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ドラッグ オン ドラグーン3 討鬼伝

灰原「少女連続強姦事件?」


1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 21:40:25 ID:GviFPpqT0

博士「あれぇー? ないのう、ないのうないのう!」

灰原「ちょこまかされると邪魔臭いからやめてくれないかしら」

博士「おぉ哀君! ちょっと開発した薬が無くなってしまってのう!」

灰原「何の薬?」

博士「ちょっとした媚薬みたいなもんじゃ」

灰原「あ、そ」

博士「ワシの年齢でもガチンガチンに勃起できちゃう、素晴らしい薬なんだがのう…」

コナン「博士、少女連続強姦事件って知ってっか」



2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 21:43:16 ID:GviFPpqT0

灰原「少女連続強姦事件?」

博士「おぉ新一! 来とったか! …少女連続強姦事件といえば、最近よくニュースでやってるのう」

コナン「あぁ。ここ1月の間に5件だ」

博士「…あ! まさかワシを疑っておるのだろう新一! まったく誤解もいいとこじゃ!」

灰原「……」

博士「ワシは哀君以外興味がないんでのう!」

灰原「…少女連続強姦事件について、詳しく聞かせてくれるかしら」

コナン「ん、あぁ。何といっても場所だな、毎回>>4で行われるらしい」


4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 21:45:20 ID:g6h8yWe+0

毛利探偵事務所


7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 21:48:14 ID:GviFPpqT0

コナン「おっちゃんの事務所で行われてるんだ」

灰原「…っ! まさか、そんなことが可能なの?」

コナン「被害者の女性は全て、おっちゃんの事務所で発見されている」

コナン「最近は、おっちゃんも対応が大分落ち着いてきたよ。」

灰原「そうなの」

コナン「新聞の勧誘を追い払うような感じで通報するからな」

コナン「おっちゃんに恨みを持つ相手を警察は洗っているらしいけど…」

灰原「もしくは、あなたに恨みがあるのかも」

コナン「おいおい、それはないぜ。俺愛されてるし」


8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 21:50:26 ID:GviFPpqT0

博士「毛利君が犯人である可能性はないのかのう」

コナン「最初はもちろん疑われたさ。だから警察の尾行も着いた

コナン「なのに、強姦事件は起きたからな。今は犯人の可能性は低い」

灰原「共犯の可能性はまだあるけれどね」

コナン「おい」

博士「しかし、被害女性は皆小学生なんじゃろ?」

コナン「あぁ」

博士「まったく、ロリコンは害にしかならないのう。さっさと死刑にならんかのう」


11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 21:52:50 ID:GviFPpqT0

コナン「まぁあくまでおっちゃんを除外して考えるとすると、」

灰原「犯人は女子小学生をさらって、レイプして」

コナン「そのあと被害者をおっちゃんの事務所に捨てて行ったことになる」

博士「警察の張り込みもあるのじゃろう? そんなこと、可能なのかのう」

灰原「さーてね」

コナン「犯人の手掛かりにつながるかは分からないが、第一と第二の事件には、>>14が落ちていた」


14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 21:55:14 ID:HQbCde9p0

こんどーむ


16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 21:59:43 ID:GviFPpqT0

灰原「こんどーむ?」

コナン「あぁ。コンドームからは被害者の唾液や愛液しか確認されなかったようだ」

博士「? おかしな話じゃのう」

灰原「でも、メッセージ性があるとも思えないわね」

コナン「俺もよく分かんねーよ。とにかく、気をつけろよ灰原」

灰原「はいはい、分かってるわよ。私は誰かさんと違って無茶しないから」

博士「はははは! そりゃ傑作じゃ、傑作じゃぞ哀君! わははははははっは!」

コナン「ま、明日も学校あるんだし、早めに寝ろよ」

博士「傑作じゃぞ新一! わはははっはははっは!」

灰原「言われなくても寝るわよ」

博士「新一も夜更かしはよくないぞ」

コナン「わーってるよ」


17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 22:02:41 ID:GviFPpqT0

─……

コナン「博士、灰原は寝たか」

博士「うむ、ぐっすりじゃ。いい写真が撮れたわい」

コナン「レイプ事件だけど、被害小学生の通う小学校は、全て別々の小学校だ」

コナン「これは、事件が起きた後警戒が厳しくなるからだと思うけど」

コナン「この辺の地域で残っているとすれば帝丹小学校くらいだ」

博士「…うむ」

コナン「灰原はああ言ってるが、所詮小学生の体なんだ」

博士「分かっとる。いつも以上に目を光らせて見守ってからの」

コナン「頼んだぞロ…博士」


20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 22:05:16 ID:GviFPpqT0

─……
翌日

灰原「ふぁ…、眠いわね」

コナン「なんだってこんな朝早くから登校するんだよ」

灰原「別にいいじゃない。朝の慌ただしい街の景色って、苦手なの。1人でひっそりとしている方がいいわ」

コナン「お前には危機感という概念がないということが分かった」

灰原「別にいいじゃない、守ってくれるんでしょう?」

コナン「俺はボディーガードじゃねぇ。仕事を増やすな」

歩美「あ、コナン君! おはよー!」

光彦「コナン君! おはようございます! あ、灰原さんも!」

元太「はよ…」


21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 22:07:49 ID:GviFPpqT0

コナン「どうしたおめーら。やけに朝早いな」

歩美「あのね、朝早くの学校でね、隠れんぼするのー!」

光彦「きっとわくわくして楽しいですよー! 僕はとりあえず理科室に隠れようかと考えているのですが」

元太「……」

灰原「小嶋くん?」

元太「は、はい!? な、なんでしょー」

コナン「どうした元太。元気ねーな」

元太「…ほっとけ」

灰原「何かあったの?」

歩美「それが元太君、歩美が聞いても、うな重食べそこねただけとしか答えてくれないの」


23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 22:10:08 ID:GviFPpqT0

光彦「歩美ちゃんは考え過ぎですって! あの元気のなさを見れば、うな重以外考えられませんって!」

歩美「でも…」

コナン「…だな。歩美ちゃんの考え過ぎだよ。あの元気のなさを見れば、うな重以外考えられねーよ」

歩美「そうだよね!」

灰原「そうかしら?」

コナン「あん?」

灰原「私、この前見たのよ。下校中、1人で道を歩いていたら>>26をする小嶋君を」


26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 22:12:26 ID:HQbCde9p0

びっくりするほどユートピア


29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 22:15:30 ID:GviFPpqT0

灰原「びっくりするほどユートピアする小島君をね」

コナン「なんだそりゃ」

灰原「あら、探偵さんともあろうお方が知らないの?」

コナン「知らね」

光彦「自分のお尻を両手でバンバン叩きながら白目を?いてですね、」

歩美「ベッドを昇り降りしながら大声で唱えるの」

灰原「びっくりするほどユートピア! ってね」

コナン「へー」

灰原「落ち込んでいるときにやると、気分が晴れやかになるらしいわ」

コナン「へー」

灰原「…私はやったことないからね」」


30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 22:16:55 ID:GviFPpqT0

灰原「コホン。ま、そんなわけだから、何かしらのことで小嶋君、落ち込んでるんじゃないかしら」

光彦「でも気にする必要ありませんよ! あの元太君ですから」

コナン「そうだな。どうせ最近のうなぎの漁獲量が悪いとか、そんなだぜ、きっと」

歩美「早く元気になって欲しいなぁ」


31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 22:19:21 ID:GviFPpqT0

警官「おや坊やたち、朝早いねー!」

光彦「おっはよーございます!」

歩美「おはようございまーす!」

元太&コナン&灰原「……はよざいまーす…」

警官「元気いいね! 最近は物騒だから、気を付けるんだよ!」

灰原「…ホント、警官のパトロールをよく見かけるようになったわね」

コナン「あぁ、警察も馬鹿じゃねーからな。次は帝丹高校が危ういって気付いてんだろ」

灰原「そうなの?」

コナン「違うよ、今の全部俺の妄想」

歩美「早く平和になってほしいなぁ」


32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 22:21:15 ID:GviFPpqT0

コナン「でもま、こんなにパトロールに回ってたら犯人も手出しできないだろ」

灰原「そうね。犯人もそう簡単に諦めるとは思わないけどね」

歩美「犯人って?」

光彦「…?」

コナン「ガキには関係ねー話だよ。しっしっ」

元太「おめぇだってガキじゃねぇかよ………」

コナン「お、おう」

灰原「こんなに落ち込んだ声のツッコミ、新鮮ね」


33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 22:24:04 ID:GviFPpqT0

光彦「あ、分かりました! 最近テレビを騒がせている少女連続強姦事件のことですね!」

コナン「あー」

歩美「なあに、それ。ごーかん?」

光彦「いいですか歩美ちゃん、強姦っていうのはですね」

灰原「ほら、さっさと学校行くわよ」タッタッ

歩美「あ、ちょっと待ってよ哀ちゃーん!」タッタッ

コナン「歩美ちゃんには、いつまでもピュアで居てほしいんだよ、灰原もな」

光彦「…そうですね、迂闊でした…。嬉々として強姦の意味を教えようとしていた僕って、死んだ方がいいんでしょうか…」

コナン「そこまで落ち込むなよ…」

元太「そうだぞ…ただでさえ俺が落ち込んでるのに…」

光彦「すいません…」


34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 22:26:23 ID:GviFPpqT0

──…
コナン「ただいま博士」

博士「おか…なんじゃ、新一か。哀君は?」

コナン「歩美と遊んでから帰るってよ」

博士「珍しいのう」

コナン「それで、頼んでおいた事件のこと、調べてくれたか?」

博士「ううむ。じゃがのう新一、真新しい情報はほとんどないようじゃぞ」

コナン「そっか」

博士「しいていうのなら、最近毛利君の事務所で、よく>>37を見かけるようじゃな」


37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 22:27:48 ID:loE6yfJX0

怪盗キッド


39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 22:32:22 ID:GviFPpqT0

コナン「か、怪盗キッドぉ!?」

博士「そうじゃ」

コナン「いや、というかなんで怪盗キッドって分かったんだよ。変装無しでうろついてるのかよ」

博士「詳しいことはよく分からんがのう。中森警部からの情報源だそうじゃ」

コナン「それなら信憑性は高いかもな。アイツの考えてることだけは訳分からねーからな」


43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 22:34:48 ID:GviFPpqT0

灰原「ただいま」

コナン「おうお帰り」

灰原「なんであなたがここに居るのかしら」

コナン「歩美と何してたんだよ」

灰原「吉田さんを家まで送って行ったのよ。何かあると不安だから」

コナン「おま、そういうことは俺に頼めよ」

灰原「嫌よ。あなたと吉田さんを2人きりにしたくないもの」

コナン「お、俺は犯人じゃねーからな!」

灰原「はぁ、あっそ」

博士「死ねこの新一め!」


46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 22:37:16 ID:GviFPpqT0

PLLLL

博士「おや、電話じゃ。ほいもしもし天才阿笠ですが」

博士「おう歩美ちゃん! ん? 哀君? おるぞ」

博士「哀君から、変わってくれと」

歩美「もしもし、哀ちゃん?」

灰原「どうしたの吉田さん」

歩美「あのね哀ちゃん、もしかしてランドセルとかって、私の家に忘れて行ってない?」

灰原「あら、そういえばないわね」

歩美「良かったーぁ。私のランドセルが1人でに分裂したのかと思っちゃったぁ」

灰原「悪いわね、取りに行くわ」


47: 祝規制解除! 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) おっぱいまん ◆MuNeSGD2nQ 2012/11/25 22:38:47 ID:xuEjJrM20

(´・ω・`)???


48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 22:39:52 ID:GviFPpqT0

コナン「なんだって?」

灰原「ランドセルを吉田さんの家に忘れてきちゃったわ。お茶をご馳走になったから、たぶんその時ね」

コナン「気付けよ…」

灰原「なんか肩が軽いと思っていたのよ」

博士「気にするな哀君。どれ、わしのビートルで送っていってやろう」

灰原「必要ないわ」ガチャ、バタン

博士「なぬ!」

コナン「しゃーねーな、俺もついていくよ。留守番よろしくな、博士」ガチャ、バタン

博士「死ねこの糞新一めが!」


50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 22:41:12 ID:GviFPpqT0

灰原「どうしてあなたまで着いてくるわけ?」

コナン「護衛をお願いしたのは一体誰なんだか」

灰原「そうだったわ」

コナン「しかしランドセルを忘れるなんて、お前も案外ドジなところあるんだな」

灰原「博士のボケが移ったのよ」

コナン「割と本気で心配するからそんなこと言うなよ」


51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 22:42:53 ID:GviFPpqT0

灰原「次は帝丹小学校の生徒が濃厚なわけ?」

コナン「そ、そそそんなことねねねーし!」

灰原「別に隠さなくてもいいわよ。家に引きこもったりなんかしないから」

コナン「…ほっ、そうか」

灰原「庭までなら出てあげるわよ」

コナン「それじゃ意味ねーだろ」

灰原「冗談よ」


53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 22:44:07 ID:GviFPpqT0

─……
歩美宅

母「悪いわねぇ、歩美ちゃんもついさっき家を出て行ったばかりなの。お友達にランドセル届けるって」

コナン「…なっ!」

母「入れ違いになっちゃったみたいねぇ」

灰原「工藤君!」

コナン「あぁ! ありがとねおばちゃん!」

母「…? どうしたのかしら、血相変えて」


54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 22:46:24 ID:GviFPpqT0

コナン「くっそー、こんなことなら強姦の意味ちゃんと教えておくんだった!」

灰原「後悔するのはそこじゃないでしょ! 私が家で待っていてと念を押しておけば!」

コナン「まぁ考え過ぎだよ、たぶん。今頃歩美ちゃんはランドセル抱えて博士の家に向かってるさ!」

コナン「でもま、用心にこしたことはねーし。一応探し回るけど」ヒュゥゥゥゥウ

灰原「……。…ねぇ、スケボー。私も乗せなさいよ」

コナン「だめ」ヒュゥゥゥゥウ

灰原「分かったわ。じゃあ無理矢理乗るから」

コナン「おい!」ヒュゥゥゥゥウ

灰原「早く出しなさい!」

コナン「分かりました」ドシュゥゥゥゥウウウウ!!!


56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 22:48:08 ID:GviFPpqT0

コナン「さてと、歩美ちゃんが家に来たら電話を寄越すように博士に頼んだし」キィィィィン

灰原「とりあえず博士の家に行くルートを行くのかしら」キィィィィン

コナン「…歩美ちゃんが、どのルートを通るかなんだよなぁ」キィィィィン

灰原「……。…今日私が一緒に帰った道…」キィィィィン

コナン「…! 案内してくれ!」キィィィィン


58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 22:50:07 ID:GviFPpqT0

コナン「歩美ちゃーん! 歩美ちゃーん!」キィィィィン

灰原「吉田さん! 居たら返事して!」キィィィィン

コナン「くっそ、いねーな! …博士からも連絡は来ないし…」キィィィィン

灰原「…! ちょっと、あれ。工藤君!」キィィィィン

コナン「どこいったんだよ歩美!」キィィィィン

灰原「止めなさい!」キィィィィン

コナン「はい!」キィィィ…ン

灰原「工藤君、これってもしかして…」

コナン「歩美のカチューシャ!?」


61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 22:52:18 ID:GviFPpqT0

──…

コナン「本当だろうな博士!」

博士「あぁ間違いない! 今テレビでテロップが出おった! 連続強姦事件の6件目が起きたと!」

灰原「工藤君、あれ…!」

コナン「…! おっちゃんの事務所に人だかりと…救急車!」

コナン「悪い博士、ちょっと電話切るぞ!」

博士「え、おい新一! あんまり無理はしないでくれと博士が言っていたと哀君に…あ、切れおった」


63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 22:54:11 ID:GviFPpqT0

コナン「歩美! 歩美!」

灰原「吉田さん!」

蘭「コナン君! 歩美ちゃんが、大変よ!」

コナン「蘭姉ちゃん! どうなったの!?」

蘭「事務所の近くに、全裸で倒れていたらしいのよ! 恐らく事務所に運ぼうとして、途中誰かに見つかって逃げたんじゃないかって」

コナン「歩美ちゃんは、無事なの!」

蘭「分かんない! 私もこの目では見てないし…」

コナン「…くっそお!」

灰原「……っ」


67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 22:55:58 ID:GviFPpqT0

──…

光彦「歩美ちゃんのことは、残念でしたよ。本当に」

コナン「くそ、こうなることは予測できたのに」

元太「………」

灰原「…吉田さんのそのあとは?」

コナン「まだ病院だ。いまだ目が覚めないそうだ」

コナン「他の被害者もそうだけど、全て目隠しで行為に及んでいるから、犯人の情報は得られないだろうな」

光彦「こんなの、こんなの許せませんよ!」

光彦「何とかして犯人を見つけ出してこらしめてやりたいですよ!」


69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 22:57:42 ID:GviFPpqT0

コナン「おい落ち着け光彦」

元太「光彦…」

光彦「落ち着いてられないですよ! でも、でも何の手がかりもないなんて…!」

コナン「落ち着け、俺が必ず犯人を暴いてやっから」

光彦「歩美ちゃんの仇を打ってやりたいですよ! なにか、なにか犯人のしっぽを出すように仕向けることができれば…!」

光彦「うぅ、歩美ちゃん…!」

灰原「………。…1つ、あるわ」


70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 22:59:56 ID:GviFPpqT0

コナン「お前、まさか…」

灰原「そのまさかよ」

光彦「灰原さん?」

灰原「私が囮をするわ。ノコノコでてきた犯人を捕まえればいいの。どう? 簡単でしょう?」

光彦「駄目ですよ、危ないですよ!」

コナン「あぁ! そんな危険な目には合わせられない!」

元太「……灰原」

灰原「ここまでやられて黙って指咥えているわけにはいかないもの。それに、私のも落ち度があるわけだし」


71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 23:01:49 ID:GviFPpqT0

コナン「…でも!」

光彦「乗りましょう、コナン君。僕たち少年探偵団で、歩美ちゃんの仇を打つんです!」

コナン「光彦、お前…」

光彦「大丈夫です。灰原さんなら、僕と、そしてコナン君も守ってくれるんですよね?」

コナン「あぁ…」

灰原「決まりね。ロリコン糞ニート野郎を取っ捕まえて人生終わらせてあげるわ」

コナン「こんな怒ってる灰原初めて見たぜ。つかそこまで犯人像断定しなくても…」

元太「………」


73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 23:03:39 ID:GviFPpqT0

──…
博士宅

博士「反対じゃ!」

コナン「もう決まったことだよ。今更博士1人が反対しても意味ないぜ」

灰原「お願い博士」

博士「許す!」

コナン「とにかく、高木刑事たちには話した。さすがに警察の了承は取れると思ってねーからな」

コナン「けど高木刑事たちなら何とか人回してくれるだろ。灰原を影から見張らせる」

灰原「えぇ」

コナン「俺は…元太を見張る」

博士「えっ!?」


75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 23:05:38 ID:GviFPpqT0

灰原「工藤君?」

コナン「最近の元太の行動はさすが怪しい。歩美が襲われて以来、さらに元気無くしてるじゃねーか」

コナン「犯人じゃなくても、何らかの可能性で関与してる可能性がある」

博士「いくらなんでも、子どもじゃぞ」

コナン「命脅されて、仕方なく被害小学生らを人気のないところへ手引きしていたとしたら?」

博士「だとしてもじゃなぁ、いくらなんでも」

灰原「…ありえなくはないわね」

博士「その通りじゃ! さすが新一、目の付け所が違う!」


78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 23:06:54 ID:GviFPpqT0

コナン「灰原は警察が見張るし、大丈夫だよ」

博士「失敗フラグにしか見えんのがじゃのう」

灰原「…不安ね」

コナン「俺も不安だ。念のため、灰原に発信器付けてもいいか?」

灰原「…ますます不安ね」


79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 23:09:05 ID:GviFPpqT0

──…
囮捜査3日目

高木「うーん、僕らこんなことしてていいんでしょうか」

佐藤「そんなこと言ってないで。ちゃんと見張るのよ」

高木「それにしても何の変化も現れないですし…」

灰原「…ったく、バレバレなのよ。あの人達の尾行。…悪いわね、工藤君」

灰原「もう3日目だし、もっと大胆におびき寄せてみるわ」タッタッ

高木「あ、走り出した」

佐藤「追うわよ高木くん!」


80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 23:10:58 ID:GviFPpqT0

高木「って、あれぇ? どこいった?」

佐藤「まっず、見失っちゃった! 手分けして探しましょう!」ダダッ

高木「は、はいぃぃ!」ダダッ


灰原「ふぅ、何とか撒いたわね。あんな尾行じゃ、囮にもならないわ」ヒョコッ

灰原「さて、日が暮れるまでぶらぶらしていようかしら」

??「ねぇ」

灰原「え? …あっ」ドサッ


81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 23:13:16 ID:GviFPpqT0

──…

灰原「…んっ、ここは……」

灰原「そうだ、私、誰かにクロロホルムのようなもの嗅がされて、それで…」

灰原「ここは…窓もない、…地下室?」

灰原「って、私全裸じゃない! 手には手錠かけられているし、足も縛られて…」

黒タイツ「そうです! ここは地下室なんです!」

黒タイツ「探すのに苦労しました! そしてようやく見つけましたよ! 誰も使っていない建物の地下室をね!」

灰原「あなたは…! そう、あなたが少女連続強姦事件の犯人なの」

黒タイツ「そうです!」


84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 23:15:03 ID:GviFPpqT0

光彦「僕なんですよ! 灰原さん! まぁ、聡明は灰原さんなら気づいていたかもしれないですけどね」

灰原「…いえ、さすがに私も小学生がレイプ犯とは思えなかったわ」

灰原「だって、そうでしょう。小学生は精液も何も出ないし、レイプしようだなんて感情自体…」

光彦「あっはっはっ、やだなぁ灰原さん。灰原さんともあろう人が、分からないんですか?」

光彦「僕が小学生なのに、性欲を抑えきれない体になってしまったとしたら?」

灰原「…なるほどね」


86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 23:16:43 ID:GviFPpqT0

灰原「博士が無くしていた媚薬。盗んだのはあなただったの」

光彦「人聞きが悪いですねぇ灰原さん。博士の家でゲームしてたとき、間違えて飲んじゃったんですよ!」

光彦「家に帰って驚きましたよ! ちんぽこの膨張が止まりませんからね!」

灰原「そう。それで自分のちんこと具合が丁度いい女子小学生ばかりを狙って性欲を発散…」

光彦「ノンノン、違いますよ灰原さん」

光彦「全ては灰原さんのためですよ」


88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 23:17:44 ID:g6h8yWe+0

序盤安価した意味無かったろwww


89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 23:18:43 ID:GviFPpqT0

光彦「僕は灰原さんが好きです! 手に入れたい! セックスしたいと思いました」

光彦「灰原さんとのセックスの予行演習ですよ、全てはね」

灰原「歪んだ愛情ね」

光彦「最初は苦労しましたよ。余りの感度に挿入してすぐイッちゃいますから」

光彦「コンドームを何重にも重ねて、ようやくまともに出し入れできましたからね」

光彦「ま、3度目になったときにはそれも大分改善されましたけど」

灰原「現場に落ちていたこんどーむはそういう意味だったの」


92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 23:22:04 ID:GviFPpqT0

灰原「…なるほどね。私が囮になるよう、吉田さんの時のあれは演技だったのね」

光彦「そうですよ。僕の思惑通り乗ってくれたときは、思わず笑うところでしたよ!」

光彦「本当は歩美ちゃんじゃなくて灰原さんの予定だったんですけどね、余りにガードが堅いものですから」

灰原「わざと吉田さんを襲って、私を怒らせたってわけ」

光彦「その通りです!」

灰原「でも残念ね。私には発信器や盗聴器が五万とつけられているのよ」

光彦「灰原さんを全裸にしたのはそれらすべてを取り除くためですよ」

光彦「全部取って壊しておきましたから、大丈夫です」


94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 23:25:13 ID:GviFPpqT0

灰原「でも、あなたが食料や飲料水の買い出しに外に出たら」

光彦「甘いですよ灰原さん! 僕はこの地下室に大量の食料と水を蓄えておいたんです!」

光彦「当分はここで暮らせますよ」

灰原「でも、一生じゃないんでしょ?」

光彦「一生ですよ。僕と灰原さんはここで暮らして、食料が尽きたら死ぬんです」

灰原「正気?」

光彦「正気ですよ。わざと事務所近くに置いて、毛利探偵を恨んでの嫌がらせ的犯行に思わせたのも計画通り!」

光彦「あわよくばコナン君が疑われて、灰原さんのコナン君の株が下がればとも思ってはいたのですが」

光彦「じゃあ愛し合いましょうか灰原さん!」


95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 23:27:25 ID:GviFPpqT0

光彦「あぁ、でもできるだけ長く一緒に居たいですから、制限をつけさせてください」

光彦「食事は節約のため、灰原さんは1日1回にしましょう!」

光彦「トイレも1日1回にしてください」

光彦「お風呂は1週間…いや、3日に1度でどうです!」

光彦「足の拘束は解いてあげますけど、手は駄目ですよ」

光彦「僕が何もかもお世話してあげますからね!」

灰原「最悪の生活じゃない」


97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 23:29:55 ID:GviFPpqT0

光彦「安心してください! 暇な時間は全てセックスにつぎ込みます!」

光彦「そのために、残りの媚薬も博士の家から全て盗んできました!」

灰原「それだけは正解だったと言えるわね。あんなの、博士の元に置いておくべきではないわ」

光彦「ありがとうございます。後で灰原さんにも飲ませてあげますよ。びっくりするくらい気持ちいいですから」

灰原「あら、ありがとう」

光彦「じゃあ僕が積んだ練習の成果、早速披露しましょうか!」

灰原「…その前に、足の拘束を解いてよ。それだけは許されるんでしょ?」

光彦「おっと失敬。どれどれ、よいしょ。はい、おっけーです!」

灰原「ありがと」


99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 23:32:01 ID:GviFPpqT0

光彦「じゃあまずは恋人らしくキスから行きましょうか」

灰原「……」

光彦「嫌がってもダメですよ~。ここは地下室! 逃げ場もありませんし、入口の鍵は僕が持ってます!」

光彦「泣いても騒いでも、誰も助けには来ませんよ~!」

光彦「ほら、灰原さん、ん~~っ」

灰原「……」

光彦「ん~~っ」

灰原「…えいっ!」ゴチッ

光彦「痛ァ! 頭突き!? 何をするんですか灰原さん!」


103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 23:35:30 ID:GviFPpqT0

灰原「あんたとするなんて、死んでもごめんよ!」ダダダッ

光彦「だから逃げても無駄ですって。入口は開きませんからね」

ドタドタドタドタ

光彦「え? 足音?」

コナン「灰原! どこだ灰原!」

蘭「コナン君! ここの床に切れ目が!」

コナン「地下室か! 鍵穴があるな。でもディスクシリンダー! 古い家を探したのが仇となったな!」

コナン「得意のピッキングで、えい!」ガチャコン

蘭「よいしょ!」ギギィ

灰原「工藤君!」ダダッ

コナン「はいば、ぜ、全裸!?」


106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 23:37:35 ID:GviFPpqT0

光彦「コナン君! 蘭さん!」

元太「もう逃げ場はねーぞ光彦」

博士「そうじゃ光彦君」

光彦「元太君に博士まで! どうして、どうしてこの場所が分かったんですか!」

光彦「誰にも言わずにひっそりと探していたのに! ばれるはずがありません!」

光彦「まさか、まだ発信器が!」

コナン「ちげーよ」

元太「もう諦めろよ光彦。…俺、知ってたんだよ。光彦が廃屋探してるのをよ」

光彦「そんな!?」


108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 23:40:18 ID:GviFPpqT0

元太「小林先生に聞いたよ。肝試しをするのはいいけど、保護者をつけてねってよ」

元太「何の話かって聞いたら、光彦が少年探偵団で肝試しをするから、知ってる廃屋を教えてくれって言ったって言うじゃねぇか」

元太「もしかしたらよからぬことを企んでるんじゃないかって、俺不安でよ…」

光彦「元太君…」

コナン「不幸にも、その予想は当たっちまったけどな」

光彦「そんな…」

博士「そろそろ呼んだ警察が来るじゃろう」

光彦「……うぅ、大失敗です…」


109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 23:43:22 ID:GviFPpqT0

光彦「まさか最後は、コナン君じゃなくて元太君にやられるとは…、僕もまだまだですね」

コナン「いや、俺は前からお前に目をつけていたけどな」

光彦「ど、どうして!」

コナン「おっちゃんの探偵事務所をよ、見張ってるやつが居たらしいんだ」

コナン「暗がりで顔までは見えなかったらしいんだけどな? 被害者女性を運んでいたのはどうやら子どもだったらしい」

コナン「でもどこかで見たことあるような?って感じだったみたいだけどな」

光彦「そ、そんな情報…テレビではどこにも…」

コナン「ま、その見張ってたって人は信用性がないから仕方ねーけどよ」


111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 23:44:47 ID:GviFPpqT0

──…
ファンファン

灰原「寒いわ」

コナン「お前の服は燃やされちゃったんだから、我慢しろよ」

灰原「バスタオル1枚は寒いわ」

コナン「我慢しろよ」

灰原「ねぇ、もうちょっと近づいてもいい?」

コナン「え?」

灰原「寒いんだもの」

コナン「…勝手にしろよ」


112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 23:47:53 ID:GviFPpqT0

灰原「ねぇ、1つだけ教えて? どうして円谷君って検討ついていたのに、わざわざ小嶋君の方に?」

コナン「目星はつけてたけど確証はなかったからな」

コナン「元太の話を聞いてからでも遅くはないと思ってたんだよ」

灰原「へーぇ? 確証?」

コナン「あぁ。まさか廃屋に連れ去られちまうとは思ってなくてよ。発信器もあるから大丈夫だろとタカをくくり過ぎたな」

灰原「へーぇ? わざと私が捕まるように仕向けたの?」

コナン「だってよ、お前を捕まえる瞬間に捕まえてもよ、灰原さんに声かけようとしただけーって言い逃れされるだろ」

コナン「もっと決定的な証拠が欲しいなーと思いつつ、元太から話を聞き出そうとしてたらよ」

灰原「あっそ。死ねば」

コナン「えぇ、いきなり!?」


114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 23:49:52 ID:GviFPpqT0

博士「わしのビートルの中で痴話喧嘩せんでくれ。嫉妬で死にそうじゃ」

蘭「ふふ、コナン君にこんな可愛いガールフレンドがいたなんてねー」

コナン「……」

灰原「……」

灰原「…で? この人はなんでここに居るわけ?」

博士「何を言っているんじゃ。もう夜遅いからわしのビートルで家まで」

灰原「博士は黙ってて」


116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 23:51:58 ID:GviFPpqT0

コナン「ま、協力してくれるって言うからよ。ついつい連れてきちまった」

コナン「それに、元太から話を聞きだせたのはコイツのおかげだからな」

灰原「へぇ、色仕掛け?」

博士「おいおい、哀君に新一。いくらなんでも言い過ぎじゃぞ」

蘭「別にいいよ。俺だってもうフリは疲れたし」

博士「そうか? ならいいんじゃが…。……えぇ!?」

灰原「あら、博士。まだ気づいてなかったの」

コナン「博士が言ってたじゃねーか。最近おっちゃんの事務所近辺をうろついてる人が居るってよ」

博士「ま、まさか!」

キッド「怪盗キッドでーす」


117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 23:54:07 ID:GviFPpqT0

キッド「でもとんだマセガキだよなぁ。ちょっと胸の谷間見せたら鼻血出してさ」

キッド「続き見たいなら話して?って言ったら、あのおにぎり頭ぺらぺらと…くっくっくっ」

コナン「あれはあれで助かったけどな」

キッド「お前も顔赤くしてたけどな」

コナン「お前って分かってたのにな。悔しくて涙出た」

灰原「…っ」

コナン「いてっ、足踏むな灰原!」

灰原「ちょっと博士。乱暴な運転はよして。工藤君の足踏んじゃったじゃない」

博士「わしぃ!?」


118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 23:55:45 ID:GviFPpqT0

キッド「でもその小さいお嬢ちゃんはどうして俺の正体に?」

灰原「私を助けに来たとき、わざわざ工藤君がピッキングで扉開けていたからね」

コナン「蘭なら有無言わさずに蹴破るよ」

キッド「あーなるほど。さすがにそこまでは真似できねーもんなぁ」

キッド「んじゃま、そういうことだから。じゃなじいさん!」

博士「あ! こら運転中にドアを開けるなドアを!」

博士「あ! こらドアを閉めて行けドアを!」


120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 23:57:11 ID:GviFPpqT0

灰原「…なんで毛利探偵事務所を見張っていたのかしら」

コナン「蘭のことが心配だったんだろ」

灰原「ふーん」

博士「わし完全に蚊帳の外じゃったな…。まぁいいけど」


123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/25 23:58:46 ID:GviFPpqT0

──…
病院

歩美「あ、コナン君! 哀ちゃん! いらっしゃい!」

博士「博士もおるぞ! おかげんいかが」

コナン「どうよ調子は」

歩美「うん。歩美はもう大丈夫。…でも、まさか光彦君が…」

灰原「そう気を落とさないで」

コナン「…で、あの報告は本当なんだろうな博士」

博士「有無。無理矢理聞き出したよ、とくにそこが心配じゃったからな」


129: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26 00:03:35 ID:MilDOW4L0

歩美「なに? なんの話?」

博士「一件目から五件目までの被害者は全員挿入されているようじゃが、歩美ちゃんにはその形跡が見当たらなかったそうだ」

コナン「もともと予定外だったって言ってたからな。その気はなかったってことか?」

コナン「とにかく、未来ある少女の処女が保たれてよかったけどよ」

灰原「何もわかってないのね、あなた」

コナン「あん?」

灰原「円谷君は、私に会う前は吉田さんが好きだったのよ?」

コナン「それにどういう関係が」

灰原「今あなたが言った通りよ。未来ある少女の処女を奪えなかったってこと」

灰原「円谷君は堕ちるところまで堕ちていたけど、最後の良心ってのが存在したんでしょうね」

コナン「ふーん」

灰原「うわ、うざ」

コナン「でもま、諸悪の根源は媚薬開発しちゃった博士だろ」

博士「わしぃ!?」

終わり


131: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26 00:05:26 ID:97/GCqIP0

哀タンが襲われなくて嬉しいのか、悲しいのかよくわからないと息子が言ってる


132: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26 00:05:30 ID:9hV3iCO10



143: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26 00:35:24 ID:n6QAJncXT

すげぇなこれ


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