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ドラッグ オン ドラグーン3 討鬼伝

唯「ムギちゃんをイジメぬいてたら親御さんから連絡来ちゃった…」

5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 18:16:45.83 ID:/Klo1SSH0

唯「ムギちゃんって臭いよねw」

律「おまっwそれいうか~?」

唯「だって臭いんだも~んw」

紬「そ、そう?ごめんなさいね」

唯「ごめんじゃなくて臭いんだよムギちゃん」

澪「唯、そういうのは本人の前で言うなよ」

唯「だって臭いじゃん。澪ちゃんもそう思ってるんでしょ?」

律「しょーじきはいいことだぞー」

唯「そうだぞー」

紬「ごめんなさい…」

唯「香水つきウェットシートとかいつも持ってるよねムギちゃん」

5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 18:16:45.83 ID:/Klo1SSH0

唯「ムギちゃんって臭いよねw」

律「おまっwそれいうか~?」

唯「だって臭いんだも~んw」

紬「そ、そう?ごめんなさいね」

唯「ごめんじゃなくて臭いんだよムギちゃん」

澪「唯、そういうのは本人の前で言うなよ」

唯「だって臭いじゃん。澪ちゃんもそう思ってるんでしょ?」

律「しょーじきはいいことだぞー」

唯「そうだぞー」

紬「ごめんなさい…」

唯「香水つきウェットシートとかいつも持ってるよねムギちゃん」


8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 18:22:59.40 ID:/Klo1SSH0

唯「それ使ってばっかなのに臭いんだね~」

律「よせよ。ケーキが不味くなるだろ」

唯「臭いのにケーキなんて食べられないよぉ~」

律「それもそうだな」

唯「ムギちゃんちょっと上着脱いでみて」

紬「え?なんで?」

唯「いいから早くしてよ」

紬「は、はい…」ヌギヌギ

唯「ほら見てりっちゃん!」

唯「脇の所が湿ってるよww」

律「ゲエっ!ムギってワキガなのかよ」

紬「…………」

唯「ワキガってなに?」

律「汗がめちゃくちゃ臭い奴のことだよ」

澪「おいいい加減にしろって。デリカシーが無さすぎるぞ」


10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 18:27:02.83 ID:/Klo1SSH0

唯「デリカシーが無いってことは口に出してないだけで澪ちゃんも普段からそう思ってるんでしょ?」

唯「私は今、ムギちゃんが『臭い』という『事実』の話をしているんだけど」

唯「その『事実』の話をよせということは澪ちゃんもその『事実』に気づいているということだよね」

唯「そしてそれを『デリカシー』と言い切ることはその『事実』を『悪い』と思っているわけだよね?」

唯「自分の中で悪いと思っているということはそれはムギちゃんの体臭に『迷惑』している。ということだよね?」

唯「つまり澪ちゃんは普段から真面目ぶってそういう事を嫌う割には心の中ではムギちゃんに嫌気がさしているということだね」

澪「そ、そんなことは…」


11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 18:32:18.71 ID:/Klo1SSH0

唯「どう思う?ムギちゃん」

紬「どうって…」

唯「私はムギちゃんが『臭い』という話を
していて、それについて悪いとでも迷惑だということは一言も言っていないよね」

唯「私はただ、『ムギちゃんが臭い』とだけしか言っていない。」

唯「それは正直な私の気持ちであり心の底から出た意見だからちゃんと受け止めてほしいと思ったわけ」

紬「はい…」

唯「これからの改善とか、みんなで協力していこうとかそういうことを考えていこうと思ったわけです!」

唯「ムギちゃんは同じけいおん部の仲間だし、今までもこれからも仲良くやっていきたいからね」

唯「臭いくらいじゃ縁は切らないよ。誰かさんと違って」

澪「縁を切るってなんだよ!私はそんな事一言も言ってないだろ!」

唯「はぁ…」

澪「なんだよォ!」

唯「さっきも言った通り、澪ちゃんは口に出さないだけで心の中で不満を持っている事は分かっているし、たとえ口に出さないとしても態度でバレバレだよ」

唯「人が何を思っているかなんて、言葉だけでしか分からないわけじゃないよ」

唯「その人の行動、仕草、態度、表情とか色々なことで分かるんだよね」


13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 18:36:09.21 ID:/Klo1SSH0

澪「そんなものに証拠なんてないだろ!全部お前の思い込みだッ!」

澪「そうだろ!律ッ!ムギィ!」

律「…………」

紬「ごめんなさい澪ちゃん…」

紬「私には澪ちゃんのいう事が誤魔化しにしか見えないわ…」

唯「澪ちゃん。こういう複雑な物事でなにも『証拠』だとか『確証』なんてものはいらないんだよ」

唯「私はこう思う。それで充分なんだよ」

澪「ふざけるなよ唯ッ!お前が何を言っているのか全く分からないぞーッ!」


18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 18:45:29.25 ID:/Klo1SSH0

紬「何を言っているのか分からないのは澪ちゃんの方よ」

紬「正直に言ってほしいわ…」

紬「私は自分が腋臭なのも分かっていたしそのことを気にして色々してるのよ」

紬「みんなに迷惑なんじゃないか。とか色々考えながら常に生活しているわ」

紬「唯ちゃんやりっちゃん見たいに正直に
言ってくれるのは嬉しいわ」

紬「勿論少しは傷つくけれども、『理解しあえる』ことは何よりも嬉しいことなの」

紬「そうやって理解してもらうことによって配慮とか協力とかしてもらえる。そういうことが友情だって私は思っているの」

紬「勿論、不満を持つのも分かるわ。それは仕方がないことよ」

紬「だけど、だけど澪ちゃんなら…理解してくれると思ってたわ…」ポロポロ

律「ムギ…泣くなよ…私達がついているから…」

律「私達が、さ…」



19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 18:46:08.76 ID:/Klo1SSH0

律は唯を一瞬見るとムギの肩を優しく撫でた。
この私達にはたして私、秋山澪は入っているのだろうか…?
きっと、いや、絶対に入っていないからだろう。
私はこのけいおん部員達と友情を感じていた。
中学からの付き合いの律とはかなり深い中だと思っていた。
人とコミュニケーションをとることを考えると震えてしまうのはなぜだろう…
それは私の人との付き合いが下手だからだ。
そんな中でも必死にやりくりして出来たこの友達とも、今こうやって簡単に崩れてしまったのだ。
この秋山澪が何をしただろうか…?
唯のストレートすぎる発言にムギの事を「思って」助けようとカバー発言をしただけ。
たったそれだけだった。
それがなぜ、一瞬の内に壊され、友情が崩壊してしまったのか
それは、分かる。
確かに分かる。
悪意を持ち、私を陥れようとしていることが確かに分かる!


20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 18:49:29.00 ID:/Klo1SSH0

ガタッ

バアアァーンン!!

澪「YUIIIIIIIIIIIIIIIIIッ!!!!!!」

唯「何かなァ?澪ちゃァ~ン」

ドドドドドドドドドドドドドドド

唯「随分と気安く人の名前を呼んでくれるジャないのォ~!」

唯「その思いっきり握りしめた拳で何をするつもりかなァ?」

律「唯!煽るなよ!コイツマジギレしてるぞッ!」

紬「やめてよ二人とも!」



21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 18:53:17.42 ID:/Klo1SSH0

澪「低脳なテメェにはこの拳で何をするのか分からないだろうなァ~!」

澪「この拳はッ!!」

澪「こう使うんだよッ!!!」バッ

唯「フン」シャッ

澪「な…」

唯「あのねェ澪ちゃん」

唯「私が言っているのは澪ちゃんが『最終的』に何をするのか分からないだけで予想はつくんだよねェ~!」

唯「随分と人を馬鹿にしてくれるけど、ダメージを受けてるのは澪ちゃんの方だよねェ~プププwww」

澪「もう怒ったぞッ!!許さん唯ッ!!」

澪「すばしっこさに自信があるみてぇだが当たるまでブン殴ってやるッ!」




23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 18:54:45.48 ID:/Klo1SSH0

紬「やめんかアァーーーーッ!!!」ガシャーン

紬「やめろ澪ッ!!!」ガシッ

律「片手で髪の毛を掴んで持ち上げやがった…」

澪「痛い痛い痛いッ!やめてくれムギィ~!」

唯「アハハハww澪ちゃんダサ~ww」



25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 18:57:50.96 ID:/Klo1SSH0



律「お前、すげえな…」

唯「うん。これで計画に邪魔な澪ちゃんを排除させたね」

唯「ムギちゃんをさりげなくいじめる作戦!」

唯「ムギちゃんは正直に言ってくれて嬉しいなんて言っていたけど本当は傷ついているはずだよ」

唯「あの時は敵が私達では無く、澪ちゃんと標的が変わったから悲しみが緩和されただけで、本当は腑に落ちないだろうね」



27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 19:01:19.53 ID:/Klo1SSH0

律「流石プロだな…ついていくしかない…」

唯「私は数ある人間の種類の中でも『金持ち』っていうのが大嫌いなんだよなァ」

唯「精神的に常に余裕があって、常に無意識に他人を見下して、苦痛や悩みや願望が特に無い」

唯「そしてその願望というのが『普通の人と同じ事をしたい』とか『庶民的なことをやってみたい』とかだからシャクにさわるぜェ…」

唯「ハッキリいってなくても遠回しにこう言っていることは確かだし、人を『普通の人』とか言っている時点で自分を特別だと思っているからね」

唯「精神は豚そのものだよ。汚い豚にね」

律「見た目も豚みたいだからなw」

唯「アハハww確かにww」


31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 19:07:36.24 ID:/Klo1SSH0

唯「そして次に嫌いなのが『偽善者』なんだよなァ」

唯「この偽善者とかいう奴はとにかく厄介でしょうがない」

唯「誰かを嫌い。とかいう話をしていても「そうかなぁ」とかどっちつかずの意見を出す。」

唯「同意してしまえばその本人に対して陰口を言ったことになるし、そうじゃない。と言ったら嫌われるかもしれない」

唯「こういう『自分は悪いことをしたくない』と思っている半端者は大嫌いなんだよ」

唯「見ているだけで腹が立つね」

律「まぁ、澪はコミュニケーションが苦手だから許してやれよ」

唯「苦手なのに出しゃばってくるから仕方ないよ。苦手なら黙ってればいいのに」

唯「だから計画上、邪魔な澪ちゃんは早めにリタイアさせた方がいい」

唯「もう澪ちゃんが何を言ってもムギちゃんの心には響かない。」

唯「普段からの半端者こそ信用されない人間なんだよね」


32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 19:09:09.94 ID:/Klo1SSH0

澪「聞いてしまったッ!」

澪「この澪は聞いてしまったぞッ!」

澪「なんて奴らだッ!ムギをいじめようなんてッ!」

澪「それも単純ないじりなどでは無く、なんと計画性のあるいじめなんだッ!」

澪「許さないぞ唯ッ!それと律もッ!」

澪「ムギは私が守るッッ!!!」ドーン



35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 19:10:43.95 ID:/Klo1SSH0

澪(とは言っても今日のことは大きい…)

澪(もう私が何を言ってもムギは信用しないだろうなァ…)

澪(ちくしょう!唯のやつめ!)

澪「唯の奴めェーーーーッ!!!」ドタドタ

澪母「どうしたの澪ちゃん!」

澪「なんでもないよママァ…」


36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 19:13:09.66 ID:/Klo1SSH0

それから9ヶ月がたった…!
あのクソ熱い夏でも唯は周到に地味な嫌がらせをし、あの綺麗な秋でも(私の苗字になってるぞ!)ムギの事をいじめていた!
そしてメチャクチャに寒かった冬もさりげなくいじめていたッ!
そして私達は二年生ッ!
私は部活で孤立しているが希望があるのだッ!
たった「一つ」の希望がッ!!


38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 19:16:10.10 ID:/Klo1SSH0

唯「新入生の勧誘しなきゃねェ~」

律「そうだなァ~もう二年生だもんなァ~」

紬「どんな子が来るのか楽しみね!」

澪「あ、私ポスター作ったんだ!」

唯「へー澪ちゃんってそういう地道な事して信用を取り戻そうとしているんだね」

紬「………」

澪「そんなんじゃないよッ!」

澪(腹が立つ…!唯はやっぱり私の行動の一つ一つを妨害してくるッ!)

唯「じゃあ配りに行こうか!」

律「そうだな!」

唯「じゃあ澪ちゃんポスター分けてよ」パシッ

澪「あっ」

澪(半分以上も持って行きやがった!)


40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 19:17:55.36 ID:On/boAOC0

ころしたくなるなこれ


41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 19:18:02.79 ID:nDxilKg30

この唯は確実に友達がいない


42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 19:18:09.70 ID:/Klo1SSH0

唯「私達はあっちで配ってくるね」

澪「あ、うん…」

唯「いこっ!りっちゃんムギちゃん」

律「おう!」

紬「そうね」

澪(また一人か…)

澪(いや、いいんだ。ムギを守る為だ)

澪「けいおん部でェ~す」



43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 19:20:13.19 ID:/Klo1SSH0

そう!私の希望とは新しい部員のことッ!
今、孤立している私に新入部員がくれば味方がつくッ!
できれば二人か三人は欲しい所ッ!
新入部員に唯と律のいじめを目撃させ、私の味方にしてムギを助けるぞッ!
だからここで入ってくれなきゃ困るんだッ!


44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 19:23:23.48 ID:/Klo1SSH0

澪「ふーとりあえず配り終えたぞ」

澪「ん、あのゴミ箱…」

澪「ッ!!!!!」

そこには私が徹夜で作成したポスターが束になって捨てられていたッ!

澪(さっき配った子達か?)

澪(いや違うッ!量が圧倒的に多い!)

澪(唯は3分の2は持っていっている!つまり唯が捨てたんだッ!!)

澪(そうかッ!流石に唯も馬鹿じゃない。新入部員がきっと自分達の不利な存在になることをしっかりと分かっていて勧誘を妨害しているんだッ!!)

澪(唯め…!ちくしょうがッ!!)


46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 19:26:51.15 ID:/Klo1SSH0

唯(澪ちゃんの考えは分かるよォ~新入部員を味方につける気なんだね)

唯(そんなことさせるわけないじゃな~い)

唯「いやーこのケーキおいしいねムギちゃん」

紬「そう?ありがとう!このケーキ屋は私も大好きなの!」

唯「いくらくらいするの?」

紬「えーそうねぇ。このケーキは一つ2000円くらいかしら」

律「うへぇ。45°だからホール丸々買うとしたら16000円もするのかよォ!」

律「DS買えるじゃねーか」

唯「そんな高いケーキをわざわざ庶民の
私達にご馳走してくれてありがとー!」

律「ありがとー!」

紬「どういたしましてー」


48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 19:32:00.16 ID:/Klo1SSH0

唯「それにしてもやっぱり余裕があるんだねェ~」

唯「これを日曜除いた毎日、26、7日毎日持ってきてるだから凄いよねぇー」

唯「4人分で8000円だから21万6000円も月に使ってるんだね」

唯「月に21万円もあれば服もギターも色々買えるよねぇ~いいなムギちゃんは」

紬「えへへ…そうかしら」

ガチャリ

唯「おかえり澪ちゃんー」

澪「配り終えるの早かったんだな」

唯「うん。澪ちゃんみたいにコミュニケーションが下手じゃないからね」



49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 19:35:07.35 ID:/Klo1SSH0

澪「それで、ケーキを食べてるのか」

紬「ごめんなさい澪ちゃん…」

律「気にすることないよムギ。あいつが遅いんだからさ」

澪「うん。私も別に気にしてないよ」



50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 19:39:18.65 ID:/Klo1SSH0

澪(どうすればいいッ!常に唯のペース、唯の思い通りに物事が進んでいるッ!)

この澪は一度、ムギ本人に言ってしまおうか。と考えたことがある。
しかし、本人に言った所で信じてもらえないだろうし、逆恨みに思われてしまうだろ。
そして用心深い唯のことだから、「澪ちゃんが変な事を言っても信じるな」とかなんとかあらかじめ言っているに違いない。
その状態で真実を話しても信用が余計無くなるだけである。
徐々に信用を取り戻しながら、新入部員を味方につけて、真実を明かそう。
と思っている。


51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 19:42:50.21 ID:/Klo1SSH0

だがッ!そんな後ろ向きの澪についに希望が現れたッ!!!

梓「見学に来た中野梓です」

唯「んーこんにちは」

澪「いらッしゃァーーーいッ!!!!」

梓「えっ」ビクッ

澪(しまった!テンションが上がってしまった!)

澪「じゃ、座って」

梓「はい」


52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 19:48:34.49 ID:/Klo1SSH0

紬「お茶どうぞー」コポコポ

梓「この部室にはティーセットがあるんですね」

律「それが特徴だからな!」

澪「じゃあ自己紹介するか」

澪「私は秋山澪。担当はベース」

律「私は田井中律。担当はドラムだよん」

唯「私は平沢唯と申します!担当はギターでございます!」

紬「唯ちゃんったら丁寧なのねww」

紬「私は琴吹紬です。みんなからはムギって呼ばれているわ。あ、担当はキーボードね」

梓「なるほどー。」

紬「じゃあ演奏しましょうか」

澪「そうだな」

唯「そうだね」

律「よっしゃー!」


53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 19:50:20.40 ID:/Klo1SSH0

澪(唯の奴…!妨害をしてこないな…!)

澪(やっぱり用心深い!妨害すれば入ってくることは無くなるだろうけど「もし」!それでも入ってくることになったら、部活での自分の信用が落ちてしまう。そのもしを考えて妨害してこないわけか)

澪(だが妨害しないということはこの子は入るぞ!)



54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 19:54:54.28 ID:/Klo1SSH0

唯(私の計画は完璧だッ!)

唯(私は澪ちゃんには負けない!)


そして数日後

梓「入部します!」

澪「おおー!梓入ってくれたんだな!」

梓「はい!澪先輩かっこいいですし」

澪(グッド!!)


57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 19:58:14.37 ID:/Klo1SSH0

紬「はい、ケーキ」

梓「うわーおいしそー」

唯「いやームギちゃんはやっぱ凄いですねー」

唯「私達みたいな庶民にありがとーございますぅー」


60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 20:02:52.39 ID:/Klo1SSH0

唯「それにしてもムギちゃん今日ちょっと臭うね」

梓「えっ」

紬「そ、そう?ごめんなさい…」

唯「あーあずにゃん。ムギちゃんワキガでさーちょっぴり臭うでしょ?」

梓「そんなことハッキリいうんですか?」

唯「ムギちゃんは正直に言ってほしいんだよね?」

紬「う、うん…」



61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 20:05:48.11 ID:/Klo1SSH0

澪(よし!いいぞ!いじめを見せつけて放課後梓を味方にしよう!)

梓「それっていじめですよ」

唯「え」

律「え」

澪「え」

梓「ほら、ムギ先輩嫌な顔してるじゃないですか」

梓「どうなんですか?ムギ先輩」

ムギ「ええ…正直前から思ってるけど唯ちゃんとりっちゃんはちょっと言葉がキツいと思うわ…」

梓「ほら、そうじゃないですか」

澪(ええええ??そうなるかぁ?)

ムギ「私帰るわね…」

唯「あっ!待ってムギちゃん!」


62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 20:06:33.36 ID:/Klo1SSH0

梓「先輩達最低ですよ。ムギ先輩はずっと耐えてきたんですよ?」

唯「……」

律「……」

澪(すげーコイツ)



63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 20:07:50.47 ID:/Klo1SSH0

次の日

憂「お姉チャーん!電話きてるよー」

憂「琴吹さんだってェー」

唯「どうしよう…」

唯「ムギちゃんをイジメぬいてたら親御さんから連絡来ちゃった…」



68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 20:18:13.31 ID:MKX9k7jT0

もっと池沼を痛めつけろよ


72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 20:21:18.99 ID:MKX9k7jT0

むぎちゃんはいいにおい
やさしい紅茶のにおい


74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/26(月) 20:46:57.23 ID:aQ9W+iKI0

池沼が社会的抹殺されるのはマダー


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