ドラッグ オン ドラグーン3 討鬼伝

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櫻子 「行かないでよ、向日葵ぃ・・・話きいてよぉ・・」

http://blog-imgs-56.fc2.com/s/s/i/ssipaimatome/100-0915d.jpg
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 19:28:38 ID:Smc6IIaO0
櫻子 「向日葵、今日さ、ひま?」


ある日の放課後。

授業も終って帰り支度をしている私に、櫻子が声をかけてきた。


向日葵 「ええ、これといって・・・どうかしたんですの、櫻子」


いつもこちらのことなんか気にせず、勝手気ままにまとわり着いてくる櫻子。

なのに今日に限って、いったいどうしたと言うんだろう。


2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 19:29:09 ID:Smc6IIaO0

櫻子 「うん・・・ちょっと、ちょっとね・・・」

向日葵 「・・・?」

櫻子 「あのね・・・そのね・・・」


伏し目がちに何かを言いよどむ櫻子。

まったく持って彼女らしくない態度に、私も何となくイライラしてしまう。


向日葵 「何を言いよどんでるんですの?らしくありませんわ」


言葉にも少し、棘が生えてしまう。

だって・・・


櫻子 「むぅ~・・・」

向日葵 「言いたいことがあるなら、はっきり言えば良いのに」

櫻子 「・・・」


3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 19:29:42 ID:Smc6IIaO0

櫻子はいつだって自分勝手で、口が悪くて、ついでに頭も悪い。

周りの空気だって読まないし、気ままでわがまま放題で手のかかる子供みたいな子だ。

だけど・・・

彼女の子供っぽさは、喜びや怒り、感情の発露にもストレートに現れてくる。

思ったことを思ったままに。まっすぐと何の衒いもなく私にぶつけて来る。

それが櫻子。

・・・いつもの櫻子なのに。

そんな櫻子のことが私は・・・それなのに。


4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 19:30:33 ID:Smc6IIaO0

向日葵 「用件も分からないことに、貴重な時間を割きたくありませんの。それじゃ、ごきげんよう」


きびすを返し出口へ向かおうとする私。

その私の襟首に。


櫻子 「っ・・・!」


とっさに伸ばされた櫻子の腕。


櫻子 「ま、待って!」

向日葵 「ぐぇっ!」


喉仏の辺りを軽く圧迫され、思わず咳き込んでしまう。


7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 19:31:38 ID:Smc6IIaO0

苦しい!なんだっていうんですの!?


向日葵 「う・・・げっほ・・・ごほ・・・ちょ、ちょっと櫻子~~・・・」

櫻子 「あ、ご、ごめん・・・」

向日葵 「ごめんじゃありませんわ!急に襟首引っ張らないで下さる!?窒息しちゃうかと思いましたわよ!」

櫻子 「だって・・・向日葵、行っちゃおうとするんだもん・・・」

向日葵 「だからって、口があるんですもの、一言呼び止めればすむ事でしょう?」

櫻子 「・・・」

向日葵 「いつもいつも口より先に手が出るのは、あなたの悪い癖ですわ!だいたいあなたは・・・」

櫻子 「・・・っ。う・・・ぐす」

向日葵 「えっ」


8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 19:32:31 ID:Smc6IIaO0

櫻子 「う・・・うえ・・・うええええええん・・・」


まるで子供のように、ポロポロとこぼれる大粒の涙をぬぐおうともせず。

しゃくりあげしゃくりあげ。

怒るにしても笑うにしても、いつもうるさいくらいに元気な櫻子が・・・


櫻子が、泣いている・・・


向日葵 「櫻子・・・あなた・・・」

櫻子 「行かないでよ、向日葵ぃ・・・話きいてよぉ・・・うあああああん」


9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 19:34:14 ID:Smc6IIaO0

向日葵 「話って・・・だから私、さっきから・・・」


ざわざわ・・・

ざわめき立つ教室。

ただならない私たちの様子に気づいたクラスメイトたちが、ちらちらこちらを見やりながら心配げな視線を投げかけてくる。

そんな中、慌てたようにこちらに駆けて来る子が一人。


あかり 「櫻子ちゃん!お風邪?それとも怪我でもしちゃったの・・・?一緒に保健室行こうか?」


赤座あかりさん・・・


10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 19:36:24 ID:Smc6IIaO0

向日葵 「赤座さん・・・な、何でもありませんわ」

あかり 「何でもって・・・だって櫻子ちゃんが泣いて・・・」

櫻子 「いい・・・」

向日葵 「え?」

櫻子 「もう良い!向日葵のバカ!おっぱい魔神!!」


だだっ!

やっと普段の彼女らしい発言を叫んだかと思うと、櫻子は脱兎のごとく教室を飛び出していってしまった。


向日葵 「いったい、なんだっていうんですの・・・」


11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 19:38:59 ID:Smc6IIaO0

あかり 「向日葵ちゃん・・・櫻子ちゃん、どうしたの?」

向日葵 「私にもさっぱりですわ。でもあの子のことですもの。明日には全部忘れて元気に登校してきますわよ」

あかり 「うーん・・・だと良いんだけど、あかり、心配だよぉ」

向日葵 「心配には及びませんわ。櫻子、気分屋な所があるから。今日も虫の居所が悪かっただけですわ」

あかり 「そうなのかなぁ・・・」

向日葵 「きっと・・・」

あかり 「・・・」


13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 19:40:17 ID:Smc6IIaO0

・・・
・・・


帰り道。

生徒会の仕事がお休みの私は、そのまま帰路についた。

隣には赤座さん。

彼女も今日は娯楽部の集まりがお休みなのだという。

本当だろうか。

だって私は分かっている。

優しい赤座さんは、さっきの事が気になって、私を一人にしたくはなかったのだろうことを。


15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 19:41:46 ID:Smc6IIaO0

あかり 「そういえば、向日葵ちゃんと二人で一緒に帰るのって初めてじゃないかな」

向日葵 「そうですわね。お互い帰宅時間もあまり合いませんし、それに・・・」


帰り道が別々だから。

という一言を私は飲み込む。


あかり 「それに、なぁに?」

向日葵 「ううん、なんでもないですわ」

あかり 「そっか」

向日葵 「・・・」

あかり 「・・・」


少し沈黙。


16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 19:44:16 ID:Smc6IIaO0

赤座さんは、どちらかといえば私よりも櫻子と仲が良い。

私と二人きりになる機会もあまり無く、いざ二人になってしまうと紡ぐべき言葉が思いつかない。

お互い積極的に話をする方でないからか、間が持たないのだ。


向日葵 「・・・」

あかり 「・・・」


赤座さんや吉川さんたちと一緒にいる時は、良い感じで櫻子が私と皆の間を取り持つ役割を果たしてくれていたのだなと。

今さらのように気がつく。


17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 19:46:34 ID:Smc6IIaO0

向日葵 「櫻子でも、役にたっていたんですのね」

あかり 「ん?なぁに?」

向日葵 「あ、ううん。なんでもないですわ」

あかり 「ふーん?・・・あ」

向日葵 「どうしたんですの?」

あかり 「公園!ねえ、向日葵ちゃん。すこしベンチで休んでいこうよ」

向日葵 「時間はあるし、良いですわ。少し喉も渇きましたし」

あかり 「えへへ・・・じゃあ、ジュース買って行こうよぉ」

向日葵 「そうですわね」


18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 19:48:53 ID:Smc6IIaO0

・・・
・・・


向日葵 「赤座さんは何を飲むんですの?」

あかり 「ぴっちょんオレンジ!向日葵ちゃんは?」

向日葵 「今日はコーヒーにしますわ」

あかり 「まさかブラック!?」


甘いもの・・・という気分ではありませんもの。


向日葵 「ええ、たまには」

あかり 「すごい!すごいねぇ!向日葵ちゃん、コーヒーブラックで飲めるんだ!」

向日葵 「ま、まぁ・・・」


19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 19:50:34 ID:Smc6IIaO0

きらきらと瞳を輝かせながら、憧れの眼差しで私を見つめる赤座さん。

そういえばいつだったか、無理してブラックコーヒーを飲む赤座さんを見た事があったっけ。

そして思い出す。

あの場面を見たのは、この公園だったな、と。

そしてその隣には、あの子もいて・・・

いつもあの子が側にいて、こんな些細な思い出にも、常にあの子は顔を出してきて・・・

元気に笑ったり、怒ったりしていた。


向日葵 「櫻子・・・」

あかり 「・・・向日葵ちゃん?」

向日葵 「あ、な、なんでもありませんわ。さ、飲み物も買ったしベンチに行きましょう!」


21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 19:54:13 ID:Smc6IIaO0

・・・
・・・


向日葵 「ごくっ」

あかり じー・・・

向日葵 「ごくごく」

あかり じじーっ

向日葵 「・・・赤座さん、一口飲んでみます?」

あかり 「いいのっ?」ぱぁっ

向日葵 「ええ、どうぞ」

あかり 「わぁい!えへへ、嬉しいなぁ。それじゃお言葉に甘えて・・・」ごっくん

向日葵 「・・・」

あかり 「っ!うえぇ!ごっほごっほ!げほげほ・・・」

向日葵 (やっぱり)


22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 19:55:27 ID:Smc6IIaO0

あかり 「ふえええ・・・やっぱり飲めないよぉ」

向日葵 「どうして、そんな無茶なんかするんですの?飲めないって分かってるのに・・・」

あかり 「え、向日葵ちゃんって、あかりがブラックコーヒー飲めないの知ってたっけ?」

向日葵 「あ・・・いえ・・・赤座さんはブラックってイメージじゃありませんから」

あかり 「子供っぽいってこと?ひどいよぉ」ぷすぴす


危なかったですわ。あの日、ここで赤座さんを見ていた事、彼女は知らないんだった。

覗き見なんて良い趣味じゃありませんもの。ばれないに越した事はない。


23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 19:56:40 ID:Smc6IIaO0

あかり 「うーん・・・あかり、いつかブラックコーヒー飲めるようになりたいんだよねぇ」


さっきは頬を膨らませて怒っていたかと思ったら、こんどは俯いて、ちょっと物憂げな顔。

赤座さんの表情はころころ変わる。見ていて飽きない。

そんなところは、ちょっと櫻子に似ていなくも無い。


あかり 「それで機会があれば試してみるんだけど、やっぱり苦手で・・・」

向日葵 「コーヒーなんて嗜好品ですもの。苦手なら無理して飲まなくても良いんじゃないですの?」

あかり 「それはそうなんだけどねぇ・・・」 


そう言って顔を上げた赤座さん。

眉をハの字にして、えへへと苦笑してる。


あかり 「早く、飲めるようになりたいんだ」


24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 19:58:33 ID:Smc6IIaO0

向日葵 「どうして?」

あかり 「結衣ちゃんに追いつきたいから」

向日葵 「船見先輩に?」

あかり 「うん・・・えへへ・・・」

向日葵 「それは、どういう意味・・・」

あかり 「向日葵ちゃんは知ってるよね。あかり、結衣ちゃんと京子ちゃんとは幼馴染で・・・」

向日葵 「ええ、それは良く存じてますわ」

あかり 「だけどね、あかりだけ一人年下で。だから、結衣ちゃんたちが中学に上がってからの一年間、あかりはよく知らない」

あかり 「一年って長いよね。通う学校は違っても、それでもみんなでよく会って遊んでたりはしてたんだ。でも・・・」

あかり 「ほんの少しね、接点が減っただけで、知らない事って増えちゃうんだなぁって・・・」

向日葵 「それが、ブラックコーヒー?」

あかり 「うん。小学生の頃はね、結衣ちゃんがブラックコーヒー飲んでるところなんて見た事なかった」

あかり 「でも、いつの間にか結衣ちゃんは甘いコーヒーからは卒業しちゃってて。だからね、あかりは思ったの」

あかり 「あかりもブラックコーヒーを飲めるようになれば、結衣ちゃんとの一年間の溝を埋めることができるんじゃないかって・・・」


26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 20:02:41 ID:Smc6IIaO0

向日葵 「赤座さん・・・」


物憂げな赤座さんの顔。

このときの彼女は、とても大人っぽく見えた。

赤座さんにもこんな表情ができたんだ。知らなかったな。

そう意外に思うと同時に、彼女の言っていることに納得する。

毎日教室で顔を合わせていてさえ、こんな風に知らない事って多いんだ。

だったら、赤座さんが気にする一年間も、きっと彼女にとっては非常に長い時間だったんだろう。

ずっと一緒だった幼馴染が、少し疎遠になった程度で遠くに感じるほどに・・・


あかり 「あかりね、向日葵ちゃんたちが羨ましい」


27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 20:03:26 ID:Smc6IIaO0

向日葵 「え」


突然こちらに矛先を向けられ、動揺してしまう。


向日葵 「私たちって、櫻子と私ですの?」

あかり 「うん。だって、二人は幼馴染で仲良しで」

向日葵 「な、仲良くなんかありませんわっ。私たち、仲の悪さには定評がありますもの!」


赤座さん、全部分かってるよとでも言いたげに、短く笑う。


あかり 「ふふっ。だけど、ずっと一緒だったよね」

向日葵 「・・・」

あかり 「ずっと一緒で、きっとお互い色んな所を知り尽くしていて・・・」

向日葵 「それは・・・」


28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 20:04:57 ID:Smc6IIaO0

あかり 「だから今日の櫻子ちゃん、普通じゃなかったって言うのも、あかり以上に分かってるよね」

向日葵 「・・・」


分かってる・・・

櫻子が何かに悩んでいて、あれはきっと私に話を聞いて欲しがってたんだ。

でも、その悩みが大きすぎて、いつもみたいには素直になれなくって。

どうして良いか分からなくって、あんな「らしくない」櫻子になってしまったんだろう。


あかり 「ね、向日葵ちゃん」


分かってた。分かってたのに。

あんな櫻子を見たのは私も初めてで・・・

どうして良いか、分からなかった。


29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 20:06:44 ID:Smc6IIaO0

向日葵 「赤座さん、私」


気弱にしてる櫻子なんか見たくなかった。

いつもみたいにうるさい位に明るくあってほしかった。


あかり 「うん、行ってらっしゃい、向日葵ちゃん。あかりで良ければ、いつだって相談に乗るからね」


だから私も、いつも以上に辛く当たってしまったんだ。


向日葵 「ありがとうございます。私、櫻子のところに行ってきますわ!」


ありがとう、赤座さん。

立ち上がると、私は手を振る赤座さんにぺこりと頭を下げ、櫻子の家に駆け出した。


31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 20:08:41 ID:Smc6IIaO0

・・・
・・・


櫻子 「向日葵・・・」

向日葵 「はぁはぁ・・・さ、櫻子・・・良かった、家に帰ってたんですのね・・・」

櫻子 「な、なんだよ、なんか用?」

向日葵 「あの、櫻子・・・」

櫻子 「帰ってくれないかな。こう見えて私、けっこう忙しいし」

向日葵 「・・・」


櫻子の家。

とりあえず玄関まで入れてくれたけれど、櫻子の機嫌は治っていない。

プイッとそっぽを向いてしまって、私の方を見ようともしない。

すっかりへそを曲げてしまったよう。


32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 20:10:34 ID:Smc6IIaO0

どうしようか。一瞬逡巡してしまった私だけど。


向日葵 「櫻子っ」

櫻子 「な、なんだよ」

向日葵 「ごめんなさい!」


思いっきり頭を下げる。

背骨よ折れろと言わんばかりに。頭よ膝にくっつけと言わんばかりに。


櫻子 「んなっ!?」

向日葵 「あなたが私に相談事があったの、分かってましたわ。なのに私ったら、あんなつれない態度を取ってしまって・・・」

向日葵 「悪かったと思ってますの。本当にごめんなさい」


謝ろう。

そう決めて来たから。

赤座さんとの話で、そうしようと決意してきたから。


33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 20:13:46 ID:Smc6IIaO0

櫻子 「ちょ、や・・・止めろよ。なんだよ、そんなの向日葵らしくないだろ」

向日葵 「らしくないと言えば櫻子もですわ」


そして、櫻子にも謝らせよう。

そうも決めて来たから。


櫻子 「なにがだよ」

向日葵 「言いたいことがあるなら、はっきり言いなさいな。言いよどむなんて、それこそあなたらしくないですわよ」

櫻子 「別に言いたいことなんて・・・」

向日葵 「櫻子」ずいっ

櫻子 「う・・・」

向日葵 「私は謝りましたわ。次はあなたが謝りなさい」

櫻子 「はぁ?!何で私が謝らなきゃならないんだよ!」

向日葵 「よそよそしい態度、とられましたわ!」

櫻子 「なっ!」


35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 20:16:36 ID:Smc6IIaO0

向日葵 「一体知り合って何年の付き合いだと思っていますの?私は・・・少なくとも私は・・・っ」

向日葵 「なんでも言い合える、遠慮なんか要らない。そんな二人でいられたと思ってましたわ・・・!」

櫻子 「ひ、向日葵・・・」

向日葵 「ね、櫻子・・・他の人には言えなくても良い。でも、私には。私にだけは・・・」ずずいっ

櫻子 「ちょ、向日葵・・・顔、近い・・・近いって・・・」

向日葵 「私たちの間に他人行儀なんて、そんなのは無しにしましょう?」

櫻子 「向日葵・・・」


37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 20:20:07 ID:Smc6IIaO0

まっすぐに櫻子を見つめる。

今は櫻子もそっぽを向くのは止め、戸惑いを色濃く宿した瞳で私を見ていた。

いつの間にか、二人の顔は互いの吐息が感じられるほどの距離まで接近していて・・・


向日葵 「あ・・・」

櫻子 「・・・」


ほのかに上気した櫻子の顔が、今は私の目の前。

その事に気がついて、私まで思わず顔を赤らめてしまった、まさにその時・・・


38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 20:20:51 ID:Smc6IIaO0

撫子 「櫻子、お客さん?」ひょこっ

櫻子・向日葵 「うわぁっ!!」


廊下の奥からひょっこり姿を現したのは、撫子さんだった。


撫子 「なんだ、ひま子じゃない。なにやってんの、玄関先で。櫻子、上がってもらったら?」

向日葵 「あ、で、でも・・・」

撫子 「・・・ん?あんたら、何だか距離、近くない?」


39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 20:22:59 ID:Smc6IIaO0

櫻子・向日葵 「・・・っ!!」ばっ


阿吽の呼吸で、互いに飛びのき距離をとる私たち。


撫子 「・・・息ぴったりだね。ま、いっか。それじゃひま子、ごゆっくりね」

向日葵 「は、はい・・・」

櫻子 「・・・向日葵、私の部屋に行こう」

向日葵 「良いんですの・・・?」

櫻子 「遠慮はなしって言ったの、向日葵じゃんか」

向日葵 「・・・そうでしたわね。お邪魔しますわ」


40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 20:23:39 ID:Smc6IIaO0

・・・
・・・


櫻子の部屋


ビックリした。

でも、タイミングよく撫子さんに声をかけてもらえて良かったのかも知れない。

私ったら、無我夢中で思わず距離感というものを失っていて、どうして良いか分からなくなっていましたもの。


そして今。


櫻子の部屋で私たちは二人きり。

差し向かいで座っている。


41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 20:24:41 ID:Smc6IIaO0

向日葵 「さっきはビックリしましたわね。急に撫子さんに声をかけられて」

櫻子 「・・・」

向日葵 「しかも、あんなに近づいてるところを見られてしまって。誤解、されてないかしら」

櫻子 「・・・」

向日葵 「ね、櫻子。あなたから後で撫子さんにお話しておいて下さらないかしr
櫻子 「向日葵」

向日葵 「・・・はい」

櫻子 「ごめんね」

向日葵 「・・・」


42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 20:25:28 ID:Smc6IIaO0

櫻子 「あんたの言うとおり、悩んでる事があったんだ。だから向日葵に相談したかった。相談したかったんだけど・・・」

櫻子 「こんな事聞いて良いのかなって不安になっちゃって・・・もし、笑われちゃったりしたらどうしようって・・・」

向日葵 「笑う?私が?」

櫻子 「自分でもおかしいって思ってるんだ。だけど、こんな事は向日葵にしか聞けない。だけど、言っちゃったら向日葵に拒否されそうで・・・」

櫻子 「聞きたいのに聞けない。もう、自分でどうしたら良いか、ぜんぜん分からなくなっちゃって・・・」

向日葵 「それで、あんなハッキリしない態度をとっていたんですのね」

櫻子 「向日葵、私の相談、乗ってくれるか?」

向日葵 「私を誰だと思ってるんですの」

櫻子 「おっぱい魔神」

向日葵 「ぶっとばしますわよ」


43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 20:26:25 ID:Smc6IIaO0

櫻子 「・・・らいばる」

向日葵 「そうですわ、ライバルですわね」


そして、これまで隣でずっと共に歩み続けてきた、幼馴染同士。


向日葵 「ライバルであるなら、いつだって対等な立場でいたいものですわ」

櫻子 「笑わないで聞いてくれるか?」

向日葵 「あなたがいつもの櫻子に戻ってくれるのなら、なんだって真剣に聞きますわ」

櫻子 「・・・っ」


櫻子は立ち上がると、がっと私の両肩を掴んだ。

今まで見た事もないような真剣な眼差しで、私を見つめながら。


45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 20:28:09 ID:Smc6IIaO0

櫻子 「向日葵っ!」

向日葵 「は、はい・・・!」

櫻子 「あのね、お願いがあるの!」


そして、彼女は私に望む事を言い放った。

まじめな眼差し、真剣な声音で。

一言一言を確認するかのように、ゆっくりと。


櫻子 「ま ○ こ を 見 せ て く れ !」櫻子 「向日葵っ!」

向日葵 「は、はい・・・!」

櫻子 「あのね、お願いがあるの!」


そして、彼女は私に望む事を言い放った。

まじめな眼差し、真剣な声音で。

一言一言を確認するかのように、ゆっくりと。


櫻子 「ま ○ こ を 見 せ て く れ !」


46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 20:28:41 ID:Smc6IIaO0

・・・・大事な事だから二回書きました。

すまそ・・・


47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 20:29:14 ID:Smc6IIaO0

・・・
・・・


向日葵 「・・・は?」


我が耳を疑う。

この子は一体、なんと言ったんだろう。


向日葵 「ご、ごめんなさい。聞き間違いかしら・・・もう一回、言ってくださる?」

櫻子 「だからぁー」


再び櫻子が口を開く。


櫻子 「ま○こ見せてって言ったの!恥ずかしいんだから、何度も言わせるな!」


聞き間違いじゃなかった・・・


49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 20:31:02 ID:Smc6IIaO0

向日葵 「・・・とりあえず、理由を聞きましょうか・・・」

櫻子 「うん・・・実は昨日さ、お風呂上りにね。ちょっと気になっちゃって」

向日葵 「気になるって、なにが?」

櫻子 「自分のま○こが、どんな形をしてるのかなって!」

向日葵 「・・・」

櫻子 「でね!パンツ履く前に写メとってみたんだよ。こう、股の下に入れてパシャっと!」

向日葵 「・・・実演しないで良いですわ」

櫻子 「そしたら・・・そしたらさ・・・」


元気を取り戻していたように見えた櫻子が、再び表情を曇らせてしまった。


向日葵 「そうしたら、どうしたんですの?」

櫻子 「グロかった・・・」


50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 20:32:04 ID:Smc6IIaO0

向日葵 「グロ・・・?」

櫻子 「そーだよ!グロかったんだよ!なんかさ、見た目に可愛くないんだよ!すっごいショックだよ!」

向日葵 「・・・」

櫻子 「自分のあそこなんてさ、いや、他の人のもだけど。見たことなんて普通ないじゃん?だけどさ、私が持ってたイメージと全然ちがくて、もうなんて言うかさ!」

向日葵 「一応聞いておきますけど、櫻子はそれにどんなイメージを持っていたんですの?」

櫻子 「そりゃぁー、私のま○こだもん。ふわふわでぷにぷにで、色は淡い桜色で、とにかくかーいーの!」

向日葵 「・・・」

向日葵 「・・・・」

向日葵 「・・・・・はぁ~~~」


肺の中の空気が全て、深いため息となって私の口から漏れ出てきた。


51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 20:33:11 ID:Smc6IIaO0

櫻子 「・・・向日葵?」

向日葵 「・・・ばか」

櫻子 「はぁああああ!?」

向日葵 「帰りますわ。本気で心配していた自分がバカみたい」


込み上げてくる憤りを隠さずに言葉に乗せ、吐き捨てるように櫻子に放つ。

この子は、さんざん人を心配させ悩ませ、その挙句がこの独白ですの?

人を馬鹿にするにも程ってものがありますわ!


櫻子 「ちょ、待ってよ!帰るってなんだよ!人の悩みを聞いておいて、無責任じゃねーの!」

向日葵 「私はほんとのほんとに心配していたんですの!」

櫻子 「・・・っ!」


54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 20:35:43 ID:Smc6IIaO0

向日葵 「いつも元気な櫻子の様子がおかしい。きっと何か、よっぽどな事があったに違いない。そう思ったから心配で心配で・・・」

向日葵 「なのに何ですの、その悩みは!ふざけんじゃねーですわよ!!」


ごきげんようっ!

言い捨て、私は櫻子の部屋を出ようとした。

だけど。


櫻子 「向日葵っ!」


先回りした櫻子が、扉の前に、まるで通せんぼの様に立ちふさがって、私の退室の邪魔をする。


向日葵 「・・・どいていただけませんこと?」

櫻子 「いやだっ!」


55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 20:36:38 ID:Smc6IIaO0

向日葵 「私、帰るんですの。どいて下さいな」

櫻子 「だから、いやだっ!」

向日葵 「・・・いい加減に」

櫻子 「私はっ!」


櫻子 「私は真剣だっ!!」


向日葵 「さ、櫻子・・・」


56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 20:38:14 ID:Smc6IIaO0

櫻子 「ふざけてなんかない!真剣だ!すっごい真剣なんだ!だって、自分の大事なところがグロいなんて、将来大好きな人に見られた時に、それで嫌われちゃったらって思うと・・」

櫻子 「向日葵に嫌われちゃうかもって思ったら、耐えられなかったんだもん!」

向日葵 「え・・・」

櫻子 「・・・あ」はっ

向日葵 「・・・」

櫻子 「・・・」


59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 20:40:06 ID:Smc6IIaO0

向日葵 「あ、あの・・・今のって・・・」

櫻子 「・・・ほ、ほんと、ふざけてないんだよ」

向日葵 「でもだって、その・・・」

櫻子 「他の人のと比べて自分のがグロいのかどうか、確認したかっただけなんだ。こんなの頼めるの、向日葵しかいないし・・・」

向日葵 「櫻子・・・ばかね」

櫻子 「なっ、バカってなんだーっ!」

向日葵 「私たち、何年の付き合いだと思ってますの?」

櫻子 「え?えっと・・・た、たくさん・・・」

向日葵 「そう、たくさん。だから、長い付き合いの間に、櫻子の嫌な所なんてたくさん見てきましたわ」


そして、好ましい所だってたくさん。


向日葵 「櫻子のいろいろな面を知っている。そんな私が今さら、欠点の一つや二つ増えたくらいで、櫻子を嫌ったりすると思いますの?」

櫻子 「そ、それは・・・」


61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 20:42:33 ID:Smc6IIaO0

向日葵 「もっと私を信頼なさい。だって私たちは、今までも、そしてこれからも。ずっとずっと永遠に・・・」

向日葵 「ライバル同士なんですもの」

櫻子 「ひ・・・」うるっ

櫻子 「向日葵ーっ!」がばっ!

向日葵 「きゃああ」


どでーんっ!


向日葵 「あいたた・・・ちょっと、急に抱きついて来ないで下さる!バランスを崩して、倒れちゃったじゃありませんの!」


62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 20:44:03 ID:Smc6IIaO0

櫻子 「向日葵、向日葵・・・」


私の胸に顔をうずめて、肩を震わせている櫻子。

泣いている・・・?


向日葵 「また、泣いてるんですの?」

櫻子 「だって・・・」

向日葵 「今日のあなた、本当に泣き虫ですわね。本当、らしくないったらありはしませんわ」

櫻子 「・・・うっさいな、おっぱいお化け」ずびっ


小さく鼻を鳴らし、憎まれ口を叩きながらも、私の胸から顔を離そうとしない。

たまにはこんなしおらしい櫻子も、可愛いかも。


63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 20:45:10 ID:Smc6IIaO0

何となく。何となくだけど、そんな櫻子の頭を撫でてあげたくなった。

優しく、ひと撫で。櫻子の髪がふんわりとした感触を私の指に伝えてくる。

櫻子は私のなされるがまま。だから、もう一回。


櫻子 「・・・子ども扱いするなよ」

向日葵 「いつまでも人に抱きついて泣いてるなんて、子ども扱いで十分ですわよ」

櫻子 「仕方ないじゃん」


嬉しかったんだから。

ぽそっと漏らした櫻子の呟きを、私は敢えて聞こえないふりをしてあげた。


64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 20:47:32 ID:Smc6IIaO0

・・・
・・・


それからどれくらいの時間、そうしていただろう。

私に抱きつき、胸に顔を埋めたままの櫻子。

そして、彼女のふわふわの髪をすく様に頭をなで続ける私。

しかし・・・

長時間抱きつかれたままでは、さすがに疲れてきましたわ。


向日葵 「櫻子・・・そろそろどけてくれません?その・・・いい加減疲れてきましたので・・・」

櫻子 「・・・」

向日葵 「櫻子、起きてますの?聞こえてたら、私から降りてほしいんですけど・・・」

櫻子 「やだ」

向日葵 「え?」


65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 20:48:42 ID:Smc6IIaO0

櫻子 「やだっ!」


がばっ!


向日葵 「きゃぁ!?」


私の胸から顔を上げるや否や、櫻子は凄い力で私を床に押し付けてきた。


向日葵 「な、なんですの、急に!痛いですわ!離して!」

櫻子 「話はまだ終ってないぞ!」

向日葵 「話って、まさか・・・!」

櫻子 「ま○こ、見せてもらうぞ!」

向日葵 「やっぱり!まだ言ってるんですの!?だから私は、あなたのあそこがどんなのでも嫌いになんてならないって・・・!」

櫻子 「それとこれとは、話が別だぁ!」


ばさーっ!


向日葵 「きゃああ、スカートが!!」


67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 20:51:11 ID:Smc6IIaO0

櫻子 「自分のだけがグロかったら嫌だもん!だから、向日葵のも見て確かめる!」

向日葵 「私に嫌われるのが嫌で、気にしてたんじゃなかったんですの!?」

櫻子 「それもある!でも、それだけじゃない!」

向日葵 「ぱんつに手をかけないで!脱げる、脱げちゃうっ!!」

櫻子 「隠し事や遠慮は無しなんだろ、向日葵っ!」

向日葵 「いーやー!やめてーーーっ!」


68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 20:52:17 ID:Smc6IIaO0

全力で抵抗するけれど、しょせん力では櫻子に敵わない。

非力でたやすく手折られてしまう花のような私。

そんな儚い自分自身を、今は怨めしくさえ思えますわ。

て、そんな事考えてる場合ではなく!


櫻子 「私は自分が安心したい!そのための生贄になれ、向日葵ぃーっ!」

向日葵 「やめて、ぱんつが、ぱんつがぁーっ!!」


ぺろーん


向日葵 「いいいぃぃぃぃぃぃやあああぁぁぁぁあああああっ!!!」


69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 20:53:43 ID:Smc6IIaO0

・・・
・・・


櫻子 「いやぁー、はっは!はっはっは!」

向日葵 「お、犯された・・・汚されてしまいましたわ・・・」

櫻子 「なに言ってんだ。向日葵は大げさだなぁー」

向日葵 「ごめんなさい、お母さん。向日葵はお嫁に行けない身体になってしまいましたわ・・・」くすん

櫻子 「それと引き換えに、私の悩みが解決されたんだし、光栄に思えよ!」

向日葵 「ぶん殴りますわよ、このバカ娘・・・そ、それで・・・どうだったんですの?」

櫻子 「ん?なにが?」

向日葵 「だからっ・・・わたしの・・・その・・・それは櫻子のと比べて、どうだったんですの?」

櫻子 「あ、うん。やったな、向日葵!胸をはれよ、そのでかい乳で!」

向日葵 「じゃ、じゃあ、綺麗だったんですのね・・・?」


70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 20:54:56 ID:Smc6IIaO0

櫻子 「なに言ってんだ?グロかったよ?」

向日葵 「・・・え」

櫻子 「私のとおんなじ感じだった。安心したぁー、特別に私のがグロかった訳じゃなかったんだな!」

向日葵 「どういうこと・・・?」

櫻子 「ん??」

向日葵 「ありえませんわ・・・そうですわ、ありえないことですわ!私のがグロい?そんなの櫻子が生徒会長に当選するくらいありえないことですわ!」

櫻子 「どういう意味だ、こらぁー!」

向日葵 「だって、私のあそこがグロいはずがない!私のはすべすべでつやつやで、色合いは上品なローズピンクで・・・!」

櫻子 「・・・」

向日葵 「ね、そうでしょ櫻子。そうだと言って!グロかったなんて、そんなの悪い冗談だと!」

櫻子 「向日葵、バカみたいだぞ」

向日葵 「あなたに言われたくありませんわっ!」


71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 20:56:03 ID:Smc6IIaO0

櫻子 「まぁまぁ・・・機嫌直して、今日はうちでご飯食べてけよ!私が特別に豪華なランチでおもてなしするからさ!」

向日葵 「夕食はディナーですわよ、このバカ娘」

櫻子 「細かい事、気にするなって。で、何が良い?どん○えか?なんならカレーでも良いぞ!」

向日葵 「納得がいきませんわ・・・」

櫻子 「私だってカレーくらい、作れるよ?」

向日葵 「その事じゃありませんわ。櫻子、あなたは私のあそこを見たくらいで、安心していて良いんですの?」

櫻子 「ど、どういう意味だよ?」

向日葵 「私とあなた。たった二人分のデータでは、統計なんて取れるはずがない・・・」

櫻子 「???」


73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 20:57:28 ID:Smc6IIaO0

向日葵 「たまたま私たち二人のがグロいだけだったかもしれないじゃないですの・・・」

櫻子 「!!」

向日葵 「ふ・・・ふふ・・・これは、確認しておく必要がありますわね・・・」

櫻子 「確認て、どうやって?ていうか、向日葵、顔が怖いぞ・・・」

向日葵 「心当たりがありますわ。あの子に声をかけてみましょう」

櫻子 「あの子って・・・?」


ぴぽぱ・・・

私は携帯を取り出すと、とあるクラスメイトの番号をプッシュした。

しばしの呼び出し音の後、電話口に出た彼女に私は告げる。


向日葵 「相談、したいことがあるんですの・・・」


74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 20:58:03 ID:Smc6IIaO0

・・・
・・・


あかり 「うん!いつだって相談に乗るって約束したもんね!あかり、すぐに行くよぉ!」



おしまい。


76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 20:58:46 ID:Smc6IIaO0

お付き合い、ありがとうございました。

では、良い夜を。


78: ◆Tina2b6i.2 2013/06/16 20:59:39 ID:tLaQirC00

おつおつ


84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/16 21:31:35 ID:kNWAP9j80



スレッドURL: http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1371378518/
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