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ドラッグ オン ドラグーン3 討鬼伝

霊夢「原発を建てるわよ」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/21(月) 01:58:25.18 ID:cf7hxm1p0

霊夢「原子力発電所を建てるわよ」

魔理沙「えっ」

萃香「うっしゃ!建てろ建てろ!」

魔理沙「ちょちょちょちょまて…なんでこんな時期に…」


3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/21(月) 02:00:00.80 ID:eb28DOgv0

霊夢「建てるったら建てるわよ」

魔理沙「まあ落ち着け霊夢。第一どうやって?どこに?なんのために?」

霊夢「幻想郷にだいぶ人が増えてきて、需要も出てきたのよ。」

魔理沙「要は電気が必要ってことか?だったら別に他の方式でも…」

霊夢「火力は環境に悪いわ。水力だって里を潰してまで建てるのは良くないし、
風力は空飛ぶ妖怪達が迷惑がるわ。私らも飛ぶし。」

魔理沙「太陽光は?」 霊夢「夜はどうすんの?」 魔理沙「蓄電池で」

霊夢「鉛だって環境に悪いわよ。最近のニッケルとか言うのだって資源に限界があるわ。」

アリス「何の話してるの?」


4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/21(月) 02:01:29.37 ID:eb28DOgv0

魔理沙「おっいいとこに来たぜアリス。霊夢がさー…」

アリス「…なるほど。確かにそうだけど、第一1基作るのにいくらかかるの?」

霊夢「この世界に通貨は無いわ。作ろうと思えば材料集めてこねまくって作るわよ。」

アリス「…図工じゃないのよ。」

魔理沙「なんで原子力にこだわるんだろうか?」

アリス「まあ…確かに一応それ専門の技術者なら確かにいるわね。
実際似たようなもん作ってたんだし、出来なくもないとは思うわね。」

霊夢「さすがアリス!あなたは理解が早いわ。さすが都会派魔法使いね!」

魔理沙「これは褒めて洗脳する巫女の常套手段だぜ」

霊夢「黙れ」

魔理沙「ぐぬぬ」


5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/21(月) 02:02:38.88 ID:eb28DOgv0

霊夢「そうと決まればあとは誘致ね。あとは設計とか…」

アリス「作るのは彼らに任せられるとして、私達が出来るのは営業ね。」

霊夢「そこら中回って協力もついでにお願いしちゃえばすぐできるわ。」

魔理沙「あのー私の意見は?」

霊夢「パチュリーの図書館に忍び込んでそれっぽい本持ってきなさい。」

魔理沙「わかったよ。」

霊夢「のみ込みが早いわね」


6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/21(月) 02:03:47.90 ID:eb28DOgv0

霊夢「ちわっす!」美鈴「はいようこそー・・・待ちなさい。」

霊夢「なんで今日は起きてんのよ」

美鈴「さてどこから入ったんでしょうね。」

霊夢「ちっ・・・」

魔理沙「さーて…って今日は違うんだよな。頼まれてやるのはやっぱ気が進まないぜ。」

パチェ「あーやっぱいるいる黒いのが」

魔理沙「ばれちまったぜー」


8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/21(月) 02:04:38.62 ID:SQYy1MCC0

嫌な予感しかしないんだぜ


9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/21(月) 02:05:12.57 ID:eb28DOgv0


霊夢「…という話でして」

咲夜「はぁ…」レミリア「ひぃ…」 フラン「ふぅwwww」

咲夜「電気はさほど困ってないですよねお嬢様。」

レミリア「んー・・・まぁそもそも明るいの苦手だし」

霊夢「照明だけが電気じゃないわよ。」

咲夜「まぁ確かに最近は掃除機が無いと思うように掃除が捗らなくなってきましたね。特にパチュリー様の図書館だと水拭きができないし・・」

霊夢「決定ね。サインすればいいわ。物資あれば持ってきてちょうだい。」


パチェ「ロイヤルフレア!!!」

魔理沙「ひぃー!」


10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/21(月) 02:07:29.31 ID:eb28DOgv0

幽々子「電気…まああるに越したことはないわね。」

霊夢「はいサインおねがい。亡霊は万が一の時に使えるわね。」

妖夢「万が一ってみょんな時ですか?」

霊夢「さぁ」



霊夢「さて、お次は…」

早苗「おさいせーん」

霊夢「銭が溜まる話しにきたわよ」


12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/21(月) 02:08:15.98 ID:qwlTD4nv0

お空一人いればすべて丸く収まるのに・・・


15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/21(月) 02:08:58.87 ID:eb28DOgv0

早苗「へぇ・・・」神奈子「ほぉ。」

霊夢「チェックメイトね。」

神奈子「確かにな。私らの時代がやっときたか。まずはにとりに連絡だ蛙ダッシュ!」

諏訪子「ケローン」

霊夢「技術者ばっか集めても仕方ないのよ。作るとこからやるんだから。」

神奈子「ああその辺は任せろ。」

文「ふむふむ。聞きましたよ靈夢さん。面白いですねー」

霊夢「よーし役はそろったわ!号外作ってとっととばら撒きなさいっ!」


16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/21(月) 02:09:46.95 ID:eb28DOgv0

早苗「へぇ・・・」神奈子「ほぉ。」

霊夢「チェックメイトね。」

神奈子「確かにな。私らの時代がやっときたか。まずはにとりに連絡だ蛙ダッシュ!」

諏訪子「ケローン」

霊夢「技術者ばっか集めても仕方ないのよ。作るとこからやるんだから。」

神奈子「ああその辺は任せろ。」

文「ふむふむ。聞きましたよ靈夢さん。面白いですねー」

霊夢「よーし役はそろったわ!号外作ってとっととばら撒きなさいっ!」


21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/21(月) 02:12:13.00 ID:eb28DOgv0

魔理沙「と…とりあえず持ってこれた…。」

霊烏路「おっ、主人公の面白いほうが来たぞ。その本も心なしか面白そうに見えるな。」

魔理沙「ああ。温泉がラドン温泉になっちゃうって物語なんだぜ。」

霊烏路「…確かに面白い本だった。つまり―」

魔理沙「ということなんだぜ。」

霊烏路「わかった。上にいる奴ともコンタクトを取って見るか。」

魔理沙「ああ。頼むぜ。じゃあ面白くないほうの主人公がうるさいんで。」

霊烏路「ああ。これだけのメンツだ。時間もかからんだろうな。」

霊烏路「…(上にいる奴って”地上にいる”やつとは言ってないけどな)」


23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/21(月) 02:14:18.02 ID:eb28DOgv0

神奈子「できた」 霊夢「早いな。」

神奈子「うそだ」 霊夢「ざけんな。」

神奈子「いや少し事情が変わった。」霊夢「どうしたのよ」

神奈子「やばい」霊夢「落ち着きなさい。ほらお茶でも飲んで」


神奈子「原発が何者かに占拠された。早苗他6名が人質に取られた。」

霊夢「ブッシュワアアアアアアアアア」

霊夢「・・・」神奈子「・・・(フキフキ)」

霊夢「やばいな。」神奈子「やばい」


24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/21(月) 02:15:56.80 ID:eb28DOgv0

文「あややややややややややや」

霊夢「伝書鳩を使ってきたか。要求は」

文「えっと、博麗神社一式と巫女になる権利、そして風見幽香さんの傘です。」

霊夢「最後がやっかいね。」神奈子「ああ」

文「明日の日没までに持ってこないと幻想郷に雨を降らす。と」

霊夢「それで傘?」

文「by バンブー・オブ・リバティ それとこれを・・・」

霊夢「早苗の…髪飾り…」

神奈子「…それから、もう一つ重要な話をする。だがその前にザシュッ!」


27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/21(月) 02:17:17.96 ID:eb28DOgv0

神奈子「…それから、もう一つ重要な話をする。だがその前にザシュッ!」

霊夢「キャー 文! ちょっと!そんな事にオンバシラ使っていいの?」

神奈子「正確には文についている盗聴器を破壊した。でももう手遅れだった。体内内蔵型だ。殺すしかない」

霊夢「…。その重要な話って…?」

神奈子「衣玖が湖で溺れてた」

霊夢「それ結構やばいな」


29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/21(月) 02:19:42.11 ID:eb28DOgv0

霊夢「つまり…」

神奈子「まもなく非常に強い地震が来る。しかも想定以上のが」

霊夢「それで文を殺したの。」

神奈子「この情報は使えるんだ。奴らは地震が来るなんて微塵にも思ってないだろう。
     それになんせ原発が人質である以上はこれしかない。」

霊夢「まぁ私も思ってたわ。地震で混乱してる所なら狙えるわね。」

神奈子「ああ。既に作戦部隊を作って既に向かっている。」

霊夢「もう遅いぐらいだわ。作戦名は?」

神奈子「Operation 7 」


30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/21(月) 02:21:25.36 ID:eb28DOgv0


妖夢「ジー こちらは妖夢 正門付近異常なし どうぞ ピッ」

チルノ「CQ CQ CQ こちらはJZ1CRN QSO QSO どぞー」

霊夢「…アマチュア無線やってんじゃないのよ」

「ビッ。シー… アーアー コチラハ、バンブーオブリバティ。」

霊夢「ピッ あんたたちね。要求は呑めないわ。酒はいくらでも呑めるけどね。ピッ」

「ビッ。ジョーダンハヨセ。サモナイトコノ注射ヲ ヒヒッヒヒヒヒwwwwwブチュッ キャー!」

霊夢「早苗の悲鳴…早く助けてあげないと…」

紫「ジー こちらユカーリ。隙間から建物内侵入 気配なし」

霊夢「さすが、もう入ってるのね。さて準備はじゅうぶん。皆、地震が合図よ!」

妖夢、チルノ、紫、神奈子、咲夜、椛「了解」


32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/21(月) 02:23:05.04 ID:eb28DOgv0

ずんずん ずんずん(緊急地震速報の音)

妖夢「サッ…カチャッ」

チルノ「ブラボー」

咲夜「スチャッ・・・」

椛「シュルシュルシュル…ッ」

ガチャンッ!タッタッタッタッタッ…


霊夢「、さてと。ちょっといいかしら」

はたて「はい。なんでしょー?」

霊夢「神奈子がちょっと怪しいわ。尾行してちょうだい。」

はたて「いえっさー」


33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/21(月) 02:24:13.88 ID:eb28DOgv0

ガタンッ!

妖夢「魂魄の欠片すら感じない…」

椛「刀を持つ者にはわかるこの異様な空気…やっぱりこれは」

チルノ「発電止めてきたよー」

咲夜「人質は!パチュリー様とおぜう様は!」

霊夢「どう?なんか見つかった?」

紫「(スキマから出てくる) おかしいわね。誰もいないし何も仕掛けられてないわよ。」

霊夢「やっぱり…」

「ゲロゲロッ…ゲロゲロッ…」


34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/21(月) 02:25:56.44 ID:eb28DOgv0

「ゲロゲロッ…ゲロゲロッ…」

霊夢「すわ・・・・いや、えっと・・・もしかしてこの蛙は…」

紫「神奈子…」

神奈子「ゲロゲーロ…」

咲夜「蛇が蛙になるとは…」

妖夢「かわいい」
椛「かわいい…」
チルノ「解剖してえ」


35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/21(月) 02:27:39.05 ID:eb28DOgv0

咲夜「人質も見当たらない…」

椛「斬られるべき者も居ない」

妖夢「妖気も人気も感じない」

チルノ「放射能も感じない」

神奈子「ゲロゲロゲーロゲロゲーロ」

紫「霊夢…これはつまり」



霊夢「つまりこれは・・・・・・   異変だということよ。」



魔理沙「こんな終わらせ方ありかよ」
アリス「ありっすwwwww」


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