ドラッグ オン ドラグーン3 討鬼伝

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楓「お姉ちゃんどこ……」 結衣「おや、迷子かな」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 15:45:11 ID:yV02yqEd0
~七森商店街~

結衣「たまご、お砂糖、牛肉……」

結衣「まぁこんなもんかな、あとメモには……」

結衣「あ、ラムレーズンか」

結衣「いや、確かラムレーズンは買い置きがあと2ダース分あるし」

結衣「うん、買い物はおしまいかな」

結衣「……最近家計がちょっとキツイんだよな」テクテク

結衣「節約してると思うんだけど……ま、いいか」


楓「お、おねえちゃん、櫻子おねえちゃんどこ……」グスッ

結衣「……おや」



4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 15:53:05 ID:yV02yqEd0

結衣「……」

楓「お、ねえちゃん……どこっ」グスッ

ヒソヒソ ザワザワ

結衣「(可愛そうに、こんな小さい子が迷子だってのに)」

結衣「(……だれ一人声をかけようとしないなんて)」

楓「うっ、ひっく、おっねえちゃん……」ポロポロ

結衣「……見てられないな」

結衣「こんにちは、家族の人とはぐれちゃったのかな?」

楓「……こ、こんにちは」グスッ


6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 15:59:46 ID:yV02yqEd0

結衣「えっと、私の名前は結衣、船見結衣です」

楓「結衣おねえちゃん……」

結衣「うん、七森中学校の二年生だよ」

楓「ほ、ほんと?」

結衣「ほら、これが学生証、信じてもらえるかな」

楓「……おねえちゃんたちと一緒の学校の人なの」

結衣「そっか、そのお姉ちゃんたちとはぐれちゃったんだね」ナデナデ

楓「……うん」


8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 16:10:08 ID:yV02yqEd0

結衣「そうだ、キミのお名前教えてもらえるかな?」

楓「えっと、楓、古谷楓……なの」

結衣「楓ちゃんか、素敵なお名前だね」

結衣「……1人で怖かったよね」ナデナデ

楓「……」グスッ

結衣「……私に楓ちゃんの家族見つけるの手伝わせてもらえるかな?」

楓「……ほ、ほんとうにいいの?」

結衣「うん、絶対見つけてあげるよ」

楓「あ、ありがとう、結衣おねえちゃんっ!」


13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 16:19:00 ID:yV02yqEd0

結衣「うーん、近くに交番とかあればいいんだけど」

結衣「ちょっと歩きながら探してみようか」

結衣「……はぐれちゃいけないし、手貸してくれるかな?」

楓「えへへ」ギュッ

結衣「……良かった、やっと笑ってくれたね」

結衣「あれ、確か楓ちゃんの名字は古谷って言ってたけど」

結衣「お姉ちゃんの名前、もしかて向日葵……?」

楓「うん、そうなの」


16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 16:22:01 ID:yV02yqEd0

結衣「あはは、そうなんだ」

結衣「確かに目のあたりなんか似てるもんね」

結衣「……良かった、古谷さんとは顔見知りなんだ私」

楓「おねえちゃんのこと知ってるの?」

結衣「うんうん、生徒会で頑張ってるよね」

楓「そうなの、頭も良くて優しくてね、お料理も上手で」

楓「楓の自慢のおねえちゃんなのっ!」

結衣「ふふふ、そうなんだ、お姉ちゃんが大好きなんだね」ナデナデ

楓「えへへ」


20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 16:29:27 ID:yV02yqEd0

結衣「……交番も見当たらないな」

結衣「そうだ、どこら辺で迷子になったか分かる?」

楓「ええっと……」

楓「そこの雑貨屋さんで気づいたら1人になってたの」

結衣「……ここの雑貨屋さんか」

楓「楓ね、このお店大好きなの」

結衣「ふふ、かわいい小物がたくさんあるもんね」

楓「うんっ!」


24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 16:40:06 ID:yV02yqEd0

結衣「楓ちゃん、なにか欲しいモノでもあったの?」

楓「……これと、これ」

結衣「わあ可愛いね、向日葵と桜のヘアピンか」

結衣「ふふ、楓ちゃんにきっと似合うと思うよ」

楓「……ううん、楓のじゃないの」

楓「おねえちゃんと、櫻子おねえちゃんに付けてもらいたくて」

結衣「古谷さんと大室さん……」

結衣「……なるほど、だから向日葵と桜なんだね」

楓「うんっ!」


27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 16:43:17 ID:yV02yqEd0

楓「あのね、2人ともいつもケンカしてるの」

楓「お互いきっと両想いなのに、にぶちんだから」

楓「いつもつまらないことで意地はっちゃって……」

楓「だから……」

結衣「……2人がコレをプレゼントし合えば、って考えたんだね」

楓「そうなのっ!」

結衣「……いい子だね、楓ちゃんは」ナデナデ

楓「えへへ、だから楓ね、頑張ってお小遣い溜めてるの」

結衣「……そっか」


32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 16:51:50 ID:yV02yqEd0

楓「きっとおねえちゃんたち喜んでくれるよねっ?」

結衣「そうだね、絶対喜んでくれるよ」ニコッ

楓「えへへ……ゆ、結衣おねえちゃん」

結衣「うん?」

楓「お、おトイレ行きたい……」

結衣「ああ、すみません、トイレ貸していただけますか?」

店員「ええどうぞ、こちらです」

楓「はーい」トテトテ


33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 16:52:59 ID:yV02yqEd0

結衣「向日葵と桜、か……」

結衣「ふふ、ほんとにお姉ちゃん思いの良い子だ」

結衣「……私からのプレゼントだよ、楓ちゃん」

結衣「すみません、この向日葵と桜のヘアピンいただけますか」

店員「はい、ありがとうございます!」

店員「……お待たせいたしました!」

結衣「どうもありがとう」

結衣「……あ、私が買ったこと、あの子にはまだ秘密にして下さいね」

店員「もちろんです」ニコニコ


35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 16:58:40 ID:yV02yqEd0

楓「結衣おねーちゃんっ!」

結衣「っと、一人で出来るなんてエライエライ」ナデナデ

楓「えへへ、楓もう大人だねっ!」

結衣「うーん、さすがにまだ子供かな」

結衣「……それじゃ、古谷さんたち探しに行こうか」

楓「うんっ」

結衣「……」ペコッ

ともこ「ありがとうございました!」

ともこ「……ふふふ、いいもの見せてもらっちゃった」

ともこ「赤座さんにあとで話してあげようっと♪」


39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 17:12:11 ID:yV02yqEd0

結衣「……そうだ、あかりなら古谷さんの連絡先知ってるかも」

結衣「携帯、携帯っと」ゴソゴソ

結衣「あ……」

楓「ゆ、結衣おねえちゃんどうしたの?」

結衣「ゴメン、携帯家に忘れちゃったみたいだ……」

結衣「携帯あったらすぐ古谷さんたち見つかったのに」ポリポリ

結衣「ほんとゴメン、もう少し我慢してね楓ちゃん」

楓「……えへへ」

楓「なら、結衣おねえちゃんともう少しお話しできるねっ!」

結衣「ふふ、ありがと」


40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 17:13:22 ID:yV02yqEd0

結衣「すみません、この辺で女子中学生の二人組を見ませんでしたか?」

結衣「片方の髪色は紺色、もう片方は金髪の……」

モブ「うーん、見覚えがありませんね」

結衣「そうですか、ありがとうございました」

結衣「……あの、すみませんこの辺で」

モブ「ごめんなさい、先を急いでるので」

結衣「……いえ、失礼しました」

楓「……」グスッ


43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 17:21:47 ID:yV02yqEd0

楓「……ふう」

結衣「楓ちゃん、そこの公園でちょっと休もっか」

楓「ううん、楓まだ歩けるよっ」ニコッ

結衣「無理しちゃだめだよ」

結衣「……ここの公園なら人目に付きやすいから」

結衣「古谷さんたちが私たちを見つけてくれるかもしれないし」

楓「……うん」


44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 17:21:50 ID:yV02yqEd0

楓「……」

結衣「楓ちゃん元気出して、すぐ古谷さんたちに会えるから」

楓「あ、えっと……」

結衣「それとも、他になにか心配事があるのかな?」

楓「……結衣おねえちゃん」

楓「どうして、おねえちゃんと櫻子おねえちゃんは喧嘩しちゃうかな」

楓「……2人ともどうして好きって言えないの?」

結衣「……難しい質問だね」


45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 17:24:21 ID:yV02yqEd0

楓「おねえちゃんたちね、子供のころからずーっと仲がいいの」

楓「小さいころに婚姻届けも書いたって」

楓「……それくらい仲がいいの」

結衣「ふふ、婚姻届けか……でも今は喧嘩しちゃうんだね」

楓「そうなの、どうして喧嘩しちゃうのかな……」

結衣「……楓ちゃん、喧嘩するほど仲がいいって言葉を知ってるかな?」

楓「……喧嘩しちゃうのに仲がいいの?」

結衣「うん、確かに変な言葉に聞こえるかもしれないけど」


49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 17:31:35 ID:yV02yqEd0

結衣「お互いが本当に嫌いだったら、口も聞かないと思う」

結衣「……相手を信頼しているから、本音を言い合えるんじゃないかな」

結衣「古谷さんと大室さんはね、きっと素の自分を出してるんだよ」

結衣「だから遠慮しないで言い合える」

結衣「それは相手を信頼しきってないと出来ないことなんだ」

結衣「喧嘩になっちゃうけど、きっと2人とも……」

結衣「……っと、まだ楓ちゃんには難しかったかな」

楓「……ううん」

楓「おねえちゃんたち、喧嘩しちゃうくらい仲がいいってことだねっ」

結衣「そうそう、分かってくれたみたいだね」ナデナデ


50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 17:32:36 ID:yV02yqEd0

楓「えへへ……」

楓「そうだよね、嫌いだったら一緒に寝たりしないもんねっ!」

結衣「……い、一緒に寝る?」

楓「そうなの、お姉ちゃんが櫻子お姉ちゃんを腕枕したり」

楓「櫻子お姉ちゃんが、お姉ちゃんにぎゅっと抱き着いたり」

結衣「……そ、そうなんだ、あはは」

結衣「間違いなく両想いだよその2人は……」

楓「えへへ、だねっ!」


53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 17:34:16 ID:yV02yqEd0

結衣「けど、好きって伝えるのは簡単なことじゃないと思う」

楓「そうなのかな……」

結衣「幼なじみだったらなおさら言いづらいよ」

結衣「断られたら、もう友達としてすら気まずくなっちゃうからね」

結衣「私も同じような感じだから2人の気持ちがよくわか……」

楓「結衣お姉ちゃんも幼なじみに好きな人いるの?」

結衣「ひゃっ!?」

結衣「わ、私は好きな人なんていないよっ!?」

楓「結衣お姉ちゃん声裏返ってるの……」


56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 17:37:33 ID:yV02yqEd0

結衣「あはは、そんなことないよ」

楓「……」ジーッ

結衣「うっ……そ、そうだ楓ちゃんにプレゼントがあるんだ」

結衣「はいコレ、きっと喜んでもらえるよ」ゴソゴソ

楓「こ、これ楓がもらっていいの?」

結衣「うんうん、開けてみて」

楓「……」ゴソゴソ

楓「こ、これ、さっきの向日葵と桜のヘアピンだっ!」

結衣「……ふふ」


58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 17:45:08 ID:yV02yqEd0

結衣「向日葵のほうは大室さんに渡して」

結衣「桜の方は古谷さんに渡すんだよね」

結衣「それでお互いがプレゼントし合って……」

楓「ひっくっ、ゆ、結衣……おねーちゃん……」ポロポロ

結衣「ちょ、ちょっと楓ちゃん!?」


59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 17:45:51 ID:yV02yqEd0

楓「あ、ありがと、結衣お姉ちゃん……ぐすっ……」

結衣「ううん、私が出来るのはここまでだから」

結衣「楓ちゃんはあの2人のキューピットになってあげて」

結衣「……なんか臭いセリフだなぁ」

楓「……えへへ」グスッ


<コラアアアアアアアアアアアアアアアアアアア


結衣「なんだろうこの声は」

櫻子「楓を泣かせるなあああああああああっ!!!!」

ゲシッ!

結衣「ふぎゃっ!?」


64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 17:50:27 ID:yV02yqEd0

櫻子「……ったく、櫻子キック思い知ったか」

櫻子「こんな小さい子を泣かせる変態がいるなんて、世もすえだな」

向日葵「櫻子、急に走ってどうしたんですの!?」

向日葵「……正確には世もまつですわ」

櫻子「ぐぐ、おっぱい大きいんだから細かいことは気にするな!」

向日葵「はぁ……って楓!……良かった、探したのよ」ギュッ

楓「……」

向日葵「……楓?」

楓「櫻子お姉ちゃんのバカぁあ!!」

櫻子「なんで!?」


66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 17:51:06 ID:yV02yqEd0

楓「結衣お姉ちゃん、結衣お姉ちゃん!!」

結衣「ふにゃ……」

櫻子「ありゃ、船見先輩がどうしてこんなところで寝てるの?」

向日葵「さ、櫻子、あなた、とび蹴り誰かにかましてましたけど……」

櫻子「うん、楓を泣かしてた変態にキックを……」

櫻子「……あれ?」

向日葵「……楓、このお馬鹿は放っておいて船見先輩を運びましょう」

向日葵「船見先輩が楓のこと見ててくれたんですよね」

楓「うん……」


68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 17:54:23 ID:yV02yqEd0

~古谷自宅~

結衣「……あれ、ここは?」

櫻子「ふ、船見先輩、ごべんなさい!!」ガバッ

結衣「うわっ、ちょ、ちょっと大室さん」

向日葵「船見先輩、だいたいの事情は楓から聞きました」

向日葵「本当になんてお礼を言っていいのやら……」

櫻子「本当にごめんなさい……」

結衣「いや、大丈夫だよ」

結衣「大室さんのは、楓ちゃんを思ってのとび蹴りだろうし」

結衣「それに私、体だけは頑丈だからさ」

ひまさく「船見先輩……」


69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 17:54:48 ID:yV02yqEd0

櫻子「はぁ、ほんと船見先輩は人間が出来てるなぁ」

櫻子「どこかの胸だけ星人とは違って」

向日葵「う、うるさいわね!このまな板星人!!」

櫻子「あんだとこのォ!!」

櫻子「だいたい楓が迷子になったのも向日葵のせいだろ」

櫻子「向日葵が偶然あったちなつちゃんと、お話しばかりしてるから!」

向日葵「さ、櫻子だって赤座さんとばかり話してたじゃない……」

櫻子「ぷぷ……なんだ向日葵、おもち焼いてたのかー」

向日葵「は、はぁ?冗談は頭の出来だけにしなさいな」

結衣「ちょ、ちょっと2人とも……」


70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 17:57:17 ID:yV02yqEd0

向日葵「船見先輩、申し訳ないですけどここは譲れません」

向日葵「毎回毎回突っかかってくるんですあの子ったら」

櫻子「そ、それは向日葵が私にかまわないから……」ゴニョゴニョ

向日葵「はっきり言わないと聞こえませんわよ」

櫻子「むぐぐ、とにかく向日葵が悪いんだ!」

ガラッ

楓「ゆ、結衣お姉ちゃん、大丈夫?」

結衣「ああうん、平気だよ」

結衣「それより……」

ひまさく「ギャーギャー!」

楓「また2人ともケンカしてるの……」


78: >>1 もしもしから 2012/03/14 18:14:26 ID:OSwGPtTI0

楓「ね、ねえお姉ちゃん、櫻子お姉ちゃん」

楓「2人とも仲がいいからケンカするんだよね?」

向日葵「……」

櫻子「……」

楓「2人とも好きだからケンカしちゃうんだよね?」

向日葵「す、好きって……私は」

櫻子「す、好きなワケないじゃん!」

櫻子「向日葵とは仲が悪いからケンカしちゃうんだよ!」

向日葵「な、な……」


79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 18:16:18 ID:OSwGPtTI0

>>64
やだ恥ずかしい、逆だった……


81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 18:18:30 ID:OSwGPtTI0

>>64 訂正

櫻子「……ったく、櫻子キック思い知ったか」

櫻子「こんな小さい子を泣かせる変態がいるなんて、世もまつだな」

向日葵「櫻子、急に走ってどうしたんですの!?」

向日葵「……正確には世もすえですわ」

櫻子「ぐぐ、おっぱい大きいんだから細かいことは気にするな!」

向日葵「はぁ……って楓!……良かった、探したのよ」ギュッ

楓「……」

向日葵「……楓?」

楓「櫻子お姉ちゃんのバカぁあ!!」

櫻子「なんで!?」


87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 18:34:54 ID:yV02yqEd0

櫻子「そ、そうだよ、私はあかりちゃんが好きなの」

櫻子「向日葵みたいにガミガミうるさいのは、私嫌だもん」

向日葵「そう……」

楓「い、嫌ならどうして一緒にお昼寝したりするの?」

楓「どうして毎日お家に遊びに来るの?」グスッ

楓「櫻子お姉ちゃん……」

櫻子「そ、それは向日葵の匂い嗅いでると安心……」

櫻子「じゃ、じゃなくて、遊びに行けばご飯とかくれるし?」

櫻子「そうだよ、便利屋みたいなもん!」

向日葵「……」


91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 18:42:13 ID:yV02yqEd0

櫻子「わはは、だから向日葵も私とあかりちゃんの仲を応援――」

向日葵「ごめんなさい櫻子、私はあなたの便利屋ではありませんの」

向日葵「もう止めにしましょうか」

向日葵「一緒にご飯食べたり、一緒にお昼寝したり、学校で話したりするのも」

向日葵「赤座さんに誤解されてしまうものね」

櫻子「えっ……」

向日葵「今日はもう帰っていただけます?」

櫻子「な、なんでそんなこと言う――」

向日葵「お願いだから帰って、櫻子」

櫻子「……」

ガラッ パタン


92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 18:44:24 ID:+yMJ/ti60

櫻子ざまぁ




(´;ω;`)ざまぁ…


95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 18:47:05 ID:spvPYaP/0

(´;ω;`)・・・・・・


97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 18:49:53 ID:yV02yqEd0

向日葵「……すみません、船見先輩」

向日葵「見苦しいところをお見せしてしまって」

向日葵「いま、お茶でもお持ちしますね……」

結衣「いらないよお茶なんて」

楓「……」グスッ

結衣「……古谷さん、どうして素直になれないの?」

結衣「確かにいまのは大室さんが悪いとは思うけど」

結衣「古谷さんが好きだって言うのを、大室さんは待ってると思うよ」

向日葵「……船見先輩はなにも分かってませんわ」


101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 19:00:03 ID:yV02yqEd0

結衣「どうして、明らかに2人とも両想いじゃないか」

向日葵「100パーセントそう言い切れますか?」

向日葵「船見先輩には分かりませんわ、幼馴染みを好きになる気持ちなんて」

向日葵「……もし思いのたけをぶつけて」

向日葵「ひ、否定されたら、もう友達としてすらギクシャクしてしまうのに」グスッ

向日葵「き、気持ち悪いって言われたら……」

向日葵「……うっ」グスグスッ

結衣「……私もその気持ちは痛いほど分かるよ」

結衣「こっちも同じような幼馴染みがいるからさ」


106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 19:07:59 ID:yV02yqEd0

結衣「……怖いよね、ずーっと一緒だと思ってたのに」

結衣「違う誰かとくっ付いてしまうんじゃないかって」

結衣「でも好きって伝えて拒絶されたら……」

結衣「そんな気持ちの板挟みになっちゃってさ」

向日葵「……歳納先輩のことです?」

結衣「ふふ、さあね」

結衣「きっと大室さんも同じような気持ちだと思うよ」

結衣「100パーセントとは言い切れない」

結衣「けどこのままだったら、大室さんは違う誰かと……」

向日葵「そ、そんなの絶対嫌ですわ!!」


109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 19:17:56 ID:yV02yqEd0

結衣「それなら早く大室さんのところに行かないとね」

向日葵「で、でも私、櫻子にあんなひどいこと言ってしまって……」

向日葵「合わせる顔がありませんわ」

結衣「そうだね、なにかプレゼントでもあればいいんだけど」

結衣「ね、楓ちゃん」

楓「あっ、うん、お、お姉ちゃん、コレ使って!」スッ

向日葵「これ、桜のヘアピン……」

楓「お姉ちゃんから櫻子お姉ちゃんに渡してあげてほしいの」

向日葵「……楓、あなたって子は」ギュッ

楓「お、お姉ちゃん苦しいの……」

結衣「……ふふ」


115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 19:28:17 ID:yV02yqEd0

結衣「楓ちゃん、大室さん呼んできてもらえるかな」

結衣「もちろんさっきみたいに、向日葵のヘアピンを……」ゴニョゴニョ

楓「えへへ、りょーかい、なのっ!」

楓「……」トテトテ

向日葵「楓と船見先輩には頭が上がりません……」

向日葵「本当にありがとうございます」

結衣「……お姉ちゃん思いの本当にいい子だね」

結衣「迷子の時も、2人のこと心配してたよ」

結衣「どうしてケンカしちゃうのかな、どうして好きって言えないのかな、って」

向日葵「……そうですか」

向日葵「楓は、私の自慢の妹ですわ」ニコッ

結衣「ふふ、そっか」


119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 19:35:54 ID:yV02yqEd0

ガラッ

櫻子「……向日葵」

向日葵「さ、櫻子……」

結衣「おっと、私たちは外で待ってようかな」

楓「うんっ!」

向日葵「す、すみません……」

ガラッ

結衣「……楓ちゃん、紙コップ大至急持ってきて」

楓「はーい!」


127: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 19:42:01 ID:yV02yqEd0

楓「結衣お姉ちゃん、はい紙コップだよっ!」

結衣「ああ、どうもありがとうね」

結衣「……」イソイソ

楓「結衣お姉ちゃん、戸に紙コップ当ててどうしたの?」

結衣「良い子だから、静かにしててね」

結衣「……やっぱやめとくか」

結衣「盗み聞きなんて間違いなく京子と行動被っちゃうし」

結衣「……ま、あの調子なら上手くいくだろうな」


135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 19:53:06 ID:yV02yqEd0

ガラッ

向日葵「あ、あの、楓、船見先輩」

櫻子「えへへ、このヘアピン似合ってます!?」

結衣「2人とも、よーく似合ってるよ」

結衣「その様子じゃうまく仲直り出来たみたいだね」

櫻子「いやいや、仲直りどころか」

結衣「?」

櫻子「……」チュッ

向日葵「な、な、なにするのよ櫻子!!」

櫻子「こういう仲になっちゃいました」

楓「……はわわ」


141: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 20:00:04 ID:yV02yqEd0

結衣「へえ、良かった良かった」

結衣「あかりやちなつちゃんにいいお土産話ができたよ」

向日葵「ちょ、ちょっと絶対に言わないで下さいね船見先輩!?」

櫻子「えーなんでだよ、どんどん言ってもらったほうがいいじゃん!」

向日葵「な、なんでよ!?」

櫻子「広まったら、向日葵に言い寄る人がいなくなるし」

櫻子「私だけの向日葵になるじゃん?」

向日葵「……ですの」

結衣「いやーいいもの見せてもらったよ」

向日葵「……次は船見先輩の番ですわ」

結衣「へ?」


147: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 20:06:01 ID:yV02yqEd0

櫻子「どういうこと、向日葵」

向日葵「うふふ櫻子、船見先輩も幼なじみに恋してるんですって」

櫻子「はーん……なるほどねえ」

結衣「ちょ、ちょっと2人とも……」

向日葵「これは私たちも協力してさしあげませんと」

櫻子「いけないよなー」

楓「結衣お姉ちゃん、正直になったほうがいいの!」

櫻子「歳納先輩ここに呼んじゃいましょうよ」

向日葵「あら櫻子、それはいい考えですわ」

結衣「ちょ、ちょっと待ってよ!!」


157: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 20:14:14 ID:yV02yqEd0

結衣「そもそも私が京子を好きなんて言ってないよね?」

結衣「アイツとはただの腐れ縁で幼馴染み」

結衣「ただそれだけだよ」モフ

櫻子「座布団で顔隠しちゃったよ……」

向日葵「てっきりクールな方かと思ったら」

櫻子「杉浦先輩より分かりやすい人だったんだ」

櫻子「そうだ、先輩のケータイ貸して下さいよ」

櫻子「歳納先輩ここに呼ぶんで」

結衣「はは、残念だったね、今日は携帯家にわすれちゃ」

ゴーユルリット ニャニャニャー

向日葵「あれ、この着信って」

結衣「……」


164: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 20:19:59 ID:yV02yqEd0

櫻子「……このケータイから鳴ってるけど」

向日葵「歳納先輩から着信が来てますわね」

結衣「……」ダラダラ

櫻子「冷や汗出してないで、早く出てあげたほうが……」

結衣「……もしもし」

結衣「ああ、うん」

結衣「……」

結衣「い、いやいいよ、バレンタインのお返しなんて!!」

櫻子「……」ニヤッ

向日葵「……」ニコッ


173: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 20:31:27 ID:yV02yqEd0

結衣「うんうん、また今度でいいからさ」

結衣「いま家にいないんだよ、そうそうだから――」

櫻子「むふふ」ガバッ

結衣「こ、こら私の携帯!」

櫻子「向日葵、楓、船見先輩は抑えておいてくれ!」

ひま楓「ラジャー、ですわ、なの!」

結衣「こ、こらあ!!」ジタバタ


京子『あ、もしもし、歳納先輩ですか?』

京子『おおう、その声はちっぱいちゃん?』

櫻子『もーそのちっぱいって止めて下さいよ!』


177: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 20:39:19 ID:yV02yqEd0

京子『あはは、わりーわりー』

京子『あ、あれところで、なんで結衣の携帯に櫻子ちゃんが』

櫻子『いやーそれが、結衣先輩にはキューピットになっていただきまして』

櫻子『私たちもキューピットになれたらなと思って』

京子『へ?』

櫻子『あ、いや、えっと、いま向日葵の家にいるんですけど』

櫻子『良かったら歳納先輩も遊びに来ませんか?』

京子『うおーマジで!?絶対行くよ!』

櫻子『すぐ近くにコンビニがあるんでそこに来て下さい!』

京子『うはは、りょーかい!』

櫻子「……と言うことです、船見先輩」

結衣「……こんなのあんまりだ」シクシク


183: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 20:49:09 ID:yV02yqEd0

結衣「……か、帰る」

櫻子「ダメですよー、船見先輩!」

櫻子「私、歳納先輩迎えに行ってくるからね!」

向日葵「……あ、あの、船見先輩」

向日葵「つい櫻子の悪乗りに乗っかってしまいましたけど」

向日葵「私たち本当に感謝してますの」

向日葵「先輩には素直になって幸せになってほしいんです」

向日葵「だから……」

結衣「……確かにここで逃げたら説得力なくなっちゃうもんな」

結衣「……」

結衣「せめてアイツと2人きりにさせてくれるかな」

向日葵「ええ、もちろんです」


188: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 20:58:31 ID:yV02yqEd0

京子「へえ、ここがひまっちゃんの家かー」

櫻子「おっぱい同様なかなか立派ですよね!」

京子「あはは、櫻子ちゃんは面白いなぁ」

櫻子「この部屋にみんないますよーっと」

ガラッ

結衣「……」

櫻子「あれ、船見先輩1人……ああなるほど」

櫻子「それじゃごゆっくりーっと」

京子「おっとっと、急に押しちゃ危ないよー」

パタンッ


192: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 21:05:46 ID:yV02yqEd0

向日葵「櫻子、コレ紙コップですわ」

櫻子「おー、さすが向日葵、盗み聞きするつもりだな」

向日葵「あなたも同じこと考えてたでしょうが」

櫻子「へへへ、まあね」

ひまさく「……」スッ


結衣『悪いな京子、古谷さんの家に呼んじゃって』

京子『いや、いいんだよ、にしても意外だったなー』

結衣『へ、なにが?』

京子『ひまっちゃんと結衣がそこまで仲良かったなんてさ』

京子『家に呼んで遊ぶくらい仲がいいとはねぇ……』

結衣『い、いや、そういうワケじゃ……』


196: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 21:13:55 ID:yV02yqEd0

結衣『……』

京子『……ま、いいけどさ』

結衣『でもバレンタインのお返しなんて無理しなくても良かったのに』

京子『にしし、今日はホワイトデーだからな』

京子『……一つ質問していいかな、結衣』

結衣『あ、ああいいよ』

京子『……あ、あのさ、結衣がくれたチョコって義理?それとも本命?』

結衣『え……そのあのチョコは』


櫻子「がんばれー船見先輩」ボソッ

向日葵「脈ありですわ、船見先輩」ボソッ


212: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 21:47:38 ID:yV02yqEd0

京子『なんかね、あかりとちなつちゃんのと大きさとか違ったし』

京子『もしかしたらって、ずーっと考えてたんだ』

京子『もちろん……ぎ、義理だよね、あはは』

結衣『……』

結衣『違う、義理なんかじゃない!!』

京子『ほ、ほんと?』

京子『い、言わされてるとかじゃない』グスッ

結衣『……あれは本命だよ、京子』

結衣『……ずっと好きだったんだ京子のことが』


櫻子「いやー甘酸っぱいですなぁ」ギュムッ

向日葵「ちょ、ちょっとくっ付きすぎですわ櫻子……」


226: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 21:58:30 ID:yV02yqEd0

結衣『本当は子供のころからずっと好きだったのかもしれない』

結衣『でも、ずっと逃げてた』

結衣『京子に好きだって言って、断られたら……って』

結衣『それが怖くて、今までこの気持ちから逃げてばかりいた』ギュッ

京子『えへへ、ゆ、結衣……温かいや』

結衣『もう離さない、大好きだよ京子』

京子『私も大好きだよ、結衣』

京子『あ、えっと、バレンタインのお返しするからちょっと目閉じてて?』

結衣『え……うん』

京子『ん……』チュッ

結衣『……ん……』


櫻子「そっと戸を開けたら先輩たちがキスしてた」

向日葵「……すごいですわ」


233: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 22:08:58 ID:yV02yqEd0

京子『えへへ、結衣は私のもんだからな』

結衣『はいはい、お前も浮気したら許さないからな』

京子『浮気なんかしないもん!』

京子『……もーいっかいキスするー』チュッ

結衣『ん……』

京子『ぷは、結衣、ぎゅーってして!』

結衣『はいはい』ギュッ

京子『結衣の匂い大好き……』

結衣『ふふ、私も京子の匂い大好きだな』チュッ


櫻子「私も向日葵の匂い大好きー……」

向日葵「あーもう、引っ付きすぎですわ……」ギュッ

櫻子「と言いつつぎゅっとする向日葵であった」

向日葵「……うるさい」


239: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 22:16:35 ID:yV02yqEd0

櫻子「ねーねー、昔みたいにひまちゃんって呼んでいい?」

向日葵「ええ……さすがにそれはちょっと」

櫻子「ひーまちゃん」

向日葵「……」

櫻子「悪くないって顔してる、へへへ」ギュッ

向日葵「さ、さーちゃん……」

櫻子「くふふ、ずっと一緒だからな、向日葵」

向日葵「ええ、すっと一緒ですわ、櫻子」

ガラッ

結衣「廊下で抱き合うとはなかなかレベルが高いな」

京子「こりゃ私たちも負けてられませんなー」

ひまさく「……」


248: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 22:28:37 ID:OSwGPtTI0

向日葵「あ、えっと、先輩方これはその……」

櫻子「いやー、先輩たちのキスが素晴らしかったので」

結衣「……しっかり見てたんだね」

京子「は、恥ずかしい……」

向日葵「……でも上手くいったようでなによりですわ」

結衣「うん、おかげでしっかり伝えられたよ、京子に好きだってね」

京子「や、や、改めて言うの恥ずかしいから禁止!!」

櫻子「あはは、歳納先輩、顔真っ赤ですよ!」

京子「……ちくしょー結衣のやつ」


252: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 22:40:05 ID:OSwGPtTI0

結衣「それじゃ私たちこのへんで失礼させてもらうよ」

京子「だね、そろそろご飯の時間だし」

櫻子「えーもう帰っちゃうんですか?」

櫻子「良かったら晩ご飯食べていってくださいよ!!」

向日葵「ええ、お時間さえあればぜひ」

結衣「……どうする?」

京子「もちろん食べて行きます」ビシッ

結衣「即答か」


258: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 22:49:33 ID:OSwGPtTI0

結衣「……まあこうなるのは予想できたけどね」

向日葵「ですね」

京子「いやー結衣とひまっちゃんの料理楽しみだなー」ゴロー

櫻子「ですねー」グダー

京子「結衣のオムライスってね、ほんと美味しいんだよ!」

櫻子「いやいや、向日葵のスープも絶品ですよ!」


結衣「わ、悪い気はしないけどさ」

結衣「……ちょっと照れるかな」

向日葵「ふふ、船見先輩、顔真っ赤ですね」

結衣「古谷さんもね」

向日葵「……こほん」


260: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 22:58:53 ID:OSwGPtTI0

結衣「楓ちゃんの分はこれくらいで大丈夫かな?」

向日葵「ええ、大丈夫です、ありがとうございます」

結衣「おーい、出来たぞだらだらシスターズ」

京子「呼んでるよ、櫻子ちゃん」

櫻子「えっと、歳納先輩のことじゃないんですか?」

向日葵「早く来ないとご飯抜きになりますわよ」

京子「はーい!」

櫻子「すぐ行きまーす!」


267: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 23:16:38 ID:OSwGPtTI0

京子「えへへ、ケチャップでLOVEだってさ」

櫻子「くふふ、こっちは大きなハートですよ」

結衣「……」

向日葵「……」

楓「2人ともリンゴさんみたいに顔真っ赤だねっ!」

櫻子「おや楓、今までどこに行ってたんだ?」

楓「花子お姉ちゃんと遊んでたのっ!」

京子「ひまっちゃんの妹さん?」

櫻子「はい、楓って言うんです」

京子「へえこんばんは、京子だよん!」

楓「知ってるよ、結衣お姉ちゃんの恋人さんだよねっ!」

京子「……」


274: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 23:29:10 ID:OSwGPtTI0

楓「わあ、オムライスとスープ美味しい!」

結衣「ほんと?喜んでもらえて良かったよ」

櫻子「……くふふ、いいこと考えちゃった」

櫻子「楓、ちょっと耳貸して」

楓「え、どうしたの櫻子お姉ちゃん」

櫻子「……」ゴニョゴニョ

楓「うん、分かった」

楓「結衣お姉ちゃん、京子お姉ちゃんのどこが好きなの?」

結衣「なっ……!?」

京子「ほほう……」


283: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 23:43:15 ID:OSwGPtTI0

結衣「な、なんで、いきなりそんなこと……」

楓「ごめんなさい迷惑だったよね……」

結衣「い、いや、楓ちゃんは悪くないよ」

京さく「……」ニヤニヤ

結衣「ぐっ……」

結衣「一言で言うと、優しいところかな」

結衣「この間風邪引いたときも、わざわざ家に寄ってくれたし」

結衣「私のことをいつも一番に考えてくれてる」

結衣「一人暮らしも京子のおかげで寂しくなかったんだ」

結衣「……ありがとう、大好きだよ」

京子「……あ、いえ、こちらこそ」

ひまさく「(なんだこのバカップル)」


286: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/14 23:51:56 ID:OSwGPtTI0

結衣「……楓ちゃん」ゴニョゴニョ

楓「うん、任せて!」

櫻子「なんか嫌な予感が……」

楓「櫻子お姉ちゃん、お姉ちゃんのどこが好きなの?」

櫻子「ぐぬっ……」

京子「ぷっ、そりゃいいや、みんな聞きたいよね」

結衣「ああ、ぜひ聞きたいな」

向日葵「自業自得ですわ、往生なさいな」

櫻子「むむむ……」


293: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/15 00:09:13 ID:u3PwIo0T0

櫻子「ひ、向日葵のことなんて……」

櫻子「だ、大好きだもん!」

向日葵「……そ、そうですの」

櫻子「いつも私に勉強教えてくれたり」

櫻子「いつも私に美味しいご飯食べさせてくれたり」

櫻子「……いつも優しくしてくれるもん」

櫻子「だから向日葵は、ずーっと私といるんだからな!」

櫻子「浮気なんかしたら絶対許さない!!」

向日葵「し、しませんからそんなこと」

向日葵「私が好きなのは櫻子1人だけですもの」

櫻子「そっか、へへへ」

結京「(なんだこのバカップル)」


294: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/15 00:11:25 ID:W6AVZxNhi

なんだこのバカップルたち


298: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/15 00:19:33 ID:u3PwIo0T0

結衣「京子、そろそろ帰ろうか」

向日葵「すみません、お皿洗いまで手伝ってもらって」

京子「なあに、私はなにもしてませんよ」

結衣「ああ、ほんとにテレビを見てるだけだったな」ムニムニ

京子「ほっぺむにょーん」

櫻子「先輩たち、また遊びにきてくださいね!」

京子「こんどは結衣の家に遊びにおいでよ」

結衣「うん、そうだね」

結衣「ふふ、もちろん楓ちゃんも連れてね」

向日葵「はい、ぜひ!」

櫻子「絶対行きます!!」


301: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/15 00:30:26 ID:u3PwIo0T0

結衣「……もう少しで4月だっていうのに冷えるな」

京子「結衣、もっと寄り添っていい?」

結衣「当たり前だろ、もう気にするような仲でもないし」ギュッ

京子「……そっか、だよね」

京子「結衣はいま幸せ?」

結衣「……幸せだよ、京子の隣を歩けて」

結衣「京子の恋人になれて」

京子「えへへ、私も幸せー」

結衣「……今度古谷さんたちと遊びに行こうな」

京子「えへへーだね、アナタ」

結衣「その呼び方はやめろ」

京子「あーん、いけずうー」

おしまい!


302: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/15 00:31:50 ID:DvkG+uZC0

乙だし!すっごくよかったし!


312: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/15 00:41:31 ID:Np9Dwcyy0

乙だよぉ




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