ドラッグ オン ドラグーン3 討鬼伝

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小鳥「プロデューサーさんに色仕掛けを試みる」


http://blog-imgs-56.fc2.com/s/s/i/ssipaimatome/2009082322475840c.jpg
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 19:24:55 ID:1AUjuFLh0
小鳥「そも……女一匹音無小鳥」

小鳥「ハタチをちょいと過ぎたけど、諦めきれない華燭之典……」

小鳥「現れ出でたる好青年、ティンと来たわよ立ち姿!」

小鳥「アレやコレやと妄想し、君との恋を疑似体験」

小鳥「夢で微笑む君の顔、現の君は知らぬ顔」

小鳥「夢こそまことと言うけれど、現の夢には程遠い」

小鳥「こうなりゃヤケだよ独り身の、狂気に満ちた恋煩い」

小鳥「色の眼鏡で君を見て、色を仕掛けて何を得る……」

小鳥「ネズミちゅうちゅう三ちゅうちゅう、窮鼠猫噛むこともあり」

小鳥「ヒヨコぴよぴよ三ぴよぴよ、鷹を落とすか我小鳥」

小鳥「さて……」


4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 19:27:02 ID:1AUjuFLh0
小鳥(本日は晴天なり……)

P「えーっと、この企画が春香で……あっ、違った……」

小鳥(ふっふっふ……プロデューサーさんは熱心に仕事をしてるわ)

小鳥(聞くところによると、今日はしばらく外出しないとか……)

小鳥(ということは、それまでは二人きり)

小鳥(イッセ・イチダイノBIGショウブ、カミカゼアタックノチャンスナリ!!)

小鳥(私だって、まだ捨てたもんじゃないんだから……)

P「いや、これは捨てていいかな……」

小鳥「えっ?」

P「あ、いえ……コッチの話です」

小鳥(びっくりした)

5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 19:30:23 ID:1AUjuFLh0
P「…………」

小鳥(まずは、後ろから近づいて……)

P「う~ん……ここにやよいを持ってきて……」


小鳥「プロデューサーさぁ~ん」

ムニュ

P「わっ! こここ小鳥さん!? ど、どうしました?」

小鳥「なぁにやってるんですかぁ~?」

P「な、何って……仕事です」

P(当たってるんですけどー!)

小鳥(うふふ……照れてる照れてる)

P「みんなのスケジュールの調整を……」

小鳥「へぇ~プロデューサーさんすっごぉ~い」

P「あはは……そ、そんなことないですよ」

小鳥「そんなことありますよぉ」

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 19:34:26 ID:1AUjuFLh0
P「あ、あの……小鳥さん?」

小鳥「なぁに?」

P「その……肩に、当たって……」

小鳥「えー何が当たってるんですか?」グイグイ

P「い、いえ……」

小鳥「うふふっ、ヘンなプロデューサーさん」

P「ちょ! み、耳元で囁かないでくださいッ!」

小鳥「顔が真っ赤ですね。 耳が良いんですか? ふぅ~」

P「うひゃぁ!」ゾクゾク

小鳥(いやん、可愛い!)

P「どうしたんですか急に?」

小鳥「どうもしませんよ。 コーヒー淹れてきますねー」

P「……あービックリした」

小鳥(よしよし、こうかはグンバツだ!)

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 19:42:57 ID:1AUjuFLh0
P「…………」

P(……小鳥さんがオカシイ)

P(何か変なものでも食べたんじゃ……)

P(もしくは、何か悩みでもある……のか?)

P(言いにくい悩みで、だからあぁいったアプローチを……?)

P(だとしたら、一体どんな……)

P「…………」

P(柔らかかったな……小鳥さんの……)

P(なんか良い匂いがしたし……)

P(って、何考えてんだ俺はーーッ!)

P(小鳥さんが深刻な悩みを抱えているってのに……)

P(出て行けー俺の煩悩!!)ブンブン!!


小鳥(ふふっ、頭が取れそうなくらい首を振ってる)

小鳥(次は何をしようかしら……あっ、そうだ!)

小鳥(ちょっと色仕掛けとは違うかもしれないけど……)

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 19:49:19 ID:1AUjuFLh0
P「…………」

P(小鳥さん……給湯室から戻ってこないな)

P(まさか……隠れて泣いてるとか……)

P(そんなに嫌なことがあったのか……?)

P(心配だな……何も起きなきゃいいが……)

どんがらがっしゃ~ん!!

P「さっそく何か起きたー!!」


P「な、何だ今の音!?」

小鳥「あぁ~ん! プロデューサーさーん、タスケテェ~」

P「小鳥さん!? す、すぐ行きます!!」

小鳥「はやくぅ~」

P「分かってます分かってます!」

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 19:53:09 ID:1AUjuFLh0
P「あれ? 給湯室の扉はいつも開けてるのに……」

P「……って、そんなこと今はどうでもいい!!」

小鳥(遅いなぁ……)

小鳥「プロデューサーさーん、まだぁ~?」

P「は、はいただいま!」

ガチャ!

P「小鳥さん! どうしました!?」

小鳥「イタタタタ……」

P「」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 19:58:46 ID:1AUjuFLh0
P(備品の入ったダンボールの山から、小鳥さんのお尻が顔を出してる!)

P(やっぱり白か……ってそんなこと言ってる場合か!)

P「だ、大丈夫ですか!? ほら、つかまって!」

小鳥「ごめんなさい……転んじゃって……」

P「怪我は無いですか? どこか捻ったりとか……」

小鳥「大丈夫みたいです」

小鳥(そうよ……これが春香ちゃんに学んだ、痛みは少なく音の大きな転び方!)

小鳥「あの……み、見ました?」

P「い、いえ……えっと………ゴメンなさい」

小鳥「私の方こそゴメンなさい……お見苦しいところを……」

P「そんなことないですよ! すごく素敵で……ってそうじゃなくて!!」

P「はぁ……何言ってんだ俺……」

小鳥(いいわよいいわよ! これも効果大ね!)

小鳥(よし、頃合を見計らって……)

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 20:11:42 ID:1AUjuFLh0
小鳥「あっ……い、痛い!」

P「大丈夫ですか!? どの辺が痛いですか?」

小鳥(『大丈夫? 結婚する?』とはならないかやっぱり……)

小鳥「あの……脚が……」

P「あ、脚……ですか?」

小鳥「さ、さすってくれたら楽になるかも」

P「いや、流石にそれは……」

小鳥「痛い……うぅ」

P「わ、分かりました!」


P「……いきますよ?」

小鳥「……はい」

サワサワ

小鳥「んっ……あん……」

P「////」

小鳥(プロデューサーさん、顔が赤いわ………私もだけど////)

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 20:24:31 ID:1AUjuFLh0
小鳥「あっ……や、やぁ……」

小鳥(なんか……触り方が上手……)

P(俺、こんなことしていいのかな……)

小鳥「んんっ! ふぁ……あん……」

P「…………ゴクリ」

小鳥(こ、これ以上はマズイわ!)

小鳥「ももももう平気です!」

P「FSSFSSFSSFSSFSSFSSFSS……」

スリスリスリスリスリスリ……

小鳥「ちょ……プ、プロデューサーさん?」

スリスリスリスリスリスリ……

小鳥「いや……あぁん……ダ、ダメェ」

P「…………」

小鳥(完全に我を忘れてる……)

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 20:37:15 ID:1AUjuFLh0
小鳥「プ、プロデュ……んっ……サ……ふぁ……」

小鳥「これ以上は……ダメ……ですぅ……」

P「FSSFSSFSSFSSFSS…………ハッ!?」

P「ご、ごめんなさい!! つい……」

小鳥「い、いえ……ありがとうございました」

P「ホント、すいません」

小鳥「いいんです……その……気持ち良かったですから」

P(ど、どっちの意味だろう……ってアホか俺は)

小鳥「もっと触りたかったですか?」

P「えぇそりゃーもちろん……って違います!」

小鳥「違うんですか……」

P「いや、正直に言ったら触る以上のことを……」

小鳥「触る以上のこと?」

P「な、なんでもないです! ほら、仕事に戻りますよ!!」

小鳥「うふふっ……はーい」

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 20:49:13 ID:1AUjuFLh0
小鳥(ふぅ……ちょっと危なかったけど、何とか成功!)

小鳥(でも、もう少しでエクスタシーに達するところだったわ)

小鳥(気をつけないと、自爆しちゃうわね……)


P(ふぅ……危なかった……)

P(もう少しでエスカレートしてしまうところだった)

P(気をつけないと、ただの犯罪になってしまうぞ……)


小鳥(さて、次はどうしようかなぁ~)

小鳥(今のが結構過激な感じだったし……)

小鳥(気を落ち着かせる為にも、今度はソフトに……)

小鳥「…………あふぅ」

P「???」

小鳥「あっごめんなさい……欠伸が出ちゃいました」

小鳥「…………ん?」

小鳥(こ、これだわっ!)

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 20:51:14 ID:1AUjuFLh0
P「…………」

小鳥「…………」

P(あれから何事も無かったかのように仕事してるな……)

P(ん~わからん。 一体小鳥さんはどういうつもりなんだ?)

小鳥「…………あふぅ」

P(やたらスキンシップしてくるかと思えば、あんなドジ踏むなんて小鳥さんらしくないし)

小鳥「すぅ……すぅ……」

P(とりあえず様子を見るしか……)

P「ん?」

小鳥「ぐぅ……ぐぅ……」

P「あ、あれ? 寝てる」

小鳥(気づいたわねプロデューサーさん!)

小鳥(これが美希ちゃんを観察しまくって習得した、マジ寝をする人の吐息!)

小鳥(まさか嘘寝だとは思うまい……ククク)

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 20:54:45 ID:1AUjuFLh0
P「なんだ……小鳥さん、疲れてたのか」

P「このまま寝かせてあげよう……少しぐらいなら平気だろうし」

P「もし受け持ちの仕事が間に合わないようなら、手伝えばなんとかなるだろう」

P「……おやすみなさい」

小鳥「…………」

小鳥(プロデューサーさん……)

小鳥(ハッ!? だ、だめよ小鳥! 罪悪感なんて抱いている暇はないわ!)

小鳥(早く次のフェイズに……)

小鳥「う、うぅ~ん……」

P「ん?」

小鳥「……プロデューサーさ~ん」

P「寝言かな……?」

小鳥「す、す……す……き」

P「えっ」

小鳥「す……き、です」

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 20:59:28 ID:1AUjuFLh0
P「い、いま……すきって……」

小鳥「……////」

小鳥(……まずいわ! 私が照れちゃダメなのに……)

P「ま、まぁただの寝言だし……な」

小鳥(違うんだなぁそれが……)

P(寝言でも……ちょっと嬉しいな)

小鳥(目を瞑っててわからないけど、ものすごく視線を感じるわっ!)


小鳥(あっ! そうだった……次の段階に……)

小鳥「う、うぅ~ん……さ、さむ……」

P(寒そうにしてるな……)

P「えーっと……俺の上着でいいかな」

ファサ

小鳥「…………」

小鳥(どうかと思ってたけど、上着かけてくれた……)

小鳥(やっぱりプロデューサーさん、やさしいなぁ)

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 21:10:57 ID:1AUjuFLh0
小鳥(って、このままだと本当に寝ちゃうわね……)

小鳥「……はっ!」

P「おっと!」

小鳥「ご、ごめんなさい! 寝ちゃってたみたいで……ってあれ? この上着……」

P「あぁ、寒そうだったので。 寝ると体温下がりますからね」

小鳥「ま、まさか! 上着をかけるフリして、ヘンなことしたんじゃ……」

P「……は?」

小鳥「さっき私のパンツ見て、脚を触ったから……ム、ムラムラしちゃったんでしょ!」

P「ご、誤解ですって!」

小鳥「ホントですかぁ?」

P「もちろん!」

小鳥「なんか……服も乱れてるし」

P「それは小鳥さんの寝相が悪いからです!」

小鳥「ってことは、そんなに私をジッと見てたんですね?」

P「い、いえ……」

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 21:22:33 ID:1AUjuFLh0
P「小鳥さん、疲れてるんですよ」

小鳥「えっ?」

P「だからそういう風に感じちゃうんですって」

小鳥「じゃあ、本当に何もしてないんですか?」

P「当たり前じゃないですか!」

小鳥(よしよし、いい流れよ)

小鳥「はぁ……」

P「あ、あれ?」

小鳥「なぁーんか、そんなに強く否定されると……」

P「へ?」

小鳥「そうですよね……私なんて、ただの残念な事務員ですよね……」

P「そんなことないですって!」

小鳥「手を出してくれる人も居なくて……このまま死んでいくんだわ!」

P「そ、そんなに自分を卑下しないでください!」

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 21:34:23 ID:1AUjuFLh0
小鳥「上着、お返しします」

P「あ、はい」

小鳥「はぁ……」

P「…………」

P(なんとなく、情緒不安定な感じがするな……)

小鳥「…………」チラッチラッ

P(やっぱり、何か悩みがあるんだよ……)

小鳥「…………」チラッチラッ

P(くっそう! こんなに辛そうな小鳥さんに、何もしてあげられないなんて……)

P(……何がプロデューサーだよ)


小鳥(うんうん、私の色仕掛けが効いてるようね)

P(俺はどうすればいいんだ……)

小鳥(次はどうしようかな……)

P(何か方法があるはずだ……)

小鳥(もっと効果的な方法があるはずよね……)

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 21:45:19 ID:1AUjuFLh0
P(俺はこんなことでいいのか……?)

P(アイドル達には気を遣ってるくせに、目の前の女性には何も出来ないなんて……)

P(アイドルが売れればそれでいいのか? それ以外のことはどうでもいいのか?)

P(違うはずだ!)

P(俺にとって、小鳥さんはアイドルと同じだ!)

P(どんな悩みなのかは分からないが、アイドルに気を取られるあまり……)

P(小鳥さんへの気遣いを忘れるようでは、プロデューサー失格だ!)

P(いや、何もプロデューサーとしてそう思っているわけではない)

P(俺は……俺は小鳥さんが……)

P(とにかく! どうにかして、いつもの小鳥さんを取り戻さないと)

P(その為だったら、俺はなんだって出来る!)

P(この身体がどうなろうが、構うものか)

P(でも、一体どうすれば……)

P「…………」


P(それとも、ただのイタズラか?)

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 21:50:53 ID:1AUjuFLh0
小鳥(なんかプロデューサーさんが難しい顔してるけど、そろそろ次に行かないと)

小鳥(といっても、次は何をすればいいかな……)

小鳥(う~ん、普段は妄想があふれ出てくるんだけど)

小鳥(こういうときに限って、なかなか浮かばないのよねぇ)

小鳥(……というか、色仕掛けなんてしたことないんだったわ)

小鳥(する機会がなかったから……ってやかましいわっ!)

小鳥(とにかく! どうにかして、プロデューサーさんをその気にさせないと)

小鳥(その為だったら、私……どんな恥ずかしいことでも出来ちゃうんだから)

小鳥(もうこの身体を全部差し上げたって構わないわ!!)

小鳥「…………」

小鳥(それはちょっと恥ずかしいけど)

小鳥「…………」


小鳥(さて、どうしよう……)

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 21:57:22 ID:1AUjuFLh0
P(もし……俺をからかってるとしたら……)

P(その場合は……俺はどうしたらいいんだ?)

P(……あぁそうか)

P(悩んでたとしても、ただのイタズラだったとしても……)

P(どちらにしろ、俺にはどうしたらいいのか分からないんだ)

P(情けない奴だな、俺という男は)


P(しかし何もしないわけにもいかないな)

P(う~ん、とりあえずは待とう)

P(小鳥さんの様子を見て、判断するしかない)

P(悩んでいるのか、それともからかっているのか……)

P(しかし……どちらかと言うと、イタズラであってもらいたいな)

P(それだと被害を受けるのは俺だけだし、小鳥さんは悩みがないってことだし)

P(もちろん、イタズラなんてして欲しくはない)

P(そりゃ俺だって、度が過ぎたイタズラにはイラッとするけど……)

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 22:04:51 ID:1AUjuFLh0
小鳥(……あっ! 一番ベタなやつを忘れてたわ)

小鳥(まずこれをやるべきだったわね……よーっし!)


小鳥「はぁ~あ、なんだか暑くなってきちゃった……」

P「…………」

小鳥「上着なんて脱いじゃおうかしら……」

P「…………」チラチラ

小鳥(見てる見てる!)

P「…………」

小鳥「ソックスも脱いじゃおうかなぁーなんて……」

P「……小鳥さん!!」ダンッ!!

小鳥「わっ! ど、どうしたんですか? 急に立ち上がって……」

P「ちょっと会議室行きましょうか、会議室」

小鳥「えっ? あれ?」

小鳥(お、怒ってる……?)

P「……はぁ」

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 22:13:45 ID:1AUjuFLh0
小鳥「あ、あの……違うんです! これは……」

P「いいから、早く」

小鳥「あぁ……そ、そんな……」

小鳥(どうしよう……どう……しよう)


小鳥「違うんです! チガウんです!!」

P「……何が違うんですか?」

小鳥「う、うぅ……」

P「ほら、早く行きますよ」グイッ

小鳥「ご、ごめんなさい! 謝りますから、待ってください!」

P「い・い・か・ら・き・な・さ・いっ!!」

小鳥「ごべんなざいー!!」

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 22:22:18 ID:1AUjuFLh0
会議室

小鳥「うぅ……ぐすっ」

P(大泣きする大人なんて、久しぶりに見た……)

P「えっと……」

小鳥(プロデューサーさんに嫌われた……絶対嫌われた)

P「小鳥さん」

小鳥「は、はい……」

P「どうして、早く相談してくれなかったんですか?」

小鳥「……えっ」

P「確かに俺は頼りないかもしれませんし、異性だから言い難いことなのかもしれない」

P「でも俺は、小鳥さんも受け持ちのアイドルと同じだと思ってるんです!」

小鳥「え? な、何の……ぐすっ……話を?」

P「だから小鳥さんも、他のアイドルと同じように、俺を頼ってください!」

小鳥「あの……」

P「何か、深刻な悩みがあるんでしょう?」

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 22:27:39 ID:1AUjuFLh0
小鳥「……はい?」

P「だからあんな風に……」

小鳥「…………」

小鳥(これは……どういうこと?)

P「あんなことしなくても、俺はいつだって相談に乗るんです!」

小鳥(まさか……私がやった色仕掛けを……)

小鳥(悩みを打ち明けようとして、気を引いてるっていう風に思ったの?)

P「もし俺に言えるような悩みなら、聞かせてください」

小鳥「い、いえ……確かに悩みは……ありますけど」

P「どんな?」

小鳥「いやだから……それとあの行動とは関係な……ありますけど」

P「???」

小鳥(ど、どうしよう……どう説明したらいいの?)

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 22:32:16 ID:1AUjuFLh0
小鳥「な、悩みが無いと言えばウソになりますし……」

小鳥「ヘンなことしたのは、その所為でもありますけど……」

P「だったら……」

小鳥「いや、プロデューサーさんが思うような深刻な悩みじゃないっていうか……」

小鳥「もちろん私にとっては深刻なんですけど……う~ん」

P「…………」

小鳥「と、とにかく平気ですから!」

P「本当に?」

小鳥「はい! 大丈夫です!」

P「……そうですか、とりあえずは安心しました」

小鳥「え、えと……ごめんなさい」

P「そんな……謝らないでください」

小鳥「でも……ごめんなさい」

P「俺の方こそ、ごめんなさい。 いろいろ気付いてあげられなくて……」

小鳥「い、いえ……」

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 22:36:49 ID:1AUjuFLh0
P「もうあんなことしないでくださいよ」

小鳥「……はい」

P「……変な期待しちゃいますから」

小鳥「えっ?」

P「男っていうか、俺って単純な性格で……」

P「ちょっとしたことで『俺に気があるんじゃ……』なんて、勘違いしちゃうんです」

P「こんなモテない男をモテ遊んで……って、洒落じゃないですよ?」

小鳥「勘違い……じゃないんですけど」

P「えっ?」

小鳥「い、いえ」

P「とにかく……何か相談とかあったら、いつでも言ってください」

小鳥「…………」

P「まぁ、俺みたいのが力になれるか分かりませんけどね」

小鳥「そんなこと……ないです」

P「ありがとうございます。 それじゃ、先に出ますね」

47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 22:38:37 ID:1AUjuFLh0
バタン

小鳥「……はぁ」

小鳥「私、なにやってるんだろ……」

小鳥「プロデューサーさんに迷惑かけて、心配までかけて」

『いろいろ気付いてあげられなくて……』

小鳥「それなのに、あんなに優しくて……」

『俺に気があるんじゃ……なんて……』

小鳥「……あんなに鈍感で」

『変な期待しちゃいますから』

小鳥(期待……してたんだ)

小鳥「…………」

小鳥「よーし……よーし!」






小鳥「よーーーーーっし!!!」

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 22:41:18 ID:1AUjuFLh0
会議室「ヨーーーーーーッシ!!」

P「ん? 今の声……小鳥さんだよな?」

ガチャ!

P「あっ、来た」

小鳥「プロデューサーさん!!」

P「はい、どうしまし……た?」

小鳥「お話があります!」

P「は、はい!」

P(なんか、すごく怖い目をしてらっしゃる……)

小鳥「ふぅ…ふぅ……」

小鳥(落ち着きなさい小鳥! 緊張に飲み込まれてはダメよ……)

小鳥(深呼吸よ深呼吸……)

小鳥「すぅ……はぁ……」

P(こ、呼吸も荒いぞ)

51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 22:43:22 ID:1AUjuFLh0
会議室

小鳥「…………」

P(会議室に戻ってきたら、小鳥さん……また元気なくなったな)

P(さっきまでの勢いは何だったんだ?)

小鳥(完全にスタートダッシュでガソリンを使い果たしちゃったわ)

小鳥「あ、あの……」

P「はい」

小鳥「さっき……悩みがあってあんなことをしたって、言いましたよね?」

P「えぇ」

小鳥「それは間違いではなくて……確かに悩みはあって……」

小鳥「それで、プロデューサーさんが変な期待をしちゃうのは、むしろ好都合で……」

P「えっと……」

小鳥「だから……つまりその……えっと……」

P「…………」

小鳥「えっと……えっとぉ……」

54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 22:46:09 ID:1AUjuFLh0
小鳥「うんと……えっと……」

P「あの……ゆっくりでいいですよ?」

小鳥「は、はい……だから、その……」

小鳥「えと……えぇっと……」

P「…………」

小鳥「……あーもうッ! プロデューサーさん!」

P「は、はい!」

小鳥「単刀直入に言います!」

P「……どうぞ!」

小鳥「すぅ……はぁ……」

P「…………」

小鳥「私……私……」






小鳥「プロデューサーさんのことが好きです!!」

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 22:46:40 ID:1AUjuFLh0
小鳥(言っちゃった! 言っちゃったー!!)

P「あっ、そうですか」

小鳥「……あれ?」

P「俺のことが、好き……好きなんですか?」

小鳥「はい」

P「あ、そう……へぇ~」

小鳥「…………」

P「…………」

小鳥「あ、あの……」

P「な……な…………」










P「なんだってぇぇぇぇぇぇぇーーーーーー!!!!!!!!」

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 22:50:22 ID:1AUjuFLh0
P「な、何言ってんすか! 小鳥さんが俺のこと好きなわけないでしょ!」

小鳥「い、いやでも……本人がそう言ってるんですし」

P「ないないないない! 俺なんて小鳥さんと釣り合うわけが……ないないないない!」

小鳥「す、好きです! 好きなんですって!」

P「いや、だってそんなわけ……えー」

小鳥「好きなんです! 何度も言わせないでください!!////」

P「……マジですか」

小鳥「ヘンなことしたのは……あれは、色仕掛けです」

P「色仕掛け?」

小鳥「そうです! あぁやってすれば、気を引けるかなって……思って」

P「じゃあ深刻な悩みって……」

小鳥「プロデューサーさんを好きなことが悩みです! 完全に恋煩いです!」

P「そうだったのか……」


P「実感ないんで、ちょっともう一回好きって……」

小鳥「も、もうダメです!!」

60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 22:52:53 ID:1AUjuFLh0
P「だから変にスキンシップしたり……転んでみたり……」

小鳥「どうにかして、気を引こうと……してまして」

P「そんな必要なかったのに……なんか、すいません」

小鳥「えっ? どういうことですか?」

P「俺は初めて会ったときから、小鳥さんのこと、素敵だなぁって思ってましたよ」

小鳥「……うそ」

P「人は見た目じゃないとは言いますけど、やっぱり最初は見た目じゃないですか?」

小鳥「え、えぇ」

P「だから初めは綺麗な人だなぁ~って、気になってたんですけど」

小鳥(き、綺麗だなんて……)

P「仕事されてる姿やアイドルの子たちと接する姿を見て……」

P「それに、俺なんかにも素敵な笑顔を向けてくれて……」

小鳥「それは……」

P「ふと気が付いたときには、小鳥さんのことが…………」

小鳥「…………////」

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 22:54:45 ID:1AUjuFLh0
P「小鳥さん」

小鳥「は、はい」

P「今度は俺から言わせてください」

小鳥「…………」

P「いいですか?」

小鳥「きょ、許可なんて……要りません」



P「ずっと貴方のことが好きでした」

P「俺とお付き合いしてください!」

小鳥「…………」



小鳥「…………はい」

62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 22:56:19 ID:1AUjuFLh0
P「あはは、恥ずかしいやら嬉しいやら……何か変な感じですね」

小鳥「そうです……ね」

P「えっと……よろしくお願いします」

小鳥「こ、こちらこそ」

P「て、照れますね……ははは」

小鳥「えぇ、とっても……うふふっ」

P「あ、あははは……」

小鳥「ふふふ……ふふっ」

小鳥「…………」






小鳥「ムッ」

P「わっ! ど、どうしたんですか? 大魔神みたいに、急に怖い顔になって……」

小鳥「むぅ~」

P「……小鳥さん?」

65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 22:57:45 ID:1AUjuFLh0
小鳥「そうですよ! 大体プロデューサーさんが早く告白してくれたら……」

小鳥「私があんなヘンなことしなくて済んだんですよ!」

P「そ、そう言われましても……」

小鳥「む、胸を押し付けるのなんて……すっごく恥ずかしかったんですから!」

P「いやぁ……あれは良いものだった」

小鳥「ダ、ダメ! 思い出さないでくださいッ!!」

P「ふとももの触り心地も素晴らしかったですよ」

小鳥「へ、変態! ド変態!! EL変態!!!」

P(そっくりそのままお返ししたい……その言葉)

小鳥「も、もうあんなことしませんからねっ!」

P「えー」

小鳥「えーじゃない!」

P「でもプライベートならいいじゃないですか」

小鳥「それは……まぁ、たまになら……」

P「やーりぃ」

66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 22:59:22 ID:1AUjuFLh0
P「楽しみにしてますね、小鳥さん」

小鳥「プ、プライベートなら……呼び捨てでもいいかなぁ……なんて」

P「分かりました。 そしたら、俺からも提案が」

小鳥「なんですか?」

P「プライベートは敬語禁止でどうですか?」

小鳥「えー」

P「ダメですか?」

小鳥「なんか、敬語のカップルって憧れません?」

P「う~ん、まぁそんな気がしないでもないですね」

小鳥「それに、仕事中についうっかり……なんてことになったら」

P「それなら呼び捨てもダメでしょ」

小鳥「あそっか」

67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 23:01:41 ID:1AUjuFLh0
P「まぁ、その辺は追々考えていきましょう」

小鳥「そうですね」

P「ってことで、仕事に戻りますよ」

小鳥「はーい」

ガチャ

P「さぁ仕事しご……と」

律子「…………」

P「」

小鳥「」


律子「おつかれさまです」

P「あっ、おつかれッス」

小鳥「お、おつかれ……ッス」

律子「…………」

71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 23:06:13 ID:1AUjuFLh0
P「ず、随分と……お早い……」

小鳥「お帰りで」

律子「えぇまぁ」

P「竜宮は?」

律子「まだ現場です。 ちょっと確認しなきゃいけないことがあったので、私だけ」

P「あ、そう」

律子「で? なにやってたんですか? 会議室で」

小鳥「それは……その……」

P「そりゃもちろん、会議だよ会議」

律子「へぇそう」

P「そうそう……ねぇ小鳥さん?」

小鳥「いえすいえす」

P「さ、さて! 仕事に戻ろう!」

律子「えぇ、そうしてください」

P「いつまでも会議するわけにいかないからなぁーあっはっはっは」

74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 23:08:41 ID:1AUjuFLh0
律子「あっ、そうそう」

P「ん?」

律子「恋人同士になった以上、プライベートではイチャイチャしてもいいですけど……」

律子「仕事中は……控えてくださいね?」

P(聞こえてたか……)

小鳥「…………」

律子「どうしました?」

小鳥「いえ……で、でも別に……してませんよ?」

P「えっ」

律子「えっ」

小鳥「確かに会議室で男女が二人きりだったら、したくなっちゃうでしょうけど……」

小鳥「流石にそんな薄い本みたいなこと……服が汚れちゃうし、髪にかかったら……」

律子「あのぅ……何か勘違いしてません?」

P「えっと……ごめんな律子。 この人、頭ん中ピンク色だから」

律子「そのようで」

75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 23:12:56 ID:1AUjuFLh0
小鳥『あっ、ダメですよ……みんなに見つかっちゃう……』

小鳥『いいじゃないですか、見せ付けてやりましょう……』

P「おーい、小鳥さーん?」

小鳥『いやっ! そんな……繋がったままジャイアントスイングだなんてぇー』

P「……ダメだ、応答しない」

律子「はぁ……こうなったら当分帰ってこないですよ?」

P「もういいよ、放っておこう」

律子「そうですね」

P「あっ、そうだ! 律子に聞きたいことがあったんだ……」

律子「え? 何ですか……」

P「それがさ、この間の…………」




小鳥『くやしい…! でも…感じちゃう……』

小鳥「ってあれ? 誰もいない」

小鳥「あっ、二人とも! 置いてかないでくださいよ~」

76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 23:19:28 ID:1AUjuFLh0
律子「結婚式には呼んでくださいね?」

P「いや、まぁまだ当分は……」

小鳥「えぇ~」

P「今はアイドル達のプロデュースに専念したいし」

小鳥「私のプロデュースは?」

P「まぁゆっくり行きましょうよ」

小鳥「私には時間が……」

律子「…………」

小鳥「なぁんて、分かってますよ。 私もみんなにもっと活躍して欲しいですもん」

律子「その言葉が聞きたかった」

小鳥「えっ?」

律子「はい、追加の請求書とみんなのスケジュール。 打ち込んどいて下さいね♪」

小鳥「ぎょえーーっっ!!」

77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 23:26:25 ID:1AUjuFLh0
小鳥「あっそうだ!」

小鳥「プロデューサーさん、私が寝てるとき手伝ってくれるって……」

律子「はぁっ!? 寝てたんですかぁ!?」

小鳥「いやウソですよ? ウソで寝てたんですよ!?」

律子「寝るのにウソもホントもないでしょ!!」

小鳥「ほ、ほら! プロデューサーさんも何か言ってください!」

P「あっ、そろそろ春香を迎えに行かないと……」

小鳥「あーん! 逃げないでー!!」

P「これがホントの迎春ってか……あっはっはっはー」

小鳥「お待ちになってぇーーーーっ!!」

小鳥「……あっ、プロデューサーさん忘れ物ー」ダッ!

律子「コラ、逃げようったってそうはいかないわよ!」グイッ!

小鳥「ぐぇぁ!」


律子「ほら、さっさとやる!」

小鳥「うわぁ~~ん!」

78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 23:28:16 ID:1AUjuFLh0
小鳥「そも……終わりに見えし物語」

小鳥「色を仕掛けたその後で、君に伝えし我が心」

小鳥「夢で微笑むあの顔が、ついに現の君の笑み」

小鳥「アレやコレやの妄想も、夢を飛び出しうつし世に」

小鳥「うつし世は夢と言うけれど、現の夢は覚めやらぬ」

小鳥「偶像管理のその裏で、愛を育む二人かな」

小鳥「急がば回る暇はなし、華燭之典へいざ行かん」

小鳥「どうかお身体お元気で、それでは皆さんさようなら」

79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 23:29:59 ID:1AUjuFLh0
終わりです
お粗末さまでした

80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 23:31:48 ID:lPMnio8ZT
美味しくいただきました

81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/14 23:33:53 ID:J07pVarG0
乙 Pが裏山

ピヨちゃんの百合も書くんだぞ

スレッドURL: http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1368527095/
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