUEI
クリスタ「で、でも……」

クリスタ「怖いものは怖いし……」

ジャン「……」

ジャン「はぁ……」

クリスタ(ううっ……またため息……)

クリスタ(さすがに呆れちゃったのかな……)

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 19:50:01 ID:gvUvlMUEI
ジャン「……ったく、しょうがねえな」

クリスタ(うぅ……)

ジャン「練習方法を変えてみるか」

クリスタ「……えっ」

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 19:58:40 ID:gvUvlMUEI
ジャン「おい、とりあえずどこでもいいから」

ジャン「アンカー固定してみろ」

クリスタ「え……う、うん」


シュッ…

バシッ!


クリスタ「……固定したよ?」

ジャン「よし、それじゃ……」

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 20:00:54 ID:gvUvlMUEI
クリスタ「!?」

ジャン「あ? 何だよ」

クリスタ「何だよじゃないよ!」

クリスタ「何やってるの!?」

ジャン「いいから、ゴタゴタ言ってねえで」

ジャン「俺に飛び込んでこい」

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 20:01:33 ID:gvUvlMUEI
クリスタ「そ、そんなの危ないよ!」

クリスタ「軌道のど真ん中じゃない!」

ジャン「アホか、本当に飛び込むんじゃねえよ」

ジャン「俺の目の前でギリギリ止まるんだ」

クリスタ「ええっ!?」

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 20:02:58 ID:gvUvlMUEI
ジャン「立体機動にはコントロール能力も不可欠だ」

ジャン「それを鍛えるんだよ」

クリスタ「……!」

ジャン「コントロール能力が鍛えられれば」

ジャン「操作にも自信がつく」

ジャン「そうすれば……恐怖心も克服できる」

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 20:04:09 ID:gvUvlMUEI
ジャン「それにお前……俺のこと怖がってるだろ?」

クリスタ「えっ……!?」

ジャン「見え見えなんだよ」

クリスタ「……!」

ジャン「そんなに俺が怖いなら」

ジャン「正面から向かってこい」

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 20:07:45 ID:gvUvlMUEI
クリスタ(うぅっ……)

クリスタ(ジャンを怖がってること……やっぱりバレてたんだ)

ジャン「……」

クリスタ(目が怖い……)

クリスタ(や、やっぱりこんなの……)

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 20:12:20 ID:gvUvlMUEI
『あれこれ考えたって仕方ねえ!』

『恐怖心の克服だ』




クリスタ(……いや、何を考えるの。クリスタ・レンズ)

クリスタ(これは私のための訓練じゃない……)

ジャン「……」

クリスタ(ジャンは自分の時間を削って)

クリスタ(私に付き合ってくれてるのに……)

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 20:15:30 ID:gvUvlMUEI
ジャン「あん? どうした」

ジャン「さっさと来いよ」

クリスタ(うん、そうだよ……女は度胸!)

クリスタ(覚悟決めなきゃ……!)


クリスタ「行くよ……ジャン!」

43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 20:17:48 ID:gvUvlMUEI
シュッ…

バシューーッ!


クリスタ(女は……)

クリスタ(度胸!!)


バシューーッ!


ジャン「!」

クリスタ(え……!? あ……あっ……)

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 20:22:04 ID:gvUvlMUEI
ドガッ!!


ジャン「……っ!」

クリスタ「あいたっ……!」

クリスタ(ど、どうしよう!)

クリスタ(本当に飛び込んじゃった!)

ジャン「……っつー……」

ジャン「……おい」

クリスタ(……!)

クリスタ(怒られる……!)

47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 20:27:55 ID:gvUvlMUEI
ポン


ジャン「大丈夫か?」

クリスタ「……えっ」

ジャン「まさか本当に飛び込んでくるなんてよ……」

ジャン「大したやつだな、お前」


ワシャワシャ


クリスタ「……!!」

ジャン「……ま、これで恐怖心は克服できただろ」

ジャン「コントロールはまだまだだけどな」

クリスタ「……!……!」

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 20:30:16 ID:gvUvlMUEI
ジャン「……どうした?」

ジャン「顔真っ赤だぞ?」

クリスタ「!!」

ジャン「あ? 何だよ急に顔逸らして」

クリスタ「な、何でもない!」

ジャン「……?」

クリスタ「……とりあえず、今日はありがと」

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 20:36:46 ID:gvUvlMUEI
数日後


ジャン「よう」

クリスタ「!」

ジャン「悪りぃな、待たせちまって」

クリスタ「う、ううん!いいのいいの!」

クリスタ「誘ったのは私だし!」

ジャン「おう、そうか」

クリスタ「ごめんね、せっかくの特別休暇なのに」

ジャン「あーいいよ別に。どうせやることなかったし」

55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 20:40:09 ID:gvUvlMUEI
ライナー「……なあ、アルミンよぉ」

ベルトルト「あれはどういうことなのかな……?」

アルミン(ああ……ああ……)

アルミン(ついに恐れていたことが起こってしまった……)

ユミル「ち、ちくしょう、ジャンのやつ……!」

ユミル「クリスタには気が無いんじゃなかったのかよ!?」

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 20:44:19 ID:gvUvlMUEI
エレン「……何話してんだ?お前ら」

アルミン「エレンは本当に気楽でいいよね……」

エレン「?」

アルミン「……ていうか、なんでミカサまでいるの」

ミカサ「エレンがいるところなら、私はどこへでも行く」

アルミン「……あ、そう」

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 20:47:47 ID:gvUvlMUEI
エレン「つーかお前ら、なんでコソコソ隠れてんだよ」

エレン「せっかくだからジャンとクリスタ連れて飯行こうぜ」

ライナー「ばっ、バカ!よせ!」

ベルトルト「見つかっちゃうだろ!」

エレン「は?何言って……」

アルミン(ああ、もう……)

アルミン(胃が痛いよ……)

59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 20:52:39 ID:gvUvlMUEI
カランカラン♪


店員「いらっしゃいませ!」

店員「2名様ですか?」

クリスタ「あっ、はい!そうです!」

店員「こちらへどうぞー」

66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 21:01:26 ID:gvUvlMUEI
クリスタ「へへへ……」

クリスタ「なかなかいい所でしょ」

ジャン「まぁ……そうだな」

クリスタ「……? どうしたの?」

ジャン「いや……」

ジャン「だってこの店の客……」


キャッキャッ
ウフフ…


女「はいっ、あーん♪」

男「あーん♪」



ジャン「……カップルばっかりじゃねえか」

72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 21:06:35 ID:gvUvlMUEI
クリスタ「……う、うん」

クリスタ「そうみたいだね……」モジモジ

ジャン「女ってのは、こういう店が好きなのか?」

クリスタ「えっ……う、うん」

クリスタ「そうかな……えへへ」モジモジ

ジャン「ほーう……」

ジャン(……)

ジャン(今度ミカサを誘ってみるか)グッ

73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 21:07:14 ID:Sj+hiSxZ0
エレンは絶対ミカサに惚れてる

77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 21:08:37 ID:F2YlLVhP0
>>73
アッカーマン訓練兵、配置に戻れ!

76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 21:08:21 ID:LizHcyuB0
作者もジャンイチオシだもんな
アニメで随分オリジナルシーンあるし

85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 21:15:50 ID:gvUvlMUEI
ライナー「お、おい!おいいい!」

ベルトルト「なんだあれは!なんだあれは!」

アルミン「グエッ……く、苦しいよ……」

ユミル「くそっ、くそっ!こんなはずでは!」ギュゥゥゥ

アルミン「ユ、ユミル……痛い、痛いって!」

エレン「あの二人、いつの間に仲良くなってたんだ?」

ミカサ「私も意外。これは驚き」

アルミン(ちくしょう……人の気も知らないで……!)

87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 21:20:38 ID:gvUvlMUEI
クリスタ「さっ、今日は私の奢りだよ!どんどん食べてね!」

ジャン「奢り?マジでか」

クリスタ「うん!今日は練習に付き合ってもらったお礼だからね!」

ジャン「そ、そうか」

ジャン「じゃあお言葉に甘えて……」

クリスタ「えへへへ」

ジャン(ラッキー!金欠だったから助かったぜ)

88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 21:24:46 ID:gvUvlMUEI
30分後


ジャン「ぷはーっ、食った食った」

クリスタ「美味しかった?」

ジャン「いっつも味気ない食事だったからな」

ジャン「最高だったぜ」

クリスタ「そ、そう?よかった……えへへ」

89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 21:26:40 ID:gvUvlMUEI
店員「そろそろデザートをお持ちいたしますか?」

クリスタ「あっ、お願いします」

店員「かしこまりました」

店員「どうぞごゆっくり」

90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 21:27:42 ID:U4GzaXCW0
ジャン死ねよ

91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 21:28:24 ID:gvUvlMUEI
ジャン「……」

クリスタ「……? どうしたの、ジャン」

ジャン「……なあクリスタ」

クリスタ「?」

ジャン「お前って……」

ジャン「なんで入隊したんだ?」

92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 21:31:24 ID:gvUvlMUEI
クリスタ「えっ……」

ジャン「いや、今の店員とのやり取り見てて思ったんだよ」

ジャン「お前ってやっぱり兵士って感じじゃねえなって」

クリスタ「え……」

クリスタ「……そうかな」

ジャン「ああ」

ジャン「普通の女の子って感じだ」

クリスタ「……」

95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 21:35:15 ID:gvUvlMUEI
ジャン「……俺が入隊したのはな」

ジャン「憲兵団に入るためだ」

クリスタ「……うん、知ってる」

ジャン「頑張って成績上位10番以内に入って」

ジャン「安全な内地へ行く」

ジャン「そのために入隊したんだ」

97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 21:38:17 ID:gvUvlMUEI
クリスタ「立派な動機だと思うよ」

ジャン「だろ?そうだよな?」

クリスタ「……?」

ジャン「なのにあいつは……」

ジャン「そんな俺を、ことごとく馬鹿にしやがる」

クリスタ「……エレンのこと?」

ジャン「ああ」

100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 21:45:32 ID:gvUvlMUEI
ジャン「巨人から逃げるなんて卑怯だの……」

ジャン「内地に行かなくてもお前は快適だ、だの……」

ジャン「しょっちゅう俺に突っかかってきやがる」

クリスタ「……でも、それはジャンも同じでしょ」

ジャン「……ああ、そうだよ」

ジャン「死に急ぎ野郎だの、頭湧いてるだの……」

ジャン「俺もしょっちゅう喰ってかかってるさ」

105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 21:49:48 ID:gvUvlMUEI
クリスタ「やっぱりジャンは、エレンのこと嫌いなんだね」

ジャン「ああ、本当大嫌いだぜ」

ジャン「顔見ただけで殴りたくなってくる」

クリスタ「ははは」

ジャン「……でもな、それだけじゃねえんだ」

クリスタ「……?」

ジャン「あいつを見てると……やるせない気持ちになるのさ」

111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 21:54:36 ID:gvUvlMUEI
クリスタ「……やるせない気持ち?」

ジャン「知ってるか?エレンってよ」

ジャン「夕食のあと、こっそり抜けてどっか行ってるんだぜ」

クリスタ「そうなの?」

ジャン「ああ」

クリスタ「でもそれって規則違反じゃ……」

ジャン「俺もそう思ってよ……一回だけ後を尾けてみたんだ」

ジャン「教官にチクってやるつもりでな」

113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 22:00:36 ID:gvUvlMUEI
ジャン「どうせこっそり町に出て母ちゃんにでも会ってくるんじゃねえか……」

ジャン「ニヤニヤしながら俺が目にしたものは……」

ジャン「全く違った」

クリスタ「えっ……」

ジャン「あいつ……走ってやがったんだよ」

ジャン「訓練場の周りを……」

ジャン「ゼエゼエいいながらな」

115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 22:08:05 ID:gvUvlMUEI
クリスタ「……!」

ジャン「最初のころは本当に嫌いだった」

ジャン「とんだ口だけ野郎もいたもんだってな」

クリスタ「……」

ジャン「でもよ……俺たちは今日まで耐えてきた」

ジャン「血を吐くような思いをしながら」

ジャン「そうだろ?」

クリスタ「うん……」

121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 22:12:57 ID:gvUvlMUEI
ジャン「そういう意味では……あいつのことを認めてるんだ」

ジャン「だからこそ、あんなこと言われると腹が立ってよ」

ジャン「あいつを見てるともう……痛々しくてダメだ」

クリスタ「ジャン……」

ジャン「死に急ぎ野郎って言ったのも、もちろん半分は本心さ」

ジャン「でももう半分は……」

124: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 22:17:38 ID:gvUvlMUEI
クリスタ「……」

ジャン「まぁこんなこと……あいつの前では」

ジャン「口が裂けても言わねえけどな」

クリスタ「……」






ライナー「……」

ベルトルト「……」

ユミル「……」

アルミン「……」

ミカサ「……」

エレン「……あいつ」

126: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 22:20:53 ID:gvUvlMUEI
店員「あの……」

店員「そろそろお会計の方、よろしいですか?」

クリスタ「えっ、あ、ああ、はい!」

ジャン「……いや、やっぱり俺が払う」

クリスタ「えっ、でも……」

ジャン「いいんだ」

ジャン「なんか知らねーけど……今日は気分がいいからよ」

127: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 22:28:27 ID:gvUvlMUEI
翌日


クリスタ「おはよう、ジャン」

ジャン「おう」

クリスタ「昨日はごめんね……結局奢ってもらっちゃって」

ジャン「ああ、気にすんな。俺が払うって言ったんだから」

クリスタ「うん……」

ジャン「……?」

クリスタ「あ、あのねっ」

クリスタ「もしよかったら、また……」

128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 22:31:56 ID:gvUvlMUEI
エレン「おい」

ジャン「!」

エレン「……正直、俺はまだお前のことが気に入らない」

ジャン「は?」

ジャン「何だよてめぇ……朝からケンカ売ってんのか?」

エレン「そうじゃねえよ。ただ……」

ジャン「あ?」

エレン「……」

エレン「……悪かったな」

130: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 22:34:44 ID:gvUvlMUEI
ジャン「……?」

ジャン「何だよあいつ……」

クリスタ「……ジャ、ジャン?」

ジャン「ん? おお、悪りぃな、話の腰折っちまって」

クリスタ「ううん!いいのいいの!」

クリスタ「今度一緒にまた……」

131: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 22:39:32 ID:gvUvlMUEI
ミカサ「ジャン」


ジャン「……!? ミ、ミカサ!」

クリスタ「……!」

ミカサ「私も悪かった」

ジャン「な、なんでミカサが謝るんだよ?」

ミカサ「私もあなたを誤解していた」

ミカサ「あんな風に思ってくれていたなんて」

ジャン「??」

ミカサ「少しだけ、見直した」

132: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 22:43:11 ID:gvUvlMUEI
ジャン(えっ……えっ、どういうことだ!?)

ジャン(ミカサが俺のこと見直した!?)

ジャン(えっ、えっ)

ジャン(脈ありってことか!?)


クリスタ「……」

ジャン「お、おお、悪いなクリスタ」

ジャン「それで、一体何の話だったんだ?」

134: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 22:47:16 ID:gvUvlMUEI
クリスタ「……」

ジャン「……クリスタ?」

クリスタ「……ううん」

クリスタ「やっぱり何でもない」ニコッ

ジャン「?」



教官「こら!さっさとしろノロマ共!」

教官「訓練の時間だぞ!」


クリスタ「……ほら」

クリスタ「早く行こ?」

ジャン「……? お、おう」


おしまい

135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 22:57:56 ID:JKFkGeZu0

ジャンかっこいい

138: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 23:04:47 ID:SXJnXy1HO
>>1
ほのぼのしたのも良いな
104期生は全員好きだわ

142: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16 23:35:19 ID:EtsBwVei0
度々出てくる配置に戻れに草生える

144: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/17 00:15:25 ID:3HEOGuFY0

日常の一コマ系っていいよな

147: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/17 00:46:43 ID:3cX0odrH0
ジャンは卒業生の一般人の中では一番強い

スレッドURL: http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1368695235/
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